椎名誠のレビュー一覧

  • 海を見にいく(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

    Posted by ブクログ

    反則だろ。
    ヘミングウェイにダイキリ
    CWニコルに斧
    北海道の熊に鮭
    椎名誠に海

    くそーーーっと思いつつ、気持ちよく負けてやる一冊

    0
    2010年06月08日
  • かえっていく場所

    Posted by ブクログ

    この方の著作は半分も読んでいませんが、細々と読み続けてきたので、思いいれがあります。この本は正直衝撃的でした。自分的には名著です。

    0
    2010年05月28日
  • 菜の花物語

    Posted by ブクログ

    『美しく、悲しく、暖かい』


    椎名誠の私小説世界は一時、
    黄金の輝きを見せたと思う。

    センチメンタルではあるが、弱くはない。
    虚構ではあるが、嘘ではない。

    1枚ずつ丁寧に収められた家族のアルバムを眺めるように、
    そこには切なく、愛おしい時間が流れる。

    特にこの本で描かれた東北の医者宅での
    夕餉はしみじみと美しく、悲しく、暖かい。

    個人的には椎名誠私小説のベスト。

    もうすぐ35歳を迎える今、また読み返してみたい。

    0
    2010年05月06日
  • ねじのかいてん

    Posted by ブクログ

    SF?短編集。
    真面目なのか冗談なのか、わからないけれど確実に面白い文章。
    「パンツをはいたウルトラマン」とかね、
    絶対タイトルからしてふざけてるんだけれど、
    なぜか哀愁のようなものが漂ってきてほろリとさせられます。
    一番好きなのは「水域」。
    ありそうでないような不思議な世界を彷徨う男の話。
    その世界に一人だけという孤独と恐怖をありありと感じる。
    これが元になった長編があるそうです。
    今度読んでみなければ・・・。

    0
    2010年05月01日
  • 続・岳物語

    Posted by ブクログ

    岳物語の続編。
    前作では小学生の低学年だったが、高学年になっていた。

    岳少年のような子供になって欲しい。
    長男が生まれる前から、自分が理想とする息子像だ。
    そして今息子は小学1年。
    学校の宿題、友達との遊ぶ時間、帰宅時間、就寝時間など
    妻も自分も細かいことを注意している。

    椎名誠のように、余裕を持たなくては・・・
    と言うことは理解しているんだが難しい。

    0
    2010年02月03日
  • 地球どこでも不思議旅

    Posted by ブクログ

    「日本代表の麺は果たしてなんになるのか」

    本場ものの真実を追求して高松にやって来た。



    『地球どこでも不思議旅』(椎名誠著 集英社文庫)



    「うどんとソーメンの真実追求コンバット・ツアー」を敢行するために

    P・タカハシ氏。野沢ひろし氏。ヤマコーこと山本皓一氏の参加者が集められた。

    このツアーの案内役は、高松出身の山本氏。


    探検を始める前はいつもこんな調子。


    ユーモアが混じった軽快な文章は

    これから始まるコンバット・ツアーの先行きを

    暗示しているよう。


    岡山から(ウタカ連絡線)に乗り高松を目指して出港する前に

    早くも連絡線ウドンを2杯ずつ食べて(ウドン連絡線)などと

    ダジャレを飛ばして

    面白おかしく、くだくだ言っている。


    これだから、読み出したらとまらない。

    0
    2009年10月16日
  • 時にはうどんのように

    Posted by ブクログ

    毎度おなじみ、椎名さんのエッセイ集。

    今回の【時にはうどんのように】は1994年〜1995年にかけて週刊文春で連載されたものだ。

    最近は毎週のように文春を買うことはないが、4月23日号の時点でいまだに連載しているこの【風まか

    せ赤マント】は933回を迎えた。スゴイなしかし。椎名さんの場合、長期で海外に探検にいくこともあ

    るだろうし、日本中を飛び回っている人なので毎週の〆切りはすごいと思う。時には何本分も書き溜めて

    旅に出ることもあるのだろうけど、すごい。すごいすごいとしつこいか。

    この【時にはうどんのように】の1本目のエッセイが「222回記念」というタイトルで連載222回目

    を迎えたことを書いている。それから712週?(4月26日現在)が過ぎた。クオリティは落ちるどこ

    ろかますますキレとコクが増している。

    さて、【時にはうどんのように】に納められたエッセイは言うまでもなくどれも面白い。個人的なお気に

    入りは【東北ナメンナヨ旅】【駅裏路地裏裏ラーメンの謎】あたり。

    で、以前から言っているように椎名さんのつけるタイトルに僕はいつも惚れる。前回紹介した【ネコの亡

    命】は、本文にそのくだりが1行程度出てきただけであったが、今回の【時にはうどんのように】に関し

    ては、本篇で一切触れられることすらない。

    あとがきに「うどんになれるものならなってみたい」とあるだけ(笑)。そして続けてあとがきの中で椎

    名さんは語る。※以下、あとがきより抜粋

    『ところで、本書がなぜこのような書名なのか、「本文を読んでもそれに該当するところ明確に摑めず、

    甚だ困惑しておる」などという指摘がなされるかもしれないが、もうすっかり気分をうどんにしてしまっ

    た著者は、すでに何も考えるちからをもたずひたすらのたりのらくらするだけでそのことにはこたえるこ

    とができないのである』

    さすが椎名さん。理由なんていらないよね。うどんになりたい気分だったんですもんね。

    0
    2009年10月04日
  • ネコの亡命

    Posted by ブクログ

    やはり、何度読んでも椎名誠のエッセイは面白いな〜と思える作品。

    ちなみにタイトルの【ネコの亡命】は、本文中に少しだけ触れられる程度であって、このエッセイ集はほ

    とんどネコのことなど書いていない。そこがまた椎名誠らしくていいなぁ。

    久しぶりに本を開いて1行目から笑った。タイトルは「野シャブ三昧」。けして怪しい話ではなくて、北

    海道の別荘で野菜シャブシャブをしたという話である。

    僕が椎名誠のエッセイを読んでいつも感心するのは、タイトルのつけ方だ。僕は本当にキャッチコピーと

    か、タイトルとか、ネーミングとかのつけ方センスがない人種なのでいつも椎名誠の本を手に取るたび

    に、いいな、すごいセンスだな、と指を咥えて羨ましがる習慣がついている。

    この【ネコの亡命】【野シャブ三昧】を含め、そのほかにも【なめこの朝】【牛丼的な一日】【大日本ゴ

    ミ出し問題】【どっちがエライか】【さめざめと泣く女】【新幹線悶々苛々男】【にっぽんの夏 醤油の

    夏】など、タイトルを見ただけでなぜだか興味をそそられるエッセイが目白押しなのだ。

    このタイトルを見ただけでは内容がわからないので興味を引く、という点がミソだ。普通のタイトルで内

    容がわからないのでは、そのエッセイ自体に興味を持ってもらえず読まれない可能性が高いのだが、なん

    だか気になるタイトルで目を引く、関心を惹きつけるというのは作家としてなくてはならない力量のひと

    つだと思う。

    で、肝心のエッセイの内容は言わずもがなで面白い。相変らずの旅三昧。先日ここで紹介した国井律子も

    そうだが、旅っていいなぁ、憧れるなぁと思うこと間違いない。そして自分も旅に出たくなる。

    カメラを抱えて旅に出て、文章を綴っていく。そんな生活に憧れを抱きつつも、まだまだそんなことは出

    来ない自分の力量を嘆きつついつかは・・・と思う今日この頃でした。

    0
    2009年10月04日
  • わしらは怪しい探険隊

    Posted by ブクログ

    椎名誠氏の旅行記、怪しい探検隊シリーズ第一弾『わしらは怪しい探検隊』を再読しました。先日『わしらは怪しい雑魚釣り隊』を読み、本棚に収めたときにこの本が見あたらなかったため「ひょっとしてこの記念すべき第一書を読んでいないのではないか?読んでいないのならスグにも読みなさい。兎に角、即、確認すべし!」というとんでもない疑いを持つに至り、即購入したものだ。
    書き出しを読んでみる。

    「神島にしようじゃないの」
    と、その年の夏、陰気な小安は早くも二級酒四合をぐびりぐびりと飲み干し、板わさ、もつの煮込み、もろきゅう、といったところをあらかたつつきおわったところでぼそぼそと陰気に言った。

    おぉ!この書き出し、覚えがあります。やっぱり読んでいた。どういう経緯でこの本が本棚から消えてしまったかは謎のままである。しかし、こうして手に入ったのだから良いのだ。折角だからもう一度読み直すのだ、ということで再読しました。やはり素晴らしい。うひひ、うひひと笑いながら一気に読んでしまった。
    この本は「東ケト会」(東日本何でもケトばす会)の名を日本全国に知らしめた記念碑的第一書なのである。怪しい探検隊シリーズのすべてはここから始まったのだ。
    「東ケト会」=「怪しい探検隊」とは、日本の離島やキャンプ地にテントで宿泊し焚き火宴会を行うことを主たる活動とする、椎名誠を中心とした私的なサークルの名称である。本書177Pによると、当時の構成メンバーは隊長(椎名誠)、炊事班長(沢野ひとし)、にごり目、陰気な小安、木村せんせい(木村晋介)、長老(山森俊彦)、依田セーネン、ユー玉、フジケン、釜たきメグロ(目黒考二)であったようだ。ちなみに「怪しい探検隊」は後年、参加者が高齢化し自由な活動ができなくなったことを原因として、写真家の中村征夫、カヌーイストの野田知佑といったメンバーが強力メンバーを加えるなど大幅にメンバーが入れ替わり「第二次怪しい探検隊」として「いやはや隊」に発展的解消。さらに二〇〇〇年代に入っては釣りジャーナリストの齋藤海仁らをメンバーとした「第三次あやしい探検隊」として「怪しい雑魚釣り隊」に変遷している。

    0
    2009年10月07日
  • ひるめしのもんだい(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

    Posted by ブクログ

    椎名 誠の【ひるめしのもんだい】を読んだ。

    懐かしき我が青春の椎名 誠である。懐かしいって言っちゃ失礼か。

    なにを隠そう僕は高校二年生の時に椎名 誠の【インドでわしも考えた】という本を読んで、「物書き」

    という職業をはじめて意識し、「作家」になりたい!と思ったのである。

    いうなれば今こうして、つまづき、転がりながらも夢を追っているきっかけが椎名 誠なのだ。

    椎名流に言えば「ズバズべギンギラ光線」にあっという間にやられてしまったわけです。

    この【ひるめしのもんだい】は1990年の1月〜12月まで週刊文春に連載されたエッセイ。ちなみ

    に椎名さんは今現在も週刊文春に【風まかせ赤マント】というエッセイを連載中である。

    なんなんでしょうかね?この人の独特な着眼点は。よくそんなことに目が行って、そんなこと考えられる

    なぁと感心しきりでございます。

    表題作の「ひるめしのもんだい」は僕らのようなサラリーマンにはとても笑える内容。「何時頃、どこで

    何を食うか」という問題を真剣に語るのである。

    まず、目の前に「生蕎麦」という暖簾をさげた蕎麦屋があったとするとそこにひとりで入るという事が難

    しいと言う。知らない店だからどんな味なのかわからないと言うのだ。そしてふと交差点の先を見ると向

    こうにも「更科」などと書いた蕎麦屋が見えたりする。以下本文より抜粋。

    『―どうもこの店よりもあっちの方がうまいのではないか、とそこでフト思う。フト思いつつ目の前の店

    を眺め、再び更科の方を眺めると、もう圧倒的にむこうの方がうまそうに思えてくる。交差点を渡り、更

    科そばの前にやってくると、どうもそこは客の気配がない。さっきの店の方がざわついていて活気があっ

    た。客がいない、というのはつまりここはおいしくない、ということではないのか。あまり客がこないの

    で、来週あたり店をたたんで長野の実家に帰ろうとしているのではあるまいか―。疑心はすばやく暗鬼を

    誘い込み、その店の奥でいま丁度店をたたむ打ち合わせをしているところではないか、などと思えてく

    る。フト、舗道のすこし先を見ると焼き肉屋の看板が見える。そうか焼き肉定食という手もあった

    な・・・と思う。あったかーいゴハンに、焼けたばかりのカルビ、ロースなどを特製タレにたっぷりつけ

    てフハフハ言いつつ食べていくのも、平凡な日々の昼食としてはかなり充実したものではないか―とフト

    思う。とにかく店の前まで行ってみようと歩いていくと、その隣に「スパゲティ」の文字がチラリと見え

    る。―そうだなあ、昼間から一人でビールも飲まず焼き肉定食を食べている、などというのもわびしいな

    あ、と思い、方針を急遽スパゲティの方向に切り換えてそのドアをあけようとすると、ガラスごしに中に

    高校生ぐらいの女の子が七、八人、わあわあ言いながら食べているところが見える。この手のけたたまし

    さの中でスパゲティを食べるのはたまらない。やはり中年は中年らしく、「生蕎麦」の方でおとなしくう

    つむいて「モリソバ二枚」などを食べ、静かに「ハアーッ」とため息などついているべきかもしれない。

    そう思って振り返るのだが、もうさっきの店からずいぶん遠くまで来てしまっているのに気づくのだ。気

    がついた時はああふるさとはあんなはるか・・・、という心境で、なんだか自分はとりかえしのつかない

    ことをしてしまったような気になる。』

    わかる、わかるよ、椎名さん。思わず笑ってしまいつつも、思えば僕だっていつもラーメンにするか蕎麦

    にするか、吉野家に行くか、はたまたカップラーメンで済まそうかホカ弁にしようか迷うのだ。

    そんな日常のシーンが椎名さんの手にかかれば見事な椎名ワールドに変貌を遂げていくのだ。

    他にもラーメン屋などによく飾られている芸能人のサインについて考察する「色紙エレジー」や、どうぞ、

    どうぞと気を使い合う「全日本おしゃく問題」など抱腹絶倒のエッセイが満載の作品であった。

    いや〜椎名さん、やっぱりあんたは最高ですよ。久しぶりに【わしら怪しい探検隊】シリーズ(椎名誠と

    その仲間たちが繰り出す旅のエッセイ集)が読みたい気分になりました。

    0
    2009年10月04日
  • 風の道 雲の旅

    Posted by ブクログ

    高校生の時に通学バスの中で読んだ一冊。
    これが最後の本でした。

    今までの形式を踏まえて、写真と文章でリアルに物事を書いています。読んでいて実際に情景が浮かんでくる程です。
    探検記の中では椎名さんの集大成とも言えるでしょう。

    とても良い本なので、詳しい内容は敢えて教えません。
    実際に買って読んでみて下さい。

    0
    2009年10月04日
  • フィルム旅芸人の記録

    Posted by ブクログ

    本気で好きな事をやってる大人だなぁとわくわくします。
    行動力と度胸と人柄もろもろ凄く尊敬します。
    日記なんですが、最後の方になると感動でぐっときます。
    すごくいい。

    0
    2009年10月04日
  • 雨がやんだら(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

    Posted by ブクログ

    淡々と綴られる少女の日記を通して知る、雨にゆっくりと浸食されていく人々の生活に、静かに恐怖と悲しさを覚えた。

    0
    2009年10月04日
  • ハマボウフウの花や風

    Posted by ブクログ

    いい具合に働けている時の充実した気分が感じられました。さわやか。
    あとなんかいい感じにちょっと悲しくなります。

    0
    2009年10月04日
  • はるさきのへび

    Posted by ブクログ

    最後まで読んで「はるさきのへび」というタイトルに納得。のんびりと、どこかあたたかい気分になりました。
    結婚まもなく、子供が産まれた時を母親視点から、さらに子供が産まれてから20年後、それぞれの三編からなる私小説。

    0
    2009年10月04日
  • むははは日記

    Posted by ブクログ

    80年代前後の椎名さん、あるいは当時書かれていた小説の出来方や、テレビ出演逃亡に関することなど、イキオイのある文体で書かれた元気なエッセイ。
    昔の雑誌の書評など既に休刊になったものも多いが、カナリ辛口に評価されていて、椎名さんらしいさがとても出ている。
    「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」とあわせて読むと尚良し。

    0
    2009年10月04日
  • アド・バード

    Posted by ブクログ

    2007.11.13 殺伐とした世界なのに、何故かほのぼのとしているのが不思議です。空と海が青いって幸せ。

    0
    2020年07月28日
  • 麦の道

    Posted by ブクログ

    すごく良い本に出会えた気がします。作者の自伝だそうですがこんな光景今ではあんまりないですよね。麦の道というタイトルも読んだ後思うとすごく雰囲気に合ってます。7.30

    0
    2009年10月04日
  • ハマボウフウの花や風

    Posted by ブクログ

    手当たり次第に椎名さんを読んでるけど、これはSFともエッセーとも違って、温かい普通の小説。エッセーに書かれていた実話とリンクする部分があって、小説にも一部真実があるからこそ面白いんだろうなと思った。表題作も、主人公がいつもメッセンジャーで、この波乱万丈を経た友情が続いているのって温かいし、「倉庫作業員」のほんわりした幸せも温かい。

    0
    2009年10月04日
  • 続・岳物語

    Posted by ブクログ

    ホントシーナ親子カッコイイなって思う。
    それで私の知り合いのおじさんを思い出す。かっこいいオトコだな!!

    0
    2009年10月04日