もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

775円 (税込)

3pt

4.0

本を読まないと禁断症状が出てしまうほどの活字中毒者「めぐろ・こおじ」を味噌蔵に閉じ込めてしまう小説「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」。本を失った活字中毒者は一体どうなってしまうのか。表題作の小説から始まり、作家椎名誠が出版業界や各雑誌について辛口コメントを展開。
本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。

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もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    十何年か前に
    単行本で読んで
    「いゃあ 快感だったなぁ」
    という記憶だけが残っている

    そし この度
    文庫の形で読み返してみましたが

    やはり 面白い

    それと 後半の「雑誌」の章(?)が秀逸、
    ほとんどの雑誌が廃刊になってしまった
    今の時代から俯瞰すれば
    ここで紹介されている有名、無名なものの

    0
    2021年08月25日

    Posted by ブクログ

    椎名誠先生の作品はあまり読んだことがなかったけれど、内容が面白くてあっという間に読み終えてしまいました。それにしても、もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵なんていうタイトル、凡人にはとても思いつきません。

    0
    2017年07月30日

    Posted by ブクログ

    コアな椎名ファン、本の雑誌ファンが読む本。モデルとなった目黒さんは発刊後しばらく、[エポキシの人でしょ?」とささやかれたらしい。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前線で学徒兵が読むものがなくて薬瓶の細かい文字を繰り返し読んだというエピソードから表題作は発想したのだろうか/『本の雑誌』という外に職のあるものが無給で編集していた季刊誌の6号に椎名が書いた原稿が目黒(発行人)にボツにされた(編集長は椎名)恨みの意趣返しであるが、大人気のためにこの文庫版の「解説」で

    0
    2023年10月27日

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