クリーク・アンド・リバー社作品一覧
-
4.5あのお方が……セノーデル辺境伯様! こんなに素敵な方の妻になれるなんて…。 「不義の子」と父親に娘としてすら認められず、使用人以上に酷使され満足に食事も与えられなかったシェリル。そんな彼女に届いた一通の手紙。 私を選んでくれた唯一の人。私に愛を注いでくれる人。もうすぐ心温かなセノーデル辺境伯様に会える! そう思っていたのに……。 「いったいお前は誰だ!?」 アマゾナイトノベルズで人気の『間違いで求婚された女は一年後離縁される』を、ほいっぷくりーむ先生がコミカライズ! ※【完全版】1には第1~5話が収録されています。
-
5.0
-
4.2自分でも社畜と認めるくらい忙しい毎日を過ごしていたら、四年付き合った恋人に浮気されていた三上白(みかみしろ)。 うまくいかない人生に嘆き、べろべろに酔っぱらい自宅に辿り着いたはずが、ひどい眩暈に襲われて気づくとどこかの路地裏にいて……!? 目を覚ますと、見知らぬ部屋のベッドに寝かされていたシロ。 ダリウス・ファブレと名乗る、外国人らしき男に助けられていたらしいが、寝ぼけて彼を襲った記憶がフラッシュバック……!? 恥ずかしさに追い打ちをかけるように二日酔いの吐き気に襲われ、散々ダリウスに迷惑をかけてしまう。 とにかく帰宅しようとシロは家の外に飛び出すが、そこに広がっていたのは全く見覚えのない街で――。 酔って寝て目が覚めたら、異世界転移してました。 ※【完全版】1には第1~5話が収録されています。
-
-侯爵令嬢ヴィヴィエッタは、婚約者に近づく令嬢をビンタしたところを婚約者である第二王子に見られてしまう。 そのタイミングで、ヴィヴィエッタは日本人だった前世の記憶を思い出す。 このシチュエーション……まさか私っていわゆる悪役令嬢!? このままでは婚約破棄されて破滅してしまう! 異世界転生特有のざまぁ回避を目指そうとしても時すでに遅し。 味方もいない、前世の知識も役に立たない。 「私の人生詰んだ……」と途方に暮れていたところで、殿下に呼び出された——。 悪役令嬢として転生したなら、普通、助けてくれるヒーローがいるのでは?と、諦めつつも期待しながら奮闘する女性の物語。 サクの人気原作ライトノベルを、「双子王子の見分け方」の笠井が構成・キャラクター原案を、クリーク・アンド・リバー社が作画を担当。
-
4.1
-
4.1こんなところ、来るんじゃなかったーー!! 辺境の田舎に住んでる侯爵令嬢のセレスティーネは、社交界にも結婚にも興味がないまま暮らしていた。 美味しいお菓子を食べられる♪♪ そんな不純な動機で珍しく参加した「王室のお茶会」・・・。 実は、第二王子であるベルデの婚約者探しのための会なの!? そんなの聞いてない! どうせ、初めて会った“一卵性双生児”の王子達を見分けられるわけがないし、婚約にも興味もないんだもの、ライバル(?)の令嬢たちの嫌味に堪えながら、王宮を楽しんで帰ろうと決めた矢先ーー え、何? そのまなざし!? アマゾナイトノベルズで人気の『双子王子の見分け方』、笠井先生がコミカライズ! 第1話、配信スタート!
-
2.0侯爵夫人のローレルは、夫のセリウスが仕事と幼馴染の王女ばかりを優先することや、その王女と使用人たちから虐められる日々に疲れていた。結婚して三年が過ぎたある日、唯一の息抜きである魔導書の図書館へ行った帰りに馬車の事故に遭い、ローレルは命を落としてしまった。しかし、気付くと三年前の結婚式を挙げたばかりの頃に回帰していたのだ。 これは女神様から与えられたやりなおしの機会だと思ったローレルは、遠征中で不在のセリウスに別れの手紙と離婚届を残して魔導書の写本師として新しい人生を歩みはじめた。しかし、予定よりも早く遠征から帰ってきたセリウスが取り乱すほどローレルを心配し、ローレルの魔力をたどって探しに来た。前の人生ではローレルに全く興味を示そうとしなかったのに、離婚するつもりはないと言って屋敷に連れ戻そうとする。縋りつくようなセリウスの態度に戸惑うローレルだが、さんざんみじめで悲しい結婚生活を送ってきたローレルの決意は固く――。 これは、夫に別れを告げて新しい人生を歩もうとするローレルと、そんなローレルへの愛に気づいて己の行いを猛省し、ローレルとの関係修復に奮闘するセリウスのすれ違いの恋のお話。
-
4.7
-
-花村莉子と、大人気シンガーソングライター"Cacco"こと花村香子は双子の姉妹。 芸能人になった明るく社交的な姉・香子と対照的に、引っ込み思案で人見知りな莉子。 姉に対するコンプレックスから引きこもりになりるが、香子から無茶ぶりをされて作詞した曲がきっかけで、現在はCaccoの別名義"KK"としてゴーストライターとして作曲をしていた。 そんなある日の夜、突然見知らぬ男性が部屋を訪れる。事情を聴くと、上の階に住む藤堂尊という男性で、弟に締め出されたと勘違いしたとのこと。 翌日、シェフをしているという藤堂がお詫びに手製の弁当を持参してきたが、莉子の顔をみて「顔色が悪い」「不健康だ」と叱ってきて… ※【完全版】1には第1~5話が収録されています。
-
5.0騎士団で薬師として働く平民のオリアナは、二年間交際していた第三騎士団の隊長マイクと別れた。彼が騎士団の掃除メイドであるコリーンと浮気していた上に、彼女を妊娠させたからだ。元カレとその浮気相手が働いている職場で働き続けるのが辛く、オリアナは騎士団を辞め故郷に帰ろうと決意する。 オリアナを指名して二週間に一回、睡眠薬を求めて薬事部を訪れる男爵家子息であり近衛騎士のユリウスに辞めることを伝えたところ、彼は突然オリアナに求婚をしてきたのだ。平民のオリアナは貴族との結婚など想像もしたことがなかったが、いつも寡黙なユリウスからの真摯な愛の言葉に戸惑いつつも、思わずときめいてしまい――。 これは恋人の浮気で傷ついたオリアナが、まっすぐで誠実なユリウスと心を通わせるお話。 電子書籍用の書き下ろしではオリアナとユリウスの「その後」のお話や、マイクとコリーンのその後も追加。
-
3.7こんなところ、来るんじゃなかったーー!! 辺境の田舎に住んでる侯爵令嬢のセレスティーネは、社交界にも結婚にも興味がないまま暮らしていた。 美味しいお菓子を食べられる♪♪ そんな不純な動機で珍しく参加した「王室のお茶会」・・・。 実は、第二王子であるベルデの婚約者探しのための会なの!? そんなの聞いてない! どうせ、初めて会った“一卵性双生児”の王子達を見分けられるわけがないし、婚約にも興味もないんだもの、ライバル(?)の令嬢たちの嫌味に堪えながら、王宮を楽しんで帰ろうと決めた矢先ーー え、何? そのまなざし!? アマゾナイトノベルズで人気の『双子王子の見分け方』、笠井先生がコミカライズ! ※【完全版】1には第1~5話が収録されています。
-
5.0自分でも社畜と認めるくらい忙しい毎日を過ごしていたら、四年付き合った恋人に浮気されていた三上白(みかみしろ)。 うまくいかない人生に嘆き、べろべろに酔っぱらい自宅に辿り着いたはずが、ひどい眩暈に襲われて気づくとどこかの路地裏にいて……!? 目を覚ますと、見知らぬ部屋のベッドに寝かされていたシロ。 ダリウス・ファブレと名乗る、外国人らしき男に助けられていたらしいが、寝ぼけて彼を襲った記憶がフラッシュバック……!? 恥ずかしさに追い打ちをかけるように二日酔いの吐き気に襲われ、散々ダリウスに迷惑をかけてしまう。 とにかく帰宅しようとシロは家の外に飛び出すが、そこに広がっていたのは全く見覚えのない街で――。 酔って寝て目が覚めたら、異世界転移してました。
-
5.0結局、この世界でも私はいらない子なのだとわかって、泣いた――。 家族から不用品扱いされていたニコは、ある日、女子高生と一緒に異世界に召喚された。 鑑定魔法の結果、ニコは聖女である女子高生の“おまけ”だったので、ここでも……と、失望したニコ。 異世界ではローデンヴァルト侯爵家の後見を受けて生活するうち、ニコは彼らの温かさに気づく。特に侯爵の孫であるアロイス様はニコに優しかった。 スマホも与えられず友人もいなかったニコは、聖女の結界修復の旅に同道しているアロイス様が旅先から送ってくれる手紙を楽しみに待つようになった。初めて人と手紙をやり取りをし、自然と彼を特別に思うようになっていった。 だけどニコには、誰かの幸せのために自分が必要とされる自信がなかった。 だって自分は“いらない子”だから……。 これは実の家族にすら不要とされていた少女が、聖女のおまけとして召喚されてしまった異世界で幸せを見つけるまでの短いお話。 特別書き下ろしでは、ニコと聖女が消えた後のそれぞれの家族の様子や、ニコとアロイスの関係といった気になる“その後”を追加。
-
5.0「婚約破棄だ、フェアリーっ! お前には、火あぶりすら生ぬるいっ!」 魔女の疑いを掛けられてしまった令嬢フェアリーは、第2王子ジャクヒンから婚約破棄を言い渡され、王都にある塔に投獄されてしまう。 誰もが、魔女は絶望の淵に突き落とされているだろうと思っていたのだが、彼女は違っていた。 「やっと、ひとりになれた……」 毒親と妹にひどいいじめを受けていたフェアリーは、牢獄暮らしを喜んでいた。 ひとりぼっちを漫喫するフェアリーだったが、親を失った雛鳥を助けたことで、鳥たちから懐かれるようになる。 鳥たちが取ってきてくれる木の実や果物で、みすぼらしかった見た目はどんどん健康的になっていく。 さらに【氷薔薇の熾天使】と呼ばれるセラフィス公爵の愛鳥を治したことから、見染められ……。 ひとりぼっちの魔女と、誰にも心を開かない天使の、不器用な恋の物語が始まる――。
-
3.0
-
-失恋をきっかけに、乙女ゲームの舞台となる学園の教師に転生したレティシアは、推しだった王子を含め生徒をバッドエンドから守るため、魔性の美貌を持つ黒幕――侯爵家の跡継ぎであるノエルに契約結婚を持ち掛けた。 利害が一致し婚約することになったのだが、ノエルは警戒心が高い。そのノエルに対して、自分への懐柔度を上げようとレティシアは日々、奔走しノエルが闇落ちするきっかけとなる呪いを無事に解いたが、レティシアはゲームのシナリオが続く限り油断はできないと頑張る。 一方で、ノエルはレティシアが気になりだし、彼女を他の人に取られないように包囲網を張り巡らせ始める。 そんなノエルの気持ちには気づかず、レティシアは爆走気味な作戦を繰り出してはノエルをたじたじにさせるのだった。 冬期休暇が目前に迫ったある日、ノエルが近日中に出張に行くと知らされた。 出張する時期と行き先の情報から、何が起きるのか思い出したレティシアはノエルを引き留めるものの失敗してしまう。 なんとか闇堕ちする可能性を少しでも潰そうと、パーティーを企画し準備のため王都に出かけた矢先、突然血だらけの黒いドラゴンの子どもが降ってきた。ドラゴンの瞳の色がノエルに似ていることで嫌な予感がしたレティシアは――。 これは、目的のために婚約を結んだ二人がいつの間にか惹かれ合うすれ違いラブコメディ。 ※本完全版は、『このたび、乙女ゲームの黒幕と婚約することになった、モブの魔法薬学教師です。』の1巻~3巻途中までが収録されております 重複購入にお気を付けください ※本完全版には、本書限定の特別書き下ろしが収録されています。
-
4.8「ねえ、リオネル、わたしと結婚しない?」 『ふとまし令嬢』なんて呼ばれている引きこもり気味でぽっちゃり体型の侯爵令嬢のエステルは、向かい側で読書をしている幼馴染のリオネルに訊いてみた。婚約してくれるなら書いた小説を最初に読む権利を付けると言ったらリオネルは食い気味に返事をしてくれて、二人は契約結婚をすることに。 実は前世の記憶を持つエステルの唯一の趣味は、小説を書くことだった。両親からそろそろ結婚相手を探したほうがいいと言われたものの、この趣味を理解してくれない相手と結婚するのは絶対に嫌だと思っていた。 そこで幼馴染であり、趣味を理解してくれている男爵家次男で宮廷魔法士のリオネルに契約結婚を持ちかけた。するとエステルが思っていた以上にリオネルは結婚に乗り気でとんとん拍子に話は進み、二人は婚約した。 実はリオネルにとっては嬉しい提案だったのだ。なぜならリオネルは彼女と結婚するために『筆頭』宮廷魔法士を目指していたのだから――。 婚約したばかりの二人だが、リオネルは筆頭の座を掴むために隣国同士の戦争へ戦力として赴くことになった。ずっと一緒だった幼馴染とこんなに長く離れたことはない。エステルは遠く離れたリオネルとの手紙のやり取りを通じてリオネルの気持ちを知り、自分の気持ちにも向き合うことになる。 これは小説を書くことが趣味のぽっちゃり令嬢エステルと、エステルのことが大好きな天才魔法士リオネルの契約結婚から幸せになるまでの物語。 書き下ろしでは筆頭となったリオネルとエステルの後日談3作を追加しています。
-
5.0「炎帝ジゼルハイドの花嫁になって欲しい」 婚約者もなく結婚の予定もない公爵令嬢アンネリアは、国王陛下の頼みで隣国の皇帝に嫁ぐことになった。 隣国は竜人たちの暮らす国。 竜人は人よりもずっと強い存在なのだと言われており、その中でも炎帝と呼ばれている皇帝ジゼルハイドは炎を纏った恐ろしく強い竜で、人々から恐れられている。 ……でも、アンネリアの理想の男性は、体格の良くて逞しくて強い人なのだ! 炎帝ジゼルハイドはまさにアンネリアの理想通りの逞しい美丈夫だった。しかも噂とは違いアンネリアを溺愛してくる。……それはもう必要以上に優しく、慎重に。 (もしかして、私はジゼルハイド様に小動物だと思われているのではないかしら……!) 小動物として扱われていることに気づいたアンネリアと、アンネリアのことが可愛くて仕方ない竜人の皇帝の、異種族勘違いすれ違いラブコメディ。 完全版限定の書下ろしでは、ジゼルハイドとアンネリアの子ども、リアージュとの幸せな日常を収録。 ※こちらは『炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようです(1)』と『炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようです(2)』を合冊し、書き下ろしを追加した全巻完全収録版となります。
-
4.5フリーの医療魔術師として各地を転々としていたクララは時折、今は過去のことになりつつある夫ウォレスとの日々を思い出していた。 彼はどうして妻である自分を裏切り、他の女性と暮らしていたのか。愛しあっていたと思っていたのは自分だけだったのか。 その事実から目を逸らし、自分を裏切った夫から逃げてきたというのに、クララの心は今もウォレスに囚われていた。 しかしそんな時、クララはウォレスが血眼になって自分を探しているという事を知る。 なぜウォレスが自分を探すのか理解できず再び逃げ出すクララ。 そうしてウォレスから逃げる中で、クララはとある町の教会を訪れることに。そこで出会った老人の言葉から、クララの記憶の中にあった点と点が繋がっていく。そしてウォレスの過去と秘密が明らかになったその時、クララは……。 切なくも胸熱必至のハッピーエンド! 電子書籍版では本編後のエピソードを特別に書き下ろしたものを収録。
-
4.9公爵令嬢デルフィーナは、婚約者であるロルダン王太子にぞんざいに扱われ、その取り巻きの者たちからも毎日のように嫌がらせを受けていた。実の父からも疎まれており実家に帰る場所もないけれど、王太子との婚約を辞退する決意をし、王妃に『王妃の秘薬』を求めた。 それは、王妃教育の中で王家の秘密を知った王太子の婚約者が、王妃教育終了の過程で必要の可否を選択できる特別な薬であった。その秘薬を望めば、三日間だけ王太子の魂と入れ替わり、それまでの記憶を消した上で、婚約したことがなかったことにされる。そうして、新しい身分で人生を再スタートさせることができるものだった。 ただ、デルフィーナにはたったひとつだけ心残りがあった。 もう最後だと勇気をだして心残りを解決し、王妃の秘薬を飲み干した。 一方、秘薬の影響でデルフィーナと魂が入れ替わったロルダンは、これまで知らなかった『真実』を目にすることになり――。 デルフィーナの決意は、周りの人の人生を大きく動かし、自身も思いもしなかった結末を迎えた。 書き下ろしでは、入れ替わりを経験したあとのロルダンの心情と死の真相を書いています。
-
4.5フラストリア公爵家のルシルは15歳の時にカダール王国第一王子シェザードと婚約をした。 王位継承権は弟王子のアルタイルにあり、第一王子であるにもかかわらずシェザードはフラストリア公爵家に婿入りする予定であった。 シェザードは王家の中で冷遇されており、粗野で乱暴な性格だった。そのせいで、ルシルは彼に惹かれていたにもかかわらず彼に嫌われていると思って親しくなることができず、優しいアルタイルとばかり過ごしていた。 王立学園を卒業する日、シェザードはアルタイルに刃を向けた。ルシルはアルタイルをかばい、凶刃に倒れてしまう。 死の淵でルシルは女神ノクティリアに頼み、シェザードのためにもう一度だけやり直すチャンスを与えられた。 「あなたの切なる願いに温情を与え、時を戻しましょう。けれど、同じ日、同じ時間にあなたは命を落とすでしょう。あなたの命には限りがある」 ルシルが命を落とした卒業式の一年前に時は戻り、限られた時間の中でシェザードと親しくなり、その心を癒やし、彼の運命を変えるのだと決意する。 これは、両親から理由も分からず不遇な扱いを受けている第一王子シェザードと、彼としっかり向き合いたい願う公爵令嬢ルシルのやり直しの話。 番外編ではシェザードに出会う前の幼少期ルシルの話と、二人で泊った宿での朝の風景を収録。
-
4.5異世界、異時間、異空間。小国リムズベルは、全世界征服の野望をむきだしにしたダンバス帝国の大軍に包囲されて、その運命は風前の灯。美人で剣の達人の第二公女ルナの活躍で一度は敵を混乱させるが、次の攻撃には、もー保ちそーにない。 その時、城の地下深く封じこめられていた大魔獣ヴァルガーが復活、みごとに敵軍を蹴散らした。しかしその魔獣の頭部には、それと気づかぬうちにルナが合体していた! さあ大変、嫁にもゆけぬ身体となったルナは、伝説の大魔道士ザシャムを捜しに北への旅の第一歩・・・・・・奇想天外の大構想で展開する、シリーズ累計100万部のファンタジー小説、いよいよ電子書籍で登場!
-
2.0男爵令嬢のリーゼと公爵家の嫡男アルフレッドは幼馴染。 この国の公爵家は、みな特別な「力」を持つエリート的存在。一方の男爵家は、貴族でも末端。 爵位に差がありながらも、父親同士が幼馴染で仲が良いため、リーゼとアルも幼い頃から兄妹のように過ごしてきた。 しかし最近、遠方の学園に通うことになったアルのスキンシップが激しいものに。 困ったリーゼは少し距離を置こうと、アルが家を訪れたときに木の上に逃げて身を隠すが、突然現れた動物に驚いて足を踏み外してしまう。 リーゼを探しに来たアルが、木から落ちるリーゼを咄嗟に庇って大怪我をしてしまい……。 ※【完全版】1には第1~5話が収録されています。
-
4.2「私と、結婚してくれませんか?」 失恋をきっかけに、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを悟ったレティシア。ゲームの舞台となる学園のモブ教師に生まれ変わった彼女は、生徒たち(特に推しの王子)をバッドエンドから守ろうと誓う。 さっそく行動に移したレティシアは、魔性の美貌を持つ黒幕である侯爵家の跡継ぎのノエルを近くで監視するため、条件を提示し、婚約話を持ちかけた。 利害が一致した二人は婚約することになったのだが、ノエルは警戒心が高い。そのノエルに対して、自分への懐柔度を上げようとレティシアは日々、奔走するのだった。 一方で、ノエルはレティシアが気になりだし、彼女を他の人に取られないように包囲網を張り巡らせ始める。 そんなノエルの気持ちには気づかず、レティシアは爆走気味な作戦を繰り出してはノエルをたじたじにさせるのだった。 これは、互いの目的のために婚約を結んだ二人がいつの間にか惹かれ合う、すれ違いラブコメディ。 書き下ろしには、頑張って仲のいい婚約者を演じる二人の様子のお話を追加。
-
5.0ついにこの10年我慢してきた浮気性の夫であるクロード・オクレール公爵に離縁状を突きつけて家を出たポーリーン。心機一転、小さな家を借りて働きだしたが夫はなかなか離縁に同意してくれない。豪商である父の新店舗お披露目パーティの準備中、店舗前で赤ちゃんを抱いた痩せた幼い少年を見つけ、ポーリーンは彼らの家族の捜索を開始した。 元夫を頼りたくないポーリーンの元に、友人の兄、テオドールが協力者として名乗り出てくれた。テオドールの真意は読めないが、真摯に子どもたちの調査を協力してくれる誠実で実直な彼にすこしずつ心を惹かれながらも、ただの友人として接することしかできない日々が続いていた。 そんなある日、調査から戻ったテオドールから、赤ちゃんを探しているという怪しい男の噂と、女性の遺体が発見されたことを聞く。噂の人物は幼い二人の家族なのか。幼子たちの幸せを願うポーリーンの不安と葛藤をよそに、ある日突然テオドールが姿を見せなくなった……。 『引きこもりの私に求婚した相手は離れに愛人を囲っているようです』に登場した、公爵夫人ポーリーンのその後を描いた、幸せな家族を作る物語。
-
4.3乙女ゲームの悪役令嬢トリニティ・フローレスは両親に溺愛されて育った侯爵家の一人娘。天使のような容姿を持つトリニティは、エルナンデス王国の第二王子ダリルとの婚約を機に異常なほど彼に執着し、悪魔に取りつかれたように性格が豹変する。そしてダリルと恋仲になったヒロインを虐めて虐げたことで断罪され、森に投げ捨てられて死んでしまうのだ。 そんなトリニティにアラサーの社畜OLが転生してしまった! けれどせっかく手に入れた新しい人生でみすみす当て馬になる気も悪役令嬢になる気もない。乙女ゲームのシナリオから抜け出して幸せを掴むためには、ダリルとの接触を避け、婚約者にもならず、モブになるのが一番だ。 それなのに婚約のきっかけになるダリルとの顔合わせは大成功のようで大失敗!? ダリルとは真逆の、高すぎる理想の男性像まで伝えたというのに、気づけばダリルに執着されているんですけど? ゲームの攻略対象者の一人で可愛くなるはずのトリニティの弟コンラッドは男らしくなりシスコンに。昔読んでいた少女漫画の推しに似ている天才すぎる第一王子は一体何者なのか。ゲームに登場したもう一人の悪役令嬢と本家ヒロインも現れて学園生活は波乱の予感。ダリルからの溺愛も加速してどうなっちゃうの!? 目指せモブ!幸せへの最短ルートを突き進むために奮闘する悪役令嬢の物語。
-
-「婚約破棄? 慰謝料いただければ喜んで!」 ベルクロン王国の伯爵令嬢カタリナは婚約者のフィリップから手紙で婚約破棄された。ショックのあまり寝込んだのは母親だけで、カタリナは手紙を踏みつけながらニヤニヤし始める。なぜなら、婚約破棄されたら相手から慰謝料が入って、それを元手に夢を実現させられるかもしれないからだ! 実はカタリナは転生者。前世で彼女はカフェでバイトをしながら、夜間の製菓学校に通っている苦学生だった。 夢のカフェ経営をこの世界で実現するために、カタリナの奮闘がいま始まる! 電子限定書下ろし番外編には、カタリナと彼女の相棒である守銭奴侍女の過去話を収録。
-
4.6「ぶにゃぁぁぁ」 何とも情けないが幸せそうな声を漏らすのは、一匹の不細工な猫。そんなブサ猫を優しく洗っているのは舞踏会では根暗騎士と揶揄されているイシスだ。 ……実はこの幸せそうなブサ猫の正体は、呪われて姿を変えられてしまった聖女ティアナなのだ! 根暗だと噂されていたイシスが超絶イケメンであり、ペットに話しかけて溺愛してくるギャップになんか求めていたものとは違うと思いつつも、ブサ猫ライフ最高!とティアナは思いがけずブサ猫生活を満喫していた。 ある日、イシスに女性の陰を感じたティアナは自分の中の気持ちの変化に気づき……!? イシスからの寵愛をうけてブサ猫生活を満喫する中で、神殿を陥れようとする魔術師達の陰謀に巻き込まれたりと大忙し! 異世界恋愛小説異色の、ブサ猫溺愛ライフ開幕!
-
-ある日、前世でプレイしていた乙女ゲームの中の悪役令嬢として転生したことに気付いたロクサーヌ。将来起こるであろう断罪イベントを回避するためには、婚約者の王太子マティアスから婚約解消をしてもらわなければならない!と行動を開始することにした。 しかし、女嫌いのマティアスが嫌う派手な女を演出してみたところ、なぜか大ウケ。焦って夜這いに走れば、男性に免疫がなかったせいで気絶。やることなすこと、すべてがカラ回りしてしまう。 一方、マティアスはそれまで空気にしか思ってなかったロクサーヌの意外な一面を知り、どんどん意識をしはじめ、悪友からは正気を疑われる始末に。 結局、当初の目的からはズレたものの、マティアスと良好な関係を築いたことでロクサーヌは幸せを噛みしめていた。それなのに、卒業パーティでロクサーヌを激しく糾弾する声が向けられてしまい――! 書き下ろしにはロクサーヌとマティアスの出会い編や、マティアスの女子寮忍び込み事件の裏側編を追加しています。
-
-
-
4.5ある日、子爵令嬢のサラは、前世で一度だけクリアしたことがある、逆ハーエンドの乙女ゲームの主人公に転生していることに気がついた。けれど、逆ハーエンドは性に合わなかったからなんとしてでも回避したい。幸いなことに、ゲームの開始時点までまだ少し余裕があることに気づいたサラは、あることを決意する。 「図書館……つくろう!」 この世界には図書館がない。本は高価だけれど、この世界で誰もが楽しめる場を作りたいと、ゲームとは全く関係のない方向に挑戦をすることを強く決意したのだった。 しかしこの思いつきの影響で、ゲーム内では序盤に亡くなるはずの第一王子の命が助かり、サラは彼から好意を寄せられることになる。 これは、前向きに生きるサラが周囲を巻き込みたくさんの愛を受け、全ての人間が幸せになる『原作を超えたハッピーエンドの世界』を作っていく物語。 ※電子版書き下ろしを二編追加。
-
3.3スチュワート公爵家嫡女ダリアは五歳で母親を亡くし、そのすぐあとに父親の愛人で娼婦だったアンドレアとその子供ベティと家族として過ごすこととなった。 義妹のベティは事あるごとにダリアの物を欲しがり、ダリアが拒否すれば大声で泣き、父とアンドレアを味方に付けて、ダリアを悪者にする。それが積み重なり、ダリアはアンドレアとベティから虐められ、冷遇され、酷い虐待まで受けるようになっていった。ダリアの父親は愛するアンドレアとベティの味方で、ダリアの言い分を信じない。使用人はクビになることを恐れ、保身のためダリアの現状に見て見ぬふりを続けていた。 そんな彼女に自国の第二王子との婚約が持ち上がるが、ベティはあの手この手でダリアから婚約者を奪おうと画策してくる。そして彼もベティの口車に乗りダリアと距離をとるようになってしまった。 頼れる者も味方もいない状況で何の望みも希望もない中、それでもダリアは自身の誇りだけは失わずに生きていた。 そんな折、公爵家に突然隣国エストレアの王太子がやってきた。彼はダリアがエストレアの王位継承権の持ち主だと言い――!? 不遇な公爵令嬢の逆転劇!どんなに虐げられても心は屈しなかったダリアが幸せになるシンデレラストーリー。
-
-10才で両親を失った真理は、伊豆で温泉旅館を営む叔母に引き取られ、旅館の仲居として叔母の手伝いをしていた。将来旅館を継ぐことになっていたが、叔母の死により旅館が売られ閉館することが決まった。失意の中、最後のお客様を見送った真理は、ひょんなことから仲居の着物姿のまま温泉が湧く異世界へ転移してしまう。 真理はそこで高級温泉ホテル『アクア』の若き経営者、リチャード伯爵と出会う。はじめは隣国のスパイかと疑われたが、温泉で倒れた年老いた公爵の命を真理が助けたのをきっかけに、働かせてもらえることになった。アクアは経営が厳しかったが、温泉に詳しい真理の斬新なアイデアにより、客が増え、真理はアクアの経営についてリチャードから意見をもとめられるようになっていった。そうしていつしか二人は惹かれ合うようになり――。 温泉オタクの真理と温泉ホテルオーナー、リチャードとのちょっぴり切ない身分違いの恋物語。
-
4.5「炎帝ジゼルハイドの花嫁になって欲しい」 婚約者もなく結婚の予定もない公爵令嬢アンネリアは、国王陛下の頼みで隣国の皇帝に嫁ぐことになった。 隣国は竜人たちの暮らす国。 竜人は人よりもずっと強い存在なのだと言われており、その中でも炎帝と呼ばれている皇帝ジゼルハイドは炎を纏った恐ろしく強い竜で、人々から恐れられている。 ……でも、アンネリアの理想の男性は、体格の良くて逞しくて強い人なのだ! 炎帝ジゼルハイドはまさにアンネリアの理想通りの逞しい美丈夫だった。しかも噂とは違いアンネリアを溺愛してくる。……それはもう必要以上に優しく、慎重に。 (もしかして、私はジゼルハイド様に小動物だと思われているのではないかしら……!) 小動物として扱われていることに気づいたアンネリアと、アンネリアのことが可愛くて仕方ない竜人の皇帝の、異種族勘違いすれ違いラブコメディ。 書下ろしでは、ジゼルハイドのアンネリアに対する思いを垣間見ることができます。
-
-
-
-グログラーム王国の聖女ヴィヴィアンは、王太子ジェラールの婚約者として忙しい日々を送っていた。 元平民ということもあり、肩身の狭い思いをしていたが、大好きなジェラールと親友の公爵令嬢ベルナデットがいたから頑張ることができた。 しかしある日、ヴィヴィアンは彼らの裏切りにより殺されてしまい、『死の森』に捨てられてしまった。そこは一度足を踏み入れた者は決して戻ってこないと恐れられるアンデッドが住む森だ。 死んだはずのヴィヴィアンが目を覚ますと、冥王と呼ばれる美しい容姿の男性、サミュエルの屋敷にいた。大好きな人の裏切りに悲しんでいるヴィヴィアンに、サミュエルはさらに衝撃的なことを告げる。 「君は”アンデッド”になったんだ」 黒い泥に覆われた死の森で暮らすことになったヴィヴィアンだが、不思議な生き物たちと意思疎通していくうちにさまざまなことが明らかになっていく――。 電子限定書き下ろしの番外編ではヴィヴィアンとサミュエルの気持ちが明らかに!
-
4.0「俺の猫を保護してくれてありがとう。猫を助けてくれたついでに、俺のことも助けてくれないか? 君に、妻になって欲しいんだ」 社交場よりも花壇を愛し、家族から変人呼ばわりされている伯爵令嬢クララ。伯爵位を継ぐはずだったクララはそれを異母妹に譲り、クララの婚約者も異母妹の婚約者となった。 結婚適齢期を過ぎたクララは、独身のままで庭の片隅をいじりながら暮らそうと思っていた矢先、迷子の黒い仔猫を助けた縁でジェド・レナス辺境伯令息に求婚される。 しかしこの求婚、どうやら訳アリみたいで……? これは予期せぬ嫁入りから始まった、スローライフな大事件。 クララと甘えん坊の仔猫、そして仔猫にそっくりな旦那様の、甘くて楽しいガーデニングライフが始まった――。 電子書籍限定の書き下ろしでは、クララとジェドの「夫婦の一日」を描いた特別編を追加。猫が失踪?お姫様デート?ジェドが最愛のクララに贈る、とびきり幸せな一日がここに……!?
-
4.3<第一回スターダストノベル大賞 【審査員奨励賞】受賞作品!> 佐伯琢磨(さえきたくま)はヒキコモリ歴12年のニートだった。 ある日、新興宗教にハマっていた母がガチの女神を召喚する。 母の願いは一つ、息子が真人間になる事。 その願いを受けた女神だったが、佐伯琢磨の実力年齢や性格から、二十一世紀の日本ではその願いが叶えられないと判断し、彼を異世界に送り込むことに…。 そして女神から佐伯琢磨にある条件が課せられる。 「月に十万円を仕送りしなさい」 佐伯琢磨は、無事に仕送りをすることができるのか!? 著者『大沼田伊勢彦』が加筆修正して皆様に贈る「異世界から仕送りしています(1)」配信開始!!
-
4.0元孤児で公爵令嬢のセシリアは、辛い試練の末、百年に一度誕生する【金色の聖女】の力を得た。しかし大神殿の高官たちの秘術によって【白銀の聖女】である妹シャルネと力入れ替えられてしまった。それまでセシリアは妹や侍女たちに虐げられ、それでも愛されることに執着していたが、妹に力を奪われたことですべてに失望し自ら命を絶つのだった。 一方、幼い頃に孤児としてセシリアと共に過ごし、彼女に命を救われたレヴィンは紆余曲折を経て魔道具を扱う商家の当主になっていた。商人と公爵令嬢として再会した二人だったが、セシリアが受けるひどい仕打ちを知ったレヴィンが何度説得をしても、セシリアは家族の愛を妄信し、レヴィンからの救いの手を振り払う始末。レヴィンは魔道具商人として手に入れた知識を活かし悪魔召喚を成功させ、もし彼女が自ら命を絶つような事態になった場合、彼女を虐げた者たちに復讐しようと悪魔メフィストと契約を結ぶのだった。 そしてその時はやってきた。 ――貴方の力を奪い、死に追いやったあの愚かな偽の金色の聖女シャルネに制裁を。生きている事を後悔するほどの絶望と苦しみを―― 『どうだい?愛する人の身体を乗っ取って敵はとれそうかい?我が契約者レヴィン・ウォーカー』 悪魔メフィストは妖艶に微笑んだ。 これは悪魔に魂を売ったレヴィンが、愛した人――公爵令嬢セシリアとなって彼女を虐げていた者全てに容赦なく復讐を敢行していく物語。 書下しでは、セシリア、メフィスト、ディートヘルト達のその後を描いた特別編を追加。
-
4.3最近、貴族たちの間で『聖夜の雫』と呼ばれる怪しい薬が広まっているという。 そんな中、女騎士エルシーは同期入団の騎士ジェラルドと貴族夫婦を装い、社交界で潜入捜査するよう命じられた。 目的は二ヶ月後に行われる薬物蔓延の首謀者の夜会に招かれること。そこで首謀者たちを現行犯で捕まえるのだ。 しかしエルシーはどうにも気が進まない。というのもジェラルドという男は、顔は良いが性格が悪いのだ。いつも余計なひとことがあり、言動が気に食わない。エルシーとは相性が悪く、一緒に組むと大体もめていた。 「相手役を変えて欲しかったら早めに言った方がいいわよ」 「いや、お前でいい」 「お前で、ね!」 しかし偽装夫婦を装って捜査しているうちに、ジェラルドの意外な一面も見えてきて、あいかわらず喧嘩をしつつもエルシーはジェラルドのことが気になるようになっていた。 捜査の目論見通り、二人は社交界で顔が知られていく中、薬物の首謀者とも近付いていき――。 素直になれない騎士バディのケンカップルラブ!
-
-悪役令嬢が破滅回避のために幼女化したら溺愛されました!? 六歳の誕生日――。憧れの王子アレンからのプレゼントで前世を思い出したイリーナ。 ここは、魔法学園を舞台とする乙女ゲームの悪役令嬢だったことを思い出すが、不運にも、その日はイリーナを破滅に導く攻略対象が自宅に勢揃いしている自身の誕生会だったのだ。 このまま悪役令嬢になりたくないイリーナは恐怖し、その日から引きこもりになった。 ゲームでは、魔法学園入学後、アレンを取られまいとゲームの主人公に嫉妬した挙句、力及ばずどのルートでも破滅するイリーナ。そんな彼女が破滅回避のために考え出した秘策は幼女になる(つまり若返る)事だった。だって―― 子供にアレンの婚約者はつとまらない。 子供なら魔法学園には通えない。 子供に悪役令嬢ができるわけがない! そう、完璧な計画である。 ……ところが幼女化をきっかけに周囲のイリーナへの溺愛が始まった。 電子書籍版には、本編後のイリーナとライラの様子やアレンとの恋模様など、賑やかな日常(幼女も大活躍)がわかる書下ろしを収録! 『悪役令嬢は破滅回避のため幼女になります!【分冊版】1』には「一章 最高から最悪の誕生日へ」~「二章 幼女による幼女化計画」までを収録な日常(幼女も大活躍)がわかる書下ろしを収録!
-
-元孤児で公爵令嬢のセシリアは、辛い試練の末、百年に一度誕生する【金色の聖女】の力を得た。しかし大神殿の高官たちの秘術によって【白銀の聖女】である妹シャルネと力入れ替えられてしまった。それまでセシリアは妹や侍女たちに虐げられ、それでも愛されることに執着していたが、妹に力を奪われたことですべてに失望し自ら命を絶つのだった。 一方、幼い頃に孤児としてセシリアと共に過ごし、彼女に命を救われたレヴィンは紆余曲折を経て魔道具を扱う商家の当主になっていた。商人と公爵令嬢として再会した二人だったが、セシリアが受けるひどい仕打ちを知ったレヴィンが何度説得をしても、セシリアは家族の愛を妄信し、レヴィンからの救いの手を振り払う始末。レヴィンは魔道具商人として手に入れた知識を活かし悪魔召喚を成功させ、もし彼女が自ら命を絶つような事態になった場合、彼女を虐げた者たちに復讐しようと悪魔メフィストと契約を結ぶのだった。 そしてその時はやってきた。 ――貴方の力を奪い、死に追いやったあの愚かな偽の金色の聖女シャルネに制裁を。生きている事を後悔するほどの絶望と苦しみを―― 『どうだい?愛する人の身体を乗っ取って敵はとれそうかい?我が契約者レヴィン・ウォーカー』 悪魔メフィストは妖艶に微笑んだ。 これは悪魔に魂を売ったレヴィンが、愛した人――公爵令嬢セシリアとなって彼女を虐げていた者全てに容赦なく復讐を敢行していく物語。 書下しでは、セシリア、メフィスト、ディートヘルト達のその後を描いた特別編を追加。 『貴方に復讐(愛)を捧げましょう【分冊版】1』には『プロローグ』~『二章 欺きと策謀と』(前半)を収録
-
4.0伯爵令嬢のアレットは父親と継母と義姉から使用人のように扱われていた。唯一の味方だと思っていた幼馴染で片想いの相手でもあるポールは義姉と婚約してしまった。 アレットは深く傷つきながらも二人の婚約パーティに出席するのだが、そのパーティでは義姉がばらまいた嘘の噂を信じた令嬢たちがアレットを遠巻きで見ながら悪口を言っていた。追い打ちをかけるように義姉がまだお祝いの言葉をもらっていないと嘘を言えば、令嬢たちは義姉の味方をしてアレットを責めてくる。何を言っても誰にも信じてもらえないというストレスの極限に達してしまったアレットは、その日以来、声を出せなくなってしまったのだった。 そんなアレットのもとに、騎士団長を引退するシルヴァン・バダンテールと結婚せよという王命が届く。 シルヴァンは公爵家の当主であるが、年齢はアレットとは親子ほど離れた50歳。噂に聞くシルヴァンは年老いてもなお見る者の目を奪うほどの美貌を持つが、気難しく、これまでずっと独身を貫いてきた偏屈者だという。 しかし実際に会ったシルヴァンは、寡黙ながらも心優しい紳士だった。 「これまでよく頑張った。ここでは存分に甘えて生きなさい」 結婚式を挙げた日の夜、シルヴァンはアレットに温かな言葉をかけてくれた。その彼もまた心に深い傷を負っていることを知ったアレットは、彼を幸せにしようと誓う。 お互いを労わり合うアレットとシルヴァンの間には愛情が芽生え始めたものの、互いに相手の想いには気づいていないようで――。 これは、王命による結婚から始まるイケオジと虐げられ令嬢の両片思いの恋物語。
-
4.0これが物語ならば、きっと幸せな結末は訪れない――。 実家の商家を手伝っている男爵家令嬢メレディアは、ある夜、侯爵家の本邸の広間にある噂の天井画を見ようとこっそり廊下を歩いていた。しかし、侯爵家の傍系(親戚)である子爵家次男のジェラルドに見つかった! 最悪な出会い方をしたのだが、その後、ジェラルドの母や妹へ商品を紹介させてもらったり、演奏会に招待されるうち、メレディアはジェラルドに惹かれていった。そうして、あれよと婚約話が進んでいったのだ。 婚約してから数日後、ジェラルドの親戚である侯爵令嬢から幼馴染を紹介され、自分とそっくりだということを知った。その後、侯爵令嬢から「ジェラルドは昔から彼女を好きだった」と言われたことで、自分と婚約した理由に納得したのだ。 すでに結婚しているというその幼馴染の身代わりなのだ、と……。 それでもメレディアは不幸とは考えず、ジェラルドの良き妻になれるよう努力することを決意したのだった。 そんな中、メレディアは身に覚えのない冤罪を掛けられ投獄されてしまった。それをきっかけにメレディアの出生の秘密が明かされる。 危機を乗り越え、ふたりは真の意味で夫婦になることはできるのか――。 書き下ろしでは、メレディアの護衛ファシオの決意を追加。身分を隠し、命がけで守ってきた令嬢が結婚し、忠実な護衛は今後どう生きていくのか――?
-
4.8ある事情があり、王宮で働くことにした子爵令嬢のシルディーヌ。初仕事の日、立ち入り禁止と言われていた宮殿に間違えて入ってしまう。そこは、国防の要である黒龍騎士団の本部で、一番会いたくない幼馴染である騎士団長のいるところ。 これは大変! 見つかる前に外に出なければ! と慌ててこっそり出ようとするが、すでに遅く。 「ほう……俺の留守中に忍び込むとはいい度胸だ」 あろうことかスパイ容疑をかけられて尋問される羽目になり、スパイじゃないことをシルディーヌは訴え続ける。 すると、「仕方がない。お前が俺の言うことを聞くなら、見逃してやらんこともない」と言われてしまい、シルディーヌは悩んだ末に承知するが……。 そそっかしい子爵令嬢シルディーヌと幼馴染みのドSな騎士団長アルフレッドが織りなす恋の物語。
-
4.5妖精姫と呼ばれるくらい可憐でかわいいと名高いヴィオレッタ・バレンタインは、王子の婚約者として王太子妃となるべくその教育を八年間耐え抜いてきた。 しかし、「俺のニーナに嫌がらせをした」と言いがかりをつけられ、血と、汗と、涙で作られた努力の八年間を、王子は婚約破棄という形で打ち砕く。その上、王都から離れた領地で「野獣辺境伯」と呼ばれる男の元へと嫁ぐように命じられてしまう。 辺境伯の外見は、野獣や鬼に例えられることが多く、人を射殺しそうな程の眼光の鋭さをもち、顔には戦いで負った傷が刻まれ「醜い顔」「野獣」と噂されている。 そんな男に嫁ぐことは普通の令嬢ならば涙したのであろうが……、逞しい筋肉を持つ雄々しい男が大の好みなヴィオレッタは歓喜した。 『殿下! ぐっじょーぶ!』 『はぅっ。想像しただけで鼻血がでそうです』 そう内心で大喜びしながら、ヴィオレッタは南の砦である辺境伯の元へと向かうのであった。 嫁いできた令嬢をみて「こんな可憐な少女が俺のことなど好きになるはずもない」と冷たくあしらってくるバッセン辺境伯にめげることなく、『なんて可愛らしい方なの…』と恍惚とした表情をうかべるヴィオレッタ。 果たして二人の結婚生活はどうなるのか――。 ※コミックブリーゼより、コミカライズ版配信中!
-
4.6「馬鹿野郎!あんな子供に手を出せるか!婚約者と言っても、まだ子守りをしているようなものだ!」 小さな頃から大好きだった婚約者が友人と話しているのを聞いてしまった伯爵令嬢のシェイラ。 ショックを受けて、家まで追いかけてきた婚約者である侯爵令息のクリフトンに素直じゃない態度を取ってしまう。 思春期で拗らせている不器用すぎるクリフトンはシェイラの気持ちを取り戻すためにポンコツ恋愛指南書を使って不器用に口説いているが、それが全て裏目に出てしまい……。 「気持ち悪いんですけど」 「なんで一人称がコロコロ変わるの?」 淑女教育は進んでいるが、どうしても素の部分が出てしまうお転婆シェイラ。 果たして二人の恋の行く末は?
-
-
-
3.5「オリヴェル様、婚約を破棄してくださいませ」 男爵令嬢のイェレナは我慢の限界だった。婚約者である候爵家の令息オリヴェルは、婚約してから約10年間、ずっとイェレナに対して冷たい態度をとってきたのだ。 だから彼に婚約破棄してもらおうと呼び出したのだが――そこに現れた男爵令嬢のヒルダによって、魔法で猫の姿に変えられてしまう。 誰にも気づいてもらえず彷徨って汚れてしまった猫(イェレナ)を拾ってくれたのは、なんと大嫌いなオリヴェル。 オリヴェルの屋敷に連れて行かれたイェレナは、オリヴェルの本心(いや、病んでいる本性)を知る。 「イェレナも真っ白な肌なんだ。触れたいと思って何度も手を伸ばしかけたけど、自分を抑えられなくなるのが怖くて我慢していてな」 「はやくイェレナを見つけなきゃ。見つけて閉じ込めておかないと」 ずっと冷たい態度だったオリヴェルのイェレナに対しての秘めていた執着を知り、「ええー!私って異常なほど溺愛されていたの?!」と驚愕したイェレナは、このまま猫のままでいた方がいいかもと思い始めるが……。 婚約者に愛想を尽かせた負けん気の強い令嬢と、そんな彼女を幼い頃から一途に溺愛し続けてきた、こじらせヤンデレ重症イケメンのすれ違いラブコメディ。 本編はWEB版から約2万文字加筆し、2人のドタバタな新婚旅行の様子をお届け。よりパワーアップしたオリヴェルを描きました。 また、番外編を2本収録しており、完結後のイェレナたちの日常をお楽しみいただけます。
-
3.6伯爵令嬢で聖女として国に尽くしていたのに、偽物だと追い出され、辺境の地の神殿で下働きとして暮らしているルーシアは、今日もご機嫌で洗濯物を干していた。 ある日、神殿長から来客者の対応を言いつけられたが、どうやら相手は魔獣に呪われた騎士ということだった。少しでも呪いが和らぐようにと祈りを込めた月光花のお茶を淹れて応接間を訪れると、そこには人間と狼が混ざったような姿をした騎士がいた。 その日の仕事終わりに神殿長から呼び出されると、そこには例の呪われたもふもふの騎士様が。名はアースというらしい。何か粗相をしてしまったかもしれないと思ったルーシアだが、呼び出された理由は別にあった。 ルーシアが対応した時に変わったことはなかったかと神殿長に聞かれ、同じ月光花茶を淹れたが、神殿長は決め手に欠けると首を傾げる。 先ほどと同じことといえば…と、ルーシアはアースから「手を握る許可」を求められ、素敵な毛並みの手に触れられるがやはり何も起きない。どうしたのかと手を離して少し経つと……目の前には完璧な美貌の騎士の姿が! どうやらルーシアがアースに触れた分だけ彼は元の人間の姿に戻るらしい。アースの呪いを解くカギとなったルーシアは、彼と共に追い出された王都に再び戻ることになった。 「そうだ!騎士団で下働きをさせていただけないかしら!」 かくしてルーシアは王都の騎士団で大好きな下働きをしながら、アースの呪いを解く手助けをすることになったのだった。 これはモフモフな姿となった美貌の騎士団長様と無自覚聖女な下働き伯爵令嬢ルーシアのファンタジーラブコメ。 電子書籍版にはルーシアによってパワーアップした騎士団のドタバタ劇や、本編後の甘ラブなアースとルーシアを描いた全3本を収録。
-
4.0若菜モモ人気作『永遠のKISS』『永遠のKISS 番外編』『永遠のKISS 2』が一冊になった【完全版】が登場! <『永遠のKISS』内容紹介> 第4回星の砂賞 審査員特別賞受賞作品 大学に入学した莉緒は、叔母にホストクラブ「SION」へ連れていかれる。そこで出会ったのが、オーナーの紫苑。ふたりは惹かれあっていくが、そんな時、莉緒の友人真紀がトラブルに巻き込まれてしまう。莉緒は親身になって真紀を助けようとするも、客によって怪我をさせられる。莉緒を心配した紫苑は屋敷に連れて行き……。
-
4.5子爵令嬢であるエステル・セルウェイは、12歳のときに婚約者が決まった。 お相手は、銀髪にエステルと同じ深い緑の瞳を覗かせた見目麗しい貴公子のような20歳のクレイン・ウィルクス次期公爵だ。 婚約した一か月後に、クレインは留学兼仕事のため隣国へ行ってしまったのだが、その間も手紙のやり取りや、一時的な帰国のたびにエステルにプレゼントを渡すなど、縁は切れることなく順調に続いていた。そんな中、エステルの父親が事故で急逝し、以降、エステルはクレインが不在のままウィルクス公爵家の別邸に住み始めたのだが、父のように慕っていたクレインの父も病で帰らぬ人となってしまった。 そこから別邸内でエステルへの嫌がらせが始まった。 ダンスの講師として雇われただけのはずのブレンダは我が物顔で居座り、ウィルクス公爵家の後継者クレインの婚約者であるエステルをこの邸の主として認めない執事や使用人と共に運営費を好き勝手に使うなど勝手気ままであった。 邸で嫌がらせをされているエステルだが、邸を守るため彼女は奮闘していた。 ある日、やっと帰国したクレインだが、以前とまったく違う雰囲気にエステルは驚いた。 絵に描いたような貴公子だったはずなのに……一体何を身につけて帰って来たのですか――!? 電子書籍特別書き下ろしには、結婚式の準備を進めているクレインとエステルの穏やかな日常に、隣国の王女が押しかけてきたドタバタストーリー。 エステルを溺愛したいクレインと夫婦となった後日談や邸の完成が近づく中での二人のデートを書いた番外編も追加。
-
4.6――こんな失敗って、あり得る!? 憧れの王立魔術研究所に就職したエルマは失敗ばかりしつつも、なんとか魔術研究所の一員として頑張っていた。 ある日、エルマの上司であり、“筆頭魔術師”を史上最年少で取得した憧れの存在・クラウスがなぜか憮然としていた。誤魔化す彼からなんとか聞き出せば、何者かに魔法を使えなくなる薬を盛られたのだという。 事情を知ったエルマは自分に任せろとクラウスが元に戻る手助けをしたつもりが、見事に魔法は失敗。なんとクラウスは幼児化してしまう。びっくり仰天したエルマは責任を取ってクラウスを保護することに。 クラウスはエルマと一緒に過ごすうちに、彼女の優しさや頑張り屋なところに気付き徐々に惹かれていく。 そして二人は事件の切っ掛けとなる魔法薬についての手がかりを得て──? 気持ちを自覚してからは一転して猛攻を仕掛けるクラウスに、自分のような落ちこぼれに本気なわけがないと逃げるエルマ。 包囲網を徐々に狭めてゆく押せ押せ溺愛ラブ!
-
4.0子爵家当主の父と平民であった母の娘、ハドリーは家の中に居場所がなかった。父は王都で愛人を作り領地の仕事を一切せず、母も領主の仕事がわからない。頼りにならない大人達の代わりにハドリーは幼い頃から領地のために働いてきた。ハドリーに自由などなく一生この領地に縛られて生きるのだろうと思っていたが、両親が離婚し、父が再婚して再婚相手との子供と一緒に領地へ戻ってきたのを機に、厄介払いのようにハドリーは辺境伯家へ嫁入りすることとなった。 魔王とも呼ばれている女嫌いで男色の噂まである辺境伯アルダンに嫁ぐことになったが、ハドリーは冷遇、冷淡な態度をとられても気にしなかった。なぜなら子爵家にいたときよりもかなり快適な生活を送れているからだ。 これは見た目は妖精のように美しく中身はタフな子爵令嬢ハドリーが、周囲の助けを借りつつ美貌の辺境伯様と二人で幸せになるまでの物語。
-
4.3「空気の読める女になりなさい」 祖母の教えである。 小さな頃から叩き込まれた空気を読むという行為。天涯孤独になってしまったチェルシーは、突然現れた男爵家に実家を追い出され、名前まで奪われてしまう。 起死回生を狙って孤児院で生活を始めたチェルシーの元を訪れたのは――? 「おい怪我を見せてみろ」 「お構いなく」 「いや、怪我してるだろ」 「大丈夫です」 「放置しているこっちが煩っちゃうんだよ!」 「大・丈・夫!ですよ~!」 これは、変な空気の読み方しながら大好きな令息に溺愛され、ざまぁをしていく少女の物語。 *投稿サイトの内容を、大幅に加筆修正しております。
-
3.7悪役令嬢が破滅回避のために幼女化したら溺愛されました!? 六歳の誕生日――。憧れの王子アレンからのプレゼントで前世を思い出したイリーナ。 ここは、魔法学園を舞台とする乙女ゲームの悪役令嬢だったことを思い出すが、不運にも、その日はイリーナを破滅に導く攻略対象が自宅に勢揃いしている自身の誕生会だったのだ。 このまま悪役令嬢になりたくないイリーナは恐怖し、その日から引きこもりになった。 ゲームでは、魔法学園入学後、アレンを取られまいとゲームの主人公に嫉妬した挙句、力及ばずどのルートでも破滅するイリーナ。そんな彼女が破滅回避のために考え出した秘策は幼女になる(つまり若返る)事だった。だって―― 子供にアレンの婚約者はつとまらない。 子供なら魔法学園には通えない。 子供に悪役令嬢ができるわけがない! そう、完璧な計画である。 ……ところが幼女化をきっかけに周囲のイリーナへの溺愛が始まった。 電子書籍版には、本編後のイリーナとライラの様子やアレンとの恋模様など、賑やかな日常(幼女も大活躍)がわかる書下ろしを収録!
-
-「『普通が一番』って言葉が、俺は世界で一番嫌いなんだよ────!」 普通の人と結婚し、穏やかな家庭を作ることを夢見ていた相馬萌は、ある日友人に無理やり連れていかれた地下のバーで、勤務先の代表取締役社長である眞田桃李に声を掛けられる。 彼の表の顔は、爽やかな笑顔の仮面を被り、耳触りの良い言葉を並べてテキパキと仕事をする『完璧社長』。 その裏の顔は、すぐ人のことをからかい、笑顔でデリカシーのない言葉を口にする、萌が一番苦手とするタイプの男性だった。 桃李は最初、萌の素性を知らずにからかってくるのだが、激怒し冷静でいられなくなった萌は、うっかり自分が社員であることを口にしてしまう。 「じゃあ、また遊びに来るね」 以来、桃李に社内でも絡まれるようになってしまった萌は、次第に彼の言葉に翻弄されていき──!
-
4.3伯爵家の長女アリスは、婚約者と出かけた帰りに倒れている汚れた老女を見つける。 婚約者は汚いと止めたが、知らぬ顔はできずに老女を介抱し家に連れ帰り、食事をさせた。 食事をしながら老女は「あなたには女神シルヴァーナの気まぐれがまとわりついている。あなたの不運続きはそのせいだ」と言う。そして親切にしてくれたお礼にと水晶玉の付いたペンダントを置いて姿を消す。 その日、透明な水晶のペンダントをのぞき込むと、とある物が見えた……。 人生にこれといった希望を持たず親の価値観、貴族の常識に自ら縛られて生きていた大人しい優等生のアリスは、老女に貰ったペンダントをきっかけに自分のやりたいことに必死に取り組むようになる。 しかし活発に行動するようになっても、相変わらず不運はやってくる。 「女神シルヴァーナの気まぐれからほんとに逃げることができてる? なんだかトラブルが大きくなってない?」 アリスは愚痴りながらもペンダントに助けられながら、トラブルに立ち向かう。 大人しい貴族令嬢だったアリスが、自分のために全力投球する女性へと変わっていく物語。 『ペンダント! ~ツイてない私がとびきりの幸せをつかむまで~』
-
5.0「モーガン様、いますぐわたくしを攫ってお嫁にしてくださいませ」 思い詰めたような表情で告げられた公爵令嬢ルルドの言葉に、優秀な執事モーガンは目を見開いたまま固まってしまった。 モーガンは周りと髪色と瞳の色が違うことで浮いた存在として育った孤児だった。ある日、自分が大国の王子であると知ったが、捨てられたことには変わりないと鬱々とした気持ちで過ごしていた。そうして思春期を拗らせて不良の仲間入りをしていたが、新たに孤児院のオーナーとなった子爵夫人トリスタとの出会いにより執事の素質を見いだされ、即日孤児院を出ることを決意。トリスタの執事となるため真っ当な道を歩きだしたのだが、彼女は若くしてこの世を去ってしまったのだ。 『いい娘見つけて幸せになりなさいよ』 記憶の中の彼女がいつもそう言って笑っていたのを思い出し、彼女のような女なら考えてもいいかもなと感傷に浸るものの、なかなかそんな女性は現れるわけもなく、今日もモーガンは完璧な執事として務めを果たすのだった。 しかしトリスタの孫の親友である公爵令嬢ルルドがこともあろうか、身分を超えて求婚してきた!うまくかわし続けるものの、亡きトリスタが重なって見え、懐かしいと感じているうちに次第に惹かれていき……。 『自称空気の読める令嬢は、義兄の溺愛を享受する』に登場した執事モーガンと公爵令嬢ルルドの、周囲を巻き込んだスピンオフ作品。完全書き下ろしラブコメです。
-
-
-
5.027歳の魔女オデットは魔人討伐(本当は討伐できてない)の褒章で、無理やり16歳の王子クリストフと結婚させられることになった。 (11歳差は犯罪だわー。式が終わったら逃げよ…)そんなことを思いながら迎えた結婚式に 「ほーほほほほほほ!! ようやく決着をつける時ねオデット!!」 突如、姉妹弟子である魔女のサーリアが高笑いしながらほうきに乗って飛び込んできた。と思ったら、オデットの足元に複数の魔法陣が展開される。 その魔法のせいでオデットは、夫となるクリストフの目の前で七歳児の姿に変えられてしまったのだ! クリストフは「オデットが大人になるまで気長に待つからねー」なんて能天気なことを言いながら、とことん甘やかしてくる。 式のあとに逃亡する気満々だったのに、クリストフとの生活が快適すぎて元の生活には戻れないっ! しかも体が小さくなったことで魔力もほとんどなくなってしまったオデット。魔物や魔人に対抗できるのは魔法使いと魔女だけなのに、これでは人間を護れないと頭を抱えていた。そんな彼女に追い打ちをかけるように、各地で魔人の封印が解かれはじめているという情報が舞い込んできて――。 これは幼女化した天才魔女と、そんな魔女を可愛がりたくて仕方がない王子様のお話。 書下ろし番外編では、その後の小話を追加しています。
-
5.0
-
3.5様々な種族が住む魔界の中でも、兎族は最弱の種族であった。そんな兎族のロップは魔界で一番強い魔王が住む魔王城でお掃除メイドとして働いていた。 まじめでお人良しのロップは、ひょんなことからドラゴン族のファーヴニルの仕事を手伝いながら、5年の任期が過ぎるのを待っていた。 ある日、ファーヴニル達の仕事の打ち上げに誘われついお酒を飲んでしまったら……魔王を倒してしまい、魔王(仮)になってしまった! 事故です!そんなつもりはありません!記憶もありませんっ! 本人が認めなくても、魔王(仮)は魔王(仮)。このままでは他の魔族に命を狙われ続けてしまうという。 ロップは生き残るために、まずは四天王に認められ、正式な魔王になることを決意する。 「今日から貴方が私の魔王です」 真っ先に忠誠を誓ったのはなんとファーヴニル!実は四天王の一人だったという。 ファーヴニルに溺愛され、他の魔族からも忠誠を誓われながら、四天王の課題に挑む兎族とドラゴン族のラブファンタジー。
-
3.6“――あぁもう、無理!! あんな人の結婚相手なんか見つかるわけないじゃない!” 様々なところへ顔が利き、情報通な男爵令嬢レベッカ・テイラー。 彼女はその情報網を活かし『お見合い請負人』として名を馳せていた。レベッカに頼めば「自分に合った結婚相手が必ず見つかる」ともっぱらの評判で、成婚率はゆうに八割を超えるという。 しかしレベッカ自身は恋愛経験ゼロ。しかも、『お見合い請負人』だって自らが始めたことではなかった。それでも依頼者の喜ぶ顔を見るのが嬉しくて、結婚相談所もどきのようなことを続けていた。 ある日、そんな彼女の元に一件の無理難題が。悪名高き『悪態侯爵』の花嫁を見つけて欲しいと頼まれたのだ。 『悪態侯爵』とは、人を見ればすぐに悪態をついてしまうスタン・クロフォード侯爵に付いたあだ名。 そんな彼の花嫁探しを仰せつかったレベッカ。だが当の本人は「結婚は不要」とまったく相手にしてくれない。なんとかして見繕った相手に会わせてみても、その悪態で女性を泣かせて帰してしまう始末だった。 しかし『悪態侯爵』と関わっていく中で、レベッカは彼の意外な一面を知ることになり……? 「ミーティアノベルス」書き下ろし、恋愛経験ゼロ令嬢×毒舌侯爵のラブファンタジー!
-
4.2王女のベアトリスは大好きな幼なじみのギルバートと結婚することを心待ちにしていた。 しかし兄王が急逝し、幼い甥が成長するまで中継ぎの女王として立つことになったベアトリス。 当然、政権の安定を考えると即位している間は結婚をしないほうが良いーー。 恋を諦め、女王としての慣れぬ仕事に邁進するなか、ギルバートが宰相補佐として側で支え始めたので、気になる日々。 しかし彼は何も言わずに妻を迎え、ベアトリスは傷心する。 やがて女王として九年経ち、退位に合わせて降嫁することになったベアトリスは結婚相手を探すため見合いに臨む。そこに現れたのはなんとギルバートで――。 恋を諦めた女王と、諦めない宰相補佐のじれじれ攻防戦。 同世界観の『欲しいものを手に入れるには』も収録。 書き下ろしでは『愛が欲しいギルバート』『嫉妬』『カインとクロエの話』を収録。
-
3.0侯爵家次女のベルタはその性格や容姿から社交界では『侯爵家の生きた亡霊』と評されていた。そんな地味で存在感のないベルタに求婚してきたのは、「屋敷に女を住まわせている」と噂のあるギルフォード伯爵家の嫡男マティアスだった。 別に愛する人がいるのだとしても政略結婚なんてそんなものだとベルタは求婚を受け入れる。マティアスとわずかな時間会話をしたことで彼がまじめで不器用で、そしてとても優しい人なのだと気づいたベルタ。もらい手のなさそうな自分を選んでくださった恩返しとして、他に愛する人がいるとしても旦那様となるマティアスの大事なものを自分も大事にし、精一杯支えたいと心に決めたのだ。 伯爵家へ引っ越したベルタは、離れの白い家で隠されるように住む美しい女性アーニャと出会う。マティアスには内緒で会っているうちに二人は仲良くなるものの、ベルタはマティアスとアーニャの関係が気になって仕方がない。マティアスの優しさに触れる度どんどん惹かれていく自分に気づき、嫉妬で胸が張り裂けそうになっていくのだった。 そんなある日の午後、仕事でマティアスが出掛けたあとにアーニャのいる離れに行くと、アーニャの嬌声が漏れ聞こえてきて――。 アーニャの正体、それからマティアスの真意は――。 書き下ろしは、ベルタとマティアスの新婚旅行を追加。行方をくらませた姉の足跡をたどり、夫婦の仲を深める読み応えたっぷりのお話です。
-
4.0「初めに言っておきます。私はあなたを愛せないです」 政略結婚で公爵家に嫁いできた伯爵令嬢のレイラは、結婚初夜に夫となったチェスター公爵からそう告げられた。しかも、余命が一年と宣告されている車いすに乗っている相手に……。 この話を受けた時から愛されることを諦めていたレイラは、その言葉をあっさりと受け入れたのだった。 レイラは母が亡くなった八歳から孤児として一人で生活していた。ある日、叔父と名乗る伯爵が彼女を迎えに来て養子となった。 養父である叔父は、余命一年と噂されているチェスターに嫁がせ、財産を掠め取るどころか、公爵家を乗っ取るつもりらしい――。 生きるために養父の命令に従うレイラ。しかし、彼女の書斎に忍び込んできた義理の息子となったナイジェルと出会い、レイラは彼を養父の魔の手から守りたいと思うようになる。 ナイジェルも公爵家も守るためレイラは悩んだ末に、チェスターに離婚を提案するが、なぜかすべて断られてしまう。戸惑いながらも公爵家での生活を続けるレイラだったが――。 これは、生きるために悪女になろうとしていた公爵夫人のレイラが、夫と義理の息子のために奔走していたら、いつの間にか夫に愛されるようになったすれ違い溺愛ストーリー。
-
-社交界で「黒薔薇」と呼ばれるほど美しく、頭脳も明晰な侯爵令嬢のシェスターは、相手が浮気をしたので婚約を解消した。 それ以降の7年間、美しい髪をきっちりとまとめ上げ、眼鏡をかけて地味な姿をして、国王の一人娘であるナタリー王女に仕える侍女長として充実した日々を送っていた。 そんなある日、8年前に戦地へ旅立った幼なじみで親友のヴェルトルトが戦果を上げて、凱旋した。 英雄となって帰還した彼が、褒賞として国王の前でシェスタ―に求婚してきた。彼からずっと片思いをしていたと打ち明けられたシェスタ―は、驚きながらも嬉しく、心が複雑に揺れ動く。 時間をもらって返答することになったが、ナタリー王女の婚約者選定の準備が進む際、婚約解消してから一度も会ったことがなかった元婚約者が目の前に現れた。どうやら彼は何か企んでいるようで――。 貴族社会で、結婚ではなく仕事をしながら自分の道を切り開こうとする女性と、彼女を一途に愛してきた騎士の物語。
-
-「婚約破棄? 慰謝料いただければ喜んで!」 ベルクロン王国の伯爵令嬢カタリナは婚約者のフィリップから手紙で婚約破棄された。ショックのあまり寝込んだのは母親だけで、カタリナは手紙を踏みつけながらニヤニヤし始める。なぜなら、婚約破棄されたら相手から慰謝料が入って、それを元手に夢を実現させられるかもしれないからだ! 実はカタリナは転生者。前世で彼女はカフェでバイトをしながら、夜間の製菓学校に通っている苦学生だった。 夢のカフェ経営をこの世界で実現するために、カタリナの奮闘がいま始まる! 電子限定書下ろし番外編には、カタリナと彼女の相棒である守銭奴侍女の過去話を収録。
-
5.0通信機器メーカーでシステムエンジニアとして働く夏芽は恋愛に消極的。趣味である登山中に偶然出会った崇広と親しくなったのだが、後日、自社の御曹司だと分かり、自分とは住む世界が違うと知った。 委縮して距離を取っていた夏芽だったが、崇広に強引に食事に誘われた場で「俺と結婚してほしい」と突然の告白をされて驚きを隠せない。 さらには夏芽の住むアパートで空き巣被害が発生し、身の危険を心配した崇広のすすめで同居することに。 そんな矢先、夏芽が担当するプログラムが誰かによって書き換えられるというトラブルが発生する。追い込まれた夏芽は崇広に助けてもらったが、次から次へと問題が発生して……。 「君を守りたい」――会社ではクールな崇広が夏芽にだけは優しく、包み込むような深い愛を注がれてドキドキが止まらなくなり……?
-
3.6パン屋で働くシーラは、毎晩7時に召喚される。 そこは異世界……ではなく、隣の家。シーラを召喚するのは、お隣さんこと国家魔導士のクラウス。彼は誰かを召喚しようとしているのだが、なぜか必ずシーラが呼ばれて……。 超至近距離な召喚物語!
-
3.0負け知らずの平民出身の若き李翔将軍の下に嫁いできた彩姫公主は実は――。 白蓮皇国の大将軍である蔡李翔は、戦功を立てた褒美として皇帝の公主が下賜されることになった。 だが、その公主というのが廃妃の娘だったのだ。 結婚も面倒くさいし、皇帝の娘なんてさらに面倒くさいと不機嫌なまま公主を迎えることになる李翔だった。 その妻となった公主との初夜の時、屋敷は突然暗殺者に襲われたが、暗殺者に対応した公主の正体はかつての……。 なぜ、男装をしていたのかと問う李翔に、彩姫は母親の冤罪を晴らすためだと答えた。 李翔はこれも夫婦になった縁だと彩姫の手伝いをすることを決める。 李翔の親友である白蓮皇国の丞相である高劉信を巻き込んで、彩姫の母を冤罪に陥れた者を追い込んでいく。 そして、ともに過ごすうちに互いに惹かれ合っていく彩姫と李翔。 一方、敵は執拗に彩姫を亡き者にしようと企むが――。
-
4.0ローレンシア王国第八王女のフィリアーナは、生まれた時から精霊に愛されていた。 精霊に愛されるがゆえに、感情が高ぶると周囲を凍らせ雪を降らせてしまうので、ローレンシア王国では不吉な姫として家族や使用人から虐げられ、城内に隠されるようにして過ごしていた。 そんな折、長きに渡り続いた隣国ルビアンツ王国との戦争を終結するための和平の象徴として、フィリアーナがルビアンツ王国の王族へ嫁ぐことになった。ほぼ厄介払いのようなものだったが、フィリアーナはルビアンツ王国でなら幸せになれるかもしれないと淡い希望を持って自国を後にした。 しかし、フィリアーナの結婚相手になる予定だった第二王子にはすでに恋人がおり、フィリアーナと結婚はできないと宣言したのだ。 だが、ルビアンツ王国としても和平のためフィリアーナを送り返すことはできず、唯一未婚の王族である現国王の弟ジェラートとの婚姻を提案してきた。 このまま祖国へ帰れば今まで以上にひどい仕打ちが待っている。そう考えたフィリアーナは、この国で野獣公爵と忌避されているジェラートとの婚姻を受け入れる。一方、ジェラートも最初は渋るものフィリアーナの懇願に負け、妻に迎えることを承諾したのであった。 妻として愛されることを諦めていたフィリアーナだが、ジェラートの屋敷で待っていたのはつらく悲しい日々ではなく、温かく幸せな毎日と彼からの溺愛で……。 これは精霊に愛されながらも不遇な境遇を持つ王女と、戦争を勝利に導きながらも周囲に野獣と呼ばれる公爵の幸せな結婚の物語。
-
4.4フランチェスカは父であるロング侯爵と後妻である継母の間に男児が産まれた事により、嫡女としての立場が崩れ去った。すると厄介払いをされるかのように、当時末端の側妃が産んだとして王宮内で誰にも相手にされていなかった第二王子レンブラントの妃候補の筆頭としてあてがわれたのだった。ろくに相手にもされなかった二人だが、王宮内で共に成長し絆を深めていっていた。 しかしレンブラントの兄、王太子が夭折した事により二人を取り巻く環境は激変する。 レンブラントが王太子になると、フランチェスカ以外に数名の妃候補が選ばれた。互いが競い合い、その中で勝ち抜いた賢く強かな令嬢を王太子妃にすると宣言したのである。 フランチェスカは自分には不利な条件であることや彼にとって自分がなんの価値も無くなったという事を理解し、誰にも告げずに密かに王宮を出ていった。 市井でひっそりと暮らし、このまま民草に紛れ、慎ましくも穏やかに暮らしてゆくのだと思っていたのだが……レンブラントによって王宮に連れ戻されてしまった! 彼のお荷物になりたくなくて離れたのに、何故か彼はフランチェスカを離してくれず……。 生来のんびりした性格のフランチェスカ。こうなったらもう一生文書室の住人でもよいと、王宮内に吹き荒れている嵐をよそにマイペースに王宮の文書室で得意とする精霊文字の解読力を生かし、古文書の翻訳作業をする日々を送るのであった。 そして気がつけば……? 電子書籍版には『番外編 友好国からの来賓』の書き下ろしを収録。
-
3.0六歳の誕生日を迎えた男爵令嬢フィリスは、『精霊王の愛し子』にしか成し得ない4人の精霊と契約を交わした。しかし、愛し子の能力である精霊の可視化ができなかったことで、それまで優しかった両親から「嘘つきだ」「気狂いだ」と罵られ、部屋に閉じ込められてしまった。 そうして、フィリスが両親や使用人に見放され部屋に閉じ込められたまま10年が経ったころ、『精霊王の愛し子』を名乗る公爵令嬢が現れ、国中が歓喜に沸いた。 しかし、精霊王を祀る神殿に『我が愛し子を直ちに保護せよ』との神託が降りたことで、国中が混乱する事態へと発展し――。 これは精霊王の愛し子を巡り奔走する人間と精霊の物語。 書き下ろしでは、一連の騒動を精霊王視点で追加。精霊王は人間たちをどんな気持ちで見つめていたのか?そして、フィリスとの結末は――?
-
5.0
-
-『求む、熱血教師。親日のマバル国は、国民一同日本人の先生をお待ちしています』 日本で日本語教師をしている明日香は生徒をうまく指導できなかったこともあり、校長から転職を考えたらどうかと言われてしまった。海外で日本語教師をしたいと求人を探していたところ、マバル国のオーバーなキャッチコピーに惹かれて応募する。しかしいくら待っても採用通知が来ることはなかった。そうこうするうちになんとか仕事は軌道に乗り、転職のことなど忘れた半年後、マバル国の日本語教師採用通知が届いていることに気づいた明日香だが、その国は大西洋に浮かぶ孤島で地球温暖化の影響により水没の危機に瀕しているヤバイ国らしい。断ろうとした矢先、スーツの男に拉致同然でマバル国に連れていかれてしまった! マバル国王の話によると、マバル国民を2年後に日本へ移住させる計画を立てており、それまでに全国民が日本語を使えるよう明日香に依頼したいとのことだ。しかし日本語はそんなに簡単ではないのだ。頭を抱えるものの国王の期待に応えようと頑張る明日香。元教え子でイケメンのフィリップがマバル国の王子だということが判明したことで孤独は和らいだものの、誰かに嫌がらせをされたり、貴族だけにしか授業の場が与えられていなかったり、国民が暴動を起こしたりと、問題は次から次へとやってくる。 平凡な日本語教師の明日香は、危機に瀕したマバル国を救うことができるのか。イケメン王子との恋の行方は――? 次々と明日香を襲う展開にハラハラドキドキが止まらない!
-
4.3「アーリア・クラークルイス、おまえとの婚約を解消する!」 第二王子から婚約破棄された途端に、前世の記憶を思い出した伯爵令嬢アーリア。 どうやらここは乙女ゲームの中の世界で、自分はいわゆる『悪役令嬢』というポジションに転生してしまったらしい。 このままだとゲームヒロインをいじめた罪で国外追放されてしまうかも!? すぐに婚約破棄を了承し逃げ帰ってきたけれど、伯爵邸には元・婚約者の弟で第三王子のセドリックが待っていた。 僕と結婚してほしい、と天使のような美少年セドリックが突然プロポーズしてきた! セドリックは昔からかわいがってきた弟みたいな存在。しかも、十歳も年下の男の子となんて結婚できるわけがないでしょう!? 戸惑っているアーリアをよそに、セドリックはどんどんアピールしてくる。 「兄上が教えてくれたの。愛する人を自分だけのものにするには結婚すればいいんだって。ねえ、アーリア、僕はもう大きくなったよ」 「あなたのすべてをいずれ僕のものにしたい。アーリア、大好き。愛してる」 頬は薔薇色に染まり淡く色づいた唇をさせたセドリックは青い瞳を甘くとろけさせながら押してくるっ! 転生したら悪役令嬢だった伯爵令嬢とちょっぴり腹黒で執着が強い美少年の、年の差&溺愛ラブ。 電子書籍特典は書き下ろし後日談、『逆ハーレムルートは攻略しません!』『そして、少年は大人になる』を収録。 成長して大人になったセドリックと、初めての……。
-
3.5「私はもう殿下なんて愛さない! あんな浮気者、もう、愛してなんてやるものですか!」 公爵令嬢ルミナ・ララーシュは天に向かって拳を高く突き上げ叫んだ。 十歳で王子と婚約し、十八歳で婚約破棄される。ルミナは何十回もそれを繰り返していた。 ループするたびにあの手この手で王子に愛されようとするが、彼が心惹かれるのは妹のソフィー。何をしても結局王子は妹を選んでしまうのだった。 どんなに愛しても愛されることはない。ルミナはそれに気づき、ついに諦めることにした。 これは、愛する人に愛されることを諦めたルミナが、自分の本当の運命を見つける物語。
-
4.0銀色の髪とすみれ色の瞳を持つ少女クレアは、北欧にある炭鉱町の総督令嬢として幸せに暮らしていた。だが突如、公爵家への謀反の疑いをかけられ、父の命は断たれてしまう。 父の部下であった男爵の家に引き取られたクレアは、使用人として虐げられる日々を送っていた。そんな中、代替わりしたという新公爵から都での労働を命じる通達が炭鉱町の各家に届いた。男爵夫人は実の娘を差し出すことを嫌がり、代わりにクレアを派遣することにしたのだった。 都で毎日真摯に勤めていたクレアは、ある日、川で溺れている子犬を助けたのをきっかけに見目麗しい男性と出会う。 「――おまえ、外地から来た者か? 名はなんという?」 高貴な雰囲気を漂わせる金髪碧眼の彼は、それからもなぜかクレアのことを気にかけてくれて――。 北欧を舞台にした純白のシンデレラ・ストーリー。
-
1.0「猫耳ちゃん、俺がもらえるチート能力はなんなの?」 36歳で過労死をしたアキラは、あの世と思われる場所を歩いていると「異世界キャンペーン」と書いてある案内板を見つけた。 異世界へ行くチャンスだと喜んだものの、とりあえずキャンペーンの内容を聞いてから決めようと美人の猫耳受付嬢に聞いてみる。すると、今ならもれなく自分に一番合う能力が1つ付与されるとのことだった。ただ、どんな能力かは生まれ変わってみないとわからず、希望は聞けないのだと言う。 転生先の情報として、科学技術が発達してなくて、剣や魔法が頼りであること、一度異世界へ転生すると約1000年後にしか地球へは戻れずそれまでは異世界で転生し続けなければならないということを教えられた。しかし滅多にこんなキャンペーンはしていないということで、アキラは異世界へ転生することにしたのだった。 気がつくと、アキラは大魔林の中で、20歳前後の青年になっていた。 B級冒険者だったという幽霊のタナトスに話しかけられ、アキラがもらった能力は人族には珍しい精霊魔法だということを知った。 火魔法、水魔法、風魔法を使う愉快な精霊たちを次々と召喚し、美少女シルバも加わったことで強くなったアキラは、タナトスから「自分を襲った火魔法使いを突き止めてほしい」と依頼され――。 個性豊かな精霊たちと一緒にタナトス殺しの犯人を探す冒険が今始まる!
-
2.8えっ… ここどこ? テーマパーク? コピー用紙や文房具を調達した台車をゴロゴロ押していたはずなのに…。 転んで起きた先は、西洋風の異世界だった!! とりあえず散らばった荷物を台車に積み直すのは、主人公の田口 直美。なぜか現地の言語もわかるようで、とりあえず少しでも今の状況を確認しなくちゃ! 通りすがりの子供に尋ねると、「王都シュリシュナ」!? それ、どこなのよーーー!!! もしかして、異世界???? 寝るところや、ご飯どうしよう……、そう思い耽っているところに……。 アマゾナイトノベルズで人気の『異世界なら、私も無名の有名画家』を、青木林子先生がコミカライズ! 第1話、配信スタート!
-
-時は二十年以上前ーー。突然現れた『異星生物』により地球は侵されていた。 S級天才覚醒者の「剣一」は、地球に結界を張る任務を遂行していた。 「小剣聖」の異名を持っていたが、何者かの手で結界が破壊され、「大剣聖」の 父も殺害されてしまう。剣一の命にも危険が迫る中、目覚めると未熟な覚醒者に変わり果てていた…。 最弱F級になった少年は己を再び高め、黒幕にたどり着き倒すことを決意。 父の仇を取り、この星の平和を守る冒険が始まる!
-
-エリート外科医のアイリーンは手術の最中に突然倒れて、小説『神王伝説』の異世界に転生してしまったと気づく。しかし、小説のオープニングから神王に制裁されてしまう悪役令嬢になってしまっていた。元の世界に戻って、自分の患者を救いたい!その一心から、生き残るために奮闘していく。簡単に死なない!と誓い、転生前のスキルや小説を読んだ記憶を生かしながら、死の結末から逃れたけれど、まさか元の女性主人公の代わりに神王の花嫁となってしまうなんて…!新たな人生、未知の世界へ飛び込んでいくのだが…!? 絶望を超えた先にある、たった一つの愛の物語。
-
-「俺と、結婚して下さい」 大学卒業後、大好きな洋服に係わるアパレル会社の社員として働く歴まつり。 高校生の頃からずっと付き合っている恋人の睦月から、八年目の記念日にプロポーズをされ、晴れて二人は婚約関係になった。 嬉しいけれど、専業主婦になってほしい睦月とまだ働きたいまつり。 これからの生活に、少しの不安と期待を感じていた。 しかし、ひょんなことから出会った、同じビルで料理教室を開いている自分よりも三つ年下の料理研究家の瀬海岬。 真面目で、何でもそつなくこなす瀬海くんは、自分にはない物を持っている。 偶然一緒に帰ることも多くなり、なにげないメッセージを送り合う友達になった二人。 ──この気持ちは、一体何なのだろう……。 星の砂文庫で販売していたものを再編集してミーティアノベルからお届けします。 「あぁ。瀬海くんには、出会わなきゃよかった」
-
-
-
-
-
-「初めに言っておきます。私はあなたを愛せないです」 政略結婚で公爵家に嫁いできた伯爵令嬢のレイラは、結婚初夜に夫となったチェスター公爵からそう告げられた。しかも、余命が一年と宣告されている車いすに乗っている相手に……。 この話を受けた時から愛されることを諦めていたレイラは、その言葉をあっさりと受け入れたのだった。 レイラは母が亡くなった八歳から孤児として一人で生活していた。ある日、叔父と名乗る伯爵が彼女を迎えに来て養子となった。 養父である叔父は、余命一年と噂されているチェスターに嫁がせ、財産を掠め取るどころか、公爵家を乗っ取るつもりらしい――。 生きるために養父の命令に従うレイラ。しかし、彼女の書斎に忍び込んできた義理の息子となったナイジェルと出会い、レイラは彼を養父の魔の手から守りたいと思うようになる。 ナイジェルも公爵家も守るためレイラは悩んだ末に、チェスターに離婚を提案するが、なぜかすべて断られてしまう。戸惑いながらも公爵家での生活を続けるレイラだったが――。 これは、生きるために悪女になろうとしていた公爵夫人のレイラが、夫と義理の息子のために奔走していたら、いつの間にか夫に愛されるようになったすれ違い溺愛ストーリー。 『愛せないと言ったくせに、余命一年の夫から愛の猛攻を受けています【分冊版】1』には『第一章 家門を乗っ取りに来た花嫁』~『第二章 心を通わせて』(前半)までを収録
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。