この作者さんの作品を何作か読んでいますが、こちらの作品が今までの中で一番私にはあっていました。
ヒーローとヒロインは子どもの頃から厄介払いのように婚約関係になるものの、二人の仲は政略とは別に仲が良かったです。しかしヒーローの兄が病気で亡くなりヒーローが王太子となったことで関係が変わり始めます。ヒーロ
...続きを読むーに自分は必要ないと思ったヒロインは逃亡し市井で暮らすことを決めるのでした。
初めからヒロインしか見てないヒーローから逃げれる訳もなく二週間で捕まります。ヒロイン、他の妃候補ができたことで落ち込むかと思いきやしっかり前向きになっていて好感が持てました。嫌味なども気にしない天然さも可愛らしかったです。ヒーローが溺愛するのも納得でした。ただヒロインがみんなから認められる工程が予想がつくので残念でした。