【感想・ネタバレ】引きこもりの私に求婚した相手は離れに愛人を囲っているようですのレビュー

あらすじ

侯爵家次女のベルタはその性格や容姿から社交界では『侯爵家の生きた亡霊』と評されていた。そんな地味で存在感のないベルタに求婚してきたのは、「屋敷に女を住まわせている」と噂のあるギルフォード伯爵家の嫡男マティアスだった。
別に愛する人がいるのだとしても政略結婚なんてそんなものだとベルタは求婚を受け入れる。マティアスとわずかな時間会話をしたことで彼がまじめで不器用で、そしてとても優しい人なのだと気づいたベルタ。もらい手のなさそうな自分を選んでくださった恩返しとして、他に愛する人がいるとしても旦那様となるマティアスの大事なものを自分も大事にし、精一杯支えたいと心に決めたのだ。

伯爵家へ引っ越したベルタは、離れの白い家で隠されるように住む美しい女性アーニャと出会う。マティアスには内緒で会っているうちに二人は仲良くなるものの、ベルタはマティアスとアーニャの関係が気になって仕方がない。マティアスの優しさに触れる度どんどん惹かれていく自分に気づき、嫉妬で胸が張り裂けそうになっていくのだった。
そんなある日の午後、仕事でマティアスが出掛けたあとにアーニャのいる離れに行くと、アーニャの嬌声が漏れ聞こえてきて――。
アーニャの正体、それからマティアスの真意は――。

書き下ろしは、ベルタとマティアスの新婚旅行を追加。行方をくらませた姉の足跡をたどり、夫婦の仲を深める読み応えたっぷりのお話です。

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感情タグBEST3

みんないい人

根っからの悪人がいないから、読後感も悪くないです。登場人物の視点はそれなりに変わるから、小学生には難しいかな?とても読みやすかったです。

#じれったい

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2024年07月20日

匿名

ネタバレ 購入済み

見事な中間子。
中間子って何とかして自分に注目を集めたいタイプと周りに合わせることに長けたタイプと2種類ありますよね。
主人公はその後者のタイプ。
合わせるというより存在を消して周りを引き立てることに自分で納得してる。
それだけに最後はちゃんと自分を主張するようになって、ヒーローともちゃんと愛し合って、成長したなぁと感慨深い。
アーニャはどうなったんでしょうね。
仲良く分かり合えているといいんですけど。
公爵様は自業自得ですねw

0
2025年02月28日

購入済み

みんな思いやり過ぎてのすれ違い

登場人物みんなが優しくて、言葉や説明不足の中、思いやり過ぎて、すれ違いや勘違いがいっぱいのお話でした。すれ違いとかの話は基本好きな話です。ところどころは飛ばしたけど、心あたたまるお話です。ヒロインとヒーローもハッピーエンドを迎えられて幸せな気持ちで読み終える事ができました。気遣って何もいわないより、言葉で話す事って大事ですね

#胸キュン #ハッピー #ほのぼの

0
2024年12月22日

購入済み

なんか話が、あちこち分割されて、誰の話だか分からないです。
しかも、同じような話が、ちょこちょこ出てくるし。
人物を減らして、もっとわかりやすく書いたら良いのに。

#ドキドキハラハラ

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2024年07月19日

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