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六歳の誕生日を迎えた男爵令嬢フィリスは、『精霊王の愛し子』にしか成し得ない4人の精霊と契約を交わした。しかし、愛し子の能力である精霊の可視化ができなかったことで、それまで優しかった両親から「嘘つきだ」「気狂いだ」と罵られ、部屋に閉じ込められてしまった。
そうして、フィリスが両親や使用人に見放され部屋に閉じ込められたまま10年が経ったころ、『精霊王の愛し子』を名乗る公爵令嬢が現れ、国中が歓喜に沸いた。
しかし、精霊王を祀る神殿に『我が愛し子を直ちに保護せよ』との神託が降りたことで、国中が混乱する事態へと発展し――。
これは精霊王の愛し子を巡り奔走する人間と精霊の物語。
書き下ろしでは、一連の騒動を精霊王視点で追加。精霊王は人間たちをどんな気持ちで見つめていたのか?そして、フィリスとの結末は――?
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いろんな偶然が重なってのフィリスへの虐待、国王の失態でした。はじめは無知な両親によるものでしたが、父親の乳兄弟の劣等感、公爵令嬢の嘘、真偽を確かめない国王と周囲。そりゃあ精霊たちも見切りをつけるよね。最後には精霊王様の回想もあります。短いお話ですが、楽しく読ませていただきました。
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