椎名誠のレビュー一覧

  • ハーケンと夏みかん
    少年の時にはじめて読んで、
    「エッセイ」というもの、
    「旅ルポ」というものをはじめて知った1冊。
    そして、椎名誠さんの著作のファンになった入口の1冊。

    僕の人生観や世界観に影響を与えた本のうちのひとつ。

    もし子供が出来たら勧めたい1冊。
  • あるく魚とわらう風
    椎名誠の日記形式のエッセイ。
    執筆と映画撮影と講演とその他諸々がひたすら続く、激務の日々ではあるが、その合間にすかさず酒を飲んでいるのが椎名誠だなぁと。
  • 続・岳物語
    岳が小学生から中学生になり、成長していく姿。
    とても新鮮で、逞しい、立派な少年・岳。
    実話であるということにさらに引き込まれ、
    野田さんのWikipediaの記事を見たときには
    ただただカッコいいな、って思った。
  • 岳物語
    息子・岳の成長期

    岳の力強さに感服
    息子に旨いもんをたらふく食わせる、その心意気に父の息子に対する愛を感じた。
  • 岳物語
    椎名誠は何を書いても骨太な感じがする。父と子,というのはこそばゆいものだが,その感じも含みながら,こどもを愛おしく思っている気持ちが伝わってくる。
  • ひとりガサゴソ飲む夜は・・・・・・
    何かいいなぁ…、自然体で。
    自分には日本各地、世界の秘境で訳の分からない酒やゲテモノを飲み食いする勇気はないけれど。
  • 岳物語
    久々に読んだ
    中学受験の国語で読んだのが始めてやと思う。
    初版が生まれる四年前でわろた

    勉強なんて二の次でやりたいことをやる子供時代ってのは俺と全然違くて。そんな話もおもしろいなーて
  • 続・岳物語
    ちょっと親の干渉が鬱陶しくなる岳のものがたり。
    すごく懐かしさもあるが、今っぽい感じもある(初版1989年!)。核家族構成だけど岳がたくましく育っていくのは周りの人とのつながりなんだろうなぁと思った。
  • 岳物語
    国語の教科書とかに出てきそうな、てか授業で読みたい物語だった。
    同じ目線で岳と向き合うパパ最高です。
  • 岳物語
    何十年も前に読んだ、
    岳くんの成長物語、感動して何をとは書けないが
    心に惹かれ、むさぼり読んだことだけは覚えている。
  • 雨がやんだら(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    作中の日記を書いた女の子は、無事だったのだろうか。
    日記帳を入れた箱は何かの拍子に、女の子のもとから水の中へ流失してしまったのだろうか。

    想像が広がり、
    そして次の小説「水域」へと読者をいざなう。
  • アド・バード
    いつの時代とも判らぬ、荒廃した地球。K二十一市に住むマサルと菊丸の兄弟は、マザーK市からやってきたという男から生き別れの父の名を聞き、父の足跡を追ってマザーK市へと旅立つ。街の外に広がる荒野には、人体を浸食するヒゾムシや全長数十メートルに達する地ばしり、声高に宣伝文句をわめき散らすアド・アードなど、...続きを読む
  • 笑う風 ねむい雲
     椎名誠の風雲シリーズの2冊目。
     風の道雲の旅 より文章がこなれており、読みやすくなっている。
     文章の表現力も上手くなっている。
     文を読んですぐに旅の中にいざなってくれる本。
     砂漠の中、大河の中、都会の中、雪原の中。
     このシリーズを読んでいこう。
  • 風の道 雲の旅
     椎名誠の本は旅シリーズを主に読んでいた。ユーモア紀行文と分類していた。それと比べるとこの本は叙情的な純文学的な作品である。こういう文章も書けるのだと感心してしまった。旅の経験値は誰よりも豊富なだけあってその文章も珠玉のものとなっている。椎名誠の純文学的な一面を垣間見ることができた。
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇
    デビューから現在まで、作家シーナの創作の秘密、裏事情に書評家メグロがスルドク切り込む、爆笑対談集ここに誕生。
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    某月某日、満を持して集まった4人の男たち。されど無きに等しい展望と計画…。とりあえず酒を飲み、スルメをかみしめる。するとわき出るように溢れ出す言葉のバトルロイヤル!!どーでもいいこと悪いこと、とことん熱く語りぬく。脱線につぐ脱線で、どこへ行くのか漂流座談会。問答無用のライブな一冊。(裏表紙)

    話し...続きを読む
  • メコン・黄金水道をゆく
    インドシナ半島を流れるアジア第三の大河、メコン河。椎名誠が川の流れに沿ってラオス、カンボジア、ベトナムと下り、現地の生活を見て回る。
    真っ先にこれらの国の名前を聞くと、プノンペンとかホーチミンとか発展途中の都市の名前が真っ先に思い浮かぶが、ここに書かれてあるのはもっと素朴な生活。想像力を掻き立てる場...続きを読む
  • 孫物語
    三人の孫に翻弄される「じじバカ」シーナの大爆笑で感動のエッセイ。「三匹のかいじゅう」に続く孫愛に満ちた作品。
  • 学校に行きたくない君へ
    生き続けなきゃもったいない! 不登校の若者たちが体当たりで引き出した、樹木希林をはじめとする人生の先輩たち20名の本音のインタビュー集。『不登校新聞』掲載記事を加筆修正し、書き下ろしを加える。

    樹木希林のインタビューを読みたくて借りたもの。心に響きます。
  • 続・岳物語
    岳物語の続編。どのような時間を息子と過ごすか。関わり過ぎてもダメだし、関わり過ぎなくてもダメなんだろう。そのバランスを悩むのも、大事な時間なんだろうね。こんな時間もあと数年かなとしみじみ思う。。