椎名誠のレビュー一覧
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少年の時にはじめて読んで、
「エッセイ」というもの、
「旅ルポ」というものをはじめて知った1冊。
そして、椎名誠さんの著作のファンになった入口の1冊。
僕の人生観や世界観に影響を与えた本のうちのひとつ。
もし子供が出来たら勧めたい1冊。Posted by ブクログ -
椎名誠の日記形式のエッセイ。
執筆と映画撮影と講演とその他諸々がひたすら続く、激務の日々ではあるが、その合間にすかさず酒を飲んでいるのが椎名誠だなぁと。Posted by ブクログ -
岳が小学生から中学生になり、成長していく姿。
とても新鮮で、逞しい、立派な少年・岳。
実話であるということにさらに引き込まれ、
野田さんのWikipediaの記事を見たときには
ただただカッコいいな、って思った。Posted by ブクログ -
久々に読んだ
中学受験の国語で読んだのが始めてやと思う。
初版が生まれる四年前でわろた
勉強なんて二の次でやりたいことをやる子供時代ってのは俺と全然違くて。そんな話もおもしろいなーてPosted by ブクログ -
ちょっと親の干渉が鬱陶しくなる岳のものがたり。
すごく懐かしさもあるが、今っぽい感じもある(初版1989年!)。核家族構成だけど岳がたくましく育っていくのは周りの人とのつながりなんだろうなぁと思った。Posted by ブクログ -
作中の日記を書いた女の子は、無事だったのだろうか。
日記帳を入れた箱は何かの拍子に、女の子のもとから水の中へ流失してしまったのだろうか。
想像が広がり、
そして次の小説「水域」へと読者をいざなう。Posted by ブクログ -
椎名誠の風雲シリーズの2冊目。
風の道雲の旅 より文章がこなれており、読みやすくなっている。
文章の表現力も上手くなっている。
文を読んですぐに旅の中にいざなってくれる本。
砂漠の中、大河の中、都会の中、雪原の中。
このシリーズを読んでいこう。匿名 -
椎名誠の本は旅シリーズを主に読んでいた。ユーモア紀行文と分類していた。それと比べるとこの本は叙情的な純文学的な作品である。こういう文章も書けるのだと感心してしまった。旅の経験値は誰よりも豊富なだけあってその文章も珠玉のものとなっている。椎名誠の純文学的な一面を垣間見ることができた。匿名
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某月某日、満を持して集まった4人の男たち。されど無きに等しい展望と計画…。とりあえず酒を飲み、スルメをかみしめる。するとわき出るように溢れ出す言葉のバトルロイヤル!!どーでもいいこと悪いこと、とことん熱く語りぬく。脱線につぐ脱線で、どこへ行くのか漂流座談会。問答無用のライブな一冊。(裏表紙)
話し...続きを読むPosted by ブクログ -
インドシナ半島を流れるアジア第三の大河、メコン河。椎名誠が川の流れに沿ってラオス、カンボジア、ベトナムと下り、現地の生活を見て回る。
真っ先にこれらの国の名前を聞くと、プノンペンとかホーチミンとか発展途中の都市の名前が真っ先に思い浮かぶが、ここに書かれてあるのはもっと素朴な生活。想像力を掻き立てる場...続きを読むPosted by ブクログ -
生き続けなきゃもったいない! 不登校の若者たちが体当たりで引き出した、樹木希林をはじめとする人生の先輩たち20名の本音のインタビュー集。『不登校新聞』掲載記事を加筆修正し、書き下ろしを加える。
樹木希林のインタビューを読みたくて借りたもの。心に響きます。Posted by ブクログ -
岳物語の続編。どのような時間を息子と過ごすか。関わり過ぎてもダメだし、関わり過ぎなくてもダメなんだろう。そのバランスを悩むのも、大事な時間なんだろうね。こんな時間もあと数年かなとしみじみ思う。。Posted by ブクログ