椎名誠のレビュー一覧

  • 続々 失踪願望。 病み上がり乾杯編

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    椎名誠さんの日々と、過去の迷子体験(?)を集めたもの。
    椎名さんも80歳になり、前みたいに無謀なパワフル旅というのはもうできなくなっている。当たり前なのだけれど、すごく寂しい。
    それどころか、体のあちこちに不調を抱え、ついには入院までされていたと知って驚いた。
    若いときの元気なイメージの頃のファンがものすごく多いと思うが、みんなショックだろう。でも、自分の老い衰えを隠すことなく、こんな形でさらけ出すことも実は勇気がいることなのではないか。読者に、ファンに対して誠実なのかもしれないとも思う。それが作家の性なのか。ずっとそんな椎名誠さんのファンであり続けたいと思う。

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    2026年01月05日
  • あやしい探検隊 アフリカ乱入

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    スマホがない時代にアフリカ旅行、、しかもページめくるたびにお酒飲んでて、アフリカでの数々の出来事よりもこの5人組のパワーにびっくりしながら読んだ。偶然にも半分くらい同じようなルートを辿った1週間の旅行にこの本を持って行っていたので、ビーチで読んだり空港で読んだりして、旅の思い出の一つになった

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    2026年01月03日
  • あやしい探検隊アフリカ乱入(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    スマホがない時代にアフリカ旅行、、しかもページめくるたびにお酒飲んでて、アフリカでの数々の出来事よりもこの5人組のパワーにびっくりしながら読んだ。偶然にも半分くらい同じようなルートを辿った1週間の旅行にこの本を持って行っていたので、ビーチで読んだり空港で読んだりして、旅の思い出の一つになった

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    2026年01月03日
  • 失踪願望。 コロナふらふら格闘編

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    祝日、ドラクエ1&2をやりたかったのだが
    「映画見に行きたい」と言われ出掛ける
    まったく興味のない映画(タイトルは伏せておく)だったので近くの本屋でこれを買い、モスバーガーへ行き読む

    かなしい
    僕はとても悲しい哀しい
    あの、椎名誠がコロナで生死を彷徨い
    カテーテルで排尿し、紙おむつに便をされている
    しかも、大変真面目な文体で。
    ああ、本当に駄目かもと思ったらここまで大人しくなってしまうのか
    僕は憧れていた
    ガハハハと笑いながら気のいい仲間たちと酒を飲み、馬に乗り、山を登り、海に潜り、砂浜で相撲を取り、なんでもかんでも入れた鍋を「うめえ!ガハハハ」とまた酒を飲む
    男の憧れだ
    その椎名誠が奥さん

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    2025年11月03日
  • 真夜中に吠えたくなって

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    いろいろ日々の雑感が語られているけれど、やっぱり旅の話が面白いですね。80歳かぁー

    矢部ちゃんのほのぼの挿絵がなんともほっこりします。

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    2025年10月14日
  • 真夜中に吠えたくなって

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    子ども時代の教科書に載ってた作家さんだ、と思い、手に取る。日々の感じた事などを徒然と綴るエッセイ。日常や旅先での人や文化との出会い。コロナ体験、政治に思うところなどなど…。さらさらっと読めた。
    もうおじいさん、の年齢なんだなぁ。若い女性には卑猥に感じる表現もある。相手方が言った言葉だったりするけど、うーん、年齢的にも仕方ない、そうゆう表現になるんだろうな。

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    2025年09月20日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    人生終盤になると懐古録が書きたくなる?
    日記パートの奥様との関係、後段の懐古録を読むとシーナ氏の心情が腑に落ちる。
    後段に懐古録を付けたり、友人との別れの中で過去の出来事を反芻する。
    単なる懐古録でなく、私小説でも日記でも無い。こんな本を作るあたり、生涯現役なんだろう。

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    2025年09月08日
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    寝る前に読んだ。
    本当にどうでもいいことばかり話していて、何か知識を得るとか役に立つということがない。ここまでゆるい本って今もあるのかな?

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    2025年07月30日
  • 机の上の動物園

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    作者であるシーナさんがこれまで旅してきた世界中の街で集めて来た様々なものを紹介する本。写真と簡単な紹介文が主ですぐに読めるページ数。装丁もかわいい。

    シーナさんの本をよく読んでいる人なら思いおこせる「ここでかったんだな」という物も多く、ファンならより楽しめると思う。大きなフライパンの話は当時から気になっていたので写真で見れてよかった。

    椎名誠のエッセイを読んだあとに見ると副読本的で楽しいかもしれない

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    2025年03月07日
  • アド・バード

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    さびれた未来都市
     解説の目黒考二も書いてゐるとほり、オールディスの『地球の長い午後』のオマージュ。

     第1章はまあ冒険の始まりとしてワクワクして面白い。広告戦争が過剰になった世界。アドバードのアド。広告。
     第2章「戦闘樹」になると、酸出しだのなんだの、架空生物の生態が事細かに綴られて、興味がない。となる。実際、しんどい。

     題材は、椎名の業界紙を扱った経験から。架空生物はもともとの嗜好から。着想を得たのではないかと思った。
     しかし、現実としてこのやうな広告戦争は起きてないし、実際は少子高齢化で日本全体では購買意欲が減退してゐる。そこが時代性を帯びたSF小説として感じられるところだ。

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    2025年02月15日
  • 時にはうどんのように

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    亡き父が読んでいた椎名本。中には2011年国立西洋美術館で開催されていたレンブラント展の入場券が挟まれていた。1998年文庫本第1刷を購入しているが、この時間差は積読だったのかなと思わせる。中身は1994年から1995年までの椎名さんのエッセイなのだが、この年はもちろん阪神大震災の年で私は渦中の人だったので外部の人がどのように見ていたのかは想像の範囲であった。ほんとにものごとは渦中に放り込まれないと実感できないものなのだと思う。震度7の地震を体感し、神戸の空を文字通り昼間も暗くした長田の街を焼き尽くす炎と煙。あんなこともしたらいい、こんなこともしたらいいと提案されてもその時にはできないんですよ

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    2025年01月13日
  • 遺言未満、

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    そうか椎名誠も80才なんだと感慨深い。自分もいい年なんだから当たり前だろうと思うが、椎名さんはやんちゃなお兄さんで元気な人のイメージが強い。タイトル通り「未満、」な内容だが、盟友目黒孝二さんとの最後の電話「じゃあな、じゃあなと言って電話を切った」に胸が詰まる。きっと私もこうやって友人と死に別れていくんだろうなと思う。その日を前に会いたい人に会っておきたいと強く思う。

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    2024年12月08日
  • 活字のサーカス 下

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    「重度の活字中毒者」である作家・椎名誠が、「本」についての思いや体験を縦横無尽に書き尽くし、世の本好きたちを魅了した伝説のエッセイ「活字四部作」が、ついに文庫化!

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    2024年11月18日
  • われは歌えどもやぶれかぶれ

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    椎名誠のエッセイ集『われは歌えどもやぶれかぶれ』を読みました。
    椎名誠の作品は先月読んだ『おなかがすいたハラペコだ。』以来ですね。

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    ピロリにコロナに熱中症 もう、怖いものはありませんな
    やぶれかぶれなシーナの日常

    モノカキ人生も40年を過ぎると体のあちこちにガタが出てくる。
    おかげで長旅はおっくうになるし草野球では長打が打てないし、極悪ピロリ菌や不眠症のせいで若い頃は無縁だった通院が日課に……と、こぼしつつも痛飲はやめられず、シメキリ地獄に身を委ねてせっせと原稿を量産し、食が細くなったことを自覚しながらつい大盛りを頼んでしまう、やぶれかぶれの

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    2024年11月16日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    【感想あるいは思ったこと】
     自分自身のことも振り返りつつ日記を読み返すように読む。79歳になり旅にあまりでなくなったが、それでも原稿仕事は相変わらず引きも切らずの状態であることがわかる。お孫さんも大学生ということがわかり私小説とは違う日常の生活がつづられているが、この時期はやはり目黒考二さんが亡くなったことが一番大きなことだったようだ。

     彼が亡くなったことで心神喪失とまで行かずともかなり不安定な中で体調を崩すことも多かったことがわかる。そして作家としての集大成を託された思いなども繰り返し述べられている。
     やはりカバー写真が全てのような気がする。やるせない感じがする。

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    2024年11月05日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    新聞広告で見たのはこちらの本。私個人としては「あの釡炊きメグロが亡くなったのか・・・」という寂しさ。本の雑誌でも盟友だった椎名さんの悲しみはいかばかりか、想像もつかない。そんな中でも椎名さんはできる範囲で旅をして、酒を飲む。本の雑誌の顛末の続編も是非書き上げて欲しい。

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    2024年09月19日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    あやしい探検隊でウハウハガハハだった椎名さんの本、大好きでした
    人は歳をとるんですね
    一人ずついなくなりますね
    あのころの「哀愁」と今漂っている哀愁、だいぶ違う気がします
    でもまだまだお元気で

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    2024年09月12日
  • 活字のサーカス 上

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    伝説の岩波新書「活字四部作」待望の文庫化。「重度の活字中毒者」だと言う作家・椎名誠が、「本」についての思いや体験を縦横無尽に書き尽くし、世の本好きたちを魅了した伝説のエッセイ「活字四部作」が、長い年月を経て、ついに文庫化!!!

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    2024年09月03日
  • 遺言未満、

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    映画『四万十』 河合雅史『未来の年表』 全体は荘重な静けさの中で森閑としている 啓典『クルアーン(コーラン)』 土葬を主とするのは、自分が復活したとき骨だけでなく肉体を持ってそれを迎えたい、という意識が強いからなのだろう。 当然仏壇もないし、戒名なんてのはハナから論外だ。 アッラーを模ったものが一切許されないイスラム教では、そういう眼前の「祈りの対象」というものがちっとも存在しないぶん、イスラム教徒等の思いや願いは、遠い宇宙空間の彼方に静かに確実に向かっているようで、寧ろ不思議に安定した実感があるのが不思議だった。 そしてそれ等は長らくタイの田舎等でよく見られた遺体放棄に絡む恐怖症らしい その

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    2024年08月15日
  • 遺言未満、

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    ネタバレ

    脳梗塞をきっかけに、40代にして死を意識し始めました。

    もちろん、死に対する意識は長らく持っていました。小学生で飼っていた猫が死んだとき、大学生で友人を亡くしたとき、30前後に立て続けに3回ほど入院をしたとき。

    そしてこの度、脳の血管のバイパス手術ということでまあ死んでも何らおかしくない、と勝手に考え、当地でWillを書いたり、銀行口座・保険等を減らす、また一覧にしてPCのデスクトップに置き、妻や息子に何かあったらこれをあけろと指示したり。つまり、マジで死ぬことを意識したということです。

    無駄なものを減らし、無駄なことに時間も使いたくない、大切な人と時間を過ごしたい、と思うようになりまし

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    2024年08月05日