椎名誠のレビュー一覧

  • 真夜中に吠えたくなって

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    いろいろ日々の雑感が語られているけれど、やっぱり旅の話が面白いですね。80歳かぁー

    矢部ちゃんのほのぼの挿絵がなんともほっこりします。

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    2025年10月14日
  • 真夜中に吠えたくなって

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    子ども時代の教科書に載ってた作家さんだ、と思い、手に取る。日々の感じた事などを徒然と綴るエッセイ。日常や旅先での人や文化との出会い。コロナ体験、政治に思うところなどなど…。さらさらっと読めた。
    もうおじいさん、の年齢なんだなぁ。若い女性には卑猥に感じる表現もある。相手方が言った言葉だったりするけど、うーん、年齢的にも仕方ない、そうゆう表現になるんだろうな。

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    2025年09月20日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    人生終盤になると懐古録が書きたくなる?
    日記パートの奥様との関係、後段の懐古録を読むとシーナ氏の心情が腑に落ちる。
    後段に懐古録を付けたり、友人との別れの中で過去の出来事を反芻する。
    単なる懐古録でなく、私小説でも日記でも無い。こんな本を作るあたり、生涯現役なんだろう。

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    2025年09月08日
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

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    寝る前に読んだ。
    本当にどうでもいいことばかり話していて、何か知識を得るとか役に立つということがない。ここまでゆるい本って今もあるのかな?

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    2025年07月30日
  • 机の上の動物園

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    作者であるシーナさんがこれまで旅してきた世界中の街で集めて来た様々なものを紹介する本。写真と簡単な紹介文が主ですぐに読めるページ数。装丁もかわいい。

    シーナさんの本をよく読んでいる人なら思いおこせる「ここでかったんだな」という物も多く、ファンならより楽しめると思う。大きなフライパンの話は当時から気になっていたので写真で見れてよかった。

    椎名誠のエッセイを読んだあとに見ると副読本的で楽しいかもしれない

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    2025年03月07日
  • アド・バード

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    さびれた未来都市
     解説の目黒考二も書いてゐるとほり、オールディスの『地球の長い午後』のオマージュ。

     第1章はまあ冒険の始まりとしてワクワクして面白い。広告戦争が過剰になった世界。アドバードのアド。広告。
     第2章「戦闘樹」になると、酸出しだのなんだの、架空生物の生態が事細かに綴られて、興味がない。となる。実際、しんどい。

     題材は、椎名の業界紙を扱った経験から。架空生物はもともとの嗜好から。着想を得たのではないかと思った。
     しかし、現実としてこのやうな広告戦争は起きてないし、実際は少子高齢化で日本全体では購買意欲が減退してゐる。そこが時代性を帯びたSF小説として感じられるところだ。

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    2025年02月15日
  • 時にはうどんのように

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    亡き父が読んでいた椎名本。中には2011年国立西洋美術館で開催されていたレンブラント展の入場券が挟まれていた。1998年文庫本第1刷を購入しているが、この時間差は積読だったのかなと思わせる。中身は1994年から1995年までの椎名さんのエッセイなのだが、この年はもちろん阪神大震災の年で私は渦中の人だったので外部の人がどのように見ていたのかは想像の範囲であった。ほんとにものごとは渦中に放り込まれないと実感できないものなのだと思う。震度7の地震を体感し、神戸の空を文字通り昼間も暗くした長田の街を焼き尽くす炎と煙。あんなこともしたらいい、こんなこともしたらいいと提案されてもその時にはできないんですよ

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    2025年01月13日
  • 遺言未満、

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    そうか椎名誠も80才なんだと感慨深い。自分もいい年なんだから当たり前だろうと思うが、椎名さんはやんちゃなお兄さんで元気な人のイメージが強い。タイトル通り「未満、」な内容だが、盟友目黒孝二さんとの最後の電話「じゃあな、じゃあなと言って電話を切った」に胸が詰まる。きっと私もこうやって友人と死に別れていくんだろうなと思う。その日を前に会いたい人に会っておきたいと強く思う。

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    2024年12月08日
  • 活字のサーカス 下

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    「重度の活字中毒者」である作家・椎名誠が、「本」についての思いや体験を縦横無尽に書き尽くし、世の本好きたちを魅了した伝説のエッセイ「活字四部作」が、ついに文庫化!

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    2024年11月18日
  • われは歌えどもやぶれかぶれ

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    椎名誠のエッセイ集『われは歌えどもやぶれかぶれ』を読みました。
    椎名誠の作品は先月読んだ『おなかがすいたハラペコだ。』以来ですね。

    -----story-------------
    ピロリにコロナに熱中症 もう、怖いものはありませんな
    やぶれかぶれなシーナの日常

    モノカキ人生も40年を過ぎると体のあちこちにガタが出てくる。
    おかげで長旅はおっくうになるし草野球では長打が打てないし、極悪ピロリ菌や不眠症のせいで若い頃は無縁だった通院が日課に……と、こぼしつつも痛飲はやめられず、シメキリ地獄に身を委ねてせっせと原稿を量産し、食が細くなったことを自覚しながらつい大盛りを頼んでしまう、やぶれかぶれの

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    2024年11月16日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    【感想あるいは思ったこと】
     自分自身のことも振り返りつつ日記を読み返すように読む。79歳になり旅にあまりでなくなったが、それでも原稿仕事は相変わらず引きも切らずの状態であることがわかる。お孫さんも大学生ということがわかり私小説とは違う日常の生活がつづられているが、この時期はやはり目黒考二さんが亡くなったことが一番大きなことだったようだ。

     彼が亡くなったことで心神喪失とまで行かずともかなり不安定な中で体調を崩すことも多かったことがわかる。そして作家としての集大成を託された思いなども繰り返し述べられている。
     やはりカバー写真が全てのような気がする。やるせない感じがする。

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    2024年11月05日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    新聞広告で見たのはこちらの本。私個人としては「あの釡炊きメグロが亡くなったのか・・・」という寂しさ。本の雑誌でも盟友だった椎名さんの悲しみはいかばかりか、想像もつかない。そんな中でも椎名さんはできる範囲で旅をして、酒を飲む。本の雑誌の顛末の続編も是非書き上げて欲しい。

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    2024年09月19日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    あやしい探検隊でウハウハガハハだった椎名さんの本、大好きでした
    人は歳をとるんですね
    一人ずついなくなりますね
    あのころの「哀愁」と今漂っている哀愁、だいぶ違う気がします
    でもまだまだお元気で

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    2024年09月12日
  • 活字のサーカス 上

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    伝説の岩波新書「活字四部作」待望の文庫化。「重度の活字中毒者」だと言う作家・椎名誠が、「本」についての思いや体験を縦横無尽に書き尽くし、世の本好きたちを魅了した伝説のエッセイ「活字四部作」が、長い年月を経て、ついに文庫化!!!

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    2024年09月03日
  • 遺言未満、

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    映画『四万十』 河合雅史『未来の年表』 全体は荘重な静けさの中で森閑としている 啓典『クルアーン(コーラン)』 土葬を主とするのは、自分が復活したとき骨だけでなく肉体を持ってそれを迎えたい、という意識が強いからなのだろう。 当然仏壇もないし、戒名なんてのはハナから論外だ。 アッラーを模ったものが一切許されないイスラム教では、そういう眼前の「祈りの対象」というものがちっとも存在しないぶん、イスラム教徒等の思いや願いは、遠い宇宙空間の彼方に静かに確実に向かっているようで、寧ろ不思議に安定した実感があるのが不思議だった。 そしてそれ等は長らくタイの田舎等でよく見られた遺体放棄に絡む恐怖症らしい その

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    2024年08月15日
  • 遺言未満、

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    ネタバレ

    脳梗塞をきっかけに、40代にして死を意識し始めました。

    もちろん、死に対する意識は長らく持っていました。小学生で飼っていた猫が死んだとき、大学生で友人を亡くしたとき、30前後に立て続けに3回ほど入院をしたとき。

    そしてこの度、脳の血管のバイパス手術ということでまあ死んでも何らおかしくない、と勝手に考え、当地でWillを書いたり、銀行口座・保険等を減らす、また一覧にしてPCのデスクトップに置き、妻や息子に何かあったらこれをあけろと指示したり。つまり、マジで死ぬことを意識したということです。

    無駄なものを減らし、無駄なことに時間も使いたくない、大切な人と時間を過ごしたい、と思うようになりまし

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    2024年08月05日
  • 遺言未満、

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    自分の年齢が平均寿命に迫り、海への散骨を希望している著者が、色々な国での葬送のしかたなどの見聞をまとめたルポルタージュ的なエッセイ集。
    日本では、火葬が一般的だが、世界には様々な葬送法があるものだ。
    火葬、土葬、風葬、樹上葬、ミイラ葬、水葬、鳥葬、舟葬、樹木葬などなど。
    多死社会となった日本では、火葬場の順番待ちが問題となっているが、今後どのような早々の仕方が現れるのだろう。

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    2024年07月31日
  • 旅の窓からでっかい空をながめる

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     全部で49篇のエッセイが詰まっている。世界各地の風俗や世界観を一枚の写真とともに当時の情景と思い出をつづっている。ちょっとした時間に読むにはちょうどいい文量と言えばいいだろうか。掲載していた先を見て非常に納得。東スポに2016年9月から2019年3月まで連載していたものを新日本出版社から単行本として2019年9月に出版されたものを2023年10月にKADOKAWAから文庫化されたものだった。
     新聞の紙面での掲載であれば、コラム欄での読み切りサイズだろう。本当に読みやすく写真を見て全く知らない異国の地へ思いを馳せることができて楽しかった。
     たぶん、文庫だから良かったかも。バス停で、寝る前に

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    2024年07月24日
  • 続 失踪願望。 さらば友よ編

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    あの”怪しい探検隊”も齢、今年80歳かぁ。
    一緒に”本の雑誌”を立ち上げた目黒考二が亡くなり、さぞ気落ちしたことは想像に固くない。
    それでも年齢の割りによく飲み、よく仕事を兼ねてよく外出してるようでまだまだお元気そうで嬉しい。

    日記よりも巻末の”さらば友よ”が滅法面白かった。
    椎名誠の青春記、20代はじめの生きていたのが奇跡というくらいの自動車事故、著者は助手席でみぞれまじりの雨が降ったあとのアイスバーンみたいな道路を免許取り立ての悪友が時速100キロでとばしてたっていくからよく誰も殺さずっふたりとも瀕死の重体を負いながら生きてたよね。
    これ以外にもバイクで大きな事故を起こしてるみたいだし。

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    2024年06月30日
  • 旅先のオバケ

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    お初の作家さん。旅先での心霊?現象の話や、世界の僻地のホテルや生活の話など興味深く読めた。しかし寒いところは苦労がすごいな。排泄事情がえぐいて。凍傷の危険に、蚊の大群にたかられる危険。2000匹の蚊にたかられたら発狂しそう。
    それにしてもこの著者はお酒をなぜサケと書くんだろう?カタカナだと鮭と見間違えるんだけど…

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    2024年06月15日