われは歌えどもやぶれかぶれ

われは歌えどもやぶれかぶれ

737円 (税込)

3pt

3.5

〈このタイトルは室生犀星が「純文学誌」に書いた小説をぼくが高校生のときに授業中に読んでいて──小便がでなくて苦悩するこの小説に首をかしげていたものだ。尿が出ない苦悩、なんて高校生には意味がわからなかった。今は前立腺肥大によるものと理解できる。そのときの犀星は七十二歳でいまのぼくがそれと同じだ〉。モノカキ人生も40年を過ぎると体のあちこちにガタがくる。長旅はおっくうになり草野球では長打が打てず、極悪ピロリ菌や不眠症のせいで若い頃は無縁だった通院が日課に……とこぼしつつも痛飲、シメキリ地獄に身を委ねて原稿を量産し、食が細くなったのについ大盛りを頼んでしまう、やぶれかぶれなシーナさんの日常と非日常。

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われは歌えどもやぶれかぶれ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シーナさん節全開で時々クスッと笑い、時々フーンと感心し、色々な体験を続けられているのだなぁと羨ましく感じ、でもなかなか出来ないなぁ。
    しかし、何でこの表紙の画像が明智小五郎?

    0
    2022年05月04日

    Posted by ブクログ

    「サンデー毎日」で2016年から連載をはじめたエッセイ。シーナのモノカキ人生も40年を過ぎると、あちこちにガタが出てくる。極悪ピロリ菌や不眠症とどのつまりは熱中症?「もう怖いものはありませんな」シーナの人生。

    0
    2022年03月03日

    Posted by ブクログ

    椎名誠のエッセイ集『われは歌えどもやぶれかぶれ』を読みました。
    椎名誠の作品は先月読んだ『おなかがすいたハラペコだ。』以来ですね。

    -----story-------------
    ピロリにコロナに熱中症 もう、怖いものはありませんな
    やぶれかぶれなシーナの日常

    モノカキ人生も40年を過ぎると体の

    0
    2024年11月16日

    Posted by ブクログ

    【きっかけ】
     毎度思うが贔屓にしている作家の本が読めるのは幸せだ。
     集英社のナツイチ企画のころに購入した。

    【感想】
     さて、この本はサンデー毎日に連載しているエッセイをまとめたもの。
     記事に関しては2016-17年というコロナ禍前であり著者が車の運転もしているし、色々ある前のことが書いてあ

    0
    2024年03月04日

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