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親分格のヒロミツ。括約筋の働きが悪い松井。コロッケ屋の息子・神田パッチン。そして思い出しても“しん”とした気持になる〈白い手〉の女の子。海がひかり、風がおどり、森がさわいでいたあの頃。歩いていく先すべての風景が優しくするどく輝き、いつも何かがキラキラしていた少年たちの黄金時代。シーナとその仲間たちがくりひろげる、冒険と試練と友情の物語。
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Posted by ブクログ
椎名さんは、さして感慨深くもなさそうに書いているが、松井が引っ越したことはとても寂しく、彼が亡くなってしまう『白い手』の女の子のために毎日ハーモニカを吹いたことに痛く心惹かれていたのだろう。そんな松井をかばいつつも、時にかばいきれなかった切なさがよく伝わってきた。
同年代の作家が書く作品、とくに自叙伝やエッセイなどは、共感する部分が多いのはわかります。 でも椎名さんは私より一回り以上違うお方。 時代を感じさせる表現は随所にありますが、対象は何であれ何かに興味をもち行動する少年の気持ちは不変なのでしょう。 私はこういう少年時代を描いた小説は大好きです。
子どもの頃の思い出って、どっか脚色されているんだろうけど、それぞれ立派な物語になっちゃうあたりがやっぱ子ども時代って神秘的だったんだなあとしみじみ思うような物語です。
最後の工藤直子さんの言葉じゃないけど、「男子ってこういうこと考えてたんだなー」と思った。 読みやすかった。
何度読んでも同じところで笑って同じところで泣いてしまう。作者自身の疎開体験が描かれている。心あたたまる一冊。
何気ない日常の中に起こる些細な出来事が、小学生の男の子目線で大事件のように語られており面白い。白い手の女の子の話では、男の子の胸につんと沈み込む言い表しようのない感情が伝わってくる。
内容(「BOOK」データベースより) 親分格のヒロミツ。括約筋の働きが悪い松井。コロッケ屋の息子・神田パッチン。そして思い出しても“しん”とした気持になる〈白い手〉の女の子。海がひかり、風がおどり、森がさわいでいたあの頃。歩いていく先すべての風景が優しくするどく輝き、いつも何かがキラキラしていた少年...続きを読むたちの黄金時代。シーナとその仲間たちがくりひろげる、冒険と試練と友情の物語。
昭和の少年たちを生き生きと描く。 子どもでも男のプライドにこだわり、ケンカと冒険に明け暮れる少年たちは微笑ましい。 松井君と白い手のエピソードが柔らかさを与えている。語り手の少年が椎名誠のように思えるが、松井君もまた椎名誠なのだろう。 昭和の子どもたちのきらめきが目に見える良作。 でもLGBTの人た...続きを読むちは本当に生き辛かっただろうなと思った。子どもですらこの男女差。自然や冒険が減ってしまったのは残念だけど、多様な生き方ができる今の方がやっぱりいいように思う。
初めて読んだ椎名先生の執筆本。 どこか懐かしさを感じさせる。 小難しい表現がなく、ゆるゆる読み進めることができる本。
懐かしい気持になり、小学生特有の「恥ずかしさ」みたいなものを思い出しながらむずがゆくなったりしゅんとしたり。そんな気持が蘇る。 読んでる間は幸せになれるが若干物足りない気がした。
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