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眉の毛一本の塩梅、好きな服や下着の賞味期限……ほろ苦くも爽やか。
人生後半について考えるいまこそ読みたい示唆に富むエッセイ集。
「アレ」連発の会話、眉のかたちを整えるときの緊張感、着たいのに似合わない服が増えた……
こんなはずじゃなかったというちぐはぐな感情に揺さぶられるお年頃、それが中年。
あらゆる局面でむずかしいギアチェンジを迫られ戸惑いながらも、
変化をしなやかに受け入れておもしろがる気持ちになれる、痛快で愛すべきエッセイ集。
※この電子書籍は2016年7月刊行の『彼女の家出』を改題、大幅に加筆修正した文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
下着の捨てどき…、私もよく分からないなあと思い読んでみました。エッセイ本で、日常生活を送る上で心に刺さる話ばかりでした。特に好きな話がこちらの話です。
『拡大鏡は見た』 "ひとは見たくないものは見ないらしい"、この言葉はグサッと刺さりました。シミ、シワ見えてないフリをしてる、私。
『再会タクシー』 東京はタクシーがいっぱい走ってると思うけど、同じ運転手さんのタクシーに乗るって運命だな。
『また逢えたら』 紹介されてる料理作ってみたい。レシピが載っているのはありがたい。
『夜中の腕まくり』 牛すじの醤油煮込みを夜中に手間暇かけて作る話なんだけど、平松洋子さんにとって至福の時間なんだろうな。「時短料理もいいけど、手間暇かけて作った料理はやっぱり美味しい」、という母との会話が頭に浮かんだ。
『Ⅲの下着の捨てどき』に出てくる9つの話は全部良かった。私が悩んでいる事がそのまま書かれてた。
結局、下着の捨てどきはまだ悩み中。
【「下着だけは、いつ交通事故にあっても恥ずかしくないようにしておきなさい」
下着の捨てどきは、女の試金石である。】
という文章は心に留めておこうと思いました。
Posted by ブクログ
子育て中は目の前のことで必死で、このイバラを抜けたら自分の前に立ちはだかっているのは、自分自身だった。
っていう。著者の言葉。
こわっ。自分の前に立ちはだかる自分自身。
ただ、薄々感じてはいる。20代の頃のようにはいかない体と、写真に写れば写るほど老いる自分。笑
わかってはいるけどここまでか!!!!って思うのは毎年更新記録達成。笑笑
そんなふうに思いつつ読むと、あーなんかわかる時がきそうだし、すでにわかる気もするものも。
そして、この方の描き方がなんだかスッキリとしいて、困ったことや、立ち止まったこと、ちょっぴりだけ寂しくなったり、悲しかったことが、ラムネの瓶越しに見てるような、薄いブルーのスッキリとした景色で。
読んでて、くぁーってなる。飲んだ後のくぁー、ってきもちになる。笑
すごく上手く日常の些細なこと、こんなスッキリ語れるなんて、悪魔に魂売り渡した人だな。と。おもってしまいます。
Posted by ブクログ
会社の先輩が、「この人の文章が好きなの」と言っていたので読んでみた。
エッセイは、苦手意識があった。
でも、日常の出来事に対する心の動きに「わかるー!」ってなったり、「そんな視点があるんだ!」と発見したりできて、なんか楽しかった。
同じ出来事でも自分はどう感じるんだろうとかを想像しながら読んだ。
日々、自分が見逃してたことにも楽しい要素があるんじゃないかなとワクワクした。
あとなぜか今まで興味なかった枕草子を読んでみたいと思った。(実際に枕草子出てきてたし)
拡大鏡の話が印象的で、お風呂に入るときに自分の肌をまじまじと確認してしまった。なぜか念入りに歯も磨いたw
3章の下着の捨てどきの章が1番好きで、「着心地の良さに簡単に手なずけられている」っていうのは、本当にその通りだわ。。と気づいた。
あと、逆境に強い人の話が印象に残ってる。さっさと諦めて次どうするか考えるのが大事なんだな。。(めっちゃうじうじ嘆くタイプ)
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