下着の捨てどき

下着の捨てどき

690円 (税込)

3pt

眉の毛一本の塩梅、好きな服や下着の賞味期限……ほろ苦くも爽やか。
人生後半について考えるいまこそ読みたい示唆に富むエッセイ集。

「アレ」連発の会話、眉のかたちを整えるときの緊張感、着たいのに似合わない服が増えた……
こんなはずじゃなかったというちぐはぐな感情に揺さぶられるお年頃、それが中年。
あらゆる局面でむずかしいギアチェンジを迫られ戸惑いながらも、
変化をしなやかに受け入れておもしろがる気持ちになれる、痛快で愛すべきエッセイ集。

※この電子書籍は2016年7月刊行の『彼女の家出』を改題、大幅に加筆修正した文庫版を底本としています。

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下着の捨てどき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    下着の捨てどき…、私もよく分からないなあと思い読んでみました。エッセイ本で、日常生活を送る上で心に刺さる話ばかりでした。特に好きな話がこちらの話です。

    『拡大鏡は見た』 "ひとは見たくないものは見ないらしい"、この言葉はグサッと刺さりました。シミ、シワ見えてないフリをしてる、私。

    『再

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    平松さんのエッセイはいつもこざっぱりとしていて、すぐ忘れてしまいそうなやさしい文章。
    かと思いきや生活のあらゆる場面で時折平松さんの言葉が降ってくるとき、こうして心に残っていたのだなあと気付かされる。
    こういう文章はいくらでも読みたい。

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    難しいのに一大事な眉毛、鏡につけた拡大鏡。平松さんは、いつも見て見ぬふりしているところにちゃんと向き合っている。時折登場するレシピもいい。電車に乗って旅するお囃子や、本や映画のお話もよかった。こんなふうに日常をなんとかやりすごしている人はすごいと思う。

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    じっくり味わうように読んだ。
    チンチン電車の話や、本と映画とうまいもんの話が大好き。手元に置いてまた読みたい。

    0
    2024年02月13日

    Posted by ブクログ

    子育て中は目の前のことで必死で、このイバラを抜けたら自分の前に立ちはだかっているのは、自分自身だった。

    っていう。著者の言葉。

    こわっ。自分の前に立ちはだかる自分自身。
    ただ、薄々感じてはいる。20代の頃のようにはいかない体と、写真に写れば写るほど老いる自分。笑
    わかってはいるけどここまでか!!

    0
    2023年05月21日

    Posted by ブクログ

    会社の先輩が、「この人の文章が好きなの」と言っていたので読んでみた。

    エッセイは、苦手意識があった。
    でも、日常の出来事に対する心の動きに「わかるー!」ってなったり、「そんな視点があるんだ!」と発見したりできて、なんか楽しかった。
    同じ出来事でも自分はどう感じるんだろうとかを想像しながら読んだ。

    0
    2022年06月24日

    Posted by ブクログ

    私は、平松ようこさんより、少しだけ若い中年女だ。日々、身体の劣化を感じながらも、楽しく可笑しく暮らしている。 そうそう!と共感できるお話しもたくさんあった。 塩豆腐、明日作ろうとワクワクしている。 一番心にささったのは、文庫版あとがきだ。実家の売却は、施設にいる父が亡くなってからと先送りにしている私

    0
    2021年06月14日

    Posted by ブクログ

    タイトルはあくまでも掲載エッセイのタイトルの1つに過ぎない(インパクトあったから??)

    年を重ねた人の生活をちょっと拝見したイメージでした。
    食のイメージが強い筆者ですが、それだけではなく散歩、お気に入りの場所、日々感じたこと色々な話があり、内容も飽きることなく読み終えました。
    元気ばかりをいただ

    0
    2021年02月25日

    Posted by ブクログ

    平松洋子さんの2冊目
    ⭐︎3.5かな〜
    さっぱりとした心地良い風が吹くエッセイ

    「逆境につよいのは、自分の置かれた状況にむやみに抵抗しないひと、、、
    ただ嘆いても仕方がない、さっさと諦めてつぎの手をかんがえようというふうに思考が向くひと。ところが、つらい、困った、いやだ、マイナスの感情で抗っている

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    平松洋子さんのエッセイはいつも食べ物のものを読んでいてそれが大好きなので別のものを購入。
    加齢に伴うあれこれのエッセイは露悪的ではあるもののコミカルで面白い。

    0
    2022年03月07日

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