無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
平松さんの本はこれまでに何冊か読んだが、すべて食べ物に関するものだった。
この本は、食がテーマというのではなく、生活の中で見聞きし、感じたことが書かれている。
食べ物のエッセイは、いわば『動』のエネルギーにあふれ、元気が外へ向かってほとばしっているような感じであるが、この本は、『静』
思いのエネルギーが深く内面に向かっている。
こもっているというのではなく、内面を深く探っているというか。
「あるもの」と「ないもの」のお話でもある。
象徴的なのが、レース編みのこと。
レース編みは、編み地の部分と、何も無い部分の組み合わせでなり立っている。
失われた靴下や手袋の片方。
古びた店が取り壊されたあとの空間。
まだ咲いていない梅。
「無い」という物が「ある」
そういう事を考えながら読んだ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸