シリーズ「あいだで考える」 隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ

シリーズ「あいだで考える」 隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ

1,540円 (税込)

7pt

いま、韓国の文学、音楽、ドラマや映画に惹かれ、その社会や言語に関心を持つ人はますます増えている。本書では、著者が韓国語(朝鮮語)を学び始めた背景、この言語の魅力、痛みの連続である現代史と文学の役割、在日コリアンと言語のかかわりなどを、文学翻訳の豊かな経験から親しみやすく語る。文字、音、声、翻訳、沈黙など、多様な観点から言葉の表れを捉え、朝鮮半島と日本の人々のあいだを考える1冊。

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シリーズ「あいだで考える」 隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者の言葉遣いが好きです。
    たとえば、マル(言葉)について。
    p11 「マル」。この朝鮮語の音は日本語にはない。だから、くり返して発音するだけで、口の中にちがう風が吹いてくる。
    昔から、この言葉を第二言語として学ぶ人は、口の中に起きる風に誘われて、気がついたらどこかちがう場所に立っていることが多かっ

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    著者は多くの朝鮮文学作品の翻訳者なので、興味を持って本書を手に取った。二つの文化の間で微妙に揺れたり、風が吹いたりするのを感じる、絶妙な心持ちを描いていて、その表現力に唸らされる。しかし本書はそれだけにとどまらず、朝鮮と日本の複雑な歴史関係を史実に沿って書いている。正直言って、ここまで関係の深い国だ

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    ハン・ガンの『すべての、白いものたちの』を読んで、韓国語にとても興味を持った。”この本を読んで”というよりもっと初めの段階、”このタイトルを読んで”興味を持ったといった方が正しい。

    『隣の国の人々と出会う』は、『흰(ヒン)』の訳を『すべての、白いものたちの』とした翻訳者・斎藤真理子さんの著書である

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    ちょうど韓国語の勉強を始めた今、とても楽しんで読める
    一気読みしてしまった

    韓国語(朝鮮語)の背景から、日常会話でのフレーズの使われ方まで、テキストとは違う視点から学ぶことができる

    韓国語と日本語のあいだ
    というサブタイトルが、読む前と後では全く違う重みが違う

    読みたい本がまた増えてしまった

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    星6つつけたい…

    以前読んだときは、あまりぴんと来なくて、途中でやめてしまったのだけれど、
    最近韓国文学を読み出して、韓国語や韓国の文化、歴史背景、現代のことにも興味が出てきてから読むと、内容がすいすいと入ってきた。

    韓国には、昔の加害者側として、どこか後ろめたいけれどどうにもできない、みたいな

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    数々の韓国文学の翻訳や「韓国文学の中心にあるもの」などの著作で知られる著者のエッセイ。韓国語の音、表記、発話そして詩についてたいへん読みやすく、かつ興味深いエッセイであった。
    ハングルの表記や発音の特徴など知識として少しは知っていたが、韓国文学の翻訳者の視点で語られるのはもう少し深い話だった。
    そし

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    知らなかったことは、知ろうとしなかったことだと痛感する。
    韓国語について言葉、文・文字、声、詩を通して語り、我々とのあいだにあるものを浮かべる。
    言葉を知ることは、歴史や文化を包括すること。そこに人がいる。もっと知りたい。

    0
    2025年04月27日

    Posted by ブクログ

    ハングルの素晴らしさ、日本語話者だから感じられる韓国語(朝鮮語)のおもしろさ、詩の魅力などが、わかりやすく親しみのもてる文章で書かれていて、読むと韓国語を勉強したくなる。そして日本人が知っておかなくてはならない歴史についても説明されている。「歴史を知ることは、不発に終わった夢のコレクションでもある」

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    Kコンテンツにハマって、ここ数年の韓国「だけ」を知るのではなく、その前史のようなものも知ってほしいと切に思う。韓国で表現の仕事にある人たちに受け継がれているもの、文化の芯について知るきっかけになる1冊

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    SNSで紹介されていたのを見て、とても興味が湧きました。ハングルを勉強しながら読むと、難しく思えたものも楽しく感じられる本です。
    最後のサイ(間)で生きる話は、今の自分にぴったりで、間で生きる意味を考えてしまいました。

    0
    2025年03月21日

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