勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇

勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

4.6

2006年夏、甲子園決勝再試合に日本中が沸いた。早実VS駒大苫小牧。しかも駒大は、北海道勢初の全国制覇を成し遂げて以降負け知らず、前人未到の三連覇に王手を掛けていた。チームを率いるのは35歳の香田誉士史。輝かしい実績とは裏腹に、何が彼を満身創痍に追い込み、表舞台から引き摺り下ろしたのか。高校野球史上最も有名な監督を追った渾身作。第39回講談社ノンフィクション賞受賞作。

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勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    成功の裏を丹念に取材されていて、一気に読みました。大阪桐蔭の監督もサイズアップされているようなので心配です。

    0
    2023年06月06日

    Posted by ブクログ

    香田監督が駒大苫小牧がどのようにして強豪校に育てたかを関係者への取材をもとに分析したノンフィクション
    香田監督の凄さが存分にわかる、またいつか高校野球の監督をしてほしい

    0
    2022年09月05日

    Posted by ブクログ

    物事に結果が出続けている時こそ、気を緩められない、他人からの目が気になる、人間不信になり得る等人間味溢れる監督の心情が読み取れるところが非常に興味深い。

    0
    2021年08月19日

    Posted by ブクログ

    あの駒大苫小牧連覇の裏には、これだけの挫折と苦労があったとは。今、当たり前のように強い大阪桐蔭高校にも、西谷監督にも、きっと知られていない多くの物語があるのだろう。
    「間違ってなかったからこそ、相手を深く傷つけ、うらみをかった」「香田が、という前に、まず自分の香田を、見る目が変わってしまったのだ」「勝ち過ぎると、どこかのタイミングで、だれかがストップをかける」香田監督の生き様を描きながら、人間の本質をも描いた名著。

    0
    2018年11月25日

    Posted by ブクログ

    松井秀喜の5打席敬遠について書かれた「甲子園が割れた日」を読んで感銘を受けたので、同著者の別の本を読みたくなりました。
    ということで探したところ、この本を見つけました。
    北海道勢初の甲子園優勝を果たした駒大苫小牧の、それに至るまでの軌跡について書かれた本だろうと想像して読みました。
    この本に出てくる駒苫と済美の決勝戦を、自分も当時テレビで見ていました。 
    判官贔屓の自分は駒苫を応援していたので、優勝した時はとても嬉しかったです。
    ただし、この本はそれらの栄光だけでは終わりませんでした。
    この本の主人公と言ってよい香田監督のその後、苦悶なども書かれていました。
    総じて言えることは、あとがきか何かでも書かれていましたが、この作品からものすごい熱量を感じました。
    また、再読したい本のひとつになりました。

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    北海道勢初の甲子園優勝、史上五校目の夏連覇、そして前人未到の三連覇に王手を掛けた球史に残る早稲田実業との決勝再試合。駒大苫小牧を率いた監督・香田誉士史の栄光と挫折を描く渾身作。第39回講談社ノンフィクション賞受賞作。
    北海道の野球を変えただけでなく、高校野球の新しい戦法さえ生み出し、全国制覇という頂点にも立った。印象に残るのは、雪上練習とゲームにおけるバックアップの徹底。そして、勝ち過ぎた故の軋轢。高校野球は汗と涙だけで語られがちだが、人間の本質を突く世界でもある。

    0
    2019年08月17日

    Posted by ブクログ

    駒大苫小牧二連覇の立役者 香田監督とチームを描いたスポーツノンフィクション。
    いや〜読みごたえがあった。
    あの強いチームになるまでに、こんなドラマがあったなんて!

    0
    2019年01月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     奇跡の駒大苫小牧のほぼ3連覇を詳細に描く。
     実際の試合運びの描写もさることながら一貫して描かれるのは監督香田誉士史氏の葛藤である。
     
     甲子園には魔物が住む、という。

     最初に甲子園に出場した時、そして最初に優勝した時に受けた感謝、称賛はだんだん、「また寄付を集めないと」「応援の段取りは」と周囲のテンションが落ちてくる。

     そんな最中、チーム内で体罰騒動や卒業式を終えた三年生が居酒屋で飲酒喫煙していた不祥事が起きる。学校側の対応は香田抜きで決められ、学校と野球部の間にヒビが入る。

     最後、早実との決勝戦を戦った3年生(田中将大の代)が喫煙をしていたことがわかり、香田とは絶縁状態で卒業していく(その後復縁)。

     2連覇したところまでは甲子園では負ける気がしなかった、と香田も選手も語る。甲子園が球場ごと駒苫を応援し、乗せてくれた、と。早実との決勝戦のときは、駒苫応援団のいるアルプススタンド以外すべて「早実」を応援していた、と。ファンのきまぐれも甲子園の勝負を大きく左右する。

     「何をやっても駒苫には勝てる気がしない」とまで言わせたチームは香田が去ったあと、普通の高校野球チームになった。

     香田のような監督はもう出ない、と著者は書く。香田の真似はできても香田の生き様までは真似できないから、と。

     長編だがまったくだれることなく最後まで読み切った。長いのは香田の戦いを表現するために相当な字数が必要だったからだ。

    0
    2020年03月08日

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