歓声から遠く離れて―悲運のアスリートたち―

歓声から遠く離れて―悲運のアスリートたち―

638円 (税込)

3pt

類い稀なる才能を持ちながら、勝ち切れなかった人がいる。勝利の女神に翻弄され、己を見失った人がいる。栄光を手にする選手の陰で、最後のピースを探し、暗闇の中で彷徨う彼ら。勝敗が全ての世界で、彼らは何を考え、その果てに何を見つけたのだろうか。人生のままならなさに、懸命に、ときにしなやかに立ち向かう5人の軌跡。文庫オリジナルで贈る、傑作スポーツノンフィクション。

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歓声から遠く離れて―悲運のアスリートたち― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    類希なる才能と、運を手にしたアスリートの
    光と影を読むことができました

    ここにでてくるアスリートは
    恥ずかしながらほとんど知らないひとばかりでした。
    その世界では滅多に得られない結果を
    「出してしまった」人達

    彼らは運と才能で得た栄光がゆえに、
    生涯悩み、抜け出せず、苦しみ続ける

    常に結果を出

    0
    2014年11月14日

    Posted by ブクログ

    類い稀なる超一流の才能を持ち、一度は表舞台に立ちながら勝ちきれない5人のアスリートの話。

    オリンピックで勝つには実力だけでないことがよくわかる。表舞台に立ち続けられる人は実力だけでないものを持ち合わせる。決してこの5人に限らず、実力を十分に持ちながら消えていったアスリートは存在する、いや、そんな人

    0
    2013年06月28日

    Posted by ブクログ

    悲運のアスリートとして5人を取り上げている
    この中で知っていたのはマラソンランナーの小鴨くらい
    小鴨だってテレビで放送したレースくらいしか
    見たことはないけど
    そのアスリートたちの選手人生のお話でした
    選手たちのことなんてテレビで見かけるくらいの
    ことなのでその選手にどんなことが起こっていたか
    なん

    0
    2024年06月23日

    Posted by ブクログ

    平泳ぎの高橋、なつかしいな。極めることの難しさは、スポーツだけではなく、それはまさに、我々の日常の中にこそ在る。

    0
    2016年06月13日

    Posted by ブクログ

    スポーツに取り組む以上、本当の一握りのエリートを除いて負けや、引退や不本意な結果を受け入れる経験は必ずあるもの。努力を重ねつつも栄光にめぐり合えなかったアスリートを丁寧に取材したノンフィクション。次の一文にめぐり合えただけで、綺麗ごとだけではないスポーツの世界の本当の一面を感じました。以下抜粋”「ど

    0
    2014年02月08日

    Posted by ブクログ

    普段なかなか知ることのできない競技の人の事がよくわかった。こういうニッチな世界(というのは失礼だが)というのも面白い。

    0
    2013年11月25日

    Posted by ブクログ

    才能があるだけでは勝ち続けられない。一度頂点に立ったタイミングだったり、野心のようなものだったり、性格だったり、日陰にいるアスリートたちが欠いていたものがあった。それが良いとか悪いとかそういう問題ではなくて、世界を舞台にした勝負を続けていくには向いていなかったということなのかな。
    解説の「無闇に努力

    0
    2013年08月31日

    Posted by ブクログ

    スポーツノンフィクションやスポーツドキュメンタリーとは、トップアスリートの成功の裏側にある努力譚を記したり、かつて栄光に彩られた選手が困難の中にある様子を描いたりするものがほとんどだと思う。それはそれで興味深いし、読んでいて感動したり、刺激をうけたりするのだけれど、本書あとがきで高橋秀実が語るように

    0
    2013年08月18日

    Posted by ブクログ

    単なる「あの人は今」的な内容ではない。
    追っているのは、元エリートアスリート。
    心に傷を持つもの、
    まったく心の傷を感じさせないもの、
    恩師との確執があるもの・・・。

    本音を感じたような気がして、
    中々興味深かった。

    0
    2013年07月05日

    Posted by ブクログ

     5名の一流アスリートのその後(現役の方もいるが)を追跡し、「悲運」とくくられるゆえんを問う内容にしようとした本と見た。筆者の想定が強烈すぎて、それにそうように勝手に解釈を完成させようとしているのでは?という疑念がまず起きてしまい、途中、いらっとしてしまった。が、総じて客観的ではあるとは思い、特に水

    0
    2013年07月03日

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