村山由佳の作品一覧
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立教大学文学部日本文学科卒。1991年 『いのちのうた』で環境童話コンクール大賞受賞。1993年『春妃~デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞受賞。2003年 『星々の舟』で第129回直木三十五賞受賞。2009年 『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をトリプル受賞した。
Posted by ブクログ
予想に近い展開で進んでいくかと思いきや、途中からは予想を上回る展開でその「裏切られた感」が面白かった。
編集者と作家の距離へのアンチテーゼ、誰しもが起こり得る承認欲求の肥大化やそれをメタ認知できないことの危うさ、賞レースや選考の裏側、出版業界の置かれた状況のリアル、を織り交ぜながらストーリーも面白くて読み応えばっちり。久々に「面白い!」と思える小説に出会えて幸せだった。
カインの二面性というか、行動や口の悪さ&その背後にある意識、そしてそれが柔らかくなる時の違い、がつぶさに見て取れたのも作家の描写の成せるわざだと感じた。ここがあったからこそ、人の深みを垣間見られて面白かったんだと思う。それに