小川糸の作品一覧
「小川糸」の「ライオンのおやつ」「育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ-日々の習慣と愛用品-」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小川糸」の「ライオンのおやつ」「育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ-日々の習慣と愛用品-」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1999年『密葬とカレー』でデビュー。『食堂かたつむり』がベストセラーとなり、映画化されバンカレッラ賞料理部門賞、ウジェニー・ブラジエ小説賞を受賞。『つるかめ助産院』はテレビドラマ化された。
Posted by ブクログ
物語りを読んで泣いたのは久しぶりのこと。
とわさんには幸せになってもらいたい。
☘️人を赦すことは「光」を見出すこと
☘️不自由に見えても、その世界にはその世界にしかない自由もあって、幸せは自分でみつけることが出来ること
を教えてもらいました。
若い頃、盲導犬のシャンプーボランティアをしていたので、ジョイのことがとてもよくわかります。
ジョイが仕事を全うできますように。
そして、とわさんとの生活が楽しくありますように。
引退するまで、元気で頑張るんだぞ。
魔法使いのマキさん、スズさん、写真館のおじさん、、、良い方々に囲まれてよかっね、とわさん。
そして、「ゆきずりの恋」という言葉
Posted by ブクログ
『食堂かたつむり』を読み終えて、涙が止まらなかった。
本を読んでここまで声を上げて泣いたのは、生まれて初めてだと思う。
“命はどれほど大切なものなのか”という問いが、静かに、だけど強く胸の奥に突き刺さった。
物語が進むにつれて、お母さんの倫子への愛情が少しずつ明らかになっていく。
派手に示される愛じゃない。
人目につかないところで、そっと積み重ねられてきた愛。
その存在に気づいた瞬間、胸が締め付けられて、最後の手紙ではもう涙を抑えられなかった。
エルメスのシーンは言葉にできないほど心を揺さぶられた。
様々な事情を理解したうえで、自ら解体されるために歩み寄る姿は、残酷で、優しくて、尊くて、悲
Posted by ブクログ
もうすぐ死んじゃうってわかってる人が主役の物語を読んだのは初めてかもしれない。死んじゃうのは悲しいはずなのに、とても温かい小説だった。
印象に残った文章がたくさんあった。
雫が「私、まだちゃんと生きている。」と生を実感していること、「私、もっと生きて、世界中のいろんな風景を見たかったなぁ」と本音を吐き出したところ、「きっと、私の人生は、生きることのままならなさを学ぶためにあったのかもしれない」と自分の短い人生の意味を悟ったところなど。
また、シマさんが「生かされているんだなぁ、って。だって、生まれるのも死ぬのも、自分では決められないもの。だから死ぬまでは生きるしかないんだよ」と言ったセリフ