ファンタジー(国内)作品一覧

  • 世界の果ての国へ
    4.0
    人のさがをのぞきこんだような、美しくもおそろしい短編をあつめた作品集。「鶴の家」「野の果ての国」など、10編とエッセイ。
  • なくしてしまった魔法の時間
    4.4
    独自の幻想世界をつくりあげた安房直子。その代表的な作品とエッセイを収録した本格選集。第1巻は初期の短編作品を中心に11編。
  • 暗黒街戦士
    -
    車ごと崖の下へ突き落とされたり、コンクリート塊を抱かされて海中へ放り込まれても、次の日にはさっぱりした顔でコーヒーを飲んでいる…不死身の男、通称“死なずの醍醐”が、犯罪都市・東京の揉め事処理に今日も走り回る!新感覚の超伝奇バイオレンス!!

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  • 暗黒帝鬼譚
    -
    人間にとり憑いて最高の幸運をもたらすが、その身体は自由に支配する、という妖魔が現れた。区役所の〈妖物課〉にも登録されていない新種だ。待茶也子の親友も、その妖物に殺されてしまった。このままでは〈区外〉はこいつらに占領されてしまう。〈新宿〉の住人、待茶也子とドマは〈魔界都市〉の威信をかけて、闘いを始めた。超伝奇バイオレンス「魔界創生記」シリーズ第3弾!

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  • 夢幻∞シリーズ アンダー・ヘイヴン1 首輪につながれた少年
    -
    法の秩序が届かぬ島を舞台に、親の仇を探す青年と殺人マシーン少女が活躍するアクション・ファンタジー新連載。 太平洋に浮かぶ天津島は、法の秩序が及ばぬ高級リゾート地。酒屋の店員である青年・結良斗の今日の裏の仕事は、首輪のついた少年を本土から運ぶというヤクザの依頼。殺人マシーン少女・ミレイと結良斗のコンビで展開するハードボイルド風アクション・ファンタジーの新連載開始。
  • アヴェントの娘 ─《選ばれた娘》の結婚─
    4.0
    大好評ファンタスティックサーガ第4巻! 無事アクアテラに帰国したシェルタは、 自分に備わっている強大な力の意味を知るために、 父であり一族の長であるシンティリーオと向き合う決意をする。 しかし、父に告げられた真実はシェルタの想像を超える衝撃的なものだった。 一方、カルフとソティラスは《水の一族》の力と寿命の関係を知り、シェルタのもとに向かう。 秘されて育てられた意味、強大な力の理由、そして、シェルタという名に込められた思い。 様々な思いが交錯する中、物語は核心へと突き進んでいく……。 【目次】 プロローグ 一章 二章 三章 四章 五章 エピローグ あとがき
  • アヴェントの娘 ─最後の選択─
    4.5
    大好評ファンタスティックサーガ、ついに完結! 残された時間はあと僅か――。 シェルタが強大な力を持ち、秘されて育てられた理由 ――それは、命と引き換えに世界を滅亡から救うためだった……!  その残酷な運命を知ったカルフとソティラスは、 やり場のない怒りを抱えつつ、シェルタを生かす道を必死に探し回る。 だがそんな中、世界各地に滅びの予兆が現れて……。 シェルタを救うか、世界を救うか。 正解のない問いに、悩み、苦しみ、それでもやがて、それぞれの答えにたどり着く。 秘された姫と二人の貴人、命がけの愛と選択。 果たして最後に残るのは――? 【目次】 プロローグ 一章 二章 三章 四章 五章 エピローグ あとがき
  • 僕のつくった怪物 Arknoah1
    3.5
    いじめられっ子の兄弟アールとグレイは、事故で亡くなった父親の書斎で妙な絵本を見つけ、異世界「アークノア」に迷い込んでしまった。そこは、戦争も飢饉もない、天井や壁に囲まれた箱庭のような絵本の中の世界。そして、アークノアを破壊すべく現れたおそろしい怪物を倒さなくては、二人はもとの世界に帰れないことを知る……。鬼才・乙一が描くファンタジー長編第一弾!
  • 飯野文彦劇場 陰歯
    値引きあり
    -
    都落ちして郷里に戻ってきた怪奇物作家の井之は、ある日、地元のさびれた神社に面白いものがあるという噂を耳にする。それはなんと、陰部に歯のはえた女の木乃伊だった…。そこに添えられた古い手記には、木乃伊となった女の悲しくも驚きの運命が綴られていた。やがて、その木乃伊に魅了された井之は…。
  • 飯野文彦劇場 鰻女
    値引きあり
    -
    先輩作家に紹介されたアメリカ帰りの美女は、酒も下ネタもいける口。ふたりきりで酌み交わす安焼酎が気分をハイにし、豪快なH体験談が甘く下心を誘う。すっかり機嫌良く次の肴を頼もうとしたとき、突然「やめてください」! いったい何が悪かった? 鰻の肝で精力つけて、という下心が見透かされたのか?「駄目なんです、わたし、鰻が。三年前――」。鰻嫌いの陰に隠された、驚くべきトラウマ体験。果たして現実か妄想か? 異常な告白は、留まるところを知らずに大暴走する。いったい何なんだ、この女!? 身も心も引きずり回されたその果てに、作家が辿り着いた場所とは? 悪酔い必至の酒の夜語り、妄想から妄想へ今夜はハシゴ!
  • 飯野文彦劇場 裏長屋の住人
    値引きあり
    -
    小説家である私の実家の裏には、人が住まなくなって久しいぼろ長屋があった。ある日その大家である私の両親のもとに、ぜひ長屋を貸してほしいと申し出る男が現れたという。風雨にさらされ、とても人が住める状態ではないと念押ししたにも関わらず、強引に引越してきた老人とその妻…。そんなある日、私のもとに不気味な手紙が送られてきて、その老夫婦の元を訪ねることになるのだが、彼らが語り始めたのは驚くべきことで…。
  • 飯野文彦劇場 AE
    値引きあり
    -
    これから私が話すのは、全編蟻の話なんですよ。ちょいとばかり長くなるかも知れませんが。飲んだくれの父に施設から引き取られ、郊外の山中に建てられた団地に引っ越してきた少年。新築でありながら荒れ果てた、廃墟のような建物は人間の屑の吹き溜まり。内部の探索を始めた少年の前に、やがて悪夢のようにおぞましい光景が! 人形のように美しく、しかし奇妙な少女が語る祠の祟りとは? かつてこの地に、いったい何が封じ込められていたというのか!?
  • 飯野文彦劇場 己の死を知りながらも
    値引きあり
    -
    池袋の安アパートに、その老婆は死してなお住んで、いや棲んでいた。外に出ることも出来ず、ただ壁と一体となって佇む日々。だが、ひとりの女が新たな入居者として引っ越してきたとき、外界のすべてに無関心だった老婆の心に小さな灯がともった。「さみしかったでしょ。ずっと独りで」。古いアパートの一室で、孤独なふたつの魂が触れ合い、一体となる。そして――開かれる新たな目眩く世界! 女神か聖女か淫乱天使か!?
  • 飯野文彦劇場 御札のあるスナック
    値引きあり
    -
    友人に無理矢理連れて行かれた、寂れたスナック。女たちとの弾まぬ会話に耐えきれず、半ば自棄になって怪談話をせがんだところ、雰囲気は一変。「なんで、そんな話するわけ」。いたたまれない空気の中で、ふと見上げた柱の上には、一枚のお札が貼られていた。「だいじょうぶよ。御札が貼ってあるから」それから一年、自身を襲った生々しい悪夢に衝き動かされて、ホステスのひとりにメールしたところ、戻ってきたのは奇怪な返信…。
  • 飯野文彦劇場 奇妙な初体験
    値引きあり
    -
    初体験の話をしよう。私の場合、それはダブルの初体験だったのである。女性との性体験と同時に、もうひとつ別の初体験をしてしまった――。街ですれ違った美女との、熱く濃厚な一夜。しかし彼女はそれきり姿を消した。「聞こえたら、答えてください。会いたい。会いたい……」必死の祈りが天に通じたか。ついに彼女の応える声が! 「私も会いたいわ。でも、すぐには無理。これから私が言うことを実行できる?」。かくして、涙ぐましい修行の日々が始まった!
  • 飯野文彦劇場 肝田めし
    値引きあり
    -
    落語好きの著者がどうしても聴きたい落語会のために出向いた大阪。いつものごとく、居酒屋で軽く一杯ひっかけよう…としたのがいけなかったのか!? 落語の書き下ろしも手掛ける著者ならではのひねりの利いた一席、とくとご堪能ください!! しかし、ここまでいってもやっぱり井之妖彦は、酒をやめられないんですね~。
  • 飯野文彦劇場 きょうこ
    値引きあり
    -
    両親の死以来10年、兄妹は爛れた背徳的な「性」活を送ってきた。兄のどんな歪んだ要求にも、白痴の妹は笑顔で応える。外界との接触を断ち、ありとあらゆる欲望を追求する日々。しかしある日、彼らの許をひとりの紳士が訪れた。「妹さんの噂を耳にしまして。どうか、妹さんを見せてほしいんですが。怪しい者ではありません。わたしはただ妹さんと……。お金なら払いますから」。求めに応じて妹を貸し出したときから、ふたりの間の危ういバランスは崩れ始め…。
  • 飯野文彦劇場 サシと女
    値引きあり
    -
    「エロの極限を描いた、めちゃくちゃしてるやつが見てえって言ってるだろうが」――酔った勢いで買ってきたアダルトDVD。そのあまりのエグさに、男の魂は凍りついた。魂にぽっかり空いてしまった黒い穴。闇に食い尽くされた太陽。その中から、コロナのように吹き上がるのは、記憶の奥底に封印されていた三十三年前の奇怪な出来事だった――。病的な虫嫌いの少年が、あの日河原の石の下に見出したものは、白くてつるつるした――。
  • 飯野文彦劇場 女郎蜘蛛
    値引きあり
    5.0
    「それは…」「女郎蜘蛛ですわ」「それじゃあ、そこにいるのを知っていてわざと」「こんなにしっかりと脚を立てられていて、気づかないわけがありませんわ」「取ってあげましょう」「取ってもらえるのなら」。深夜の列車に乗り合わせた、艶めかしい喪服の美女。その白い首筋には一匹の大きな女郎蜘蛛が! 柔肌を思うがままに蹂躙する七本の脚。淫らに漏れる吐息、高まる官能。誘われるまま、その胸元に手を差し入れた男に女が語った忌まわしい身の上とは?
  • 飯野文彦劇場 神代桜
    値引きあり
    -
    近所のラーメン屋で昼食を済ませ、自宅に帰ったらリビングに見知らぬ老人が居た。「昨日、訪ねてきてくれたでしょう。そのとき、この人だと思ったんですよ」と言う老人は、私の願い事を2つかなえてくれる代わりに、自分の願いも1つ聞いてほしいと言う。この老人、実は私が昨日ふと訪れた神社の樹齢千年を超えるという神木――神代桜だったのだ。彼が持ちかけてきた取引とは? そして、老人と話すうちに明らかになった驚愕の事実!!
  • 飯野文彦劇場 談春を聴きにいった名古屋で謎の美女と遭う
    値引きあり
    -
    贔屓にしている落語家の独演会を聴きに、山梨から名古屋まで長距離バスで出かけた私。ところが、バスを降りた途端、見知らぬ美女に声をかけられた。彼女は私の事を知っている様子だが、こちらには何の覚えもない…。そんな事はお構いなしの彼女に、強引に手を引かれ私が連れて行かれた先には!?
  • 飯野文彦劇場 団地に出た男
    値引きあり
    -
    サークルの先輩が、連日のように泊まりに来る。私のアパートに来ない日も、他の友人宅を泊まり歩いて、自分の部屋にはほとんど帰っていないらしい。とうとうある日、たまりかねて問い詰めた私の前で、先輩は泣き崩れた「だめだ。もう限界だ」「どうしたんですか?」「出るんだ」――。いったい部屋に何が出る?
  • 飯野文彦劇場 地下の少女像
    値引きあり
    -
    妻と訪れた「風林火山博」で、退屈した私は、今は寂れたこの会場がデパートだった頃のことを思い出す。やがて、とりとめのない追憶の中から浮上してくるひとつの記憶。「誰だ、この子は……」。地下フロアーの片隅に、ひっそりと閉じられた不思議な扉。鬱屈した受験生の日常は、常に鍵をかけられた扉の向こうへの好奇心を爆発寸前にまで高める。そして、ついに我慢の限界を超えた少年の前で、扉はあまりにもあっさりと開かれた。そこに待っていたのは…。
  • 飯野文彦劇場 夏の女
    値引きあり
    -
    愛する美しい妻に優しくされればされるほど、わたしは冷たい態度を取ってしまう。寂しさと後悔の念が、わたしを苛む。だが、拭えないのだ。妻に対する違和感を、そして恐怖を。結婚して15年、2人の子供をもうけてなお、美しく若々しい妻。誇りであり、自慢の種だったそんな妻に対して、一冊の本が疑念をもたらした。――いつまでも若く美しい妻は、かつて雪山で出会った雪女だった――有名な民話が、自身の生活に重なる。わたしの妻も…。
  • 飯野文彦劇場 奈落の遊園地
    値引きあり
    5.0
    実の甥に性的虐待をした挙句、怪我を負わせ逃げてきた男。酒に溺れてホームレス状態となった彼がたどり着いた先は…。【作者の言葉】ひたすら下品で汚らわしくて、目茶苦茶な話です。決してどこからも出版してくれないでしょう。こっそりと読んで、嫌な気分になってください。
  • 飯野文彦劇場 女体の中に
    値引きあり
    -
    「昔、SM雑誌でライターをしていたときに経験した不思議な出来事を、一編の小説にまとめてみました。くわしいことは差し障りがあるので、ここには書けません。それは本編の中で……。ご愛読のほど、なにとぞよろしくお願いいたします」(著者:飯野文彦)取材先の肛門科で聞いた、世にも不思議なお話し!
  • 飯野文彦劇場 白磁の壷
    値引きあり
    -
    ある日、近づいてきたアブナそうな女が押しつけたのはアヤシげな小冊子。その中には、彼女が実際に遭遇したというUMAの記録が綴られていた。「最大最高のUMA」とは、県立博物館にある壷? 翌日、博物館に行こうと押し掛けてくる女に恐れをなした作家は、先手を打ち自ら博物館を訪れるが…。作家稼業は、またも電波を呼び寄せる。何もかも田中啓文が悪いのか!? 知りたくなくてももう遅い。知らずにすめば幸せだった。あなたの身の周りにもUMAは存在する!
  • 飯野文彦劇場 花
    値引きあり
    -
    密かに想いを寄せていた同僚とのささやかだが幸福な一夜。だが翌日、出社した私を待っていたのは衝撃の事実だった。抜け殻となって帰宅すると扉の前に、一鉢の花が。「ありがとう。どんな形にしろ、君が私のところに来てくれたんだからね。もう決して君を離しはしない。これからは二人でいつまでも、いっしょに暮らしていこう」。閉ざされた室内に濃密な匂いと温気が満ち、蕾から涙の雫が滴り、やがて徐々に開き始める…。
  • 飯野文彦劇場 浜の老人
    値引きあり
    -
    ある日、妻が仕事中の私の書斎の扉を開けて、「あの人がやってきた!」と慌てた様子で言う。あの人とは、5年前、新婚旅行先の宮崎の海岸に死んだように横たわっていた老人のこと。しかも彼は、痩せた体にそぐわぬ巨根を見せびらかすかのように全裸だったのだ。まるで二人の心の内を見透かしたようなことを言う老人に興味を持った新婚の妻に、私は思わず殺意さえ覚えるが、次の瞬間、老人の姿は忽然と消えた…。エロと狂気のスペクタクル…そして驚天動地の結末が!?
  • 飯野文彦劇場 人魂
    値引きあり
    -
    作家である私は、ある日、仕事場にある「あるモノ」が妙な光を発していることに気づいた。その光を見つめているうちに、自分の口からも同じような光が飛び出していた。それは…人魂だった。人魂に意識が乗り移った私は、ふわふわと宙を飛び、扉をすりぬけ…そして妻の寝室で目にしたのは…。妻の情事を知った私がとった行動は!?
  • 飯野文彦劇場 フィアンセは
    値引きあり
    5.0
    年下の美青年から、ついにプロポーズを切り出された女。だが、彼は突然恥じらいながらうつむき、女口調でつぶやいた。――「はじめまして、わたしが桜見郁美です」――。幸福の絶頂から、突如意味不明な奈落の底に突き落とされた女は、彼=彼女の口から語られる奇怪な物語を受け容れられるのか?
  • 飯野文彦劇場 笛
    値引きあり
    -
    少しまとまった金が手に入った。昔の文士を気取り、温泉に籠って短篇でも…と、わたしは旅に出た。道を逸れ迷い込んだ山中で、ふと耳にした笛の音が桃源郷へと誘う。木々の生い茂る山奥、霧に覆われてひっそりと佇む温泉宿。妖艶な若女将と、清楚な妹――美貌の姉妹による献身的なもてなし。徐々に点る官能の火は、やがてこの世のものとも思えぬ、奇怪な悦楽の音色を奏で始める! 異才が高らかに吹き立てる、エロティックでグロテスクな異形の音楽。
  • 飯野文彦劇場 覆面試写会への招待状
    値引きあり
    5.0
    覆面試写会にようこそ。まず、警告しておこう。この作品は怖いだけではない。危険である。あらゆる不快な出来事、恐ろしい体験を、あなたはこれから経験することとなる。もしそれがいやなら、いますぐ席を立たれることだ。それからもうひとつ。この作品についての内容、また衝撃のラストについて、けっして他言しないでいただきたい。もっとも他言したところで、他人はけっして信じようとしないだろうが……。
  • 飯野文彦劇場 へんげ
    値引きあり
    -
    Y県とN県の県境に、突如なぞの巨大生物が出現した!? 厳戒態勢がひかれ、立ち入り禁止となったそのエリアに侵入した男が拾った巨大な紙片には、驚くべき事実が綴られていた!! 果たして巨大生物の正体とその運命は? 奇才・飯野文彦が描く怪獣モノの、ちょっと普通ではない驚愕の結末。
  • 飯野文彦劇場 まつりの準備
    値引きあり
    -
    作家を志しながらも、現実の厳しさに挫折しかけている青年。夢を諦め、東京を離れて郷里へ帰るしかないのか? そんな彼の前に現れた一人の女性。誰からも愛され、くったくのない笑顔を見せる彼女に、いつしか青年は…。姿を見るだけで胸がキュンと締めつけられるような淡く切ない思い、清らかで真っ直ぐな恋心――恋するっていいなぁ。
  • 飯野文彦劇場 面
    値引きあり
    5.0
    秋祭りの縁日で面を買った。それは20年近く前に死んだ祖父にどこか似ていた…。奇妙な面と巡り会ったその日から、作家の許に言霊が降臨する。狂気、妄想が次々と結晶化し、奇蹟のように生み出される歪んだ傑作群。しかし真の狂気、真の恐怖は徐々に作家の日常を蝕み…。面の裏に刻まれた言葉。その素材に秘められたおぞましき秘密。そしてベールの彼方から甦る少年時代の記憶。現実か妄想か? 人面の迷宮を呪われた言葉が彷徨い、鮮血と共に噴出する!
  • 飯野文彦劇場 山で魔物と会う
    値引きあり
    -
    怪奇作家を出迎えた旧友は、グロテスクな変貌を遂げていた! 彼の身も心も変えた「尋常ならざる経験」とは? 南アルプスの山奥に棲む、恐るべき魔物との遭遇。貪り食われるよりもおぞましい運命が、彼を待っていた!
  • 飯野文彦劇場 山でやったとき
    値引きあり
    -
    ヤリたい盛りの高校生カップルが、人けのない山の高台で乳繰りあっていたとき、そいつは現われた。「なぜ今日は脱がない、脱げ、脱げ! いつもみたいにすっぽんぽんになって見せろ!!」。毛むくじゃらの獣のような男は興奮の雄叫びをあげ、少女をさらって山中に姿を消した。やつは何ものだったのか?
  • 飯野文彦劇場 妖女
    値引きあり
    5.0
    「彼女、おれがいただく」「待てよ」「なんだよ、だんまりを決め込んでいたくせに」「彼女、潮くさくなかったか」――気がつくと、潮の香りが漂っている。そんな気がした…。ディスプレイの中から微笑みかける美少女。確かに漂う潮の香りと、甘い吐息。偶然行き当たった奇妙なwebページは、男の心を激しく波立たせた。馬鹿らしい、気のせいだ…。しかし、仕事帰りに寄った居酒屋で、こちらをじっと見つめ微笑みかけてくるのは、確かにあの少女だった!
  • 飯野文彦劇場 汚れちまった悲しみ
    値引きあり
    -
    40も半ばを過ぎた売れない小説家の私は、妻に去られ、今は田舎の年老いた両親の面倒を見ることで、いくばくかのお小遣いをもらって生活をしている。そんな私の頭の中を閉めている妙なフレーズがあった。「ゆやん、ゆよん、ゆや、ゆよん。ゆやん、ゆよん、ゆや、ゆよん」。何の音かわからない。わからないながら、ふとした瞬間、それを呟いている私がいた…。それが、もしかしたら、幼い頃、何かのドラマで耳にした中原中也の詩「汚れちまった悲しみに」の一節ではないかと思い当たった私は、それを確かめに図書館へと向かったが…。
  • 飯野文彦劇場 霊界ラジオ
    値引きあり
    -
    初めて訪れる場末の居酒屋で私の耳に、ジジジ、ジジジジジジジ、とどこからともなく、いや自分の中から雑音が響く。そして、あの男が話しかけてきた。「それはちがうでしょう」――だが、私は気づく。相手は私の心の中の言葉にまで応えている…。気味悪くなった私に、男は小さな“ラジオ”を取り出した。飛んでくる飛んでくる、次々電波が飛んでくる。性格の歪みが磁場となり、毒の電波を引き寄せる。たまった電波で磁場はますます歪み、私の頭を狂わせる!
  • 飯野文彦劇場 老女の怪
    値引きあり
    -
    今日もわたしは、ひとりひなびた田舎へと車を走らせる。新鮮な空気を吸ってリフレッシュするため――ではない。長閑な風景の中、欲情に血を滾らせる私が求めるのは、老女の萎びた皺だらけの肉体。そう、わたしは“老女マニア”なのだ。最初は拒む老婆もやはりひとりの女。本気で押せばなよなよと崩れ落ち、ご先祖様の見ている前であられもない声を張り上げる。孤独な老女に功徳を施すべく、今日も今日とて当てもなく田舎を流すわたしの前に現われたのは?
  • 家出青年、猫ホストになる
    -
    入社前に就職先が倒産した渚。ひとまずバイトに励んでいたが、「どうせお前が就職できるのはうちの会社ぐらいだ」と家族はバカにするだけ。ある夜、すさんだ気持ちで家出した渚は、神社で迷い猫チャーと出会う。入れ替わりを願ったところ、翌朝、渚たちは本当に入れ替わってしまう。チャー(中身は渚)を探しに来た男・上小路に拾われる渚(中身はチャー)だが…?【目次】第一話 オレが猫ホストになったワケ/番外編 チャー子猫物語/第二話 チャーの大好きな人/第三話 上小路のヒミツ/番外編 チャーのジェラシー
  • 生き屏風
    3.8
    村はずれで暮らす妖鬼の皐月に、奇妙な依頼が持ち込まれた。病で死んだ酒屋の奥方の霊が屏風に宿り、夏になると屏風が喋るのだという。屏風の奥方はわがままで、家中が手を焼いている。そこで皐月に屏風の話相手をしてほしいというのだ。嫌々ながら出かけた皐月だが、次第に屏風の奥方と打ち解けるようになっていき――。しみじみと心に染みる、不思議な魅力の幻妖小説。第15回ホラー小説大賞短編賞受賞作。
  • 異空間アドベンチャー(電子復刻版)
    -
    深夜スナックやディスコに出入りし、シンナー遊びで何度も補導された高校生の花崎達也と野口雪子は、ある夜、新宿で奇妙な仮面の男に出会い、突然、異空間に放り出されてしまった。――ヒマラヤの麓の町で飢えと恐怖に脅える二人は、奇怪な仮面をつけた謎の集団に襲われ、三つの眼をもつ不思議な塔に逃げ込む。が、雪子は捕えられ、満月の夜、ヒンドウの神のいけにえにされるというのだ……!~ 異色長篇。

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  • 幾千の夜を超えて
    -
    北の海にそびえ立つ美しい氷の城と、その傍らに浮かぶ緑の小島レックランド。二十数年ぶりに故郷のレックランドに帰ってきた青年・ジェイは、そこで不河解な事件に巻き込まれる。宝玉《月の雫》とは何か? そして、一族の伝承『月読の詩』の秘密とは……。  伝説と神秘に彩られた北海の小島で繰り広げられる幻想と冒険の物語を描いた表題作他、同一の創作神話世界を舞台としたファンタジー全三編を収録。「電子版あとがき」を追加収録。表紙イラストは加藤直之の手により文庫版から新たにリニューアルされた。 *緑なす夢 *リュスリナの剣 *幾千の夜を超えて ●神月摩由璃(こうづき・まゆり) 宮崎県生まれ。明治学院大学文学部フランス文学科卒業。大学在学中に日本版ウォーロック創刊号でブックレビューの連載を始め、それをまとめた『SF&ファンタジー・ガイド 摩由璃の本棚』で1989年にデビュー。創作神話・異世界ファンタジーの先鋭として活躍し、小説『永遠の護り』等で絶賛を浴びる。大病による長いブランクを経て執筆を再開した。
  • 生贄妃は天命を占う 黒猫と後宮の仙花
    4.0
    「どうしたもんかなぁ」新米占い師・月麗は困っていた。占いが権力者の逆鱗に触れて強制連行。生贄にされるはずが、人違いで神様の妃になるはめに陥ったのだ。 早速皇帝・洪封から命じられ、恋愛運を占ってみるが、結果は「妻に見えず」。偽妃だから当然だ。 それに生贄だとバレたら、月麗は喰われてしまう――。 怯える姿を尻目に、皇帝は月麗を喰べるつもりもなく、たっぷり溺愛しようと後宮専属の占筮者へと任命した。 だけれど後宮は一癖も二癖もある妃達ばかり。慌てる月麗の前に、モフモフの黒猫が現れて……?
  • 十六夜荘ノート
    4.1
    英国でこの世を去った大伯母・玉青から、高級住宅街にある屋敷「十六夜荘」を遺された雄哉。思わぬ遺産に飛びつくが、大伯母は面識のない自分に、なぜこの屋敷を託したのか? 遺産を受け取るため、親族の中で異端視されていた大伯母について調べるうちに、「十六夜荘」にこめられた大伯母の想いと、そして「遺産」の真の姿を知ることになり――。誰も信じず仕事だけをしてきた雄哉に託された「想い」とは――? 文庫化を望む声多数! 古内一絵の人気作が登場!
  • 石と星の夜
    4.5
    ギルデアの使節が暗殺されたことで、ギルデアとアトーリスの和平交渉は決裂。アトーリス王室の諜報員ステランは、仲間内に敵に通じている裏切り者がいるとの情報を得て、懸命に捜査を行う。一方、戦火を逃れて最果ての地フォーディル村に身を寄せていたリーヴたちは悲しみに包まれていた。故郷テス王国を守るべく戦っていた父が戦死したのだ。迫りくるギルデアの脅威に、立ち向かう連合国。フィーンの預言者が謳った英雄はどこにいるのか? アトーリス王国が極秘裏に開発を進める恐るべき兵器の正体は? 風雲急を告げる、好評シリーズ第2弾。
  • イシュタルの子
    -
    バビロンの最高神マルドゥクよりも崇拝を集める豊饒の女神イシュタル。いかなる地上の快楽よりも勝るというイシュタルの秘儀、聖なる獣との交わりを求め夜毎神殿を訪れる信徒たち。人と獣との交わりで生み落とされたという半人半獣の仔マヤとムー。紀元前5世紀の新バビロニア王国の首都バビロンで繰り広げられる、王宮、五国の守護神マルドゥク、女神イシュタルとの闘いを描く長篇伝奇小説。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • 異次元戦士デュラン ルクレール王家の守護神
    -
    夢の中で彼はデュランと名乗っている。ソフィアル大陸に八百年繁栄するルクレール王家の戦士らしい。夢から醒めると傍らにはちょっとHな中学生の妹が。そして銃器と刀。累計100万部突破のベストセラー「レイン」シリーズ著者による渾身のファンタジー。
  • 出雲新聞編集局日報 かみさま新聞、増刷中。
    3.0
    新人記者の悠馬が配属されたのは、いかつい先輩の恭平と、デスクに猫がいるだけの、のんびりした新聞編集局――と思いきや、その御役目は、悩める人々を救う神様の活躍を記事にした“かみさま新聞”の発行だった!?
  • 出雲新聞編集局日報 かみさま新聞、恋結び?
    1.5
    悠馬たちの所属する“かみさま新聞”編集部に珍客が訪れた。その少女・あかりは、神様の力で行方不明の父親を探して欲しいという。神様に、猫に、そして少女にまで振り回される、悠馬の記者ライフはどうなる……!?
  • 異世界ダイナー 1 侵略のセントラルキッチン 【電子特典付き】
    -
    剣と魔法の異世界に転生した元日本人のカリム。新鮮な牛肉と小麦という、元の世界同様に流通している食材を使ってハンバーガーを売りにしたダイナーを経営している。しかし、ある日突然、戦争で財を成した凄腕の女傭兵が貴族となって、ライバル店を出店してきた。しかもそれは、現代世界のノウハウを導入したハンバーガーチェーン店だったのだ!  経済の概念を大きくひっくり返し、商売仲間の存在すら危機に追い込みかねない巨大なチェーン店に対し、カリムは自分の店とプライドをかけ、勝負を挑む!
  • †異世界物語† 完全版
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    異世界で織りなすラブコメファンタジー! 美々(ミミ)が誕生日に見た夢。それは異世界へと繋がる第一歩だった。意味も分からぬままかけられたのは一つの呪い。 現在と過去を繋ぐキーワード、遠い昔の記憶、呪いの意味。それらのパズルが合わさったとき本当の物語の意味を知る……。 1~5巻まで全巻読めちゃう完全版!
  • 悪戯天使
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    恋人たちの破れたハートを縫い合わす任務で、地上に訪れた恋を知らない天使。悪戯好きで焼き餅焼きな性格なので、逆にハートを壊そうとするが、いつも失敗ばかり。 それでも恋人たちが仲良くなると、マシュマロを十個食べたような幸せな気分になる。やがて彼女も恋をし、一人前の天使として成長して行く。

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  • イチ・ナナ・キュー。童心を取り戻したい人へ、廃校を舞台にした魔法世界のジュブナイルストーリー。20分ファンタジーシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 魔法学校の九年生アヤコは、卒業研修で廃校で一週間一人暮らしをするはめに。 そこで出会ったのは、おせっかいな人体模型イチ・ナナ・キュー。 おばけ嫌いなアヤコはこの研修を乗り切ることができるのか――? 少女と人外のハートフルストーリー。 【目次】 卒業研修のはじまり 廃校 真夜中の訪問者 軽トラの旅 プールのお風呂 タケルの苦悩 カッキー 鍋パーティー 悪党 わたしたちの作戦 イチ・ナナ・キュー そして、ハロウィーンパーティー 【著者紹介】 平 七羽(タイライロハ) ナイフとフォークを鞄に詰め込んで冒険するような物語が好きです。そんなわくわくが少しでも届きますように。
  • いちばん大切な願いごと
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一本足のあひるのクーはいつもいじめられていました。そんなある日かえるのおばさんから、願いを叶える小人の神様がいると聞き、会いにいくこ事に。しかし、クーの願いは意外な事。作者の純な五感がパチパチはじけた童話全11篇!
  • 壱里島奇譚
    値引きあり
    4.0
    現代の科学で解明できない謎の商品“おもしろたわし”を調査してほしい―。商社マン・宮口翔一は、常務からの特命で、生産地・天草諸島の壱里島へ飛んだ。しかし、その小さな島は強力なパワースポットと化し、奇妙な現象が次々と起こっていた! 翔一はオカルトライター・機敷埜風天と共に力の噴出口・信柄浦岳を目指すが…。
  • 「一緒に地獄に落ちてあげる」狼少女はそう言った
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    突如人狼と化してしまった少女は、処刑される寸前、白銀の鎧をまとった男に救われた。シエンと名乗るその男は、死ねない体を持つという。ノゾミと名付けられた少女は、死ぬ方法を探し「地獄」を目指すという彼についていくことにするが…。シエンの隠された過去と、ノゾミの運命、彼らの終着点は? 騎士と狼少女、ひとりぼっちのふたりの旅の軌跡を描いたファンタジーロードノベル。
  • 一発!
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    現実という名の“歯車”からネジを一本抜いたらどうなるか、あるいは一本プラスしたらどうなるのか? その答えがこの一冊には凝縮されている。米軍とソ連軍、それに日本の自衛隊の仮想されるべき必然の行方を、偶然のもとに同時進行のプロットで描いた悪夢というべき表題の「一発!」など17篇。それらが教えてくれるのはまさに仮想(ファンタジー)とは現実のすべてだということである。
  • いつかまた…
    5.0
    愛犬との別れは辛いもの。この作品は、死に直面した主人公ビーグル犬のビーの視点から、悲しくも辛い家族との別れの日を描いたファンタジー。ビーは、まだ生きたいと願いながらも、運命を受け入れ、今までを振り返りながら最期の時を家族と一緒に過ごしていく。家族の愛を改めて感じ、一緒にいることがどんなに幸せで楽しかったかを実感したビーは、感謝の気持ちを自分なりのやり方で伝えるが……。 ■著者コメント■ この作品は、主人公であるビーグル犬のビーの視点から、家族との別れの日を描いた作品です。別れの日なのですが、決して悲しいだけの話ではありません。作中に犬の神様も登場するので大人だけでなく子どもにもお薦めします。主人公のビーは、犬なので話すことはできませんが、ある方法で感謝の言葉を伝えます。笑いあり、涙あり、家族の愛を感じる感動ファンタジーです。ラストは悲しいだけでなく、未来への明るい光が感じられるような結末になっています。キーワードはインドの模様です。犬を愛する全ての人に読んでもらいたい作品です。
  • いつの日か旅に出よう
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    「これはこれはこれはこれは!」この街では、王様の奇妙な生声が時報の代わりに響きわたる。それが仕事だと信じて疑わない「むじゃき大王」と、その支配に染まったおかしな住民たち。軽妙な会話文で強烈な風刺が繰り出される、異色の長篇ファンタジー第一弾。

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  • いつもの道、ちがう角
    3.7
    越してきて間もない街。初めて曲がった角の向こうで、いつしか「私」は奇妙にねじれた世界に足を踏み入れていた(表題作)。気に入ったものたちを、そのままの姿で永遠に保存したい――一人の男の歪んだ欲望が招いた悪夢(「琥珀(こはく)のなかの虫」)。ある環境団体が行っていた恐るべき儀式とは?(「窪地公園で」)。 読む者を夢幻世界に誘(いざな)うダーク・ファンタジーの傑作7編!
  • いにしえの月 下弦のひかり
    -
    幼馴染の良子、順、万、小夜子の4人は、ある"死"を境に不思議な現象に巻き込まれていく。自分たちが生まれてきた理由とは、なぜ自分以外の記憶をもつのか、美しい羽の意味とは……?叶わなかった恋、叶えられなかった想いが時を越えて動き出す。

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  • 古の女神と宝石の射手 (角川ebook)
    -
    神々の王ゼウスは、すべての神の上に立つ存在。しかしある日、ゼウス神軍の有力な将たちが突如反旗を翻した。彼女たちを扇動するのは時の神クロノス。クロノスらはティターン神軍と名乗り、一夜にして巨大な対抗勢力となる。世界を混乱に導くクロノスの真の目的とは――。ティターン戦争の火蓋が切られる!! ※本書は、2016年7月2日に配信を開始した単行本「古の女神と宝石の射手」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • 命の契約 Karte.1
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    三年前に知り合った一人の女の子が自殺した。冷えた家庭から飛び出し、都会の夜に身を投じた彼女を死に追いやったものは何なのか。死臭を嗅ぎ分けることのできるビリーは真相追究に乗り出すのだが……。

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  • イボ記(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 合気道サークルに所属する女子大生・坂木加具夜の悩みの種は、左足のイボと同居中の痴呆症の祖母。イボも祖母も穏やかだった生活に次々と波紋を巻き起こす。しかも両者のあいだには、奇妙な相関関係があるらしい!? “受け入れ難きものを受け入れる”をテーマに、独持のタッチで綴るホラーファンタジー。
  • 今様あやかし恋奇譚
    -
    まあ、よくあることだ――その四人の男女にとって、妖怪変化や神様との交流は日常茶飯事、取り立てて騒ぐことでもない。彼らは人間と同様に、泣いたり笑ったり食べたり寝たり、恋したりする、なんでもない存在だ。そんな彼らと、不思議な縁で結びついた四人の、現代異類婚姻譚。

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  • いろは堂あやかし語り よわむし陰陽師は虎を飼う
    3.0
    陰陽道を用いたよろず相談所「いろは堂」を営む江戸の青年・晴亮は、真面目な反面、要領の悪い自分にコンプレックスを抱いていた。ある日平安時代から思いがけずタイムスリップしてきた武士・虎丸に出会い、彼とともに美しくも邪悪な鬼・霞童子の討伐に乗り出すことに。あやかし絡みの事件を解決するなか、晴亮は怖いもの知らずの虎丸に振り回されて……? お人好しな陰陽師と精悍な武士が、鬼を追って江戸の世を駆けめぐる!
  • AEVE ENDING1
    5.0
    西暦2096年。世界大戦によって地球は壊滅的な状態に追い込まれた。荒廃した世界で滅亡の一途を辿る人類のなか、突如発生したのが、特殊能力(サイコキネシス)をもつ新人類、“アダム”。アダムとしての能力が限りなく低い、落ちこぼれの倫子は、“神”として崇められるほど高い能力と美しい容姿を持つ雲雀と、ペアを組むことになった。ふたりはアダムを迫害する人々が住むと言われる“北の島”で、三日間生き残るというミッションを与えられる。謎の多い“北の島”で、生き残れるのか…?

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  • ウィンダリア 童話めいた戦史
    値引きあり
    4.3
    世界樹のごとく空高くウィンダリアの巨木そびえるサキの村を中心に、イサとパロの都市国家があった。一方は海に面し、もう一方は険しい山にあった。そして、この二つの国が、とうとう戦火を交えるときがきてしまった! はたしてサキの村に住む夫婦、イズーとマリーンの運命は? そしてパロの王子ジルと、イサの王女アーナスの恋の行方は? 二組の男女の織りなす愛を中心に描かれる華麗なるファンタジーの世界!
  • ウェスタの巫女
    3.0
    ウェスタ国に生まれた少女レアは、父の借金のかたに、10歳の時、巫女となるべく国に売られてしまう。16歳になったレアが若き国王・マルスと出会ったことで、この国の運命の歯車が少しずつ動き出して…。国の未来を切り拓く美しい王と純潔の巫女が織りなす、愛と陰謀渦巻く異世界ファンタジー!

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  • 飢え渇く神の地
    3.3
    死の神ダリヤが支配する西の砂漠。遺跡の地図を作ることを生業とする青年カダムは、探索を終えて落胆しながら帰宅した。十年前、遺跡の調査に行くと言い残したまま、西の砂漠に消えた家族の行方を探し続けているのだ。もう見つからないのかもしれない。そんなある日、レオンという若い宝石商が、カダムを道案内に雇いたいと言ってきた。どうやら治安警護隊に追われているらしい。カダムは渋々引き受けるが、彼らが砂漠の奥深くに迫ったとき、そこに眠る恐るべき秘密が目を覚ます……。第2回創元ファンタジイ新人賞受賞の著者が贈る意欲作!/解説=乾石智子
  • 上野の神様にこい願わくは あやかし資料館の大蛇様
    3.5
    夜の不忍池から現れたびしょ濡れの男。彼は龍になって空へと消えていった。なぜか兄のスーツケースを持って――。翌日真穂が訪れたのは、龍が向かったと思われる資料館。出てきたのは、美貌の学芸員で……!?
  • うぐいす浄土逗留記
    4.0
    民話や伝承を好む大学生・伊緒は、二十歳の誕生日を境に見知らぬ世界へと誘われる。妖怪や人でないものが住まう異郷で、助けてくれた白蛇の化身の青年・七郎に恩を返すため、手探りの生活を始めることとなり……?
  • 失われた地図
    3.2
    これはかつて失われたはずの光景、人々の情念が形を成す「裂け目」。かつて夫婦だった鮎美と遼平は、裂け目を封じることのできる能力を持つ一族だった。息子の誕生で、二人の運命の歯車は狂いはじめ……。
  • 薄紅天女[上]
    値引きあり
    3.8
    東の坂東の地で、阿高と、同い年の叔父藤太は双子のように十七まで育った。だがある夜、蝦夷たちが来て阿高に告げた……あなたは私たちの巫女、火の女神チキサニの生まれ変わりだ、と。母の面影に惹かれ蝦夷の地へ去った阿高を追う藤太たちが見たものは…?〈闇〉の女神が地上に残した最後の勾玉を受け継いだ少年の数奇な運命を描く、日本のファンタジーの金字塔「勾玉三部作」第三巻。
  • 薄紅天女 【上下合本版】
    値引きあり
    3.0
    東の坂東の地で、阿高と、同い年の叔父藤太は双子のように十七まで育った。だがある夜、蝦夷たちが来て阿高に告げた……あなたは私たちの巫女、火の女神チキサニの生まれ変わりだ、と。母の面影に惹かれ蝦夷の地へ去った阿高を追う藤太たちが見たものは…?〈闇〉の女神が地上に残した最後の勾玉を受け継いだ少年の数奇な運命を描く、日本のファンタジーの金字塔、上下巻合本で電子化!
  • 歌う修道士と馬上の騎士
    -
    外法の魔術により、片足を失い、マーカスによりストーンメイブ修道院に引き取られたネル。彼には外法の心得があったが、修道院内は外法が許されない場所であった。しかし年少にもかかわらず知識豊富なネルは嫉妬され、修道院内で孤立していた。 そんなネルをマーカスは祀りの独唱に指名する。ネルは戸惑うが、そんなネルの前に執政官の息子であるシュウ・ファングが現れる。シュウ・ファングは、練習するネルの歌を毎日聞きにやってくるが、ネルは彼が気に入らなかった。
  • 歌う峰のアリエス
    3.8
    どこまでも広がる青空の下、創世主ファティマの使命により、紙飛行機(メール)を召還し、寄生する悪いもの(ウィルス)を取り除く毎日を送る〈羊〉たち。飛び交う紙飛行機の途方もない数に、人間たちの切実な思いを感じつつ。いっぽう、その世界の外側で、失踪した天才プログラマー・ファティマの跡を追う〈教授〉は、その娘〈ジュニア〉を引き取ることにするが……。第10回C★NOVELS大賞大賞受賞作

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  • 灼熱の哀歌
    -
    伝説の妖精王の一人、砂漠の支配者である炎の妖精王と出会ったファシル。その雄々しい姿に惹かれるが、彼の口から出た言葉は、ファシルの祖国が滅びるという不吉なものだった。そんな時、主である王太子アルギスが階段から落ちるという事故が起きる。ファシルはアルギスのケガを治す薬を求め、炎の妖精王が住む灼熱の砂漠を目指して旅に出るのだが――

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  • 歌姫は竜の腕で眠る
    -
    王都の劇場で歌姫をしていたシャルロッテは王子に見初められて婚約するが破棄され、亡き者とするために、入った者は生きて戻らないという怪物の森という場所に捨てられる。そこで彼女はブルクハルトと名乗る不思議な青年に出会う。ひとがいないはずの場所に居た謎の人物、彼ははたして……?

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  • うちの社食がマズくて困ってます 総務部推進課 霧島梓の挑戦
    3.3
    OL・梓は素敵な社食に憧れ転職。いざ実食! が、社食がマズい……。しかも入社早々「働かない部署」と噂の「働き方改革推進課」へ異動となってしまう。しかし梓は社食への夢を諦めきれず、ある野望を抱くが――?
  • うちの猫、タマだけどタマじゃなかった!
    1.0
    元野良猫のタマはボクの家のペットだ。特殊能力が欲しいなぁと思っていたボクはある日本当に特殊な能力を身に着けてしまった!そしてボクはタマからほんとの名前と出自を聞かされて……!? 愛猫とおしゃべりがしたい……という猫好きの願望を形にしてみました。

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  • 現世閻魔捕物帖 その地獄行き、全力阻止します!
    値引きあり
    -
    興信所で働く志遠は、掃除中に一匹の蜘蛛を見つけて外へ逃がした。 それを見ていたと言う少女に連れられ、酒処『地獄の沙汰』を訪れた。 そこはなんと、見た目小学生の閻魔と部下の鬼たちが営む居酒屋だった!? 閻魔たちは地獄行きしそうな人たちの心を料理とお酒で癒し更生させていく――。 閻魔たちによる世直しストーリー! ■著者 桔梗楓(ききょう・かえで) 娯楽小説を中心に物書きを営む。趣味はコンシューマーゲームと、レジン製作。ドライブ旅行は年数回のお楽しみ。 15年『コンカツ!』でアルファポリス第8回恋愛小説大賞にて大賞を受賞し、16年にデビュー。同年「ツアープランはサスペンス」で第2回お仕事小説コン優秀賞を受賞し、翌年受賞作を改題した『おいしい逃走(ツアー)! 東京発京都行~謎の箱と、SA(サービスエリア)グルメ食べ歩き~』を出版。 著書に『河童の懸場帖 東京「物ノ怪」訪問録』シリーズ、『猫神主人のばけねこカフェ』他。 ■カバーイラスト lack
  • 海鳴りの石1
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 僕の親父はファンタジー作家。新作に取り掛かったが、しょっぱなから行き詰って、ぷいと外に出かけてしまった。主人公も登場させないうちにスランプとは・・・。だが、寝ていた僕の頭の中に、その主人公が突然、現れた。「君、力を貸してくれ。」 こうして僕は親父の物語の世界に入りこむ。すてきなお姫さまのいる、伝説と歌にみちた島国レープスが舞台で、世継の君フェナフ・レッドというのが、僕のなりかわった主人公。彼は失われたレープスの神宝<ひびき石>を取り戻すと予言された「新しき王」らしいのだが・・・。 王の妾妃やその叔父が、世継を排除しようとはかりごとをめぐらしている。折から、南方の大国ハイオルンとの不和、隣国コルピバの内乱など、平和だったレープスにも影がさして・・・。 伝説の英雄は、予言の歌は、そして僕=フェナフ・レッドの運命はいかに? 心おどる壮大なファンタジーの世界!
  • 海の北斗七星 迷宮の冒険ファンタジー1
    -
    ツアーでカンボジアを訪れていた島千里は、ひょんなことから女神の像が描かれた不思議な紙片を手にする。そして翌朝、謎のメモが千里の部屋に……。そのメモに導かれ、初恋の相手・郷内崇史と10年ぶりに再会する千里。崇史はカンボジアで遺跡の調査をしつつ、父親から引き継いだ謎を追っていた。それは、伝説の都・シャングリラを探すこと。そして、その女神の像こそ、シャングリラへの手がかりだった……。

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  • 裏切りの杯を干して 上 バンダル・アード=ケナード
    3.8
    三週間もの間、睨み合いを続けているエンレイズ・ガルヴォ両軍の奇妙な最前線。その戦場にアード=ケナード隊が到着し、シャリースが持ち前の傲岸不遜な態度で引っかき回し始めると――!

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  • うらめし屋 あなたの恨み買取ります
    -
    弱い者の「恨み・無念」を晴らすためのお手伝いをする不思議で面白いお話です。表の顔は「宗教法人・爽快寺」、裏の顔が「うらめし屋」と申しまして、恨まれた相手からお金を取り戻すというケッタイなお話!
  • 運命の泉 上 (前編)
    -
    左手の小指にある赤い感覚器官は運命の相手の方向と結ばれる導きを示しす。主人公は導きを信じて、村に訪れると、村には運命の泉があった。その泉は運命の相手を水面に写すと言うが・・・赤い感覚器官は運命の相手と結ばれるようにするだけで、直接には運命の相手を教えない。そんな、運命の泉は運命の相手を教えるのだろうか?。そして、赤い感覚器官(赤い糸)は同じ相手なのだろうか? 運命の泉 上  (前編)  主人公は、運命の人を探すために旅に出た。何一つの目的地もないまま生まれ育ったところから出て初めての街に着くのだった。その街に着いてみると何か何まで初めて見る物であり光景であり。全てのことに驚くのだが、そこで、初めての試練であり。左手の小指ある赤い感覚器官の指示であり。運命の相手を探すための時の流れの修正が開始されたのだ。その修正の内容の中には初めての街を救うために隣の街から援軍の要請に向かう。その途中で何者か知らない者に襲われて・・・・知らない村に着いた。だが、幼児後退などの病気に掛かってしまったが病気は治るのだろうか、運命の相手には会えるのだろうか、運命の相手とは誰なのだろうか・・・・。
  • 運命は剣を差し出す1 バンダル・アード=ケナード
    4.3
    辺境の街道で医師ヴァルベイドは負傷のため戦場に置き去られた若き傭兵と白い狼に出逢った――。高名な傭兵隊を率いる若き隊長ジア・シャリース。その波乱の物語、ここに開幕!

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  • 永遠に終わりから二番目の日
    -
    今日、目覚めたとき、雨が降っていたら、死ぬ。日が沈むまでに、死ぬ。わたしはそう心に決めていた。終わりの日はまだ長い。暮れるまでにはたっぷりと時間がある。逝くには早すぎる。それに、この雨の森は暗すぎる。何の色もない。ほぼ同じ速度で、だれもいない道をわたしは歩いた。わたしはこうべを巡らし、森のほうを見た。その中から声が響いたような気がした。あの声だ。「アナタハ、ダレデスカ?」……。  美しい文体と世界観で構成された幻想小説であり、かつて私家版として販売された幻の作品が電子書籍となって復刊! ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  • 英国幻視の少年たち ファンタズニック
    4.3
    日本人の大学生皆川海(カイ)は、イギリスに留学し、ウィッツバリーという街に住む叔母の家に居候している。 死んだ人の霊が見える目を持つカイはそこで妖精に遭遇。 英国特別幻想取締報告局の一員であるランスという青年と知り合う。 大学の構内で頻繁に貧血で倒れているランスをかまううちに、カイは次第に、幻想事件“ファンタズニック”に巻き込まれていく──。 英国の雰囲気豊かに描かれる学園ファンタジー第1巻!
  • 英雄その後のセカンドライフ しかし子供に料理を振る舞うのは楽しいかもな【電子特典付き】
    NEW
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    「アルバの宝剣」と謳われる不世出の英雄シレンツィオ・アガタ。海軍提督として数々の難敵・強敵を打ち破ったその伝説的な軍歴は、母国アルバからの「貴族に叙す」という通知と共に終わりを迎えた。貴族になる条件として隣国ルース王国の士官学校への留学を命じられたシレンツィオ。道中で気まぐれに羽妖精の命を救い、たどり着いた留学先で彼を待ち受けていたのは、なんの手違いか、エルフの少年少女が通う幼年学校への入学だった! 幼児たちの同級生となるおっさんという、まさかの事態もどこ吹く風。当のシレンツィオは気ままに友人になった少女テティスらに料理を振る舞うなど、たちまちエルフの少年少女たちの胃袋を掴んでいく――。これは「伝説」と呼ばれる男が、立場に振り回される大人たちをよそに、気ままに小さな友人たちに料理を振る舞い、学園生活を謳歌する「その後」の物語である。【電子限定!書き下ろし特典つき】
  • 英雄《竜殺し》の終焉
    4.0
    交易都市クリザの領主は、かつて大陸を襲った竜を倒した英雄アルズレッド。富も名声も手に入れた英雄だが、闘いに身を置いてきた彼には、今の平和な暮らしは退屈の連続でしかない。古くから仕える執事と侍女のみが彼の厭世を知り、気に病んでいた。そんなある日、屋敷に現れたのは完全に白い謎の存在。《白の狩人》と名乗り、「黒」を狩ると言うのだが……!? 第9回C★NOVELS大賞特別賞受賞作

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  • 英雄《竜殺し》の誕生
    5.0
    戦乱の続くフォトキア大陸南部小国家群で、無敵と恐れられる傭兵団「緋の風塵」。黒狼の二つ名を持つ部隊長アルズレッドは、いずれ伝説の竜をも殺す世界最強の男となると豪語している。戦場で拾った孤児と暮らす彼は、まず《傭兵王》ドヴォルグを倒し、その座を奪おうと秘かに狙い、剣の腕を磨いていた。だが、運命はその前に非情に立ちはだかるのだった――!!第9回C★NOVELS大賞特別賞受賞後第一作。

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  • エイリアン幻想卿
    4.0
    アイルランドの荒野の古城に住む貴族・ロード・ヴィジョン──通称“幻想卿”の招きにより訪れた八頭大は、驚くべき依頼を受ける。彼の土地のどこかに存在する幻の土地──幻想郷──に先祖が隠している宝を探し出してくれというのだ。

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  • エイリアン虚空城
    3.6
    現役高校生にして、男気あふれた無敵のトレジャー・ハンター八頭大と、同じく現役高校生で頭脳明晰、お色気抜群の太宰ゆきの活躍を描く、アクションシリーズ。彼らが狙う財宝は、なぜかエイリアンの遺したものばかり。しかも、想定外のライバルとの接戦繰り返し。「ソノラマノベルス」でおなじみの二人の活躍が、ついに、「朝日ノベルズ」全編書き下ろし版で登場。

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  • エイリアン旋風譚
    5.0
    いまだに現役高校生にして、相も変わらず天下無敵の宝探し人、その名は八頭大。その相棒は、超セクシー高校生で金銭欲望症の太宰ゆき。緻密にして大胆な作戦。奇想天外な武器。ライバルを蹴散らして二人が狙うお宝は、なぜか異星人(エイリアン)が絡むものばかり。好評既刊『トレジャー・ハンター八頭大ファイル』シリーズのために書き下ろされた中短編に、今回も新作を加えた、百万ドルお宝連作集が登場! これがエンターテインメントだ!

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