世界の果ての国へ

世界の果ての国へ

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

人のさがをのぞきこんだような、美しくもおそろしい短編をあつめた作品集。「鶴の家」「野の果ての国」など、10編とエッセイ。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

世界の果ての国へ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    安房直子さんの物語は、いつも何か物悲しかったり、不穏な影が差しているので、読んでいるとだんだん心配顔になっていってしまう気がする。
    だけど物語を紡ぎだす言葉が美しく、それによって浮かび上がる世界に魅了される。
    安房直子さんの物語そのものが魔法みたい。
    結局は物悲しく不穏な世界の虜になってしまうのだ。

    0
    2022年01月02日

    Posted by ブクログ

    人のさがをのぞきこんだような、美しくおそろしい短編集。

    人間のさが、欲深さを描きながらも、けっして断罪しない。だから考えてしまう。
    『夕暮れ海の物語』『木の葉の魚』『奥さまの耳飾り』どれも哀しく美しい話の中でふっと怖いと感じてしまう。

    0
    2021年03月13日

    Posted by ブクログ

    これは、わたしの知っている安房直子とは、ちょっと違った感じの物語集です。
    喪失感とか、どうしようもないあこがれの気持ちとか、そういったところは、安房直子なのです。それらの感情や、そこに映し出される異界をガラスごしに眺めている印象があるのが、わたしの知っている安房直子の童話なのです。
    でも、この本に書かれている作品では、実際に、その世界にアクセスしてしまう。しかも、帰ってこれなくなっちゃうのです。
    そして、その話が、教訓めいていないだけに(多少は「欲張りすぎ」とかあるのですが)、よけいに淡々としていてこわいです。

    鶴の家
    死んだ人の数だけ、お皿の鶴が増えていきます。
    これは、けっこう怖いです。

    最終的には、ハッピーエンドなのですが、なんか、怖さは後に残ります。

    というか、ハッピーエンドはあんまり後に残らなくて、怖さはあとにひいている感じです。

    日暮れの海の物語
    さて、カメから逃れることができたのですが、

    「わたしはかめを裏切った……。」

    と、心に思い続けながら生きていくのが幸せであったかどうか。

    長い灰色のスカート
    あっちにいってしまうのは、怖いとともになんか甘美な感じもします。
    これは、この本に収められていく作品のほとんどに共通する雰囲気です。

    神隠しにあいやすい子に対するあこがれが、自分のなかにあるようです。

    木の葉の魚
    ちょと、金子みすずの詩を思い出してしまいました。
    こうやって、網にかかる大量の魚たちが、みんなこんな物語をもっているとしたら……。怖いですねぇ。

    奥さまの耳飾り
    「魔法というのは、悲しいものだ。」

    どこかに、この考えがつねに潜んでいるのかもしれません。
    そして、恋愛も、魔法のようなものなのでしょうか。

    野の音
    人さらいの話です。
    そして、なぜか、さらわれたくなるような弱さ、ここではないところに生きたくなる弱さを人はもっているんだと感じさせられます。

    青い糸
    これも、誘われて、行って、帰ってこないお話です。
    女の子が、男の人を連れて行きます。

    男の方が、さそわれやすいのかもしれません。

    火影の夢
    これも、女の子が、男の人を連れていく話です。
    幸せだった過去に戻ったのだから、もしかすると幸せかもしれない。

    そう感じながらも、なんか、ゾッとするような印象も残るのは、なぜなんでしょう。

    野の果ての国
    悪夢のみせた幻でしょうか。
    それとも、本当にあったことでしょうか。

    それは、多分それは、それぞれの読者の判断ということになるのでしょう。

    銀のくじゃく
    夢なんか追いかけるから…。
    でも、夢を追いかけずにはいられない。
    それが、滅びにつながっていても。

    そんなお話です。

    0
    2014年09月30日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    「鶴の家」「日暮れの海の物語」「火影の夢」「銀のくじゃく」ほか、あざやかな色彩のホラー10編。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2010年06月23日

    Posted by ブクログ

    果ての国のように、静かな気分で本を閉じることができました。
    これまでの最終章ではないけれど、一味も二味もかみしめながら読みました。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    この人の書く物は切なすぎて胸に染みます。
    童話は子供だけの物で無いんだな〜としみじみ思いました。
    文庫で出たら全巻揃えるのに…。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    このシリーズが大好きですが、今回はちょっと暗めだったり悲しい雰囲気のお話が多かった印象で、個人的にはいつもの穏やかな感じのほうが好きですが、こういうお話も書かれるんだなあと知れてよかったです。

    0
    2023年02月17日

    Posted by ブクログ


    不思議な童話集
    鶴の家 皿と鶴の数
    日暮れの海の物語 海亀 嫁入り
    長い灰色のスカート 弟 行方不明
    木の葉の魚  不思議な鍋
    奥様の耳飾り クジラ
    野の音  大木 葉っぱ
    青い糸 マフラー 小鳥
    火影の夢 暖炉 
    野の果ての国 ヘチマ ハチの巣
    銀のクジャク 緑 

    0
    2022年06月11日

    Posted by ブクログ

    みんな、どこか遠くに行っちゃう話だった。騙されたカメは可哀想だよな。滅びたクジャクの国のクジャク達はどこに行っちゃったんだろ?一羽だけ残されたじいやが気の毒('・ω・')

    0
    2019年07月29日

    Posted by ブクログ

    童話パート2。この人のファンタジーは普通にいい話もあればちょっとブラックっぽい所のあるものもあって面白い。

    0
    2009年10月04日

世界の果ての国へ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す