世界の果ての国へ

世界の果ての国へ

1,980円 (税込)

9pt

人のさがをのぞきこんだような、美しくもおそろしい短編をあつめた作品集。「鶴の家」「野の果ての国」など、10編とエッセイ。

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世界の果ての国へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月02日

    安房直子さんの物語は、いつも何か物悲しかったり、不穏な影が差しているので、読んでいるとだんだん心配顔になっていってしまう気がする。
    だけど物語を紡ぎだす言葉が美しく、それによって浮かび上がる世界に魅了される。
    安房直子さんの物語そのものが魔法みたい。
    結局は物悲しく不穏な世界の虜になってしまうのだ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月13日

    人のさがをのぞきこんだような、美しくおそろしい短編集。

    人間のさが、欲深さを描きながらも、けっして断罪しない。だから考えてしまう。
    『夕暮れ海の物語』『木の葉の魚』『奥さまの耳飾り』どれも哀しく美しい話の中でふっと怖いと感じてしまう。

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    Posted by ブクログ 2014年09月30日

    これは、わたしの知っている安房直子とは、ちょっと違った感じの物語集です。
    喪失感とか、どうしようもないあこがれの気持ちとか、そういったところは、安房直子なのです。それらの感情や、そこに映し出される異界をガラスごしに眺めている印象があるのが、わたしの知っている安房直子の童話なのです。
    でも、この本に書...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月23日

    [ 内容 ]
    「鶴の家」「日暮れの海の物語」「火影の夢」「銀のくじゃく」ほか、あざやかな色彩のホラー10編。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    果ての国のように、静かな気分で本を閉じることができました。
    これまでの最終章ではないけれど、一味も二味もかみしめながら読みました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    この人の書く物は切なすぎて胸に染みます。
    童話は子供だけの物で無いんだな〜としみじみ思いました。
    文庫で出たら全巻揃えるのに…。

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    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    このシリーズが大好きですが、今回はちょっと暗めだったり悲しい雰囲気のお話が多かった印象で、個人的にはいつもの穏やかな感じのほうが好きですが、こういうお話も書かれるんだなあと知れてよかったです。

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    Posted by ブクログ 2022年06月11日


    不思議な童話集
    鶴の家 皿と鶴の数
    日暮れの海の物語 海亀 嫁入り
    長い灰色のスカート 弟 行方不明
    木の葉の魚  不思議な鍋
    奥様の耳飾り クジラ
    野の音  大木 葉っぱ
    青い糸 マフラー 小鳥
    火影の夢 暖炉 
    野の果ての国 ヘチマ ハチの巣
    銀のクジャク 緑 

    0

    Posted by ブクログ 2019年07月29日

    みんな、どこか遠くに行っちゃう話だった。騙されたカメは可哀想だよな。滅びたクジャクの国のクジャク達はどこに行っちゃったんだろ?一羽だけ残されたじいやが気の毒('・ω・')

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    童話パート2。この人のファンタジーは普通にいい話もあればちょっとブラックっぽい所のあるものもあって面白い。

    0

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