講談社作品一覧

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  • わるいおんなのこ(1)
    完結
    1.5
    あなたを完成させてあげるーー。清都女子学園高等部へ転校してきた葛城繭(かつらぎまゆ)には、天才的な絵の才能があった。彼女の人物画はグロテスクでエロティックで、誰も見たことがない独特の世界観を持つ。だが繭は言う。「見たもの」しか描けないのだと――。男子禁制の女子校美術部を舞台に一人の美少女が巻き起こす、情欲にまみれた悪徳百合物語、開幕。
  • ジャングル・ジムがしずんだ
    -
    少年タローの友だちは、デパートのおもちゃ売場のロボットや人形たちだ。そのおもちゃたちを作ったデブの社長と知りあったことから、ちょっと気になるチビの女の先生や子犬を道づれに、タローはジャングル・ジムのエレベーターで、地下のおもちゃの国によばれた……。恵まれないものへの愛を奇抜な構想で描いた、ファンタジックな長編童話。
  • アナタの年頃
    -
    アナタは食品会社の課長代理。人間的にいい奴だ。出世は多少遅れ気味だが、頑張っている。妻と子供とも巧くやりたいし、いい家にも住みたい。そんな年頃のアナタの物語。ローンあり、海外出張あり、酒あり競馬あり、時にミック・ジャガーありと、辛くもそこそこ幸せな、40代サラリーマンの哀歓と本音を軽妙に描く傑作。くー、人生だねえ……思わずうなる、しみじみとあったかいアナタの日々!
  • 夫のちんぽが入らない
    4.0
    ひとりの女性の静かな叫びが、多くの心を貫いた――衝撃の感動作。同じアパートに暮らす先輩と交際を始めた"私"。だが初めて交わろうとした夜、衝撃が走る。彼の性器が全く入らないのだ。その後も「入らない」一方で、二人は精神的な結びつきを強め、夫婦に。いつか入るという切なる願いの行方は――。「普通」という呪いに苦しんだ女性の、いじらしいほど正直な愛と性の物語。
  • 人喰鉄道(上)
    5.0
    1~2巻660円 (税込)
    暗黒大陸と怖れられたアフリカ大陸に、文明の曙光を投げかけんと企てられた、ウガンダ鉄道建設。英人鉄道技師・パターソンは理想に燃えて赴任するが、サバンナは、人間の侵略に〈人喰い(マン・イーター)〉と化したライオンとの血みどろの戦場だった。雄大な大自然のなかに、ライオンと人間の死闘を非情なタッチで描き出した、異色の動物文学。
  • 蟻の木の下で
    3.3
    井之頭公園内にある羆(ひぐま)の檻の前で、羆の爪痕を遺す男の死体が発見された。死体の傍には、新興宗教・正聖会のバッジが落ちていた。死者の戦友だった町工場の社長・池見は、週刊誌記者・鹿子の協力を得て、事件の核心に迫る。が、事件は第二、第三の殺人事件へと発展、謎は深まる。本格謎解きに、戦争犯罪を絡ませた異色ミステリー。江戸川乱歩賞受賞作。
  • ヒトはなぜ助平になったか
    -
    なぜヒトには「交尾期(さかり)」がなくなったのか? ヒトはなぜ「対面位」で交わるようになったのか? なぜオッパイはいつも肥大しているのか? 比較動物学という見地から多くの動物たちの場合と照応しながら、ヒトの性を男女の結合力の根源として据えなおし、ヒトと動物の性の本質を、真面目に楽しく考察する名著。
  • 酒場ミモザ(1)
    完結
    -
    京都三条にある古びたバー「ミモザ」で繰り広げられる、マスターと常連客たちとのあたたかい交流を描く「読めばホッコリする漫画」。 『アフタヌーン』1992年11月号、1993年4月号から11月号、1994年1月号から5月号に掲載された作品を収録。
  • 凱旋門に銃口を
    -
    パリの屋根裏部屋に住む緒方健一とポーランドから亡命したアンジェイ・バナシャは、底辺の生活に明け暮れるエトランゼだ。ある日、二人の間に日本から素っ頓狂な女の子・幸田美里が飛び込んできた。アンジェイが仕入れてきた儲け話は、マフィアが盗んだツグジ・フジタの名画を横取りしようというもの。若者たちとマフィアの泥棒ごっこの結末は!? パリ暗黒街を舞台に展開する大活劇!
  • ポイヤウンベ物語
    -
    星の天のおおかみの神の血をひくポイヤウンベは、りりしい若者。ある日、里人を悩ます赤い輪を捕えにいき、オヤルルの里の長の美しい妹オヤルル姫と恋におちる……。アイヌの叙事詩「ユーカラ」に取材して、アイヌ民族の悲しみと喜びを描いた英雄物語。サンケイ児童出版文化賞・国際アンデルセン賞国内賞受賞作。
  • 飼育少女(1)
    完結
    4.0
    全3巻660~671円 (税込)
    生物教師の対馬先生にある日突然呼び出された女子高生の鯉住のぞみは、なぜかある生物をたくされる。それは、切り刻んでもすりつぶしても死なない……そんな驚くべき"不滅"の生物であった! その日から、のぞみは「飼育少女」となり、様々な生物と出逢い、格闘する日々に明け暮れるのであった……!!
  • 竜宮の乙姫の元結いの切りはずし
    3.0
    その新聞広告を見つけたのは、ローカル列車の車内でだった。「潜水夫募集。スキューバダイビングのできる屈強な男性求む。委細面談」ーー無職になって1ヵ月。汽車を降りた僕の仕事は、竜宮城捜しだった……。いまとは違う、本当の自分と巡り逢う旅へ。読む人の心を癒し涵養してくれる、講談社文庫創刊25周年特別書下ろし長編。失われた「何か」を求め、彼女とボクは竜宮城をさがす!
  • 原潜回廊 日本近海での米ソ秘密戦の実態
    -
    緊迫した国際情勢の中、日本をとりまく近海では、いまや想像を絶する、科学技術を結集した米ソ原潜による、熾烈な戦いが繰り広げられている。軍事機密という分厚い遮蔽板の向こう側で、米ソがどのような形で海中戦を展開し、日本列島がその中にどう位置づけられているかを、具体的な事実をもとに明かす。日本の安全を脅かす、近海での米ソ原潜の熾烈な暗闘! 日本は安全なのか?
  • がん生還者の記録
    -
    がんは、けっして「不治の業病」ではない! いちどは絶望におちいり、家族をもまきこむ苦悩にさいなまれながら、さまざまな努力のすえ無事生還した人々の、迫真のドキュメント。生と死のはざまから、がんに克ち、希望ある未来にむけて、それぞれに、新しい生と生きる喜びをつかみなおした闘病の軌跡は、だれをも感動させずにはおかない。「生のドラマ」が感動をよぶ希望の書。
  • いつか王子さまが
    -
    もっと素敵になりたい、なにかに挑戦したいあなたに……。愛と結婚、仕事、マネー、おしゃれ――ほしいものを手にするために知恵をしぼり、抱えきれないほどの夢を実現した、ニューヨークの女性たち。そのステップアップの方法に学んで、あせらずあきらめず、ひとつずつ、かなえてみませんか? 『理想の王子さまのさがし方』改題作品。NY発、軽やかにステップアップするヒントがいっぱい!
  • DEAR BOYS 湘南大相模スペシャルセレクション(1)
    完結
    -
    『DEAR BOYS ACT4』より2年前・・・・瑞穂のライバル・湘南大相模高校のエース布施歩が、まだ1年生だった頃の物語。舞台は神奈川県新人大会 地区予選の準決勝「湘南大相模対本牧東」。アメリカンスタイルの派手なプレーが持ち味のエース・保科唯人率いる本牧東の猛攻に、湘南大相模は苦戦を強いられるのだった。レギュラー5人に対し、自分達1年生5人を出せ――と主張する布施だったが・・・・!?
  • 東京タラレバ娘番外編 タラレBar
    完結
    4.1
    全1巻660円 (税込)
    『東京タラレバ娘』連載終了後にもKiss編集部に届き続ける相談書簡……全国のタラレバ娘さまのお悩みにタラとレバの2人(?)がズバッと答える番外編ーー『タラレBar』がまさかの復活…!そして単行本化…!再オープンしたBarに来た開店以来一番辛いお便りから、相談数No.1の「結婚となるとなぜか男が私を選ばない」問題まで、どの相談事も単行本初収録でお届けします!
  • 蟲籠奇譚(1)
    完結
    5.0
    全3巻660~693円 (税込)
    転校生夢飼ねねが、校内を舞う蝶に導かれた先で出会ったのは、虫を偏愛するひとりの変人と、奇奇怪怪・一種異様な虫たちだった――。気鋭のイラストレーターとして注目を集める西塚emが描く、美少女×蟲たちのめくるめく耽美ワールド。
  • 林の中の家
    3.0
    音大生・仁木悦子と植物学専攻の雄太郎は、探偵マニアの兄妹だ。欧州旅行中の水原夫妻に邸の留守を頼まれているが、ある夜に怪電話がかかり、女の悲鳴とともに電話は切れる。そして「林の中の……」という電話の声を頼りに探し当てたその家には、血に染った女性の遺体が……。難事件に挑む兄妹探偵の推理が、知的興奮を誘う傑作ミステリー。
  • 陽の翳る街
    3.7
    パン・菓子屋の娘・青瀬悠子、推理小説研究に熱中している大学生・高城寺拓、女性雑誌フリーライターの有明留美子、書店の独身店主・数々谷浩平。推理小説研究会・モザイクの会の4人は春の夜、どんぐり坂で殺人事件に遭遇した! そして、なんとその被害者は、記憶喪失にかかっていることがわかり……。さわやかで、面白さ満載のミステリー。
  • 小説農産物輸入
    3.0
    議員秘書・片山道朗のもとに、地元の支持者から重大な情報が入った。小豆輸入に絡んで独占商社が暴利を貪っている――と。片山は持前の行動力で取材を開始した。驚いたことに監督すべき立場の通産省、農水省の官僚たちが、天下り先にトンネル法人を作って巨額の資金を吸い上げていたのだ。悪魔の妨害工作と対決する、息づまる政経アクション! 官僚たちの聖域のもの凄い実態、穀物貴族たちの暗躍で輸入差益は暗渠へと流れていく!
  • 若草物語
    -
    マーチ家の4人の姉妹。長女のメグはとても美しい少女、次女のジョーは作家志望、はにかみ屋の三女のベス、末っ子で絵の好きなエミー。4人は、父の留守を守る母の愛情につつまれて、貧しくても暖かい家庭で暮らしていた――。それぞれの少女が自分らしさを失わずに精いっぱい生きる1年間を、やさしい眼差しで描いた、アメリカ文学の不朽の名作。心あたたまる物語。
  • 死を見つめる心
    4.0
    人間が死というものに直面したとき、どんなに心身がたぎり立ち、猛り狂うものか――すさまじいガンとの格闘、そしてその克服と昇華……言語を絶する生命飢餓状態に身をおいた一宗教学者が死を語りつつしかも、生きることの尊さを教える英知と勇気の稀有な生死観。第18回毎日出版文化賞受賞。
  • もう投げられへんって、ベェーや がん宣告と闘った野球少年の250日
    -
    突然、右腕に痛みが走った少年ピッチャー。忍びよる「骨の腫瘍」に、不安は次第に色濃く拡がる。治療・闘病に揺れる少年の心には、何が去来したのか? 治療法を求めて各地の病院を訪ねる両親、子どもに病名を告げた母の葛藤、はげます級友の熱き想いなど、迫真の取材で、13歳の生命を閉じた250日を描く感動的記録。
  • コンピューター殺人事件
    -
    電算機導入にからむ労使の対立が激化しているさなか、コンピューター室にボヤが発生し、監理課長が怪死、つづいて女性秘書が北陸の海岸で水死体となって発見された。運輸業界の苛烈な企業競争を背景に、突発した連続殺人の真相は? コンピューターの論理と微妙な人間心理の盲点をトリックに使った、傑作推理長編。
  • この胸に光は消えず
    -
    交通事故で車椅子での生活となった著者。流れる水で手を洗った日、ボタンがかけられた日、ベッドを叩いて泣いた。あの日の空の深々と青く、温かな色を忘れない――青春を打ち砕き、人生を決定的に変えた事故、その日から13年。恋人の死が、父親の死があった。涙をぬぐって「生きるための力」として綴った、車椅子の冬・春・夏・秋……1年間の魂の自伝的な黙想ノート。
  • 同窓会奇談
    -
    東京近郊の高校を卒業した男たちの数奇な人生。周辺住民に追い立てられるメッキ業者、サラ金に追われて非道な取立人に変身した男、怪しげな技でくいつなぐ大道芸人、強運な妻に救われる元博奕打ちなど、中年男たちの、怨念、反骨、乱暴な友情、切ない恋愛を、辛辣にユーモラスに描く、新風都会派の傑作短編小説集。
  • アクナル・バサックの宝
    -
    ギメル、そこは悪人だけが住む星。全宇宙の極悪非道な犯罪者がここに送られ、送られたら最後、容易に出ることはできない。しかしこの星には、アクナル・バサックの埋めた宇宙最大の巨宝があるというのだ。とある日、「絶星」の美女が、この悪人の星に乗り込んで来た! という表題作のほかに、「復讐のギャンブラー」など異色4短編を収録。
  • 二流の愉しみ
    -
    真似からはじめよと説く「私の文章作法」、この世が「当人」と「他人」から成っていることを喝破した「当人論」など、現代のモラリスト、辛口のエッセイストとして定評ある著者が、世相万般にわたって偽りの正義と勝手気ままの横行する、当今の風潮を見事に斬る。鮮やかなレトリック、芳醇にして気骨ある文章が冴えわたる名エッセイ。簡明にして勁直、軽妙にして気骨稜々、さすが当代屈指の文章家!
  • 二つの陰画
    3.0
    高利貸でばっちり貯めこんでいた、アパート『満寿美荘』の女経営者が密室で殺され、しかも、遺言状が指名した遺産相続人は、まったくの赤の他人だった! 目的は遺産か? 健介・知子の新婚素人探偵局が犯人探しに乗り出すが、アパート住人の誰もが暗い動機を抱いていて……そしてまた! 大胆縦横のトリックが冴える、本格長篇推理小説。
  • 塔

    -
    春の蝶に誘われた少年の「僕」は、冒険を求めて、曠野の中に聳え立つ塔に行く。塔の中にある部屋々々を遍歴した僕は、権勢を掌握し、不可思議を探り、豪奢に酔い、人間の智慧を極める。次いで愛を得、最後の部屋に到達したとき、僕の前に開けた運命は? 鮮やかな幻想世界を構築した表題作の「塔」、ほか初期の名作6編を収録。
  • 空気頭・欣求浄土
    -
    結核を通して肉体というものの業と、性的人間における業といったものを、医者の見地から追究。コラージュ的手法により畸型な世界を創造し、真の自己表現に到達した芸術選奨文部大臣賞受賞作「空気頭」と、穢土を厭離しようと願う痛切な思いをこめた「欣求浄土」を収録。精神の領域への果敢な探検家による最高の成果。
  • アラジンと魔法のランプ アラビアンナイト
    -
    かしこく美しい娘・シャハラザードが、千夜一夜にわたって王さまに語った「アラビアンナイト」。それは、恋愛、欲望、冒険など、すべてが全能の神の心のままに行われる、奇想天外な世界。なんでも望みがかなう古いランプを手に入れたアラジンが、とんでもないことを考える表題作のほか、5話を収録。魔法と恋と冒険の「千夜一夜物語」ーーエキゾチックなアラビアの世界へ。ランプの魔神よ、望みをかなえて!
  • まんが 新白河原人 ウーパ!(1)
    完結
    4.8
    全10巻660~671円 (税込)
    30年近く漫画を描き続け、気づけば齢47になる漫画家・もりむら。次回作のアイディアを練っていたある日、とんでもないことを思いつく。それは、電気もガスも水道もない未開の山で、自給自足の"原始生活"を送ることだった!
  • 欅通りの人びと
    3.3
    一人暮らしの自転車屋さん、喫茶店の女主人、退職して犬を飼い始めた老人、駆け落ち結婚の十代の若夫婦……、郊外の町にひっそりと真摯に生きる人たちのドラマを温かく見守るのは、大通りの欅並木。さり気ない思いやりと心温まるふれあいから、小さな発見に満ちた生活から生まれ、思いがけない感動と涙となる。NHKドラマ原作にもなった名作。
  • 緋の記憶
    3.0
    明かるい秋の日ざしの中、ふらりと立ち寄った画廊で見かけた1枚の絵は、日本海で起こった恐るべき殺人事件の謎を秘めていた(「暗緑の時代」)。東京の高田馬場にオフィスを構える名探偵、ご存じ三影潤が解き明かす多彩なミステリー。ほかに、富豪の美少女が夢に見た赤い花の謎を解く表題作、「アイボリーの手帖」、「沈丁花の家」など短篇推理5篇を収録。
  • 板画・奥の細道
    -
    暗く沈んだ空の下にその青春時代を送った棟方が、日本のゴッホを勇躍目指したことは宜なるかな。そして星去り月変わりて幾雪霜、板画家・志功は大業を成した。これは先人の足跡に道を求め、真摯に生と対峙した、芸業の究極を示す板極道の結晶である。が、不幸にも突然鬼籍に入った今、美しくも哀しい魂の絶唱となった。
  • 反逆の系譜
    -
    反逆は歴史を動かす。日本史始まって以来、数かぎりないさまざまな反逆のくり返しが、今日の日本を創ったともいえる。平将門や木曾義仲などのあまりにも著名な反逆はもとより、名もない百姓貧民の土一揆や宗門信徒の一揆まで、歴史は常に反逆とともにあった。過去・現代にわたるその赤裸々な態様をさぐる。歴史を動かす反逆のバイタリティー。反逆の底に潜むもの、反逆の持つ想像力、歴史は反逆から生まれる!
  • 灯らない窓
    3.0
    睡眠薬入りのビールをパパに飲ませて、夜中の12時にこっそり出かけて行ったママ。そのママが通り魔殺人の容疑で逮捕された! 秋祭りの太鼓の音色に心ときめかせていた平和な家庭を、不意に襲った恐怖の事件――妻を人殺しにされた苦悶の夫と、無実を信じる幼い兄妹の明晰な推理が、謎また謎をあばく長篇推理小説。
  • 赤と白の賭け
    3.3
    ある日、見知らぬ老人から受けた招待、それは思いがけなくも復讐劇の始まりだった……。出世のため、ひたむきに愛してくれた娘を捨て、死に追いやった男への――。死を招く二者択一の恐怖を描く、サスペンスドラマ「赤と白の賭け」。ほかに「ひなの首」「悪漢追跡せよ」など、素人探偵活躍の6編を加えた、本格推理短編集。平々凡々の日常のなかに、ふと忍び寄ってくる7つの事件!
  • 今日は再び来らず
    5.0
    東大―大蔵省―総理大臣の夢をわが子にかける母。早朝、霜を踏んで寒中受験特訓に励む小学生の群れ……就職に失敗して進学塾を始めた津島には、それはあまりに異様な光景だった――。教師・学生・浪人そして親たちの人生に、このますます加熱する「受験戦争」はどのような意味をもつか? その内幕をえがき、最も切実で緊急なテーマに迫る意欲的長編。
  • 皇帝のいない八月
    -
    ブルートレイン「さくら」の切符をゆずれ、と脅迫した男たちは何者なのか? 切符の譲渡を拒んだ業界紙記者の石森は、異様な不安を覚えつつブルートレインの客となった。はたして車内には、異常な雰囲気を発散させる男たちがいた。不審な乗客の正体と彼らの狙いは? 闇の中を暴走する寝台特急の終着駅は? 大胆な構想と迫真のシチュエーションで世を震撼させた、戦慄をよぶサスペンス。予見長篇ミステリー。
  • 鬼恋童
    4.3
    萩焼の窯元に代々秘蔵されてきた、古萩「白虎」。凶々しい伝説に包まれた名器が歴史の闇から浮かび上がった時、惨劇は始まった。表題作「鬼恋童」の焼物、「阿修羅花伝」の能面、「炎帝よ叫べ」の隈取り――伝統の美に囚われた人たちは、官能の暗い情動のままに破滅への道をひた走る。耽美派の鬼才が描く妖美世界。めくるめく伝奇ロマン、赤江文学の傑作5編。
  • ニッポンの終焉
    -
    日本社会は、すでにそれなりの最先端であり、煮詰っている段階にある。それゆえ、大きな自己革新を迫られている。革命的な文明の分析原理である経済人類学を、日本の現実に援用して議論を展開する。思弁なきまやかしの感情的正義を嘲笑し、時代遅れの教条主義に退場を迫る。危機的状況の日本が持つべき展望とは? 新段階に入った日本文明の未来を見つめる、気鋭・栗本慎一郎の冴え渡る論理がここにある!
  • わたし、いい人やめました
    完結
    4.7
    もう大人だから…、もめるのがイヤだから…、そんな理由でなんとなく続けてきた「いい人」をやめてみようと決意した兼業マンガ家、カマンベール☆はる坊。怒ってるって伝えたとき、本当はイヤだと拒否したとき、相手はどんな顔をするだろう? 自分の人生はどうなるだろう? 気持ちいい毎日を過ごすための、人生実験エッセイ!
  • 冷えきった街
    3.8
    竪岡清太郎一家は続発する怪事件にまき込まれ、恐慌を来していた。長男・清嗣は睡眠中にガス栓を抜かれ、次男・冬樹は暴漢に襲われ、末娘・このみを誘拐するという脅迫状までが舞い込んだ。事件解明の依頼を受けた探偵・三影潤が謎に挑むが、やがて第一の殺人が起こり悲劇の幕があく。呪われた一家を待ち受ける運命は……。江戸川乱歩賞作家による傑作長編ミステリー。
  • 青眉抄
    -
    女が女を描く――そこには、えてして安易な俗なる妥協と甘美な自己陶酔とが表出しがちであるが、松園の場合、まったくそれと異なり、高い精神の緊張と親密な美意識とで近代日本画史上に印象深い足跡を残した。本書はこの閨秀画家の画業を支えた内奥にある、女の性と情念を吐露した信仰告白であると同時に、美しきものへの限りない憧憬を語った恋文でもある。
  • 蟹の町
    -
    処女作「雪洞にて」は、山岳カメラマンが朝の光で樹氷を撮ろうと雪の斜面に掘った穴に潜む短い時間の心理と回想を、瑞々しく綴った秀作。「蟹の町」は、詩性にあふれた筆致が不思議な町を浮かび上がらせる快作。他の2篇も、暖かい人々の情景を描かせれば日本一と注目を集める作家の、みごとな出発点となる小説だ。詩的感性あふれる鮮烈なデビュー作。内海文学の原点がここにある!
  • 花曝れ首
    4.8
    地獄が恐うおすのんか? 修羅がそんなに恐ろしおすか? 好いた男と見る修羅や。おちる地獄や。おちとみやす――夏の北嵯峨、陽ざらしの化野に立ちあらわれた妖かしの影、秋童・春之助二人の色子が物語る、はかない栄耀のはての無惨な性……。表題作のほか「恋怨に候て」「影の風神」など4篇、魔に憑かれた魂の官能美の極致、妖かしの陶酔境を描ききった伝奇ロマン。身性の毒が、人を花に変える!(作品集「熱帯雨林の客」改題)
  • いとしのブリジット・ボルドー
    3.0
    歴史的絶品である1834年産の最高級ワイン「ブリジット・ボルドー」の発見にからむ顛末を描いた表題作。「ます女バンド」なる生理用具を考案・発売して大当りしたアイディア婦人・ます女の、痛快な生き方を描いた「烈婦! ます女自叙伝」。ほかに、「電波大泥棒」「王様の白切手」など、ユーモアとペーソスあふれる4編を収める。
  • 亡命ロマンス特急
    -
    ロマンスカーの車内でしがない翻訳家・西倉が隣り合わせた美女は、コンピュータの学習に中国から来たという。彼女が学ぶ日本企業の研究所は、折しもアメリカと技術スパイ事件を起こしたばかり。美女に謎の白人がつきまとい、やがて世界に二つとない万年筆を入手しようとした西倉も、日米ソ中をめぐる謀略の渦に巻きこまれて大騒動! 万年筆に何が隠されているのか? スパイ小説の第一人者が、軽妙な筆致で描く読切連作集。
  • 小説 小林一三(上)
    -
    1~2巻660円 (税込)
    関西財界の雄、阪急/宝塚の生みの親の生涯。15歳を迎えた年、一三は自ら発心して甲州・韮崎から上京、慶応義塾に入り、福沢先生指導のもとに未来の財界人士と親交を結ぶ。そして、作家をこころざすがならず、卒業と同時に三井銀行に就職、そこでの一三は落第サラリーマンでしかなかった。しかし、運命は自ら切り拓くもの、証券会社の支配人職へ勧誘されて彼は断乎決断する。華麗なる財界人への一三の第一歩であった。
  • 現代スパイ物語
    -
    機密が発生したからこそ、スパイという世界最古のプロも生まれた。スパイには大別して、情報活動と諜報活動とがあるが、これまでとかく破壊工作などに悪名をはせてきたのはエスピオナージのほうだった。しかし、状況はさらに変って、もうスパイ時代は終る、と著者は考える。スパイ小説の第一人者が、豊富な引例と知識で構成したスパイ百科事典。
  • モスクワ特急
    -
    ウイーンからモスクワに向かう特急ショパン号のコンパートで、日本人画学生・笠原は奇怪なドイツ人と出会った。そしてポーランドからは大学教授の秋枝父娘が乗りこむ。いろんな思惑を抱き西側の人間が共産圏へ旅をするのだ。やがて秋枝の秘匿するマイクロフィルムをめぐり、事態は急変する! 世界の10都市を舞台にした会心のスパイ小説集。
  • そうではあるけれど、上を向いて
    -
    サラリーマンからフリーの翻訳者になり、好きな作家の小説を訳すことに楽しみを見いだしていた著者が、自ら小説を書くことになった。戸惑い、逡巡する中で、さまざまな人々に出会う。男の服、元気な妻、定年の翌朝、タクシーのなか、秋空に叫ぶ娘など、それぞれの背中にそれぞれの物語があるものだ。ユ-モアと哀歓あふれるエッセイの名手・常盤新平が人生の一片を切りとって、男の人生を哀歓あふれる筆致で描き出す名エッセイ集。
  • アラビア遊牧民
    -
    「目には目を」の掟と極めて独自の略奪文化ともいうべき生活原理をもつ、砂漠の民・ベドウィン。日本や伝統ヨーロッパとは異質の文化が支配する彼らの生態を、比較文化論的視点から追究した本格ルポ。その鋭い洞察は文化人類学の大きな収穫との評価をうけ、絶賛を博した記念碑的な快作。
  • 作庭師の一族(1)
    完結
    -
    命が芽吹く、美しき春の庭。そこには秘密が眠っていた。朝日名ひなたは、入ることを禁じられた庭に足を踏み入れ、「作庭師」と出逢ってしまう……。庭に眠る《力》をめぐる幻想譚、開幕!!
  • 緑に匂う花
    -
    初夏の日曜日、蕗子は自転車に乗って、兄の家を次々と訪問していく。父はとうに停年で、嘱託期間もあとわずか。その後の生活についても、相談しなければならない。しかも相談相手の兄夫婦は、不安定な生活だ。そんな折、蕗子の家に青年技師が下宿することになり、彼女は胸をはずませる。22歳、蕗子は適齢期であった……。微妙にゆれうごく乙女心を爽やかに描く明朗青春小説。
  • 日本人は美しいか
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    地球上のあらゆる人びとがみんな幸せになるべき現代なのに、国家間の、また個人どおしの差別や偏見がますます激しくなるのは、どうしたことか。人種や民族、経済力や生活格差、身体的なハンディキャップなど、種々な差別とその関連のテーマにむけての、著者の発言を集めた『麦とロッキード』につづく評論集。醜い日本人という意識はどこから生まれるのか? 人種差別や教育問題、偏見と差別の問題を根源的に問う!
  • 日蝕の檻(上)
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    東洋映画の若手プロデューサー・加瀬は、映画「日蝕の森」の製作に情熱を燃やしている。ところがその矢先、彼の眼前で主演女優の横井美奈がビルから墜死し、にわかに前途に暗雲が立ちこめた。しかも、何者かが加瀬を監視しているような気配も……。現在の事件からさかのぼり、戦後映画史の暗黒部を描く、野心的推理長篇。
  • 小説・江戸歌舞伎秘話
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    「車引」の場で梅王丸・松王丸・桜丸の3兄弟は、赤の襦袢を着る恒例になっているが、五代目団十郎はあるとき白襦袢を着用してアッといわせた。団十郎に新趣向を思いつかせるには、陰にどんな事情があったか(「座頭の襦袢」)はじめ、歌舞伎研究で高名な著者が、江戸歌舞伎に題材を得てミステリ趣向をこらした14編からなる異色連作小説。
  • 奥様多忙
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    いいなずけを嫌って家出して、東京の義兄の家に転がり込んだ現代娘・悠子さんの周辺に起こる、波瀾の数々。オフィス・ラブの誘惑に揺らぐサラリーマンたち、亭主の横暴に業を煮やした夫人たちの主婦連盟の結成など、いつに変わらぬサラリーマン家庭の悲喜劇を、見事に描く。恋あり涙ありの傑作ユーモア長編。
  • 欲鬼 【電子限定 描き下ろしショート漫画付き特装版】(8)
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    【電子版限定 描き下ろし短編漫画を収録した特装版!!】己の欲望を満たすために強大な力を振るう「欲鬼」が存在する世界。「正義欲」の欲鬼である二十正人は、自分の家族を殺した古茨ユリアを裁くために追いかけていた。しかし、正人の前に現れたユリアは、変わり果てた姿になっていて……。一方、「人類を全て欲鬼にする」という計画を進める組織「Y」と「欲鬼処理部隊」の衝突は激化の一途をたどっていた……!
  • ぷあぷあ?(1)
    完結
    3.0
    前作「ぷぎゅる」で萌え界に旋風を巻き起こしたコンノトヒロの最新作がついに単行本化! 底なしの貧乏だけど、明るく元気に家計を支えるまゆと2人の妹達を中心に描かれるエッチあり、不条理ギャグあり、ホロっと泣かせる話ありのホンワカ萌えコメディ! 読むと必ず癒されます♪
  • 決定版 一億総ツッコミ時代
    4.0
    一般人がプチ評論家、プチマスコミと化した現代。それが「一億総ツッコミ時代」だ。動くに動けない閉塞感の正体はこうした「ツッコミ過多」にある。「ツッコミ」ではなく「ボケ」に転身せよ。「メタ」的に物事を見るのではなく「ベタ」に生きろ。この息苦しい空気を打破し、面白い人生にするために。鬼才・マキタスポーツによる現代日本への熱き提言。大幅に加筆した決定版!
  • 転覆 ―海運・大型乗っ取り事件―
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    ニクソン・ショックによる混乱と不安が、経済界を震撼させていたその年の秋、エースラインの株価が突然と火をふき、緊急役員会の席上、社長が心臓発作で急死した――三光汽船(当時河本敏夫社長)によるジャパンラインの株買占め事件の真相をモデルに、海運再編の密謀と、企業人たる男たちの凄まじい闘いを描いた、著者渾身の傑作長編
  • 従軍慰安婦
    3.0
    旧軍関係者は、自分たちが従軍慰安婦なる兵隊性欲処理機関をともなって戦場へおもむいていたことを、戦中も戦後も秘密にしてきた。理由は、神聖なる天皇の軍隊の名誉にキズがつく、軍が国家予算で売春宿を経営していたことを一般国民に知られたくない、女性の大半は朝鮮半島から強制動員したがそのことを秘匿しておきたい、などであった。今なお議論され検証が続く日本軍の闇の真実をさぐる、歴史的で野心的なノンフィクション!
  • 紅い喪服 佐野 洋 推理傑作選
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    地方政界の大物政治家の夫人が死去し、葬儀の席に、真紅の喪服を着た女が現れ、参列者は度肝を抜かれた! 地元紙の記者はひそかに彼女のあとをつける……。はたして、この女の正体は? この表題作のほかに、「一等車の女」「冷えた茶」「穴」「拳銃を持つ女」「利口な女」「氷の眼」「仲のよい夫婦」「現代の貞女」「捨てられた女」「宣誓」を収録。
  • お伽噺殺人事件
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    たぬきに天誅! とは、不動産会社の社長邸放火犯が残した貼り紙。そして、仮住まいのテントに浴びせられた汚物……。それが、かちかち山をなぞる手口とわかったとき、事件は恐怖の「泥舟殺人」予告へと変貌した――。日本のお伽噺を現代の寓話におきかえ、残酷で華麗な、7つのトリックの宇宙を創世した、鬼才独創、話題の異色推理連作集。
  • アバターの島
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    青春の光と影を鮮烈に描く、長編ロマン。ニューヨークでジャズ・ギタリストへの道を歩んでいた俊夫を見舞った不幸なアクシデント。水色の瞳と北欧系のシルバー・ブロンドの髪を持つ娘・モイラとの出会いと愛の日々。競走馬アバター号との関わりから始まった、一人の日本青年の失意と、再起の軌跡をたどる意欲作。
  • 満鉄特急あじあ物語
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    昭和9年11月1日午前9時、「あじあ」第一号列車が、大連駅から新京に向けて出発した。展望一等車、食堂車など6輌の豪華客車を牽引する、2C1流線形過熱テンダ機関車パシナ形。時速120キロ、動輪径2メートル。満鉄が世界に誇る超高速列車であった……。世界一の栄光の蒸気機関車の、誕生から最期まで、栄光と悲劇を描く。
  • 商戦
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    東京大井、横浜本牧、そして神戸ポートアイランド。外貿港に建造進む巨大コンテナ埠頭を横目に、それにともなう荷役機器の利権独占をはかる、2つの商社の壮烈な肉弾戦と、友情さえも犠牲にする非情の論理と商魂で、コンテナ商戦を勝ち抜いた、エリート商社マンをモデルに、日本株式会社の先兵たちの栄光と転落を描いた、長篇企業情報小説。
  • 見事な娘
    4.0
    お転婆で男勝りの桐子は、ミス丸の内と呼ばれるOLである。溌剌としているけれども、悩みがないわけではない。結婚後に家出をした兄、事業に失敗した父のことで、心は曇る。それでも不幸な恋愛で傷手を受けた同僚には、献身的な助力を惜しまない。青春の哀歓を見事に生きる、OLの典型を描いた傑作長篇。
  • メインバンク
    -
    銀行による企業の安楽死は、許されるべきか? 倒産寸前の大手総合商社解体を断行するため、主力銀行は旧経営者をしりぞけ、出向役員を送りこんだ。会社が銀行管理から解体に追い込まれたら、あなたはどうする? 銀行側から描く地獄図! 巨大化した現代経済社会の中で苦悩するミドルの姿を中心に、「安宅産業を解体した住友銀行は果して悪だったか?」(あとがき)のテーマに迫る、企業情報小説の傑作。
  • 小さな恋のやおよろず(1)
    完結
    -
    全2巻660~693円 (税込)
    桜の木の神様・八重は、人間の高校生・虎之助に密かな恋をしていました。ある日、桜の木が伐採されて八重の体が消えそうになった時、虎之助が桜の枝を庭に植えてあげると、八重は無事に復活したのでした。助けてもらったお礼と秘めていた恋心を同時に伝えようと八重の口から出た言葉は「私、あなたのお嫁になりたいです!」そして、神様と人間の小さな恋のお話がはじまりました。ピュアでかわいい、癒やされるラブコメですよ!
  • 愛と人生
    3.3
    「男はつらいよ」シリーズの子役だった「私」が27年の歳月を経て、当時の話を伊豆の温泉宿で「美保純」とする。「非常に面白い戦略」─中条省平氏、「ご褒美のような幸福感のラスト」─長野まゆみ氏「大衆的な紋切り型を文学的技法として使った懐かしい雰囲気」─沼野光義氏、など絶賛され山田洋次監督も共感した、独創的"寅さん小説"。表題作の他、「かまち」「泥棒」の3作を収録。野間文芸新人賞受賞作。
  • 風、凪んでまた吹いて
    -
    短気で頑固、ユニークな絵描きのおやじに振り回される、なんともおかしい江戸っ子一家の日常、戦争や映画仲間など、風に吹かれる人々の姿を巧まぬユーモアで活写する。おやじの凧、石坂先生と僕の偽青春、佐田啓二の帽子、可愛い恩人・高峰秀子さんのこと、34歳で演じた「青い山脈」……軽妙にして温か、エスプリに満ちた面白交遊エッセイ。思わず吹き出す60編が、ほのぼのと懐かしい世界へ誘う。
  • ガカバッカ(1)
    無料あり
    3.5
    全4巻0~693円 (税込)
    死後に評価された不遇の天才画家、その名はフィンセント・ファン・ゴッホ。生きているうちに評価されなかったのが心残りすぎて、天国から現世の日本へ大脱走! 先に現世に降りていたピカソとともに、目指すは売れっ子漫画家!?ダリもダ・ヴィンチも北斎も、誰もが知る有名画家たちが現世で挑む、転生まんが道!!
  • 漫画家ちゃんは眠れない(1)
    完結
    5.0
    P.N.抹茶みるく、として漫画家デビューした"こころ"。そのことを知っているのは妹だけ。お友達に伝えるにはちょっぴり勇気が足りなくて…。女子高生漫画家のゆるーい日常4コマ!
  • ディズニー みんなが知らない塔の上のラプンツェル ゴーテル ママはいちばんの味方
    3.5
    なぜゴーテルは、罪のないラプンツェルの力を、どうしても必要だったのでしょうか。小さな魔女のゴーテルは、死の女王である母の力を引き継ぐことができず、母と二人の姉を失っい、ひとりぼっちになってしまいました。大好きだった姉たちを生き返らせるためなら、どんなことでもすると決心したゴーテルは、ある三人の強力な魔女に、助けを求めるのでしたが……。原題『Mother Knows Best』※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • こじか先生は猛獣の檻の中(1)
    4.8
    かつて絵の世界で「天才少女」と呼ばれていた小鹿真尋は、ある事件をきっかけに田舎に戻り、抜け殻のように暮らしていた。さらに、住む場所を失い路頭にまよった彼女は「男性」美術教師として、ヤンキーはびこる超不良校に、なんと住み込みで働くことになり…!? 赴任早々、生徒に女とバレたり、男の姿のまま惚れられたり、真尋の教師生活はいったいどうなる!?
  • 卑劣な耳(上)
    -
    電話のべルが再び鳴った。「新聞の投書を読んだよ。ずいぶん偉そうなことを言ってるじゃないか」と見知らぬ男は言った。私は投書なんかしていない! なのに投書欄には私の名前が……。いったい、誰の仕業なのか? 平凡な一人暮らしのOL冴子を襲う不気味な電話、その正体を追う。ミステリーの名匠が、実際にあった盗聴事件を基に描く、迫真の長編サスペンス!
  • アンドロイドはごちそうの夢を見る(1)
    完結
    -
    職なし、金なし、彼女なし……ラーメンをこよなく愛する主人公・米辻卓麻は、ある時、コールドスリープの被験体となり、未来で目覚める。未来の世界でラーメンを求めて街をさまよう卓麻は、廃墟のような中華そば店で、一人のアンドロイドの少女と出会う。少女曰く「ラーメンってなんですか?」。――この世界は、人類が築いた理想郷(ユートピア)なのか、それとも!?――すべての漫画好き&ラーメン好きにおくる、新感覚SF作品
  • まどからマドカちゃん(1)
    完結
    4.8
    あんな格好やこんな格好で窓から姿を現す不思議な女の娘(こ)マドカちゃんと、彼女に翻弄されるサラリーマン・小田君の、ニヤニヤ必至窓際コミュニケーション!
  • シュガー・ラッシュ
    -
    ラルフは、「フィックス・イット・フェリックス」という、古いゲームの悪役キャラクター。ラルフがビルを壊して、フェリックスが、直していくゲームです。ビルを直すフェリックスは、金メダルをもらえますが、ラルフは何も手にできません。30年間も、耐えて続けてきましたが、ついに我慢できなくなりました。そして、「俺も、ヒーローになって、金メダルをもらうぞ!」と、ゲームを飛び出してしまったのですが・・・。
  • ナヴァグラハ-Virgin 9 soulS-(1)
    5.0
    かつて地上最強の能力者集団「九曜」の一員であったアキラとサクヤは、力を喪い失意の日々を送っていた。しかし二人は、謎の少女・リタと出会ったことから、「九曜」復帰を目指す。だが、強敵・毘沙門天スギュラとの激戦を経て、力不足を自覚した二人は、大事なものを護るための力を渇望するのであった。
  • 箱根高原殺人事件
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    観光会社に勤務する大伴良雄は、婚約者の津田亜妃子と箱根高原へ旅行に出かけた。だが、何者かにより殺されてしまう。残された彼の日記から派手な女性関係を知り、亜妃子はショックを受ける。それにもめげず、日記の女性たちの行方を探り、事件の謎を追っていく。だが、彼女に魔の手が忍び寄る……。長編推理小説。
  • 波まくらいくたびぞ 悲劇の提督・南雲忠一中将
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    機動部隊司令官として南雲忠一が戦果を挙げた真珠湾攻撃でも、長官・山本五十六を高名にしたものの、南雲への評価は低かった。そして、近代海戦の始まりといわれるミッドウェーでは、南雲に敗戦の責めが負わされる。だが、ここでも英雄は、墜死した山本五十六であった。南雲に対する偏見を正すべく、真実凝視を意図した、著者の一大労作。
  • 匂う肌 佐野 洋 推理傑作選
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    友人を羽田空港に見送っての帰りに会った、正体不明の女との一夜の奇妙な体験を、SF的手法で描いた表題作「匂う肌」ほか8編を収録。各編、緻密な構成と破綻を見せぬ鉄壁のプロットから成り、作者の周到な計算は、知的娯楽としての推理小説の味わいを満喫させる。佐野洋の多彩かつ華麗な創作活動を示す好短編群。
  • ファウスト殺人事件
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    死体の傍にあったゲーテの詩は、犯人を告発するダイイング・メッセージなのか? タロット占いをしていた二階堂日美子は、彼女自身が死者になって驚く。身辺に何か不吉な犯罪を予感したとたん、今度は親友・門田京子が自宅密室で殺されたとの報せが……。ゲーテの詩「ファウスト」が事件の鍵をにぎる、本格長編ミステリー。タロット占いの名手、名探偵・日美子に推理が冴える!
  • 崩れる 佐野 洋 推理傑作選
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    「読者にアッと言わせるために推理小説を書く」という著者のことばを裏切らない、傑作短編ミステリーの新たな一冊。こけおどしのおもちゃのモデル・ガンが火を吹いて、大の男が一人死ぬ。はたして偶発事故か否か――無罪を言い渡された女の心の襞のゆるみから、意外な真実が……! という表題作のほかに8編を収録。
  • 青い記憶
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    刑事を息子に持つ未亡人が遭遇した、奇妙な事件の意外な結末(「通話記録」)。LSDを試した女が、不気味な絵を描き残して死んだ。錯綜する自他殺論議の末のどんでん返し(「赤い蝶・青い猫」)。日常的犯罪の謎を、透徹した現実観察者の目で鮮やかに解く、短編ミステリーの傑作11編。
  • 親しめぬ肌 佐野 洋 推理傑作選
    -
    新婚旅行中の花嫁が「私は愛されない妻です」という遺書を残し、北海道・登別温泉の地獄谷へ身を投げた。新郎の女関係を匂わせた抗議の自殺なのか? 新郎はその事実を強く否定し、愛人に擬せられた女性も潔白を主張する。そして事件は意外な経過をたどり、巧妙に仕組まれた計画は功を奏したかに見えたが、意外な陥し穴が待っていた。表題作ほか10編収録の傑作群。
  • 巨人機が消えた
    -
    東洋国際航空の桐山琢磨機長は、箱根のホテルで静養中、何者かに襲われた。だが、瀕死の重傷を負った彼自身が、「…ジャンボが…消えた…」と謎の言葉を残し、姿を消してしまった。その後、副操縦士、フライト・エンジニアと関係者が次々に殺される。機長の娘と婚約者が事件の解明に動く! 航空ミステリーの代表作。
  • 八月は冷たい城
    3.7
    夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数――不穏な空気が漂うなか、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。
  • 戦国物語 信長と家康
    3.8
    山本周五郎は、二人の天下人をいかに見つめていたのか? 多くの時代小説を書き残しながら、その作風から、決して戦国武将を正面から描くことをしなかった周五郎。本書に収録された八篇――「信長編」四篇と「家康編」の四篇――それぞれに仕えた家臣達の物語を通し、その背景立ちのぼる天下人の姿とは!?
  • 幻想短編集
    3.6
    届けられなかった思いを載せた手紙が届く登天郵便局と、幽霊専門の案件を扱うたそがれ探偵社を舞台に、この世とあの世の間に漂う六つの謎を解く、シリーズ初の短編集。謎の向こうに見えてくるのは、切ない過去か、くすぶる怨念か。ちょっぴり怖くてのちほっこり。今を大切にしたくなる温かな物語。<文庫書下ろし>
  • 山田長政の密書
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    逃亡者として朱印船に乗り込み、日本からシャム(タイ)に渡った山田長政は、ソンタム王の信頼を得て、ついには貴族待遇の親衛隊長にまで昇りつめる。だが、シャムを交易基地にと狙う西欧列強国の謀略戦により、長政の運命も狂い始めた。そして、謎に包まれて死んでしまう! 快男児の生涯と謎に迫る、歴史推理長編。
  • 見知らぬ橋(上)
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    1~2巻660円 (税込)
    かつて信州の山中で会い、忘れ得ぬ人だった並河と流氷の網走での再会……。全生涯をかけて激しく燃えた京都の夜。妻子ある男との愛に生きる能面師・魚住名緒子が求めた永遠の慕情とは……。サンフランシスコ、アラスカへひろがる愛の行方に待ち受けているのものは……。恋人たちが最後にたどり着くメンデンホール氷河は愛の聖地なのだろうか。壮大なスケールで描く自然描写を織りこんだ本格長編ロマン。〈上下 全二巻〉
  • 桜花傾国物語
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    その日、藤原家に縁ある邸に生まれたのは珠のような姫君。名を花房といい、都の陰陽師たちが「傾国の女性」と予言し、抹殺しようとした存在だった。両親は花房を守るために性別を偽り、男として育てることを決心する。一方、誕生したのが甥だと信じて疑わない藤原道長は、見目麗しく賢く成長した花房を溺愛し、我が子のように連れまわすが……。栄華と陰謀が入り乱れる、百花繚乱の平安絵巻!

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