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なぜ日本で心臓移植空白の時代が続いたのか? ――わが国初の心臓移植は、1968年夏、北都の病院で行われた。しかし、この和田心臓移植は、心臓のみならず、臓器移植そのものをタブー視させるに至った。そして日本の心臓移植は、長い空白の歳月を強いられる。いま臓器移植の新しい時代を迎えつつあるが、長い空白の期間、外科医たちの苦悩と奮闘を描く。潮賞受賞作品。
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日本、欧米で大ブームのM&A(買収・合併)を解剖する。為替変動、貿易摩擦、激化する国際競争のなかで、企業はどう生き残るのか? 「時間を買う」戦略といわれるM&Aは、多角化や新規事業を展開する上では極めて有力である。国際競争が激化するなか、いまや「一社一事業」では生き残れなくなってきている。現在、日本企業のすすめるM&A戦略の実態を抉り、背景を考察する。
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少女が夢で見た美しい世界に迷いこんでしまう「夢の果て」、鹿の娘が森の小屋でジャムを作る青年に恋をする「あるジャム屋の話」、都会で暮らす息子のもとに母親がふしぎなおよめさんをよこす「ききょうの娘」など、空想と現実の間にある身近な空間を舞台にして、澄んだ感性が織りなす、色彩感も豊かな8編のファンタジーを収録した短編集。
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歴史が激動する時、人は結構いい加減! ――「幕末」は、テロや不況、災害に見舞われた、幕府の末期である。歴史が激動する転換点に、江戸から長州征伐で出張した同心は、大坂で遊興し、元農民の歩兵は吉原で暴れる。この危機感の欠如といい加減さは、現代に酷似し、身近にすら感じられる。大混乱時のリアルで意外な実相をあらわす、7つの事件。読売文学賞受賞作品。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さわやか流──米長の棋風に冠された形容詞だ。しかし一歩退いて、その摩訶不思議とも言える棋譜を見るとき、妖しいまでの粘着力に気づくはずだ。さわやか流どころか、底無しの泥沼流と極言できるかもしれない。正々堂々の本格大軍陣、機略縦横の魔法陣など、鬼才の恐るべき神技の冴えを、存分に堪能していただこう! 大山康晴、中原誠、加藤一二三ら強豪を相手に、正攻法でまたは機略縦横の妙手で堂々勝利する、米長将棋の真髄を紹介する。
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1880年、マルクス歿の3年前、エンゲルス59歳。『反デューリング論』の3つの章を抜粋、変更加筆されフランスで最初の形をとる。すなわち、彼らの全思想の精髄である。マルクス主義成立の歴史的必然性を示すことによって、マルクス主義入門の古典であるのみならず、この歴史的時期におけるマルクス主義のあり方を示すことによって、マルクス主義の古典なのである。各版を徹底的比較対照した編注、簡潔な訳注、スミス研究の権威による名訳。
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変身や分身への願望、コピー人間や冷凍人間の実現、ドリーム・ショップやプレイイング・アスレチックなどを背景に、鬼才が想像力の限りを尽して描く、ファンタスティック・ワールド・ストーリー。夢と笑いと恐怖とお色気がいっぱいの宝石箱。現代と未来の様々な「ドリ-ム・ランド」に遊ぶ、ヤングたちの奇想天外な物語。単行本末収録作品をふくむ傑作ショートショート20編。せち辛い世の中に反発して幻想の世界に飛び出せば、俄然勇気と希望が湧いてくる!
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あの強大をほこったモンゴル帝国。もし、日本や西欧への進出が成功裡に終わっていたなら……。物語は、元が世界を支配する、ジンギスカン紀元811年に始まる。虐げられた白人の怒りは、激しい抵抗運動となり、主人公・シグルトは、白人支配の世界を創るべく、タイムマシンで時を駆ける。彼の眼前を滔々と流れる巨大な歴史の姿を、若々しい筆致で描く、著者の処女長篇。
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黒人スラム街にともに暮らし、黒人たちを撮り続けた、フォトジャーナリスト・吉田ルイ子――貧困・麻薬・売春・差別に象徴されるニューヨーク・ハーレムで、人間が人間であることを取り戻すことに目覚めた黒い肌の輝きを、女の感覚とカメラの冷徹な眼でヴィヴィッドに把えたルポルタージュ。
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フクシマが起きた今だからこそ……原発の危険性を証明し、廃絶を訴えた、歴史的名著! ――原子力が危険すぎる事実を、すでに国民の誰もが知ってしまった。スリーマイル島、ウィンズケール、チェルノブイリ……。それでも、一部の原子力関係者が強硬論を吐き、1億2000万人を断崖から突き落とそうとしている。彼らは、なぜ原子力を愛するのだろう。いま世界の誰もが原発の廃絶を望んでいるのに! 美浜原発、青森・六ヶ所村再処理工場……生存のために残された唯一の選択をするとき!
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近代の日本文学史にそびえ立つ《小説の神様》志賀直哉。その知友、父母、祖父ら一族の人びとの過去へ遡りつつ、直哉との関わりのひとつひとつの襞を解きほぐして、作品の核心に迫る。のちには自分自身の一族をあつかった名作『流離譚』を発表するにいたるまでの著者独自の方法意識が書かせた、作家・作品論の白眉。作家が鋭い感性で作家を論究する、小説的評論=長編エッセイの魅力。
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ロスト・ヴァージンが大人へのステップ、と信じていた女たち。しかし現実には、何も変わっていない自分を発見しただけだった……。価値観が多様化した今の社会の中で、自分の位置を見つけられずに悩み、心と体のアンバランスに困惑する女性たちを、14の具体例の徹底レポートで、浮き彫りにした話題作。
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妖しいまでの美しさを誇る、白い医師・メフィスト。彼に復讐するために、影斬士(えいざんし)が魔界都市〈新宿〉に現れた。古(いにしえ)の時代より、脈々と暗黒の世界を生き続けてきた魔戦士の秘術は、影流。人間の影を、斬り刻んでしまうのだ。その必殺法が、メフィストを追いつめる。空前絶後の大ピンチ! 伝奇アクション「魔界医師メフィスト」シリーズ第2弾。
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人気まんが家が語る、釣りの楽しさ、あれこれ集。雪深い東北の農村でのカジカやイワナの釣り、太平洋でブルー・マーリンを相手の豪快なトローリング、アラスカのサーモン・ダービーなど、釣り好きのキミのハートを把えずにおかない、刺激的話題が満載の本。詩情あふれるイラストも、読者のハートを間違いなく直撃! 「釣りキチ三平、それはボクの少年時代です」と語る著者が熱っぽく展開する、大自然の中でのスポーツ・フィッシング讃歌。
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江戸の人々を魅了する華麗な役者たちの世界の奥で、ひそかに毒の笑いを笑う謎の男。日本芸術史における最大の謎を秘めた絵師・写楽。寛政6年(1794年)から翌年にかけての10ヵ月のあいだに、役者絵など145点の版画を描き残して忽然と姿を消した写楽とは、実は誰であったのか? 演劇評論の俊英が、役者絵に描かれた歌舞伎を徹底的に検証。驚異的な発想と実証によって、まったく新しい観点から歴史の闇に光をあてる長編力作。消えた天才画家の正体に迫る衝撃の書!
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