フィルムアート社の検索結果

  • 広告・宣伝を学ぶ 101のアイデア
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あらゆる業界で必要な広告・宣伝の基本が学べる! 本質を伝え共感を呼ぶための技術を身につけよう。 シンプルで楽しいイラストと、想像力をくすぐられるセンテンスで、本質をわかりやすく学べる〈101のアイデア〉シリーズ。同シリーズの1冊である本書は、広告・宣伝の基本を知る最適で最高な入門書となっています。 人類史上、かつてなく情報やモノが溢れる現代において、ものごとの真実を伝え、共感を呼ぶために「広告」が担う役割はあまりにも大きく、誰もがそれに無関心ではいられません。本書はそんな「広告」と付き合っていくために必要なさまざまな知識を、明確かつ簡潔に解きほぐしていきます。 今すぐに身につけておきたい基礎項目から、消費者心理や需要の分析・予測におけるポイント、グラフィックにおけるデザインのコツや各種メディアの傾向まで、広告業界・スクールでの経験豊富な著者が豆知識や格言を交えつつ101項目をやさしく解説。 あらゆる業界を目指す学生、広告業界関係者やクリエイターはもちろん、企業や公共機関、各種団体の広報・PR担当者、自社商品を売り伸ばしたいと考えている営業職の方にとっても、手元において何度も読み返したくなる1冊です。
  • ヒッチコックとストーリーボード
    値引きあり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック。 その秘密の眠る、もうひとつの「映画術」 人々を驚愕させたヒッチコックの名シーンたちは、 いかに構想され、映像化されたのか? 膨大な未公開資料から、 ソール・バス、サルバドール・ダリ、ヘンリー・バムステッドら、 偉大な協力者たちとの共同作業を掘り起こし、 映画史に残る傑作群の舞台裏を解き明かす映画ファン必読の一冊! ストーリーボードとはすなわち、現在における〈プリヴィズ(Pre-Visualization)〉の始原であり、とりわけヒッチコックはストーリーボードを自身の方法として重要視していたことが知られています。ヒッチコック曰く「滅多に自身ではカメラを覗かない、なぜなら前にストーリーボードで作ったのと同じ映像になっているからだ」。 本書では、ヒッチコックの実作における共同制作者たちとのストーリーボード――プロダクション段階における様々なイラストレーション、舞台セットのスケッチ――の役割を探ります。貴重な関連図版を数多く掲載し、『めまい』『サイコ』『鳥』『北北西に進路を取れ』等々9つの傑作の制作過程から、最終的な作品に辿り着くまでの軌跡を辿ります。 アルフレッド・ヒッチコックの想像=創造過程を知るにおいてはもちろん、動画制作者やデザイナー、漫画制作者など、あらゆる視覚的創作の基礎ともいえる思考・方法を学ぶにも役立つ一冊です。
  • ほんとうのことは誰にも言いたくない
    4.3
    わかりあえない。それでも 『くいもの処 明楽』から『違国日記』まで、ヤマシタトモコ全編語り下ろしインタビュー本 全コミックスを作者自身が振り返るのみならず、幼少期や学生時代、同人活動、デビュー前夜など漫画家へと至る歩みを述懐 変わらないもの/変わっていくもの、社会に向ける眼差し、物語の核にある思い……20時間以上にわたる取材から浮かび上がるヤマシタトモコの現在―― BL誌、青年誌、女性誌とさまざまな媒体で多種多様な人たちの「名前のつけられない」関係を描いてきた漫画家ヤマシタトモコ。全編語り下ろしとなる本書は、幼い頃から「フィクション」に惹かれてきた彼女が、自身の全コミックスについて語るのみならず、幼少期や学生時代、同人活動時代、雑誌への投稿を行っていた時期など、漫画家へと至る歩みも振り返る内容となっています。 20時間以上におよぶ取材では、代表作である『違国日記』や『さんかく窓の外側は夜』はもちろん、商業デビュー作の『くいもの処 明楽』、『このマンガがすごい!2011』オンナ編で1位、2位をそれぞれ獲得した『HER』『ドントクライ、ガール♥』、年に5冊も刊行していたBLコミックスなどを現在の視点から述懐する中で、社会に向ける眼差しや物語の核にある思いなど、作り手としての姿勢が立ち上がってきます。また、影響を受けた作家や作品、作品の発想源となった音楽、そして『違国日記』が完結したあとのことも述べられています。 インタビュアーはBLに造詣が深く、これまでにヤマシタへの取材や登壇イベントの司会を多数行っているライターの山本文子が担当。デビュー単行本刊行時から取材を行ってきた山本の質問によって、ヤマシタの軌跡が生き生きと浮かび上がってきます。 装画はヤマシタの描き下ろし。デザインは『違国日記』でもタッグを組んでいる川名潤が担当しています。
  • 天才たちの日課 女性編
    3.6
    草間彌生、ピナ・バウシュ、フリーダ・カーロ、ヴァージニア・ウルフ、マルグリット・デュラス、スーザン・ソンタグ、ミランダ・ジュライ──女性の作家、画家、デザイナー、詩人、アーティストたちは、いかにして日々「制作」に立ち向かい、「生活」と「仕事」 の折り合いをつけていたのか。 働く女性にとって、これはもはや実用書だ。 ――伊藤亜紗(美学者・東京工業大准教授) 143人の日課が束になって力をくれる。 ――斎藤真理子(翻訳家) ロングセラー『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』の第2弾! 前作で取り上げた161人のうち、女性は27人しかいなかったことに大きく反省した著者が、創作に打ち込むクリエイティブな女性たち143人の、惚れ惚れするほど鮮やかでとても真似できない、ユニークで並外れた苦闘と試行錯誤の連続を丁寧に拾い集め、できる限り正確にまとめあげました。 それぞれの人物を特徴づける日々の日課や「仕事のお供」の嗜好品などはもちろん、創作に適した精神状態の保ち方や自信がなくなったときの対処の仕方など、彼女たちが切実な状況を乗り越えてきた姿は、現代の窮屈で不自由な枠からはみ出そうと格闘するすべての才能あふれる人々にとってとても他人事とは思えない、自由と勇気を得る福音の書となるはずです。 さらに今回、女性にフォーカスを当てたことで明らかになったのは、わたしたちがいわゆる「天才」に期待する奇行や儀式めいた日々のルーティンよりも、もっともっと切実な女性特有の葛藤や波乱があったということです。 女性たちは常に、おもに家庭生活において自分だけの場所や時間を確保できないという困難や、女性であるがゆえに受ける偏見や差別を乗り越えるという苦闘に直面させられています。収録されている143人すべての女性たちの日課を見てみると、その先には、女性が創作を仕事にするためにどれだけ格闘し、仕事を続けることがどれだけ困難だったのかを、如実に感じることでしょう。本書は、過去、現在そして未来の、ものをつくり、はたらき、生活していくすべての女性たちの姿を静かに照らし、現在進行形の問題としてわたしたちの胸に迫る、本物の実用書なのです。
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
    3.5
    偉人たちも、いや偉人たちこそ、最高の仕事をするために、毎日どう時間をやりくりし、どう過ごせば創造性や生産性を高められるかを悩んでいました。彼らはどう解決していたのでしょうか。そのヒミツは日常のごく平凡な小さな積み重ねにあったのです! 本書では、古今東西の小説家、詩人、芸術家、哲学者、研究者、作曲家、映画監督など161人の天才たちの、これまで見過ごされてきた「仕事の周辺」に注目。起床時間、就寝時間といった毎日のスケジュール、部屋での様子や生活信条、仕事の際のクセやこだわり、嗜好品をまとめることで見えてきた、知られざる素顔や意外な事実は、驚きとともに、創造的な活動を続けるための秘訣に値する手がかりが満載でした。 ◆ハイスミスは動物好きで、特に猫とカタツムリに強い愛着を感じ、100匹のカタツムリを夜のお伴にしていた! ◆ヘミングウェイは自分をごまかさないため、毎日書いた語数を記録していた! ◆マルクスは人生で一度も定職につかず、金銭管理能力がなかった! かつてイチロー選手が朝食に決まってカレーを食べていたり、スティーブ・ジョブズが黒いタートルネックしか着なかったことなども、ある行為を習慣化させることで日常生活でのストレスを徹底して避けるための策であったと言われています。彼らは限られた資源である時間や意志、自制心などを有効活用するための仕組みを常に意識し、実行していたのでしょう。 どんなに偉大な作家でも、孤独との戦いがあり、苦しい閉塞状態やスランプを抱えながら机に向かわなくてはいけないのは今も昔も変わらないこと。先人たちの成し遂げてきた仕事と歴史に思いを馳せることで、そっと背中を押されたような勇気が溢れてくるはず。好奇心と向上心をくすぐる、発見に満ちた一冊です!
  • アートワーカーズ
    値引きあり
    -
    混乱の時代、芸術はいかに社会に応答しうるか? ベトナム反戦運動、フェミニズム、反人種差別運動、美術制度批評…… 1960年代アメリカで、自らを芸術労働者(アートワーカー)と定義することで アクションを起こしたアーティスト・批評家たち。 その先駆的でラディカルな試みの実相を鮮やかに描きながら、今日的意義を問い直す── ベトナム反戦運動を筆頭に、フェミニズム運動、ブラックパワー運動、ゲイ解放運動、大規模なストライキなど、政治的・社会的な運動が巻き起こった騒乱の1960–70年代アメリカ。美術界では、「アートワーカー」という集団的アイデンティティが生まれつつあった──。 芸術に関わるすべての行為を〈労働〉と捉えたアートワーカーたちは、芸術作品/仕事(アートワーク)の意味を拡張し、ベトナム戦争時代の社会不安に立ち向かう。1969年に設立された「アートワーカーズ連合」や、翌年に同連合から派生した「レイシズム、戦争、抑圧に抵抗するニューヨーク・アート・ストライキ」のアクティビズム的な熱を帯びた活動は、ミニマルアートやコンセプチュアルアートなど、制度としての芸術に異議を唱える動向と密接に関係しながら発展していく。しかし、内部に多くの矛盾や葛藤を抱えたその活動は短命に終わってもいる。 本書では、ミニマルな作品によって「水平化」を目論んだカール・アンドレ、ブルーカラー労働者との同一化を夢想したロバート・モリス、批評や小説の執筆、キュレーションという「労働」を通してフェミニズムに接近したルーシー・リパード、そして情報を提示する作品によって制度批判を行ったハンス・ハーケという4人の作品や活動を徹底的に掘り下げるケーススタディから、アートワーカーたちによる社会への関与の実相を明らかにする。 また日本語版では、読者に現代の問題として議論してもらえるきっかけとなるよう、各章に専門家による解題を付け加えた。 芸術はいかに世界と関わりうるのか? 作品という枠組みを超えて、アーティストはいかに自らの態度を表明できるのか? 今日の社会において真の連帯は可能なのか? アートワーカーたちのラディカルな実践は、半世紀以上の時を経てなお新鮮な問いを発し続けている。 徹底的に掘り下げられた記述……ブライアン゠ウィルソン氏の著作は、芸術を文化におけるオルタナティブな場としてもう一度確立しようとする今日の若い世代のアーティストにとって、即座に、実践的な価値をもつものである。同時に、彼女の簡潔な文体は、専門家ではない読者をも魅了するだろう。 ──『ニューヨーク・タイムズ』紙書評より (本書は)1960年代の美術史、そして芸術と政治についての今日的な言説の双方にとって極めて重要な、芸術的アクティビズムを鮮やかに描き出している。 ──キャリー・ランバート=ビーティ(ハーバード大学)、『アートフォーラム』誌ベストブックス2009より
  • 映像クリエイターのための完全独学マニュアル
    値引きあり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 限られた予算で大作映画のような映像を撮るにはどうすればいいだろう? 必要なのは《テクニック》と《ギミック》の組み合わせ 「ギミック王」の映像作家による超実践的映像制作マニュアル! 映画学校に通うことなく、本やネットの助けを借りながら、独学で映像制作の知識や技術を身に付けて活動する、気鋭の映像作家のリュドック(Ludoc)が、自身の経験をもとに、限られた予算においてまるで大作映画のような映像を制作するための方法を徹底解説します。 機材選びに始まり、現場での撮影・照明・録音の基本から、シナリオに基づくカット割り、フレーム内の構図の作り方、会話の撮影方法、画面に独特の動きを生み出す撮影や編集のテクニック、そして最終編集作業に至るまでの全工程を10章にわたって解説。図解イラストや著名な映画作品のカットを見ながら、映像制作を基礎から応用まで学ぶことができます。 それぞれの章は独立しており、必要な章だけを読むことももちろんOK。一見して不可能に見える大作映画のような映像表現について、具体的な映画シーンの分析とともに、いかに限られた手法や予算のなかで実現できるかを検証。実現するための《ギミック》が、著者の経験と知識とともに具体的に解説される点が本書の最大の特徴と言えるでしょう。これから独学で映像制作を始めようとする入門者にも、すでに映像制作を手がけながら様々な困難にぶつかっている現役クリエイターにも、心強い味方となる必読の一冊です。 実際の撮影では絶対に通らないようなテクニックを僕は学んだ。このマニュアルを書くにあたって、僕は独学の監督としての慎ましい経験を集約して、レベルが低くてもテクニック、それと多くのギミックを使えば、素敵な物を撮影できることを証明しようと決めたんだ。 (本書「イントロダクション」より)
  • 彼女のカロート
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    長く単行本化が望まれてきた傑作小説、待望の刊行。 耳が聞こえなくなった女性アナウンサーからの依頼は、彼女自身のために新しい墓をつくってほしいというものだった。彼女とのどこかちぐはぐなやりとりが主人公の日常を静かに侵食していく表題作「彼女のカロート」。読むことに困難を抱えながら文学に殉じる青年がある〈宝物〉をめぐるシュールな冒険に巻き込まれていく「宦官への授業」。発表時に読者を衝撃と驚嘆の渦に巻き込んだ、1行ごとに読む快楽に包まれる2篇を収録。
  • 俳優の演技術
    4.0
    俳優・表現者に必要な脚本の読み解き方、役作りに必要な技術と考え方、長く活躍していくための心構えを、現役の映画監督・冨樫森が、徹底指南! 池松壮亮 推薦! 「冨樫監督の試みに尊敬の念をいだきます。 さらに伸びてゆく日本映画の縦軸に期待してみたくなった。 日本映画は僕の師匠で、 冨樫森は僕の師匠だ。 」 98 年のデビュー以降、数々の映画賞を受賞してきた映画監督・冨樫森の初めての単行本にして、演技術の決定版です。 演技術に関する本は国内でも多数刊行されていますが、現役の映画監督が、現場経験をもとに指南する本は多くありません。本書は、具体的な作品の脚本を読み解く方法を段階的に示し、「役をどう捉えるか」を実践的にまとめました。 現場経験の有無に関わらず、俳優志望者や指導者、映画制作者が「現場で本当に役立つ」1冊です。
  • 基礎から学ぶ修辞学
    -
    「論理(ロジック)」だけでは人の心は動かない。 「修辞(レトリック)学」を駆使すれば必ず伝わる! ロゴス(理路)によって主張を整え、 聞き手を引き付けるパトス(感情)を働かせ、 エトス(人間性)をもって言葉の芯を支えていく。 古代ギリシャ時代から変わらない 「明晰に伝える」「楽しませる」「心を動かす」ための26のルール。 人前で話す人、文章を書く人の必携書。 【巻末には練習問題を収録】 「彫刻家のねらいは、さすが彫刻家だと思わせることにある。 言葉巧みな者のねらいは、よもや言葉巧みだなどとは思わせないことにある」 ──G・K・チェスタトン 言葉の力で人の心を動かし、相手の行動を引き出す── そのための技術を体系的に解き明かすのが、本書で扱う〈修辞学〉です。 アリストテレスの時代から一貫して、修辞学の核心は〈説得〉にありました。 本書は、小説や脚本といった創作の場面のみならず、ビジネスにおける交渉やスピーチ、学校での発表、討論など、あらゆる領域で応用可能な普遍的原理を、26の明快なルールとして整理しています。キケロ、アウグスティヌス、シェイクスピア、エラスムス、リンカーン、ディケンズ、チェスタトン、C・S・ルイスらの言語技法を参照しながら、古代の弁論術に培われた知見と文学・思想の伝統を手がかりに、「明快に、そして効果的に伝えるための技術」を丁寧に解説します。 例えば、本書では、 ◎説得を支える三要素(ロゴス・パトス・エトス)の働かせ方 ◎文章構成の組み立て方 ◎論理的誤謬を見抜き、回避する方法 ◎読者や聴衆の感情に届く言葉の選び方 など、修辞学のエッセンスを豊富な実例とともに具体的に示しています。 話すことや書くことを生業とする人にとっては、常に手元に置いておきたくなる指南書として、 学生にとっては発表やレポート作成の確かな支えとなる一冊です。 〈伝えること〉、〈楽しませること〉、〈心を動かすこと〉── 言葉をめぐるあらゆる実践に寄り添う、説得技法の本格的かつ親しみやすい入門書が待望の邦訳。
  • 「好き」を育てるマンガ術
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    どうしたらキャラが立つ? 物語のふくらませ方は? 読者をキュンとさせるにはどうしたらいい? スランプの解消法は? 担当作の累計発行部数4000万部超えの敏腕編集者が、あなたの創作のお悩みに答えます! 森下suuインタビュー、編集者座談会も収録! 『好きっていいなよ。』、『となりの怪物くん』、『ゆびさきと恋々』、『うるわしの宵の月』……約30年間ヒット作を連発してきたマンガ編集者が、実際にマンガ家やマンガ家志望者から寄せられたよりすぐりの質問に答えます! 「少女まんが勉強会」や「まんが相談会」といったマンガ家の悩みに答える会を開催してきた著者が、ストーリー創作におけるインプットの仕方から、キャラクターや物語の作り方、ネームや原稿のブラッシュアップ、プロデビューの方法、マンガ家としてのあるべき姿勢まで、長年の編集者人生で受けてきた数多くの相談を、55のトピックに分けて丁寧に回答していきます。 著者が代表を務めるマンガ家のマネジメント会社・スピカワークスに所属する森下suu(『日々蝶々』、『ショートケーキケーキ』、『ゆびさきと恋々』)のインタビューでは、マンガ家デビューの経緯や創作するうえで心がけていること、編集者との関係の築き方など、著者の回答(本文)と響き合う思いや考えが語られています。 巻末には、マンガ編集者たちによる座談会を掲載。著者が、冨澤絵美(講談社/『ちはやふる』、『昭和元禄落語心中』ほか立ち上げ)、鈴木海斗(一迅社/『ヲタクに恋は難しい』、『先輩がうざい後輩の話』ほか担当)とともに、マンガ家および志望者に向けた実践的なアドバイスや業界の直面している課題など、多彩なトピックについて意見を交わしています。 すでにマンガ家としてデビューしている方から、まだ描いたことのない方まで、「好き」という気持ちを育み、読者に「伝える」ための、現役の編集者ならではの超実践的なアドバイスが詰まった一冊です。 装画:森下suu 描き下ろし
  • サスペンス小説の書き方
    4.1
    パトリシア・ハイスミス曰く、「あらゆる物語には、サスペンスがある。」 鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で世界中の読者を魅了するサスペンスの巨匠が、「書くこと」と「仕事にすること」についてのノウハウを明かす。 「私は物語のきっかけになるような日々の出来事からこの本を始めている。作家はそこから進んでいく——まず作家が、次に読者が動き出す。芸術はいつでも、おもしろいことや、数分ないし数時間を費やす価値があると思えることを語って、読者の気を惹けるかどうかの問題なのである。」(本文より) 鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で多くの文芸ファンをも魅了するサスペンスの巨匠、パトリシア・ハイスミス。「この本はハウツー式の手引き書ではない。どうすれば成功する本、つまり読みやすい本が書けるかを説明することは不可能である」と本書冒頭で確言する著者が、自らの「小説を書くことと、それを職業にすること」についてのノウハウを明かした、文章読本・執筆論。 本書は、1966年に初版が刊行され、その後なんども版元を変えながら現在まで熱心に読み継がれてきたハイスミスの隠れた名著。長編・短編集を合わせ30タイトルほどある作品のほぼすべてが邦訳されている作家の唯一の小説指南書であり、今回が待望の初邦訳となる。 何が「小説を書くこと」を専門的職業としうるのか、なおかつ何がそれを刺激的で生き生きとしたものにするのか。同時に、絶えず失敗の可能性を秘めたものである「執筆」において、失敗から学べることとはなんなのか。ハイスミスは本書において、サスペンス小説の重要な要素をプロセスに分けて解説し、アイディアの芽、書き始め、プロットの作り方、行き詰まり、初校、改稿など、自身の小説から豊富な実例を示しながら余すところなく説明していく。自身の経験から成功や失敗についても包み隠さず語られ、そのキャリアに基づいた実践的なアドバイスは、失敗や行き詰まりを経験した作家志望者の心を必ず捉えるだろう。ミステリにとどまらず、全てのジャンルの小説家志望者の必読書!
  • 文学効能事典 あなたの悩みに効く小説
    3.7
    本書は、体や心の具合が悪いと感じたときに開いて、その対処法を知るために参考にしてほしい。  といっても、いわゆる健康本や医学解説書とはちがう。どこがちがうかというと、まず、取り上げている症状や悩みの種類がバラエティに富んでいる。体の痛みも心の痛みも区別することなく取り上げているので、この本を開けば、「腰が痛いとき」や「歯が痛いとき」と同様に、「恋人と別れたとき」の対処法もみつかる。また「ホームシックのとき」や「飛行機がこわいとき」など、ストレスを感じやすい状況も取り上げているし、「結婚相手をまちがえたとき」や「職を失ったとき」など、人生の深刻な危機も心身の不調をもたらす悩みとして取り上げている。さらに「二日酔いのとき」や「ユーモアがわからないとき」などのささいな症状や悩みも、ケアの必要な疾患とみなしている。  そしてもう一つちがうのは、ここがいちばん肝心なのだが、症状の改善のためにすすめる「薬」が、薬局ではなく書店や図書館にある点だ。場合によっては、ネットショップから手持ちの端末にダウンロードすることもできる。つまり治療に使うのは「本」なのだ。  取り揃えている「薬」は、ヘミングウェイ、トルストイ、メルヴィルはもちろん、古くは2世紀の作家アープレーイユスの『黄金の驢馬』から、現代の強壮剤ともいうべきジョナサン・フランゼンの作品まで、2000年に及ぶ文学史のなかから、最高の優れた知性にあふれ、もっとも心身の回復効果が期待できる小説を集めた。  読者の皆さんは普通の薬と同じように、処方された本は最後まで読み切り、いま以上の健康と、幸福と、より多くの知恵を手に入れてほしい。自分なりの処方箋をもっておくのもいいかもしれない。

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  • 人気海外ドラマの法則21
    3.8
    ランキング上位の常連作、エミー賞・ピーボディ賞・全米脚本家組合賞受賞作……、世代や国境を越えてヒットし続けるコンテンツの作り方がついに明かされる! コンテンツ制作者はもちろん、海外ドラマファンも楽しめる裏話が盛りだくさん! 全米をはじめ世界中で愛され、長く続いている人気海外ドラマはいかにして生まれ、どのように「仕掛け」られてきたのか。本書では、22人のショーランナー(海外テレビドラマ制作におけるすべての決定権を持つ実質的なトップ)にロングインタビューを決行、心をゆさぶる名作TVドラマを細かなパーツに分けて分析し、ヒットするための21の法則を導き出しました。この法則に多くの名プロデューサーたちが、業界で活躍するための道のりが明かされたと、推薦コメントを寄せています。テレビ業界人、映像制作者にとってまさに待望の書と言えるでしょう。 朝がツライのがわかっていても毎晩観ずにいられない、寝ないで「イッキ見」してしまう!という海外ドラファンにとっても刺激的な、裏側がわかる1冊です。 【掲載作品】 『ホームランド』、『ウォーキング・デッド』、『THE KILLING ~闇に眠る美少女』、『LOST』、『ゴースト ~天国からのささやき』、『グッド・ワイフ 彼女の評決』、『ブレイキング・バッド』、『BONES -骨は語る-』『スキャンダル 託された秘密』、『Parenthood』、『TOUCH /タッチ』、『デクスター ~警察官は殺人鬼』、『ワンス・アポン・ア・タイム』、『リベンジ』、『リゾーリ&アイルズ』、『モダン・ファミリー』、『CSI:科学捜査班』、『ママと恋に落ちるまで』、『ロイヤル・ペインズ ~救命医ハンク~』、『Dr.HOUSE /ドクター・ハウス』…など、数シーズンに渡って制作されている、日本でも人気の作品の数々!

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  • 工学的ストーリー創作入門
    4.8
    書けないのは、才能のせいではない! 直感に頼らず、物語に必須の要素から書き始める、 天才以外は必読の「工学的」創作入門。 【6つの要素】 コンセプト/人物/テーマ/構成/シーンの展開/文体 売れる物語を書くために必要な6つの要素はこれだ! ストーリー創作に必要な部品と技術がすべて揃った最強の「まとめ」本。 作品を生み出すための最適な経路をデザインする=工学的メソッドの画期的創作入門書! 小説・ストーリー創作術の最良の入門書にして、最終決定版がついに邦訳!! 世の中にたくさんあふれている小説のハウツー本を読んでもうまく小説が書けないのはなぜなのでしょうか。ハウツー本を読むと「心を込めなさい」「人生の旅を描け」「テンポと文体を磨こう」などというアドバイスが書かれています。しかし私たちが欲しいのは、このような抽象的な助言ではなく、もっと具体的な方法や手順のはずです。 売れるストーリーには原則があります。つまりストーリー創作には工学的な面があるということです。まずストーリーの要素を知り、そのうえで設計図を描くことが何より大事なのです。ストーリーの設計を「形式的」と毛嫌いする人がいるかもしれません。しかし、形式的と思うからそう見えるのであり、ストーリー作りの原則や要素を意識することとは違います。 ストーリー創作に際して知るべきことは山ほどありますが、本書ではそれらを6つのカテゴリーに大別することで、謎めいたものの本質を明確に提示しています。つまり、それが「6つのコア要素」と呼ばれるものです。「6つのコア要素」にはストーリーに必要な部品や技術が全て揃っています。書き手として知るべきことを集め、包括的に秩序立ててストーリーを作ることができます。 「紹介するモデル(作家として成功するための6つのコア要素)は僕がまとめたが、基本は誰もが知っていることだ。いわば真理で、僕の発明ではない。だが、この本のような「まとめ」は他になかったはずだ。」と著者がいうように、これまで断片的に語られてきたストーリー創作の秘訣が、網羅的に「まとめ」られているため、小説入門者が最初に読む本として最適の一冊となっています。
  • 動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話
    3.4
    シュレディンガーの本質的な問いかけ「生命とは何か」から始まっていることに心底しびれた。「死」をエントロピーから捉え直した画期的な論考。 ――― 福岡伸一氏(『生物を無生物のあいだ』著者)推薦! 死なないように進化しないのはなぜか? われわれが住む地球にはじつに多様な生態的地位があふれている。自己を増殖しようとする大きな原動力、自らの遺伝子を残すための生殖行為の発展、生き残る術と再生能力に長けた生き物であふれているのに、なぜ誰も、死を避けて長生きする方向には進化しないのか。著者は、人生における死が、わたしたちの想像を超えて色々な形で存在しており、死が進化に影響を与えている証を示していく。宇宙があなたに、死ぬ可能性を付与したというのだ。死は何か信じがたいかたちで自然界に溶け込み、自然界に力を与え、多様性に拍車をかけている。 人類は古代から、飢餓、かんばつ、震災、戦争などを経て、争いのなか生き残ってきたが、大人としてたった2時間しか生きることができない動物もいれば、決まった時間が来たら自ら命をたつ特性を持つものもいる。一方で、何百年もの間生きる動物もいるかと思えば、他者に取り付いて残酷な死に方をさせる寄生虫もいるし、長く健康な人生を送らせるために取り付く寄生虫もいる。死は、自然や進化に与えている影響を明確にしながら、限りある命と照らし合わせて考えなければ、到底その複雑な糸を解きほぐすことはできないだろう。 人類はおそらく、「死」が生物に等しく起こるという事実を認識している、地球史上最初の動物である。生命の不思議は「神」でしか説明できないかもしれない。しかし、生命の可能性や人生の意味を見つけ、自分で選ぶことができるのは、人間の特権である。われわれはその特権をうまく使うことができているだろうか。 本書を読む体験は読者にとって、生き物たちの終末と再生を見極めようとする、壮大かつ楽しい冒険の旅となるであろう。
  • クリティカル・ワード デザイン理論
    -
    ままならない世界の広がりをとらえる 進化するデザイン論の現在地 8つの論点と8つの分野、64のキーワードで 複雑化する〈現代〉がみえる、わかる、つながる 誰もがデザインする時代に必携の入門書! 現代の「デザイン」は、気候変動やパンデミック、多様な人々の尊厳、持続可能性など、さまざまな問題を抱える社会に対応すべく、その射程を広げ複雑化しています。デザインはかつてのように製品やメディア、サービスなどの具体的な対象に関する造形的・視覚的な設計にとどまらず、企業の経営や行政的な政策、情報技術から組織運営、顧客体験まで、幅広い課題に対するソリューションをもたらす戦略的な営為として位置づけられるようになっており、それは次々と提案される「××デザイン」といった理論や多岐にわたる社会的実践として現れています。 本書はそうしたデザインをめぐる錯綜した現在の状況を俯瞰し複雑なままにとらえながら、種々のデザイン的思考・手法がどういった望ましい未来を志向しているのかをキーワードを軸に概観していきます。私たちが今いる複雑な世界を理解することにはままならなさが付き纏いますが、その世界が要請する多様な期待やニーズ、関連する多数の主体に向き合うことで、デザインには現状をありうべき望ましい世界へと変えていく力がある──デザイナーだけでなく誰もがそういった世界をデザインしていく第一歩として、今そしてこの先のデザインの広がりをつかむために最適の一冊です。 【本書のポイント】 ・第1部理論編は、未来、場所、人間、組織、参加、持続可能性、HCI、デザイナーという8つの論点から、40の「××デザイン」に触れながら現代のデザイン理論の広がりをとらえます。 ・第2部実践編は、行政・政策・公共、ポスト工業化の産業、技術哲学、健康・生命、持続可能性、都市・建築、パブリック・プレゼンテーション、アクティビズムという8つの分野で、さまざまなデザイン理論がどのように実装されているのか、64のキーワードを立てながらその展開を解説します。 ・デザイン理論の背景には、それを要請するその時代・その社会における世界の理解の仕方=世界観があると考え、歴史のなかでどのように世界観が変遷してきたか、その世界観によってそのときどきのデザインがどのようにデザインされてきたのかを11本のコラムで辿ります。
  • 〈ツイッター〉にとって美とはなにか
    -
    1巻2,420円 (税込)
    なぜ「書くこと」が〈わたしたち〉を隔て〈わたし〉を引き裂くのか? インターネット環境とデジタル・デバイスの発達によって「書くこと」と「話すこと」が限りなく近接する現代の状況を哲学・日本語学・批評・文学・美学の知見から縦横無尽に論じる「Twitter」時代の終焉に捧ぐ、大スケール言語文化論! なぜ声をそのまま文字にできないのか? なぜ炎上は起きてしまうのか? なぜSNSで熟議は生まれないのか? その答えを探るために、本書が議論の礎とするのが、「書くこと」と「話すこと」とのあいだに鋭い対立を見出した吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』である。 第一部では、吉本の主張に沿って、書くことは言葉の〈自己表出〉性と〈指示表出〉性とのあいだで自身を引き裂かれる「疎外された労働(カール・マルクス)」であることが確認される。ほかにも、日本語詩のリズムについて論じた菅谷規矩雄、言語活動の成立条件として〈主体〉〈場面〉〈素材〉を挙げた時枝誠記、「書くこと」による精神の発展史を記述したG・W・F・ヘーゲル、〈かつてあった〉ものとして写真を論じたロラン・バルトらが言及され、本書における重要な論点が提示される。 第二部では、写真・映像文化の黎明期における西洋の言語活動を、様々な「指示表出」と「自己表出」のアレンジメントの表れとして分析する。「指示表出」の体系を転倒させる遊戯を試みたルイス・キャロルに対して、「自己表出」の無軌道な噴出としての「犯罪」を描いたコナン・ドイル。シャルル・ボードレールが称揚した「現代性」を体現するかのようなギュスターヴ・クールベやエドワール・マネの絵画。ジャン゠リュック・ゴダールが主張したように、「イメージ」と「言葉」を巡る権力配置の問い直しの可能性を秘めたサイレント映画。映画的視覚による「観察」を小説に書き留めたフランツ・カフカ、「サイレントからトーキーへの移行」を自身の思想に反映させたルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン……それら西洋の文化圏を根底で規定する「音声中心主義」について、ジャック・デリダ、J・L・オースティンを参照しつつ論じる。 第三部では、現代的な日本語が定礎された時代の日本の作家たちについて考察する。『文学論』で普遍的な「言語活動」の枠組みを提示しようとした夏目漱石、それに対をなすかのように「口誦文学」の伝統を更新しようとした正岡子規、「ローマ字日記」によって都市を描写しようとした石川啄木、そして『古事記』を「天皇の声」を記録したものとして捉えた本居宣長にまで遡り、その『古事記伝』について論じた小林秀雄の「近代性」について、橋本治を参照しつつ考察する。 第四部では、前述された論点から、「『書く』ことと『話す』ことが軋みの音をあげながら交錯する」場としてのツイッターを分析する。SNSと「熟議」の関係について論じるキャス・サンスティーンの議論や、トランプ現象、米議事堂襲撃事件などが言及される。そして、吉本の述べる〈大衆〉を「「書く」ということに携わらない人々」として捉え、「SNSで投稿する人々」に適用することによって、その概念の現在性を明らかにする。
  • クリティカル・ワード ファッションスタディーズ
    3.8
    ファッションを論じるための基盤となる8つのキーワード、 具体的な事例として導かれる現代的な15のトピック、 さらに掘り下げたい読者のために指針を与えてくれる11分野別ブックガイド 現代文化を考えるうえで知っておきたい基本と、 多様な視点・アプローチを学ぶことができる、 新時代のファッションスタディーズの入門書登場! ファッションは「時代を映す鏡」だと言われています。社会や文化の変容にともない、ファッションを取り巻く状況も大きく変化しています。流行の変遷や資本主義グローバリズムの加速、その反省や批判的視点からもたらされたサステナビリティやエコロジーへの意識、多様性として括られがちなジェンダーやマイノリティへの多角的な視座といった、現代社会において極めて重要な問題は、「ファッション」から新たな事例や議論が生まれ続けていると言っても過言ではありません。さらに、3DプリンターやAR/VRといったテクノロジーの進化や成熟がもたらすファッションの新たな可能性と展開は常に注目を集めており、人間の身体性の再考とともに議論されています。もはやファッションについて考えることは、現代文化のあり方を多角的に考えることである言えるでしょう。 ファッション研究はひとつの体系として成立しているわけではなく、諸研究の集合体であることを表している「スタディーズ」。本書は、ファッションの歴史や文脈と紐付けながら、理論や事項をマッピング・整理し直すことで、ファッションスタディーズの新たな射程を見通すことを試みた、まったく新しい入門書です。現代のファッションをとりまく横断性に注目し、哲学、社会学、文化人類学、メディア論、ジェンダー論、環境学、デザイン論など多様な分野とファッションとの結びつきを照らし出します。 ◆シリーズ[クリティカル・ワード] 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。 基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを読者に提供する新しい入門書です。
  • クリティカル・ワード メディア論
    3.0
    ゲーム、ソフトウェア、モバイル、資本、ジェンダー、観光、軍事まで…… 現在/過去の技術や概念を体系的に一望できる、メディア論の新しい教科書! 2020年代を迎えた現在、グローバル資本主義と政治的分断の加速を背景に、インターネット以降のテクノロジーやスマートフォン、SNSの一般化はさらに進み、メディアを取り巻く社会や文化、私たち人間の状況は、かつてないほどの大きな変化にさらされ、メディアの在り方も大きく変容し続けています。 そのような状況において「メディア論」は常にアップデートされ続ける研究領域であり、現代社会のあらゆる局面を考える上でますます重要な分野になっていると言えるでしょう。本書は、人文社会研究におけるメディア論の新たな動向や、メディア理論の歴史的な系譜を現代の視点で整理し直し、さらにメディアの実践を横断的にとらえて論じることを試みた、理論編・系譜編・歴史編の三部からなるメディア哲学の入門書です。 ◆シリーズ[クリティカル・ワード]とは 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。 基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを提供します。
  • クリティカル・ワード 文学理論
    3.8
    1巻2,420円 (税込)
    読むことの基礎と批評理論の現在が学べる、辞書としても役立つキーワード集! フェミニズム、環境批評、ポストヒューマン、精神分析、ポストコロニアリズム…… 本書では文学理論の基礎的な知識を解説しつつ、最新の文学理論の潮流を初学者にも分かりやすく解説。現代批評の原点を知るためのブックガイドも充実しており、多彩なトピックから文学の魅力を味わい尽くそうと試みています。 第1部「基礎講義編 ― 文学理論のエッセンス Fundamentals」では、文学理論の根本問題である「テクスト/読む/言葉/欲望/世界」の5つのテーマについて論じ、第2部「トピック編 ― 文学理論の現在(いま)を考えるために Topics」では、文学理論の現在進行形の諸問題についてのトピックを取り上げ、新たな思索の糸口を発見=発明することを目指しています。 本書は、文学を「もっと深く読む」ために必要な知識を得る本として、あるときはレポートや論文を執筆する際の手引きとして、断片的な知識を有機的につなげる一助となる機能的な一冊です。 ------------------------ ◆[クリティカル・ワード]シリーズとは 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズ。基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを提供します。
  • 10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術
    4.0
    シド・フィールドと並び称されるシナリオ理論の立役者、ブレイク・スナイダーの『SAVE THE CATの法則』第二弾! アメリカで最も売れた脚本術を書き上げた男が、新たに「物語構造の極意」を徹底解説する! 本書ではスナイダーが独自に作り出した10の映画ジャンル(ストーリー・タイプ)ごとにそれぞれの代表的な作品を5本ずつ例にあげ、ヴァリエーションを説明しながら過去の作品が後の作品に生まれ変わるためのつながりを解明した。つまりあらゆるストーリー・タイプの抄録であり、どんな脚本家にとっても史上最強に役立つカンニングペーパーなのである。 著者は成功するための二つの要素を「ジャンル」と「構成」とし、もっとも人気のある10の「ジャンル(ストーリー・タイプ)」の共通点を見つけ出した。その後その共通点を体系化(構成)する方法を見つけ出し、テンプレート化(ブレイク・スナイダー・ビート・シート)したのが本書である。このセットを兼ね備えた脚本こそが、見識眼のあるバイヤーの目に止まり、観客を満足させる黄金の法則なのだ。真似することや形式化への偏見やプライドで読まないのはもったいない。 軽妙な語り口と、業界を知り尽くした人間ならではの鋭い視点によって、ハリウッド映画に隠された「ウケるための脚本の奥義」を伝授。映画の奥深さ、面白さが、脚本という切り口によって見えてくる本書は、映画脚本家を目指す人はもちろん、小説、ゲーム、マンガなど、あらゆるストーリーテリング創作に携わる者にとって必読の一冊である。
  • SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術
    4.1
    米Amazon脚本術部門で売上No.1のベストセラー、『SAVE THE CAT! The Last Book on Screenwriting You’ll Ever Need』がついに邦訳!! 「小難しい脚本術の分析書はいらない。シンプルで、しかも本当に大手映画会社が買ってくれる脚本を書くための最低限のコツを教えてくれ!」。本書は、プロにも素人にも役立つこと間違いなしの、売れっ子脚本家による脚本マニュアルです。芸術であると同時に、科学でもある脚本を支配する普遍の法則、本書のタイトルである「SAVE THE CAT !」とは、脚本の常識やストーリーテリングの基本的ルールを表す象徴的なシーンの意味を込めています。売れるために大切なのは大きなスタジオでも多額の予算でもなく、良い脚本を書くための法則に従って書くことなのです。 本書では、業界を知り尽くした筆者が、脚本仲間と一緒に長年蓄積してきた売れる脚本の黄金法則を、いつでも簡潔に、楽しく見直すことができます。ジャンル、プロット、構成、販売戦略、キャスティングなどの基本要素から、誰も教えてくれなかったハリウッドのDNAを受け継ぎ、ビジネスとアートのバランスをうまくとるコツを教えてくれます。映画だけでなくテレビや舞台、ゲームなど、ストーリーを扱うすべての人が必読です。 この業界で勝負するならホームランを狙うのが当たり前!  インディーズ映画ももちろんすばらしいですが、メジャーな市場で大ヒットを飛ばしたいあなたのための超実践的な脚本術です。

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  • きっと誰かに話したくなる名作映画のエピソード300
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名作映画の舞台裏をご案内! 気鋭の映像作家が200本以上の作品を徹底解析。 300を超える逸話、未公開エピソード、検閲で消えたシーン、作品に隠されたディテールを一挙公開。 映画ファン必読のガイドブック! 独学で映像制作を極め、世界中のクリエイターのバイブルとなった『映像クリエイターのための完全独学マニュアル』の著者、リュドック(Ludoc)。 その彼が、愛してやまない名作映画の舞台裏を案内します。 本書では、200本以上の映画を徹底分析し、300を超える驚きのエピソードやトリビアを収録。 読むほどに、映画がもっと面白くなる発見が次々と登場します。 例えば―― ◎ジェームズ・ボンドとインディ・ジョーンズには、意外な関係がある? ◎なぜディズニー映画は似通っているのか? ◎北朝鮮はどうやってハリウッドをハッキングしたのか? ◎「アメリカの夜」っていったい何? ◎なぜ予告編には本編にないシーンがあるのか? ◎『ゴッドファーザー』の撮影に、マフィアはどう関与したのか? ◎なぜポスターの名前の順番は国によって違うのか? ◎あの映画でもこの映画でも見たあの家/あの店/あの人とは? スクリーンの裏側に隠された秘密、検閲で消えたシーン、未公開の制作秘話―― 誰もが知る名作映画の「誰も知らない舞台裏」を、余すことなく紹介します。 この本を読めば、もう一度映画を観たくなる。 そして、誰かに話したくなる―― そんな発見が詰まった、映画ファン必携の決定版ガイドブック。
  • 素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック
    4.0
    言葉で考える人間が、絵で伝えるものが映画だ。 言葉と映像との葛藤が劇を生み、脚本術こそが映画の核となる。 面白く、劇的な一冊だ。 ──大林宣彦(映画作家) 脚本は映画の地図、作戦計画書、そして魂。 ──犬童一心(映画監督) ハリウッド映画を知るためにまず最初に師事すべきシド・フィールドの、世界で一番読まれている脚本術、待望の邦訳第二弾! あなたのアイデアを傑作に変えるプロセスのすべてを指南する。 脚本術のバイブル『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』の第二弾が登場。シド・フィールドが世界各地で行なったワークショップをベースに執筆された、より実践向きの内容となっている。本書では、脚本を書くまでの準備、そして実際の執筆にあたってのポイントを、順を追って丁寧に説明。アイデアはあるのだが何をしたらいいのかわからない読者に、脚本を書くためのプロセスを教えるwhat-to本である。長編映画でも短編でも、どんな映像の表現形態を制作するにしても必ず役に立つ。各章を読み、練習問題に取り組めばどの段階で何を書かなければならないかが即座にわかり、読み終わったら脚本が一本書けている仕組みだ。 脚本はシステマティックな技術でカバーできる部分が非常に大きいことを忘れずにいてほしい。 あなたは、思い描くようにうまくいかなくても、チャレンジし続けることができるだろうか。どうしようもなく下手くそなものを何ページも書き続ける勇気があるだろうか。怒りや不安に襲われても辛いだろうが、それで書くのを止めてしまったら何も学べない。試行錯誤を恐れず、どれだけ時間がかかっても書けば、必ず脚本を書くための技術やコツが学べる。 ジャン・ルノワールの言葉を読者に贈る。「完璧さは心の中にのみ存在するものだ。現実には存在しない」。最初から完璧を求める必要はない。すべては書くことから始まる。
  • NYの「食べる」を支える人々
    4.0
    一流シェフ、ハラルの屋台オーナー、牡蠣の殻剥き職人、ダック農家、肉屋、セレブ専属ケータリング、卸商、企業雇われシェフ、ウエイトレス、パティシエ、寿司職人から刑務所の料理担当者まで……。 NYと食をつくる、働き者たちが人生を語る。 「ニューヨークの街には、その一口で多幸感いっぱいになれる味が詰まっている。それもこの10年くらいの間に『ニューヨークの味』はどんどんレベルをあげ、今もカフェ、レストランからファーマーズ・マーケットまで、あらゆる場所でアクセスできる食べ物の幅が広がっている。けれど、その幸せを与えてくれる一口の裏で、どれだけの努力がなされているのか、どれだけのドラマが起きているのか、知るチャンスはなかなかない。『NYの「食べる」を支える人々』は、そういったドラマの一端を見せてくれる本だ。これを読めば幸せの一口へのありがたみが一層増すはずだ。」 佐久間裕美子(ライター、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)著者)
  • 生活の発見 場所と時代をめぐる驚くべき歴史の旅
    5.0
    各誌から絶賛のレビューが相次ぎ、世界9カ国で翻訳されているベストセラー『THE WONDERBOX』、待望の邦訳!! 愛、家族、感情移入、仕事、時間、お金、感覚、旅、自然、信念、創造性、死生観など、普遍的かつ真剣に解明すべき人生の問題にぶつかったとき、わたしたちはどのように生きるべきだろうか。大昔から繰り返されてきたこの問いは、現代社会に生きるわたしたちにとっても、変わらず、超重要な課題である。わたしたちはいつになったらこれらの悩みを解決することができるのだろうか。おそらく新しい悩みは次々と生まれ、未来永劫、むずかしいことだろう。 しかしだからと言っていたずらに落胆することもまた、無意味なことである。なぜなら少なくともわたしたちにはその解決の手がかかりとなる「歴史」があるから。自分で大胆な実験をするのは勇気がいるが、異なる時代や文化のなかで人々がどのように知恵をしぼって生きてきたのか、実践の結果をふり返り、教訓とすることができる。 人生を力強く刺激的に、より良く生きるための秘訣は、歴史の叡智にある。本書を人生のガイドブックとして、私たちの「生活の発見」を始めよう。

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  • 魂の演技レッスン22
    4.6
    マーロン・ブランド、ロバート・デ・ニーロ、ハーベイ・カイテル、ベニチオ・デル・トロなど、多くの優れた俳優を育てたステラ・アドラー。演技理論において世界的に多大な影響を与えたスタニスラフスキーから直接教えを受けたただ一人の米国人アーティストとして、氏のテクニックをアメリカに持ち帰り、自らのレッスンに組み込んで、いわゆる「メソッド」とは異なる独自のスタイルを確立しました。 「演技とは“与えること”」「俳優は人生を重要なものとして認識することが仕事」など、自分自身に目を向けることの大切さを説いた珠玉の言葉の数々は時が経っても色あせることなく、俳優につきものの問題や疑問にストレートに答えを出し、たとえ俳優を目指していなくても、純度の高い生き方を求める人が日常で感じる違和感や悩みにも、ヒントを与えてくれます。 街角でスカウトされる夢を見るあなたは、まだ自分の悲劇に気づいていないかもしれません。本来は時間をかけて習得する演技を、スタジオや学校で素早く身に着けなければならないこの時代、自分の価値や力量を把握する尺度が必要なのです。今こそ本書で名優への一歩を踏み出しましょう! ステラ・アドラー 1901年、ニューヨークの俳優一家に生まれる。1931年、米国の演劇界に新風を吹き込んだグループ・シアターに参加したが、ストラスバーグが唱える感情の記憶を中心とした「メソッド」の解釈に反発。提唱者スタニスラフスキー本人に教えを乞い、「状況を想像することの大切さ」が氏のメソッドの本意であることを確認し、1947年自身の名を冠した演劇学校を設立した。20世紀最大の俳優といわれるマーロン・ブランドの可能性をいち早く見抜き、『欲望という名の電車』の歴史的名演に導くなどアメリカの伝説的演技教師となる。1992年没。

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  • ストーリーテリングの科学
    4.0
    人間はなぜ「物語」を求めるのか? すぐれた物語はいかに脳を刺激するのか? 脳科学・心理学の知見を生かせば、ストーリーはもっと魅力的に語れる! イギリスで大人気のライティング講師が解き明かす、共感を生む創作の秘密 人は物語によって他者とつながり、相互に監視し、ときに対立もしてきました。 物語は、小説や映画にかぎらず、新聞からゲーム、歌、夢の中まで、社会のあらゆるところに存在しています。 「われわれを人間たらしめるのは物語である」「物語はわれわれだ」と著者は言います。 では、物語を求める人間、そして人間が求める物語の本質とは、どのようなものなのでしょうか? 本書は、脳科学・心理学から人間/物語の秘密を解き明かしていく、まったく新しいストーリーテリング論です。 一番の特徴は、プロット重視の従来的な物語理論とは対照的に、キャラクターをストーリーテリングの中心に据えていること。 魅力的なキャラクターを作るうえでカギとなるのは、キャラクターの〈欠点〉。 それも、自分が正しいと思い込んでいる〈信念〉こそが、キャラクターを唯一無二にする欠点なのです。 私たちの知覚や認識をつかさどる脳は、実は不合理な進化を遂げた「信頼できない」存在。 都合のよい事実だけを取り入れ、それに反するものは退けることで、自分をヒーローに仕立て上げてしまいます。 自分が信じるものの致命的なまちがいを認識し、自分を変えようとするのは至難の業。 しかし、それを成し遂げ、「自分は何者なのか?」「何者になるべきか?」という問いに答えを出そうとするキャラクターが、プロットの原動力となります。 本書ではこのように、人間の脳と心に注目して、共感を生む物語のしくみを徹底解剖。 創作の開始時点から使える実践的な付録も収録し、よりよいストーリーテリングの秘密を余すところなく伝授します。 小説や映画にかぎらず、マンガ、ノンフィクション、エッセイ、ゲームや動画の制作からビジネスシーン、そして日常的な雑談まで…… すべての〈物語の語り手〉に読んでほしい一冊です。 著名人からも絶賛の声! ★全世界で15万部突破!/『サンデー・タイムズ』紙ベストセラー ストーリーテリングを科学的に解き明かす著者のアプローチほどユニークなものはない。経験の程度によらずすべての作家に、作品を深く、より豊かにするための新たな理解を与えてくれるだろう。 ──クレイグ・ピアース(脚本家・俳優/『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』脚本) 本書は、芸術やライティングの科学と同じように、人間の本質についても照らしだしている。すでにもう一度読み直したくてたまらない。 ──デビッド・ロブソン(科学ジャーナリスト/『知性の罠:なぜインテリが愚行を犯すのか』著者) これほどまでに夢中にさせ、いままで読んだもの、書いたものに関する問いを喚起させる本は滅多にない。傑作だ。私は畏敬の念を抱いている。 ──アダム・ラザフォード(遺伝学者・サイエンスライター/『遺伝学者、レイシストに反論する』著者)
  • どこかで叫びが
    値引きあり
    4.0
    恐怖が、再定義される── 『ゲット・アウト』の監督・ジョーダン・ピールが送る 黒人作家たちによる恐怖の最前線 【ローカス賞】、【ブラム・ストーカー賞】、【英国幻想文学大賞】受賞! 【世界幻想文学大賞】最終候補作! 『ゲット・アウト』『アス』『NOPE/ノープ』で世界に衝撃を与えた映画監督・脚本家ジョーダン・ピールが編集を手がける、全編書き下ろしによるブラック・ホラー短篇集。 本アンソロジーに収録された19の作品では、奴隷制度の記憶、公民権運動のトラウマ、移民としての分断されたアイデンティティ、そして現代社会の見えざる暴力など、超自然の恐怖だけでなく、アメリカ社会に深く根を下ろした不正義や歴史的暴力といった“現実”の〈悪夢〉が描かれる。 作家陣には、N・K・ジェミシン、ンネディ・オコラフォー、レベッカ・ローンホース、タナナリーヴ・ドゥーら国際的に高く評価される作家たちが名を連ね、新進気鋭の書き手も多数参加。また、ジョーダン・ピール自身による序文も収録されている。 ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞を受賞したほか、Esquire、CrimeReads、シカゴ公共図書館の「年間ベストブック」にも選出された。また、英・ガーディアン紙は「今年最高のアンソロジーであるだけでなく、時代を超えて語り継がれる一冊」と絶賛している。 ブラック・ホラーの最前線を記録する、必読のアンソロジー。 あなたがまだ見ぬ恐怖が、ここにある──
  • クリティカル・ワード ゲームスタディーズ
    4.2
    私たちは何を「プレイ」しているのか? ゲーム研究の多面性と新たな可能性をとらえる、キーワード35+ブックガイド20 遊び、ルール、チート、没入、アバター、物語、ゲーム実況、インタラクティビティ…… 押さえておきたい理論から、ゲーム文化が理解できる幅広いキーワード、さらに深く学ぶための重要文献まで、これ一冊で論点がつかめる、待望のゲームスタディーズ入門! 「ゲームと遊びを研究する総合的な学問分野」として生まれたゲームスタディーズは、今大きな注目を集める、まさに21世紀の学問分野と言えるでしょう。本書は、さまざまな領域を巻き込み活況を呈するゲームスタディーズを学ぶうえで、知っておきたい基礎知識と重要な論点を、多様な視点とアプローチでわかりやすくコンパクトに解説した、本邦初・待望のゲームスタディーズの入門書です。 [遊び][ルール][インタラクティビティ]などの基礎概念、[チート][没入][アバター][物語]などのゲーム文化を形成するキーワード、ヨハン・ホイジンガからイェスパー・ユールまでゲーム研究の必読文献ガイドをバランス良くマッピングし、幅広い射程がありながらポイントを絞り込んだ、ありそうでなかった構成が本書の大きな特徴です。 ゲームとは何か、なぜゲームは面白いのか、私たちはいったい何を遊んでいるのか。 哲学や人類学、心理学、社会学、メディア研究、音楽学といったさまざまな領域を巻き込みながら展開してきたゲームスタディーズの、これまでの蓄積とこれからの可能性を概観できる本書は、ゲームを学びたい人だけでなく、ゲームをもっと楽しみたい人、語りたい人にとっても役に立つ、“最初に読むべき”一冊です。 本書という地図を片手に、ゲームスタディーズの世界へ、第一歩を踏み出してみましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆シリーズ[クリティカル・ワード] 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。 基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを読者に提供する新しい入門書です。
  • キュレーション
    3.0
    本書は、世界的なキュレーターであり、現代アート界で最も影響力のある名士録「POWER100」の上位常連であるハンス・ウルリッヒ・オブリストが、「キュレーション」という概念の黎明期に活躍したキュレーターの先駆者11名に行った貴重なインタビュー集であるとともに、現代アートの“システム”がつくられるまでの歴史そのものです。 1960年代から1970年代の初期インディペンデント・キュレーティングから、実験的なアートプログラムの台頭、ドクメンタや国際展の発展を通じてヨーロッパからアメリカにキュレーションが広がっていった様を、オブリストが鋭く深く鮮やかに描き出しています。キュレーターという職業がどのように成立してきたか、展示の方法や展覧会の作り方はどのように進化してきたか、今後キュレーションはどのような方向へ向かうのか。アートとキュレーションの関係を考える上で不可欠な1冊です。 ここ10年ほどで、展覧会の歴史というものが見直されるようになったとき、大きく見落とされてきたのは、キュレーターやアーティスト、そして関連機関同士の横のつながりです。オブリストのインタビューが興味深いのは、まさしくこの点を明らかにしており、個々人の輝かしい功績の描写にとどまらないところです。  ──本書序文(クリストフ・シェリックス)より ハンス・ウルリッヒ・オブリストは、この先に広がるアートの展望を照らす案内人でもあるのだ。  ──本書後記(ダニエル・バーンバウム)より
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方
    4.4
    あなたが映画の「魔法」を信じたいなら、この本を読まないことをお勧めする。上級テクニックを紹介することによって、銀幕の魔法を解体してしまう。手品を見て感激したあとで種明かしをされるようなものだ。 (本文抜粋より) 私たちが、映画や小説の世界にのめりこんで時も忘れて楽しめるときかかっている「魔法」、その正体とは、物語の始めから終わりまで心を揺さぶる「感情的インパクト」のこと。人は感情を動かされるために、映画のチケットを買い、数時間を費やすのです。 本書の原題は「Writing for Emotional Impact」、つまり「感情的なインパクトを起こすための書き方」です。読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。 脚本の基礎を身に着け、テクニックも駆使しているのに、なぜ自分のホンが採用されないのか。それは「魔法」がとけてしまう瞬間がどこかにあるからです。1ページ目から大事なのです。一瞬たりとも、一行たりとも気は抜けないのです。著者は数々の脚本家の卵たちを教えた経験から、物語がつまらないのではなく語り方が下手なのであり、求められているのは「読者に感情的な体験を提供することだけ」と解きます。本書では、名作の脚本を徹底的に解体し、語り方を分析しながら、キャラクター造形や構成など大枠はもちろん、場面(シーン)でのやり取り、一つ一つの台詞、単語ひとつに至るまで、細かく具体的な技巧を指南。二度と同じ目線で同じ作品・脚本を観られなくなるはずです。 脚本の基礎は大事ですが、他の本で学んでください。基本から最高の1本までの長い道のりにおいて、もう一歩を抜け出したいときに、本書は必ず役立ちます。合わせて、同著者の『脚本を書くための101の習慣』もぜひご一読ください。

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  • SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く
    4.3
    映画脚本術の超定番「SAVE THE CATの法則」シリーズに、小説の書き方バージョンがついに刊行! 実際の名作小説を例に挙げて、魅力的な小説/物語を書き上げるための攻略法を実践的に指南! 世界中の小説家/小説家志望者にはスタンダードに読まれている1冊です。 「SAVE THE CATの法則」は、映画やテレビドラマなどの映像業界において、シド・フィールドの脚本術やロバート・マッキーの『ストーリー』とともに、”物語創作メソッドの権威”として知られています。 本書は、その「SAVE THE CATの法則」を用いて小説の書き方に応用した内容になります。 大事な鍵は、ペースの配分。テンポが良くて、視覚的で、登場人物の成長が興味深くて、もれなく構成されている小説なら、どんな大予算映画とも互角に戦えます。そして勝てる。 10の物語ジャンル、15段階のビート・シートでベストセラー小説を徹底分析し、物語の描き方をやさしくレクチャーします。 初級者が最初に読む入門的な1冊として、中~上級者がさらなるアイデアを得たい時のとっておきの1冊として、本書はあらゆる読者にとって重宝されるバイブルとなることでしょう。
  • 音のオブジェの本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フランスを拠点に世界で活躍したサウンド・アーティスト、バシェ兄弟が生み出した「音を奏でるオブジェ=音響彫刻」。 フランソワ・バシェ自身のテキストによる、楽しい音響彫刻入門。 「音響彫刻」とは、バシェ兄弟によって考案・制作された、楽器であり彫刻でもある、音の鳴るオブジェのこと。本書は1992年にフランソワ・バシェによって著された、音響彫刻の入門書です。 音の響きや共鳴、動力、素材、デザインと構造など、音と科学のしくみをさまざまな角度からやさしく解説。 身近なものを使って思うままに音を鳴らしてみたり、自分で作ってみたくなる、あなたを自由な「音」の世界へといざなう、好奇心と想像力をかきたてる一冊です。 前半では、音や振動、素材ごとの音の特性など、音響学の基礎知識がユニークなエピソードともに解説され、後半では、音響彫刻を作るために大切な動力学の基礎と、実際の素材を例にした制作ノウハウが紹介されます。 音についての幅広い知識と、制作に役立つヒントが満載の、読んで楽しく見ても楽しい、音響彫刻の世界への招待。 (私は)「音楽の」創造は芸術以上のものであり、それは美しさ以上のものを含む哲学だと考えています。 それは、人々に自己実現の手段を与えることで、自分自身の人生を豊かにするだけでなく、それらの楽器を使う人々の存在、そしてさらにそれを聴く聴衆の人生までも豊かにする方法なのです。 (本書「フランソワ・バシェからの手紙」より) <再注目されるバシェの音響彫刻> バシェ兄弟は1952年から音響彫刻の開発に取り組み、その造形美と音響は瞬く間に世界から注目の的となった。ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロンドンのバービカン・センターをはじめ、世界各地の美術館で展覧会が開催され、日本においては、1970年の大阪万博で鉄鋼館の芸術監督を務めた作曲家・武満徹がフランソワ・バシェを招聘し、鉄鋼館ホワイエに展示された音響彫刻は大きな注目を集めた。 そして、大阪万博から40年を経た2010年、鉄鋼館がEXPO’70パビリオンとしてリニューアルしたのをきっかけにバシェの音響彫刻が修復されることとなり、それを契機に、EXPO’70パビリオンのみならず、京都市立芸術大学、東京藝術大学でも修復プロジェクトが遂行された。また2015年には、東京国立近代美術館で「フランソワ・バシェ音響彫刻の響き」と京都芸術センターで「バシェ音響彫刻コンサート&映画上映会」が開催され、2020年には川崎市岡本太郎美術館「音と造形のレゾナンス-バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振」、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで「バシェ音響彫刻特別企画展」が開催された。 また、2017年には作曲家の坂本龍一がバシェの音響彫刻を用いて楽曲を制作し、アルバム『async』に収録していることも記憶に新しい。 その他、映画音楽にも影響を与えており、ジャン・コクトー監督『オルフェの遺言』(1960)、黒澤明監督『どですかでん』(1970)のほか、2024 年のエドワード・ベルガー監督『教皇選挙』では、音響彫刻《クリスタル・バシェ》が楽曲に使用され、2024年度のアカデミー作曲賞にもノミネートされている。 以上のように、現代においてもバシェの音響彫刻はその独創性やユニークさによって、美術家、演奏家、作曲家、音楽学者などをいまなお惹きつけている。
  • ホラー映画の科学
    4.3
    ホラー映画を見るとき、私たちの脳・心・身体で何が起こっているのか? モンスター、暴力、トラウマ、音……さまざまな切り口から、脳科学や心理学で〈恐怖〉のしくみを解き明かす もっと眠れなくなること必至の、ホラー映画×科学の世界! 私たちはなぜ、ホラー映画という〝悪夢の燃料〟を求めるのか? 私たちの脳や身体はホラー映画の何に恐怖を感じ、どのように反応するのか? 本書では、科学コミュニケーターとして活動する著者が多彩なホラー映画を例に、人が恐怖を感じ、脅威に対処するメカニズムを紹介。脳科学・心理学・神経科学・生物学の知見から、〈恐怖〉のさまざまな側面を明らかにする。 登場する映画は、『サイコ』『エクソシスト』など古典的名作から、『ヘレディタリー/継承』『アス』『クワイエット・プレイス』など現代のヒット作まで約300本。サイコ、SF、スラッシャー、スプラッター、クリーチャー、オカルトなどのサブジャンルを縦横無尽に扱いながら、ホラー映画の歴史もおさらい。いかに多くの映画における〈恐怖〉が作り出されてきたのか、そして私たち観客はどのようにそれを受け取るのかに迫る。 各章には、ひとつの作品を掘り下げるコラムと、映画の製作者や研究者へのインタビューも収録。尽きることのないホラーの魅力を存分に楽しめること間違いなし! [本書に登場する映画] 『スクリーム』『サイコ』『ハロウィン』『エルム街の悪夢』『ジョーズ』『エクソシスト』『サスペリア』『暗闇にベルが鳴る』『羊たちの沈黙』『悪魔のいけにえ』『エイリアン』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『ヘレディタリー/継承』『シャイニング』『アス』『ソウ』『リング』『仄暗い水の底から』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『チャイルド・プレイ』『ムカデ人間』……など300作品以上! [本書に登場する用語やトピック] 脅威/闘争・逃走反応/PTSD/ジャンプスケア/嫌悪感/ミラーニューロン/捕食・被食関係/不気味の谷/仮面/クモ恐怖/不協和音/周波数/恐怖記憶/認知発達理論/侵入思考/スポイラー/脱感作/馴化/レーティング/妊娠ホラー/拷問/マンデラ効果/血や眼球にまつわる恐怖/ホラー好きは遺伝するか/刺激追求度/カタルシス説……ほか
  • 階級と「私たち」のゆくえ
    -
    分断された社会で、「私たち」は成り立つのか? イギリス映画が描く階級の物語から、新しい連帯のかたちを探る。 排外主義、新自由主義、ケア労働……。それらと結びつく、令和の日本ではもはや他人事でなくなった「階級」や「サッチャリズム」の問題を、映画や文学から学べる必読書。冴えわたる批評に刮目した。——小川公代(英米文学者) 階級ではなく格差という言葉が選ばれることの多い日本社会。格差という言葉が選ばれるとき、何が隠蔽されているのか? 「階級先進国」イギリスの映画および文学を読み解いていくことで、格差が隠すもの、そして階級のまだ見ぬ可能性を探る。 本書は階級を軸に、イギリスの近・現代史や、現在の新自由主義経済下の社会を批判的に捉え、労働や家族、成長(観)、ギグ・エコノミーなどさまざまな変化や問題を浮き彫りにする。そして、日本の作品や社会状況とも比較しながら論を展開することによって、現在日本において「私たち」を作り出す萌芽を見出していく。 ケン・ローチ作品をはじめとするイギリス映画だけでなく、19世紀の古典『大いなる遺産』や作者の死後発表された『モーリス』など、多彩なイギリス文学も扱う本書。階級についての思考を深めるだけでなく、新しい視点からイギリス映画や文学を楽しむための一冊となっている。 【本書で扱う主な作品】 『キングスマン』『わたしは、ダニエル・ブレイク』『ジェイン・エア』『大いなる遺産』『リトル・ダンサー』『さらば青春の光』『モーリス』『トレインスポッティング』『ケス』『家族を想うとき』『サンドラの小さな家』『パレードへようこそ』『オールド・オーク』『万引き家族』『あのこは貴族』『パラサイト 半地下の家族』『バーニング 劇場版』『ノマドランド』『パブリック 図書館の奇跡』ほか
  • マンガの裏技
    4.0
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 担当作の累計発行部数3,000万部超えの現役マンガ編集者が、現場で培った経験と技術を惜しみなく伝授! 企画資料、キャラクターデザイン案、ネーム、下書き……普段は表に出ないマンガ制作の裏側をふんだんに収録し、企画から仕上げまで面白さを磨き、ヒット作を生み出すためのコツがこの1冊に。 ONE(『モブサイコ100』)、ヨシアキ(『雷雷雷』)との座談会、サンドロビッチ・ヤバ子(『ケンガン』シリーズ)ら担当作家8人のインタビューも収録! 『ケンガンアシュラ』『ダンベル何キロ持てる?』『モブサイコ100』『青のオーケストラ』『灼熱カバディ』『Helck』『雷雷雷』『獣王と薬草』……ヒット作を何本も手がけ、若手作家の連載作品を20本以上立ち上げてきた現役編集者が、後輩編集者にこっそり教えていた面白い作品を作るための裏技を書籍化! マンガ家との打ち合わせや協働のなかで培った経験と技術をもとに、「何を題材にするか」という企画の悩みから、「セリフの文字のサイズをどうするか」といった細部の仕上げまで、マンガ制作の重要な工程で使えるコツ(裏技)を余すことなく詰め込んだ本書。企画・ネタ、世界観・キャラクター、ストーリー・構成、コマ割り、作画・仕上げと工程ごとに読者の感情を揺さぶるためのコツが50章に分けて書かれており、制作中つまづいたところからでも読める設計になっています。 『ケンガンオメガ』『ダンベル何キロ持てる?』『青のオーケストラ』『雷雷雷』『獣王と薬草』といった実際のヒット作の連載準備資料や下書きをもとにマンガ制作のコツを解説しており、説得力のある内容となっています。加えて、マンガ編集者に向けた章(10章および50章ほか)も用意しており、マンガ家だけではなくマンガ編集者にとっても参考になること請け合いです。 巻末にはONE(『モブサイコ100』)とヨシアキ(『雷雷雷』)と著者との座談会を収録! いかに編集者とマンガ家が協働しているか現場の空気感が伝わるだけではなく、商業マンガ家の制作の裏側を覗けます。 加えて、サンドロビッチ・ヤバ子(『ケンガン』シリーズ、『ダンベル何キロ持てる?』『一勝千金』原作)、だろめおん(『ケンガン』シリーズ作画)、阿久井真(『青のオーケストラ』)、武蔵野創(『灼熱カバディ』)、MAAM(『ダンベル何キロ持てる?』『一勝千金』作画)、七尾ナナキ(『Helck』『異剣戦記ヴェルンディオ』)、艮田竜和(『獣王と薬草』原作)、坂野旭(『獣王と薬草』作画)という8人のプロ作家へのインタビューも実施! 編集者による解説だけではなく、マンガ家からのアドバイスも収録することで、より多くのコツを学べる構成になっています。 プロになりたい人だけではなく、投稿作や次作の構想に行き詰まっているプロの人にも役立つ、描き続けるためのコツが詰まった1冊です。
  • 東大「芸術制作論」講義
    -
    制作の回路を獲得せよ 生成AI全盛の今、みずからの手で制作することにはどんな意味があるのか──有機体やコンピュータなどさまざまなシステムを参照しながら、ある種のパターンが生成される仕組みを掘り下げる“レクチャー”と、ドローイングの実践から「制作知」を体得できる“ワーク”を収録、東大の人気授業を一冊に! 國分功一郎氏(哲学教師)推薦 「言葉が紡がれるとき、模様が描かれるとき、庭に石が置かれるとき、漫才が展開されるとき、映像がモンタージュされるとき、いったいそこでは何が起こっているのだろう。我々のまわりにある経験も出来事もあまりに謎めいている。謎はしかし解き明かされるべきものとしてある。アーティスト=研究者の村山悟郎は手と頭で考える。これはガイドブックではない。手動(マニュアル)で思考する最高の制作マニュアルだ。」 〈つくる〉ことを専門とする美大ではなく、比較文学比較文化、表象文化論や美学芸術学などを専攻する学生向けに東京大学で開講された「芸術制作論」(2024年度、総合文化研究科超域文化科学特別講義Ⅰ)の授業をまるごと書籍化。 人間の制作行為(ポイエーシス)の時間性や創発性を探求するアーティストの村山悟郎が、「芸術制作とは何か? 制作においてはどのような事態が生じているのか?」という根本的な問いに正面から向き合い、哲学、文化人類学、生命科学、数理と計算機科学、精神医学、コミュニケーション、色彩、詩、庭園、迷路、映画、音楽、編集、細胞、貝殻模様、タンパク質、機械、ロボット、AI……など多様な領域を横断しながら制作知をめぐる旅を展開します。 ポイエーシスとは時間のなかで先の要素に応じて次の要素が産出されていくような自己生成的で創発的な制作のモードのこと。理論的なレクチャーと手を動かす実技的なワークを交互に行う授業を通して、そのプロセスを体験しながら芸術制作の謎を解き明かしていきます。多様な制作や創発のあり方に触れることで、〈つくる〉ことの豊かさに気づくことができるでしょう。 【本書のポイント】 ・芸術制作の基本原理を探求する ・制作理論のレクチャーとドローイングのワークショップのセットから経験的な学びを得られる ・発想やコンセプトに基づく実践的制作(プラクシス)ではなく、手を動かすことで制作知(ポイエーシス)が生まれる創発的プロセスに着目 ・さまざまな〈つくる〉に関心のある人に向けた、ものづくりの仕組みをつかめる内容 ・AI時代における創造性について考える
  • 演出をさがして 映画の勉強会
    4.3
    現代日本映画を牽引する映画監督・濱口竜介と三宅唱、そして同時代を並走してきた映画研究者・三浦哲哉の3人による「映画の勉強会」が発足! 映画の「演出」とは何か? ロベール・ブレッソン、ビクトル・エリセ、トニー・スコット、侯孝賢── 巨匠たちの作品の「演出」に焦点を当て、 つかまえようとしては逃げていく、目には見えない「演出」のありかを探す。 見れば見るほど発見があり、考えれば考えるほど面白い「演出」の魅力に迫る、 映画の演出をめぐる、終わりなき学びのドキュメント。 画面に映る映像になぜ心が動かされるのでしょうか。 そこに張り巡らされている「演出」とは、いったいどういうものなのでしょうか。 本書は、映画監督の濱口竜介と三宅唱、映画研究者の三浦哲哉という気心の知れた3人が集い、2018年より続けてきた映画の演出についての勉強会の「第1集」です。 3人がそれぞれ手にした地図とアイテムを持ち寄り、共に旅に出る、映画の演出をめぐる冒険の書です。 映画から受け取った驚きや喜び、問い、そして戸惑いを、共有する。 3人の勉強会だからこそ見つけられる(ひとりでは見つけられなかったかもしれない)発見がある。 見つける人と見逃す人が交代していきながら、その発見をバトンにしてリレーしていく。 そんな「映画の勉強会」の面白さ、興奮、熱気を存分にお楽しみ下さい。 【言及される主な作品】 ロベール・ブレッソン『ブローニュの森の貴婦人たち』『ジャンヌ・ダルク裁判』『やさしい女』『ラルジャン』 ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』『エル・スール』『ミツバチのささやき』 トニー・スコット『ハンガー』『ザ・ファン』『エネミー・オブ・アメリカ』『デジャヴ』『アンストッパブル』 侯孝賢『ミレニアム・マンボ』『百年恋歌』『童年往事 時の流れ』『悲情城市』 * 濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』 三宅唱『ケイコ 目を澄ませて』 ──映画を勉強するということは、いったいなんなのでしょうかね?
  • 庭のかたちが生まれるとき
    4.5
    徹底的に庭を見よ! 作庭現場のフィールドワークから、庭の造形を考え、庭師の生態を観察し、庭のなりたちを記述していく、新感覚の庭園論がここに誕生! 庭師であり美学者でもあるというユニークなバックグラウンドを持つ注目の研究者・山内朋樹の待望の初単著。 「紀伊國屋じんぶん大賞2024」第6位! 庭を見るとき、わたしたちはなにを見ているのか? 庭をつくるとき、庭師たちはなにをしているのか? そもそも、庭のかたちはなぜこうなっているのか? 本書は庭師であり美学研究者でもある山内朋樹が、京都福知山の観音寺を訪ね、その大聖院庭園作庭工事のフィールドワークをもとに、庭のつくられ方を記録した「令和・作庭記」である。 庭について、石組について、植栽について、空間について、流れについて、部分と全体について…… 制作のプロセスを徹底的に観察するとともに、その造形(かたち・構造)の論理を分析し、「制作されるもの」と「制作するもの」の間に起きていることを思考する。ミクロの視点で時間軸を引き伸ばしながら、かたちが生まれるその瞬間を丹念に解読していく、他に類を見ない新しい「制作論」。本書を読んだ後、これまで見ていた庭や木々、石、そして景色そのものの見え方が変わって見えるだろう。 ----------------------------------------------------------------------------- 千葉雅也氏(哲学者・作家)推薦! 庭の見方をガラリと変えてくれる画期的な庭園論であり、すごく応用の利く本だと思う。「ひとつ石を置き、もうひとつをどう置くか」というのは、絵画の話でもあるし、音楽でも料理でも、会話術でもビジネス術でもあるからだ。 -----------------------------------------------------------------------------
  • 増補改訂版 Film Analysis
    4.7
    ショットを読む力が、 あなたの眼を一変させる。 映画を多元的に読む──。 より深く、よりおもしろく。 ワールド・スタンダードな「映画学の教科書」が待望のリニューアル! 豊富なカラー図版とテキストで、映画史に残る名作の秘密を解き明かす。 シナリオの意図、演出の狙いから、背後にある思想や社会的文脈まで。 映画をもっと楽しみ、語りたい人のための、最良の入門書。 2014年に刊行以来「映画を批評的に見る」ための教科書として多くの読者に読み継がれた『Film Analysis 映画分析入門』が、増補改訂版として「第二部 映画の精読」を新規収録。黒澤明、スタンリー・キューブリック、ウォン・カーウァイ、アニエス・ヴァルダ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ──時代を超える名作を徹底的に読み解き、表現の核心に迫る。 加えて、第一部・第三部にも全面的に改訂・再構成が施され、各章に新たな映画作品の分析を追。。 巻末には「映画分析のための用語集」を新規収録している。 現代にあわせてアップデートし、作品例とカラー図版も大増量した「映画分析入門」決定版。
  • 創作者のための読書術
    -
    「読む」解像度が上がれば「書ける」ようになる! 作家は作品をどう読んでいるのか?──プロの書き手の読み方を知ることで、小説やエッセイ、漫画からウェブメディアでの執筆まで、書く技術を向上させよう 優れた作家になるための第一歩は、優れた読書家になること。プロの書き手が行っている「分析的読み方」を学ぶことで、自分の作品を書き出す一歩が見つかり、さらに書き手としてのスキルを高めることができる──そんな「書く」ための学びとなる読書術を徹底伝授。本書は、ジャンル、ナラティブアーク、キャラクター造形、語りの視点など執筆術の使われ方をひもときながら、現代の小説やノンフィクション、詩、SNS、ブログなどの豊富な引用例を繰り返し読むことで、創作に役立つ効果的な読み方(=精読)が自然と身につく一冊である。 【本書のポイント】 ・すべての「書く」人に役立つ「読み方」がわかる ・創作理論が実際の作品にどう使われているかを学べる ・言葉にする力を育て、自作の文章に応用できる ・引用作品を多角的な視点から何度も読み込むことで、分析的読書の訓練ができる ・各章末に引用作品の考察のポイントと自作のための執筆のヒント付き
  • その絵本にはなぜ文字がないのか
    -
    1巻3,080円 (税込)
    絵が物語になるとき、何が起きているのか? 「絵」と「表現」のその不思議な関係を解き明かす! 文字のない絵本は、どのようにして「物語」を語るのか。 マンガ・絵本作家であり研究者でもある著者が、 多彩な作家・作品の豊富な事例を丹念に収集しながら、 「絵」が主体となって物語を伝える表現の仕組みを明らかにし、 文字を用いない表現の力と可能性を鮮やかに描き出す。 安野光雅の「旅の絵本」シリーズや、世界各国に見られる文字のない「赤ずきん」絵本、 さらに「くまのアーネストおじさん」シリーズ、『アンジュール』と『たまご』、ショーン・タンの『アライバル』…… 文字のない絵本に特有のパターンを読み解き、ストーリーテリングの手法とその豊かさを探究する画期的な絵本論。
  • 女の子のための西洋哲学入門
    4.3
    これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。 「女の子」が成長し大人になっていく過程で考えるべき哲学の問いを解きほぐし、 「自由に思考を広げること」、そして「自分の力で考えながら生きること」の楽しさとかけがえのなさを説く。 女性哲学者たちがいざなう、かつてない哲学入門・画期的エンパワメントの書! あなたは、哲学の歴史のなかで、女性の哲学者の名前を10人挙げられますか? 3人ならどうでしょう? ほとんどの人にとって、それはむずかしいことなのではないでしょうか。 女性は長い間、哲学の分野で疎外されてきました。なぜなら、彼女たちの貢献は歴史的に男性たちの業績として扱われたり、あたかも貢献など存在しないかのように葬り去られたりしてきたからです。 本書は、女性哲学者たちが「自分が18歳から20歳くらいだった頃を振り返り、自分自身の疑問を見つけ、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったか、そしてその本にどんな章があったらよかったか」というテーマで執筆した、新しい「哲学への扉」とでもいうべき本です。 女の子や若い女性を哲学的な思考へと招き入れ、哲学的に物事を考えてみるよう勇気づけるものです。 哲学に触れ始めたばかりのひとにもおすすめできるこの本は、哲学的な問いとは何か、そしてそれが女の子や女性の生活や人生にどのように当てはまるのか、幅広い視点と思考を広げていくヒントを提供します。 本書では、哲学のおもな分野(形而上学、認識論、社会哲学・政治哲学、倫理学)が扱われます。どこからでも読める章立てなので、構える必要はありません。ジェンダーと哲学の交差点について興味のあるひとにとって必ず役立つ1冊となるでしょう。 例えば、アイデンティティや自律といった自己のあり方、科学や芸術や疑いといった知のあり方、人種やジェンダーといった社会構造や権力関係が私たちの現実をどのように形づくるのか、そして、怒りや共感や勇気などの感情と倫理の関わりを現実の問題の中でどのように考えていけるのか。 2020年代の今を生きる私たちにとっても切実で、好奇心を刺激する哲学的なテーマを、生き生きと魅力的な文体で、親しみやすく説いていきます。 いままさに女の子であるあなた、あの頃女の子だったあなた、これから女の子になっていくあなた、女の子と見なされたことのあるあなた、女の子のことをもっと理解したいあなたへ──すべてのひとを歓迎する、私たちのための哲学への招待です。
  • リミナルスペース
    4.5
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新しいインターネット美学、〈リミナルスペース〉のすべて。 その誕生の過程と影響を、膨大なビジュアルとともに体系的に掘り下げる初の書籍、待望の翻訳! 人の気配のない出入り口や階段、長い廊下、古びたホテルのロビー、寂れたショッピングモール、無機質な地下鉄の駅……。 こうした日常で目にする光景の中に、不穏さと不気味さ、そして抗いがたい魅力を見出す「リミナルスペース」は、インターネットを中心に爆発的に広がった、2020年代を代表する美学的ミームです。 例えば、社会現象となったウォーキングシミュレーターゲーム『8番出口』は、リミナルスペース的な世界観の代表的な作品と言えるでしょう。 本書で取り上げるのは、映画『シャイニング』のかの有名な長い廊下、インターネット怪談の「バックルーム」、ヴェイパーウェイヴ音楽、ブルータリズム様式の巨大建築、さらにはマグリットの絵画など。時代や分野を縦横無尽に横断しながら、リミナルスペースの美学はそこかしこに息づいています。 リミナルスペースが引き起こすのは、ただの不安な感情ではありません。 人々の記憶と想像力に深く共鳴し、心の奥底にまで響く感覚を呼び覚ますのです。 リミナルスペースの何が怖いのか? なぜ私たちはリミナルスペースに魅了されるのか? 新しい「不安と恐怖の美学」の誕生の過程とその影響を徹底的に掘り下げる、リミナルスペース“解体新書”。 この一冊を手に取ることで、あなたの周りに潜む「異質な空間」の恐怖と魅力を、新たな視点で再発見することができるでしょう。日常の中に潜む非日常を感じたい方、アートや映画、ゲームに興味がある方にとって、必読の一冊です。
  • 俳優を演出する
    -
    演技と演出に失敗はない、必要なのは探求だ。 俳優演出のロングセラー『演技のインターレッスン』が、刊行から四半世紀を経て増補復刊。 アレハンドロ・G・イニャリトゥ(『レヴェナント: 蘇えりし者』)、エイヴァ・デュヴァネイ(『グローリー/明日への行進』)、タイカ・ワイティティ(『ソー:ラブ&サンダー』)、アンドリュー・スタントン(『ファインディング・ニモ』)らハリウッドの名匠たちが絶賛する、俳優と演出家の創造的な関係を紡ぐための最良の教科書。 本書は、主に映像表現における俳優と演出家・監督のあいだに生まれる最も創造的な関係とは何かを問い、演技指導と実践のための具体的な方法を示す。俳優への適切な指示の仕方、脚本分析、望ましいキャスティングのあり方、理想的なリハーサルの進め方など、演出において誰もが直面する課題を丁寧に解説する。増補新版ではほぼ全体が大きくアップデートされ、新たに子役の演出、コメディをめぐる章が加えられた。 映像表現における「良い演技」とは何か。そのために演出家と俳優はいかに協働すべきなのか。長年にわたるワークショップを通じ、演技指導における実践・探究を重ねてきた著者のライフワークにして、21世紀の演技演出論の古典。 演出家や映画監督のみならず、演技者にとっても、映像表現における演技のあり方を学ぶ上で必携の一冊。
  • 細部から読みとく西洋美術
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神は細部に宿る── ボッティチェリ、ミケランジェロ、カラヴァッジョ、 フェルメール、モネ、クリムト、ピカソ、ウォーホル… ルネサンスから現代まで、 知っているつもりのあの有名絵画も、 クローズアップすることで新たな発見に満ちている! 「もっとよく見たい」すべての美術ファンの 好奇心に応える充実のビジュアルブック オールカラー、675の拡大図版で名作100点に迫る! 作品と対話しているかのような新たな鑑賞体験をあなたに 作家の生きた時代や作品の背景、モチーフの象徴的意味、細かな技法に込められている意図まで……全体を概観しているだけではわからないポイントを詳細に解説。細部に着目することで、より深いレベルでの鑑賞を叶え、西洋美術の名作に新たな見方が広がります。 それぞれの作品に関連する参考作品も掲載されており、西洋美術史を通じた相互の影響関係についても理解が深まります。あの有名作品ももう一度観てみたくなる──そんな知識とワクワクが満載の一冊です。 【こんな方へおすすめ!】 ◎まずは代表作を押さえて西洋美術の流れを知りたい方 ◎個々の作品についてもっと深く知りたいという方 ◎もう一度西洋美術について学んでみたい方 ◎好きな作品の隅々までじっくり鑑賞したい方 ◎美術関連のお仕事をされている方、将来的にしたいと考えている方 ◎美術好きのご家族、ご友人へのプレゼントに
  • 数の値打ち
    -
    「機械で読む」ことで何ができるのか?  デジタル・ヒューマニティーズ×日本文学研究から生まれた驚くべき成果とは? デジタル時代の文学リテラシーがこの一冊でつかめる、最前線の研究をいち早く翻訳! 本書では、数字と文学のあいだの概念上の分断を超えて、批評理論と統計学・計量的読解を融合した新たなアプローチから、 言語やテキストにひそむ人間の認識の問題にせまり、日本文学の読み直しを通して世界文学へと接続する。 データ・サイエンスの影響をうけた北米発の〈デジタル・ヒューマニティーズ〉の手法をつまびらかにする、入門書にして文学研究に量的革命を巻きおこす挑戦の書である。 デジタル情報化とAI革命が猛スピードで進行しつつある現在、人文学においてもデジタル技術を研究に用いた〈デジタル・ヒューマニティーズ〉が注目されている。文学研究における〈デジタル・ヒューマニティーズ〉は北米で独自の発展をとげ、膨大なデータをコンピュータで処理し、ジャンルや文体といった大きな対象にアプローチする手法が確立されつつある。 日本文学に対して初めて本格的にこの手法を適用した本書は、夏目漱石の文学論にさかのぼりながら日本におけるデジタル思考の文芸史を概観し、青空文庫を例にテキストのアーカイヴとサンプルの意味を分析する。 さらに「私小説」というジャンルの謎や、ジェイムズ・ジョイスで広く知られる「意識の流れ」の技法と日本の近代文学の関係、そして大日本帝国の時代の日本語小説における人種の表象がどのような記述によって生み出されてきたのかを、テクノロジーを駆使して膨大なテキストを解析することで明らかにする。 数字で文学を読み解き、文学研究における数字の値打ちを吟味する、グローバル情報化時代の文学研究を実践する必読の一冊である。 日本文学者・翻訳家 カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授マイケル・エメリック氏推薦! 「明晰かつ雄弁で、主張には細心の注意が払われた『数の値打ち』は文学研究へのコンピュータ・アプローチの歴史と現況をめぐる魅力的な案内であり、ケース・スタディそれ自体も豊富かつ説得的、しばしば驚きである。この本を長年待ち望んでいたのは私ひとりではないはずだ。」
  • 人工地獄 現代アートと観客の政治学
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    今日のアートにおいて「参加」、すなわち社会的関与を重視したプラクティスは、非常に重要な位置を占めている。日本国内でもすでに芸術祭やアートプロジェクトが百花繚乱の様相を呈しているが、国際的にも、社会的・政治的側面を重視したプロジェクト型アートの規模と影響力はもはや現代アートのメインストリームを占めているといってよいだろう。 一方で、倫理を逸脱した(とみなされる)アートは、ときに衝突と論争を巻き起こしている。こうした状況において議論される「アートの社会的関与はどの時点で達成といえるのか?」「アートにおける<参加>をいかに評価するか?」「芸術と倫理の衝突をいかに考えるか?」といった根源的な問いについて、いまだ確固たる答えは出ていない。 本書は、このようなアートと社会の関係性について考察を行なうものである。20世紀以降の芸術史から同時代のアートへと至る構成は緻密かつ類例のない大胆さをもつ。各章には著者クレア・ビショップが世界各国のプロジェクト型アートの実例に触れ、膨大な人物へのインタビューを行なってきた蓄積が存分に生かされており、彼女自身のアートに対する洞察の深化がうかがえる。 ビショップは「アートには社会から独立した役割がある」と確信するが、それはむろん「芸術が倫理を重んじなくともよい」という意味ではない。むしろ彼女は作者性と観客性、能動と受動、加害と被害、これらが本質として対立的にはとらえがたいものであることを強調し、複雑に転じていく位相をひもとくことで、より慎重かつ正確な理解を求めようとする。 「敵対」と「否定」に価値を見出しつつ、それらを多層的にとらえ直すビショップの鋭く豊かな思考は、「関係性の美学」以後のアートの構造を理解するうえで必ず踏まえるべきものといえるだろう。

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  • パフォーマンス・アート
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    読み継がれるパフォーマンス史の古典的名著、 最新版で待望の復刊 長らく絶版となっていた『パフォーマンス──未来派から現代まで』から約40年 大幅なアップデートを経て、〈パフォーマンス〉の120年史を詰め込んだ決定版! ローズリー・ゴールドバーグによるPerformance Artは、20世紀以降のパフォーマンス史を描いた古典的名著として世界中で読み継がれています。1979年の刊行以来、4度の増補改訂のたびに同時代の動向を盛り込んできました。 日本では、1982年に『パフォーマンス──未来派から現代まで』(中原佑介訳、リブロポート刊)の題で初版の日本語訳が刊行されていますが、長らく絶版状態が続いていました。 2025年刊行の原書第4版を底本とする本書は、その復刊であると同時に、世界のパフォーマンスの「現在」を紹介する待望の翻訳となります。 現代美術のみならず、演劇、ダンス、音楽、扇動、祝祭、アクティビズムまで、ジャンルを横断して拡張を続ける〈パフォーマンス〉。 芸術の歴史において、それは既存の価値観や制度を破壊し、新たな方向性を探るための手段であり、ゆえに「前−前衛」であったと著者は言います。 本書では、1909年の未来派宣言にその源泉を探りつつ、2020年代におけるパンデミック下の実践を含め、計235点の図版でパフォーマンス史の全貌を鮮やかに描きだします。 本書前半では、未来派、ロシア構成主義、ダダ、シュルレアリスム、バウハウスなど、20世紀の前衛芸術運動におけるパフォーマンスの重要性を検証。 後半では、1960年代ニューヨークのアートシーンに始まり、大衆文化との混淆や新たなメディアの使用、人種的アイデンティティやジェンダー/クィアネスを扱う作品まで、同時代の多様な実践を考えます。 時代を貫く著者の視点が描き出すパフォーマンスの通史は、時を超えて新鮮に読み直すことができるはずです。
  • 実験音楽
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    総作品数700超。実験音楽の歴史を新たに描く野心的大作。 ジョン・ケージ、クリスチャン・ウォルフ、アルヴィン・ルシエから 大友良英、クリスチャン・マークレー、マンフレッド・ヴェルダー、 ヴァンデルヴァイザー以降の現代を生きるアーティストたちまで、 半世紀にわたる実験音楽の営みを500名を超える作家とその作品から見通す。 科学、数学、歴史、哲学、視覚芸術、インスタレーション、 ソーシャリー・エンゲイジド・アート、テクノロジー、環境保護活動…… あらゆる領域を侵食し続ける「音楽」の全貌。 本書は、現代における実験音楽を、過去の一時的な運動ではなく、いまなお広がり続けている音への多様なアプローチとして捉え直す一冊である。 実験音楽とは、特定の響きや様式によって定義されるものではなく、探究すること、不確実性を引き受けること、 そして新しい発見へと開かれた「姿勢」そのものなのだということが、本書を通して浮かび上がってくる。 構成は時系列や技法別ではなく、「共鳴」「和声」「オブジェ」「かたち」「知覚」「言語」「相互作用」「場所」「歴史」といった主題ごとに展開される。 さまざまな実践を振り返りながら音楽を「つくること」「聴くこと」が、どのように問い直され、更新されてきたのかを描き出していく。 名著として名高いマイケル・ナイマン『実験音楽──ケージとその後』の「続編のようなもの」として書かれた、実験音楽の現在地を示す、待望のガイドブック。
  • 記憶に残るキャラクターの作り方
    6/17入荷
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    魅力的なキャラクターを作るためには何から始めるべきか? 矛盾や葛藤といった複雑な内面を生み出すためにはどうすればいいのか? 人間関係をダイナミックに表現するためには何が必要か? キャラクター創作のノウハウが凝縮された古典が、待望の邦訳! ハリウッドを拠点に、2000本以上の脚本に関わってきたスクリプト・コンサルタント、リンダ・シーガー。そんな彼女が、キャラクター創作のテクニックを徹底伝授。 本書は、キャラクター設定の基礎(人物や時代背景のリサーチ、身体や感情の表現方法など)を理解することから入り、実践(バックストーリーや人間関係の作り方、セリフの書き方など)、応用(非現実的なキャラクターの作り方、ステレオタイプを超えるために考えるべきことなど)、とステップアップ式に構成されており、効率的にキャラクター創作の基礎とその応用方法を学ぶことができます。 また、タイプに基づいたキャラクターの設定、脇役に人柄や特徴を与える方法、サブテキストについて、など細部のテクニックに関しても解説しているため、これ1冊でキャラクター創作に必要なあらゆる知識を得ることができるでしょう。 加えて本書には、30名以上のクリエイターたちの生の声も収録。映画やテレビの脚本家はもちろん、小説家、劇作家といった人々、そしてマンガ家や広告クリエイターなど多彩な作り手が、キャラクターの創作や人間関係の構築に関する独自の方法論を語っています。 シーガーとクリエイターたちの解説や方法論が書かれているだけでなく、自作を執筆する前のよい準備運動になるであろうエクササイズ、作品を創作する際にチェックリストの役割を果たすクエスチョンなども収録しています。ほかにもひとつの作品やひとりの人物にフォーカスし掘り下げていくことで、より深い理解へと促すケーススタディ、章の内容を簡潔に記すことで頭の整理に役立つまとめなども各章に用意。 映画、テレビドラマ、演劇、小説、マンガ、ゲーム……すべてのジャンルの物語創作者、必携の1冊! ☆原書は1990年刊行。数多くある物語創作術の中でも、キャラクター創作における定番書。 ☆ハリウッドを中心に活躍する脚本家や、アメリカの人気小説家の声も多数収録。 ☆各章の理解を深める、エクササイズ、ケーススタディ、クエスチョン、まとめを掲載。 ☆黒人、アジア系、ヒスパニック系など人種を描く際の注意点にも触れられており、現在の書き手必読。

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