A5サイズでそこそこの厚み。
最初にキャラクターに欠点を持たせることで、どれほど作品に魅力が増すか書かれている。
そして悪役(主人公が敵対する相手)の重要性、どんなキャラクターであれば深みが出るか語られている。
「気まぐれ」、「依存症」などネガティブな特徴について見開きで2ページに渡って説明してい
...続きを読むる。
その特徴を持つようになった要因、その特徴を持っている人が取りがちな行動、その特徴がもたらす良い面と悪い面、こういったことがあればその欠点を克服できるのではないかという方法も。
タイトルの通り、特徴の見出しはすべてネガティブ。
特徴の説明は箇条書きになっていて読みやすいけれど、「薬物中毒」や「精神病」などなかなか直球な言葉が使われている印象。
自分自身に刺さる言葉があり心をえぐられる思いもしたけれど、たくさんある特徴を読むのは面白かった。