ホラーの哲学

ホラーの哲学

3,199円 (税込)

15pt

4.0

なぜ、「怖い」のに「見たい」のか?
なぜ、存在しないものを怖がるのか?

ここから、ホラーの哲学は始まった
分析美学の第一人者であり、映画・大衆芸術(マス・アート)研究の分野でも活躍するノエル・キャロルによる、ホラーの哲学を初めて理論化した革新的かつ体系的著作、待望の翻訳!

『フランケンシュタイン』『ジキル博士とハイド氏』『ドラキュラ』『エクソシスト』『オーメン』『エイリアン』、さらにはH・P・ラヴクラフト、スティーヴン・キング、クライヴ・バーカー、シャーリイ・ジャクスンなどなど……
本書では、古典的名作から現代のヒット作品、さらには無名のB級作品まで、膨大な作品群を縦横無尽に取り上げながら、ホラーとは何か、その本質や定義、物語構造とプロット分析、ホラーの魅力、さらにはホラーモンスターの作り方についてなどを論じる。
さらに哲学的な観点から、存在しないとわかっているものをなぜ怖がってしまうのか(フィクションのパラドックス)、また、恐怖を与えるホラー作品をなぜわざわざ求めるのか(ホラーのパラドックス)について考察する。

吸血鬼、ゾンビ、人狼、悪魔憑きの子ども、人造人間、スペースモンスター、幽霊、その他の名もなき怪物たちが、なぜわたしたちの心を摑んで離さないのか。
フィクションの哲学、感情の哲学、ポピュラーカルチャー批評を駆使して、その不思議と魅力の解明に挑む!

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ホラーの哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月18日

    小説や映画におけるホラージャンルを哲学的に論じた本。哲学書のため難解な表現はありますが作品の例示が非常に多いため時間をかけて読む事できちんと理解できると思います。ホラーにおける恐怖や魅力を詳しく知りたい方におすすめです。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年10月23日

    新刊案内にてタイトルでまず気になり「なんで人って「怖がりたい」んだろう??」と思って手に取りました。


    読み終えてわかったけどさ。「怖がりたい」んじゃないのよ。

     
    恐怖は「ホラーに出てくる得体の知れないモンスターを知りたい!!!」という好奇心のための代償としてやってくるものだったのよ……。

    ...続きを読む

    0

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