バランスシート作品一覧

  • 図解即戦力 リース業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、リース業界に入社したばかりの新人や採用を目指す学生、リース業界と関わりを持つパートナー企業やクライアントを対象に、リース業界の儲けの仕組みと業界の全体像、具体的な仕事の内容を1冊にまとめた書籍です。リースというと、一般には複合機のようなオフィス機器が思い浮かびますが、実は、建設機器や飛行機、医療機器など、幅広い業種を対象にリース業務は行われています。顧客に資金を貸す代わりに、物件を購入してそれを貸し出すリースのビジネスモデルは、いわば一種の金融業であるともいえます。こうしたリース業界は、現在、激変のときを迎えています。リース取引に対する会計基準が変更され、これまで資産としてみられなかった船舶、飛行機、倉庫などにも、バランスシートへの記載が義務づけられようとしているのです。そうなれば、リースの会計上のメリット、事務効率のメリットが薄れ、業界に大きな損失を生む可能性があります。本書は、いろいろな意味で注目を集めるリース業界の現在と将来を、1冊で見通せる教科書です。
  • P/Lだけじゃない事業ポートフォリオ改革 ROIC 超入門
    3.8
    ROICとは投下資本利益率のことで、「事業のために投じたお金(投下資本)が企業の儲け(利益)をどのくらい生み出したのか」を効率性の観点から見るための指標です。 ROIC(投下資本利益率) = 利益 ÷ 投下資本 似たような指標にROE(株主資本利益率)やROA(総資産利益率)があります。ROEはバランスシートの右側の株主から調達した資金によって、どのくらい効率的に利益が生み出されているかを測るものであり、株主目線の指標です。一方、ROAは全ての資産でどのくらい効率的に利益が生み出されているかを測る指標で、事業活動に直接関係しない資産も含まれます。ROICはROEやROAと比較すると、少し計算が複雑になりますが、「どのくらい効率的に本業で稼いでいるか」という稼ぐ力をより正確に表すことができます。そこで近年では、ROICを経営の最重要指標として掲げている企業が増えています。 本書は、会計・経理の専門家向けでなく、大手・中堅企業の社員全員(営業・製造・企画・管理・購買…)がROICを理解し、日頃の業務に活用できることを目的とした入門書です。 【目次】 第1章 まずはROICとは何かを理解しよう 第2章 なぜROICが必要なんですか? 第3章 ROICを計算してみよう 第4章 ROICで経営を管理する 第5章 ROIC経営を導入しよう

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  • 2023-2024年版 みんなが欲しかった! FP合格へのはじめの一歩
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 FP合格がみえて、人生も見通せる 本気でやさしいお金の入門書ができました! FP3級の内容を8割以上カバーして、 身近なお金のキホンが身につく本です。 ●特徴 1 専門家のコメントつき FPと税理士より専門家の視点で、どういう場面で押さえておくべき知識かというコメントを入れています 2 お金ノートで自分のお金の整理ができる 巻末には自分のお金の状況を整理できる「お金ノート」をつけました。 キャッシュフロー表や、個人バランスシート、公的年金の記録、源泉徴収票から各金額の計算の検討、相続人と相続分など把握してみましょう。 3 自分の興味のある内容を拾って読める 「マイホームがほしい!住宅ローンが気になるよね」「損害保険ってどんな保険なの?」など、読者の気持ちに寄り添ったタイトルにしているから、自分の気になるところから読めるようになっています。 4 興味がなくても自分が読むべき場所がわかる 「社会人だったら知っておこう」や「財産がある人は必読」など、どういう人が読んでおいたら良い知識かというのを、タイトルにアイコンとしてつけているので、当てはまる! と思う人はぜひ目を通してみてください。 5 FP3級学科試験が解ける 本書の内容をマスターすれば、FP学科試験合格レベル(6割)にはカンタンに到達します。 巻末には、2023年1月FP3級試験の学科問題(抜粋)を掲載していますので、受ける予定のない人も、ぜひ一度、解いてみてください。 知識の定着にも役立ちます。 ●構成 CH01 ウチのお金って大丈夫?-ライフプランニングと資金計画 CH02 死亡、病気、火事…これらに備えて保険に入っとく?-リスクマネジメント CH03 そうだ! お金に働いてもらおう-金融資産運用 CH04 私が納めている税金、どのように計算されるの?-タックスプランニング CH05 マイホームを買う! …とかいうときに必要な知識-不動産 CH06 もしも、自分や親がなくなったら…?-相続、事業承継 ★FP3級学科試験にチャレンジ! ★巻末「お金ノート」 ●改訂点 ・試験情報の更新 ・後期高齢者医療制度 ・育児休業給付 ・各種年金額の更新 ・法人支払いの保険料の経理処理 ・NISA ・住宅ローン控除 ・相続時精算課税制度 ・学科問題の差し替え など 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版のような、「別冊があり、取り外して別冊ごとに使用すること」および「別冊の綴じ針を外し、広げて使用すること」はできません。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 「財務4表」の読み方が面白いほどわかる本
    4.0
    「バランスシート」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の財務3表に、会社法により新設された「株式資本等変動計算書」を加えた4つの書類を「立体的に読みこむ方法」を解説。本書は、できる限り専門的な表現を避け、専門知識をすみずみまで説明することよりも、実際の経営にすぐ役立つように、「計4つの書類をセットで見られるようになる」「全体像を把握する」ことを何より優先。経営者やリーダーにとって、本当に「知りたいこと」「必要なこと」がこれ一冊でわかるようになる!
  • ROEを超える企業価値創造
    4.0
    なぜ日本企業は不当に低く評価されているのか? 「見えない資産」を活かせ! 上場企業(金融除く)のバランスシートには依然として200兆円近い広義の現金(現金+有価証券)が積み上がり、上場企業の1割以上で広義の現金の方が時価総額より大きい。アベノミクス前後で株価もROEもほぼ倍増したが、企業価値の創造は十分ではない。一方、ESG(環境、社会、統治)ブームの中、ROEを忌み嫌う一部の経営者も非財務情報のアピールには熱心であるが、日本企業のPBR(株価純資産倍率)はほぼ1倍で推移しており、非財務資本の価値が付加価値として市場から認識されていない。 その背景には、日本市場の長期的低迷、「資本の価値」の低評価、企業と投資家の認識ギャップ、低いROEとコーポレートガバナンスの問題等があり、歴史的文化的要因も含めてきわめて根が深い。近年アベノミクスのガバナンス改革、「伊藤レポート」などでROEは向上してきたが、いまだ道半ばであり、その質が問われている。皮相的なROE経営ではなく長期的持続的な価値創造に貢献することが重要である。 わが国企業には資本コストやROEが十分に理解されていないのではないだろうか。あるいは当局のリードに盲目的に追従して皮相的なROE経営や横並びの配当政策に陥っていないだろうか。一部の投資家のショートターミズムも悪影響を及ぼしてはいないだろうか。 そして究極的には、企業価値は非財務資本から財務資本に転換されて生成されると考えられるが、いかにしてそれを具現化して資本市場の理解を得ていくのか。潜在的には非財務資本の価値がきわめて高いはずの日本企業が過小評価される事態に陥っている現状を打破し、コーポレートガバナンスや財務リテラシー、ESGとそのIR(説明責任の履行)を改善することで、大きな企業価値の向上が図れるのではないか。ESGが救世主になる可能性があるのではないだろうか。 こうした思いでわれわれ3人はそれぞれ啓蒙活動をしてきたが、本書は3人の長年の日本企業の企業価値向上への思いを伝える集大成と言って良い。 ――「はじめに」より抜粋
  • 宇宙を感じて仕事をしよう
    3.8
    「奪い合い」の時代から、「分かち合い」の時代へと、いま大きな変化のうねりの中にいる。これから私たちはどんな生き方・働き方をしたらよいのか? まず働いているあなたが幸せになることだ、と著者はいう。なぜなら、いまお客さまが求めているのは、喜びや感動、幸せといった、より本質的な価値だからだ。これまで価値を生みださずに「他者から奪う」ことで利益を上げてきた企業は、これから淘汰されていく。本質的な価値を創造し続けることがビジネス成功の鍵であり、条件である。「人を幸せにする会社」を自らのミッションに掲げる異色の公認会計士が、「幸せに生き、働く」ために何をすべきか? をじっくりと語り尽くした! 【目次より】 第1章 働くとは、幸せを創造すること 第2章 三つの軸を広げると、生き方が変わる 第3章 手ばなせば、もっと楽に生きられる 第4章 幸せをもたらす人生のバランスシート 第5章 つながりを取り戻すために 第6章 天命を知り、生かされて生きる
  • 男と女のバランスシート 1巻
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    川島運輸にOLとして働く緑川ハコ、同じ会社にエリート社員として働く野々村健二。結婚を間近に控え幸せに過ごしていた二人だが「君との結婚は白紙に戻してほしい…」この一言をきっかけにハコの生き方が大きく変わっていく……。
  • 会社の状態がひとめでわかる! バランスシートは箱型で読みなさい EXCELテンプレート付
    4.0
    貸借対照表(バランスシート)は、 6つの「箱」 ・現金預金 ・その他の流動資産 ・固定資産 ・流動負債 ・固定負債 ・純資産 に数字を当てはめ、各期で比較すれば、 細かい数字が読めなくても会社の現状・課題・将来性を瞬時に理解できる。 公認会計士が箱型バランスシートの読み方を紹介。 決算書は大きく「損益計算書」と「賃借対照表」の2種類に分けられます。 損益計算書は、売上高から費用を差し引いて、 会社が1年間に稼いだ利益を計算するのもです。 一方、賃借対照表は、会社の抱える資産や負債を一覧表にしたものです。 損益計算書は、とくに知識のない人でも読むことができるでしょう。 しかし、賃借対照表となると、読める人の方が少なくなってしまいます。 驚くことに、事業を行っている経営者でも損益計算書は読めるけれど、 賃借対照表は読めないという人が多いのです。 なぜでしょうか? それは賃借対照表が非常にわかりにくいからです。 賃借対照表こそが会社にとって最も大事な『お金』に関する情報を示しており、 その会社が本当に儲かっている会社なのか、 成長している優良企業なのか明確に示す決算書であるからです。 本書で紹介する『箱型バランスシート』を使えば、 あらゆる賃借対照表は6つのパターンに集約されていることがわかります。 6つのパターンを理解すれば、 3秒でその会社がどんな会社なのかが分かるようになります。 本書では、6つのパターンにあてはまる会社がどのような会社であるかを解説したうえで、 箱形バランスシートによる実際の企業の分析例を紹介していきます。 株式投資や経営改善等に最適! データを入力するだけで、箱型バランスシートが完成するEXCELテンプレート付 (要ダウンロード)。 ■目次 第1章 会社はお金がすべて 第2章 貸借対照表とは何か 第3章 箱型バランスシート6つのタイプ 第4章 経営分析指標によるバランスシートの分類 第5章 実際の企業を箱型バランスシートで見てみよう ※本書は2016年に刊行された『3秒でバランスシートが読める本』の新装版です。 ■著者 中村儀一(なかむら・ぎいち) 公認会計士・税理士。 企業管理会計・組織開発コンサルタント。 大手監査法人、外資系アカウンティングファーム、国内監査法人系・外資系コンサルティングファームにて 30余年に渡って監査及びコンサルティング業務を行い、売上高1兆円を超える上場大企業から数億~数千万円の 中小・零細企業まで様々な業種・業態・規模の企業の経営と管理の実情に触れる経験を積む。 その中で、今後の日本企業は損益計算書中心の経営管理から、 バランスシートとキャッシュフロー重視の経営管理に変えていく必要性を痛感。 その妨げとなっている、複雑になり過ぎた会計を、誰もが分かりやすく使いやすいものにするべく、 「箱型バランスシート解読法」を考案し、講演・セミナーを行っている。
  • ガラスの天井を破る戦略人事――なぜジェンダー・ギャップは根強いのか、克服のための3つの視点
    5.0
    知らぬ間に「母親ペナルティ」「父親ボーナス」を与えていませんか? 数百人のインタビューに基づく生の声から浮かび上がる女性たちの困難。ジェンダー差による職場経験の違い…… 「女性は、組織の壁にぶつかると、自分の実力不足のせいだと誤解することがあまりに多い。(中略)男性たちも、同じ組織の女性たちが男性とは非常に異なる環境で奮闘していることに気がつかず、男女の賃金格差や地位の格差は実力を反映しているのであって、構造的な問題ではないと誤解しがちだ」(「はじめに」より) 膨大な研究結果と事例から、ハーバード大教授らが実践的な処方箋を提示する。 人的資本経営、ESG経営のための1冊。 【本書の特徴】 ●心理学・経済学・社会学など多様な学問の知見を活かし、なぜジェンダー・ギャップが根強いのかを、納得感高く説明。それを踏まえ、処方箋も提示する実践的内容。 ●300人近くのインタビュー調査に基づく。客観的な学問的知見だけではなく、当事者のリアルな声を通して課題を認識することができる。 [構成] はじめに なぜ女性経営者は少ないのか 第1部 エリート女性がぶつかる無数のハードル 1 裏切られる「ガールパワー」――就職から中間管理職まで 2 女性エグゼクティブの誕生――厳しい競争を勝ち抜く秘訣 3 最高峰に立つ女性たち――取締役を目指せ 第2部 ジェンダー平等のために企業ができること 4 未活用の秘密兵器――男性アライのパワー 5 企業に贈る処方箋――ガラスの天井を取り除く組織的なアプローチ 6 変化を阻む中間管理職――インクルーシブなマネジャーになるための手引き 結論 ブレークスルーのときがきた エピローグ ジェンダー・バランスシート――ハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディ
  • 銀行員 大失職
    3.8
    ◆銀行員の質の低下、銀行自体の自壊も始まる 銀行と金融マンの質の低下が止まらない! 金融の最新情報は聞きかじり、本部が薦める金融商品をマニュアル通りに売りつけるばかりで、顧客側のニーズには応えられない。バランスシートも読めなければ、地域情報も自分の足で稼いでいないから、融資のための案件組成など望むべくもない。対人折衝の機会も少ないため、コミュニケーション能力も失われている。それでも銀行員は一生安泰。行内での出世競争に敗れても、取引先が拾ってくれる? いや、そんな時代は完全に過ぎ去ろうとしている。 ◆AIでほとんどの業務が代替可能に AI活用で現場から人がいなくなるのは製造業だけの話ではない。すでに、AI搭載ロボットによる投資アドバイスが導入され、近い将来、窓口業務全般にも活用される。そこに蓄積された情報で、さらにAIは進化していく。そのうえ融資や案件組成のための企業分析におけるAI活用も始まれば、多くの銀行員・金融マンは当然、お払い箱になる。 さらに最近は、企業の銀行からの人材受け入れが極端に減少。まさに大失職時代の幕開けである。 ◆銀行大淘汰の時代に銀行と金融マンは何をすべきか? 本書は、実務はもとより銀行のウラ事情にも通じ、銀行員の質の低下を憂え続けてきた筆者ならではの視点で、AI時代の銀行のあり方を切り取るもの。IT化、ブロックチェーンなどネット社会の進展で銀行そのものの存在意義が問われるなか、相変わらずの横並び経営を続ける銀行と、そのなかで自己変革のできない金融マンたちが直面している課題を解説するとともに、一般読者も金融(銀行)の最前線で起こっている変化がわかりやすく理解できる。
  • クイズを解いたら財務3表が読めるようになった!16歳からの決算書入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「セブン&アイ・ホールディングスとイオンの決算書の見分け方」など、本書はクイズ形式の問題を解きながら、決算書や会計の知識が身につくことを目指します。ベストセラーを多数出している人気の現役公認会計士が問題を制作します。同業他社のB/S(バランスシート)を比較してその会社がわかると、M&A(企業買収)などのビジネスや投資などに非常に役立つこと請け合いです。読み終えるころには自然と会計の苦手意識が消えるかもしれません!
  • 賢明なる投資家【財務諸表編】
    完結
    3.0
    ベア・マーケットでの最強かつ基本的な手引き書であり、「賢明なる投資家」になるための必読書! ブル・マーケットでも、ベア・マーケットでも、儲かる株は財務諸表を見れば分かる!  1937年に初めて出版されたこの小著は、伝説的な投資家であるベンジャミン・グレアムが著した企業の財務報告書分析に関する永遠の手引き書であり、今日まで熱狂的な支持を勝ち得てきた。この『賢明なる投資家【財務諸表編】』の1937年版は長らく絶版になっていたが、今日の多くの投資家にとってはこれまで以上に貴重なものである。不朽の初版本を忠実に復刻したこの小著では、巨匠のオリジナルな原文がそのまま再現されている。そして、当世の伝説的な相場師のひとりであるマイケル・F・プライスが、グレアム(グラハム)のこの小著の不滅の価値をたたえる序文を添えている。  ベンジャミン・グレアムは20世紀で最も偉大な投資界の思想家と呼ばれている。投資家の師匠として、株式分析の先駆者として、そして多くのスーパースター投資家の指導者として、グレアムの右にでる者はいない。 座右の書ともいうべきグレアムのこの小著は、財務諸表を解釈・理解するときの永遠の手引き書である。長らく絶版になっていたが、グレアムのほかの傑作である『賢明なる投資家』や『証券分析』と並んでようやく日の目を見ることができた。おカネにも代え難いこれら3冊の貴重な著書は、グレアムの思想とそのバリュー投資を理解するためのカギとなるものである。  この小著に盛り込まれたグレアムのアドバイスは、60年前と同様に今日でも生き続けており、また多くの先見力に満ちている。グレアムは「まえがき」で次のように述べている。「もし投資家の皆さまがその企業の現在の財務状態と過去の業績について正確な情報を得ることができれば、その企業の将来の可能性を判断するうえで万全の備えができたといえるだろう。これこそが証券分析の本来の役割と価値なのである」  グレアムの最高傑作である『証券分析』のちょうど3年後に書かれた本書は、わずか数ページを読み進むだけでもバリュー投資に関する巨匠の思想の心髄に触れることができる。読者の皆さんはこの小著を通じて、企業のバランスシート(貸借対照表)と損益計算書の分析法を習得し、その財務状態と業績の記録について深く理解することができるだろう。グレアムはこのなかで、あらゆる企業の財務的な健全さと経営的な安定さを判断するうえで、読者のだれもが応用できる簡単なモノサシを紹介している。 著者紹介 ○ベンジャミン・グレアム(BenjaminGraham)  バリュー投資の父であるベンジャミン・グレアムは、おそらくあらゆる時代を超えて投資界に最も大きな影響力を及ぼした人物である。
  • 現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門
    4.5
    1巻3,960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、学部上級から大学院初級レベルの読者を対象として、現在のマクロ経済学を考えるうえで不可欠なモデルである動学的一般均衡モデルを解説したマクロ経済学のテキストである。NewIS-LMモデルを含む、いくつかの有益な動学的一般均衡モデルの簡略化したバージョンを再構築・紹介することで、学部レベルのテキストで紹介されるマクロ・モデルと一流学術誌等にみられる「複雑な」マクロ・モデルとの橋渡しをすることを意図している。 また、本書は現代のマクロ経済学のモデルから、現実の経済にどのような政策的含意が与えられるのかを紹介している。具体的には「失われた10年」をめぐる3つの論点、(i)貸し渋り、バランスシート問題、(ii)産業構造調整問題、財政政策、(iii)インフレ目標、金融政策について、関連する理論モデルとそこから得られる知見を紹介している。
  • 公会計が自治体を変える!-バランスシートで健康チェック
    -
    1巻1,386円 (税込)
    総務省新公会計作業部会の自治体代表委員が、全国の自治体に要請される新公会計実務のポイントをわかりやすく解説。「固定資産台帳の整備」と「複式簿記」を先進自治体の具体例に基づき解説。

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  • これでわかった!バランス・シート 「一番大切な決算書」の本質を「残増減残」でつかむ
    3.0
    いくつかある決算書の中でも、最も重要なのが「バランス・シート」(貸借対照表)である。本書はそのバランス・シートを、「伝説の経理マン」が実務家ならではの視点で読み解く一冊。「常識」と「カネコ式」の双方を併記して解説するユニークな構成なので、基本をしっかりと理解しながら、「左右がバランスするからバランス・シートではない」「損益計算書はバランス・シートに含まれてしまっている」といった著者独自の視点も身に付けることができる。また、「残増減残」によるユニークな簿記の手法も紹介。初心者にもベテランにも読んでほしい、バランス・シート解説本の決定版!

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  • これでわかった!連結決算 「会計の達人」が教える入門の入門
    -
    「連結決算書」と聞くと、「難しそう」「ややこしそう」というイメージを持たないだろうか?  しかし、企業のグループ化が進む中で、その実力や体力を知る確かな手がかりは「連結決算書」にある!本書は、「経理・財務」一筋38年という伝説の会計マン・金児昭氏が、連結決算書の見方・作り方を「世界一やさしく」解説したものである。「連結決算とは何か?」にはじまり、「連結キャッシュフロー計算書」「連結バランスシート」等の読み解き方まで、“ここだけは押さえたい”というポイントについて、わかりやすさにこだわって紹介。図表をふんだんに入れ、親しみやすい動物のキャラクターがナビゲートしているので、あなたの理解が進むこと請合いである。「これほどわかりやすい連結決算本は他にない!」と著者自身も太鼓判を押したほど。経営者だけでなく、すべてのビジネスパーソンに読んでほしい一冊である。

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  • 「最高の自分」をつくる秘訣
    -
    好きなことをとことん窮め、自分の流儀を確立してきた当代随一の知識人である渡部昇一。人間としても、日本人としても、楽しく魅力ある彼の生き方とは、いったいどのようなものなのか。スマイルズの『自助論』を読み、幸田露伴を読み、本多静六を読み、自らの人生の指針を本から見出し、成功をおさめてきた著者。その豊富な体験をもとに、人生に対して何らかのヒントを求める人に役立つ人生論や処世の本を数多く世に送り出してきた。本書では、彼のベストセラーから名言・至言を拾い集め、成功するための法則と知的生活を愉しむ秘訣を導き出していく。 【目次より】●成功するための指針 ●人生のバランスシート ●世の中の姿かたち ●知的生活の作法 ●自己実現への道すじ ●仕事を楽しむコツ ●日本人と大和民族 愉しんで努力する人が成功する! 私たちの人生をいっそう豊かにして、知的に生きていくための珠玉の言葉を集めた一冊である。
  • 財政破綻に備える 今なすべきこと
    -
    1000兆円を超える財政赤字、すでに1945年の敗戦時を上回っている日銀のバランスシートに占める国債の割合、 そして円安による輸入物価の上昇……。 財政破綻や円暴落のリスクは、もはや回避不可能ではないかと思われるぐらい高まっている。 万一現実化した場合に、その被害者となり苦しみを味わうのは国民だ。 安倍総理は責任を取って首相を辞めるだけで、被害は補償してくれない。 本書はアベノミクスが生むリスクとコストについて警鐘を鳴らすとともに、 危機への備えとしての地域社会自立の重要性を論じ、 物質的な豊かさのみの追求から脱し「足るを知る」新しい価値観を築くことを提唱する。
  • 財政破綻の嘘を暴く
    4.0
    財政の実体を、政府と日銀を一体と捉える連結バランスシートでみれば、“日本の財政は火の車”“消費増税はまったなし”がまったくのウソだと気づくはずだ。財務省や大マスコミの喧伝にだまされるな!
  • 財務3表がスラスラ理解できて英語力も身につく本
    2.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 財務3表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の意味、関係性、具体的な企業での会計の流れを丁寧に解説。 会計は素人、という人でもやさしく読み進められて自然と財務会計の知識が身につく。さらに英語文との日本語対訳で英語力まで!ビジネスマン必携の1冊。 【目次】 <序文> <はじめに> 第1章 財務3表の構造を理解する  (1) なぜ短時間で財務会計(Financial accounting)が理解できるのか  (2) そもそも財務諸表(Financial statements)は何を表しているのか  (3) 損益計算書(Income statement)の構造と目的  (4) 貸借対照表(Balance sheet)の構造と目的  <コラム> なぜバランスシートと言うのか  (5) 貸借対照表(Balance sheet)を図にするといろんなことが見えてくる  (6) 複式簿記(Double-entry bookkeeping)とは何か  (7) キャッシュフロー計算書(Cash flow statement)の構造と2つの作成法 第2章 財務3表を一体にして会計の仕組みを理解する  (1) 財務3表の5つの「つながり」  (2) 資本金8千ドルで会社設立  (3) 社債(10千ドル)を発行してさらにお金を集める  (4) 事務用品(総額1千ドル)を現金で購入  (5) 冷凍庫(12千ドル)を現金で購入  (6) 日本食材を現金5千ドルで仕入れ  (7) 日本食材を現金10千ドルで販売  <コラム> 仕入れたときに在庫として計上する会計処理  (8) 短期借入金20千ドルの借入実行  (9) 日本食材30千ドルを買掛で仕入れ  (10) 日本食材60千ドルを売掛で販売  (11) 買掛金30千ドルの支払い  <コラム> 勘定合って銭足らず  (12) 売掛金60千ドルのうち40千ドルを回収  (13) 給料7千ドルの支払い  (14) 短期借入金20千ドルの返済と利息1千ドルの支払い  (15) 在庫5千ドルを計上  (16) 減価償却費2千ドルを計上  (17) 税金9千ドルを計上  (18) 配当金4千ドルの支払い <おわりに> 【著者情報】 國貞克則(くにさだ・かつのり) 1961年岡山県生まれ。東北大学機械工学科卒業後、神戸製鋼所入社。海外プラント建設事業部、人事部、企画部、海外事業部を経て、1996年米国クレアモント大学ピーター・ドラッカー経営大学院でMBA取得。2001年ボナ・ヴィータ コーポレーションを設立。中小企業の経営支援や大手企業の管理職教育が得意分野。著書に「財務3表一体理解法」(朝日新書)、「究極のドラッカー」(角川新書)、「The Trilateral Approach: Financial Statements for Non-Accounting People」(ボナ・ヴィータ コーポレーション)、訳書に「財務マネジメントの基本と原則」(東洋経済新報社)などがある。
  • 財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない
    3.7
    なぜ「日本は崩壊する」と言い続けるのか? 財務省の事務次官が「このままでは国家財政は破綻する」という論考を某雑誌に寄稿した。「バラマキ合戦のような政策論を聞いていて、黙っているわけにはいかない」という彼の主張には賛否両論の議論がある。 この論考に対して、筆者は、「会計学でゼロ点、金融工学でもゼロ点」と切って捨てる。 なぜ財務省は、「日本経済が破綻する」と言い続けるのか? なぜ「緊縮財政」「増税」を言い続けるのか? データを重視した数量理論を展開する髙橋洋一氏が、得意の理詰めの論法で財務省の主張を論破する! 【内容】 歪められた「統合政府バランスシート」/コロナの混乱に乗じた増税論/緊縮財政は、国民生活を悪化させる/ レベニュー・ニュートラルではない炭素税はおかしい/MMTとリフレ派の混同/「プライマリーバランス黒字化」の大ウソ/労働者のためではない「賃上げ促進税制」と「金融所得課税強化」/消費増税は経済にマイナスを及ぼす/高齢化で上昇する「国民負担率」は歳入庁で解決/ベールに包まれた財務省の内部構造/財務省とつながりの深い岸田政権/財務省に餌付けされるマスコミ/年金破綻の可能性が極めて低い理由・・・・・・等々 【もくじ】 序 章 矢野論文の評価はゼロ点 第1章 岸田政権下でのZの暗躍 第2章 ケチでがめつい天下り集団 第3章 省益を優先する功罪 第4章 財政破綻を煽る手口 第5章 Zを解体する方法
  • 財務省が日本を滅ぼす
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    このままでは中国の属国となってしまう! 「国の借金は1000兆円を超える。日本人1人あたり800万円以上の借金を背負っている計算になる。子や孫の世代にツケを残さないためにも消費増税は不可欠だ」――新聞やテレビでもさんざん流されるから、このようなロジックを耳にしたことはあるだろう。でも、全部デタラメだ。そもそも、バランスシートの負債の部だけを取りあげて1000兆円の借金とは会計上でも間違っている。  政府資産は672兆円もあるし、そもそも負債の部にある「公債」「短期証券」のうち500兆円は政府の子会社である日本銀行の持ち分だ。連結決算すればチャラだし、そもそも現在、日銀の黒田東彦総裁は財務官時代に日本の格付けをボツアナ以下にした海外格付け会社に「日米などの先進国の自国通貨立て国債のデフォルトは考えられない」と抗議していたくらいだ。  それなのに、国内に向けては「財政破綻論」をまき散らす。黒幕は財務省だ。国際機関(財務省OBの天下り先)を使って「増税せよ」と外圧をかけてくる。そして、緊縮財政を実行して、日本国を小国化させようとする。国益よりも省益が大事なのだ。このままでは「亡国」に至ること必至だ。
  • 「財務諸表」の読み方・活かし方
    -
    会社経営を数字で正しく評価するため、定期的に作成される「財務諸表」(決算書)には、主要なものが3つある。貸借対照表(バランスシート)は財産の状態を表わし、損益計算書は経営の成績を表わし、キャッシュフロー計算書は会社のキャッシュ(現金など)の流れと在り高を表わしている。数字嫌いの人は敬遠しがちだが、会社の現状を正しく理解し、仕事の改善ポイントを見出す上では欠かせない。本書は、世界トップクラスの高機能素材メーカーである信越化学工業(株)で、経理・財務一筋38年のプロ会計マンである著者が、「高校生でもわかるように」財務諸表をやさしく解説した一冊。わかりやすさのみならず、実務経験を踏まえた独自の「読み方・活かし方」が随所に示され、実際の仕事に役立つアドバイスが満載されている。月次決算や連結財務諸表に関する解説もあり、一歩踏み込んだ知識を得たい人にもおすすめ。

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  • シナリオ分析 異次元緩和脱出 出口戦略のシミュレーション
    -
    2018年3月に任期を迎える黒田日銀総裁。出口戦略がどうなるかを国民が注視しているが、日銀には出口を困難化する「3つの不都合な真実」があり、永遠の超金融緩和を余儀なくされるリスクも存在する。 ここでいう「3つの不都合な真実」とは、(1)日銀の出口は米国が利下げになるまでの限られた猶予期間しかないこと、(2)日銀は金利ターゲットに転換することで長期の緩和維持を可能としたが、その反面で日銀自身の力による追加緩和は事実上困難であり、緩和の成否は米国経済状況次第であること、(3)マイナス金利とイールドカーブ・コントロールで市場に麻酔をかけているために日銀と市場の対話は困難であり、さらに麻酔は劇薬であるだけに金融システムに副作用が大きいこと、である。金融緩和を長期化すれば、出口における日銀の追加コスト負担も不可避だ。 本書は、日銀を中心にしつつ、政府・金融機関を含めた三位一体構造の視点から出口戦略を展望。出口戦略に関する様々なスキームを提示する。政策論のみならず、日銀のバランスシートの毀損、民間金融機関へのインパクトなど独自分析も交えて、金融政策の進むべき道を明らかにするので、金融実務家にとっても有意義な情報が得られる。
  • 社員参謀!--人と組織をつくる実践ストーリー
    3.0
    複数の実在人物をモデルにした新しい組織開発のリーダーシップ物語。大手グローバル企業の事業部長・姿晋介は、本社役員への就任を目前に、グループのM&A戦略で2社が経営統合した子会社DJ社への出向を命じられる。会社から晋介に与えられたミッションは、DJ社の取締役 組織開発担当。出向先のDJ社で、晋介を待ち構えるのは、宿命のライバルである、社長の檜垣真吾。 「これで会社人生も終わった」――失意のどん底に落ちた晋介は、ある言葉をきっかけにこの出向の解釈を自分で変え始める。この会社を何とかしたい! これから新しい組織開発を起こし、どのようにDJ社を蘇らせるのか? 合理主義者の社長に働きかけ、役員を巻き込みながら、晋介は、組織・人の軋轢を乗り越え、1人、2人と同志を増やしていく。彼の心を支えたのは“草の根リーダーシップ”だった。 バランスシートには表れない組織文化という課題とどう向き合うか?  ストーリーとポイント解説を組み合わせ、新しい組織開発の実践を説く、新たなリーダーシップの実践物語。
  • 〔新版〕経営分析の基本がハッキリわかる本
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際会計、キャッシュフロー時代に必須! ●バランスシート、損益計算書、キャッシュフロー計算書の読み方は? ●連結決算書の構造とは? ●損益分岐点(BEP)のしくみは? ●変動費、固定費、限界利益の関係は? ほか、これさえわかれば、会社数字がぐんぐん見えてくる!
  • 新・読み解き三国志
    -
    小説、マンガ、ゲームと絶大な人気を誇る「三国志」。本書は、一般に知られている“演義"の世界観を踏まえつつ、“正史"に基づいて、時代背景、人間関係の真実に踏み込んでいる。特に重視したのは戦争の記述。合戦の配置図などをまじえ、難解な史実を著者の見解も合わせてわかりやすく解説。初心者からマニアまで楽しめる1冊。 第一章 三国志の前史と社会背景  『三国志』の『正史』と『演義』はどう違うのか  後漢王朝はなぜ衰退したのか  清流派と濁流派って何?  民衆の蜂起が三国志のはじまり 第二章 群雄の政略と軍略  董卓の奪権はなぜ可能だったのか  董卓と呂布の因縁と結末  袁紹はなぜ群雄の旗手になれなかったのか  曹操はほんとうに乱世における姦雄なのか  曹操台頭の秘訣とは一体どんなものだったのか  曹操はなぜブレーンと武将に恵まれたのか  関羽・張飛はなぜ劉備に心酔したのか  劉備ははたして凡将か名将か  呂布は三国志随一のトリックスター  孫堅・孫策の強さと弱点とは? 第三章 三国志を彩る戦争Ⅰ  汜水関の戦い  兗州争奪戦  宛城攻防戦  下邳の戦い  官渡の戦い  長坂坡の戦い  赤壁の戦い 第四章 諸葛孔明の登場と戦い  諸葛孔明と劉備の「三顧の礼」、本当はどうだったのか  「天下三分の計」の非凡と弱点  荊州争奪戦で得をしたのは誰か  周瑜の知られざる「天下二分の計」  周瑜の死にまつわる謎とはどんなものか  劉備入蜀のバランスシート  馬超にみる西涼軍閥の実態  関羽はなぜ非業の死を遂げたのか  曹操はなぜ帝位に就かなかったのか  関羽・張飛の死で劉備はキレたのか  「五虎将軍」とは誰のことをさすのか  諸葛孔明の北伐は無謀だったのか  孔明の好敵手司馬懿とはどんな人物だったか  三国に仕えて繁栄した諸葛一族 第五章 三国志を彩る戦争Ⅱ  巴蜀攻略戦  合肥の戦い  定軍山の戦い  樊城の戦い  夷陵の戦い  蜀漢軍の南征  第一次北伐  第二次北伐  第三次北伐  第四次北伐  第五次北伐  蜀平定戦 第六章 三国志きらめく軍師列伝  荀彧  賈詡  程昱  魯粛  陸遜  龐統 最終章 三国鼎立の最終勝利者は誰か  その後の三国の動向  司馬懿の活躍と卑弥呼  司馬懿と曹爽の対決  三国鼎立の終焉 ●桐野作人(きりの・さくじん) 1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  • 実践 ディープバリュー投資 専門知識不要でできる企業分析
    -
    「日本市場はディープバリュー銘柄の宝庫!」 世界のバリュー投資家の合言葉は「ネットネット銘柄は日本株で探せ!」 バランスシートを見よ! 企業の専門的知識を必要としないディープバリュー投資!  本書は、ディープバリュー投資の秘訣を余すところなく明らかにしている。長きにわたる卓越したトラックレコードを持つ投資家が執筆した本書は、だれよりも先に、高い潜在力を持った割安株を見いだすための一部始終を初めて公開している。  ディープバリュー投資とは、長期にわたって桁外れのリターンをもたらす真の割安銘柄を見いだすことである。それは、たとえ明日廃業したとしても、十分に割安であるため、その資産だけでも利益が出るような企業である。だが、事態が好転すれば、そのリターンは何倍もの大きなものとなる。  それらは、『賢明なる投資家』(パンローリング)の著者であるベンジャミン・グレアムお気に入りの銘柄群でもある。グレアムが記した古典と、時に「割安株」「ネット・ネット」と呼ばれる優れたバリュー株を見いだしてきた彼の長い実績に触発されたイェルン・ボスは次のことを明らかにしている。 ・公開された情報だけを用いて、そのような銘柄を見つけだし、泥から金を濾過する方法 ・実際に行われた20件以上のディープバリュー投資に際して、彼が行った分析・買い・観察、そして売りにまつわるすべて ・ディープバリュー投資の背後にある完全なる哲学と実践における戦略のすべて ・過ちの原因とその可能性を最小化する方法  ディープバリュー投資は、市場に対するほかのいかなるアプローチよりも優れたトラックレコードを残している。それでいて、企業に関する詳細かつ専門的な知識を必要とせず、また利益や時に非現実的なものとなる将来予測に固執することもない。  すべては貸借対照表(バランスシート)と忍耐力の問題なのだ。時間や手数料を無駄にすることなく、株式市場から目を見張るようなリターンを手にしたいと思う読者には、パーフェクトな投資手法を習得する絶好の機会となるだろう。
  • 数字で話せ!「世界標準」のニュースの読み方
    5.0
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【「数字に弱い」では、すまされない。「世界標準」の正しい判断がなければ、生きてはいけない時代】 〈本書の内容〉 「数字に弱い」では、すまされない!! 日本復興のカギは“数量的な思考方法” ■戦争のリスクは「有効な同盟関係を結ぶこと」で40%、 「相対的な軍事力が一定割合増すこと」で36%、 「民主主義の程度が一定割合増すこと」で33%減る。 ⇒ 安全保障は確率で考える。  ■厚労省発表によれば、日本の人口は2070年には3割減の約8700万人。 これがGDP成長率にもたらす影響は最大で0.7%。 ⇒ 人口の増減と一人あたりGDPの増減はほとんど関係がない。 ■香港に上場している「中国・恒大集団」の2022年末のバランスシートでは、 資産:36兆円、負債:48兆円で、12兆円の債務超過。  ⇒ すでに死亡認定が出ていた。 国際標準とは、世界の常識、ということです。 そして、日本における多くの言論、つまり一部の学者を含む評論家やジャーナリストの言説、特に新聞やテレビなどのマスメディアが世間に送り込む情報や分析、コメンテーターなる人たちの意見は、明らかに世界の常識から逸脱しています。 日本にますます必要になるのは、国際標準を押さえた上での国内問題への取組みと対外的問題への取組み、そして国民の、それを正しく数量的に評価するセンスであるといえます。 とくに、ロシアによるウクライナ侵攻があって以来、世界は大きく変わりました。 暮らしの安寧に関わる身近な問題が勃発している今、世界では何が起こっているのか。そして世界は、これからどうなるのか。 個々の人間が、それらをしっかり理解しなければいけない時代になったのです。 そうした正しい判断がなければ、生きてはいけない時代です。 では、正しい判断をするためには、どうすればいいか──。 「世界が標準としている考え方と常識を知ること」、そして「数字を読んで考え、数字で話す力」が、今後ますます重要になるといえるでしょう。 本書の内容は、経済、安全保障、国際社会、AI、行政と多岐にわたりますが、世界が常識とする考え方のキーポイント、基礎的な思考方法を明らかにしていきます。 〈プロフィール〉 高橋洋一(たかはし よういち) 1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。数量政策学者。嘉悦大学大学院ビジネス創造研究学科教授、株式会社政策工房代表取締役会長。1980年大蔵省(現・財務省)に入省、大蔵省理財局資金第一課資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「ふるさと納税」「ねんきん定期便」などの政策を提案したほか、「霞が関埋蔵金」を公表。2008年に退官し、『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞、その後も多くのベストセラーを執筆。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めたが、2021年5月に辞任。現在は、YouTube「高橋洋一チャンネル」を配信しており、チャンネル登録者数は100万人を超えている(2023年10月現在)。

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  • 「正義の味方」の嘘八百 昭和史のバランスシート
    -
    第二次石油ショックを経て、経済効率において世界のトップに進み出た瞬間から、我が国は指標とすべき「先進国モデル」のない、海図のない時代へと突入した。これは構造的また心性的に、劇的な地殻変動である。この時期に当って日本歴史を見直し、日本人の智恵と活力を再発見し、現代の日本人として生きていく目安、勘所を模索して出した答案が本書である。
  • 聖子のシンデレラ・ロード~“育ての親”が明かす素顔・歌・結婚~
    -
    著者・相澤社長さんのこと──社長さんは、デビュー前からずっと私を見ててくださった人です。だから、私のふだんの姿、全部ごぞんじ。この本を読んで、よーくわかりました。社長さんは、こんなに心配してくださってたんだって──感激しました。私が、憧れだった歌手になって、たくさんの人が応援してくださるようになったのも、社長さんやおおぜいのスタッフのおかげです。(歌手 松田聖子)(『松田聖子のバランスシート』改題)
  • 「世界の大富豪」成功の法則
    3.0
    彼らが大金持ちになるには「理由」があった! 世界の大富豪に君臨するITの王者ビル・ゲイツ、 メキシコの通信王カルロス・スリム、投資の神様ウォーレン・バフェットは言うに及ばず、 伝説の大富豪、ロイヤルファミリー、IT成金たちの先見性、直観力、決断力、独創性……、 その「成功の方程式」を明らかにする。 【著者紹介】 城島明彦(じょうじま・あきひこ) 作家・ジャーナリスト 1946年三重県生まれ。早稲田大学政経学部卒。東宝(映画助監督)を経て転職したソニー勤務時代(宣伝部門・広告部門)に書いた 短編小説「けせらんぱさらん」で文芸春秋の「オール讀物新人賞」(第62回)受賞。“ソニー初の文芸賞受賞者”となり、著述業に転身。 著書に『吉田松陰「留魂録」』『広報がダメだから社長が謝罪会見をする!』『ソニーを踏み台にした男たち』『恐怖がたり42夜』など、小説・ノンフィクションの著書多数。近著に現代語訳『養生訓』がある。 【目次より】 第1章◆世界長者「ピラミッドの頂点を極める成功方程式」 第2章◆伝説の大富豪たちの「人を出し抜く一攫千金の法則」 第3章◆華麗でリッチなロイヤルファミリーのバランスシート 第4章◆IT成金になる「チャンス鷲掴みの原理原則」 第5章◆ウーマン・ビリオネア&ファミリー「遺産相続の鉄則」 第6章◆躍進著しいアジア圏の「成り上がり必勝法」
  • ゼロから始める! すぐに役立つ! 英語の決算書の読み方
    4.5
    グローバル化時代に仕事をする上で身につけておきたい、「財務分析」の基礎、関連する「英語」を同時に学びます。主な対象読者は会計の知識を持たない人。英語の決算書の読み方について初学者がおさえるべき、かつビジネスですぐに役立つポイントを学習していきます。 【本書の3つの特長】 1)“Income Statement(損益計算書)”“Balance Sheet(バランスシート)”を中心に、英語の決算書の基本的な読み方がわかるようになります。 2)初学者でも理解しやすいように図解を多用しました。決算書の構造、財務分析の方法を理解するときなどに威力を発揮します。 3)仕事ですぐに役立つ知識を得られます。第1章、第2章、第3章では「学んだことを明日の会社で生かすためのヒント」というコラムを設け、その方法を伝授しています。 【著者プロフィール】 建宮 努: 博士(総合社会文化)、中小企業診断士、BATIC(国際会計検定)コントローラーレベル。1966年生まれ。出版社、大手通信教育会社、ベンチャー企業役員などを経て、現在は第一工業大学准教授(経営学)。『経営学が教えてくれる 勝てるキャリアプランニング』『USCPA集中講義 財務会計』『ゼロからはじめる英文会計入門』『マンガで学ぶ会計学スタートアップ』(いずれも中央経済社)など著書多数。国際会計を分かりやすく理解させる講義に定評がある。
  • 増税亡者を名指しで糺す!
    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    IMFは2018年10月、主要各国政府のバランスシートを分析する報告書を公表した。同報告書によれば、日本の財政状況は、負債と資産とを差し引きした「純資産」がほぼプラスマイナスゼロだった。つまり、「日本は財政危機」というのはフェイクニュースだったのだ! そんな矢先、10月14日に『読売新聞』が他紙に先駆けて、「安倍首相は、消費税率を来年10月1日に現行の8%から10%へ予定通り引き上げる方針を固めた」と報じた。この背景には、米中貿易戦争長期化による世界経済の悪化を含め、増税見直しの気運が高まる前に税率アップを確定させたい財務省の動きがあったのではないか。 財務省は、なぜそれほど増税したいのか? 安倍総理と菅官房長官以外の与党政治家はなぜ押し並べて増税派なのか? テレビ、新聞などで解説する文化人、はたまた財界人までもが消費増税を推進するのはどうしてなのか? 仕組まれた「増税包囲網」のカラクリを明らかにするとともに、財務省の走狗であるかのような増税亡者たちを名指しで糺す!
  • だから、部下がついてこない!
    3.7
    「部下を動かそうなんて大間違い!」 部下を引きつけ、よい影響を与える、「魅力的な上司」になるための新常識が満載! 「目的と目標の違いをきちんと説明する」 「チャレンジしないことが最大のリスク」 「できる上司は仕事をしない」 →最高の上司になれる! 「部下の相談には乗るな」 「部下を平等に扱うな」 「褒めると叱るはバランスシート」 →部下と最高の関係が築ける! 「部下に叱られて組織は強くなる」 「情報にフィルターをかけるな」 「組織を変えたければまず自分が変われ」 →最高の組織のつくり方が学べる! 24歳のときから上司として数多くの成功・失敗を経験してきた著者ならではの、最高に実践的なマネジメント・ノウハウ。
  • 小さな会社の資金調達の方法
    -
    銀行による貸し渋り、貸し剥がしが起きている中で、資金調達に苦労する中小企業経営者向けに、銀行などの金融機関に頼らない資金調達法についてバランスシートの3つの部分から考える手法を教える本。
  • 中国 経済成長の罠 金融危機とバランスシート不況
    -
    不良債権は公式統計の10倍、 企業債務は8年で4倍に急増―― 日本のバブル崩壊と同じ道をたどるのか? 気鋭の研究者が、独自のデータ分析を基に、中国経済に潜む脆弱性を明らかにする。 中国で日本のバブル崩壊が再現される可能性が高まっている。リスクシナリオは2つある。1つは、金融危機が発生するという資金供給面でのシナリオだ。もう1つは、バランスシート不況に陥るという資金需要面でのシナリオである。 筆者は、2022年までに中国経済がいずれかのリスクシナリオに陥る可能性は40%と見る。リスクの所在は、巨額な不良債権と企業債務にある。 中国の不良債権問題は深刻である。高成長が終焉する中、不良債権の増加が金融機関の経営を圧迫している。中国の金融機関が抱える潜在的な不良債権は政府の公表値を大きく上回る。すでに一部の中小金融機関が債務超過に陥り、取り付け騒ぎも発生した。金融機関の連鎖的な破綻が生じ、金融危機が発生するリスクを払拭することはできない。 また、中国の企業債務はすでに危機水域まで達した。銀行からの借入金などを含む企業債務残高の対GDP比はすでに日本のバブル期を上回る。いつ企業が過大な債務と資産の目減りへの対応から、バランスシート調整を余儀なくされ、その結果、債務返済を優先する一方、設備投資需要が縮小しても不思議ではない状況だ。 ――「はじめに」より
  • 中国GDPの大嘘
    3.5
    1巻1,155円 (税込)
    中国の成長率はとんでもないデタラメ、日本は今でもGDP世界2位の経済大国、そして中国には「失われた100年」が待っている!?ソ連崩壊まで、そのGDPについて、世界は騙され続けた。公表していたGDPも、実際はその半分程度だった。かつ、国民所得の伸びに至っては10倍以上に偽装されていたことが判明した。共産主義経済の「偽造統計」のカラクリを、財務省で日本国のバランスシートを作った著者が、徹底的に追及!!
  • 堤清二とセゾングループ
    3.5
    時代をリードした詩人・経営者の指導力とは 世俗をにくむ詩人であり、バランスシートを読む経営者――相反する二つの顔をもつ堤清二は、100社を超えるセゾングループ企業に君臨する総帥として、何を考え、どう行動してきたのか。時代をリードした「文化産業」の盛衰を克明にレポートして、その実像に迫る力作ノンフィクション。『漂流する経営』を改題。
  • 投資思考
    4.1
    王道を歩き続けてきた著者が明かす、キャリアと人生を豊かにする26の原則 投資の世界における原理・原則“投資思考”を身につけ、実践することで、あなたのキャリアそして人生はより良いものになる―― 【第1章 基本編】 ~誤りのない意思決定を行うための原理原則~ 1-1 時間を味方につける 1-2 バランスシートを意識する 1-3 価値→評価の順で考える 1-4 Exitシナリオから考える 1-5 マーケットは常に正しい 1-6 IRRを意識する 1-7 常にフレームワークから始める 1-8 シャープレシオを考慮する 1-9 オプションバリューを考慮する 1-10 流動性を考える 1-11 給料は資本装備率で決まっている 1-12 困ったときは正々堂々 1-13 信頼を積み重ねる 【第2章 応用編】 ~+αを創出するための原理原則~ 2-1 ポジションを取る 2-2 ブランドは買い手でなく、売り手であれ 2-3 顧客と精神的な繋がりを構築する 2-4 儲かるトレードアイデアは徹底的に繰り返す 2-5 ポートフォリオを組まない 2-6 常にライバルを作る 2-7 自らをMark to Marketする 2-8 学歴・職歴はオーバーウエイトされる 2-9 悪い報告ほど早くする 2-10 社内政治を制するものが、営業を制す 2-11 交友関係は1年に1度見直す 2-12 先輩付き合いより、後輩付き合いを大切にする 2-13 選択肢のない相手と取引する
  • 友達のバランスシート(単話版)<自己破産~金で地獄を見た女~>
    -
    1巻110円 (税込)
    全国から届いたショーゲキ実話のコミカライズをお楽しみください! ※この作品は「自己破産~金で地獄を見た女~」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
  • (生)決算書レッスン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 有名企業の実物でたっぷり学ぶ、生決算書レッスン! 公認会計士が教える、超カンタンな読み方 私は、何のために読むのだろう? 私は、どこを見ればいいのだろう? 決算書の読み方を知りたくて、指南書を買ったこともあるけど、まったく頭に入らなかった人の2大疑問点! 「決算書を読む」=「企業の成長力を読む」です。 そのため、決算書のどこを見ればよいか、お教えします。 【著者紹介】 1965年、神奈川県生まれ。埼玉大学経済学部卒業。 1992年、公認会計士2次試験に合格。センチュリー監査法人(当時)に入所。 97年、同法人を退所し、1年間の個人会計事務所勤務を経て、98年に柴山政行公認会計士事務所を開設。 2004年、合資会社柴山ソリューションを設立し、インターネット事業に本格的に進出。 公認会計士・税理士としての業務のほか、経営コンサルティング、講演やセミナーも精力的に行う。 また、小中学生から始められる会計・簿記教育「キッズ★BOKI」のメソッドを開発し、その普及に力を注いでいる。 主な著書に『Google経済学』『銀座の立ち飲み屋でなぜ行列ができるのか』『儲かる会社に変わる「バランスシート革命」』『最短でうかる!日商簿記2級講座 商業簿記』など。 http://bokikaikei.net/ http://bokikaikei.info/【目次抜粋】 Prologue. Part.1 有名企業32社の成長力 Part.2 伸びる会社と伸びない会社 Part.3 企業当てクイズ Part.4 1人用会社経営ゲーム ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • (生)決算書レッスン 2019最新版
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 有名企業の実物でたっぷり学ぶ、生決算書レッスン! 公認会計士が教える、超カンタンな読み方 私は、何のために読むのだろう? 私は、どこを見ればいいのだろう? 決算書の読み方を知りたくて、指南書を買ったこともあるけど、まったく頭に入らなかった人の2大疑問点! 「決算書を読む」=「企業の成長力を読む」です。 そのため、決算書のどこを見ればよいか、お教えします。 2019最新版 【著者紹介】 1965年、神奈川県生まれ。埼玉大学経済学部卒業。 1992年、公認会計士2次試験に合格。センチュリー監査法人(当時)に入所。 97年、同法人を退所し、1年間の個人会計事務所勤務を経て、98年に柴山政行公認会計士事務所を開設。 2004年、合資会社柴山ソリューションを設立し、インターネット事業に本格的に進出。 公認会計士・税理士としての業務のほか、経営コンサルティング、講演やセミナーも精力的に行う。 また、小中学生から始められる会計・簿記教育「キッズ★BOKI」のメソッドを開発し、その普及に力を注いでいる。 主な著書に『Google経済学』『銀座の立ち飲み屋でなぜ行列ができるのか』『儲かる会社に変わる「バランスシート革命」』『最短でうかる!日商簿記2級講座 商業簿記』など。 http://bokikaikei.net/ http://bokikaikei.info/ 【目次抜粋】 Prologue. Part.1 有名企業32社の成長力 Part.2 伸びる会社と伸びない会社 Part.3 企業当てクイズ Part.4 1人用会社経営ゲーム ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 2013年 日本はこうなる
    3.0
    新たなビジネスを生み出す、最新トレンドがわかる―― 2013年の日本経済は、バランスシート調整が終了し、新たなスタート地点に立っている。景気は緩やかに回復し、消費税引き上げにより財政再建への着手の道筋も示された。しかし欧州の財政危機は銀行危機へと波及し、投資家のリスク回避が世界の株価の頭を抑え、円高をもたらす。一方で米国の景気回復が日本経済の押し上げ要因になる。閉塞感におおわれる日本経済のなかでも、地球環境から少子化・高齢化のもとで多様なニーズが生まれ、地域社会や若者の行動などのライフスタイルにも変化の兆しがある。 本書では、前半第1部でグローバル経済から日本経済にいたるマクロ経済を見通し、後半第2部は環境問題、産業、企業経営、社会の動きなどの最新トレンドを86の最新キーワードで解説する。「シェールガス革命」「消費者参加型マーケティング」「孫ビジネス」といった経済・ビジネス関連の動きに加え、「街コン」「シェアハウス」など社会やライフスタイルの変化もたっぷりと盛り込んだ、グローバル経済の動きとビジネスや投資に役立つ情報を先読みするための一冊。
  • 日本一やさしい「決算書」の読み方
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「会計の数字に強くなりたい。でも数字オンチで……」 「時計回り」なら、みるみるわかる! どこから、 どのようにお金を手に入れて、 そのお金をどのように使い、 そして、 どんな形で会社に残っているか、 お金の流れから会社の姿が見えてくる! 【著者紹介】 柴山政行 (しばやま・まさゆき) 1965年、神奈川県生まれ。埼玉大学経済学部卒業。1992年、公認会計士2次試験に合格、センチュリー監査法人に入所。1997年、センチュリー監査法人を退所し、1年間の個人会計事務所勤務を経て、1998年に柴山公認会計士事務所を開設。 2004年、合資会社柴山会計ソリューションを設立し、インターネット事業に本格的に進出。公認会計士・税理士としての業務のほか、経営コンサルティング、講演やセミナーも精力的に行う。また、小中学生から始められる会計・簿記教育「キッズ★BOKI」のメソッドを開発し、その普及に力を注いでいる。 主な著書に『Google経済学』『銀座の立ち飲み屋でなぜ行列ができるのか』『儲かる会社に変わる「バランスシート革命」』『最短でうかる!日商簿記2級講座』など。 【目次より】 Chapter.1◆「7つの質問」でバランスシート早わかり Chapter.2◆こんなにも違う 業界別のバランスシート Chapter.3◆損益計算書のプロの目のつけ所 Chapter.4◆誰でも書ける未来のバランスシート Chapter.5◆会社のリスクが分かる キャッシュフロー計算書 Chapter.6◆あの会社だった!決算書当てクイズ
  • 日本経済の明日を読む2013
    3.0
    世界経済の主導国なき時代、日本に再び「チャンス」が訪れた! 米国は、緩やかな回復が続きながらも、バランスシート調整の構造問題を抱えた状況が続く。欧州は、債務問題を抱えて、出口が見えない悪循環に陥るリスクを負っている。 すでにバランスシート調整をすませた日本は、高い技術力、勤勉な労働力、民間部門の潤沢な貯蓄と世界一の対外純資産、健全化した企業と金融機関の存在など、まだ「持っている国」である。少子高齢化、エネルギー制約、地方経済疲弊等の「あらゆる国が抱える問題の先進国」であった日本には、問題解決のフロントランナーとしてアジアとの間に補完的な経済関係の深化をもたらすことができる可能性がある。 本書では第1部で、2013年に向けて内外の経済・金融市場の動向を展望し、直面するリスクを点検した。そのうえで第2部において、「国内活性化」の針路を示し、「海外市場での潜在力を発揮」するためのフロンティアを探る。世界経済の主導国なき時代に、日本に再び訪れた「チャンス」を分析し提言する一冊。
  • 日本経済の明日を読む2014
    -
    日米のバランスシート調整が進展し、両国が世界経済のけん引役の地位を取り戻す兆しが見えた2013年から2014年は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」に対する期待も相まって、脱『失われた20年』への大転換の年になると高田創チーフエコノミストは読む。本書では、みずほ総合研究所のエコノミストが総力を集結し、日本経済の再興の屋台骨となるアベノミクスがすでにもたらした成果の評価と今後の効果についての検証を、十分なページを割いて徹底的に行った。特に、国民一人一人の生活に直結する脱デフレ・賃金上昇と円安の影響、日本再生にとって不可欠な構造改革、というトピックについては余すところなく分析している点は注目に値する。しかも、本書では、これまで世界経済のけん引役であった新興国の中心である中国の経済が抱えるリスク、日本にとってチャイナリスクの回避先として注目度が急上昇したASEANに関するトピックを主軸に、米国経済の回復についての懸念、新議長のもとでのFRB政策の行方、未解決の欧州債務問題といった、海外経済の注目点についても冷徹な分析を行っており、まさに、内外経済・金融市場の最新動向を知るための一冊である。 第1部 チーフエコノミスト高田創の視点      第1章 「米国に頼れない時代」から「日米に頼る時代」への転換 第2部 アベノミクスと日本経済・金融マーケットの行方      第2章 2014年の日本経済を読む      第3章 アベノミクスのこれまでとこれから 第3部 海外経済の行方      第4章 2014年の海外経済の注目点
  • バランスシート思考のすすめ! 15の財務指標で家計を診断する
    -
    「バランスシート不況」「バランスシートが痛んでいる」などと、最近よく耳にする。国や企業、家計のレベルまで負債が膨らんで、いずれもが破綻の可能性を秘めている。しかし、国や企業は破れても、家計はなくならない。自らの生活・財産を守るためには「バランスシート思考」は役に立つ。つまり、左の「資産の部」で楽をしているようでも、右の「負債・資本の部」では相応の金銭的、精神的な負担が必ずあるという考え。「何かを得ようとすれば、必ず対価(犠牲)が必要」になるのである。この発想からすれば、(1)借金はしない、すぐ返す、(2)住宅ローン、生命保険料は見直す、(3)分割払いはやめ一括前納にする、(4)精神的満足、安心感も考慮する、といった結論が導き出される。本書は「家庭版決算書」の作り方を教えるとともに、すべてを貸し借り関係でつかむ方法論を紹介する。

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  • バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる
    3.5
    1000兆円といわれる日本の借金。バランスシートで見たら、300兆円? 国の借金から年金問題、公務員天下り、金融政策まで、世の中のさまざまな事象をバランスシートで見れば、マスコミ報道とは違った姿が見えてくる!? 元財務官僚で、政府の中枢で活躍した著者による、会計的思考入門。これをマスターすれば、政治家、新聞・テレビ、官僚、学者のウソがすべてわかる。ビジネスパーソン必読! 電子書籍だけのオマケ付き!【光文社新書】
  • バランスシートで読みとく世界経済史 ヴェニスの商人はいかにして資本主義を発明したのか?
    3.8
    複式簿記が先か? 資本主義が先か? 14世紀のヴェネツィアで広まった複式簿記は、「富を測定したい」という人間の欲望を実現し、資本主義の飛躍的な膨張をもたらした――。気鋭のジャーナリストが切り拓く、資本論の新境地。
  • 晩婚子育て層の「逆算」資産形成術
    -
    激しい受験戦争と就職難にさらされ、「氷河期世代」といわれる40代。晩婚も多く、第1子は30代後半という「晩婚子育て層」でもある。しかも実質賃金は親世代より少なく、住宅ローンや教育費、老後資金も準備しなければならない。どう生き抜くか。 本書は週刊エコノミスト2018年2月27日号で掲載された特集「晩婚子育て層の「逆算」資産形成術」の記事を電子書籍にしたものです。 ・「使いながらの運用」で人生100年生き抜く ・iDeCoとつみたてNISA活用 低金利時代コツコツ投資のススメ ・見くびってはいけない年金 工夫次第で受給額アップも ・生命保険で資産形成は不利 だまされない最小限活用術 ・「老前破産」のリスク大きい40代 家計のバランスシートを作ろう 【執筆者】 野尻 哲史、前山 裕亮、後田 亨、荻原 博子
  • ポケット図解 最新 株・証券用語がよーくわかる本[第4版]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アベノミクスや、NISAなどの影響で日本の株式市場は好調が続いています。金融機関はどこもかしこもNISAセミナーを若年層向けに開きましたが、肝心の「投資とは何ぞや」というレクチャーが欠けていました。本書は、株・証券用語のうち最新・最重要の用語をやさしく解説しました。株式や証券、投資信託の種類や仕組み、会社の決算書やバランスシートの見方、投資環境の変化や金融行政のトピックを学ぶことで投資の基礎が身につきます。
  • マンガでわかる公認会計士〜松本翔の事件簿〜
    完結
    -
    マンガを読むだけで会計の知識も身についちゃうかも!? 夢いっぱいで起業したお花屋さん。だけど、ちゃんと商売として成り立つのかな?企業にとっての大きな悩みはいつだって「お金」のこと。財務諸表もバランスシートもちゃんと機能してるのかな?そうした企業に寄り添い、監査のスペシャリストとして企業の会計を正しく導くのが公認会計士の仕事です。彼らがどんな場面で活躍してるのか、実際にあり得る5つのケースをマンガでわかりやすく伝えます。実在の公認会計士、松本翔氏をモデルにした主人公の事件簿として、起業、倒産、M&A、消費税、監査などに起こる問題を解決していきます。
  • 見える化4.0 AI×IoTで「稼ぐ力」を取り戻せ!
    4.3
    IGPIのコンサルタントが提言! 「現場再生」のスペシャリストだから語れる4ステップ進化法! AIもIoTも、製造業の競争力向上の要となるテクノロジーであることは間違いない。 しかし、多くの日本企業が、そのメリットを最大限享受するまでには到っていない。 このままでは、グローバル競争に取り残されてしまう危険性も否定できない。 「いかにIoTを活用しようが、ビジネスモデルを進化させようが、 モノづくりの基本ができていないと意味がない」と著者たちは強調する。 本書では、まず「見える化1.0」「2.0」「3.0」というモノづくりの土台を しっかりと築いたうえで、新しいモノづくりの姿である「見える化4.0」を提唱する。 すぐにでも手をつけられる具体的な施策が満載の1冊だ。 【「見える化」進化の4段階】 見える化1.0=儲けの構造の見える化 グローバル化の進展で複雑化する組織・製品をきちんと仕分けて 原価・儲けの構造を解き明かしていく。 「どの拠点、どの顧客、どの製品が儲かっているのか/いないのか」 という一番大事な情報を明らかにする。 見える化2.0=プロセスの見える化 顧客のニーズを製品企画にしっかり取り込むのと同時に、 モノづくりのプロセス全体を一気通貫に見える化して重複や無駄を省く。 見える化3.0=稼ぐポイントの見える化 モノを売るだけでなく、それをサービスモデル化することで、 収益の構造を根本から見直す。 PLモデルから、バランスシートモデルへ、頭を切り換える必要がある。 見える化4.0=リアルタイムの見える化 IoTを活用すれば、各種のデータをリアルタイムで取得できる。 それらを分析することで、バリューチェーンのあちこちに、 それぞれの企業にあった「儲けの戦略」が見えてくる。
  • 「儲かる会社」の財務諸表~48の実例で身につく経営力・会計力~
    4.1
    儲けの構造が読めると、経営がわかる。経営がわかると、日本がとるべき戦略がわかる。それがすべて表れるのが「財務諸表」。項目はざっくりまとめ、わからない言葉はとりあえず無視。バランスシート(BS)と損益計算書(PL)の大きさ、そして利益の3つを見ればいい。そのための近道は、知っている会社の財務諸表を読むことだ。本書では大企業のリアルな財務諸表をざっくり読むコツを教え、会計リテラシーを磨くことを目指す。
  • ユーロ連鎖不況
    3.6
    2010年はギリシャ、アイルランド危機が叫ばれ、ソブリンリスクが注目された年であった。そして2011年はいよいよポルトガル、スペインにその危機が連鎖するといわれている。では、世界一の累積債務を抱える日本はどうなのか。もはや対岸の火事とはいっていられないほど深刻な状況だと著者はいう。財政再建問題を論じる際、会計の観点から国家のバランスシートを取り上げたり、人口減少問題から将来を予測したりと、さまざまな分析がある。本書は、クレジットアナリストである著者が、格付けなど市場から見た日本の行く末に警鐘を鳴らす。遠くない将来に、日本もユーロの連鎖危機の影響で「金利が上昇し国債価格が暴落する」といった信用不安が増大し、IMFの監視下で財政再建を迫られるのか。もしくは自国の力で再建の道を歩みはじめるのか。民主党政権に変革を迫るとともに、国民に痛みを覚悟する必要性を説く。

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  • よこどり 小説メガバンク人事抗争
    値引きあり
    3.2
    1巻1,116円 (税込)
    自分を見失った男たちへのレクイエム 組織は、あなたからどこまで奪うのか! メガバンクを舞台に「失われた30年の真因」を問う、緊迫のエンタテインメント。 「細部の圧倒的なリアルさ。銀行小説の新たな金字塔だ」――楡周平 【プロローグより】 「まず、君の手柄は、すべて私の手柄にする。いいな」 「はっ」 「それから、私の失敗は、すべて君のせいにする」 竜崎はおおきな執務机の前に寺田を立たせたまま、椅子の背に悠然と身体を預けていた。 「ただ、心配する必要はない。 君も、君の部下に同じようにやればいい。 それが銀行だ」 (引用ここまで) 舞台はメガバンク、主人公は広報部長―― 裏切り者は、中(なか)にいる! 元共同通信日銀キャップが書く 巨大銀行の仁義なき権力闘争 息をのむ裏切りの連続 最後に立っているのは、誰か―― 【ストーリー】 AG住永フィナンシャルグループの広報部長、寺田俊介は記者とのインタビュー中に 社長の竜崎太一郎が漏らした一言から、自らの出世の可能性を嗅ぎ取る。 吸い寄せられるように竜崎に服従する寺田は、経営難に転落した大手不動産をめぐる情報戦や大手証券との再編、バランスシートの膿、竜崎と相談役の人事抗争…と次々に訪れる難題に直面。掟破りの手段へと手を染め、メガバンクを覆う深い闇へと足を踏み入れていく。
  • 「老後不安不況」を吹き飛ばせ! 「失われた25年」の正体と具体的処方箋
    3.8
    老いも若きも老後や将来が不安でたまらないから、お金を貯め込む。人々がお金を使わないから景気はどんどん悪くなり、さらに不安が募る。つまり、日本経済長期低迷の正体は、「老後(将来)不安不況」なのだ。その証拠に、この25年間で日本の個人金融資産は700兆円も増えた。これは裏を返せば、老後不安さえ解消できれば、国民は安心してお金を消費に回すようになるということだ。そうすれば、経済も一気に活性化する。なにしろこの国には、1700兆円もの個人金融資産があるのだ。そのわずか1%が市場に出てきただけでも17兆円、GDP3%分を上回る経済効果が期待できる。だから政府は、その一点に全力を集中させるべきなのだ──。そう主張する著者が、国民の老後不安を払拭し、日本経済を再浮上させる具体策を示す。あわせて、お金の不安が消えるマネー&ライフプランの立て方も指南。「アベノミクスがうまくいっていないのはわかるけど、それに代わるものもないから……」とあきらめている読者こそ必読。日本と自分の未来に希望が湧く一冊。 【主な項目】●アベノミクスの“六本の矢”がすべて失敗した理由 ●日本の個人金融資産は25年間で700兆円も増加 ●「老後・将来不安」の払しょくこそが最高の景気刺激策 ●高齢者を駆動力とする成長戦略 ●高齢者の気持ち一つで、国の借金は返せる ●「資産税」と「付加価値税」だけにする税制改革を ●「バランスシート」をつくれば、お金の不安は消える ●国と心中しないためのマネー&ライフプラン 【目次】●第1章 【問題提起編】「老後・将来不安」こそが、日本経済長期低迷の根本原因だ ●第2章 【問題解決編1 政府】老後不安を払しょくするために、政府は何をすべきか ●第3章 【問題解決編2 個人】国が滅んでも、こうすれば個人は不安なく生きられる

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