理工作品一覧
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4.5鳥がどんなキモチで歌っているのか、歌う鳥のキモチに興味ありませんか? 鳥を識別や撮影の対象としてだけでなく、何をしているのか「解釈」しながら観察するのは実に楽しいものです。 本書は「歌う鳥のキモチ」に焦点を当てて、「鳥がなぜ歌うのか」「歌に込められた鳥のキモチ」を探っていく内容です。 歌は歌い手と聞き手がいてこそ成り立つ社会行動なので、歌に注目することで、鳥(小鳥)の社会、私生活が浮き彫りにされていきます。 第1章では「鳥の歌」について誰もが思う素朴な疑問(「春になると歌い始めるのはなぜ?」「夜明けに歌うのはなぜ?」「なぜ、ものまねしたい?」など)をひとつずつ解いていきます。小鳥の歌のさまざまな切り口・視点を紹介し、歌う鳥の「キモチ」がわかるようなります。 第2章はノビタキ、キセキレイなどを題材に、第1章で概観したことを実証、打ち破ろうとした著者の最新レポートです。キセキレイで個体識別を行って行動観察したイワオとピンコの夫婦の話など、生き生きとした小鳥たちの物語が展開されます。 第3章「歌う鳥の私生活」は、本書のメインディッシュです。歌声のレパートリーで個体識別されたクロツグミたちが、実にユニークで面白いドラマを見せてくれます。 第4章では、ビギナーを対象にした聞き分けの話や、歌のレパートリーによる個体識別方法を紹介しています。 鳥の「キモチ」や私生活、いきものの社会に興味関心のある方には必ずや楽しんでいただける内容です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 巨匠・村野藤吾の独創的な造形と意匠をテーマ別に分類し、各巻約250点の写真を中心に網羅、紹介するシリーズ。第4巻は、内部空間を特徴づける内装・インテリアを手掛かりにして、村野藤吾のデザインを考える。
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3.5宇宙空間の安全と宇宙の支配=「制宙権」のゆくえは? 宇宙空間の安全を脅かすのがスペースデブリの増大と宇宙の軍事化の拡大だ。デブリは人工衛星に衝突することで、重篤な損傷をもたらし、宇宙開発に於ける深刻な問題となっている。一方、中露は米国とその同盟国の弱点が衛星通信、精密攻撃能力、情報・監視・偵察資産を利用する「宇宙能力」への依存であると深く認識し、弱点を攻撃する能力を確実に向上させている。対する民主主義国家群の反撃のシナリオとは? 国家安全保障を理解するためには欠かせない書。 本書では、ロシア・ウクライナ戦争において、民間の宇宙関連企業の活躍が目覚ましいことなども紹介する。とくにイーロン・マスクが設立したスペースXのスターリンクが戦争に絶大なる影響を与えていることを考察した。米宇宙軍は2024年4月10日、「商業宇宙戦略(Commercial Space Strategy)」を発表したが、いまや宇宙安全保障における軍と民間企業の密接不可分な連携は欠かせない。 序 章 宇宙の安全保障に関する基本的事項 第一章 イーロン・マスクとロシア・ウクライナ戦争 第二章 米国の宇宙安全保障 第三章 宇宙強国を目指す中国 第四章 ロシアの宇宙安全保障 第五章 我が国の宇宙開発
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 宇宙エレベーターとは何か、いつどのように実現できるものなのか? アーサー・C・クラークのSF小説「楽園の泉」や、ガンダム(機動戦士ガンダム00、∀ガンダム)などに登場する宇宙エレベーター(軌道エレベーター)は、SFの中だけの夢物語だと思われてきた。しかし、ここ10年ほどの急激な素材革命によって、技術的には実現の可能性が見え始めており、早ければ20~30年後くらいには実用化される可能性もある。 この本では、宇宙エレベーター全般について紹介していく。技術的なトピックだけには留まらず、達成するために解決しなくてはならない社会・制度上の障壁、建築された場合の社会・産業上のインパクトなどについても紹介する。 プロローグ 技術の進歩はいつも新しい時代をつくってきた 第1章 宇宙へ昇っていくエレベーター 第2章 宇宙エレベーター実現の鍵を握る素材技術 第3章 宇宙エレベーターというシステムを完成させる技術 第4章 身近な宇宙旅行、そして月や火星に 第5章 次世代宇宙インフラが変える私たちの生活 エピローグ 宇宙エレベーターをつくるのは誰か
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宇宙は、未知のフロンティアであり、最先端テクノロジーの実験場。月面基地、火星移住、AIによる探査―こうした“未来”の物語は、すでに現実の計画として動き出しています。 本書では、宇宙開発の歴史と最新動向を丁寧に解説しながら、それを支える半導体技術やAIといったキーテクノロジーにも光を当てます。人工衛星や探査機のしくみ、宇宙と地上をつなぐ通信、そして今後の人類の進む道まで―理系・文系を問わず、未来に興味があるすべての人に読んでほしい1冊です。
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4.02022年 宇宙ホテル開業 2024年 人類2度目の月面着陸 2030年 火星に人類到達 人類宇宙進出へ怒涛の 2020年代が始まった! 観光、衛星、ロケット、惑星探査 世界の最新宇宙開発を一挙紹介! 【目次】 怒濤の人類宇宙進出の時代 はじめに 宇宙開発の未来年表 第1章 2020年は宇宙観光元年―サブオービタル宇宙旅行から宇宙ホテル、そして商業宇宙ステーションへ 第2章 2024年、アメリカが再び月着陸を目指す「アルテミス計画」 第3章 人工衛星は「コンステレーション」の時代へ 第4章 大型ロケットも小型ロケットも群雄割拠の時代に 第5章 独自の路線で開発を進める宇宙新興国 第6章 宇宙と安全保障 第7章 進む太陽系探査計画 あとがき
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま宇宙開発は驚異的なスピードで進んでいます。史上最大ロケットの開発が進行し、複数の宇宙ステーションの建設計画が進められ、月や火星への有人探査が目前に迫っています。 人類の歴史を大きく転換するこれらプロジェクトが俯瞰できるように、当書の第1章では、近年進行されている宇宙開発計画、機体開発などを、豊富なデータとともに日付順で網羅しています。 また第2章では、現在すでに宇宙軌道上にある現役(運用中)の探査機や人工衛星を紹介しています。こうした宇宙機もまた、人類がはじめて目にするデータを日々、続々と地球に送り続けています。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカ、ロシア、日本など15カ国が共同で運営する国際宇宙ステーション(ISS)。ISSは今も、宇宙飛行士を乗せて地球の400キロメートル上空を周回し続けています。この電子書籍は、そのISSから撮影された地球の姿を紹介する写真集です。 掲載している写真は、地球の雄大さを感じていただくため、どこかの場所のクローズアップではなく、広い範囲を撮影したもので、かつ水平線(地平線)が見えているものに限っています。 見開き相当で合計41枚の写真を厳選して掲載しました。単に美しいばかりでなく、ときにはハリケーンや台風といった激しい気象現象もみられる地球の姿を紹介しています。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本書は既刊の『宇宙から見た夜の地球』『Earth's Limb 宇宙から見た夜明け、夕暮れ、夜光雲……』の2冊に掲載されている画像を1冊にまとめたものです。ご購入の際はご注意ください。 高度400キロで地球を周回する国際宇宙ステーション(ISS)。本書は、そのISSから撮られた夜明けや夕暮れ、オーロラ、都市の夜景など、闇に浮かび上がるさまざまな“光の風景”を紹介しています。 美しく、ときに幻想的な写真の数々をご覧ください。 【主な内容】 PART1 宇宙から見た夕暮れ およそ90分で地球を1周するISSからは1日に16回、日没が訪れます。PART1では、ISSからみた夕暮れや日没の風景などを紹介。 PART2 宇宙から見た夜景 ISSでは“昼”と“夜”が45分おきにやってきます。夜の時間帯に撮影された世界各地の国や都市の夜景を紹介。 PART3 宇宙から見た夜光雲と月 地球大気の成層圏の上にある中間圏でできる雲「夜光雲」。PART3では、幻想的な夜光雲などの写真を紹介。 PART4 宇宙から見たオーロラ 地上からは見上げるしかないオーロラ。ISSからは眼下に広がるオーロラをみることができます。 PART5 宇宙から見た夜明け 真っ暗な中に浮かび上がる朝日が幻想的な雰囲気をかもし出す、ISSからみた夜明けの風景を紹介。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上空400キロメートルを周回する国際宇宙ステーション(ISS)から見た、地球の夜景とオーロラの写真集です。 【主な内容】 ▼パート1 宇宙から見た夜景 ISSでは“昼”と“夜”とが45分おきにやってきます。その夜の時間帯に撮影された夜景写真を紹介します。大都市を中心とした人間の営みを、宇宙から見た写真です。 合計44枚(見開き相当18枚、1ページ相当2枚、1/2ページ相当24枚)の写真を掲載しています。 ▼パート2 宇宙から見たオーロラ 地上からは見上げることしかできないオーロラですが、ISSでは上空から見ることができます。太陽と地球の大気が作り出す光のショーをとらえた写真を紹介します。 見開き相当27枚の写真を掲載しています。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【宇宙活動はいま、ビジネスとSDGsの最前線だ!】 これからの必須教養である“宇宙から地球を見ること”について、JAXA第一宇宙技術部門の村木祐介氏が多面的に解説。 宇宙から見た地球の景色を含む美しい136点の写真と、わかりやすい50点の図解を含むオールカラーの全168ページ! 宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門監修 普段私たちが何気なく見上げている「宇宙」。実は現在、1000機以上の人工衛星(地球観測衛星)が地球を周回しており、私たちの暮らしや地球環境を見守り続けています。衛星がもたらす膨大な情報が、さまざまな分野のビジネスやSDGsに関する取組などで活用されており、その利用は今後大きく拡大すると期待されています。 本書では「宇宙から地球を見ること」をテーマに、読者の皆さんがこうした情報をご自身のビジネスや生活の中でご活用いただけるよう、人工衛星が地球を観測する仕組みから、ビジネスやSDGsなどさまざまな分野での活用方法、自分ゴトにするアプローチまで、オールカラーの図解・写真で分かりやすく解説いたします。さらに、宇宙旅行感覚で美しい地球の見所の写真を楽しみながら、宇宙から地球を見ることによって得られる新しい視点についても考察します。 本書を読めば、宇宙と地球のことをもっと身近に、大切に感じられるはずです!
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3.0悩みごとは必ず因数分解できる 長きにわたり宇宙研究や物理学の研究に携わってきた著者は、「人間は『星のかけら』が集まってできている」と語ります ひと、自然、そして宇宙との関わりを中心に人間の一生について、壮大な視点から考察されています。 宇宙的に考えれば、おのずと道は開ける。物理学者Dr. 佐治の生き方指南書。 第一章 私たちは「星のかけら」でできている 万物は相互依存しながら存在 夢は豊かな人生への第一歩 武器を捨て立ち向かえ 他 第二章 ひと・自然・宇宙、すべては関わりあっている 88は不思議な数 πは何でも知っている 争いをやめ、銀河系を視野に 他 三章 宇宙から生まれ、宇宙に帰る 動物の世界にはいないもの 宇宙絵巻の1ページ 人生いつでも最適の時期 第四章 真昼の星を見る “見えない”大切なものを見る 「苦」から解放二六二文字のポエム 真実は関係性の中に・・・ 他
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4.2宇宙物理学の最先端を平易に語ったベストセラー! 『種の起源』に匹敵する宇宙論のパラダイム・シフト。 私たちのいる宇宙はビッグバンで誕生した。では、その前には何があったのだろう。宇宙は「無」から生まれたのか――? 物質と反物質のわずかな非対称が生んだ私たちの宇宙。なぜ「無」からエネルギーが生じたのか。宇宙はいかにして終わりを迎えるのか。 ・宇宙は加速しながら膨張しており、やがて光速を超える ・99パーセントの宇宙は見えない ・未来には私たちがいま観測している宇宙は観測困難となる などなど、最先端の研究成果ともとに、気鋭の宇宙物理学者が宇宙の意外な像をわかりやすく描き出す。リチャード・ドーキンス氏、推薦。 解説・井手真也
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4.0大ヒット漫画『宇宙兄弟』に出てくるキャラクターたちの“リアル”! 漫画のキャラクターと対比させながら、JAXAで働く人物たちを徹底取材。そこには、マンガでは描かれていないドラマや感動があった!【内容】・金井宣茂/元医師の宇宙飛行士(伊東せりか)・佐孝大地・中村大地/フライトディレクタ(ビル・ハガード)・中山美佳/宇宙飛行士マネージャー(小町ミチコ)ほか。マンガに描かれていないエピソードがこんなにも…!漫画のキャラクターと対比させながら、実際の仕事現場を徹底取材。『宇宙兄弟』のモデルとなった仕事の、リアルな深いイイ話。【内容】・金井宣茂/元医師の宇宙飛行士(伊東せりか)・佐孝大地・中村大地/フライトディレクタ(ビル・ハガード)・中山美佳/宇宙飛行士マネージャー(小町ミチコ)・木平清人/きぼう利用センター研究開発員(伊東凛平)・樋口勝嗣/フライトサージャン(九条光利)・上垣内茂樹/宇宙飛行士ユニット長(星加正)・植松洋彦/JAXAチーフエンジニア(福田直人)・油井亀美也/宇宙飛行士グループ長(ジェーソン・バトラー)その他、ISS滞在中の金井宇宙飛行士との、ISS⇔地上インタビューも収録!リアルな「宇宙兄弟」たちに聞く、もう一つの物語。そのリアルな物語と言葉には、人生と仕事のヒントがある!
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3.4すべての物理法則が破綻する「特異点」は、ふつうの宇宙であれば必ず発生する。物理学者にとってショッキングな この事実を証明したのが、ロジャー・ペンローズの「特異点定理」だった。 しかし彼は、一方ではこんな「仮説」も提唱したーー本当に厄介な「裸の特異点」は、宇宙検閲官がブラックホール で覆い隠してくれている、だからきっと大丈夫だ! はたしてこの仮説は、定理となりうるのか、それとも願望にすぎないのか? 物理学の存亡をかけた検証が始まった! 2020年ノーベル物理学賞の対象となった「特異点定理」を一般書で初めて解説し、一般相対性理論はみずから破綻する「宿命」であることを示しながら、宇宙検閲官仮説が本当に成立するか否かをスリリングに検証! そこからは、宇宙創成の謎解きにつながる数々の最先端の理論も「副産物」として生まれてくる! 映画『インターステラー』に描かれたブラックホールと特異点のリアルな姿がここにあります。 (本書の内容) 第1章 一般相対性理論とは 第2章 アインシュタイン方程式の解 第3章 特異点定理 第4章 宇宙検閲官仮説 第5章 特異点定理と宇宙検閲官仮説の副産物
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最新の宇宙研究の成果について、3つのプロジェクトにフォーカス。 「月面到達と長期滞在を目指すアルテミス計画」、 「宇宙生命が生息できそうな地球上の極限環境調査」、 「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による美しい深宇宙画像」の三つを中心に、 宇宙研究の最前線を美しいビジュアルとともにわかりやすく紹介。 約半世紀振りに人類の月面着陸を目指すアルテミス計画は、前回のアポロ計画とは違い国際協力体制で実施される。関与する研究機関も研究テーマも多岐に渡り、新しいロケットや宇宙服、月面居住空間など興味深い研究テーマが目白押し。 ノルウェーの氷の下とイタリアの海底洞窟で行われている生命活動調査は、月や火星で生命体を見つける研究とつながっている。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による新しい宇宙画像は、我々の世界観や宇宙観を再構築してくれるだろう。
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4.4「はじめに」より 本書で紹介する宇宙思考のポイントは、次の3つです。 ① 宇宙において、見えるもの、そして知ることができることは、視点に依存しており、視点に限られています。一つの視点で見えることは現実の一側面でしかありません。視点によって、見えるものが異なり、見えるものが限られてきます。だから、様々な視点でモノゴトを見ることで初めて、全体が見え始め、より本質に近づいていきます。 ② 宇宙には、容易に見えない所に本質が隠れています。よって、見えない、見たことのないことを見るためには、新しい視点が必要です。 ③ 宇宙は無限に広がり、ほぼ無限の可能性があります。私たちはそれら全ての 可能性を知ることはできませんが、だからこそ、私たちは未来を創れるのです。 「天文物理学者BossB」として、TikTokアカウント29万人を超えるフォロワーを持つ著者が、宇宙、物理学を解説しながら、「モノゴトの本質」に近づくための「宇宙思考」を紹介していく。単なるサイエンス本ではなく、科学的な思考法が自然と身につく、未知なる「ビジネス教養書」!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 銀河は宇宙空間に一様に分布しているのではなく、密集しているところとまったく存在しないところが混ざりあって、所々に穴ぼこが開いたような格好をしている。宇宙はいったいなぜこのような構造になったのか。宇宙の誕生に手が届くくらい奥深く覗いてみると穴ぼこと思われていた空間に得体の知れない物質が……。宇宙の進化の行方を支配する暗黒物質の謎に迫る。(ブルーバックス・2011年5月刊)
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4.0すごーい!地球に似た惑星、つぎつぎ発見! 地球外生命はどこにいるか。太陽系外の惑星か系内の惑星か。観測技術の進歩で、太陽系外惑星の探査は大きく進歩した。系外惑星は3000個以上見つかり、地球と同じような生命が生存可能なハビタブル惑星らしい星があるのは確実視されている。次は生命探査である。太陽系内でも木星の衛星エウロパや土星の衛星エンケラドゥスの海にも生物がいるのではないか、との期待大だ。 そのほか、マグマオーシャンに覆われていた原始地球、全生物最終共通祖先LUCA、生物にはL型アミノ酸しか使われていない謎、火星のテラフォーミング(惑星地球化計画)、超高速宇宙船の航行など、宇宙だけでなく地球史、生物史、宇宙生物学などの興味深いネタも盛りだくさん。2020年代には木星・土星の衛星探査計画も予定されている。地球外生命に会える日は近い!
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4.0ご冗談でしょう? 須藤先生! 爆笑物理エッセー最新刊。 宇宙大のスケールで人生を考える「地球外思考」のススメ。 私は宇宙について考えることが本業である(こう書くとかなり怪しい人間と誤解されそうな気がする。また実際そう思われているふしもある)。それとは逆に宇宙スケールから地球を見てはどうだろう。実はその思考実験を通じて初めて地球の本質に迫りうることを実例とともに指摘したのが本書のタイトルを飾っている 「宇宙人の見る地球」である。この考察を通じて、宇宙比較文化論という新たな学問分野を開拓し、世に問うことができたのではないかと自負している。 30年来の持病である腰痛の考察から物理学の本質的な概念に至る「対称性の自発的破れ」は、日本全国3000万人とも言われる腰痛仲間に向けたスケールの大きい問題作である。後半には、「宇宙人の見る地球」の続編とも言える考察が展開されている。そのあたりも含めてじっくり読んでもらいたいものだ。 (「あとがき」より)) 目次 不惑編 ・P×I=1の法則の発見 ・宇宙人の見る地球 ・対称性の自発的破れ ・不ケータイという不見識 ・0×∞≠0 ・科学者の品格 ・We are “the” Nobody ・つれづれなるまま――プリンストン雑感 天命編 ・右下がりの時代を生きのびる ・ハッブルかルメートルか――宇宙膨張発見史をめぐる謎 ・もうひとつの地球から眺める我が地球 ・解き尽くせないからこそ面白い――宇宙原理と人間原理 ・世界は法則に支配されている(のだろうか?) ・やっぱり長い後書き
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4.1宇宙の驚きの理論を体感しよう! 宇宙物理学者、それは答えのない謎に挑み続ける探求者である。 「宇宙の外側はどうなっているのか?」 「宇宙の誕生は偶然か、必然か?」 「宇宙が誕生する前の世界は?」 難問に悩むと止まらなくなるのが物理学者の性分だ。 宇宙にまつわる驚きの理論はもちろんのこと、 深い考察にもぐる彼らのユニークな日常、 そして科学的なものの見方まで、異色の思考法を大公開! ユーモアたっぷり、だけどとことん真面目な科学教養エッセイ。 担当編集者から 「物理学者はこんなふうに考えるのか!」 「宇宙理論はこんなことになっているのか!」と驚きにあふれた一冊です。 今回は、ご退職をいいことに思う存分やりたい放題書いていただきました。 ・目次 ●序 今ここにある宇宙とぼくの起源について [第1部]物理学者、この不思議な生き物 人生で大切なことはすべて相対論から学んだ 大学教授をめぐる三つの誤解 物理学者は所構わず数式を書きなぐるか? [第2部]正解のない宇宙の謎を考える この宇宙は偶然か、必然か 「宇宙は点から始まった」の真偽 アインシュタインと歴史のいたずら 宇宙の5W1H――いつどこで誰が何をなぜどうやって [第3部]物理学者は世界をどう眺めているのか? 世界の退屈さをなくす「対称性の自発的破れ」 物理学者は世界をどう眺めているのか? 人生に悩んだらモンティ・ホール問題に学べ 日常から始める科学的思考法のレッスン [第4部]常識を超える真面目な宇宙論 この宇宙のはるか先どこかに並行宇宙はあるのか? 宇宙に思考が誕生する確率 この私に自由意志があると信じる(信じたい)理由
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3.5村山斉さん(東京大学Kavli IPMU初代機構長)絶賛! 「宇宙から来るメッセンジャー。 ブラックホールの内部や星の爆発を探る、 宇宙線研究者の壮絶な戦い」 素粒子、ビッグバン、生命進化―― すべてのカギは宇宙線が握っていた! 1912年の気球実験で存在が明らかになって以来、はるか宇宙の彼方から届く「謎の手紙」として、宇宙物理学者たちの好奇心を刺激し続けてきた「宇宙線」。その研究からは、「反物質」や「素粒子」の発見、46億年におよぶ太陽活動の歴史、巨大な物質を透視する「ミュオグラフィ」など、さまざま科学的叡智が生み出されてきた。本書では、世界的な話題を呼んだ“最強クラスの宇宙線”「アマテラス粒子」を発見した宇宙物理学者が、宇宙線研究100年の軌跡とその最前線を伝える。 【目次】 序章 アマテラス粒子の衝撃 第1章 宇宙から送られた「謎の手紙」 第2章 こんなにすごい宇宙線 第3章 「もっとも高いエネルギー」を追い求めて 第4章 最強の宇宙線、未知なる正体 第5章 天文学のパラダイムシフト 終章 2040年代の宇宙線天文学 「244エクサ電子ボルト」の衝撃/「アインシュタインの正しさ」を裏づけた宇宙線/「宇宙最強の粒子」と「宇宙最古の光」の衝突/生命は宇宙線が進化させた?/ピラミッドや火山を透視する「ミュオグラフィ」/「宇宙線の化石」からわかる太陽の歴史/天文学のパラダイムシフト……etc.
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20世紀になり、物理学、天文学、化学、生物学、地球科学など、あらゆる分野の科学が互いに影響を与えながら発展してきました。本書では、そうして形成されてきた、宇宙の始まりから人類誕生までの1つのストーリーを、科学の分野を超えて語っていきます。宇宙140億年を9つの進化に分けて、それぞれ詳しく解説しているので、その壮大な時の流れを俯瞰することができます。
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-果てしなく広がる宇宙はどのようにして形成されたのか。ある一点が爆発して様々な粒子が撒き散らされ、そこから徐々に構成が形成され、銀河が形成されていったという、ビッグバン説が有力とされてきたものの、そこにはまだ、いくつもの謎がある。いったい、何が、どこで、どのようなきっかけで爆発を起こしたのかということが、全く謎になっており、いまだに解明されていない。素粒子の世界にまでさかのぼり、宇宙創生の謎に数多くの宇宙物理学者、天文学者が挑んできたが、謎は謎を呼び、困惑は広がるばかりだ。渦巻き状の銀河はいつ、どのようにして回転を始めたのか、よく分からない。銀河は構成のゆりかごとされ、観測によって銀河の中で新たな星が生まれていることも確認できるが、その星のもととなったガスはいったいどこから来たのか、解明されていない。
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4.0もうこれ以上、原発に頼ることはできない!――東日本大震災により福島第一原子力発電所が起こした事故の深刻さは、これまでの原子力に依存したエネルギー政策に大転換を迫ることになった。 もはや地球レベルの問題になりつつあるエネルギー不足の問題は、宇宙に太陽光発電所(SPS)を建設することで解決できる。 SPSとは、宇宙空間に超大型の太陽電池パネルを広げ、太陽光発電によって得られる電力をマイクロ波に変換して地球に届けるもので、将来的には人類の生存に向けた道を宇宙に模索するというもの。 ――そして日本は、このSPSの分野で、今こそ世界をリードすべきなのだ。 本書では、長年、国内外の多くのプロジェクトを導いてきたSPS研究の第一人者が、その可能性と希望にあふれる未来について語る。 日本が力強く立ち直り、生き残りを賭けて宇宙という新領域に大きな一歩を踏み出すために、いま必読の書!【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
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5.0宇宙は本当にナゾだらけ。 知れば知るほど、ヘンテコでおもしろいことがいっぱい起きている。 たとえば、土星の衛星タイタンでは、あるガスと同じ成分の雨がふる。 それはなに? ヒントは・・・ きっと今日、君もプッと出したはず! そう、答えは「おなら」。 おならには、「メタン」という天然ガスがふくまれている。 そのメタンがタイタンでは液体として存在し、海も川も雲も、そして雨もメタンでできているんだ。 つまり、「おならの雨」ってこと。 太陽はあんなに熱いのに、じつは燃えていない。 流れ星の正体は、星ではなく、砂つぶみたいな「ちり」だっていうし、惑星を超巨大なプールにうかべると、1つだけうかぶ星がある。 宇宙に生身で放り出されても、1~2分は生きていられるらしい。 そういえば、冬の星座オリオン座を「おねしょの星座」とよぶ地域もある。 大昔の人たちも、夜空を見上げていろいろ想像して楽しんでいたんだ。 この本では、そんな宇宙のオモシロ話を70個も紹介するよ。 ふつうの図鑑にはのっていないような話がたくさんある。 でも、宇宙の話ってむずかしよね・・・と思っている君。 大丈夫! この本は、宇宙のことをできるだけわかりやすく書いている。 身近なものにたとえるのもそのひとつだ。 たとえば、夜空にかがやくオーロラは、蛍光灯と同じしくみで光っている。 地球をリンゴにたとえたら、大気のあつさはリンゴの皮くらい。 東京駅に小惑星が落ちたらどうなる? ね、こうして考えたほうがピンとくるでしょ? 「やってみよう!」のコーナーでは、流れ星の見方や、月の大きさを5円玉ではかる方法、虹のつくりかた、金星の観察のしかたなどを紹介しているから、ぜひ試してみてほしい。 みんなで盛り上がれる「宇宙クイズ」も用意したよ。 この本は、ひとりで読んでもいいし、親子で、友だちと、みんなで楽しむことができるようにしたんだ。 だってそのほうが、楽しいからね! この本を読んだ君は、今よりもっと宇宙が好きになるはずだ。 そうしたら、ぜひ夜空を見上げてみてほしい。 きっと、前とは少しちがって見えるはずだよ。 さあ、いっしょに宇宙の不思議のとびらを開けてみよう!
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地学教師でもあった宮沢賢治が作品内に描いた地学的な知識や表現を手掛かりに地学の基礎を学びなおせる新感覚の参考書シリーズ、テーマ別詳細版が全5巻で登場。地学で扱う5分野を各巻1テーマずつ独立させ、中学・高校で学習する基礎内容をほぼ網羅します。第1巻では、太陽系の誕生や恒星の一生、宇宙の広がりと天文学の歩み、天体観測のしかたなどを「双子の星」「土神ときつね」「銀河鉄道の夜」等を参照しながら学びます。
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4.0推薦の声、続々! ノーベル物理学賞受賞・小林誠 氏 「物理学者の飽くなき探究が解き明かす宇宙のなりたち」 東京大学Kavli IPMU初代機構長・村山斉氏 「鏡にうつらないドラキュラ、爪先で立つバレリーナ、足りない金(きん)と不安定な宇宙。私たちの起源を探る旅のスリリングな解説!」 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。 そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちが今ここに存在するまでには、数々の偶然が重なった。 誰も見たことがない「この世界の起源」を、人類はどのように解明してきたのか? そして、反物質、ダークマター、マルチバース……残された謎は、どこまで明らかになったのか? 宇宙の謎に挑む研究者たちが総力を挙げて、基礎から最先端までを丁寧に解説する。 基礎から最先端の宇宙論まで、これ一冊でよくわかる! ・世界はたった3種類の粒でできている ・何もない真空で起こっていること ・インフレーションを証明する実験とは? ・「強い力」が強いわけ ・素粒子の標準理論の「標準」とは? ・ダークマターは存在する ・身の回りには反物質が存在しないことの不思議 ・「偽の真空」と「真の真空」 ・宇宙の進化の起源 ・マルチバースと人間原理 ……ほか ■目次 第1章 宇宙は何でできているのか 第2章 素粒子の標準理論のはじまり 第3章 元素の起源 第4章 質量の起源 第5章 力の起源 第6章 非対称性宇宙の起源 ――物質・反物質 第7章 宇宙膨張の起源 ――ビッグバンとインフレーション 第8章 宇宙の大規模構造の起源 ――ダークマター・ダークエネルギー 第9章 宇宙の進化の起源 第10章 宇宙は安定か?
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 不思議・ロマンチックな視点から宇宙と物理が学べる! 元素から宇宙・相対論・量子論などの宇宙や物理の内容を「不思議」「ロマンチック」な2つの視点から解説。 親しみやすいながらもしっかりと宇宙や物理の概念が学べるので、高校・大学での一般教養(物理教育)にふさわしい書籍となっている。巻頭カラー口絵では美しい画像も掲載。 はじめに~宇宙と物理はフシギチックに学ぶとおもしろい~ Lesson 1 名作『銀河鉄道の夜』に学ぶ星空 Lesson 2 世界の果てまで旅をする Lesson 3 月の空は何色か? Lesson 4 アインシュタイン「生涯最大の過ち」 Lesson 5 私たちは星屑の子供たち Lesson 6 オーロラは太陽からの手紙 Lesson 7 星の色は温度で決まる Lesson 8 時間は人によって違うの? Lesson 9 不本意なエネルギーと質量 Lesson 10 もしも別の世界があったら Lesson 11 「陽電子」「反陽子」の作り方、教えます Lesson 12 世界に終わりがあるの?
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3.9宇宙に「命の星」はいくつあるか? 宇宙物理学者が、この宇宙における「生命の発生確率」を真剣に考えると――。 これまでも生命の発生については、「ミラーの実験」や「ドレイクの式」など、さまざまにそのアプローチが提唱されてきました。 それではビッグバン理論、インフレーション理論などの最先端の宇宙論・物理学をもとに、RNAの合成、生命活動のはじまり、それらの発生頻度をあてはめたとき、我々の知る138億年の宇宙には、地球以外にも生命は存在するのでしょうか? 2023年4月17日、木星氷衛星探査計画 ガニメデ周回衛星「JUICE」が打ち上げられました。 日進月歩で進展していく宇宙探査・理論をもとに考える「生命」とはなにか? 本作のもとになるものは、2021年、2023年に同著者より発表され、世界的にも大きな話題となった論文です。 なぜ、われわれは存在するのか? われわれは孤独なのか?――その究極の問いに迫る!
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-本書は標準モデル(標準模型ともいう)のアノマリー(異常)について面白く語っている。標準モデルとは、素粒子物理学では、宇宙に存在する4の力のうち強い相互作用、弱い相互作用、電磁相互作用の3つを記述するためのモデルのことで、20世紀における物理学の到達点とも言われる。宇宙論に関しても標準モデルがあって、こちらはビッグバンからはじまる膨張する宇宙について記述するが、標準モデルで説明可能なのはわずか5パーセント程度と言われている。どちらも、まだわからないことが多く、調べれば調べるほど数値の異常が見つかり、その理論の正しさが常に検証されている。これまで物理学は先に理論を打ち立て、それを実験によって確かめるという方法を取ってきた。ヒッグス粒子はその象徴的な出来事で、これによって標準モデルの正しさが確認された。そしてこれですべてが解明されたと思わずにはいられなかった。しかし、本当にそうだろうか? 徐々に実験精度が高まり、これまでの「標準モデル」から逸脱する実験結果が見つかるようになってきた。そのため実験結果から理論を見直すという方向に変化してきてもいる。本書はその現状とこれまでの経過を、研究者へのインタビューも含め、わかりやすく面白く書いている。さて、新しい物理学は見つかるのだろうか。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宇宙への旅行はフィクションではなく、すでにはじまっている現実です。 近年では民間の宇宙旅行者が急増、ZOZO TOWNの創設者である前澤友作氏などは、すでに月旅行の予約をスペースX社と締結しています。 本書の冒頭では、実際に利用できる宇宙旅行サービスを紹介。豊富な天体情報をベースに、最新の宇宙船情報、探査機が取得したデータなどを盛り込みつつ、将来的に実現し得る太陽系旅行を提案しています。 それぞれの話題に関連した動画へアクセスできるQRコードも多数掲載。 宇宙開発の歴史と進行形の未来計画を、立体的に把握できるガイドブックです。分かりやすくビジュアル化した内容で、子どもから大人まで楽しめる一冊です。
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現在の宇宙の姿と、誕生から未来までがすっきりわかる最新宇宙入門 「宇宙にはまだ解かれていない謎や、その存在すら知られていない謎があります。 この本で宇宙の謎がどう解かれ、どんな謎が残っているかを楽しんでください」 ――東京大学名誉教授 佐藤勝彦(「はじめに」より) 今から138億年前、宇宙はビッグバンによって誕生しました。 現在、宇宙はどこまでわかっているのでしょうか。 この先、私たちが住む地球、太陽、そして宇宙はどうなっていくのでしょうか。 最新の宇宙理論によると、宇宙の終わりは、 「ゆっくり膨張して冷える」 「1点に集まってつぶれる」 「引き裂かれてバラバラになる」 「子ども宇宙が生まれる」 などのシナリオが考えられています。 この本では、現在の地球・太陽系・宇宙の姿、138億年前の宇宙誕生の瞬間から、10の100乗年後の宇宙の未来までをイラストや写真でわかりやすく解説しました。 案内役は、物知り「ミライネコ」と、何でも知りたがり「チュータ」の二人。 壮大な宇宙の歴史に思いをはせながら、最新の宇宙の姿に触れてみてください。 <概要> Part 1 地球の現在・過去・未来 地球はどうやって生まれて、どうやって今の姿になったんだろう? 知っているようで知らない、私たちが住む星、地球。 まずは、地球の素顔や歴史を探っていこう。 Part 2 太陽系の現在・過去・未来 太陽や太陽系の惑星は、宇宙を漂うガスやちりから生まれたんだ。 今の太陽は、人間でいえば50歳くらい。 これから老人になって、やがて終わりを迎えるよ。 Part 3 天の川銀河の現在・過去・未来 地球や太陽が存在する太陽系は、天の川銀河という星の大星団の一員なんだ。 七夕でおなじみのあの天の川だよ。 天の川銀河の中心には、超巨大ブラックホールが隠れているんだ。 Part 4 宇宙の現在・過去・未来 宇宙は今から約138億年前、原子よりも小さな存在から生まれたよ。 それからすぐに急膨張して、今も少しずつ膨張を続けている。 宇宙は果たして、これからどうなるんだろう? ■「子供の科学★ミライサイエンス」シリーズについて 1924年創刊の月刊誌『子供の科学』が、未来を生きる子供たちにとって大切な科学を楽しく、わかりやすく紹介するシリーズです。
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-太古から人々は,水滴や水晶のプリズムを通った太陽光が波長によって分かれる様子を虹という現象を介して目撃していた.この古くから知られる「分光」が,太陽そして太陽系全体が何でできているのか,宇宙全体がどのようにしてできたかを教えてくれる.さまざまな分野と結びついて発展してきた宇宙の化学が解き明かす物質進化の物語.
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4.3262文字の中に記述された現代宇宙論のエッセンス。「ゆらぎ」理論の研究などで知られる物理学者が「般若心経」を科学のまなざしで読み解く感動の宇宙講義。この宇宙に存在するすべてのものは、根源において同一であり、互いに浸透しあう相互依存の存在である。私たちの体もまた「自分以外」のもので構成されており、物質としての自分の体は、時々刻々と変化しているのに、なぜ、自分は自分であり続けられるのか――現代科学が明らかにする宇宙の様相を、「般若心経」を通じて考察する、著者のライフワークここに結実! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ビジュアル満載! 宇宙が楽しく深く学べるJAXAオフィシャルブック 修学旅行で宇宙に行くことになった明けの星学園のソラやひかりたちは、 JAXA(宇宙航空研究開発機構)の「宇宙のがっこう」の特別講習を受けて、旅にそなえることに! 「どの惑星に行こう」「宇宙人に会ったらどうしよう」「何を食べたらいいの?」……。みんなは期待と不安でいっぱいです。 ソラたちは、講習のなかで惑星の特徴や環境のちがい、びっくりするような発見に触れることによって、 宇宙の存在をこれまでよりずっと身近に感じるようになります。 さあ、みんなもいっしょにスペシャル授業を体験しましょう! ◇「めちゃくちゃ楽しい! 自由研究秘密手帳」付き [もくじ] ★「宇宙のがっこう」の1週間 月曜日 宇宙ってどんなところ? 火曜日 宇宙のどこへ、どうやって行く? 水曜日 宇宙ではどんなことができる? 木曜日 宇宙の滞在を楽しもう! 金曜日 宇宙はまだまだナゾがいっぱい ★特別授業 JAXA宇宙飛行士に聞いてみた! ISSでの1日 宇宙飛行士の仕事 宇宙飛行士の訓練をのぞいてみよう コミュニケーション力アップを目指そう! 先輩たちからのメッセージ
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-人類史上初! ブラックホールの撮影に成功した科学者がその舞台裏を大公開! 宇宙は人間に都合よく出来ている!? ・宇宙のはじまりは、10のマイナス33乗センチメートル以下の種 ・10000000000000000000000個以上の星が宇宙にはある ・人間の身体は星の残骸でできている!? ・太陽がもっと小さければ「地球人」は「金星人」になっていた!? ・人間がブラックホールに吸収されるときスパゲティのように細長くなる ・ブラックホールのそばでは時間が止まる ・多くの天文学者は「宇宙人」がいると考えている!? ・巨大ブラックホールが銀河誕生の鍵を握っている!? 【目次】 第1章:宇宙の成り立ち 第2章:太陽系の不思議を探せ! 第3章:奇妙な天体「ブラックホール」 第4章:巨大ブラックホール発見までの道のり 第5章:ブラックホール撮影の裏側 第6章:これからの宇宙像と人類の未来
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5.0本書はSergey ParnovskyとAleksei Parnowskiの著作『How the Universe Works』の日本語版である。Sergey Parnovskyは理論物理学者で、専門は一般相対論、宇宙論、天体物理学、特に裸の特異点。科学の一般への普及に貢献。キエフ大学教授(ウクライナ)、理学博士。ランダウ・スクール門下。Aleksei Parnowskiは宇宙物理学者で、専門は宇宙探査、宇宙風化。宇宙研究所(ウクライナ)上級研究員、理学博士。両者は親子である。本書では、宇宙全体に関する科学(宇宙論の歴史と現状)、主に膨張宇宙、ビッグバンでの創造、進化、特徴など、現代宇宙論の考えが説明されている。宇宙論に関してよくある質問に答えるとともに、宇宙論に直接関係する現代科学の2つの謎、暗黒物質と暗黒エネルギーについても触れている。主な内容は、第1章 宇宙の法則/第2章 膨張する宇宙/第3章 初期宇宙/第4章 暗黒物質・宇宙の中身/第5章 暗黒エネルギー ―宇宙の構成物―/第6章 ブラックホールと他のエキゾチック・オブジェクトなど。 著者紹介: 村田 惠三(むらた けいぞう) 1972年、京都大学・理・物理学科卒。1977年、東京大学・理学系研究科・理学博士。1977-1996年、通産省・工業技術院・電子技術総合研究所(現 産業技術総合研究所の前身の一部)。1983-1984 年、パリ南大学・研究員。1996-2015年大阪市立大学・教授。2001-2002年、東北大学・客員教授。2015-2021年、大阪経済法科大学・客員教授。2015-2019年、ソウル大学・客員教授。2015年~、大阪市立大学・名誉教授。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「宇宙はどうやってできたのか」「宇宙の果てはどうなっているのか」「宇宙人はいるのか」「超ひも理論とは何か」など、 素朴な疑問から最新の宇宙理論まで、広大で深遠な宇宙のすべてをオールカラーの写真とイラストを豊富に使い、優しく解き明かします。 また、惑星探査機や人工衛星、巨大望遠鏡がとらえた「現在の宇宙」の全貌を、高精細な画像で紹介。 読んでも見ても楽しめるビジュアル宇宙読本になっています。 さらに巻末には、宇宙開発年表や世界のロケット一覧、国際宇宙ステーションの構造など、最新の宇宙開発がよくわかる特集付き。 専門的な内容も丁寧に解説していますので、全く知識のない人はもちろん、天文ファンの人まで幅広くおすすめです。 想像の翼を広げ、ロマンあふれる宇宙の旅へと出かけましょう。
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3.01巻1,496円 (税込)劉慈欣のSF大作『三体』に登場し、一躍知られるようになった天体物理学の難問「三体問題」。ピタゴラス、ニュートン、ポアンカレ……名だたる科学者たちを悩ませ魅了してきた宇宙の謎と、その解明を目指した人類の歩みの全貌を描いた科学ノンフィクション。
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3.0宇宙の3つの大きな謎が解明されはじめた! 宇宙の謎の代表的なものが「ブラックホール」「暗黒物質(ダークマター)」「暗黒エネルギー(ダークエネルギー)」だ。2019年4月に史上初の撮影成功で話題になったブラックホールについては、どうやら宇宙はブラックホールだらけとわかってきた。その宇宙の95%は正体不明のエネルギーが占めており、われわれが知っているのはわずか5%。ダークマターは目に見えず質量だけをもつ未知の素粒子。謎のエネルギーであるダークエネルギーは、宇宙の未来の運命を握っている。 宇宙は約137億年前にビッグバンで誕生し、星々が生まれ、現在も膨張をつづけていると考えられているが、じつは仕組みがよくわかっていない。だがこの3つの存在なくしては、現在の宇宙の姿を説明することができないのだ。巨大ブラックホール、ダークマター、ダークエネルギーの解説とともに、素粒子論、量子力学、高次元理論など、面白くて不思議な最先端の宇宙論もわかる、楽しい謎解き宇宙本!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆宇宙を知りたいならこの本から!◆ 果てしなく広がる宇宙は広大で神秘的な世界です。多くの人が聞いたことのあるブラックホールも、その一部にすぎません。宇宙には、ブラックホール以外にも、壮大で、ダイナミックで、私達の想像できない世界が広がっています。例えば、「宇宙のはじまりはどうだったのか?」「宇宙の終わりはどうなるのか?」「宇宙人は存在するのか?」など、SF映画に出てきそうなワクワクするような疑問が宇宙にはたくさん存在します。そして、それらの疑問に対して、宇宙を研究する分野である「天文学」は答えやヒントを提供してくれます。 本書は雲南大学で行われている初学者向けの講義「現代天文学入門」を基に、選りすぐった100のトピックを紹介しています。その授業の中から星や銀河、ブラックホール、宇宙の歴史など、多岐にわたるテーマを扱い、読者の皆さんが「これは面白い!」と感じられる内容を詰め込みました。 この本を読み終えたとき、夜空を見上げたときの感覚が少しでも変わり、宇宙の広がりを身近に感じてもらえたら嬉しいです。 ■こんな方におすすめ ・宇宙についてざっくり知りたい人 ・宇宙に興味のある学生 ■目次 1章:人類は宇宙をどう捉えてきたのか?:天文学の歴史と宇宙観の変遷 2章:宇宙を「観る」方法:宇宙観測の最前線 3章:太陽と太陽系 4章:星の一生:星が生まれてから死ぬまで 5章:星が死んだ後はどうなるの?:中性子星やブラックホールでみる極限天体 6章:星々のシンフォニー:銀河の謎に迫る 7章:宇宙の始まりから未来まで:現代宇宙論入門 8章:宇宙に生命は存在するのか?:宇宙生物学 ■著者プロフィール 島袋隼士(しまぶくろはやと):東北大学理学部宇宙地球物理学科天文学コース卒業(2011年)。名古屋大学理学研究科素粒子宇宙物理学専攻修了(2016年)。フランスのパリ天文台、中国の清華大学でのポスドク研究員を経て、雲南大学西南天文研究所副研究員(2019年)。2022年に雲南大学西南天文研究所副教授。専門分野は観測的宇宙論、特に宇宙暗黒時代から宇宙再電離期の21cm線に関する理論的研究。趣味は将棋。雲南省の名産であるきのこの食べ比べ。
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2.7宇宙はどうやってできたのか? これからどうなるのか? これらの謎を解くカギとなるのが宇宙最古の星「はじまりの星」だ。すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡を使って、世界で最も遠くを見つめている研究者が「ここまで見えている」宇宙の姿を論じる、科学ノンフィクション。
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-『ブラックホールと時空の方程式』(森北出版)や、YouTubeでのライブ配信「24時間ではしりぬける物理」などで大人気の小林晋平先生が伝える「物理学のおもしろさ」! “ブラックホール”や“宇宙のはじまり”について書かれた本はたくさんありますが、本書が目指したのは「物理学の考え方」を伝えることです。宇宙に関するワクワクするような話題をより深く理解し楽しむためには、「物理学の考え方」を知っておく必要があります。宇宙という遠くの世界で起こっている現象が、身のまわりで見られる現象と本質的に同じであるとわかったとき、世界の見え方が変わることでしょう。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本作品は、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。電子書籍の特性上、書き込み等はできません。予めご了承ください。】ベストセラー「遊んで学べる」迷路絵本シリーズ! 精緻に描かれた宇宙の世界には、さまざまな迷路やかくし絵が仕掛けられている。そうした迷路やかくし絵に挑戦しながら、「宇宙基地」から「謎の惑星」までを宇宙旅行する。ゴールに到達するためには「魔法の石」を10個みつけなければならない、という設定だ。具体的には、「宇宙基地」「春と夏の星座」「秋と冬の星座」「宇宙ステーション」「月の世界」「太陽系」「もえる太陽」「火星探検」「土星のリング」「星の一生」「はるかな銀河」「謎の惑星」の12場面がある。「春と夏の星座」「秋と冬の星座」には、日本などでみられる星座が精緻に描かれているので、遊び感覚で覚えられる。また、若田光一さんや古川聡さん、山崎直子さんなど、時代の寵児である宇宙飛行士たちが似顔絵で登場している点も見逃せない。迷路と謎解きの旅に、さあスタート!
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4.8「宇宙はなぜこのようになっているのか」「宇宙に生命が存在できるのはなぜか」という誰の心の中にもある根本的な疑問を追求したポピュラー・サイエンス。サスキンドはひも理論、インフレーション宇宙論、最新の宇宙観測結果に基づいて、この大いなる謎を探究する。この宇宙の歴史とは「インフレーションの棚」を転がってゆき、極めて小さな宇宙定数を持つ谷で静止することだったという。しかし、この宇宙はもっとはるかに広大な、いわゆる「メガバース」の中のほんのちっぽけな片隅を占めるにすぎない。メガバースの中で、無数の種類の小宇宙が無限回出現するという新しい宇宙像にたどり着く。 世界天文年2009日本委員会の公認書籍。
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3.3謎の「ナノヘルツ重力波」は、宇宙誕生の痕跡なのか!? 2023年、世界に衝撃を与えた国際研究チーム「ナノグラフ」の報告。 それはある重力波の存在を捉えたというものでした。 発見された重力波は、ナノヘルツ(ナノ=10のマイナス9乗)、つまり数年もの非常に長い周期の、超長波長の重力波でした。 この観測プロジェクトで使われた手法は「パルサー・タイミング法」というものです。 電波星ともいわれる「パルサー」から送られてくる電波を観測することで、宇宙の空間の歪みを検出するという手法が、この「パルサー・タイミング法」です。 では、このナノヘルツ(超長波長の)重力波はどこで生まれたのか? ・宇宙のはじまり、ビッグバンより前に起きたとされる「インフレーション」によって空間が引き延ばされたさいの痕跡「原始背景重力波」。 ・銀河の中心「活動銀河核」に存在する太陽質量の数万倍といわれる「超巨大なブラックホール」が合体した。 といった候補が考えられています。 これまで謎とされていた「宇宙のはじまりの姿」。 その痕跡を見ることが人類にとって現実のものとなりはじめました。 本書では、その背景にある宇宙論を、重力とは何か? アインシュタイン方程式とは? そして宇宙のはじまりはどのように考えられてるのか? ひとつずつ段階を踏みながら解説し、「ナノグラフ」によって行われた「パルサー」を用いた宇宙空間の精密観測「パルサータイミング法」と今後の観測計画。そして15年以上にもわたる「パルサー・タイミング・アレイ」による観測の結果から、この謎の超長波長の重力波「ナノヘルツ重力波」の正体に迫っていきます。 宇宙の誕生に迫る宇宙論と観測の最前線をていねいに解説します! 序章 ナノヘルツ重力波の衝撃 謎の重力波とパルサー・タイミング・アレイ 1章 重力とはなにか……空間そして時間の歪み コラムメジャーリーグ投手の放つ重力波 2章 重力波望遠鏡……宇宙を見る新しい目 3章 連星パルサーの謎……電波天文学と中性子星 コラム 重力波に縦波成分は存在するのか? 4章 宇宙誕生の痕跡とは……インフレーション理論と原始背景重力波 5章 巨大ブラックホールの謎……宇宙の歴史を探る コラム 「特異点定理」の数理 6章 超波長重力波を捉えるには……パルサータイミング法と宇宙の謎 7章 もう一つの重力波観測……位置天文学で見える宇宙 8章 宇宙のはじまりを見る……超長波重力波の正体と未来の宇宙観測
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3.7138億年前、宇宙が誕生して僅か一兆×一兆×一兆分の1秒後に発せられた光を捉えることができたとしたら……。著者が率いる宇宙背景放射、原始重力波の観測プロジェクトは、ビッグバン以前の宇宙を描き出すインフレーション理論を実証する壮大な計画である。宇宙開闢の謎を解き明かすべく、本書は「波」「空間」「スペクトル」など物理学の基礎から「Bモード偏光」など最新の概念までを分かりやすく説き起こす。理論研究者たちが解説する数式の世界では味わうことのできない、最先端実験のスリリングな魅力が明らかに! 【目次】まえがき/第一章 宇宙の「ルールブック」を求めて――素粒子実験から宇宙誕生の瞬間を撮る実験へ/第二章 ビッグバンとCMB/第三章 「空っぽ」の空間/第四章 インフレーション仮説/第五章 原始重力波とBモード偏光/第六章 ポーラーベアの挑戦/第七章 戦国時代のBモード観測――ライバルとの競争、そしてライトバード衛星へ/あとがき
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-地球から出発し、地球がある「太陽系」、太陽系がある「天の川銀河」、天の川銀河のある「局所銀河群」、局所銀河群のある「おとめ座超銀河団」というように、宇宙の果てに向かって、最新の研究や観測結果をまじえながら、宇宙の構造について解説します。 月刊「星ナビ」(アストロアーツ)の連載などで天文ファンにおなじみの平松正顕先生による、わかりやすく読みやすい文章。宇宙についてもう少し深く知りたい人、知識を整理したい人も納得の内容です。 宇宙の全体像とは? 人類はどのように宇宙を理解してきたのか? これまでにわかってきた宇宙像について解説する書籍の決定版。
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4.3「宇宙が暗いなんて当たり前じゃないか」と思われるかもしれません。確かに私たちは毎日、太陽が沈んで夜になると、空が暗くなることを知っています。この夜の暗さこそが、「宇宙の暗さ」です。この当たり前に思えることは、じつはとても不思議なことで、「無限の空間に無限の恒星が一様にばらまかれているとしたら、空は全体が太陽面のように明るいはず」という問題として、オルバースのパラドックスと呼ばれています。本書では、さまざまな角度から「宇宙の明るさ」について迫ることでその疑問を解き明かし、その過程において、宇宙に関する基礎的な知識も自然に学べるようになっています。
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4.3NHKの人気科学番組『コズミック フロント』。宇宙研究の最前線に迫る内容を「解き明かされる宇宙のしくみ」、「生命から宇宙を見る」などの4テーマで再構成し、美麗な映像とともに収録。宇宙を知る最良の作品となっています。
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