作品一覧

  • 情報法オーラルヒストリーシリーズ1 情報の法社会学
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    1巻1,760円 (税込)
    【情報法はいかにして生成され、展開(または迷走)しているのか?】 情報法は、戦後のコンピューターの登場と発展を背景に生まれてきた 新しい法分野であり、新しい技術の登場と社会の変化の中で、新たな立法が 求められてきた分野でもある。 憲法、行政法や民事法、刑事法などの伝統的法分野のような 法解釈学を中心とした部分もあるが、それだけではなく、情報を規律する 制定法が生成されている途上でもあることから、常に立法政策にも 目配りをせざるを得ないという特徴をもっている。 【情報法オーラルヒストリーについて】 本シリーズは、今日の情報法をかたちづくることに貢献した人々に、 時代背景等を振り返りながら様々なエピソードを含めて話をうかがい、 法及び情報通信技術に関わるキーパーソンの物語(ナラティヴ)を伝え、 時代の声を残すことを目的として企画された。 それぞれの話もさることながら、シリーズを通して、相互に絡み合うことで、 戦後の日本の情報化についてより深く理解することを意図している。本書は 情報法オーラルヒストリーの第1弾となる。名和小太郎氏の談話を収録している。 【名和小太郎氏について】 名和氏は、汎用機が戦後開発され産業として成立するまさに黎明期から コンピュータに携わってきた。今日、プログラマーやシステムエンジニア、 プロジェクトマネージャーと称される職業の草分けであり、大学に移られてからは、 情報技術と法の架橋をなす研究者としての草分け的存在である。 名和先生のビジネスパーソン及び研究者としての60年をうかがうことは、 日本のシステム開発と情報法制の歴史の一端を知る貴重な機会となる。 ※本電子書籍は同名オンデマンド出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • エジソン 理系の想像力
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    なぜ今、エジソンか? 現在、どの技術分野でも「モノ離れ」が進み、コンピュータ内実験が全盛です。この流れのなかで、あえて「モノづくり」の魅力を考えてみる、これが今回の講義の狙いです。抜群の知名度に反して、実はよく伝えられていない側面も多いエジソン。その革新性と保守性について、工学の専門家が、まったく新しい切り口で解説します。19世紀のビル・ゲイツとも言えるエジソン、その矛盾をはらんだ仕事と人物像を、当時の資料を駆使して浮彫に。発明誕生の臨場感をリアルに描いた本格的な入門書です。発明はどのように行われるのか。理学・工学系のディープな世界と、技術者独自の仕事の魅力を伝える快著。

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  • サイバースペースの著作権 知的財産は守れるのか
    3.5
    1巻726円 (税込)
    著作権は電子的コピー技術の高度化と普及により大きく変貌している。著作物はユーザーによって自由に切り貼りされ、インターネットによって全世界に配信されるようになった。著作物を扱う企業もユーザーもこの状況に困惑している。一方、G7諸国の掲げる情報産業政策は著作権の尊重を強調している。本書は、このような環境下にある著作権制度を、技術、法律、産業、芸術理念、国際関係の絡みのなかで考察したものである。

ユーザーレビュー

  • サイバースペースの著作権 知的財産は守れるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    各種クラウドサービスを利用する上で
    利用国によってサービス内容に制限があることをきっかけに読んでみた。

    各事件の判例を中心に著作権の運用や変化がまとめられているが、
    判例内容についてなのか、筆者の考えなのか分かりにくい点もある。

    プログラム、レコード、放送、通信と様々な舞台で著作権は争われているが、
    国家国境をまたぐこともあり、絶対的な解はなく、
    実態への対処を繰り返すしか無いという印象である。

    15年前の書籍であるものの、本書でもデジタル化やインターネットについて触れられているが。
    近年においては更なるインフラの発展、コンピュータの一般化によって
    当時想定できなかったような問題も孕んで

    0
    2011年11月01日
  • エジソン 理系の想像力

    Posted by ブクログ

    プログラマーとかエンジニアなど開発部門の新入社員向けに適しているんじゃないかと思います。19世紀のギークを通して、テクノロジーとコンテンツの関係や、現代につながるアメリカ合衆国という国の成り立ちの重要な一部が垣間見えるのが面白いです。

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    2018年10月13日
  • エジソン 理系の想像力

    Posted by ブクログ

    単なる電球の発明者ではなくビジネスモデルを構築して競争に打ち勝つことを徹底するビジネスマンとしてのエジソン。

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    2015年10月24日
  • エジソン 理系の想像力

    Posted by ブクログ

    偉人としてのエジソンについての文章は小さい頃からよく目にするが,それなりにちゃんとしたものは読んできていなかったことがよくわかる.同じ著者のもうひとつの書籍『起業家エジソン』も機会をみつけ読んでみたい.

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    2013年05月03日
  • エジソン 理系の想像力

    Posted by ブクログ

    工学博士が書いておられるので、「快人エジソン」よりも冷静に、また当時の技術を考慮したマッカーとしてのエジソンの凄さや、当時の時代背景からエジソンが活躍できた理由を冷静に捉えています。

    0
    2011年11月04日

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