教育作品一覧
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-学徒動員、特攻、原爆投下、敗戦……そして日本は生まれ変わった。 2025年は「昭和100年」×「放送100年」、そして「戦後80年」の年。その節目の年に、「歴史探偵」半藤一利の遺志を継ぐ昭和史研究の泰斗・保阪正康が、昭和元年から64年までを対話形式で解説する。 「昭和100年、戦後80年。それは、昭和史が同時代史から歴史へと移行していく、あるいは昭和史が次の世代によって解釈される時代に入ったことを意味するのではないか」(保阪正康) 「ラジオ深夜便」で丸三年にわたって放送された「昭和史を味わう」の書籍化。貴重な写真やイラストが満載、NHKに残された音声をQRコードで聴きながら読む。他社には真似できない、「昭和の全歴史を追体験する」驚きのシリーズ 第2弾! 【内容】 第1章 太平洋戦争下の勤労動員、学童疎開 第2章 戦時下の一般兵士の実像 第3章 特攻隊と太平洋戦争の本質 第4章 戦争末期の庶民の本音とその暮らし 第5章 終戦の日はいつ? 第6章 昭和天皇とマッカーサーの出会い 第7章 新しい教育制度「六・三・三・四制」 第8章 日本国憲法の公布 第9章 昭和天皇の全国巡幸 第10章 東京裁判 第11章 占領期のベストセラー
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-【内容紹介】 今の自分にとって、受かるべくして受かる試験を探し出し、合格する。それが短期間で早慶上智に合格するために、最も重要なことです。 本書は、私立の難関大学である、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学に、総合型選抜・学校推薦型選抜(公募推薦)を活用して、合格を目指す受験生のための、受験戦略を紹介しています 自分の強みを生かし、アピールすることで、あこがれの難関大学に合格することも夢ではありません。そのため、自分の得意科目や高校生活での活動実績などを活用できて、倍率も有利な大学・選抜方式を選ぶことが大事です。また、小論文・志望理由書などの提出書類の準備の仕方や、過去問の傾向を把握し、対策することが欠かせません。本書ではそれら受験戦略を紹介しています。 【目次】 はじめに ~あなたでも、3か月で、早慶上智合格に手が届く~ 第1章 3か月で早慶上智に合格するための受験戦略 第2章 3か月で早稲田大学に合格するには 第3章 3か月で慶應義塾大学に合格するには 第4章 3か月で上智大学に合格するには 第5章 よくあるQ&A おわりに ~早慶上智に入ったら~ 付録
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、初級で頻出する70の文型を、楽しく、そして確実に身につけられるよう工夫された日本語学習書です。全3章構成で、各章はストーリーマンガから始まり、わかりやすく豊富な文型練習と、アウトプットを重視した多彩なタスクへとつながります。 物語の舞台は、小さな定食屋「シライ」。五人のキャラクターたちが繰り広げる「一杯の飲み物」をめぐる心温まるストーリーは、N4レベルの文型を中心に構成されており、マンガを読むだけで自然と文型に触れることができます。イラストで進む文型練習も物語とつながっているため、登場人物同士の関係性を通して、文脈の中で文型を「使える形」でマスターできます。 さらにタスクでは、スマートフォンを使ったアクティビティや、自分自身について語るミニスピーチなどを豊富に収録。楽しみながらたくさん話すことで、学んだ文型の定着や既習文型の復習が無理なく行え、会話力がアップします。 これまでにないアプローチで、楽しみながらしっかり学べる1冊です。 ※この商品は、固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また文字列のハイライトや、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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-不登校問題の解決バイブルの決定版! 本来なら学校に行っているはずのわが子が毎日家にいる。その姿を見る親や家族は、これほどつらく悲しく、無念なことはないと言う。学校も、そこにいるはずの子どもがいない、寂しく残念なことだと嘆く。子どもの数は減りながら、不登校は全国あまねく、男女の別なく、親の職業にも関係なく、発生比率を高めて増え続けている。現在、地域で差はあるが、小学生は25人に1人、中学生は10人に1人が不登校のようだ。 かなり長い年月、いくつかの心理職の資格を得て、市井の片隅で、新生児から大学生までの子どもたち、親や家族、そして教師などの教育相談(カウンセリング)に携わってきた。子どもたちが抱えるあらゆる問題に関わってきたが、昨今、特に多いのは不登校問題の相談依頼である。 不登校問題に関する教育相談のねらいは再登校と再就学の実現である。それは、この問題の本質と個々の事例の問題の所在を正しく理解し、手だてを工夫し、手順に従い、知恵と感性をはたらかせれば、再登校と再就学はほぼ実現する。この書では、心理療法を学び、また数多くの臨床事例から習得した不登校問題の解決のための考え方や具体的な方策を明らかにする。 また、これまでの教育相談で、子どもたち、親や家族、教師等からたくさんのことを学んだ。それらを基に、不登校を生まない子育てや学校教育のあり方、社会一般の人たちへの関与の願いなどの提言を行う。行政当局への要望等も付した。
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-支那事変(日中戦争)の特徴は、戦争遂行と和平への努力が、ほぼ全期間を通じ並行してなされたことにある。この和平工作の舞台には外交官のみならず、中国通の経済人やジャーナリストなど様々な人物が登場した。本書はまず、極秘裡になされたがゆえに捉えづらい和平工作の基礎事実を確定し、これに従事したピース・フィーラーたちの実像を描き出す。宇垣工作、汪兆銘工作をはじめとする数多の試みは、なぜ一つとして成功しなかったか。日本側の事変処理政策や政府声明の決定過程を詳しく追跡することでその原因を解き明かした。日中関係、戦時外交を考えるうえで欠かせない名著。
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-障害学会の設立20周年を記念して編まれた障害学の過去を振り返り未来への展望を描く論集。障害学の理論的枠組み、障害の経験、政策への障害学の関与について、多様な観点から多士済々の執筆者が論じ、それぞれの角度から障害学の未来への方向性を照らし出す。
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-新制中学校と日本国憲法は、敗戦から来た惨めな思いと敗戦直後の厳しい生活現実から生徒たちを解放する燈台の役割を果たした。その象徴が、新制中学校社会科副読本『あたらしい憲法のはなし』(著作発行文部省)掲載の炉に入れられた戦闘機、軍艦が電車、ビル、消防車に変化して出てくる一頁大の挿絵であった。さらに言えば、「国際平和主義」、「民主主義」、「主権在民主義」という憲法の三原則を記した三個の足台に乗る三人が、山の端から昇り始めた憲法という太陽に向かって手を振る挿絵も脳裏に焼きついている。そういう意味で、同時代を生きた筆者にとっても、新制中学校と憲法はセットであった。(はじめにより)
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-バイリンガル・マルチリンガルの言語資源を最大限に活用する教育観を支える概念として、近年急速に注目を集めるトランスランゲージング。本書は、その概念をどのように教育の現場で実践できるか、豊富な実践例と詳しい描写を用いて解説する初めての概説書である。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 たったひと言で、あなたの印象が変わる 「言いかえ」×「語彙力」が身につく本 ●人気の「語彙力」シリーズの最新刊! ●さまざまな場面や状況、相手に合わせて使える「言いかえ」の例や、会話を豊かにする語彙などを約2000個掲載! ●会話や社交辞令、あいさつなどの言いかえパターンから、うれしい、悲しいなど感情の言いかえまで幅広く掲載! 【言いかえテーマ例】 会話/社交辞令/あいづち・返事/ほめる/気づかう/慰める・いたわる/ねぎらう・励ます/お礼・感謝/お詫び・謝罪/反省 依頼・お願い/催促/承諾/断る・辞退/質問・相談/報告・案内//説明・確認/同意/注意・指摘/意見/反論/抗議/会議/感動/興奮/うれしい 【目次】 PART1 言いかえで変わるコミュニケーション PART2 状況に応じた言いかえのフレーズ PART3 きちんと伝えたいお礼とお詫びのフレーズ PART4 ケース別で役立つ言いかえフレーズ PART5 気持ちが伝わる言いかえフレーズ <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 乱世に輝いた英傑たち 群雄割拠の熱き時代を己の才を信じて戦った漢たちの生き様--- 熱き戦国の時代を知る 迫力満点のイラスト図鑑 我こそが天下の主にならんと覇を唱え、立ち上がった漢たち「戦国大名」。彼らは不屈の闘志を誇る一騎当千の猛者や万の大軍を自在に動かす知恵者といった「戦国武将」を従えて日本各地に割拠した。 本書では、時を超えて伝説となり続ける彼らの活躍を徹底的に解説する。 「ビジュアル図鑑」は、美しく迫力あるイラストをメインに、子どもたちの創造力と探求心を育むことを目的としたニュータイプの図鑑シリーズです。戦国時代に日本全国に割拠した148人の戦国武将を美麗なフルカラーイラストで収録。 武将たちの能力はスパイダーグラフでわかりやすく表現し、戦国時代の歴史的資料や写真をベースとしてそれぞれの武将の詳細情報もわかりやすく掲載。 「乱世の始まりと終わり」「戦いにおける勢力変遷」「戦国大名と国衆とは?」「浮世絵で学ぶ戦国時代」など、戦国時代を理解できるコラムも盛りだくさん。戦国武将とその時代を、見て、読んで、楽しめる“戦国武将のビジュアル図鑑”決定版です! ※本文の漢字は、すべてフリガナが振られています。 ■掲載内容 ▼第1章 戦国三英傑 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の「戦国三英傑」とそれぞの家臣 ▼第2章 東日本の武将たち 東北、関東、北陸、東海に居を構える、伊達政宗、武田信玄、上杉謙信、今川義元ら、東日本の武将たち ▼第3章 西日本の武将たち 機内、中国、四国、九州に居を構える、足利義輝、宇喜多直家、毛利元就、長宗我部元親、島津義久ら、西日本の武将たち ▼第4章 戦国資料館 浮世絵から見る戦国時代。さまざまな群雄たちを苦しめた名将・知将。戦国時代に活躍した忍者や剣豪など
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-アフリカで誕生後、世界をひろげてきた人類の壮大な旅路――グレートジャーニーとも呼ばれる――その旅を、陸路ではなく、海をわたる手段としての船の発達を通して見た、他に類をみない歴史がここにある。 紀元前三千年、モンゴール系の稲作民族が台湾からフィリピン、インドネシア、マレー半島へと、カヌー(刳りぬきの丸木舟)で南方の海にわたっていった。 このオーストロネシア(南島)語族は紀元前千五百年にミクロネシアへ、さらに紀元前九百年にはメラネシアをへてポリネシアに達し、西暦十世紀にはハワイへ、十一世紀にはイースター島、十三世紀にはニュージーランドへと達した。 そうした過程でカヌーは大型化し、双胴船が誕生し、クラブクロゥと呼ばれる帆はさらに進化し、人間がつくりだした最も美しい乗り物といわれる大型帆船へとつながっていく。 目次 オーストロネシア語族 フェニキアと古代ギリシャ ローマとバイキング、そしてハンザ同盟 鄭和の宝船 ガレー船からキャラック船へ レパトン沖の海戦 スペイン無敵艦隊とオランダ東インド会社 カリブの海賊と英国東インド会社 黄金の陸地探索 テラオーストラリス トラファルガーの海戦 捕鯨船 ビーグル号 難破船と燈台 木曜島ラガー クリッパー ヨットレース、そして小さな鰭 帆船の種類
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-【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 勉強が楽しくなるコツ、満載! 勉強を「好き」または「得意」にするコツって? 東大卒の著者による、朝日小学生新聞で人気連載中の「勉強アドバイス」から、おすすめの項目を抜粋・再編集して1冊に。 先生の「つもり」で勉強すると効果アップ/雨の日は記おく力が3倍あがる!?/音楽をきくなら勉強する「前」/心があれたらセルフ実きょう中けい /図形センスがあがる部屋の「間取り図」/4コママンガで物語文&作文の練習 などなど 子どもはもちろん、大人も「へえ!なるほど」「知りたかった!」と思える、「頭がよくなるワザ」がイラスト付きで88点のっています。88ワザのどこから読んでもOK。気になるページがあったら、印をつけるなりフセンをはるなり、自由に読んで、実行してみてください。 ■ “勉強”をこうりゃく!…勉強のやり方/集中力/暗記 ■ “メンタル”をこうりゃく!…やる気/きん張・リラックス/不安やイライラ ■ “四教科”をこうりゃく!…算数/国語/理科/社会
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学選びの決定版! 新時代に企業が欲しがる人材を輩出する大学 日本経済新聞社・日経HR共同調査「企業人事に聞いた『卒業生が活躍している大学』調査」をもとに、さまざまな切り口のランキングで企業から評価されている大学を紹介します。 ☆2024年まで実施の「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」を、2025年から一部内容をリニューアル。キャリア自律、ジョブ型雇用などの観点も取り入れ、社会が求める人材の変化に対応し「企業人事に聞いた『卒業生が活躍している大学』調査」として実施しました。従来の大学のイメージだけにとらわれない、第三者による評価としてご覧いただけます。 ☆最新の入試制度や学費・奨学金情報、就活トレンドなど、進学先選びに役立つ内容が満載です。 【巻頭特集】どう変わる? 仕事に必要な力、求められる人材 これからの時代に仕事に必要な力や求められる人材について考えます。 「新・就職力ランキング」を算出する調査のリニューアルに至った背景と、リニューアルの内容を解説。人気企業の人事や人材活用、進路選び等の各領域を代表する方々にも話を聞きました。 【特集1】「新時代」に企業が欲しがる人材を輩出する大学 ・Part1 卒業生の活躍度が分かる新・就職力ランキング 2025-2026 ・Part2 大学の人材育成力ランキング2025-2026 ・Part3 【中小規模大学版】卒業生の活躍度が分かる新・就職力ランキング 大学の人材育成力ランキング 2025年から実施の「企業人事に聞いた『卒業生が活躍している大学』調査」の結果をランキングにしました。各ランキングから、大学の「強み」や「個性」が見えてきます。 企業が求めるのはどんな能力を持った学生なのかを明確にし、大学の人材育成力を比較します。 【特集2】保護者世代のための入試講座 大学入学者全体のうち約5割が、総合型選抜と学校推薦型選抜の、いわゆる「年内入試」で入学する時代。 複雑化する入試の種類や選考方法、選考時期など、保護者世代の受験との違いにふれながら解説します。 【特集3】受験から卒業までの総コスト 物価高が続くなか、大学進学にかかる費用も増額の傾向にあります。 大学受験から卒業まで、いつどれくらいお金が必要か試算しました。 【特集4】早わかり 令和の就活トレンド 現在の就職活動事情から早期に内定を獲得した学生による座談会、高い就職率を誇る大学のキャリアセンターの取り組みや、就活を理解するために知っておくべきキーワードを紹介します。 【特別企画】次世代を創る大学
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆情報Ⅰの過去問をわかりやすく解説◆ 2025年実施の大学入学共通テストから「情報I」が必修科目として加わりました。本書は2025年度「情報I」本試験、追試験をていねいに解説。さらに試作問題、サンプル問題も取り上げて解説します。加えて、各試験問題(2025年度本試験、2025年度追試験、試作問題、サンプル問題)を収録。解答用紙も用意しています。著者は、多くのIT著書があり、テレビやラジオにも出演する人気の岡嶋裕史先生。4回分の試験問題とわかりやすい解説で、2026年度大学入学共通テスト「情報Ⅰ」の試験対策に役立ちます。 ■こんな方におすすめ ・2026年に大学入学共通テストを受ける受験生。過去問の解説を知りたい人 ■目次 ●2026年度(令和8年度)大学入学共通テスト「情報Ⅰ」試験概要 ●岡嶋先生からのアドバイス/本書の見方・使い方 ●解説・解答パート 2025年度本試験/2025年度追試験/試作問題/サンプル問題 ●問題パート 2025年度本試験/2025年度追試験/試作問題/サンプル問題 ●解答用紙(マークシート)
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-黒い歴史のすべては、ここから始まった――。1989年6月4日に発生した天安門事件。当時、世界中がこぞって報じたこの事件は、学生運動とそれを封じる軍部という世紀の「民主化運動」として取りざたされてきた。現在、厳しい言論統制下にある中国。その発端と言えるのが、この天安門事件である。今なお、中国国内では30年以上も前の天安門事件に関する発信はタブーとされ、ウェブ上で検索することができないばかりか、一般市民においては発言することさえ許されない状況にある。なぜ、中国共産党は、天安門事件のような騒動を二度と起こすまいと躍起になるのか。その答えは、事件後に検証された数々の不自然な事象から明らかになりつつある。事件当時NHK特派員として現地入りしていた加藤青延氏は、天安門事件の発生時から現場の第一線で取材し、日本にその状況をつぶさに伝えた数少ないジャーナリストの一人だ。加藤氏によると、長年英雄視されてきた「戦車男(タンクマン)」は、実は軍による自作自演であった可能性が極めて高いという。天安門事件とは、人民による反旗だったのか、軍による偽旗だったのか――。長年にわたる緻密な取材で明らかになった真相を、事件当時の現場を取材した著者が実証。天安門事件の真相を知れば、中国という国の根源が見えてくる。 〈目次〉●真相1 中国政府が偽り続ける死者数 ●真相2 誇張されて伝えられた胡耀邦の死 ●真相3 趙紫陽だまし討ちで出された「動乱社説」 ●真相4 指導部内の対立激化とデモ再燃 ●真相5 「動乱」の火を再燃させた趙紫陽演説 ●真相6 火に油を注いだゴルバチョフ訪中 ●真相7 号泣した趙総書記 最後の姿 ●真相8 「北京飯店」前で起きた衝突の一部始終 ●真相9 天安門広場からの撤退交渉 ●真相10 戦車男は「英雄」ではない ●真相11 「軍側被害」の多くも自作自演か 『目撃 天安門事件』を加筆修正し、改題、再編集。
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-少年犯罪、学級崩壊、学力低下など、いわゆる教育問題が議論される際に、学校や教師のあり方が問われることは多いが、家庭教育のあり方、ことに「父親は何をすべきか」が問われることは少ない。両著者はこれまで、学者、ジャーナリストという、それぞれの立場から、日本の教育問題について、さまざまな論考、提言を発表してきた。その彼らが人生を振り返りつつ、「自分たちは父から何を学び、それをいかに子供たちに継承しているか。家庭教育における父親の役割とは何か」について語り合った。仕事はしないが、プライドだけは高い父によって刷り込まれた「学問への志」。薩摩隼人で、正義のためならヤクザにも警官にも立ち向かう父から学んだ「男のダンディズム」……。いずれもが型破りな父でありながら、その生き様が両著者の人格、人生に多大な影響を及ぼしているところが垣間見え、興味深い。日本の言論界に一石を投じてきた両雄による体験的教育論。
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-花のみやこか、懐かしきふるさとか――。日本列島の文化の歴史は、海の外からやってきた最新の情報があつまる都会への憧れと、生まれ育った郷土への思い入れのはざまで紡がれてきた。奈良、京都、のちには江戸・東京という「みやこ」に対する「地方」の憧れと反発、さらに中国大陸や欧米という「中央」に対する「辺境」日本の憧れと反発という二重の交錯を見据え、そこに織りなされる綾を丹念に描き出した唯一無二の列島文化史。 夷なる日本が華なる中国に劣らないと主張した京都生まれの伊藤仁斎と、関東出身で田舎固有の文化に価値を見出し江戸学芸を京から自立させた荻生徂徠。日本文化や日本的なるものの一貫性を否定した内藤湖南と「国史」の範囲に苦悩した黒板勝美。日本文化が基底のところで一体のものであることを前提にしたことで「郷土を捨象した」と批判された、民俗学の父・柳田国男が敬意をいだいていたのは、田舎に「いにしえのみやび」を見出した本居宣長だった。 古代の青銅鏡が示す畿内王権や記紀神話にはじまり現代にいたるまで時代を縦横無尽に扱いながら、独自の視点で日本文化の形を照らし出す。(原本:平凡社、1991年) 【本書の内容】 はじめに 第一章 都市の論理――先進・後進論の背景 第二章 反都市文明――「地方」主張の論理と背理 第三章 国家という単位――単一の「国」と「くに」の複合 第四章 民衆知と文字文化――ひとつの試み あとがき 解 説(長﨑健吾)
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-蜘蛛が網を作ると、「恋しい人がやってくる」と喜んだ平安貴族。弥生人はその姿を銅鐸に刻み、ペルーの古代人はナスカ台地の砂漠に描き、ギリシアから北米まで、蜘蛛は世界の神話に数多く登場する。 時に畏れ、嫌い、崇め、慈しむなど、評価は極端。なのに、なぜか惹かれずにはいられない……。 人と蜘蛛のそんな不思議な関係を、日本中世史研究家が貴重な図版・史料とともに丁寧に考察。 蜘蛛愛好家の筆者だからこそ見えてくる、新しい歴史研究! 「内容紹介」 清少納言は、現代人よりもはるかに虫好きだったのだ。いささか厄介な虫たち、蠅、蟻、蚊、蚤について、「憎し」と言いながら、面白がってその生態を見つめ、魅力的に描写した女性がいた。清少納言である。(中略) 蜘蛛についても、網にかかった白露を、「をかし」「あはれ」の両方を使って絶賛している。 こうした眼差しは、どこへ行ってしまったのだろうか。いま、人間が虫に対して抱いてきた感情、心性、文化を見直し、つき合い方を考えることは、急務であると思われる。 ―――本書 はじめに より 目次 はじめに 第一章 遺跡の蜘蛛・神話の蜘蛛 1 蜘蛛とはどんな生きものか 2 蜘蛛の考古学 3 世界の神話の蜘蛛たち 第二章 敵の名は土蜘蛛 1 征服神話の中の土蜘蛛たち 2 土蜘蛛は蔑称か 第三章 蜘蛛に寄せる恋の歌 1 蜘蛛に寄せる恋の歌 2 東アジアのめでたいしるし 3 蜘蛛と七夕 第四章 空を飛ぶ蜘蛛 1 雪迎え――空飛ぶ蜘蛛の発見 2 漢詩と和歌に詠まれた遊糸 3 「かげろふ」をめぐる混乱 4 『かげろふ日記』の「かげろふ」とは何か 5 十二単を飾る糸ゆふ 第五章 蜘蛛は神仏のお使い 1 蜘蛛は知る者、賢い者 2 あの人も蜘蛛に助けられた 第六章 妖怪土蜘蛛登場 1 蜘蛛嫌いの萌芽 2 寺蜘蛛の登場 3 よみがえった土蜘蛛 第七章 民俗と遠い記憶 1 相撲を取る蜘蛛 2 蜘蛛の昔話 3 夜の蜘蛛・朝の蜘蛛 おわりに ――蜘蛛はともに生きる仲間 参考文献
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 既刊『カラー図解 城の攻め方・つくり方』(2017年6月発売)に最新の城トピックスを盛り込み、32ページ増補改訂! 新章「日本の城発展史」を設け、「古代・中世の“城”とは?」「山城の登場」「巨大化する山城」「天主出現をめぐる謎」「築城ラッシュと天下普請」「廃城令と太平洋戦争」 など、城の発展史を新規に解説します。相次ぐ御殿・城門の復元、城イベントなど城最前線コラムも充実。 【目次】 第1章 城歩きのポイントと5大名城 第2章 日本の城発展史 第3章 城の基礎知識〜歴史・つくり・攻城戦〜 第4章 合戦の舞台となった城 第5章 特撰20!戦国の城の攻め方・つくり方 第6章 特撰20!近世の城の攻め方・つくり方 【監修】 中井 均(なかい・ひとし) 1955年、大阪府生まれ。滋賀県立大学名誉教授、日本城郭協会評議員。専門は日本考古学、特に中・近世城郭の研究。著書に『城館調査の手引き』『ハンドブック 日本の城』(ともに山川出版社)、『歴史家の城歩き』(共著/高志書院)、『信長と家臣団の城』『秀吉と家臣団の城』(ともに角川選書)、『決定版 日本の城』(新星出版社)など多数。 【編者】 かみゆ歴史編集部 歴史関連の書籍・雑誌・ウェブ・デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般をはじめ、世界史、美術史、宗教・神話、観光ガイドなど。城関連の主な制作物に『よくわかる日本の城 日本城郭検定公式参考書 増補改訂版』『戦国武将が教える 最強! 日本の城』(ともにワン・パブリッシング)、『完全保存版 日本の城1055』(西東社)、『決定版 日本の城』(新星出版社)、『ざんねんなお城図鑑』「廃城をゆく」シリーズ(ともにイカロス出版)、ウェブサイト「城びと」など。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 算数の図形の基本から応用まで、1冊でいっきにマスター! 大人気「1冊でしっかりわかる」の算数シリーズに図形の本が初登場。 「フリーハンドでまっすぐな線を引く」という究極のスモールステップからはじめて 面積、体積、表面積、立体図形の展開図にいたるまで、 「図形の苦手」をていねいに一つずつ解決していきます。 小学生はもちろん、図形が苦手な中学生や高校生、学び直しをしたいビジネスパーソン、頭の体操をしたいシニアまで楽しく読める1冊です。 本書の7つの強み その1 すべての項目の要点をギュッとひとまとめ! その2 「チェック!」の内容でより深く理解できる! その3 会話と語りかける口調で気楽に読み進められる! その4 1冊で平面図形と立体図形がすべて学べる! その5 小学生にも大人にも。「図形の苦手」に効果的! その6 「学ぶ順序」と無理なく応用力をつける「構成」へのこだわり! その7 算数から数学への橋渡しにも! 答え合わせがしやすい別冊解答つき! さらに購入特典として、本書に掲載されている演習問題をPDFでダウンロードできます。
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-千葉明徳、100年の集大成 2025年、学校法人千葉明徳学園は創立100周年を迎えました。 それを記念して、100周年記念誌「明日へ続く道」を企画、出版しました! 本書では100年にわたる学園の歴史、現在の取り組み、未来への構想を分かりやすく紹介いたします。 ☆人気漫画家 ビッグ錠 氏が執筆! 漫画「学園創立者・福中儀之助伝」収録 ☆福中儀之助が現在の学園にタイムワープして騒動を起こす⁉ 小説「タイムトラベル・儀之助」収録 ☆漫画・小説、年表、写真で学園の100年が全て分かります! 卒業生の方はもちろん、千葉明徳学園に興味がある方にも必見の1冊です。 【目次】 第1部 これまでの100年 第2部 現在の学園 第3部 これからの100年 第4部 小説「タイムトラベル・儀之助」
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-国語の成績が良い子とそうでない子を比べると、その差の大部分は語彙力にあります。 たとえば、語彙力のない子は選択肢問題で自信満々に選択肢を選ぶものの、 その選択肢に書かれている言葉の意味を聞くと、 「知らない」と答えることがあります。 意味を知らないのに答えている―そんなことが、実際によくあるのです。 お子さんが選択肢問題で「あきらかに間違った選択肢」を選ぶのも、 語彙力が足りないからかもしれません。 どんなに国語の勉強に力を入れても、 語彙力がなければ意味を正しく理解することはできません。 選択肢問題の選択肢の言葉がわからないから、 どれを選んでいいのかわからないということもあります。 つまり、国語力の根幹にあるのは「語彙を知っているかどうか」 なのです。 本書では、 その語彙を定着させるための方法として、「言いかえ」 に焦点を当てました。 たとえば、「嬉しい」という言葉を言いかえてみると、 「楽しい」「幸せ」「心がおどる」など、さまざまな表現が思い浮かぶでしょう。 このように、 1つの言葉を別の言葉に言いかえる習慣をつけることで、 自然と語彙が増え、言葉の使い方が身についていきます。 本書では、 具体的な言いかえトレーニングの方法のほか、 それを学習習慣に組み込むコツなどもお伝えします。 中学受験コンサルタントとして、これまで多くの小学生の成績を上げてきましたが、 言いかえトレーニングの効果は絶大です。 ぜひ、お子さんと一緒に楽しみながら、 語彙力を高める習慣を身につけていきましょう。 ■目次 ・第1章 国語力が上がれば、すべての科目の成績が上がる! ・第2章 知っている単語の数を増やせば、国語力は伸びる ・第3章「言いかえトレーニング」で語彙力アップ!読解力を支える語彙力の育て方 ・第4章 言いかえノートの活用法 ・第5章 音読でさらに語彙力と読解力を飛躍的に伸ばす! ・付録 覚えておきたい最重要語句300 ■著者 齋藤達也(さいとう・たつや) 中学受験コンサルタント 1976年、横浜市生まれ。聖光学院中学・高等学校卒業、東京都立大学法学部卒業。 新5年生の2月から日能研町田校に通い始めるも偏差値50をいったりきたりの状態が半年以上続く。 このままではマズいと思った母親の試行錯誤のおかげで 偏差値は一気に70まで跳ね上がり、見事に聖光学院中学校に合格。 大学卒業後は一般企業に勤めながら趣味で中学受験関係の 情報を紹介するサイトをつくったところ、受験相談が殺到するようになる。 相談に応えるうちに一生懸命に勉強している受験生および中学受験に悩む保護者の力になりたいと決意し、 中学受験コンサルタントとして独立。 これまでアドバイスをした中学受験生および保護者は1000組以上。 直接指導した生徒は120名近く(2025年3月時点)。 著書に『小6からでも偏差値が15上がる中学受験合格法』『1日10分!「音読」で国語の成績は必ず上がる!』『怒らずにわが子のやる気を引き出す中学受験合格法』(すべて、あさ出版)がある。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 台湾には、先史時代から、オランダ・スペイン時代、明・清朝時代、日本統治時代を経て戦後へと続く、外来文化の影響を受けた歴史建築が数多く保存されている。建物自体はそのままに、利用者や用途を変えながら、時代とともに大切に後世に受け継がれているのだ。歴史建築は、建築そのものが台湾の歴史や文化を現代に伝える図書館であり、美術館であり、博物館でもある。建物を詳しく見ていくことで歴史が立体的に映し出される。本書では、豊富な写真とイラストを使って建築の構造や使われ方、その背景などを詳しく紹介する。また、屋根の形式、壁面装飾、木彫りの技法など、建材や細部の装飾についても解説。時代を追うごとに建築様式がどのように変化したのか、人々の暮らしにどのように根付いていたのかが詳細にわかるだろう。実際に訪れることができるよう、住所を明記したリストも収録。
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-弱者の味方として、ユスティニアヌスの片腕として ラヴェンナの有名なモザイクで知られるビザンツ帝国の皇后テオドラ。その生涯は、たぐい稀な才能をもった女性が、多くの障害を乗り越えて、信じがたいような権力を手にするという物語である。本書は、「卑しい生まれの踊り子が皇帝の甥を魅了した」という後世のイメージを生んだ、同時代の著作の偏見に満ちた記述に分け入り、近年の初期ビザンツ研究の成果を取り入れて、テオドラの生涯を時代の全体像の中に位置づけて描いている。 テオドラはこの時代の重要な政治家のひとりであり、帝国の国内・対外政策の策定に協力し、二度にわたって夫ユスティニアヌス一世を廃位の危機から救った。重大な宗教論争の解決のために中心的な役割を果たし、身売りされた女性たちを進んで援助した。敵となった人々は、経歴について、娼婦だったという想像を逞しくし、大げさに書いた。 著者は宗教界を中心とする彼女の人脈に注目する。そしてニカの乱の際の有名な演説はもちろん、旧西ローマ帝国領の再征服や教会の統一といった、これまでテオドラが登場することのなかったユスティニアヌスの治績に、その関与を認めている。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 だれでも知ってる古代ギリシア! 今も見つかる新事実! 本書は現代日本最先端の古代ギリシア史です! ヨーロッパ文化の基盤古代ギリシアの始まりは、いったいいつ頃なのか…ギリシア語とは?…ミケーネ文明,ポリスの誕生…スパルタ続けてアテナイ,そして,あのペルシア戦争…アテナイに始まる民主政…,さらには,ホメロスの叙事詩,歴史学・哲学の誕生,悲劇・喜劇の競演…が綴られてゆく 《著者紹介》 桜井万里子 (さくらい まりこ) 1943年東京に生まれる 国際基督教大学(ICU)教養学部卒業,東京教育大学文学部西洋史学科卒業,東京大学大学院人文科学研究科西洋史学修士課程修了。東京学芸大学教育学部教授,東京大学大学院人文社会系研究科教授を歴任,現在東京大学名誉教授。博士(文学) 主著,論文 『古代ギリシアの女たち アテナイの現実と夢』中公新書,1992 (中公文庫,2010),『古代ギリシア社会史研究』岩波書店,1996 (岩波オンデマンドブックス, 2014),『ソクラテスの隣人たち アテナイにおける市民と非市民』山川出版社,1997,『ヘロドトスとトゥキュディデス 歴史学の始まり』山川出版社,2006 (講談社学術文庫,2023) “A New Reading in POxy XIII 1606 (Lysias, Against Hippotherses)”, ZPE 109 (1995), 177-180, “The Thesmophoria and marital institutions in democratic Athens”, I. Polinskaya and A. Matthaiou (eds.), Μικρός ιερομνήμων μελέτες εις μνήμην Michael H. Jameson, Athens, 2008, 41-51, 「ペロポネソス戦争後のアリストファネス」『ペディラヴィウム ヘブライズムとヘレニズム研究』79(2024)6-25
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-☆☆☆図書館は最高のプレイスポット?☆☆☆ ☆☆☆読むだけで楽しくなる図書館の使い方をお教えします!☆☆☆ 特に海外の映画を観ていると、 作品の舞台が図書館になっていることがありませんか? ・恋愛映画で出会いや再会の舞台になっていたり、 ・ホラーやサスペンスで亡霊の正体や恐怖の歴史を暴いたり、 ・ヒューマンドラマで読書で人生を華やかに変えていたり、 ・アドベンチャーの宝探しが図書館から始まっていたり…… こういう「図書館映画」は意外に多いと思います。 じつは図書館は、本を読むだけ借りるだけの場所ではありません。 人生を大きく変えることができたり、日常に何気ないエッセンスを加えたり、 エンタメ度が高い最強のプレイスポットでもあるのです。 ☆☆☆「あの映画」で観たストーリーが我が身に降りかかる!?☆☆☆ ☆☆☆映画好きの司書が教える“遊ぶ場所”に図書館を加える方法とは☆☆☆ 前著『読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方』にて、 読書が苦手だったことを明かした著者ですが、なぜ司書になったかというと、 じつは映画の影響が非常に大きいのです。現在も洋画を中心に観続けています。 「ラ・ラ・ランド」「きみがぼくを見つけた日」 「セックス・アンド・ザ・シティ」「ハンニバル」 「死霊館のシスター」「IT/イット」「サイレントヒル」 「バービー」「リトル・ダンサー」「ヒューゴの不思議な発明」 「アメリカン・アニマルズ」「ハリー・ポッターと賢者の石」 「ナショナル・トレジャー」「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」 「耳をすませば」「パブリック 図書館の奇跡」…… 本書ではこれらの図書館映画を切り口に、世界中&日本中の図書館を紹介しながら、 「こんな使い方、遊び方、楽しみ方がありますよ」というご提案をして頂きます。 「え、そんなに図書館って楽しかったの?」となること間違いなしの1冊です。 【もくじ】 はじめに 図書館は人生を彩るプレイスポット 第1章 図書館で「出会える」のは本だけじゃない 第2章 「怖い図書館」では何でも調べられる 第3章 図書館は人生が輝かせる「華やかな舞台」 第4章 どんな難題も謎も図書館で解ける 第5章 司書がこっそり教える「図書館の裏側」
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 校内に導入が進むGoogle for Educationを使って「何ができるのか」を知ることができるほか、それぞれの作業に必要な時間がどのように短くすることができるのかについても各先生方のコメントで紹介。 ICT担当者はもちろん、先生個人でも実践できるものも多く掲載。個人でも始められる校務改革の手助けになる一冊です。
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-高校生が変わると、地域が変わる 超少子高齢化の時代、高校はどんどん遠くなる。中間山村に位置するある高校の通学支援にe-bikeを導入する試みは、やがて生徒たち自らの地域交通安全活動や、地域づくりへの参画を促すことになっていった。「電動チャリ」が拓いた自らのまちへの視野、支えた学校、研究者たちのドキュメント。 【主要目次】 はじめに(北村友人) 本プロジェクトと豊中高校能勢分校の関わり(菅原 亮) 第1章 なぜ「電チャリ通」が必要だったか (北村友人) 中山間エリアの高校生たちにとっての通学課題/能勢分校における「電チャリ通」プロジェクトの立ち上げ/中山間エリアとしての能勢町 第2章 「電チャリ通」の実態と交通安全(岸上祐子) 地域魅力化クラブとe-bikeプロジェクト/事故が多い自転車運転の安全性を高めたい/ 自分事になる通学路の事情/地域に関わる人たちも視野に/プロジェクトに関わって 能勢分校生たちの声・1 1.導入前から導入直後/2.プロジェクトが動き出して/3.入学前に期待していたこと 第3章 「電チャリ」環境改善のための地域の大人たちとの協働(葉 健人) 扱う問題と一連のワークショップのねらい/交通インフラワークショップ(WS①②):チャリ通における道路利用環境の課題の発見と提案/地域協働ワークショップ(WS④⑤):高校生と地域の大人の協働による課題解決/まちづくりワークショップ(WS③⑥⑦):電チャリのまちづくりでの活用への展開/ 能勢分校生たちの声・2 1.交通安全ワークショップに参加して/2.普段の学びとの違い 第4章 地域の課題、地域を変える(岸上祐子) 高校生からはたらきかける/地域と能勢分校/地域循環へ/若者の視点と愛着へ 第5章 生徒の電チャリ運転行動を変える(吉田長裕) 交通安全教育の現状/そもそも交通安全教育の目的は何なのか/プロジェクトの目的/採用した行動モデル/行動変容の検証方法/対象/行動モニタリング調査/行動モニタリング調査の結果/WS前後での運転技能の変化/WS前後での運転行動の変化/行動変容要因の分析/探究的学習効果の分析/おわりに 第6章 高校生との協創的教育による自己効力感と行動意欲(葉 健人) はじめに/先行研究の整理と本研究の位置づけ/交通に関する協創的な教育の概要とその狙い/協創的な交通教育による意識変容/本章のおわりに コメント・これからの交通社会のあり方を考える 「若者のポジティブ感情が導く持続可能な交通まちづくり」(土井健司) 「将来の子どもたちの幸せにつながるインフラとは」(馬奈木俊介) 第7章 高校生たちが主体的に参加する地域課題改善モデル(北村友人) プロジェクトの活動とねらい/高校生による地域課題改善モデル e-bikeプロジェクトがもたらした能勢の変化(上西将司) おわりに 高校生が変わると地域が変わる(北村友人)
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-家康による天下太平の影には、「水野家」の存在があった 天下取りを目論む徳川家康に立ちはだかったのは、本願寺門徒。勢いを増す三河一向一揆に苦戦を強いられた家康は、片山家に嫁いでいた叔母・於亀のもとを訪ねる。そこには、兄と不和が生じた水野忠重が厄介になっていた――。 今までスポットの当たらなかった水野家・片山家を多彩な古文書から読み解く。近年解読された『片山家文書』からわかった、両家の300年に及ぶ深いつながりのルーツとは……
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 駿台予備学校の超人気講師、竹岡広信先生による、大学受験対策の英文法を1冊で総ざらいする参考書です。基本の知識に加えて「読むため」「書くため」の重要なポイントについて、1ポイント1ページで丁寧に解説します。 ダウンロード・ストリーミング・アプリ(「英語の友」)で聞くことができる音声では、英文に加えて、竹岡先生の講義を聞くことができます。 ※本書の音声は、公式アプリ「英語の友」でもお聞きいただけます。 詳しくは、公式サイトをご覧ください。
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-本書は、衣服を静的な対象として捉えるのではなく、それを着用する人間に焦点を当て、特定の衣服を選択して着用する行為がどのように情報交換を可能にし、社会的関係を形成してきたかを探究するものである。古来、衣服において性差は重視されず、階級の差が重視されていた点、すなわち衣服の「権力の表象」としての機能に注目することで、日本の王権の構造、およびそこから派生する美意識の変化を論じた。考察において「異性装」が日本史上果たした役割と意義にも光を当てており、異性装への議論が高まる近年の欧米においても、画期的な指針となりうる。 『衣服で読み直す日本史 ―男装と王権―』(朝日新聞出版、1998年)の英訳版。 Clothing as a medium of power, identity, and change in Japanese history. This book does not treat clothing as a static object, but instead focuses on the people who wear it, exploring how the act of selecting and wearing specific garments has enabled communication and the formation of social relationships. It highlights how, historically in Japan, gender distinctions in clothing were not emphasized, while class distinctions were—underscoring the function of clothing as a “representation of power.” Through this lens, the book analyzes the structure of Japanese kingship and the aesthetic values that emerged from it. It also sheds light on the historical role and significance of cross-dressing (“iseisō”) in Japanese history, offering insights that could serve as a groundbreaking reference amid the current surge in Western discourse on gender and clothing. This is the English translation of the Japanese original: Ifuku de yominaosu Nihon-shi: Dansō to ōken (Asahi shinbun shuppan, 1998).
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-昭和は、日本人の国民的遺産である。――保阪正康 あの時代には、飢餓、戦争、敗戦、占領、貧しさ……そして豊かさがあった。 2025年は「昭和100年」×「放送100年」の年。その記念の年に、「歴史探偵」半藤一利の遺志を継ぐ昭和史研究の泰斗・保阪正康が、昭和元年から64年まで、元NHKアナウンサーとの対話形式で解説する。 「昭和は、日本人の国民的遺産、人類史の見本市である」(保阪正康) 「ラジオ深夜便」で丸三年にわたって放送された「昭和史を味わう」の書籍化。貴重な写真やイラストが満載、NHKに残された音声をQRコードで聴きながら読む。他社には真似できない、「昭和の全歴史を追体験する」驚きのシリーズ 第1弾 【内容】 序 なぜ、今、「昭和」なのか 第1章 震災復興と金融恐慌で始まった昭和 第2章 昭和初期の農村の苦境 第3章 昭和初期の都市圏、二つの顔 第4章 昭和初期の子どもたちの暮らし 第5章 満洲事変と軍部の暴走 第6章 『昭和天皇実録』を読む(1) 第7章 『昭和天皇実録』を読む(2) 第8章 国際連盟脱退以降の国際関係 第9章 戦前の正月風景 第10章 泥沼化していった日中戦争 第11章 日米開戦への道
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長い教職経験を通じて練り上げられた、子どもたちの自尊感と愛国心を育む歴史授業の集大成。 縄文から現代まで、日本の歴史を「自分の先祖が生きた物語」としてとらえ、暗記ではなく思考し話し合う授業をめざす。 政策選択型発問やディスカッションを通して、未来の有権者としての視点も養う。 そのまま授業を再現できる70時間分の詳細な教材案とすべての資料を収録。 日本の素晴らしさを実感し、自信と誇りをもって学べる一冊。 教師の教材研究や授業改善にも役立ち、通読すれば歴史観の骨格が自然と身につく。 歴史教育の現場を変える力を持った、まさに実践者のための実用書。 歴史授業講座を受けて追実践した全国の教師から「授業に熱中して歴史大好きになりました」 「子供の自己肯定感が爆上がりです!」 「好きな教科の一位になりました!」など熱い声が届いている。
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-これが日本の名門高校! 歴史・伝統・校風、有名な卒業生まで徹底網羅。藩校由来、一中からの伝統校から躍進の進学校まで。 開成、灘だけじゃない!地方の隠れた伝統校から躍進する首都圏進学校まで、難関大学へ圧倒的な合格者数を誇る高校の真の実力がこの1冊に。 (はじめにより抜粋) 本書は、全国から名門高校として100校を選び、その歴史や教育方針、進学実績などを紹介しようというものである。 ただし、いわゆる受験名門校だけではなく、大学の附属高校、女子高、実業系学校など、独自のカラーを打ち出し、定評を得ている高校も選に加えている。 とくに、女子高の数が多くなっているのが本書の特徴の一つだ。 また、選ぶにあたっては、歴史的な価値のみならず、現在の状況や、将来の見通しも考慮した。 選考の過程を述べると、まず113校を選び、その中から、歴史はあるが、現状は名門校と呼ぶにはやや不満な高校や特殊な高校を除くなどして、さらに100校を選び、残り13校は「番外」とした。 その結果、巷間の難関大学合格者ランキングには載っていない名門高校も紹介しているところが、類書とは違う大きな特色といっていいだろう。 はじめに 伝統の名門校から躍進する注目校まで 第1章 東京・神奈川の名門高校 第2章 関西の名門高校 第3章 中部の名門高校 第4章 東日本の名門高校 第5章 西日本の名門高校 【著者プロフィール】 八幡和郎(やわた・かずお) 1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。現在は徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中。著書は160冊を超え、ベストセラー『江戸三〇〇藩 最後の藩主』(光文社)のほか、『誤解だらけの韓国史の真実』(清談社)、『安倍さんはなぜリベラルに憎まれたのか』『令和太閤記 寧々の戦国日記』『日本人がコロナ戦争の勝者となる条件』(ともに小社刊)、『民族と国家の5000年史』(育鵬社)、『日本人のための日中韓興亡史』(さくら舎)、「誤解だらけ」シリーズ、『消えた都道府県名の謎』『消えた市区町村名の謎』『消えた江戸300藩の謎 明治維新まで残れなかった「ふるさとの城下町」』(ともにイースト・プレス)など、日本史、西洋史、東洋史から政治、経済、文化など多方面でリベラル・アーツを重視する斬新な視点で話題となる。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 星や太陽、十字架に武器……世界の国旗には、どれも長い歴史が刻まれている。国旗のデザインを通して世界各国を楽しく学べる新感覚の国旗絵本。オリンピックやサッカー観戦にもお役立ち!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 左ページの【世界史】と右ページの【日本史】。 くらべて読めば、これからの【未来】が見えてくる! 画期的な構成で楽しく読みながら「考える力」が身につく、 全く新しい世界史&日本史の「学び直し」読本。 ◆本書「はじめに」より 「歴史は、勉強して何の役に立つの?」 時々、生徒から突きつけられた質問です。 歴史の勉強といえば、年代と人の名前と出来事を覚えて、テストで答えるだけの面白くない勉強、たまに面白いのは裏話、というのが、いつの時代にも言われることです。 この質問も、そうした雰囲気を感じた生徒がなにげなく発した場合もありますし、本当にそう思って突きつけた場合もあったように思います。 私は次のように答えていました。 「役に立つかどうかというのであれば、それがお金の話になると、歴史の先生のような人にしか役に立たないということになるが、歴史を勉強することで必ず皆さんの人生、生き方のヒントになるし、例えば、とても生きているのがつらい時、歴史上の先人・先達の生き方や成し遂げたことが、その時の皆さんを励ましたり、勇気を与えたりすることができると信じています。それが本当かどうかは、いっしょに勉強して一年たった時にもう一度考えてほしい」。 人生は短い。しかし、人間の命は、人類誕生から今日この時間までつながっています。それを考えると、歴史は、過去のことのようで自分の現在と大きくつながっています。 そして、現在の皆さんが、これから生きていく時、その未来を考える時、歴史は必ず皆さんの未来の、いわば北極星のような道しるべとなるでしょう。
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-事故か、自殺か、暗殺か? その晩、彼は船上から忽然と姿を消した。 100年以上、謎に包まれてきたミステリーの真相。 1913年9月30日、各国の新聞がルドルフ・ディーゼルの名前を見出しに掲げた。世界で最も有名な発明家ディーゼル博士が、ベルギーからイギリスへと渡る客船から姿を消し、死亡したとみられるという。彼の身にいったい何が起きたのか? ルドルフ・ディーゼルは極貧から身を起こして巨万の富を得た、まさに立志伝中の人物だ。パリの貧しいドイツ系移民の家で生まれ育ち、あらゆる苦難を乗り越えて、「ディーゼルエンジン」を開発。その発明は、衝撃的な技術革新として瞬く間に称賛を勝ち取り、ウィンストン・チャーチルの心をも奪った。そして、石油王ジョン・D・ロックフェラーやドイツ皇帝ヴィルヘルム2世と反目することになる。働く貧困層の暮らしをよくしたいと願って生み出したエンジンだったが、人類初の世界大戦の瀬戸際で軍事的に応用され、その価値がいっそう高く認められることになってしまった。 技術者としての彼の専門知識は、世界の権力者たちによる争奪戦を巻き起こし、ヨーロッパが戦乱に陥る前年に起きた失踪事件の影に何者かの魔の手を疑う声も上がった。ここで歴史家ダグラス・ブラントは、ディーゼルのたどった運命に新たな視点で迫っていく。本書は、科学、歴史、そして南北戦争後のアメリカの犯罪実録の要素をあわせ持つ伝記であり、事件の謎が初めて解き明かされていく。 本書に登場する主な人物 ルドルフ・ディーゼル(ドイツ人の発明家)/ヴィルヘルム2世(ドイツ最後の君主)/ジョン・D・ロックフェラー(アメリカの石油王)/ウィンストン・チャーチル(イギリス海軍大臣[当時])/オットー・フォン・ビオスマルク(ドイツ帝国宰相)/ウィリアム・トムソン(物理学者、ケルヴィン卿)/アルフレッド・ノーベル(発明家、ダイナマイト王)/ハインリヒ・フォン・ブッツ(ドイツの実業家、MAN社取締役)/フェルディナント・フォン・ツェッペリン(発明家、飛行船の父)/アドルファス・ブッシュ(アンハイザー・ブッシュの創業者、ビールの帝王)/ジョン・“ジャッキー”・フィッシャー(イギリス海軍の英雄)/トーマス・エジソン(発明家)/アルフレート・フォン・ティルピッツ(ドイツ帝国海軍大臣)/サー・チャールズ・パーソンズ(蒸気タービンの発明者)/フーゴー・ユンカース(技術者、ユンカースの創設者)/ロアール・アムンセン(極地探検家)
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-言語教育の第一人者ジム・カミンズが、日本の教師や支援者向けに「バイリンガル・マルチリンガル育成」の基礎知識を語った3講演を収録。「日本語教育推進法」制定を受け、子どもの言語発達支援の具体的な指針と方策を示す。
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-途切れることなく成長する、子どもの発達のみちすじ 発達心理学は、発達の時期ごとの特徴を記述することから、家族や仲間、社会との関係のなかでの、連続的な発達のみちすじを理解することへと進化してきました。保育や教育においても、発達の連続性にもとづく支援が、ますます求められています。本書は、『エピソードで学ぶ乳幼児の発達心理学』を最新の知見に合わせて改訂するとともに、児童期、思春期に関する説明を加えて、さらに発展させました。エピソードと心理学理論の両面から子どもの発達のみちすじを理解できる、新しい入門書です。 【目次】 発達のみちすじ はじめに 本書の構成と使い方 第1章 新しい世界へ─移行 1.発達とは 2.発達の原理 3.親子関係にみる発達 4.家族のなかの子ども 5.環境移行 (4)小1プロブレム 第2章 人や物と関わる─関係 1.愛着 2.ひとみしり 3.見知らぬ他者や物との関係づくり 4.遊びの発達 5.仲間関係 6.ジェンダー 第3章 自分に気づく─自己と情緒 1.自己の発達 2.情緒の発達 3.情緒理解 4.イヤイヤ期 5.自己制御 6.動機づけ 7.自己評価の発達 第4章 世界を知る─認知 1.二項関係から三項関係へ 2.ピアジェの発達理論Ⅰ 保存 3.ピアジェの発達理論Ⅱ 自己中心性を超えて 4.心の理論 5.道徳性 6.記憶の発達 7.時間的展望 8.模倣 9.役割取得の発達 第5章 話して表す─ことば 1.言語発達 2.話しことばの発達 3.言い誤り 4.想像力の発達 5.子どもの描画 6.読み書きことばの発達 引用文献/索引 【著者】 岡本依子 立正大学社会福祉学部教授 菅野幸恵 青山学院大学 コミュニティ人間科学部教授 塚田みちる 武庫川女子大学短期大学部幼児教育学科教授
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-前衛芸術と共産主義を 思想家が語る現代史 十月革命後(一九一七年~四一年)、ロシア・アヴァンギャルド運動の旗手は、共産主義といかに闘ったか? すなわち、芸術の諸領域(文学、絵画、音楽、演劇、映画……)の創り手たちと国の政治指導者たちが、イデオロギーや多様なイズムとどんな関係を取り結んでいたのかという問題を、ブルガリア出身の哲学者トドロフ(一九三九年~二〇一七年)は、その遺著において探究する。 ゴーリキーをはじめ、メイエルホリドやマヤコフスキーからブルガーコフ……ザミャーチンやショスタコーヴィチ、エイゼンシュテインまで! 15人のロシアの前衛芸術家たちの人生とともに「時代精神」を鮮やかに描き出してゆく。 〈本書は、集団肖像と全体主義政権を前にした芸術家の個人肖像という、大きなふたつの部からなる二枚つづきの絵というかたちを取っている。[…]個人肖像のほうは、画家カジミール・マレーヴィチという、ひとりの芸術家の経歴を綿密にたどっている〉(「序文」より)。 ロシアの前衛芸術と共産主義を巡り、思想家が語る現代史。マレーヴィチ伝も白眉な、比類なき文化史。カラー図版を10点収録。 【目次】 序文 革命を前にした創造的芸術家たち 第一部 愛から死へ 第1章 革命の衝撃 ブーニン、言葉の批判 一九一七年のブルガーコフ ゴーリキー、〈啓蒙〉の信奉者 メイエルホリド、熱狂 革命に奉仕するマヤコフスキー 自然の力に耳を傾けるブローク パステルナーク、共感と留保 ツヴェターエワ、思想よりも人間を 第2章 自分の道を選ぶ ピリニャーク、言い逃れをする抵抗者 マンデリシターム、匿名のビラ ザミャーチン、最初のディストピア バーベリあるいはありえない嘘 ブルガーコフ、悪魔を憐れむ歌 一致を求めるパステルナーク 第3章 文化的反革命 ショスタコーヴィチ──音楽と言葉 エイゼンシュテイン、勝った者が負けになる 第4章 死亡者名簿 第2部 カジミール・マレーヴィチ 第1章 革命の陶酔 第2章 ユートピアを生きる 第3章 アヴァンギャルド芸術家の旅程 第4章 芸術それ自体 第5章 幻滅の年月 第6章 共産主義の批判 第7章 逃亡と監禁 第8章 絵画への回帰 第9章 最後の探求 エピローグ 革命後 ▪ 謝辞 訳者あとがき ▪ 文献 ▪ 原註 ▪ 訳註 ▪ 図版一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 緒方洪庵の著作の一部(『病学通論』「除痘館記録」他)を各解説とともに収録。洪庵の著作については、分野が多岐にわたることもあり、体系的な研究はいまだなされておらず、その全貌もまだ把握されていないのが現状である。『緒方洪庵全集』では、洪庵の全著作の把握に努め、現段階において知りうるすべての著作を収録している。写本の形で伝わるものについては、可能な限り異本を収集し、その中から洪庵が執筆したものに最も近いと判断されるものを底本とした。異本の情報も解説で補足しており、今後の洪庵研究の基礎史料となるものである。
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-大学入試といえば学力試験一辺倒が当たり前で、「基礎学力」のみが審査されてきた。しかし近年、大学は主体性や学ぶ意志を持つ学生を獲得するため、選抜方式を多様化。現在大学入試は基礎学力を問う「一般選抜」と推薦入試を含む「総合型選抜」という2つの方式に大別されている。そして、総合型選抜の比率は、私立大学では50%強、国公立大学で年々増加の一途をたどっている。 総合型選抜で問われるのは、これまでの経験や実績とそれをもとに自分が何を学びたいか、それを伝える力である。そう聞くと、「語学が堪能な帰国子女」や「短期留学で海外の文化に触れた経験」が評価される、限られた人向けの試験と考えるかもしれない。実はそんなことはないのだ。 どんな身近なことでも、自分が興味・関心を持ち探求に取り組めば、実績として大学は必ず評価してくれる。 それを実証しているのが、総合型選抜専門の進学塾「Loohcs志塾」だ。本書はLoohcsがこれまで塾生にだけ伝えていた、総合型選抜を受験するにあたり大切なことを公開する1冊である。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆変革期を迎える産業のイマがわかる!◆ 少子化、コロナ禍、デジタル化を受けたAIの導入、フリースクールの増加、EdTech技術の発展など、昨今の社会情勢変化や技術の進歩を受け、学校をはじめとした教育産業は大きな変革期を迎えています。 同様に、幼児教育や受験ビジネスなどの分野も、また若い世代に限らずリスキリングや資格、語学といった社会人向けの教育分野も例外ではありません。 本書では学業、受験、知育を中心とした「進学」と資格、研修を中心とした「キャリアアップ」の2方面から教育産業を分析し、各業界の課題や主要プレイヤーに加えて既存の学校に囚われない新しい学習の形や最新情報も余すところなく紹介しています。 ■目次 Chapter 1 教育産業を取り巻く環境 Chapter 2 学校教育の現状 Chapter 3 少子化の波を受ける受験・補習サービス市場 Chapter 4 EdTech市場の拡大・成長 Chapter 5 一般的な学校の形態にとらわれない学びのかたち Chapter 6 幼児教育や習い事などの子ども向け教育サービス Chapter 7 世界と交流するための語学教育 Chapter 8 大人を対象とした教育サービス Chapter 9 教育産業の今後の展望と課題
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