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「古代史」封印された謎を解く
「古代史についての記述にあいまいな点が多いのは、何者かによって歴史が意図的にゆがめられているからだ」……こうした視点を元に、古代史の真相に迫るのが本書である。キーワードは「蘇我と藤原」「天智と天武」。このキーワードを元に歴史を読み直してみると、驚くほどすべてのつじつまが合うことに気付くだろう。いまだに解決を見ない邪馬台国論争と卑弥呼の謎、そして近年注目を集めている「聖徳太子虚構説」、作り話だと思われている建国神話、大化の改新、壬申の乱、そして平安京遷都まで、すべての糸が一本につながる興奮を、ぜひ味わってほしい。また、「天皇家とは何か?」「神道とは何か?」といった、日本人のルーツにかかわる問題についても鋭い考察を加えている。本書を読めば、教科書に載っている歴史がいかに一面的なものだったかがよくわかる。 -
大化改新の謎を斬る!
645年の大化改新―聖徳太子亡き後、天皇の実権を剥奪、反動勢力の代表となった悪役・蘇我入鹿を、改革派の英雄・中大兄皇子や中臣鎌足らが討ち倒し、いわば王政復古を実現した政治クーデターというのが定説である。定説は本当に正しいのだろうか?改新政府は自らの危険を顧みず、なぜ難波に遷都したのか。蘇我入鹿は本当に悪人だったのか。中臣鎌足という人物は、いったい何者なのか。百済救済の戦いが強行された理由とは。著者は、中大兄皇子や中臣鎌足の実像に迫るほど、定説とは異なる謎が次々と浮き彫りになるという。本書は、『日本書紀』に仕掛けられた罠を看破し、大化改新を巡る衝撃の真相を明らかにした意欲作である。 -
人生が開ける 戦国武将の言葉
一本の矢はたやすく折れてしまうが、三本束にすると折れにくい。三人が力を合わせれば大きな力になる、と中国地方の覇者・毛利元就が息子たちに語ったという「三矢の訓え」は有名である。力のある者が天下を取り、一時でも気を抜けば命の保証すらないという時代にあって、戦国武将たちは生き残りをかけ、それぞれが知恵の限りを尽くした。そしてその真髄を言葉にし、家臣や家族、時には敵となる武将たちに向けて語った。「金で人を使おうとすれば必ず離れていく」「トップの決裁を仰ぐ時は、案を二つ出せ」「天下の政治は、四角い重箱に丸い蓋をするように」「その道のプロにならなければ情報は集まらない」など、現代にも通じる言葉の数々を紹介。ビジネスの現場で活きる知恵、部下指導の心得、組織を束ねる者の才覚、人生訓、機知に富んだひと言などとともに、その言葉が語られた背景やできごとを解説。武将たちの人間的魅力にも迫る一冊。 -
東京・江戸散歩 おすすめ25コース
「東京」と聞いて思い浮かぶのは、どんな景色だろう。高層ビルの群れ、夜もネオンで明るい繁華街…。しかし、にぎやかな街のなかにも、江戸の面影がひっそりと残っている。そんな場所をたどれば、いつもとは違う景色が見えてくるだろう。六義園のような豪奢な大名庭園のなかでは、当時のゆったりとした空気が味わえる。江戸庶民に人気だった七福神をめぐってみたり、新選組や勝海舟など、幕末に活躍した人たちのお墓参りをするのもいいだろう。怪談にまつわる寺社を訪ねてみるのもおもしろい。本書では、現代の東京にいながらにして江戸時代の雰囲気が感じられるスポットを、「赤穂浪士がたどった道」「徳川将軍家ゆかりの場所」「歌川広重『江戸名所百景』の風景」など、テーマ別に25のコースに厳選した。本書を手に、ゆっくりと散歩を楽しむのもいいし、本書を読んで、江戸の町並みを思い浮かべるのもいいだろう。江戸の魅力が再発見ができる一冊。 -
名家老列伝
自ら泥をかぶってでも、組織のため、人のため、そしてトップのために行動する「意志力」を持った者たち……かつての日本には「名家老」がいた。本書は、“組織と人間”の機微を描くことに卓越している著者が、自らの役割を果たすことに一路邁進した江戸時代の家老たちの足跡を辿る。「隗より始めよ」を自ら率先垂範し、藩財政の再建に尽力した真田藩・恩田木工、あくまでも黒田家のことを思い、親会社にトップの不正を告発した黒田藩・栗山大膳、井伊直弼を無私の犠牲的精神で補佐した彦根藩・長野主膳など、時に命をかけてトップの道を正し、時に財政危機を大胆な改革で克服した、彼らの采配ぶりから、組織を統括する男たちの最大の使命とは何かを説き明かす。藩の危機をいかに乗り越えたか、トップの間違いをどう正し、信頼関係を維持したかなど、現代の組織人にとっても必須の行動原理を提示する。組織における統率者の重大な心得を改めて問いかけた好著。 -
受験に強くなる「自分」の作り方
「あの大学に絶対合格したい!」と強く願っているはずなのに、なぜか勉強に手がつかない。何をどう勉強すればいいのかわかっているのに、なぜか始まらない……。その原因はきみたちの心が抱える不安にある! それを理解しないで、勉強しないままでは、受験の要領もテクニックも無力になってしまう。不安をコントロールしながら、「勉強に手がつく自分」を作っていくことが、受験に勝つために必要なのである。本書は受験指導のプロであり、精神科医でもある著者が、受験で成功するための「自分作りの指針」を明快に示す。「『将来がダメになる』という不安はヤル気に結びつきやすい」「がんばっている連中を見て、『やればデキる』という感覚を取り戻す」「机の前でグズグズしているときは、“簡単な作業”で不安を散らせ!」など、参考書ではなかなか教えてくれない具体的・実践的なアドバイスが満載。「自分」を理解して、合格を確実に掴み取れ! -
戦国武将・あの人の「その後」
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった英雄を中心に、個性的な人物がキラ星のごとく活躍した戦国時代。3人のバトンタッチによる天下統一のサクセスストーリーは、小説やテレビドラマに何度となく描かれたが、「脇役」的に登場する武将たちについては、「あれ、あの人はその後どうなった?」と考え込んでしまうことが多い。たとえば桶狭間の合戦で、織田信長に討たれた東海の雄・今川義元。かれには立派な息子がいたのだが、その後はどんな人生を歩んだのか。あるいは関ヶ原の合戦で、徳川家康の目の前を敵中突破で駆け抜けた島津義弘。それだけ挑戦的な態度をとりながら、改易・減封を免れた理由とは……本書は、そんな素朴な疑問にお答えするオモシロ歴史読み物である。 -
戦国の「いい妻」「ダメな妻」
お市の方、春日局、細川ガラシャなど、戦国武将の妻として著名な女性は数多いが、「良妻」か「悪妻」かの評価は分かれるところだろう。たとえば、夫を支えて乱世に大成したとされる豊臣秀吉の妻おね(北政所)と前田利家の妻まつ(芳春院)だが、おねは悪妻で、まつは良妻と著者は評する。貧しい時代から秀吉と二人三脚で歩んできたおねではあるが、最後には徳川家康の甘言にのらされ、結果として豊臣家を滅亡へと導いてしまった。一方、まつは、家康にかけられた前田家謀叛の嫌疑を解消するために高齢の身を押して江戸への人質を買ってでたり、利家が侍女に生ませた子を敢えて長男の息子に迎えるなど、お家大事を見事に貫いた。本書は、様々な境遇を懸命に生きた11人の戦国の妻たちをとりあげ、それぞれの生涯を読み物風に描きながら、「いい妻」「ダメな妻」の理由もズバリ示した、ユニークな歴史エッセイである。 -
名著にある美しい日本語
平仮名でしか表せない和語の柔らかな語感と、もとは異国語である漢字を血肉化した熟語たちの重厚で凛とした響き合い。日本語の持つこれらの美しさを愛し、誇りに思わない日本人はいないであろう。しかし、これらの美しさは、優れた文学や随想、評論、論文、そして会話などに実際に使われたとき、その文脈の中でこそ、何にも増してまばゆいばかりに輝く。芥川龍之介『神神の微笑』、三島由紀夫『剣』、川端康成『古都』……。本書は、文豪たちの優れた作品の中にきらりと輝く美しい言葉を、前後の文章とともに厳選し、その作品の中であえてその言葉が使われている意味合いも含めて、解説している。例えば、「あいろ」「ますらお」「つづら折り」「おとなう」「居合腰」「たゆとう」「あやかし」「一散走り」など。手紙に、スピーチに、日常会話に、一度は使ってみたい、残していきたい、言葉の宝物。 -
言ってはいけない日本語
世の中は、「間違い言葉」で満ちている。たとえば、「ここで弔電を披露させていただきます」というセリフ。聞き覚えのある言葉だが、「披露」には「おひろめ」の意味があり、おめでたい席にこそふさわしい。これでは、故人も草葉の陰で肩をガックリ落としてしまうだろう。また、本書のサブ・タイトルにもある「あとで後悔しない」というフレーズ。こちらもよく使われがちだが、実は日本語としておかしい。「後悔」はそもそも「あと」でするもので、二重表現となってしまっているからだ。本書は、勘違いされがちな慣用表現をはじめ、敬語や慶弔語の非常識、さらに漢字の誤読まで、「そんな言い方をしていては失笑を買う」という事例を数多く紹介。クイズ形式で楽しみながら、普段何気なく使っている言葉の「なるほど!」が実感できる。巻末には知識の整理に役立つ「間違い言葉早見表」を収録。恥をかく前に、ぜひ読んでおきたい一冊。 -
勉強できる子のママがささやく魔法の言葉
近頃、メディアで話題になる人たちは、東大卒をはじめ、高学歴の人たちばかり。そんな状況を見て、幼い子どもを持つお母さんは、わが子に勉強してほしいと思っていませんか? ところで、「勉強できる子」と「勉強できない子」の間にはどんな差があるのでしょうか? 小学生くらいまでは学習の内容がまだやさしいため、「努力の差」で決まっている、と著者は言います。 しかし、その肝心の努力をしてくれないのがママの悩みどころ。実は、子どもに努力させるのは、お母さんのコミュニケーション次第なのです! 本書は、精神科医であり、かつ受験アドバイザーとして独自のノウハウを持つ著者が、子どもの学力を高める「話し方」をそっと伝授します。子どもが自分から机に向かう言葉、子どもの学力が自然と高まる言葉から、教科別の「勉強が楽しい」と思わせる話し方まで、あなたのお子さんを「勉強できる子」に変える魔法を、あなただけにやさしく教えます。 -
ゆとり世代
なぜか毎日生きづらい、仕事も結婚も思うようにいかない…そんな日本の男子、女子。 尾木ママが楽になる生き方を提案します! (以下、本文より抜粋) ゆとり教育は理念としては少しも間違ってなかったの。日本だけなのよ、「脱ゆとり」で揺り戻しになっているような国は。「ゆとり=悪いこと」でまとめてしまい、批判の中身が何もないんだから。 今、老いも若きも、小さな人間関係で大きくつまずいてしまっているんです。こうしたことは、中学校から高校に入学するころくらいまでに対処法を体得しておくべき話。そのための学校であり、そこにはクラスがあって、部活があって、学校行事があるはずなんだけど、本当に今の日本の教育っておかしなことになっていると思います。 理想というのは、つまり、現実を変えたいという意思のあらわれ。それがどんなに現実とかけ離れていたって構わないじゃないですか。誰もあなたを笑う人なんていないし、「現実を見ていないよね」と馬鹿にするお友達のほうがよほどかわいそうなんです。 -
勘違い慣用表現の辞典(東京堂出版)
「間髪を入れず」「一段落する」の正しい読み方は? 「底をつく」「こけにする」「たんせいを込める」を正しく漢字で書くと? 「相も変わらず」と「相変わらず」の違いは? 「敷居が高い」は高級レストランなどにも使える? 慣用句や慣用表現は、思い込みや類似表現との混同などから、意外と気がつかずに誤って使ってしまっていたり、曖昧な使い方をしていることが多いもの。本書では、間違えやすい慣用句・慣用表現などを、「漢字の読み間違い」「漢字の書き間違い」「言い間違い」「意味・ニュアンスの取り違えと誤用」の4章に分け、正誤例を挙げながら解説。ことばの意味や語源、背景やもともとの意味を理解することで理解が深まり、正しく使いこなすことにつながります。慣用句・慣用表現の正しい書き方・読み方・使い方が身につく1冊です。 -
東大流 よみなおし日本史講義
東大の日本史入試問題や歴史研究の場で重視されているのは、「歴史の大きな流れをつかむこと」「史料や文献を読んで歴史をどのように解釈するかを問うこと」です。これが「東大流」で、決して細かい年号や事項を覚えることが、日本史を理解することではないのです。本書では、東京大学の山本博文教授による「歴史の大きな流れをつかむ」技法に基づき、古代から現代まで、最新の研究成果を取り入れつつ、歴史の重要ポイントを読み直します。学校の授業や教科書ではよくわからなかった「歴史の流れ」や「歴史の見方」がわかってきます。「聖徳太子はなぜ天皇になれなかったのか?」「武士はどのようにして生まれたのか?」「藤原道長はなぜ関白にならなかったのか?」「なぜ鎌倉幕府は滅びたのか?」「ペリーはなぜ日本に来たのか?」などといった疑問もスッキリ解消。東大教授による日本史再発見。 -
最終解答 日本古代史
ごく断片的な史料と、現代人の「謎の真相はこうであって欲しい」という願望も重なり、奇説・珍説が世にはびこる日本古代史――。日本人として誇りを持つことが悪いと言わんばかりの自虐史観と、その反対の国粋主義的史観の両極端の中で、古代史の見方は大きく揺れ動いています。本書は、古今東西の歴史に通じた“鋭い着眼”に定評のある著者が、「神話と歴史を混同することを否定する一方で、中国や韓国に対してもしっかりした自己主張できること」を目指し、自身が到達した古代史の謎の“最終解答”を明らかにします。「日本人の故郷」「神武東征の真実」「邪馬台国の所在地」「大和朝廷と統一国家」「任那日本府」「万世一系と騎馬民族」「聖徳太子架空説」「藤原一族の正体」「天武朝から摂関制へ」「出雲神話に隠された建国史」「遷都に秘められた謎」「大唐帝国と日本」など、堂々巡りの12の“古代史論争”に終止符を打つ渾身の力作。 -
図解 大づかみ世界史
アジア・ヨーロッパ・アメリカ・アフリカ・オセアニアの歴史の流れが120のトピックで一気に読める! 世界史の全体像が把握できる、「世界通史」の入門書の決定版です! 【目次】 1 古代オリエントと地中海世界の誕生 2 様々な思想に彩られた古代南アジア・東アジア 3 謎に包まれた古代アメリカ・アフリカ・オセアニア 4 中東から拡大するイスラーム世界 5 キリスト教を支柱とした中世ヨーロッパ 6 隋・唐の成立と東アジア世界の変動 7 教会権力・絶対王政から起つヨーロッパ 8 三大陸に君臨したオスマン帝国 9 進展する世界の一体化とアジアの民族運動 10 アメリカ・アフリカ・オセアニア世界の発展 11 国際秩序の変貌と二つの世界大戦 12 新時代と平和追求への挑戦 -
パールハーバーの真実
パールハーバーで完勝した帝国海軍の「正規空母・艦上攻撃機・航空魚雷」の3点セットは、実は山本五十六にとって最も親近感が持てない兵器システムだった!――本書は、気鋭の軍学者が“技術”という側面から日米の大海戦を比較検証した注目の論考。ほとんど同じ日本の空母艦隊が、なぜ真珠湾奇襲作戦では大勝し、わずか半年後のミッドウェー海戦では惨敗したのか? 日本とは逆に、なぜアメリカは航空魚雷に期待せず、急降下爆撃を重視したのか? など、真の勝因と敗因を明らかにする。「山本には水雷色の強い『3点セット』を直率する自信もなかった」「どのくらいの炸薬で魚雷は戦艦を沈められたか?」「九七艦攻の発艦の準備には手間がかかりすぎた」「まさしく『ヤマモト銃』だった、エリコン20ミリ」など、兵器の性能から、運用・開発にいたる日米の技術思想の違いまでを、幅広く解説する。圧倒的なデータ量を駆使して迫る、太平洋戦争の真実! -
おとぎ話に隠された古代史の謎
これまでの常識にとらわれず、つねに斬新な古代史解釈を提示してきた著者の関裕二。著者の作品には、単なる古代史の読物ではなく、まるでミステリーを読み解くような面白さがある。それはまさに「関ワールド」といってもよい。その著者が、この作品では、われわれが幼いころに、童話として読み聞かされてきた、民族の記憶としての「おとぎ話」に取材し、それを古代史の真相に行き着く手がかりに位置づけ、新たな「関ワールド」を作り出した意欲作である。浦島太郎とヤマト建国の謎とは? 誰が何の目的で「竹取物語」を創作したのか? 金太郎と酒呑童子との意外な共通点とは? 因幡の白兎に隠された邪馬台国の謎とは? 桃太郎と吉備をめぐる深い謎とは何か? など、どれも有名なおとぎ話から古代史論を展開している。ミステリー感覚で楽しめる、古代史ファン垂涎の書である。『おとぎ話に隠された日本のはじまり』を改題し、加筆修正を施した。 -
47都道府県の歴史と地理がわかる事典 中部地方篇
※本作品は『47都道府県の歴史と地理がわかる事典』から一部を抜粋したものです。 あなたの知らない日本がこんなにあります。 一家に一冊! 出張、旅行、話のタネ、お子さんの受験にも。 現在の都道府県制度ができたのは、1947年に施行された地方自治法。 ですが、日本の地方行政区分の歴史は1300年以上前までさかのぼります。 変化に富んだ地形と気候、国vs.地方、地方vs.地方のしのぎを削る勢力争い、そのなかで育まれた個性豊かな産業、文化、人々の暮らし――。 都道府県は、存在そのものが日本人の心のよりどころなのです。 オンライン予備校「スタディサプリ」の人気講師ガイチ先生が、各都道府県の歴史・地理をコンパクトながら深掘り解説。 全都道府県に足を運んで集めた「鉄板ネタ」「地雷ネタ」まで盛り込んだ、読んで楽しく役に立つ画期的な事典です。 [本書の内容] ■人口、面積ほか基本データ ■地理(地形、気候、特産) ■歴史(成立、都道府県名の由来) ■学校(有名高校、大学) ■経済(交通、企業、行事・祭り) ■出身有名人 ■ご当地の話題(方言、鉄板ネタ、地雷ネタ) ■ガイチの目 -
大学進学のための全国“給付型”奨学金データブック[最新版]
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【「はじめに」より】 大学を卒業したかと思ったら、数百万円の借金返済が始まる――。 これは、極端なケースではありません。 現在、日本の大学生の約4割が奨学金を利用し、その大半が返済する必要のある“貸与型”の奨学金を借りています。 教職員になれば返済不要となる奨学金などいまや昔。 低金利とはいえ、日本では金銭的なことを気にせず勉学に励むための“奨学金”とは名ばかりの“奨学ローン”が中心となっています。 それが、右肩上がりを望めない経済の下、若者の貧困や格差を招く一因として大きな関心を集めるテーマともなっています。 もちろん、貸与型であれまとまった教育資金を借りられることの重要性は言うまでもありません。 また、政府も手をこまねいているばかりではありません。 財源の確保が一番の課題ではありますが、貸与型はなるべく希望者全員が受けられる方向性を目指す一方で、国の制度としての給付型奨学金の新設も検討が進んでいます。 また、高まる関心を背景に、大学、自治体、企業などによる独自の取り組みも進みつつあります。 この本は、大学進学にあたって進学資金にお悩みの親子や、進路指導を担当する教職員向けに作られた給付型奨学金のデータブックです。 現在、日本にあり、利用可能な給付型奨学金の主要なものを網羅しました。 本書では、まず日本の奨学金制度の現状と課題、大学生活にかかわる費用、そして奨学金制度の新動向や、今後の展開などについて概観します。 そして、大学、自治体、企業・公益法人が現在取り組んでいる1700以上の給付型奨学金を紹介します。 条件や希望にあった奨学金を見つけ、学生生活、それ以降の社会人生活も負担なく過ごす材料としていただければ幸いです。 -
<織田信長と戦国時代>天下人へ! 織田信長の勢力拡大作戦
凄惨な骨肉の争いを経て、武力で尾張を統一した織田信長。その一方、美濃侵攻戦では調略を駆使し斎藤家の勢力を巧みに取り込んでいった。対照的な二つの戦がもたらした信長軍団の変化とはなんだったのか? 天下人への歩みを進めた信長の軌跡を追う。 -
ここまで知りたい!朝鮮王朝
朝鮮王朝の歴史は波乱に満ちている。1冊で多くの歴史を取り上げるのには限界があるが、本書では重要な部分をわかりやすく解説。当時の社会を激変させた出来事、歴代王27人や王妃についても説明している。また、朝鮮王朝の仕組みをより詳しく知るために、Q&A方式で身分制度や女性の立場など紹介。韓国の歴史解説書のベストセラー作家・康熙奉が企画監修を務め、読ませるストーリーがたっぷりとつめ込められている。韓国時代劇ファンには必携の1冊。 電子書籍版制作 ピッチコミュニケーションズ -
社長 島耕作の成功するビジネス英会話
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 島社長も最初はビジネス英語で悪戦苦闘。グローバル化が進み、海外展開なしに大きな成長は望めない現代のビジネスシーンにおいて不可欠な英語でのコミュニケーションを、サラリーマンの鏡・島耕作に学ぶ。※本書は1999年7月、小社より刊行された『島耕作の成功するビジネス英会話』を改題、第1章~第3章を再編集し、新たに第4章~第5章を書き下ろしたものです。 -
なぜ日本人は戦争音痴なのか
ロシアによるウクライナへの軍事進攻、イスラエルによるガザ地区への空爆など、ここ数年、世界各地で軍事紛争が起こっている。 こういった紛争の多くには、民族問題が絡んでいる。その民族問題の本質を日本人はまったく理解できていない。 本書は、戦争を地理学視点で見るとはどういうことか、なぜ日本人は戦争音痴といわれるのかについて論じていく。 地理学とは「空間を観察する学問」であり、スケール、長さ、高さ、面積、勾配など、軍事行動を構成する重要な要素を対象とするものであり、人種や民族の概念を理解するうえでも省くことはできないものである。 紛争の時代に、世界の動きを捉える視座を高める一冊。 「シンクロナス新書」とは? 本を読んだ後、「もっと知りたい」、こんな経験はありませんか? 著者にも、「もっと語りたかった」、「語りたくなった」ことがあります。 シンクロナス新書は、書籍執筆後に、新たに生まれた問題提起やテーマやについて論じていきます。 いま語られていることの「次」を見つけるヒントになる一冊。 -
天皇は朝鮮から来た?
反骨の韓国人が書く、歴史を真相解明! 日韓併合から今年で100年目の今、4度死刑判決を受け11年間の獄中生活をした著者が渾身の力を振り絞って書いた目からウロコの衝撃本。 古代百済語と日本語の共通性、旧日本軍の歴史捏造、ヤマト王朝は植民王朝、邪馬台国は日本になかった、倭は日本ではない、聖徳太子はいなかった、応神天皇は百済の王子か、記紀が故意に隠した渡来王朝、もののあわれはどこから来たか、明治天皇はすりかえられた、明治維新とフリーメーソンの影......日本史の常識を覆し"不都合な真実"を暴く!! 解説の船瀬俊介氏も「全日本人必読!」と熱く大推薦。 -
[音声DL付]高校生のための 英文法=スッキリ講座 くみたて編~大人の「やりなおし英語」に最適
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「中学2年生ぐらいから英文法がわからなくなってしまった人」を対象とした文法書です。分かりやすい講義口調で書かれた授業パートと、音読暗唱をする「声出しエクササイズ」の2つのアプローチで、英語を構造(=くみたて)から「スッキリ」理解する手助けをします。扱う文法は5文型、品詞、5文型、動名詞、不定詞、分詞、接続詞、関係代名詞など。 <3つの特徴> 1.「講義調」の文体で、スッキリわかりやすい 「英文法は、大きな原則と細かな事項を分け、原則の方から学んでいくと学びやすい」という考えに基づいて、大きな事柄を扱っている間は、細かなことや例外的な事項には踏み込まないようにしています。まずは「軸」となる知識を固めてから「枝葉」のことを学ぶので、余計なことは考えず「スッキリ」と頭を整理できます。 2.学んだ例文を「声出しエクササイズ」するから文法が染み込む 「講義を読んで終わり」(読みっぱなし)にならないよう、該当文法項目の例文を音読する「声出しエクササイズ」コーナーを用意。無料でダウンロードできる音声付なので、例文の発音が確認でき、体に文法を染み込ませることができます。 3.イラストが豊富! 楽しくかつ的確に文法を表現したイラストも特徴で、講義の内容をより具体的にイメージしやすくなります。 タイトルに「高校生のための…」とありますが、誰にとっても親しみやすく、質の高い文法書ですので、英語を「やり直し」したい社会人の方をはじめ、年代問わず広くオススメです。 ※ダウンロード音声は、アルクのウェブサイトよりダウンロードの上ご利用ください。MP3音声は、お持ちのPCの音声プレーヤーや、スマホに同期して再生、もしくはスマホアプリ「語学のオトモALCO(アルコ)」(無料)から直接ダウンロードして、再生いただくこともできます。なお、本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません。予めご了承ください。商品ご購入前に、ご利用の端末でのアプリ「語学のオトモ ALCO」インストールの可否を、ストア(App Store/Google Playストア)でご確認ください。 ●対象レベル:英語初級(高校入門~センター試験レベル)英語初級~ ●音声収録言語:英語 ※続編『高校生のための 英文法=スッキリ講座 いろどり編』もございます。 【著者プロフィール】 河野 太一 早稲田大学政治経済学部中退。半年間シアトルに留学した以外は日本で英語を身に付けた「国内派」。TOEIC、大学受験指導を経て留学準備校にて TOEFL/GMAT/IELTSの講師として活躍。現在は個人塾「河野塾」も主宰。幅広い層の英語指導にあたっている。あだ名は「白くま」「ジャイアン」など、多数。著書に『必ず聞き取れるTOEFL(R)テスト リスニング』、『必ず聞き取れる新TOEIC(R)テスト リスニング』、『完全攻略! TOEFL(R)テスト英単語4000』、『高校生のための 英文法=スッキリ講座 くみたて編』、『高校生のための 英文法=スッキリ講座 いろどり編』(すべてアルク)がある。河野塾:http://www.konojuku.com/ -
あらすじで読む「信長公記」 一級史料に記された織田信長の合戦・城・道楽
織田信長の一代記をいっきに読む! 織田信長の家臣だった太田牛一が実際に見聞きした事柄をもとに著した、信長の一代記「信長公記」。信長の生涯を知る上で、もっとも信頼できる史料として評価されている。そんな「信長公記」の首巻・巻一~十五の全十六巻から、主要なエピソードを凝縮! 信長の合戦・城・道楽、そしてその生涯をたどる。 第1章 尾張統一 第2章 信長と足利義昭 第3章 浅井・朝倉攻め 第4章 石山合戦 第5章 武田征伐 第6章 諸勢力との戦い 第7章 本能寺の変 第8章 領国統治と外交 第9章 信長の道楽 巻 末 『信長公記』首巻・巻一~十五 全文段要約 -
<上杉謙信と戦国時代>戦力比較で検証! 上杉謙信の強さの極意
上杉謙信、武田信玄、北条氏康――関東三傑と称された彼らは、戦術、戦略、政略とあらゆる手段を用いて覇を競いあうライバルであった。そのなかでも戦闘面で他を圧倒する力を誇ったのが上杉謙信である。その強さの秘密を、三者の戦力比較を通して検証する! -
<徳川家と江戸時代>女たちの権力争い 天英院と月光院大奥での暗闘!
江戸時代、将軍や大名は世継ぎを得るため正室のほかに幾人の側室を置いた。その結果、女たちの権力争いが起きることもしばしばだった。なかでも、6代将軍・家宣の妻たちの暗闘は熾烈を極めた。正室と世継ぎを生んだ側室との争いの意外な幕切れとは? -
新TOEICテスト 超速★英単語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、入門~初級者が、スコアアップを目指すのに、最低必要なビジネス関連の基本語彙と、TOEICの必須語彙を最速で身につけられる本です。全700語の見出し語には、すべて3つの派生語とコロケーションを付けてあるので、合計2800語句をマスターできる。 自身もTOEIC990点満点を取得している“カリスマ講師”安河内哲也先生が、「絶対外せない」ビジネス文書に頻出する最重要単語を選びに選んで掲載。1日70語、試験直前10日間の勉強でもやりとげられるよう、全10ラウンド構成にした、TOEIC英単語入門の決定版です! -
高校英語を5日間でやり直す本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あれだけ頑張った高校の英語、卒業して数年も経ったらキレイさっぱり忘れていませんか? 曲がりなりにも「高校レベル」をマスター出来ていれば、相当な英語の実力が身に付いているはずなのに……。3年間に費やした時間と努力の量を考えたら、実にもったいない! ここはひとつ、退屈だった授業にリベンジを果たしましょう。本書は、高校英語の“使えるエッセンス”を100項目に厳選して解説! 1日20ポイントずつ読み進めていけば、わずか5日間でスピード復習が可能です。さらに、教科書英語が実際のコミュニケーションの場面でどのように扱われるか、その違いを分かりやすくレクチャーしているので、学校や塾の授業よりも断然お得です。前作『中学英語を5日間でやり直す本』からお馴染みの“いかりや先生”と“ジャリ子”の凸凹コンビによる面白ナビゲーションで楽しく学ぶ、語学検定や受験直前のおさらいにも効果バツグンの一冊。 -
本当は怖い古代文明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 当時の技術では作ることのできないはずのオーパーツ、謎に包まれた超巨大遺跡、古代文明滅亡の秘密など常識が覆る驚愕の新発見! これらの古代人からの“贈り物”を読み解くことで、古代文明の真実が見えてくる。 -
誰も書かなかった 世界史「その後」の謎
世界史上、有名な人たちや出来事そのものを知ってはいても、それらの「その後」はどうなったのか……。実は「本編」よりも奇妙で面白い謎がたくさんあった! 誰もが知る人物、出来事のその後を解き明かす一冊。 【目次】 第1章 実は知られていない あの歴史の「その後」 最初の航海から戻ったコロンブスの悲惨なその後 毒殺? 胃がん? ナポレオン一世の死の真相に迫る! ほか 第2章 意外な生きざまを送ったあの人物の「その後」 医者の指示にまったく耳を貸さなかったベートーヴェン 四度も結婚し、子だくさんだった喜劇王・チャップリン ほか 第3章 世界の発展を促した天才たちの「その後」 ガリレオ・ガリレイは異端審問後、どうなった? 晩年は死後の世界に関心を寄せた発明王・エジソン ほか 第4章 史実のウラにある隠された「その後」 自分の最期を予言できなかった占星術師・ノストラダムス 政治には無関心だった暴君ネロの最期 ほか 第5章 にわかには信じがたい驚愕の「その後」 病理医がどうしても見たがったアインシュタインの脳みそ 人類初の宇宙飛行を行なったガガーリンの不可解な最期 ほか 第6章 世界史を動かした女たちの「その後」 通説はウソだった! クレオパトラ七世の本当の死因とは? 死後、二十五年経ってようやく名誉を回復したジャンヌ・ダルク ほか 第7章 世界を騒がせたモノ・場所の「その後」 ナチス・ドイツの財宝はいったいどこへ消えたのか? いまだに発見されていないチンギス・ハンの墓 ほか -
ここまでわかった! 敗者で読み解く古代史の謎
『歴史読本』2014年4月号特集の文庫版を電子化。崇峻天皇、大津皇子、山背大兄王……彼らはなぜ敗者とされたのか? 固定した古代史の通説に挑戦する1冊です。先入観やイメージが覆される快感をお楽しみください! (以下、目次抜粋) 第一部 敗者で読み解く古代史の謎 崇峻天皇──「臣下による王殺し」に隠れた実績……古市 晃 山背大兄王──上宮王家滅亡の黒幕はだれか……若井敏明 大津皇子──持統を脅かした一流の血統と能力……義江明子 役小角──諸刃の剣となった2つの強大な力……志村有弘 長屋王──藤原氏との対立に敗れた「親王」……舘野和己 藤原広嗣──平城宮を震撼させた九州の反乱……佐藤長門 橘奈良麻呂──塗り潰された!? 挙兵の真相……遠山美都男 藤原仲麻呂──逆賊の烙印を押された権力者……木本好信 道鏡──成しえなかった仏教第一主義の思想……瀧浪貞子 不破内親王──内親王による生涯3度目の謀反……遠藤みどり 早良親王──種継暗殺を決断した皇太子の不安……関根 淳 第一部関連 日本古代史年表 第二部 古代史「敗者」たちの真相 東アジアからみた「弱者」「敗者」……鈴木靖民 筑紫君磐井の墓と、その語り……上野 誠 『万葉集』に見える敗者の歌……鈴木織恵 第三部 古代日本「三大」争乱の真相 乙巳の変──蘇我氏を滅ぼした本当の首謀者はだれか?……篠川 賢 白村江の戦い──敗北したのは中大兄皇子か?……松尾 光 壬申の乱──大友皇子はなぜ惨殺されたのか?……中村修也 古代天皇関連系図 執筆者略歴 -
これだけは間違いたくない!「漢字の常識」
普段パソコンやスマホで文章を入力する機会が多くなり、漢字が正しく書けなくなっていることを痛感しませんか? そんな人は、「漢字の常識」をもう一度総点検してみましょう!本書は、「もっとも誤りやすい漢字」「間違いに気づきにくい漢字」「うろ覚えしやすい漢字」「混同しやすい漢字」「ごまかされやすい漢字」「自己流に読みやすい漢字」と、各章それぞれ間違いやすい漢字や読みをタイプ分けし、まず、クイズ形式で自分の漢字の実力を試してから解説を読む形式になっています。なぜ間違うのか、その理由を詳しく解説したうえで、正しい漢字の音・訓だけでなく、その意味と使用例を多く紹介してありますので、ただ正解を記憶するだけでなく、漢字と熟語そのものを正確に理解できるようになっています。本書を読んで、大人として、日本人として、ぜひ「漢字の常識」を身につけたいものです! -
保育園・幼稚園のちょっと気になる子
ていねいなかかわりはみんなの大きな実りに。 ちょっと手がかかる子の「こんな気持ちかもしれない」を考えるためのヒントを提案。「ていねいなかかわり」はみんなの大きな実りに。子どもの気持ちに近づくための手がかり、子どもに伝わる配慮と工夫、その子どもの見せる行動に「どう、かかわればよいのか」をていねいに伝える。そして、地域のみんなでつながりの中で子どもたちを育てる仕組みを紹介。 【目次】 1章ちょっと気になる子の理解 2章子どもを支える配慮と工夫 3章こんなときどうすればいい 4章つながりの中で育てる 【著者】 中川 信子 1948年東京生まれ。言語聴覚士として長年にわたり幼児のことばの相談に従事。 現在は東京都狛江市の特別支援教育巡回専門家チームの一員として市内の小中学の巡回を行っている。 子どもの発達支援を考えるSTの会代表、サポート狛江代表。 -
雑学 大江戸問答100
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大好評の『誰もが江戸通になる! 大江戸問答150』に続く、シリーズ第二弾! 江戸庶民と武士の暮らしと文化、将軍と大奥の生活まで 「大江戸」の魅力を100問のクイズで徹底解剖! 「風呂の浴槽を『湯舟』と呼ぶわけとは?」 「赤穂浪士討入り当時、吉良上野介邸があった場所は?」など、 江戸の出来事や人物を題材にしたクイズを、四択形式で出題。 最初から順番に通して読むのもよし。 興味を引かれた設問を選び、その解説を読んでもよし。 問いを重ねていくうちに、江戸の風景が少しずつ姿を現し、 人々の暮らしや文化が、まるで一つの長い物語のように結びついていきます。 知ったらすぐに、誰かに話したくなる豆知識が満載。 楽しみながら、江戸の人々の知恵や美意識、暮らしの工夫が学べる一冊です! -
小栗忠順と明治を築いた男たち
2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公は小栗忠順。本書は、幕末に「近代化」を手掛けた幕臣・小栗忠順の生涯と、「近代化」をキーワードに明治を築いたキーマン17人の物語をまとめたものである。17人は、小栗と何等かの関係のあった人物もいればそうでない人物もいる。具体的には、井伊直弼、ジョン万次郎、レオンス・ヴェルニー、松平春嶽、徳川慶喜、勝海舟、土方歳三、榎本武揚、木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通、大村益次郎、前島密、伊藤博文、渋沢栄一、大隈重信、東郷平八郎である。学校ではほとんど教えられていないが、小栗は幕末の英傑であり、日本の近代化の旗手ともいえる人物である。万延元年(1860年)の遣米使節では、目付であった小栗が、実質的には大事な交渉を任され、別格の存在だった。「オグロは、使節団の中心である。なにごとも、彼の同意がなければ決定できない」(『ニューヨーク・ヘラルド』より)。日本人初の世界一周をしての帰国後、横須賀造船所の建設、洋式陸軍の整備、日本初の株式会社設立などを次々と手掛け、近代化へ向けて奔走した。そんな小栗がなぜ、罪なくして斬られ、逆賊とされてきたのか――本書を読めば、その訳が見えてくる。天才幕臣の覚悟と、「近代化」へ向けて変わりゆく幕末・明治維新の時代の空気が伝わってくる一冊。 -
神のゴーストライター:聖書を作った古代ローマの奴隷たち
聖書の文章を「書いた」のは誰だったのか 古代ローマ時代、文書・文芸作品を「創作」するのはしかるべき立場の人間だったが、それを「筆記」するのはもっぱら、秘書・書記・写字生職の奴隷や解放奴隷であった。それはローマ時代に成立した新約聖書も例外ではなく、「書いた」人物の名前まで記されている箇所がある。考古学上の理由から「書いた」のが使徒本人ではないと考えられる手紙もある。当時の口述筆記に、いったん速記記号に圧縮して書き取り後から文章にふくらませる方法が使われていたことを考えると、そこには「書いた」人物の編集能力や、解釈すら含まれている可能性もあるかもしれない。 では、古代ローマ社会の奴隷の目に、イエスはどういう存在に映ったか。福音書に書かれているイエス像は、当時の社会から見てどういう存在なのか。有力者が改宗すると、しばしばその家――ファミリアに属する大勢の奴隷たちもまとめて改宗となった時代、そうした奴隷たちにとって宗教とは、キリスト教とは何だったのか。 古代ローマに生きたさまざまな立場の奴隷たちの世界を見わたしながら、ローマ社会とくに奴隷制度という角度から、新約聖書について考察する。 [目次] 地図 著者からの注記 はじめに I 目に見えない手 第1章 エッセンシャル・ワーカー 第2章 パウロとその秘書たち 第3章 イエスの物語を読み直す II メッセンジャーと職人 第4章 神のメッセンジャー 第5章 言葉のキュレーター 第6章 福音書の顔 III 遺産 第7章 忠実なキリスト教徒 第8章 不従順な者への罰 エピローグ 謝辞 訳者あとがき 図版一覧 注 略語と著者による引用の翻訳についての注記 -
世界地図と地球の時間 ――グリニッジ標準時と本初子午線
20世紀、世界は標準化された―― ロンドンの天文台が司る、巨大システム いま、この本を手に取ってくれたあなたは、地球上のどこにいるのか。それが地球上のどこであれ、正確に「ここ」と示すことができる便利な指標がある。「緯度」と「経度」である。 経度と緯度を調べれば地球上の座標が定まり、時計を見れば、今が何時かすぐわかる。経度差から外国の時間も計算できる。便利だが、あまりに当たり前で、もはや意識すらされないこの時間と空間の指標が、世界で統一されたのは、19世紀末から20世紀中頃のことであった。同時に、イギリスのグリニッジ天文台という施設を基準とした世界中を覆うこの巨大なシステムが、各地域で各民族に流れていた時空の感覚を塗り替えてきた。いつ、どうして、時計と地図は標準化されたのか。その歴史に迫る。 === 【目次】 はじめに 第一章 世界地図を編む人々――並び立つ本初子午線 1 世界の最西端 2 大西洋からパリへ 3 「この船」の現在地を知る 4 それぞれの本初子午線 第二章 グリニッジ天文台――空間と時間が交差する場所 1 地図の帝国 2 陸地測量部の設立、インドの地図化 3 海図に描かれる世界 4 時間の帝国 第三章 多様な基準線、異なる時間――本初子午線をめぐる論争 1 なぜ本初子午線の統一が必要になったのか 2 ある鉄道技師のアイデア 3 ピラミッドを基準とする 4 メートル法との駆け引き 第四章 本初子午線をめぐる外交――時間と空間の国際秩序 1 国際子午線会議の開幕 2 本初子午線と世界標準時の成立 3 合理的で科学的な判断 第五章 時間と空間の輸入――標準化への長い道のり 1 日本標準時をつくる 2 「太陽の時間」と「人工の時間」 3 標準化のゆくえ おわりに あとがき === -
ガザからイラン戦争へ――中東の変動と揺らぐ国際秩序
2023年10月7日のハマースによるイスラエル攻撃以降、中東情勢は大きく変化した。 パレスチナ問題をめぐり、イスラエルは力の行使に拍車をかけながらも自己矛盾に陥り、パレスチナの側も行き詰まりを見せている。 中東地域レベルでは、米国の撤退、各国の経済利権の地理的拡大などから、イラン及び「抵抗の枢軸」、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、UAEをはじめとする各国が、対立や協調が固定されない複雑なパワーゲームを激化させた。 さらに、イランと米国およびイスラエルの敵対関係は、さまざまな対立と共鳴しながら、停戦に合意しても軍事衝突が続く不安定な状態を生んでいる。 中東で進行する変動の意味とは何か。 多極化へ向かう国際システムの変化と共に考察する。 目次 序 10・7攻撃からの3年間―なぜ中東は戦乱に見舞われたか 中東は「巨大な共鳴箱」/14項目覚書と攻撃の再開/紛争の二重構造/当事者レベル―パレスチナ問題の特異性/中東地域レベル―「抵抗の枢軸」の形成/国際レベル―「イスラエルによる平和」の試み/10・7という異議申立て 第1章 イラン戦争―出口が見えない不安定な「停戦」 米、イスラエルによる攻撃/ホルムズ海峡を事実上封鎖/湾岸アラブ諸国への攻撃/イスラエルへの攻撃と迎撃問題/湾岸情勢とリンクしたヒズブッラー問題/イランで大規模抗議デモ/ネタニヤフの説得―軍事攻撃でイラン民衆が蜂起/停戦発効と迷走する交渉/急増した戦争の被害とコスト/米国とイラン、覚書に調印 コラム1 ホルムズ海峡とカスピ海 第2章 引き金となった10・7攻撃とガザ戦争 「アクサーの洪水」作戦/「我々のナラティブ」―ハマースの説明/オスロ合意を拒否したハマース/ハマースによるガザ実効支配/ハマース「政府」には4万から5万の職員/なぜイスラエルは奇襲攻撃を許したのか/「ルービックキューブのような戦闘」/戦闘員をリクルートし続けるハマース/ドーハ攻撃の衝撃/なぜ戦争は長引いたのか/一本化しない世論/負担増に苦しむ予備役兵/トランプ案に基づく停戦が発効 コラム2 オアシス都市ガザ 第3章 「抵抗の枢軸」とイスラエル―揺らいだイランの「前方防衛」 ヒズブッラーとイスラエル―ポケベル爆破事件/フーシー派の遠距離攻撃/「抵抗の枢軸」とイランの非対称戦略/イスラエルを南レバノンから駆逐したヒズブッラー/イランの「陸の回廊」とイスラエルの「影の戦争」/「影の戦争」から「表の戦争」へ/アサド体制の崩壊/12日間戦争/乗り越えた空中給油とバンカーバスターという障壁/密接な米・イスラエル軍事協力/永続的な戦争状態へ コラム3 ヒズブッラーとレバノンの宗派主義 第4章 人道危機と米国のイスラエル支援 民間人犠牲者の急増と深刻化した食料不足/巨大爆弾を無誘導で/深刻化する人道危機/際限ない米国のイスラエル援助/ジェノサイド条約違反で国際司法裁判所へ提訴/ICJの暫定命令とジェノサイド問題/国際刑事裁判所の逮捕状/UNRWAに対する疑惑/「難民問題の継続はUNRWAのせい」/イスラエル批判は反ユダヤ主義か コラム4 ネルソン・マンデラのガザ訪問 第5章 米国、イスラエルと対峙するイラン―確執はなぜ終わらないのか 米国の「代理人」/イラン革命とイスラーム共和制の成立/米大使館占拠・人質事件/「パクス・アメリカーナ」に対抗するイラン/あらゆる面で敵対するイスラエルとイラン/核開発疑惑の拡大/オバマ政権と2015年核合意/トランプの「最大限の圧力」政策とイランの制裁逃れ/有効ではなかったイランの核ヘッジング戦略/IRGCの権力拡大と経済権益/相次ぐ体制批判運動/米中東政策の転換―「アメリカによる平和」から「イスラエルによる平和」に/アラブ・イスラエル間の共同防空システム コラム5 12イマーム派の殉教精神 第6章 イスラエル―大イスラエル主義と好戦的な新戦略ドクトリン 「ガザは誰のものか」/シオニズムの実践としての入植活動/事実上併合された西岸/宗教化するイスラエル軍/変化したイスラエルの戦略ドクトリン/「永続戦争」がもたらした兵士のモラル低下/イスラエルの情報評価―戦略レベルでは希望的観測/米国にとってイスラエルは「戦略的資産」か/曲がり角の対イスラエル支援 コラム6 イスラエル・ロビーの変容 第7章 終わらないパレスチナ問題 厳しいデュアルユース規制/何も具体化しないガザ暫定統治/主役を排除したガザ和平構想/瓦礫の山、しかしNGOの活動を規制/拡大した西岸での軍事作戦/急増する入植者の暴力/暴力を増長させる占領制度/締め付けられる西岸経済と自治政府財政/正統性を失ったパレスチナ自治政府/「自発的移民」の促進 コラム7 「生命パスポート」母子手帳 第8章 中東の新たな安全保障環境 「ダモクレスの剣」ホルムズ海峡/問題山積の核交渉/中東の核問題/「抵抗の枢軸」と軍事技術の進展/イランの現体制は持つのか/GCC諸国が直面する新しい安全保障問題/UAEとサウジの安全保障政策/イスラエルとの関係を拡大するUAE/戦略的自律性の強化を図るサウジアラビア/「イスラエルによる平和」への憧憬/再現できそうにない「成功体験」 コラム8 イスラエルの核戦略 終章 戦争でも平和でもない曖昧さ 当事者レベル―変質するパレスチナ問題/地域レベル―パワーゲームの展開/国際レベル―「強欲な覇権」の行き詰まり あとがき 参考文献一覧 -
大学入試改革の失敗学
ごく短期間に終わった「能研テスト」、ある文部大臣の改革構想の挫折。様々なアクターが関わった大学入試における共通試験改革の試みとその失敗から、改革のあるべき姿について教訓を得る。 【主要目次】 はじめに 序章 大学入試における共通試験改革の「失敗」を分析する――本書のねらい 第1節 共通試験改革の「失敗学」 第2節 失敗はどのように捉えられてきたのか 第3節 失敗の新たな要因を解明するための問い 第4節 本書の構成 第Ⅰ部 能研テストの政策過程 第1章 軌道に乗らなかった能研テスト――実施状況と能力開発研究所・文部省の対応 第1節 能研テストと能力開発研究所の概要 第2節 悪化した能力開発研究所の経営 第3節 能研テストの継続に向けて 第4節 能力開発研究所・文部省による対応のどこに問題があったのか 第2章 大学側が能研テストに求めたこと 第1節 追跡調査に対する協力 第2節 支援強化の要請と利用拡大の限界 第3節 国立大学協会は能研テストに一貫して否定的だったのか 第3章 能研テストの実施が決まるまで――政策形成・決定過程の検証 第1節 中央教育審議会第16特別委員会の概要 第2節 なぜ能研テストが必要とされたのか 第3節 能研テストはどのように構想されたのか 第4節 能研テストの検討段階におけるねらいと乖離 第Ⅱ部 文部大臣・西岡武夫による大学入試改革の政策形成過程 第4章 西岡武夫の大学入試改革構想――文部大臣に就任するまで 第1節 大学入試改革構想の源流 第2節 一貫した大学入試改革構想 第3節 西岡武夫が理想とした大学入試のあり方 第5章 西岡武夫による大学入試改革構想実現の試み――文部大臣在任時の政策形成過程 第1節 自民党復党後の西岡と大学入試改革 第2節 大学入試改革への着手の表明 第3節 関係審議会に対する追加諮問の画策と断念 第4節 西岡による改革実行を阻んだもの 終章 共通試験改革の失敗から何を学ぶか――本書が明らかにしたこと 第1節 能研テストの失敗を理解するための新たな視点 第2節 共通試験改革の実行に必要なもの あとがき 参考文献・資料一覧 -
年齢で読む日本史 :あの人、あの時いくつだった?
あの歴史的な出来事が起こったとき、あの人はいったい何歳だったのか。関係者の年齢を知ることで見えてくるものがある! 新聞やテレビ・ネットに掲載されるニュースには、必ずと言っていいほど関係者の年齢が表示されています。 つまり、関係者の年齢というのは、ニュースの理解に必要な要素なのでしょう。 しかし、一般的な歴史の教科書には年齢の記載がありません。 歴史上のあの人はあの有名な出来事が起こったとき、はたして何歳だったのでしょうか。 関係者の当時の年齢を知ると、遠い歴史上の出来事がリアリティを帯びてきます。年齢から推察されるものも少なくありません。 本書では、日本史上の主な出来事について関係者の「年齢」に着目しつつ読み解いていきます。 意外な気づきがあるかもしれません。 【本書目次】 はじめに 第1章 古代~帝も貴族もみんな若かった?~ 聖徳太子はいくつで摂政になった?【聖徳太子をめぐる人々】 乙巳の変は「特定少年」の犯罪だった?【大化の改新の真実】 奈良時代の政争は世代交代劇だった?【天平の権力争い】 悲劇の遠因はジェネレーションギャップ?【道真左遷の真相】 道長の権力の源泉は若さだった?【摂関時代と望月の人】 |章末コラム① |卑弥呼は長寿? 第2章 中世~武士の時代は年齢差がつくった?~ 崇徳上皇は白河上皇の子ども?【院政と平氏政権】 源氏は果たして勝ったのか?【初期鎌倉幕府の謎】 新仏教開祖の生年は1世紀も違う!【鎌倉文化の真実】 武士の時代の権力者は若い!【元寇~南北朝時代の人々】 室町時代の実態!【足利義満と同時代の人々】 |章末コラム②| 武士の元服と結婚年齢 第3章 乱世~戦国の世は年齢で読み解ける?~ 20代で子をあきらめた?【応仁の乱勃発の真相】 戦国時代の流れは年齢で理解できる?【年齢で見る戦国時代】 年上を部下にすると下剋上される?【下剋上の真実の姿】 実は単なる世代交代劇だった?【清洲会議の謎】 石田三成の起こした世代交代合戦!【関ケ原の戦いの実相】 |章末コラム③| 戦国武将の一生 第4章 近世~江戸時代を生きた老若男女~ 最年少将軍は誰?【ちょっと意外な将軍就任年齢】 20代で総理大臣格になった人がいる!【幕政を担った男たち】 時代劇の主人公の実年齢は?【時代劇のヒーローの真実】 あの文化人は意外と若かった?【江戸時代の文化人たち】 年齢を知ると事件を見る目が変わる?【江戸事件簿】 |章末コラム④ |江戸時代の現役年齢 第5章 近代~幕末や維新は若さで乗り切れた?~ 幕府高官はアメリカの年の功に敗れた?【黒船来航】 志士たちの力関係は年齢で決まる?【志士たちの年齢差】 初代内閣の平均年齢は40代!【意外に若い明治の政治家】 文豪たちはイメージよりも若かった?【明治の文豪たち】 憧れの時代をつくった若手芸術家!【大正ロマンの人々】 |章末コラム⑤| 就学年齢の推移 第6章 近現代~驚きの最年長・最年少記録!~ 就任年齢は時代によって差がある?【歴代総理大臣の年齢】 日本が誇るあの人の年齢は?【ノーベル賞と国民栄誉賞】 五輪参加歴半世紀?【メダリストの意外な年齢】 最年長で芥川賞を受賞したのは?【現代の文人たちの年齢】 平均寿命は時代によって変わってきた!【平均寿命の推移】 |章末コラム⑥ |いろいろな最年少、最年長 おわりに 主な参考文献 -
大学入試 蔭山克秀の世界一わかりやすい政治・経済
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今度こそ、政経のすべての単元を、 完全に理解する! 政経は、歴史科目より教科書も薄く、覚える知識も少ないため、一見簡単そうに見えます。 でも勉強してみると意外に難しく、うまく理解ができません。 なぜか? それは政経の内容に「実社会での経験がないと、スムーズに理解できない」 箇所が多いからです。 だから本書は、とにかく文章をていねいに書きました。 みなさんの実社会での経験不足を補ってあげられるよう、私の書いた他の本と比べても 明らかにわかるぐらい、ていねいに仕上げています。 本書を熟読すれば、政経の知識と世の中の仕組みがうまくつながって理解できます。 (「はじめに」より再構成) -
みんないっしょに生きようよ ひまわり教室の歩み五十年
1974年、障害児通園施設「ひまわり教室」を金沢市内に開設してからの50年の歩み 障害が重いという理由であちこちで断られた子どもたちを受け止めてひまわり教室を開いたのは、1974年6月のことです。あれから50年という年月が経ちました。 数年前から、50周年という節目の年に、縁のある方々に文章を寄せていただき、一冊の本を編んでおこうと考えていました。その50周年の年が明けた日の夕方、能登でマグニチュード7.6、最大震度7という大地震が発生しました。私は能登が大好きでよく車を走らせ、輪島の朝市にも何度も足を運びました。その能登が大地震と大火事で無残な姿に変わりました。そんな能登の惨状から目をそらして本作りを進める気になれず、まずは能登の障害者支援事業所の人たちを応援しようと、大阪に事務局がある認定NPO法人「ゆめ風基金」の力を借りながら、必要な物資を届けたり商品販売を手伝ったりと、微力を注いできました。 そんなこともあって本作りは大幅に遅れましたが、なんとか出版にまでこぎつけることができました。(はじめに) -
宣戦布告なき特殊戦争 ロイター通信記者が見た日中戦争
本書はロイター通信記者だったフランク・オリバーが1938年末に書き下し、翌年に出版した『Special Undeclared War』の翻訳である。 オリバーは日本人より、中国人の方が好きであると率直に述べており、中国に同情的である。また、蒋介石の指導力を高く評価する。これに対して日本には、強力な指導者がいないことが弱点であると指摘する。オリバーは持久戦を戦う中国に対して、日本は不利であるとみる。日中戦争についてのオリバーの見通しは当たっているが、中国人の資本主義的な性格から中国は赤化しないだろうとの見通は外れた。(本書解説)
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