布留川正博の作品一覧

「布留川正博」の「奴隷船の世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 奴隷船の世界史
    4.2
    1巻990円 (税込)
    その犠牲者は、一〇〇〇万人──四〇〇年にわたり大西洋上で繰り広げられた奴隷貿易の全貌が、歴史家たちの国境を越えた協力によって明らかになってきた。この「移動する監獄」で、奴隷はいかなる境遇に置かれたのか。奴隷貿易と奴隷制に立ちむかったのはどんな人たちか。闇に閉ざされた船底から、近代をとらえなおす。

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ユーザーレビュー

  • 奴隷船の世界史

    Posted by ブクログ

    奴隷船の世界史
    著:布留川 正博
    出版社:岩波書店
    岩波新書 1789

    奴隷とは、人ではなく、家畜である
    家畜であれば、牛や、馬と同様に、商品である
    なので、目的地に輸送するまでには、できるだけ死なないように、というか、元気でいるように、そして、反乱を起こさないように、つれていくことは当然の義務である

    アフリカでの奴隷とは、いままでは、白人が嫌がる黒人を追いかけまわして捕獲して、それを船に乗せているとおもっていたが、まったく違う

    黒人同士の部族間で負けたほうの部族を奴隷としてつかまえる
    奴隷として捕まった数より死亡した数が高いとのこと、大規模な戦闘がアフリカで繰り広げられるようだ
    勝った

    0
    2026年04月28日
  • 奴隷船の世界史

    Posted by ブクログ

    とても、刺激的な本であらためてよ見直してみたい。奴隷といえばアメリカ、というイメージは、ポルトガルブラジルの規模のほうがおおきいことでまず覆された。また、奴隷船のなかでの扱いがなんとなく想像した以上にひどい(死亡率など)こと、それに対する反乱もかあったことなど、しることができた。アメージンググレースの作詞社会主義が土鈴船の船長経験があり、かれなどが働きかけていくなかで徐々に奴隷貿易が廃止されていくことがわかった。やはり、運動は力を持つことが学べたし、砂糖ボイコットなど、イギリスという国家の二面性もルーツとして知れた。奴隷制廃止後は移民が増えていくわけだが、おわりにで現代にも奴隷制が暗に行われて

    0
    2020年05月18日
  • 奴隷船の世界史

    Posted by ブクログ

    奴隷の歴史には、
    奴隷貿易の歴史と奴隷制の歴史がある。

    奴隷貿易が世界から廃止されても、
    奴隷制が即座に廃止されたわけではない。

    また、大西洋奴隷貿易400年間の間のアフリカ人人身売買の前にも、古くから地中海社会に奴隷制度はあった。

    ポルトガルが先陣を切って大西洋奴隷貿易を始め、1888年にブラジルで奴隷制が廃止されるまでの400年間、アフリカの黒人奴隷達は家族と引き離され、捕獲され世界中に売りさばかれ、酷使された。

    アメージンググレースという曲は、
    元奴隷船の船長が自分の行為を深く後悔し懺悔して作った詩。

    スピルバーグ監督は、奴隷叛乱から自由を勝ち取ったアミスタッド号事件を元に、ア

    0
    2019年10月14日
  • 奴隷船の世界史

    Posted by ブクログ

    この本、凄みがある

    大西洋奴隷貿易が始まる前、12-13世紀にヨーロッパにはすでに奴隷がいた
    非キリスト教徒なら奴隷にしていいという文化・制度であり、タタール人やムスリム、スラブ人などが奴隷だったと

    奴隷(slave)の語源はスラブらしい、、

    大西洋奴隷貿易以前の非黒人奴隷から19世紀の世界的奴隷制廃止まで、奴隷はかなり宗教と関連している

    そして、砂糖とかコーヒーなど『〇〇の世界史』的な名著はたくさんあれど、奴隷にfocusするとその多くが網羅されてしまうのだな...

    岩波新書らしく硬派な内容

    0
    2026年02月02日
  • 奴隷船の世界史

    Posted by ブクログ

    奴隷貿易がどのように終焉したのかに関心があり、おそらくは経済的な要因があるのではないかと思うのだが、この本では今ひとつはっきりとしなかった、引き続き勉強。

    0
    2025年12月29日

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