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大学病院
「過去最大の経営危機」を乗り越える! 大学病院関係者へのインタビューも多数掲載! なぜ日本の大学病院は「過去最大の経営危機」に直面しているのか? 医師配置、研究力、財務の構造的な問題をはじめとした論点を取り上げるとともに、経営基盤の強化に向けた取り組み事例も紹介する。 ●いま国立大学病院の約8割は赤字 ●診療に追われ、研究時間を確保できない若手医師 ●「医師は高収入」というイメージは大学病院医師に当てはまるのか? ………etc. 【主要目次】 序章 高度医療の要は揺らぐか 1.日本の大学病院の概要と基本情報/2.大学病院経営の現場から 第1章 大学病院の歴史と現在に至る経緯――制度の変遷と「特定機能病院」の再定義 1.大学医学部の成り立ち/2.戦後の復興と高度成長へ/3.平成期の大学病院 第2章 医師の配置を巡る大学医局の役割と変遷 1.大学医局の誕生とその特徴/2.大学医局の繁栄と役割/3.大学医局の新しい意義と「地域を支える」公益性 第3章 近年の大学病院に対する政策的対応 1.大学病院の医学研究力/2.大学病院医師の勤務環境と収入を取り巻く課題/3.厚生労働省「特定機能病院のあり方検討会」から見る政策的対応/4.大学病院と都道府県の関係強化 第4章 大学病院ができる「自助努力」――収入増・支出減とその影響 1.大学病院はなぜ赤字か?/2.収入増加の具体策/3.人件費の適正化(1)/4.人件費の適正化(2)/5.支出は減らせるか、医療安全から考える/6.国立大学病院財務の構造的な問題に迫る/7.大学病院の「属性別」に見る今後の経営戦略 第5章 大学病院を取り巻く新たな流れと今後の姿 1.国立大学の統合の流れと大学病院の別法人化の動き/2.大学病院の新たな財源/3.2026(令和8)年度診療報酬改定が示す新たな仕組み/4.大学病院だからできる未来の人材育成 あとがき 巻末資料 参考文献 -
韓国人のルーツ 多くの日本人は隣国の歴史を何も知らない
本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 大好評『日本人のルーツ』の著者、長浜浩明氏による快著! 分子人類学・DNA解析…最新の科学と史実が明かす日本人も韓国人も知らない「韓国5000年史」のウソと真実 ・朝鮮半島初の土器文化、前方後円墳・埴輪は日本から伝えられた! ・韓国族譜のほとんどはデタラメ! ・「王仁(わに)が日本に漢字を伝えた」は誤り! ・韓国人にハングルを広めたのは日本だった! 日韓が“タブー視”する半島の歴史とは―― 日本人と韓国人が覚醒する一冊に! ・5000年間、朝鮮半島からヒトの姿が消えていた! ・縄文人は朝鮮半島全域に進出していた ・韓国人は「日本人と北方シナ人」の混血民族だった ・韓民族は「庶子とクマ女の雑種」から始まった! ・韓民族はいつ「同姓同本婚を禁止」したか? ・新羅時代から女性は献上品だった ・「“悪の倉庫”の如き我が国の歴史は燃やしてしかるべき」(朴正煕)ほか -
変見自在セレクション やっぱりアメリカは信用できない!
本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 高山正之節 炸裂! 週刊新潮「変見自在」のアメリカ篇セレクション 今のトランプのアメリカだけでなく、これまでのアメリカを 著者が俯瞰して見てくると、語られることのないアメリカが見えてくる アメリカ人はまるで「白い中国人」 そのくせ中国には騙され続ける! みんな知っているクリントンの「育ちの悪さ」、 オバマの「無能」、バイデンの「コピペ癖」、 それならトランプはまだマシか 「日本を消したかった」ルーズベルト、 「日本に怯えた」マッカーサー ノーベル賞もiPS細胞も盗むアメリカ人、 アメリカ批判を封じ込める「害(外)人記者」、 なのにずっと朝日はアメリカの太鼓持ちだった 日本人はもういい加減 「アメリカ幻想」を捨てよう! -
パッと探せる! 駐車場事故の過失相殺率
令和の裁判例を中心に76事例を収録! 駐車場事故の過失相殺率が円グラフでわかる! ・四輪車同士の事故 ・四輪車と単車(原付含む)・自転車の事故 ・四輪車と歩行者の事故 ・自転車その他の車両同士の事故 ・駐車場(路外施設)の入退出に関わる事故 などの類型ごとに事例を紹介。 豊富な事例で、知りたい裁判例を探しやすく、 わかりやすい図解で、実務にすぐ役立つ! 交通事故に携わる方必携の1冊! ※「過失相殺率」について 「過失相殺率」とは歩行者等の交通弱者である被害者の過失を考慮した損害賠償額の減額率を、 「過失割合」とは対等の立場にある加害者と被害者の過失(責任)を対比し割合で示したものです。 本書では交通弱者に関する事例も取り扱うことから、「過失相殺率」と表記を統一致しました。 過失相殺率は減額率ですので、例えば被害者の過失が30%の場合でも、 必ずしも加害者の過失が70%となるわけではありませんが、 本書では「パッと探せる」という点を重視して、便宜上円グラフを用いて合計100%表記としています。 -
羆を撃つ
迫りくる獣害の実態 ◆◆◆◆ 激突! クマvs 人間 命がけの戦い ◆◆◆◆ なぜクマは人を襲うのか。 今、日本のクマに何が起きているのか。 2025年、日本におけるクマによる人身事故の被害者は238人、そのうち13人が死亡した。いずれも統計開始以来、最悪の数字である。特筆すべきは、自宅の居間や商業施設など、これまで考えられなかったような状況で人が襲われるケースが増えてきたことである。 なぜ、クマは人間の生活圏に侵入し始めたのか。 本書の第1部「クマに襲われる」では、岩手県北上市の温泉施設で従業員が襲われた事故や、秋田県鹿角市で4人が死亡した「十和利山クマ襲撃事件」など、実際に起きた襲撃事故について、ハンターや遺族、研究者など関係者の証言を集め、「その日、何が起きたのか」を丹念に検証していく。 第2部「羆を撃つ」では、クマと人間との軋轢の最前線に立つ「羆撃ち」たちを追う。クマの痕跡から、その行動を予測し、追い詰め、ときに命懸けで引き金を引くハンターたちの目を通して、クマと人間の境界でいま何が起きているのかを描き出す。 本書は単なる「クマ本」ではない。クマと人間の生死が交錯する「最前線の記録」である。 【本書で扱っている主な内容】 ●山菜採りの4人がクマに食われた――秋田県鹿角市・十和利山クマ襲撃事件 ●「ギャー!」「畜生!」日高山系でワンゲル部の学生たちを襲った悲劇――福岡大ワンゲル部ヒグマ事件 ●住宅地の真ん中にヒグマが現れた!――札幌市東区ヒグマ襲撃事件 ●「このクマ、何食ってるんだ!?」――謎のヒグマ「OSO18」を追った男たち ●露天風呂の従業員がクマに連れ去られた――岩手県北上市・瀬美温泉クマ襲撃 ●「この7年間、オレに銃があれば」――北海道砂川市・ハンター猟銃返還訴訟 ●「頭の皮がブラブラになって」「怒り狂った母グマが」――「羆撃ち」たちの死闘! ●「クマの攻撃は9割が顔面」「地面に落ちた鼻」――専門医が明かすクマ外傷の恐ろしさ 【著者プロフィール】 伊藤秀倫(いとう・ひでのり) 1975年生まれ。東京大学文学部卒。1998 年文藝春秋入社。「Sports Graphic Number」「文藝春秋」「週刊文春」編集部などを経て、2019年フリーに。ヒグマ問題やペットロスなど動物と人間の関わりをテーマに取材している。著書に『ペットロス いつか来る「その日」のために』(文春新書)がある。 -
ケアマネ・福祉職のためのF-SOAIP実践ガイド ―悩まず書ける! 一目で伝わる!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 記録を簡潔かつ的確にまとめられる手法「F-SOAIP(エフソ・アイピー)」について、その基本構造から現場での活用のポイント、導入のコツまで学べる一冊。豊富な事例と演習を通じて、支援の根拠を明確にした「伝わる記録」を迷わず書く技術を習得できる。 ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 -
リベラリズムからの体制転換―ポストリベラルと共通善保守主義
オバマ米元大統領も絶賛し、内外で反響を呼んだ前著『リベラリズムはなぜ失敗したのか』に続く著者話題の書。 『ヒルビリー・エレジー』著者のヴァンス米副大統領に最も影響を与えた思想家が「経済的左派×社会的右派の融合」を提唱。 分断に疲れた社会を再統合する希望の書。 アメリカや先進諸国が直面する極端な経済格差や社会基盤の崩壊、そしてエリート層と労働者階級の間に生じている深刻な分断を「冷たい内戦」と呼び、その根本原因を鋭く分析。 この分断の背景には、右派・左派を問わず「進歩」を至上命題とするリベラリズムのイデオロギーと、それに乗じて特権を独占し大衆の生活を不安定化させる「エリート」の存在があると指摘。これに対し、限界のある現実から生み出された大衆の「常識」や伝統的な美徳を再評価する。 本書は、古代の「混合国制」の理念に学び、エリートと大衆の敵対を乗り越える「共通善保守主義」を解決策として提示。新しい真のエリートが労働者階級の価値観に寄り添い、相互に高め合う「貴族的ポピュリズム」の形成を通じて、リベラリズムがもたらした社会の分離を克服し、真の「統合」と「共通善」の実現を目指すための道筋を論じる。 -
瀬織津姫は[日本人体内70%] その水の中に御座(おわ)します 生命のアートか、死のアートか、選択の時は今!
これは神話研究ではない。日本文明の「封印領域」へ侵入する書である! なぜ古事記に富士山が存在しないのか。なぜ瀬織津姫だけが歴史から消されたのか。なぜ日本人だけが「空気」を読み、「祓い」を文明化したのか――。 本書は、縄文、物部氏、ニギハヤヒ、修験道、熊野、白山、諏訪、カタカムナを一本の線として接続し、日本列島の奥に隠されていた“もう一つの文明史"を浮上させていく。 そこにあったのは、競争・征服・支配による火の文明ではない。「流れを整え、場を共鳴させ、生命を循環させる文明」だった。 AI・監視・数値管理文明が極限へ向かう今、人類は“感じる力"そのものを失い始めている。 それを阻止するため、シリウスが日本人を地球に送り込み、 日本の国土が水のイヤシロチになるべく設定した! 八咫烏の3本の足の1本でもある水の女神・瀬織津姫は、 日本文明そのものを“水化"する宇宙最奥の超原理-- 本書は「水」と「常温核融合(フリーエネルギー)」の禁断領域へと踏み込む、やばさ満載の本! Part1 封印された女神と日本の原点 Part2 固定化する巨大な支配VS水の神・瀬織津姫 Part3 日本に残響する「共鳴」と「余白」--身体70%の水に御座す瀬織津姫 Part4 宇宙の流れを読む八咫烏に日本はいかに導かれてきたのか? -
脳に入れるな!死ぬぞ! BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)とAI人類管理計画
脳にチップを埋め込む時代が始まった。 イーロン・マスクのニューラリンクは、脳とAIを直接接続するBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)技術の実用化を進めている! 世界ではChatGPTを生んだOpenAI、AI半導体を独占するNVIDIA、世界最大の半導体企業TSMC、そして日本のラピダスを巻き込んだ半導体戦争が激化している。 なぜ世界中で巨大データセンター建設が進むのか。 なぜ膨大な電力が必要なのか。 なぜ日本だけが急速にデジタル化へ向かうのか。 ニューラリンク、スターリンク、AI、半導体、データセンター、スマートシティ、マイナンバー――。 それらを個別のニュースとしてではなく、一つの巨大な計画として読み解く、人間が人間であり続けるための、最後の警告書。 -
現代社会と時間の社会学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「タイパ」の今を生きる私たちへ時間は社会をいかに動かし、 私たちは時間をどう生きているのか。 ジンメル、フッサール、ミードらの思想から、 社会学的システム理論と新たな社会学的時間理論、 東アジアと近代化、元号、忘却の論理、進歩と退歩、 組織や経済の時間、ワーク・ライフ・バランス、 倍速視聴、インターネットの実践まで。 現代社会の多様な時間のありさまを 16の鋭い視座から捉え切った「時間の社会学」の決定版 -
独裁者の手口 なぜ権力を握り続けられるのか
独裁者は何を考えているのか? ヒトラー、プーチン、習近平、トランプ……「独裁者」と呼ばれる指導者はどう権力を握り、維持してきたのか。彼らの思考・行動には共通する法則がある。また本書では政治指導者だけではなく、カルロス・ゴーン、イーロン・マスクといった経営者の権力掌握術も紹介。ビジネスパーソンが知っておくべき、権力の正しい使い方も分析。権威主義に精通する気鋭の研究者が、権力者の思考法と独裁への向き合い方を明かす。独裁の近現代史を知れば、世界の今がわかる! ・ヒトラー:危機をあおって救世主を演出 ・プーチン:法律を変えてイエスマンを配置 ・習近平:反対者を粛清して個人崇拝を実行 ・金正恩:英雄譚をつくって正統性を誇示 ・カルロス・ゴーン:強権的手法で社内風土を刷新 〈目次より〉第一部:独裁者になる 第1章:危機感をあおる 第2章:迅速に、時には地道に 第3章:自分に有利なルールをこっそりとつくる 第二部:独裁を維持する 第4章:独裁のタイプを見極める 第5章:反対する者を排除する――出る杭を打つ 第6章:周囲の者にアメを――最大の敵は身内にあり 第7章:人びとから愛される――愛は世界に存在する最も強い力 第三部:独裁の帰結 第8章:独裁者の末路 第9章:独裁者と向き合う -
教育が「発達障害」を作るとき
発達障害とは自閉症やADHDなどを含む概念であり、低年齢児からその特性が現れる脳機能の障害として捉えられている。だが、当事者個人ばかりに目を向けると「できなさ」や「問題行動」がクローズアップされ、心理的・医学的な支援だけがおこなわれることになる。 それに対して本書は、「発達障害は人々のやりとりのなかで作り出される」という視座から、社会や制度が「発達障害」をどう取り扱っているのか、そして当事者に寄り添う人々の日々のやりとりのなかで、子どもの行為がどのように「発達障害」と見なされていくのかを、主に教育をめぐる制度や現場のリアリティに沿って明らかにする。 幼稚園での「気になる子」、転籍や特別支援教育で生じる困難、親たちの苦悩や役割、医療機関と教育の連携――。フィールドワークや参与観察、インタビューなど、質的調査からこれらの事例を検証・分析して、「発達障害」と教育制度の気づきにくい関係性を浮き彫りにする。 本書の視点は、発達障害の当事者や親、教師に責任や負担を負わせるものではない。社会や制度のなかで作り出されるものとして発達障害を問い直し、障害と向き合う新たな視点を具体的に提示する。 -
マハティール 百年の思想 イスラーム、日本、脱植民地主義への道
なぜマレーシア元首相マハティールは、日本に希望を見たのか。1世紀を生き、植民地支配、日本占領、独立、国家建設と発展をその目で見つめてきた彼の思想の核心は、単なる反欧米でも経済成長至上主義でもなく、イスラームの倫理を基盤とした公正な社会と世界平和への希求にあった。本書は、彼の日本への高い評価とルックイースト政策の真意、植民地主義を超える視座、宗教間共生への提言を立体的に描く。混迷する国際社会のなかで、日本とアジアが果たすべき役割を問い直す、百年の知恵が凝縮された一冊。 日本は、明確な立場を打ち出し、いかなる影響にも左右されないだけの勇気を持たなければなりません。日本には独自の強みがあり、地域の緊張や紛争、さらには戦争の可能性を高めるような特定の陣営に与するべきではありません。 ――マハティール・モハマド -
あの政党の本当の思惑を見抜く 政治学
★シリーズ15万部突破!!★ 政治を知らない人ほど、 政治に利用されている ●なぜ、あの政党は公約を破っても支持されるのか? ●なぜ、野党が頼りにならないのか? ●なぜ、日本では政権交代がめったに起こらないのか? ●なぜ、首相が代わっただけで支持率が上がるのか? 対立、駆け引き、突然の解散、想定外の連立など、 ニュースで政治の話題を 見聞きしない日はありません。 ニュースに触れるたびに、 政党や政治家の行動の理由がわからず、 モヤモヤとした気持ちを抱えていませんか? 実は、政党と政治家の行動には 共通の原理があります。 それが本書のキーコンセプト、 「選挙で勝つ × 対立軸 = 思惑」です。 すべては、選挙で勝つこと、 そしてほかの政党や候補者との違いを いかに打ち出すかによって、 決まってくるのです。 政治家は選挙で勝たなければ、 政治家にはなれません。 選挙で投票し、 政治家を選ぶのは私たち有権者です。 有権者が持つこの力を、 政治家は恐れています。 だからこそ、 私たちには彼らの「思惑」を見抜く力が 必要なのです。 本書では、現代日本政治を専門とする著者が、 戦後の55年体制から2026年の高市政権による 衆院解散・自民圧勝までを「思惑」の視点で 一気通貫で読み解きます。 さらに、「選挙で勝つ × 対立軸 = 思惑」という 本書のキーコンセプトは、 海外の政治を理解するためにも使えます。 アメリカ、イギリス、中国、韓国といった 日本とも馴染みの深い国の政治を例に、 海外での政党・政治家の思惑も読み解きます。 政治に無関心でいることはできます。 しかし、政治は私たちから去ってはくれないのです。 【目次より】 序章 今、政治学を学ぶ意義 第1章 民主主義を問い直す なぜ政党は必要なのか 第2章 日本の政党政治と選挙 なぜ自民党は勝ち続けるのか 第3章 世界の政党と政治家の競争 政治は「どこで」戦うのか 第4章 政治の思惑との向き合い方 民主主義を作るのは誰か 終章 「思惑」を知った先に 主権者としての希望 -
写真でよみがえる昭和百貨店
昭和の時代、百貨店は“ハレの日”の特別な場所だった! 現役の老舗デパートから、かつて一世を風靡した名店まで。 消費と文化の発信地として、新しい経験と体験を与え続けてくれた あの頃の“非日常空間”を貴重写真で振り返る! 【本書で詳述する百貨店】 伊勢丹新宿店/日本橋三越本店/松屋銀座/丸井今井函館店旧店舗/藤崎本店/日本橋髙島屋/松坂屋上野店/松屋浅草/銀座三越/西武池袋本店/小田急百貨店新宿店/京王百貨店新宿店/そごう横浜店/名鉄百貨店本店/松坂屋名古屋店/大阪髙島屋/大丸心斎橋店/あべのハルカス近鉄本店/阪急うめだ本店/天満屋岡山本店/デパートリウボウ/棒二森屋/新潟三越/小網屋/東急百貨店日本橋店/松坂屋銀座店/東急百貨店東横店/三越新宿店/西武有楽町店/横浜松坂屋/江ノ電百貨店/松菱百貨店/名鉄百貨店一宮店/マルビシ百貨店/そごう心斎橋本店/丸新百貨店/とでん西武/福岡玉屋/沖縄山形屋 【内容紹介】 昭和の百貨店は現在よりもずっと特別な場所だった。家族で着飾って出かけ買い物を選び、大食堂で贅沢な食事を楽しみ、地方の特産品に舌鼓を打った。百貨店はまた昭和の代表的なレジャースポットだった。子どもは屋上遊園地の遊具に目を輝かせ、大人は美術・博物の展覧会や最新モードのファッションショーに夢中になった。本書は貴重写真をふんだんに掲載しながら、そんな“ハレの日”の特別な場所だった全国の名百貨店の絢爛な記憶と記録を描出する。 【目次】 第一部 「昭和百貨店」の世界 伊勢丹新宿店(東京都新宿区新宿) 日本橋三越本店(東京都中央区日本橋室町) 松屋銀座(東京都中央区銀座) 丸井今井函館店旧店舗(北海道函館市末広町) 藤崎本店(宮城県仙台市青葉区一番町) 日本橋髙島屋(東京都中央区日本橋) 松坂屋上野店(東京都台東区上野) 松屋浅草(東京都台東区花川戸) 銀座三越(東京都中央区銀座) 西武池袋本店(東京都豊島区南池袋) 小田急百貨店新宿店(東京都新宿区西新宿) 京王百貨店新宿店(東京都新宿区西新宿) そごう横浜店(神奈川県横浜市西区高島) 名鉄百貨店本店(愛知県名古屋市中村区名駅) 松坂屋名古屋店(愛知県名古屋市中区栄) 大阪髙島屋(大阪府大阪市中央区難波) 大丸心斎橋店(大阪府大阪市中央区心斎橋筋) あべのハルカス近鉄本店(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋) 阪急うめだ本店(大阪府大阪市北区角田町) 天満屋岡山本店(岡山県岡山市北区表町) デパートリウボウ(沖縄県那覇市久茂地) 第二部 あの頃の百貨店 松屋浅草フロアガイド [百貨店の誕生]「座売り」から「陳列販売」へ [エレベーター/エスカレーター]“非日常空間”に誘う二つの昇降機 [エレベーターガール/マネキンガール]モダンガールたちの花形職業 [広告デザイン]美人画から始まった広告戦略 [包装紙]顧客に伝えるビジュアル・アイデンティティ [催事]イベント型コト(体験・思い出)消費の実践 [大食堂/お子様ランチ]最上階にあった愉悦の空間 [ターミナルデパート]電鉄系百貨店の隆盛と衰微 [屋上庭園/屋上遊園地]「昭和百貨店」の原風景 第三部 消えた老舗百貨店 棒二森屋(北海道函館市若松町) 新潟三越(新潟県新潟市中央区西堀通) 小網屋(茨城県土浦市川口) 東急百貨店日本橋店(東京都中央区日本橋) 松坂屋銀座店(東京都中央区銀座) 東急百貨店東横店(東京都渋谷区渋谷) 三越新宿店(東京都新宿区新宿) 西武有楽町店(東京都千代田区有楽町) 横浜松坂屋(神奈川県横浜市中区伊勢佐木町) 江ノ電百貨店(神奈川県藤沢市南藤沢) 松菱百貨店(静岡県浜松市中央区鍛冶町) 名鉄百貨店一宮店(愛知県一宮市新生) マルビシ百貨店(滋賀県彦根市銀座町) そごう心斎橋本店(大阪府大阪市中央区心斎橋筋) 丸新百貨店(徳島県徳島市東新町) とでん西武(高知県高知市南はりまや町) 福岡玉屋(福岡県福岡市博多区中洲) 沖縄山形屋(沖縄県那覇市牧志) 百貨店関係略年表 -
法律家が見た日本社会の病理 「空気」を打ち破る個と論理の構築へ
司法への幻想を解いた『絶望の裁判所』から12年、 長期にわたる構想を経た、著者渾身の日本人論・日本社会論! 個人と集団、社会とシステム、危機管理、論理と思想、アメリカと天皇制…… 壮大な構造分析にして文明批判の書! 「現在の日本人に求められるのは、世界の複雑さに耐え、考え抜いてゆく力である」 第1章 日本の歩みとその停滞の本質 第2章 脆弱な個人、ムラ・タコツボとしての集団 第3章 社会、制度、危機管理の病理 第4章 論理なき社会、弱い思想・哲学 第5章 語られざる二つの空洞、タブー―アメリカと天皇制 第6章 総括と展望―日本はどこへ向かうべきか 私たちの社会を縛る「見えない力」を全面的に可視化し、閉塞感の正体を暴く -
誤解だらけの皇位継承の真実 増補改訂版
古代史と世界の王室に精通した著者が「客観的事実」をもとに徹底検証! 「愛子天皇」が難しい裏事情、世界屈指の万世一系の危機…… 週刊誌・SNS的な議論に終止符を打つ! 「皇室典範改正」論議の深層も分析! 「女系」と「結婚」で読み解く万世一系の裏側 二〇二六年七月に皇室典範が改正され、 女性皇族が結婚後も皇室に残留できることと、 旧宮家の男子を皇族の養子にできることが決まりました。 ここ二〇年間、積み重ねてきた議論や制度の詳細を理解しない人々や、 皇室の歴史について好意的でない人たちからの批判もありますが、 この問題に長年携わり、世界の王室の歴史や実情も知る立場から、 今回の改正が、いかに皇室の危機を救い、 愛子さま、佳子さま、悠仁さまなど若い皇族の幸福のためにも 実際的に配慮がなされているかを知ってもらいたいと思います。(「はじめに」より) 政治家も有識者も知らない「不都合な史実」 ●女帝が国政を動かしていた時代 ●「桓武天皇は百済の末裔」の真相 ●皇籍離脱した「源定省」が宇多天皇になった理由 ●明治天皇の皇女の結婚相手をめぐる深慮遠謀 ●「本人だけ皇族」が愛子さまや佳子さまの良縁の決め手になる ●養子制度だからこそ旧宮家からも皇位継承ができる -
家族じまい・ひとりじまい 誰もがおひとりさま時代の終活最前線
年間160万人が亡くなる日本、 家族の介護やみとりが当然でなくなり、いつかは誰もがおひとりさまの時代が来た。 おひとりさまの最期に伴走する民間サービスや実家じまい、墓じまいの代行サービスの現場ルポ、老後資金使い切り術などの終活ノウハウを盛り込み、後悔しない「ひとりじまい」の心構えを提示する。 <目次> 【序章】フグ田タラオさん、77歳 ~変わりゆくニッポンの終活 【第1章】単身高齢者を支える「家族代行サービス」 毒親、介護疲れ…子どもが頼る「家族じまい」 おひとりさまの「終サポ」 知られざる内幕 【第2章】「おひとりさま」の老いじたく 身寄りなき高齢者はいつ困る? おひとりさま女性7人の「友だち近居」 【第3章】実家、墓、仏壇…令和の「3しまい物語」 広がる「実家じまい」 代行残置物の処分も一括で 徳川慶喜も? 消えゆく「偉人たちの墓」 【第4章】様変わりする「弔い」の選択肢 急増する「海洋散骨」 墓の役割、自然に託す 増える死後離婚、「義父母の介護はイヤ」 【第5章】実家、墓の次はお金 「ゼロで死ぬ」知恵 『DIE WITH ZERO』著者に聞く 全財産使い切り術「3%運用、4%引き出し」とは 【最終章】「人生100年時代」を生ききる 財前直見さん式「ありがとうファイル」 デジタル遺言を作ってみた -
生活の実践 「足るを知る」と世界が治る
民主主義より生命主義(BIOCRACY) アート・音楽に軸足をおく著者が「3・11」をきっかけに福島に移住、その後、 エネルギーの現場に飛び込み考え続けた「誰でもできる」社会との向き合い方 「芸術を超えている。ヒップホップを超えている――これは世界屈指の市民実践だ」 卯城竜太(Chim↑Pom) 「いま、本当のアートってどこにあるだろう? アートが未来のものなら、いま評価されているアート界にはないのではないか。ではどこに? 有太マンのところに!」 椹木野衣(美術評論家) 「頭よいのか悪いのか、馬鹿しか見えない革命の種。英雄はいらない!」 永山愛樹(Turtle Island/橋の下世界音楽祭) すべては小さな引っかき傷からはじまる 「20キロ圏内での被ばくは、典型的な都市部の無関心、無自覚層代表として『自分にもできることをやろう』と腹が決まる体験だった」 「幸せは暮らしの中にある。毎日の購買活動が、4年に一度の選挙どころじゃない威力を持っている。大事なことは最初からすでに足もと、または手の中にある」(本文より) ※本書は、大川印刷の協力により、環境負荷をできるだけかけない印刷・製本でつくられました。 【目次】 はじめに 〜ソーシャルアート事始 第1章 福島産クリエイティブ 第2章 My Philosophy 第3章 Nipponの AWAKES 第4章 再エネへの AWAKES 第5章 素人の矜持 第6章 地域の時代 第7章 BIO暮らし 第8章 世界を治すための道 第9章 ミラノ「Legacy3・11」展 【著者】 有太マン アーティスト/NPO法人みんなのデータサイト顧問/ UPDATER(みんな電力)並走者 1975年東京生、School of Visual Arts卒。96~01年NY在住、2012~15年福島市在住。 2013年度第33回日本協同組合学会実践賞受賞。 福島では、福島大学の客員研究員として農の復興事業をJA新ふくしま(当時)、福島県生協連と協同し、市内すべての田んぼ/果樹園の含有放射性物質を測定。 根幹にあるエネルギー問題と、循環型社会におけるサステナビリティとの関わりを深化させる。 -
The 2% Solution
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 改訂版では、新たに「分離説」と「混合説」の定義をしました。 混合説は誤った考え方であり、歴史的転換を迎えて、必ず分離説による新税に変わっていきます(第3章)。 ① 混合説による現行税は廃止する 現行税として160兆円の税収があり、そのうち、130兆円を事業者が「仕入税額控除」で、公金横領をし、納税額は30兆円しかないのです。 本来の消費税には、「仕入税額控除」はありませんから、現行税は直ちに廃止すべきです。 ② 分離説による「消費税を創設する」 物価引下げ対策として 現行税の廃止は各政党が主張していますが、廃止した後の解決策を提案している政党は全くありません。 筆者は第1ステップとして、欠陥があるため、「現行税を廃止し」、第2ステップとして「本来の消費税を創設する」ことをパッケージプランとして提案しているのです。 第2ステップでは、2%の税率にしますと、32兆円の税収が確保され、財源を捜す必要もなく、減税になり、物価が下がるのです。 このパッケージプランこそ、筆者特異のもので、「欠陥現行税がインボイスを含めすべてなくなり」「単純・明快な新消費税が創設され」しかも、「物価高対策」になる。言わば「二石三鳥」のベストプランなのです。 ③ いよいよ国民の皆様にお伝えします これから多額の私財を投入し、YouTubeとSNSを開始します。目下、【パンチ黒木】で大躍進中です。皆様方の絶大なるご支援とご協力をお願い申し上げます。 -
異文化共生と観光
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 異文化共生共生論、観光学に関わる基本的な概念や視点をおさえたうえで、具体的な事例や現代的課題を取り上げる、基礎から応用までカバーする異文化共生と観光の関係を学ぶための書。 観光による相互理解や地域再生などのポジティブな面のみではなく、誤解や摩擦等、今起こっている問題やこれからの課題にも目を向ける。 「です」「ます」調、総ルビで日本語初学者にも読みやすい設計。 -
消防実務 標準ハンドブックⅡ-昇任試験と実務のための基礎整理-
消防士長試験・消防司令補試験の土台づくりに。 昇任試験にも、その先の実務にも。 『消防実務 標準ハンドブックⅠ・Ⅱ』は、消防職員として押さえておきたい法令・制度・実務の基礎知識を体系的に整理した実務ハンドブックです。 消防法規、消防総務、予防、警防、救急、防災までを全2冊シリーズで幅広く収録。昇任試験に向けた学習に役立つことはもちろん、試験勉強をきっかけに消防実務全体を学び直したい方にも活用いただけます。 消防法令の改正や制度の見直しを反映するとともに、近年の自然災害の激甚化に伴う防災施策の動向、警防活動の多様化・複雑化や資機材の進展など、消防実務を取り巻く変化にも対応。法令・制度・実務を横断的に整理し、消防職員に必要な標準知識を体系的にまとめました。 また、分野ごとのインデックスや整理された目次構成、重要ポイントが把握しやすい2色刷りを採用。さらに、筆記試験・論文試験・面接試験に役立つコラムも掲載し、学習をサポートします。 昇任試験のために学び、実務のために使い続ける。 消防職員の知識の土台を支える標準ハンドブックです。 -
消防実務 標準ハンドブックⅠ-昇任試験と実務のための基礎整理-
消防士長試験・消防司令補試験の土台づくりに。 昇任試験にも、その先の実務にも。 『消防実務 標準ハンドブックⅠ・Ⅱ』は、消防職員として押さえておきたい法令・制度・実務の基礎知識を体系的に整理した実務ハンドブックです。 消防法規、消防総務、予防、警防、救急、防災までを全2冊シリーズで幅広く収録。昇任試験に向けた学習に役立つことはもちろん、試験勉強をきっかけに消防実務全体を学び直したい方にも活用いただけます。 消防法令の改正や制度の見直しを反映するとともに、近年の自然災害の激甚化に伴う防災施策の動向、警防活動の多様化・複雑化や資機材の進展など、消防実務を取り巻く変化にも対応。法令・制度・実務を横断的に整理し、消防職員に必要な標準知識を体系的にまとめました。 また、分野ごとのインデックスや整理された目次構成、重要ポイントが把握しやすい2色刷りを採用。さらに、筆記試験・論文試験・面接試験に役立つコラムも掲載し、学習をサポートします。 昇任試験のために学び、実務のために使い続ける。 消防職員の知識の土台を支える標準ハンドブックです。 -
国会議事堂―政治空間をめぐる近現代史
近代日本の政治は、江戸期の上意下達から、身分不問で意見を戦わせて公共の利益に適う合意形成を行っていく。その政治空間の中心こそ国会議事堂だった。 1890年に創られた仮議事堂で帝国議会は開会するが、一つの場での議論が不慣れだった日本人はここから政治をどのように組み立ててようとしたのか――。 仮議事堂が2回全焼するなか、恒久的な国会議事堂創設までには、西欧普遍のスタイルか「日本性」追求かなど政治家、官僚、建築学者を巻き込み一大議論となっていく。 では、1936年に完成した現在の国会議事堂は、どのような意図のもとに創られ、また日本政治はこの器のなかで、どのように展開されていったのか――。 日本政治は、政治家をはじめとして人物を中心に描かれてきた。本書もそれを重んじつつ、国会議事堂という「政治=空間」に注目する。世界各国で政治は、空間に見合った形で展開されているからだ。空間が政治を規定するのでもなく、その逆でもなく、両者が相伴って形成しているからだ。 本書は、150年以上に及ぶ日本の公議の軌跡=日本政治について、「政治=空間」という新しい視点から、通史として描く試みである。 -
なぜ私たちはいつも時間に追われるのか
加速の罠から抜け出し、 創造的な時間を取り戻すために。 今日一日、自分は何をやっていたのだろう。 時間に圧迫され、高速で過ぎ去る毎日。 なぜ、こんなことになっているのか。 第一人者が、現代社会の病理を「加速」というキーワードで読み解く。加速は絶えざる成長と上昇を求め、さらなる加速をもたらす。その先にあるのは、加速的生産か、それとも創造的瞬間か? ・どうして仕事は溜まっていくのか? ・効率化するほど忙しくなるのはなぜか? ・限られた時間をどう生きるか? 仕事とは何か。人生とは何か。 各界絶賛の『加速する社会』監訳者、初の新書。 タイパ疲れの現代人に贈る、 AI時代のビジネスパーソン必読の社会学講義 ―――― 「テクノロジーを利用すると、私たちは仕事を早く終わらせたような気になります。しかし実際は、やらなくてもよい仕事を掘り起こしているだけかもしれない。(中略)忙しさから逃れようとすればするほど、むしろますます忙しくなるという逆説。この逆説をいかに乗り越えるか。本書のポイントはここにあります。先述したローザは『加速する社会――近代における時間構造の変容』という本の中で、こうした社会の特徴を「加速」という言葉で表しました。」(本文より) ―――― ※カバー画像が異なる場合があります。 -
造船立国ニッポンへ 「復活の号砲」を鳴らせ【特別版】
【WedgeONLINE PREMIUM】 造船立国ニッポンへ 「復活の号砲」を鳴らせ【特別版】“ かつて日本は世界一の建造量を誇ったが、現在、韓国、中国に大きく後れをとっている。 日本政府はここに来て、造船のテコ入れ開始を決めたが、その道のりは険しい。 島国である日本にとって、「海上輸送」がなければ企業活動も、生活も成り立たない。 日本の造船業が抱える課題や造船大国へと変貌した中国の実態と対抗策を示すと共に、 造船業は国家の「生命線」であることを改めて問い直す。 この記事は月刊誌『Wedge』2026年5月号特集「造船立国ニッポンへ 「復活の号砲」を鳴らせ」の記事に、同誌25年7月号「米国・海事産業の危機 日本がやるべき最優先事項は何か(林 光一郎 日本郵船調査グループ グループ長)」の記事を加えた特別版です。 PART 1 建造量倍増計画 〝造船ニッポン〟の現在地と課題 中西 享 ジャーナリスト COLUMN 1 新潮流を迎える造船業界 産学連携の強化は必須 編集部 PART 2 戦艦「大和」のふるさとを歩く JMU呉事業所の新たな挑戦 中西 享 ジャーナリスト 編集部 PART 3 日本病にもがく中国 vol.25 海洋大国に変貌した中国 次は、日本が「もがく」番だ 富坂 聰 ジャーナリスト PART 4 INTERVIEW 世界を席巻する中国造船業にどう立ち向かうのか マシュー・P・フナイオレ CSIS iDeas Lab 副所長 PART 5 造船力は建造だけにあらず! 鍵握る「修繕」含めた総合力 編集部 COLUMN 2 今治工業の人材育成 次代を担う高校生たちと先生の思い 編集部 PART 6 造船業は国家の「生命線」 歴史に学び日本の羅針盤を示せ 編集部 INTERVIEW 戦中戦後、日本造船史を知る意味 前間孝則 ノンフィクション作家 REPORT 米国・海事産業の危機 日本がやるべき最優先事項は何か 林 光一郎 日本郵船調査グループ グループ長 -
地方議会の基本が1冊でしっかりわかる本
地方議会を理解するために必要な知識を凝縮! 議会事務局職員として、議会を熟知した「議会のプロ」が、重要なポイントをわかりやすく解説。 「係長・課長になって議会に携わることになったから、議会のしくみを知っておきたい」 「議会事務局に異動したから、最新の議会の動向や実態、課題をつかみたい」 「複雑な議会の制度をひととおり学びたい」 など、自治体職員はもちろん、地方議員、地方議会を知りたい人は、この1冊でバッチリ! 地方議会の組織や権限、運営の実際はもちろん、「議会とDX」「対面なしの議会運営」「議会と多様性社会」など、今押さえておくべき重要な最新情報も収録! ※本書は『いちばんやさしい地方議会の本』の改題新版です -
わかる!地政学―週刊東洋経済eビジネス新書No.497
混迷を深める世界情勢。国の地理的条件が国際関係にどう影響するのかを考えるのが地政学だ。地政学がわかると世界の仕組みが見えてくる。「トランプ勝利」で米国の外交はどう変わるか、歴史的に形成されてきたロシアの3つの地政空間など、地政学から大国を理解するリポートをそろえた。米国「IRA(インフレ抑制法)」の威力や各国が工場誘致に躍起となり半導体で補助金競争が起きているなど、地政学リスクと向き合う日本企業の取り組みにも注目したい。 本誌は『週刊東洋経済』2024年4月20日号掲載の34ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。 -
世界は〈モノ作り〉でできている
■身の回りの「モノ」は、どこからやってくる?■ コロナ禍とそれに続くホルムズ危機で、はっきり分かった世界の構造。 ケンブリッジ初のイノベーション教授が、より良い世界の作り方を案内! ・スエズ運河で船が立ち往生すると、テレビの値段が急騰する? ・日本の電子機器工場の火災が、イギリスの新車の納車を1年も遅らせる? ・インフルエンサーのコメントひとつで、スーパーの棚が空になる? ――このように、世界中の製造と物流は、複雑に絡み合い、つながっている。 身の回りにある「モノ」はすべて、誰かの手で製造され、運ばれてくる。 重要なのに普段は見えなくなっている、〈モノ作り〉の世界の内側のブラックボックスを解き明かし、私たちの日常とのミッシングリンクを埋める、ユーモアに満ちた一冊。 ★『フィナンシャル・タイムズ』『テレグラフ』紙「ブック・オブ・ザ・イヤー」選出!★ ※トランプ関税をうけて書かれた「ペーパーバック版へのあとがき」を収録! 【目次】 プロローグ 第1部 製造業の世界で物事がどのように行われているのか 第1章 魔法をかける――シンプルきわまりないモノの製造でさえ、あきれかえるくらい複雑だ 第2章 つくる――工場のなかでは実際に何が起こっているのか 第3章 動かす――製造業が旅そのものである理由 第4章 満足させる――製造業者はどうやって私たちの欲しいものを把握するのか 第2部 製造業の世界がどのように変わりつつあるのか 第5章 変える――製造業が世界をどう変えられるのか──そしてその逆も 第6章 つなぐ――デジタル化はいかに製造業界を変革し、変革し続けているのか 第7章 融合させる――製造と消費の境界がますます曖昧になっている 第8章 生き残る――製造業の世界の一員である私たち全員が、どうやって地球を救うのか エピローグ ペーパーバック版へのあとがき 謝辞 この本の製造方法 注 【著者プロフィール】 ティム・ミンシャル(Tim Minshall)(著) ケンブリッジ大学の初代「ジョン・C・テイラー博士記念」イノベーション教授。同大学工学部・製造研究所所長、チャーチル・カレッジ・フェロー。製造業とイノベーションの結びつきをテーマに、研究と教育、そして広く社会への発信に取り組んでいる。科学者である妻のニコラとケンブリッジに暮らす。過去に同志社大学で教えた経験がある。 田畑 あや子 (たばた・あやこ)(訳) 英語翻訳者、英語講師。訳書に、ローレン・ウィルキンソン『アメリカン・スパイ』(早川書房)、アンソニー・ルーベン『統計的な?』(すばる舎リンケージ)、ポール・コンティ『trauma 誰もが傷ついた心をもっている』(かんき出版)ほか。 -
メディア行為論
メディアは何を為しているのか? 奪われる「アテンション」、自動化される「身ぶり」、コンテンツ=記号=意味解釈ではない、メディア論の最新型のセオリー 近代の視覚装置から現代のアルゴリズムまで、テクノロジーは常に人間の認知を管理してきた。本書はタルド、クレーリー、スティグレールらの知を交錯させ、主体の「注意」と「身ぶり」を略奪するメディア環境の歴史を活写。自動化される人間存在を剔抉する、メディア論の新地平。 【主要目次】 はじめに:メディア行為の理論のために 第I部 メディア行為の現象学 第1章 無媒介(im-mediate)の世界:失語症と自閉症から 第2章 メディア論的還元 第3章 他者という媒/対象という媒 第Ⅱ部 アテンションを把捉すること:アテンション・エコノミーの考古学 第4章 アテンションとタルドの間心理学 第5章 アテンションの考古学:スペクタクル・アテンション・ハビトゥス 第6章 マス・メディア行為:アテンションの把捉と動員 第7章 アテンション把捉装置としてのキャラ 第8章 アテンション・エコノミーを超えて:〈萌え〉から〈推し〉へ 第Ⅲ部 身ぶりを把捉すること:自動性の考古学 第9章 監視資本主義と身ぶりの把捉 第10章 身ぶりの文字化(1):クレショフ再考 第11章 身ぶりの文字化(2):ギルブレスの動作研究 第12章 図式とハビトゥス:スティグレールの図式機能批判再考 第13章 コントロールとモデュレーション 第14章 自動性の諸問題:メディア的還元に抗する文化の長いサイクル 終 章 身ぶりの把捉/把捉された身ぶり:メディア的還元を超えて おわりに:記号‐認知‐脳 あとがき メディア行為論のためのブックガイド50 -
音楽でケアする――福祉現場を動かすセッション
伊藤亜紗さん推薦 「ケアの土台をめざめさせる音、音楽する人々の息吹を寿(ことほ)ぐ言葉」 セッションがはじまれば、私たちは同じ世界で生きられる。 自分の世界にたたずむ人々、かかわり方に悩むケアラー。 すれ違う現場で、みながセッションに巻き込まれ、ケアする人も救われる。 ズレとつながりが交錯する地点から、ケアとしての音楽療法を問う。 ――「はじめに」より このセッションで私は、みんなで同じことをすることが「目的」だと思い込んでいた自分に気づかされた。 曲にのせられて、次の曲への期待感に身体が反応して、いつの間にかそれぞれのノリだけれど一緒にやっている。 そして一緒に止まる。 それはすべてあくまで「結果」なのである。 やりたくない人ややりたくないときはしなくていい、それぞれがそれぞれのタイミングややり方で参加すればいい、 というミュージック・ケアのセッションは、障害の有無や年齢差から抜け出して、 ただその空間を共有できる喜びを思い出させてくれた。 ――目次 はじめに 1章 ケアとしての音楽療法 コラム1 職業資格としての音楽療法士 2章 障害児・者や高齢者が生き生きする 3章 職員や親が巻き込まれる 4章 施設の生活に音楽がかかわる コラム2 資格を給与に反映させる法人 5章 実践者が救われる 6章 常識や権威を取り除く コラム3 音楽療法は科学か芸術か 終章 相手のズレに巻き込まれる あとがき 参照文献 索引 -
日本人だけが知らない ドローンとAIの戦争論
国民は戦争を直視せず AI・ハイテクで10年遅れ 弾も油も3日分しかない このままでは日本は やられる一方だ ドローンとAIの進化で戦場の様相は激変した。 いまウクライナやイランで起きているのは、小型で安価な機体が戦車や艦船を破壊し防空網を突破する、「小が大を喰う」戦争だ。さらに、サイバー攻撃、資源・関税を武器にした戦いなど、「見えない戦争」も迫っている。 だが日本の安全保障体制はこれらに対してあまりに脆弱だ。 本書では、元イラク派遣隊長が、極超音速ミサイル等の最新兵器、ホルムズ海峡の攻防、台湾有事など、日本が直面する脅威を徹底解説。 今ならまだ間に合う、日本人の生命と財産を守る一冊。 -
鳥害
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鳥害は、放置するほど高くつく 放っておくと深刻化する鳥害の実態と、 再発を防ぐための対策を 鳥害のプロが徹底解説 カラスやハト、ムクドリなどによる「鳥害」は、農村だけの問題ではありません。住宅のベランダや屋根、マンション、工場、商業施設など、全国のあらゆる場所で発生しています。ふんや鳴き声に悩まされるだけではなく、建物の腐食や設備の劣化、感染症リスク、近隣トラブルなど、目に見えない被害へと発展するケースも少なくありません。そして鳥害の最も怖い点は、放置するほど被害が広がり、対策費用も大きく膨らんでしまうことです。 本書の著者は元々、害虫駆除用機材・殺虫剤の専門商社で勤務していた際に、鳥害対策を中心に社団法人でも活動するようになったことで、この問題と向き合うことになりました。現場を知るほどに鳥害に関する正しい知識や対策が社会に十分に共有されていないことを実感し、鳥害対策を専門に手掛ける事業を自ら立ち上げ、これまでに年間約1500件もの相談に対応しています。 鳥害は鳥を追い払えば終わる問題ではなく、鳥の種類ごとの習性や法律、建物の構造まで理解したうえで対策を講じなければ根本的な解決にはつながりません。本書では、鳥害の実態から、被害が拡大する仕組み、鳥ごとの特徴、間違った対策で被害が悪化する理由、本当に効果のある防鳥対策までを、豊富な現場事例を交えながら分かりやすく解説しています。戸建て住宅やマンションの居住者はもちろん、工場・倉庫・商業施設・ビルなどの施設管理者、不動産管理会社、建設・リフォーム業界、さらには鳥害対策事業への参入を検討している方にも役立つ一冊です。 -
スマホ依存から子どもを救う 児童精神科医による予防と治療の処方箋
スマホの過剰な使用が、 子どもの脳や心身を傷つける――。 ネットゲーム、SNS、AI…… 子どものスマホ依存の背景を探り、 これからの家庭や社会のあり方を考える一冊 昭和から平成、令和へと時代が移るなかで、家族の形や人とのつながりは変化し、今や子どもの日常にスマートフォンが深く入り込むようになりました。とりわけ2000年代以降、ネットゲームやSNSに強くとらわれる子どもは増加の一途をたどっています。2011年の東日本大震災を経てLINEが急速に普及しましたが、情報・遊び・人間関係のすべてが一台の端末に集約されるなか、「命綱」とまで語る子どもも現れました。また、子どもがネットゲームやSNS依存症になると、苦しむのは本人のみならず、家族全体が精神的に追い込まれる状況も生まれています。 本書の著者は、児童精神科医として50年以上にわたり、30万人を超える子どもの診療にあたってきました。診療の現場では、わが子とは思えない言動や生活の乱れに戸惑い、次第に疲れ果てていく家族の姿を数多く見てきたといいます。そうした経験から、子どものスマホ依存を個人の問題としてではなく、時代や社会の構造のなかで生まれた現象としてとらえ、適切に症状と向き合っていくことが大切だと主張しています。 また、子どもが生きていくために必要な力の多くは、人と直接関わり、時間と手間をかけるなかで育まれます。デジタル技術の恩恵を否定するのではなく、便利さに生活のすべてを委ねないこと。読書や対面でのコミュニケーションを取り戻し、親子で現実の時間を共有すること。その積み重ねが、子どもを依存から守り、回復へと導いていきます。 本書は、著者が実際に診療した5組の親子の症例をもとに、依存が深まる過程から診断、治療、回復までを具体的に紹介します。子どもにどう声をかけるべきか。家庭で何を見直す必要があるのか。どの段階で医療機関を頼るべきか。臨床現場で積み重ねた知見から、親や教師、医療関係者に必要な対応を示します。 スマホ依存に苦しむ親子はもちろん、異変に気づきながら対応に迷う教師や支援者にも、回復への道筋を示す一冊です。 -
[デジタル主権]戦争
あなたの仕事も、生活も、国家でさえもーーすでに「向こう側」にある。 メール、会議、書類、決済。気づけば一日のすべてが、アマゾン・グーグル・マイクロソフトの手のひらの上で動いている。日本の中央省庁の業務システム、マイナンバーの管理、自衛隊の情報までもが、アメリカ企業のサーバーに預けられている。首都・東京の行政さえ、グーグルとの協定の中に組み込まれた。 これは「ITの話」でも「便利さの代償」でもない。国家主権が、静かに書き換えられていく話だ。 2021年、現職のアメリカ大統領のアカウントを、一民間企業が停止した。2025年、アメリカの制裁リストに載った国際刑事裁判所の裁判官は、クレジットカードを止められ、購入済みの電子書籍を消され、日常のすべてを破壊された。ミサイルは要らない。国際送金網SWIFTとビザとマスターカードを握る者が、人間の生存を握る。 他人事ではない。あなたのカードも、あなたのアカウントも、同じネットワークの上に載っている。 本書は、この見えない戦争の全戦線を歩いたルポである。なぜ一民間企業が大統領を黙らせることができたのか。クレジットカード会社は、いかにして「世界の検閲官」になったのか。SNSと検索とAIは、誰の指示で「思考の材料」を選別しているのか。中国・ロシアはなぜ壁を築き、EUはなぜ巨額の罰金で殴り返すのかーー米欧中露が奪い合っているのは、領土でも資源でもない。あなたの脳の支配権だ。 その実態を掴むため、著者はアメリカ、イギリス、ヨーロッパ各国、そしてロシアの政府機関や研究者への接触を重ねた。日本のメディアがまだ報じない「デジタル主権戦争」の最前線。その戦場で、日本だけが眠っている。スパイ防止法も国家情報局も、分かりやすい敵しか見ていない。本当の支配者には、問いすら立てられていない。 戦争が起きていることに、日本人はまだ気づいていない。 すでに日本は、この戦争に敗北している。 -
誰でも身につく昇任試験面接の合格術〈第2次改訂版〉
◎昇任面接対策のロングセラー、最新版! 多くの受験者が活用する面接対策本が最新トピックを盛り込みリニューアル。 昇任試験の面接で問われる「係長(管理職)として、どのように判断し、いかに行動するか」について、具体的な事例問題の問答例を50項目掲載。 今版では、「若手のやりがい不足」「不適切なSNS投稿」「生成AIの乱用・誤用」「カスハラ」「心理的安全性」「人手不足」「定年前の職員」「住民への誤通知」「SNSによる誤情報の拡散」など、最新のトピックを追加。 受験者が一番知りたい「事例問題」の問答例を50掲載。回答のコツ、再質問への対応の仕方がわかる。 -
戦史は覆す!強かった日本軍 今もアジアは日本に感謝している
本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL アジアで今も語り継がれる日本兵「勇戦敢闘」の真実 「日本軍は残虐で弱かった!」はウソである! 戦史を紐解(ひもと)けば、圧倒的な戦力差の中で、日本兵は実によく戦ったのだ! 「日本のお陰でアジア諸国は独立できた」 (タイ王国プラモート首相、195年) ・白人無敗神話を打ち砕いた日本軍 ・マレー沖海戦に見る”武士道”と”騎士道” ・インドネシア、ベトナムのために戦った残留日本兵 ・現代のハイテク兵器並みだった日本海軍艦爆隊の命中率 ・沈没艦の敵兵を救助する日本軍 ・敵将も讃えたペリリュー島の守備隊 ・侵攻ソ連軍に鉄槌(てっつい)を下した樺太の日本軍 ・ソ連軍を撃退した占守島(しゅむしゅとう)戦車部隊の大勝利 ・空のエース達のこの奮戦を見よ! ほか全66篇 知らぬは現代の日本人ばかりなり! -
誠実な日本人が信じるドイツ神話にイタリア幻想 - 戦後81年目の答え合わせ -
日本人にとって関心の高いドイツとイタリア――。ドイツ在住30年以上、現地からの鋭い分析でベストセラーを数多く送り出してきた川口マーン惠美と、イタリア在住で現地ニュースや社会情勢を発信し続けるヴィズマーラ恵子が、欧州の「今」を縦横に語り合う。 現地で暮らすからこそ見える日常、政治、文化、歴史、そして日本ではなかなか伝わらない社会の実情。ドイツとイタリア、それぞれのリアルな視点が交差すると、日本の姿も鮮明に浮かび上がる。 かつて日独伊三国同盟を結び、ともに敗戦国となった三国は、戦後それぞれ異なる道を歩んできた。その運命を分けたものは何だったのか。 本書では、「反省する国は強くなり、反省しない国は衰退する」という単純な見方を問い直し、迷走を続けるドイツ、変化と覚醒を見せるイタリア、そして両国との比較から浮かび上がる日本の課題を考察する。 長年ドイツを定点観測してきた川口マーン惠美と、イタリア社会を生活者の目線で見続けるヴィズマーラ恵子。いま注目を集める二人の論客が、日本では見えにくいヨーロッパの現実と、日本が進むべき道を鋭く読み解く!! ◇「最悪の首相」として歴史に刻まれるメルツ首相!? ◇昼ドラより面白いドロドロの「メローニ劇場」 ◇メディアの違いの根源にあるのは第二次世界大戦の「敗戦観」の違い ◇ファシズムに対する贖罪意識や反省がない ◇移民・難民を食い物にするNGO ◇日本では報じられない移民vs.移民の対立も過酷 ◇ヨーロッパの「中央駅」は超危険! ◇LGBT政策の被害者は女性という矛盾 ◇「イタリア人ブランド」は日本人の幻想か ◇日本とドイツはイタリアの歴史教育を見習え ◇ムッソリーニは歴史の登場人物の一人にすぎない ◇なぜドイツはイタリアから学ばなかったのか ◇「男女共有トイレ」は欧州に広がっている ◇ピッツァにはワインではなくコーラが定番 第1章 こんなにも違うドイツとイタリアの政治世界 第2章 日本人が知らないイタリアとドイツ――歴史と信仰のかたち 第3章 イタリアとドイツ、報道されない移民問題の闇 第4章 ヨーロッパが示す日本の“リベラル”な未来 第5章 陽気なだけではないイタリア人 第6章 クラシック音楽とアニメ、どっちが好き? 第7章 日・独・伊、3つの「敗戦国」を分ける歴史教育 【著者プロフィール】 川口マーン惠美(かわぐち マーン えみ) 日本大学芸術学部音楽学科卒業。1985年、ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科卒業。1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。2013年『住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち』、2014年『住んでみたヨーロッパ9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社+α新書)がベストセラーに。『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が、2016年、第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、2018年、『復興の日本人論』(グッドブックス)が同賞特別賞を受賞。2026年には、第46回エネルギーフォーラム賞にて『原子力はいる?いらない? 原発大国フランスと脱原発ドイツ』(ワニブックス、山口昌子との共著)が優秀賞を受賞。 その他、『そしてドイツは理想を見失った』(角川新書)、『世界「新」経済戦争 なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか』(KADOKAWA)、『メルケル仮面の裏側』(PHP新書)、『左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか』(ビジネス社)、『ドイツの失敗に学べ!』(ワック)、『優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音』(ワニブックス、福井義高との共著)『移民難民 ドイツからの警鐘』(グッドブックス)など著書多数。 ヴィズマーラ恵子(ヴィズマーラ けいこ) 福岡県出身。翻訳者。コラムニスト。ブロガー。通訳。コーディネータガイド。日本茶舗 「MATCHASTORE」代表取締役。中学校の美術科教師を経て2000年にイタリアへ渡り、 フィレンツェ 留学後ミラノに移住。 ミラノ郊外にて抹茶ストアと日本茶舗とスーパーカー並行輸出コンサル会社を経営する。在イタリア邦人の視点で現地から生の声を綴る。文化放送「おはよう寺ちゃん」コメンテーター。著書に『イタリアからの警告』(ワック出版) -
合理性と社会 自由と秩序を個人の側から考えるための経済社会学
■日本社会の特殊さの成り立ちを理論から解き明かす。 ■なぜ社会はそのような姿になるのか。信頼、交換、雇用、ネットワーク、差別、不平等――経済学と社会学を架橋し、個人の選択から社会が立ち現れるメカニズムを探る。著者が、社会学の世界的拠点であるシカゴ大学で長年教えてきた講義「社会学理論の合理的基礎」と「日本社会論」の集成。 日本に生まれ育つと、日本での日常生活を通じた経験による社会の認識が、どの社会でも同じだとの錯覚に陥りやすい。実は、様々な統計値からは、日本社会の制度の特性も、日本人の意識の特性も、世界的には極めて特異で「外れ値」となっていることが多い。……それを大雑把に「文化の違い」などと解釈してはならない。文化の違いの問題ではなく、社会のあり方の違いの問題なのである。(本書より) <目次> 序 章 本書の動機と意図 第1章 社会的メカニズムと社会学理論構築のパラダイム 第2章 経済的交換と社会的交換 第3章 交換の不確実性・リスクと評価制度の形成 第4章 内部労働市場の得失―取引費用、機会費用、文化、ジェンダー 第5章 社会関係の形成と関係者の類似性―自己選択と影響 第6章 社会的ネットワークと社会関係資本 第7章 集合行為の理論―相対的剥奪、予言の自己成就、統計的差別 第8章 相対的地位のエミュレーション―男女の不平等と相対的剥奪 -
名前を言わない戦争:終わらないコンゴ紛争
新たな紛争理論の提示 ジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』(一八九九年発表、一九〇二年刊)の舞台となった現コンゴ民主共和国は、一八八五年にベルギーの国王レオポルト二世の私有地とされ、一九〇八年に植民地ベルギー領コンゴとなり、一九六〇年に「コンゴ共和国」として独立を果たした。 その後、「コンゴ動乱」を経て誕生したモブツ政権のもとで独裁体制が築かれたが、その後、モブツ体制は打倒された。 コンゴでは一九九六年以来紛争状態が続いており、膨大な数の犠牲者、避難民そして人権侵害を生み続けている。出口の見えない紛争が続いているにもかかわらず、その実態が報道されることはまれである。 本書は、この地域の状況を長く現地で観察してきた著者が、コンゴ東部紛争の展開を整理し、その理論的含意を検討したものである。 その人的被害の深刻さはもとより、百を超える武装勢力や紛争鉱物の存在など、コンゴ東部紛争は「新しい戦争」の特徴を数多く備えており、くわえて国連平和維持部隊が長年活動を継続している。 紛争のダイナミクスをもとに交戦当事者の利益と社会構造に着目した新たな紛争理論の提示! -
外交Vol.98
特集|世界は自律を模索する ・「自由で開かれたインド太平洋」はいかに進化したか 細谷雄一(慶應義塾大学) ・誌上シンポジウム◎「自律」の時代 新たな国際秩序形成に向けて 鶴岡路人(慶應義塾大学)、溜 和敏(中京大学)、鈴木絢女(立教大学)、川島 真(東京大学) ・カーニー演説はミドルパワー連携に資するか スティーブン・ナギ(国際基督教大学) ・「二つの時間軸」に揺れる欧州の安全保障秩序 合六 強(二松学舎大学) ・開発金融から見たアジア諸国の自律戦略と日本外交 西沢利郎(アジア開発銀行研究所) ・イラン戦争で影響力回復を目指すパキスタン 栗田真広(中京大学) ・OPEC脱退 UAEの対外行動原理 堀拔功二(日本エネルギー経済研究所中東研究センター) ・東アフリカ地域は高成長で経済を牽引 髙橋 史(住友商事グローバルリサーチ) ・同志国連携のハブ「NATOプラス」構想 中村浩平(NATO日本政府代表部) ・日本の同志国連携 国際公共財としてのTPP 相良祥之(地経学研究所) ・AZEC アジア脱炭素「自律」の戦略性 加藤真也(名城大学) ・資源大国・豪州と日本 その相互補完性の模索 シロー・アームストロング(オーストラリア国立大学) ・ブータンの国家経営戦略とインド太平洋協力 安部憲明(在インド大使館) FOCUS|大国政治と西側の「結束」 ・対談◎米中首脳会談と「楕円化」する世界 佐橋 亮(東京大学)×高原明生(東京女子大学) ・習近平主席「左傾化」で北朝鮮接近 西村哲也(時事通信社) ・G7エビアン・サミット 主導的ミドルパワーとしての欧州と日本 セリーヌ・パジョン(仏国際関係研) ・米国は不安定な時期へ、アジアへの関与は続く ーカート・キャンベル前・米国務副長官インタビュー 時事通信ワシントン支局 TREND 2026| ・英二大政党制の終焉を告げる「活断層」 力久昌幸(同志社大学) ・NPT運用検討会議が突き付けたジレンマ 向和歌奈(亜細亜大学) ・ドイツ 安保理非常任理事国選敗北の衝撃 藤原学思(朝日新聞) ・ペルー ケイコ新政権は政治危機を克服できるか 村上勇介(京都大学) ・外務省だより ・ブックレヴュー 吉田 徹(同志社大学) ・新刊案内 ・英文目次 ・IN&OUT -
フィードの中の民主主義 SNS時代の世論と情報の届き方
現代の世論はSNS抜きでは語れない。 SNSによって形成される情報空間で今何が起こっているのか。 そこにはどんな特性があり、今後どうなるのか。 「ネットは信頼されていない」 「若者が見ているのはショート動画ばかり」 「世論調査の結果こそ民意」 ……これらは本当だろうか? 思い込みや偏見を排した定量的なデータ分析から見えてくるSNSと「世論」の実態。 「マスメディアvsSNS」という分断軸を超えて、実態をありのままに把握する。 「はじめに」より 自分の人生の進路を効果的に操縦する(自律的である)ためには、自分の社会環境の中で自分に作用している他の力について、一定量の正確な情報を持つ必要がある(すなわち、社会の働きにはある程度の透明性が必要だ)。 この一節は、有名なデータ倫理の教科書の記述ですが、SNSについても当てはまるかと思います。私たちの生活はもはや、インターネットやSNS、動画プラットフォームなしでは成り立たなくなりました。しかし、私たちはそれらの仕組みについてどれくらいのことを知っているでしょうか。Xで、YouTubeで、今目の前に表示されている投稿や動画がなぜおすすめされているのか、どれくらい理解しているでしょうか。 私たちが自律的に情報を摂取し、自律的に判断を下していくためには、SNSや動画プラットフォームが持つ「クセ」を知り、それらが社会においてどのような役割を果たしているのかを知らねばなりません。本書は、その試みのお手伝いをする本だと思っていただければと思います。 2025年7月20日参院選の投開票日前日、筆者は各政党のマイク納め(最終演説)のライブ配信をYouTubeで見ていました。その際の各政党の最大同時接続者数は以下の通りです。 参政党-7万人 国民民主党-3.2万人 れいわ新選組-1万人 チームみらい-7600人 再生の道-7000人、ただし切り抜きチャンネルは1.7万人 日本維新の会-2000人 日本共産党-1400人 自民党-300人 立憲民主党-300人 参政党の7万人という圧倒的な数字に驚かされます。加えて、参政党が最後の演説を行った芝公園(東京都港区)には約2万人の聴衆が集まったと言われています。ライブ配信の最大同時接続7万人がどれくらいすごいかというと、近年の生配信のオーディエンス数を調べると、ちょうどアイドルユニットBE:FIRSTの生配信が最大同時接続7万人を集めていたようでした 。東京ドームの最大収容数が5.5万人であることを考えると、これはすさまじい数だと言わざるを得ません。 2024年10月の衆院選の際にYouTube上で圧倒的なプレゼンスを誇ったのは国民民主党の玉木雄一郎代表でした。選挙期間中は2~3日に一度ライブ配信を行っており、毎回2万人程度の最大同時接続を達成していました。2026年衆議院選挙の際には、高市総理を称賛する動画がYouTube上をジャックしたことは記憶に新しいでしょう。 このように、最近の選挙では動画プラットフォーム上のスターが誕生し、彼らの所属政党が大きく議席を伸ばしました。 動画プラットフォームを席巻することによる集票は、アメリカやヨーロッパ各国では以前から観察されてきた現象ですが、ついに日本にもその流れがやってきました。(略) 本書は全部で7章から成りますが、大きくは、理論編、事例編、ガバナンス編と分かれています。 理論編は、特定の事例に縛られず、科学論文を参照しながら、SNSやメディアに関する様々なファクトを学ぶセクションになっています。特に、SNSの到来によって変化が生じたエリアについて解説を行います。第1章ではSNSや世論の特性、第2章ではメディアの効果、第3章では日本の若者のメディア利用の実態について学びます。 事例編は、2024年東京都知事選挙、衆議院選挙、2025年参議院選挙、2026年衆議院選挙に加え、2024年から2025年における欧州の選挙にまで羽を伸ばし、各選挙においてSNSがどのような役割を果たしたのかをデータに基づいて概観します。 ガバナンス編では、近年議論されている「SNSの規制」について、内容に基づいた規制ではなく、これまで日本ではあまり議論されてこなかった、「個人が情報環境を選ぶ権利」という観点から、SNSの競争政策やフィードの編集権といった論点について、欧米の議論を学びます。最後に、現代のメディア環境に必要なリテラシーについて述べます。 -
50代から始める 公務員の定年準備完全ガイド
◎公務員が「65歳定年時代をどう生きるか」を考えるためのガイド! □地方公務員法等の改正により定年が段階的に引き上げられ、2031年度には65歳に! □定年引上げに伴い、60歳を超える公務員は給与が一律に7割水準に! □いわゆる役職定年の導入など、従来の働き方とは異なる局面が訪れる! □60歳以降、職員の多様な働き方のニーズに対応する定年前再任用短時間勤務を選ぶ道も! 新しい制度を正しく理解し、自分や家族の生活をどう考えるか。 公務員としての経験や知識をどう生かすか。 50代前半から準備を始めることで、60歳以降の人生は大きく変わります。 本書は、最新の制度解説から再任用・短時間勤務の実際、年金・退職手当のしくみまでをわかりやすく解説。 さらに、先輩公務員たちがどのようにキャリアを組み立て、どう生きがいや安心を得ているのか、リアルな事例も紹介。 公務員としてのこれまでを活かしながら、自分らしい生き方・働き方を考える際に役立ちます。 これからの定年制度や多様な働き方を正しく理解し、自分に合った将来のライフプランを描くために。 定年を間近に控えた方には安心を、「定年はまだまだ先の話」と考えている若い世代の方には将来へのヒントを届ける一冊です。 -
〈悪の凡庸さ〉を問い直す
〈悪の凡庸さ〉イメージの凡庸化に挑む アイヒマンを形容した〈悪の凡庸さ〉。アーレント自身は歯車のように命令に従っただけという理解を否定していたにもかかわらず、多くの人が誤解し続けている。この概念の妥当性や意義をめぐり、アーレント研究者とドイツ史研究者が真摯に論じ合う。 ※本書は、大月書店刊『〈悪の凡庸さ〉を問い直す』の電子書籍版です。 【目次】 序 いま〈悪の凡庸さ〉の何が問題なのか 第Ⅰ部 〈悪の凡庸さ〉をどう見るか 1 〈悪の凡庸さ〉は無効になったのか――エルサレム<以前>のアイヒマンを検証する 2 〈机上の犯罪者〉という神話――ホロコースト研究におけるアイヒマンの位置づけをめぐって 3 怪物と幽霊の落差――あるいはバクテリアが引き起こす悪について 4 〈悪の凡庸さ〉をめぐる誤解を解く 第Ⅱ部 〈悪の凡庸さ〉という難問に向き合う――思想研究者と歴史研究者の対話 1 〈悪の凡庸さ〉/アーレントの理解をめぐって 2 アイヒマンの主体性をどう見るか 3 社会に蔓延する〈悪の凡庸さ〉の誤用とどう向き合うか 【著者】 田野大輔 たの・だいすけ 甲南大学教授 小野寺拓也 おのでら・たくや 東京外国語大学准教授 香月恵里 かつき・えり 岡山商科大学教授 百木漠 ももき・ばく 関西大学准教授 三浦隆宏 みうら・たかひろ 椙山女学園大学准教授 -
Q&A多様な性・トランスジェンダー・包括的性教育 バッシングに立ちむかう74問
トランス差別に対抗し、性教育の指針を示す トランス排除を煽るネット上のデマや誤解、陰謀論をファクトに基づき検証。LGBTQへの差別や恐怖を利用し包括的性教育を攻撃する右派のバックラッシュを許さないために、当事者・専門家らが結集したコンパクトなQ&A集。 ※本書は、大月書店刊『Q&A多様な性・トランスジェンダー・包括的性教育――バッシングに立ちむかう74問』の電子書籍版です。 【目次】 1章 LGBTQとは?トランスジェンダーとは? 2章 トランスジェンダーをめぐるバッシングのウソ・ホント 3章 日本の子ども・若者はどんな現状にあるの? 章 包括的性教育って、どんな性教育なの? 5章 世界の流れと日本の動き、これからの課題 【著者】 浅井春夫 あさい・はるお 立教大学名誉教授(児童福祉論、セクソロジー),性教協代表幹事。 遠藤まめた えんどう・まめた 一般社団法人にじーず代表 染矢明日香 そめや・あすか NPO法人ピルコン理事長,公認心理師。 田代美江子 たしろ・みえこ 埼玉大学教育学部教授(ジェンダー教育学)・副学長,性教協代表幹事。 松岡宗嗣 まつおか・そうし 一般社団法人fair代表。 -
ここにある社会主義 今日から始めるコミュニズム入門
社会主義は今・ここにある!新時代の理論書 資本主義社会の中にも社会主義へと向かう萌芽はあらゆる面にある。 夢物語や全体主義といった旧来のイメージを塗り替え、今・ここで生きる 私たちのためのアクチュアルな思想として社会主義を再話する。次世代に贈る入門書。 ※本書は、大月書店刊『ここにある社会主義――今日から始めるコミュニズム入門』の電子書籍版です。 【目次】 序章 第1章 ここにある社会主義 第2章 社会主義を捉える視角 第3章 自由主義と社会主義 第4章 生産手段・労働・分配 第5章 共同体・国家・市場 第6章 人類史から見た社会主義 第7章 「社会主義」を自称した国々 第8章 競争と共同 第9章 生産の社会化 第10章 社会民主主義 第11章 社会主義の予兆 第12章 まとめ 【著者】 松井暁 まつい・さとし 1960年生まれ。専修大学経済学部教授。専攻は経済・社会思想。 主著『自由主義と社会主義の規範理論』(大月書店、2012年)。 -
これだけは!のメディア学 マス・メディアからAIまで
メディアの「今」と歴史を知るための基本教科書の決定版! テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の四大マス・メディアに加え,インターネット・SNS・生成AIの解説も充実。メディアでの仕事を経験した「実務家教員」3人による、激変する情報環境下で知っておくべき最低限を示した実践的テキスト。 ※本書は、大月書店刊『これだけは!のメディア学――マス・メディアからAIまで』の電子書籍版です。 【目次】 はじめに 第Ⅰ部 メディアの成立 第1章 メディア 第2章 近代社会の成立と発展 第Ⅱ部 マス・メディア 第3章 新聞 第4章 出版 第5章 ラジオ 第6章 写真・映画・テレビ 第7章 プロパガンダ研究――マス・コミュニケーションの効果(1) 第8章 カルチュラル・スタディーズ――マス・コミュニケーションの効果(2) 第Ⅲ部 インターネットメディア 第9章 軍事テクノロジーとしての歴史――インターネット(1) 第10章 スマートフォンとAR/VRデバイス――インターネット(2) 第11章 SNS――インターネット(3) 第12章 生成AI――インターネット(4) 終 章 メディアの未来に向けて 【著者】 須藤遙子 すどう・のりこ 1969年生まれ。横浜市立大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。学術博士。メディア学、文化政治学。 摂南大学教授。主な著作:『自衛隊協力映画――『今日もわれ大空にあり』から『名探偵コナン』まで』(2013年)、『映画のなかの自衛隊』(2024年) 吉田則昭 よしだ・のりあき 1965年生まれ。立教大学・明治学院大学・東京都市大学など非常勤講師。主な著作:『戦時統制とジャーナリズム――1940年代メディア史』(2010年)、『緒方竹虎とCIA――アメリカ公文書が語る保守政治家の実像』 (2012年) 奥村倫弘 1969年生まれ。東京都市大学教授。主な著作:『ヤフー・トピックスの作り方』(2010年)、『ネコがメディアを支配する――ネットニュースに未来はあるのか』 (2017年) -
ハタチまでに知っておきたい性のこと 第3版
好評の2版を最新データでバージョンアップ からだの仕組みや、避妊の方法、性感染症への対処法など、性にかかわる基礎知識を実践的に解説。また、大学やバイトでも起きているセクハラやデートDV、性の商品化など、ジェンダー・セクシュアリティの問題を考える。 ※本書は、大月書店刊『ハタチまでに知っておきたい性のこと 第3版』の電子書籍版です。 【目次】 パート1 世界と日本の〈性〉と性教育の現在 第1章 性教育をめぐる国際的動向と日本 第2章 性とジェンダーをめぐる日本の状況 パート2 性と健康・からだと生殖の権利 第3章 性の多様性の尊重 第4章 からだを知る 第5章 性的欲求と性的同意 第6章 避妊 第7章 妊娠・出産・中絶 第8章 不妊と生殖補助医療 第9章 性感染症の予防と私たちの暮らし パート3 性と人間・社会の関係 第10章 性と暴力 第11章 デートDV 他 【著者】 橋本紀子 はしもと・のりこ 女子栄養大学名誉教授。主な著作に、『フィンランドのジェンダー・セクシュアリティと教育』(明石書店)、『ジェンダーフリー・性教育バッシング―ここが知りたい50のQ&A 』(共著、大月書店) 田代美江子 たしろ・みえこ 埼玉大学教授。主な著作に、『性の貧困と希望としての性教育』(共著、十月舎)、『新編 日本のフェミニズム8 ジェンダーと教育』(共著、岩波書店) 関口久志 せきぐち・ひさし 京都教育大学教授。主な著作に、『性の“幸せ”ガイド』(エイデル研究所)、『性教育の壁 突破法』(十月舎) -
ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち
人権の視点から考える「日韓」の歴史と未来 「モヤモヤの連鎖」とも言える読者の反響を生み出した『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』から2年。大学院生と会社員になった編者が、朝鮮半島の人々との関係と社会のあり方を変えていくために、わたしたちに何ができるか真摯に語り合う。 ※本書は、大月書店刊『ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち』の電子書籍版です。 【目次】 第1章 ひろがる「日韓」のモヤモヤ 第2章 「日韓」のモヤモヤとわたしたちの社会 第3章 モヤモヤからわたしたちが出会った朝鮮 第4章 終わらないモヤモヤとその先 【著者】 加藤圭木 かとう・けいき 一橋大学准教授(朝鮮近現代史・日朝関係史)。主要著作:『紙に描いた「日の丸」 ――足下から見る朝鮮支配』(岩波書店)、『だれが日韓「対立」をつくったのか』(編著、大月書店)。 朝倉希実加 あさくら・きみか 一橋大学大学院社会学研究科修士課程2年 李相眞 い・さんじん 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程1年 牛木未来 うしき・みく 一橋大学大学院社会学研究科修士課程3年 沖田まい おきた・まい 2022年一橋大学社会学部卒業。社会人2年目。 -
ラディカル・マスキュリズム 男とは何か
男性解放のラディカルな思考・実践を探究 「男」とは自明視されるほど確固たる存在か。男らしさ、身体、男性運動、ヘゲモニー、ミサンドリーの視点から「男」に徹底的に向き合い、男性たちが性差別構造を解消し、自分の性/生を豊かにするための思考・実践を探究する。 ※本書は、大月書店刊『ラディカル・マスキュリズム――男とは何か』の電子書籍版です。 【目次】 第1章 男らしさ 第2章 身体 第3章 男性運動①――メンズリブと男性学 第4章 男性運動②――旧来の「マスキュリズム」 第5章 ヘゲモニー 第6章 ミサンドリー 【著者】 周司あきら しゅうじあきら 作家、主夫。著書に『トランス男性による トランスジェンダー男性学』(大月書店、2021年)、『男性学入門――そもそも男って何だっけ?』(光文社新書、2025年)、共著に『埋没した世界――トランスジェンダーふたりの往復書簡』(明石書店、2023年)、『トランスジェンダー入門』(集英社新書、2023年)、『トランスジェンダーQ&A――素朴な疑問が浮かんだら』(青弓社、2024年)などがある。『エトセトラ』10号(エトセトラブックス、2023年)では男性学特集の編集を担当。 -
レイシャル・プロファイリング 警察による人種差別を問う
日本の警察の人種差別に切り込んだ初の書籍 外見と犯罪を結びつけて、警察官が職務質問をすることは典型的なレイシャル・プロファイリングである。東京弁護士会の調査等から実態を明らかにし、法制度、海外の判例、警察実務、統計的差別との関係など多角的に検証する。 ※本書は、大月書店刊『レイシャル・プロファイリング――警察による人種差別を問う』の電子書籍版です。 【目次】 序 論(宮下萌・明戸隆浩) 第1部 レイシャル・プロファイリングの実態と司法 第2部 多角的な視点からレイシャル・プロファイリングを考える 【著者】 宮下萌 みやした・もえ 弁護士。反差別国際運動(IMADR)特別研究員。「ネットと人権法研究会」メンバー。ヘイトスピーチ、人種差別とテクノロジー、レイシャル・プロファイリング、ビジネスと人権、複合差別などのテーマにとりくむ。著書に『テクノロジーと差別』(編著、解放出版社、2022年)。 -
新型コロナ最前線 自治体職員の証言 2020-2023
新型コロナに立ち向かった自治体職員の証言 「新型コロナ感染者」確認・発表。自治体のすべての部署が新型コロナと立ち向かうこととなった。保健所、救急、医療機関。福祉、学校、学童や保育所、ごみ収集などの現業、本庁関係。そこから学び、次世代へ現場から生」の証言で綴る。 ※本書は、大月書店刊『新型コロナ最前線――自治体職員の証言 2020-2023』の電子書籍版です。 【目次】 【著者】 日本自治体労働組合総連合 にほんじちたいろうどうくみあいそうれんごう 全国の自治体労働者、公務公共サービス関連労働者15万人を組織する「全労連」加盟組織。1989年結成。 黒田兼一 くろだ・けんいち 明治大学名誉教授 -
地域主権という希望 欧州から杉並へ、恐れぬ自治体の挑戦
民主主義を再生する、足元からの挑戦 注目の杉並区長はいかなるビジョンに基づき、何を実現しようとしているのか? 政治・行政経験ゼロ、地縁・血縁なし。異色の経歴と劇的な僅差の勝利で、一躍全国からの注目を集めた杉並区長・岸本聡子。 その型破りな政策ビジョンは、20年あまり在住したヨーロッパで調査研究してきた「ミュニシパリズム(地域主権主義)」に根ざしている。 地域住民が主体となって市民政党を形成し、首長や議員を送り出して自治体の政策決定に参加する。 住民生活を守るために政治の力を最大限に活用し、政府や企業の圧力にも決然と立ち向かう「恐れぬ自治体(フィアレスシティ)」。 99%の人々の生活を守り、危機的な気候変動を食い止めるために、「公共(コモンズ)」の力を回復していく――。 この新たな潮流は日本でも実現できるのか? ヨーロッパや中南米の各地で展開するミュニシパリズム自治体の草の根ムーブメントを多数紹介。 新自由主義とパンデミック、そして排外主義の台頭から人々の生活と自由を守る、グローバルな挑戦の息吹を伝える。 ※本書は、大月書店刊『地域主権という希望――マ欧州から杉並へ、恐れぬ自治体の挑戦』の電子書籍版です。 【目次】 1 若者支援とユースワーク ①日本の若者支援をとりまく状況(南出吉祥・乾彰夫)など 2 欧州のユースワークとその背景 ①イギリスのユースワークを描く Story1 不安定を生きるチェルシーと共に(ダーレン/中塚史行)など 3 若者が育つ場をつくる ①ワーカーが描くユースワーク Story 5 ただそばに居ること(勝部皓)など 4 ストーリーをふりかえる ①若者と共に場をつくる仕事(原未来) など 5 場をつくる実践の射程 ①“場”を育てる教育実践としての生活指導(乾彰夫)など 【著者】 岸本聡子 きしもと・さとこ 現杉並区長、公共政策研究者。1974年東京生まれ。20代で渡欧しアムステルダムを本拠地とする政策シンクタンク「トランスナショナル研究所(TNI)」に所属。新自由主義や市場原理主義に対抗する公共政策、水道政策のリサーチおよび世界の市民運動と自治体をつなぐコーディネイトに従事。著書に『水道、再び公営化!』(集英社新書)『私がつかんだコモンと民主主義』(晶文社)。2022年6月、杉並区長選挙に立候補し187票差で現職に勝利、初の女性区長となる。 -
日本で女性研究者が増えない理由 アカデミアに残るジェンダー問題
アカデミアに根深く残るジェンダー・ギャップ。その実相を描き、解消に有効な方策を提示する。 東京大学博士課程に在籍していた8研究科・男女54名、女性限定公募実施10大学・採用者14名へのインタビュー調査から見えてきた、アカデミアに根深く残るジェンダー・ギャップ。その実相を描き、解消に有効な方策を提示する。 【推薦】 女性が来ない。女性がやめる。 日本の研究力低下は、ここから始まっている。 大学運営に関わる者として、目を背けてはならない現実がここにある。 林 香里さん(東京大学教授) 確かな組織変革は、そこで抑圧されている当事者の声への応答から始まる――68名の証言が鮮やかに照らし出す、日本のアカデミアに潜む「女性排除」の構造。 熊谷 晋一郎さん(東京大学教授)※本書は、大月書店刊『日本で女性研究者が増えない理由――アカデミアに残るジェンダー問題』の電子書籍版です。 【目次】 はじめに(中野円佳) 第1章 日本の女性研究者の現状 (久保京子) 第2章 六八人の人生から――研究の方法と対象者(中野円佳) 第3章 女性博士課程大学院生の研究室ネットワークにおける困難(久保京子) 第4章 なぜアカデミアを離れたのか(中野円佳) 第5章 ライフイベントの中の困難――どう回避し、乗り越えるか(九鬼成美) 第6章 女性限定公募は解決策になるか(中野円佳) 終章 大学は何をすべきか/してきたか(中野円佳) おわりに(中野円佳) 【著者】 中野円佳 なかの・まどか 東京大学多様性包摂共創センター DEI共創推進戦略室准教授(教育社会学、ジェンダー)著作:『「育休世代」のジレンマ――女性活用はなぜ失敗するのか?』、『上司の「いじり」が許せない』、『なぜ共働きも専業もしんどいのか――主婦がいないと回らない構造』など。 -
万国の労働者、団結せよ! マルクスと第一インターナショナルの闘い
マルクスと第一インターナショナルの闘い マルクスが主導した国際労働者協会(第一インターナショナル)の決議文や演説を編纂・解説。資本主義の諸問題を問い、将来社会をめぐって論争した当時の労働者や活動家たちの肉声が、新たなリアリティをもって現代によみがえる。 ※本書は、大月書店刊『万国の労働者、団結せよ!――マルクスと第一インターナショナルの闘い』の電子書籍版です。 【目次】 日本語版への序文(マルチェロ・ムスト) はしがき(マルチェロ・ムスト) 序論 第1部 創立宣言 第2部 政治綱領 第3部 労働 第4部 労働組合とストライキ 第5部 協同組合運動と信用 第6部 相続について 第7部 集団的所有と国家 第8部 教育 第9部 パリ・コミューン 第10部 国際主義と反戦 第11部 アイルランド問題 第12部 アメリカに関して 第13部 政治組織 監訳者あとがき(結城剛志) 参照文献 索引 収録文書一覧 【著者】 マルチェロ・ムスト(Marcello Musto) まるちぇろ・むすと 1976年生まれ。ヨーク大学(トロント)社会学教授。マルクス研究とマルクス主義の復権に 近年多大な貢献をしてきた論者として、世界的に知られる。その著作は25の言語に訳され、 4冊の単著と12冊の編著が含まれる。邦訳書に『アナザー・マルクス』(単著、堀之内出版、 2018年)がある。個人サイト www.marcellomusto.org 結城剛志 ゆうき・つよし 埼玉大学教授 柏崎正憲 かしわざき・まさのり 立教大学ほか非常勤講師 塩見由梨 しおみ・ゆり 東北学院大学講師 吉村信之 信州大学准教授 -
勇気ある女性たち 性暴力サバイバーの回復する力
性暴力と闘うノーベル平和賞医師の実践記 コンゴの紛争で組織的レイプに遭った女性たちを治療するムクウェゲ医師。心身を回復し、社会の構造や矛盾を理解し立ち向かう意思と力を身につけるサバイバーの姿に学び、司法制度や男性性の問題も含め、性差別克服を探究する。 ※本書は、大月書店刊『勇気ある女性たち――性暴力サバイバーの回復する力』の電子書籍版です。 【目次】 はじめに 1 母の勇気 2 女性の健康危機 3 危機と回復する力 4 痛みと力 5 元兵士の言葉から 6 声を上げる 7 正義を求める闘い 8 認識と記憶 9 男性とマスキュリニティ 10 リーダーシップ おわりに 謝辞 訳者あとがき 【著者】 デニ・ムクウェゲ(Dr Denis Mukwege) でに・むくうぇげ 1955年、ベルギー領コンゴ(現・コンゴ民主共和国)東部のブカヴで生まれる。隣国のブルンジ大学で医学を修め、フランス留学を経て産婦人科医に。1999年、ブカヴにパンジ病院を設立。現在、レイプ被害治療の世界的な第一人者として知られる。国際人権賞(2008年)、サハロフ賞(2014年)、ノーベル平和賞(2018年)を受賞。 中村みずき なかむら・みずき 通訳者、翻訳者 -
国民のお金はどこに消えた?
「右」対「左」の時代は終わり、新たな政治の軸が生まれる――。国民の関心は「きれいな政治」より「リアルな生活」にある。社会保険料や税負担、物価ばかり上がるのに、なぜ「使えるお金」は増えないのか? 政治家は議席の維持に忙しく、働く人のほうを向こうとしない。政官財の癒着によって失われた富を、いまこそ有権者の手に取り戻す時である。自由と生活の安心を目標に、保守VSリベラルの対立を超えて勢力をいかに結集するか。泉房穂氏は明石市長として所得増・人口増の実績を築き、再び永田町へやってきた。「明石市でできたことは、国でも必ずできる」。かつて共に働いた危機管理学者とともに、新時代における政治の争点、国民のお金を取り戻す方法を語る。 〈目次より〉序章 「つながれば勝てる」と信じて/第一章 高市自民の圧勝と「保守VSリベラル」の終焉/第二章 世代を超え、地域を超えて勝つ/第三章 国民のほうを向いた政治のために/第四章 国際情勢のリアリティにどう向き合うか/終章 国民のお金を取り戻す -
離れて暮らす親の見守り介護 高齢者ケアの専門家が教える最善の対策Q&A大全
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 久しぶりに実家に帰省したら、親が足元のおぼつかない歩き方になっていた、 冷蔵庫に賞味期限切れの食品が多く残っていた、会話中に耳が遠いのか何度も聞き返された...。 いつまでも元気だと思っていた親も、70歳を迎えるころには徐々に衰え、足腰の衰えなどの 健康不安や持病の悪化、認知症、介護が心配になってきます。 とはいえ、離れて暮らしている子供にとって、離れたままではできるサポートはほとんどないだろうと考え、 不安になって悩む人が多いのではないでしょうか。 そんな方に朗報です!最近は、IT機器の進化もあって、離れていても親の見守りや介護をスムーズにできる 「遠距離見守り・介護」に取り組む人が増えているのです。 最新の遠隔見守りツールを活用しながら、要介護になっても介護保険を活用し介護のプロと連携することに よって、親の安否や生活を確認、介護サービスの利用もスムーズに行い、非常時にも対応できるようになっています。 本書は、離れて暮らす子供にとって大変役立つ新しい介護「リモート介護」のやり方を中心に、 親のさまざまな心配ごとへの対策について、マンガや図版を多用しながらわかりやすく解説します。 親の健康やお金の管理、持病のサポート、最近多い高齢者を狙う詐欺や強盗の対策、実家をゴミ屋敷化させないコツから、 介護保険の申請手続き、介護保険の使いこなし方、介護費用の備え方、 介護サービス・施設の選び方まで、親の衰え度に応じて段階的に網羅。 また、頑固になったり怒りっぽくなったり、親が高齢になると直面しやすい困った言動・心理面の変化への対応も紹介しています。 以前は介護といえば、子供は介護離職をして親と同居し、自分の生活にも家庭にも犠牲を強いて取り組むがゆえに「介護=介護地獄」というイメージがありました。 しかし、これからは、子供はできるだけ自分の生活をくずさず無理をせずに取り組む「遠距離介護」があたりまえの時代です。 早めに知って、備えておくほどイザというときの対応がスムーズになるので、 親が介護未満のうちから一読することをおすすめします。 解説者は、社会福祉士の資格を持ち介護現場の実情にもくわしい大学教授や高齢者心理が専門の大学院教授など、 信頼のおける高齢者ケアの専門家陣。 Q&A式なのでポイントがつかみやすく、親の見守り・介護の最善の対策のすべてがわかるバイブルです。 【目次】 第1章 親の「お金」と「生活」の見守り方についての疑問21 第2章 親の「健康」の見守り方についての疑問19 第3章 親の「困った言動」の見守り方についての疑問12 第4章 「ひとり暮らし」になった親の見守り方についての疑問20 第5章 親の「遠隔見守り・リモート介護」を可能にする新しいサービス・ツールについての疑問10 第6章 「介護未満(要支援)」の親の見守り方についての疑問20 第7章 「要介護」の親の見守り方についての疑問16 第8章 「遠距離介護が限界」になりそうなときの疑問17 -
大人の学び直し キリスト教とアメリカ
2026年に入り、国際政治の舞台、特にアメリカからキリスト教を背景にした言動が圧倒的に増えている。 イラン戦争をめぐり、トランプ政権はなぜイスラエルと「心中」するかのような姿勢を貫くのか? 本書では、彼らの狙いを理解するための「必須教養」として、キリスト教の基礎知識と、その政治的な関わりについて、わかりやすくコンパクトに紐解いていく。 加えて、欧米で伝統的なキリスト教へ回帰する若者が増えている背景について、当事者や専門家の視点から探る。 【目次】 はじめに 第1部 【必須教養】ビジネスパーソンが知るべき、「キリスト教」の話 キリスト教ナショナリズムとは トランプ政権内の「強烈信者」たち 「聖戦」を振りかざす反DEIの狂犬 「福音派」とイスラエル支持 トランプの後継争いと、ローマ教皇 史上最大のミステリー 第2部 【真相理解】アメリカが、イスラエルと「べったり」な真の理由 ベストセラー教授に直撃 4人に一人が福音派 「終末思想」とイスラエルが結びつく キリスト教と「社会階級」を理解せよ イラン攻撃に「反対」する要人の共通項 アメリカ人も理解していない、真の理由 戦争と信仰は矛盾せず 第3部 【最新トレンド】孤独、不安……今、Z世代が「神」を求める理由 宗教がもう一回かっこよくなっている 「リバイバル」は本物か? 「ありのままの自分」が愛されている安心感 なぜ若者は神を求めるのか 実は、私もクリスチャン ※本書は経済メディア・NewsPicksに掲載され、現在も有料提供されているコンテンツを電子書籍向けに再編集した作品です。 各種サービス、企業情報、肩書、業績、法律などはすべてリリース時のものです。 -
福祉大生、スウェーデンへいく ――ケアのその先へ――15人が見た民主主義の景色――
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スウェーデンは「福祉先進国」と言われる。 だが本書はその制度を解説する本ではない。 15人の福祉大生が、子どもの家・ファミリーセンター・特別支援学校・ユースセンター・自立生活運動・高齢者複合施設・障害者就労施設を訪ね歩き、 自分の問いを携えて現場に立った記録である。 学生たちは「正解」を持ち帰らなかった。代わりに、「自分で決める」「問い方」「普通とは何か」という、 消えない問いを抱えて日本に戻ってきた。 ケアの先にあったのは、民主主義だった。 その発見はいま、読者自身の発見になりうる。 -
3つのミャンマーと日本 :スーチー氏と軍事政権に向き合った外交官の50年
戦後日本の独自外交の秘録がここに! 第二次世界大戦後に独立して以降、ミャンマーでは、クーデターで権力掌握し独裁体制を敷いてきた軍事政権と、アウン・サン・スー・チー氏をリーダーに民主主義の実現を求める民主化勢力が激しく対峙してきた。そんなミャンマーで、軍事政権と、スー・チー氏の双方とパイプを築き、「鎖国状態」のミャンマーで日本が独自の外交を展開する土台を築いた人物が、本書の著者である丸山市郎元駐ミャンマー特別全権大使だ。 「戦前、戦中、戦後を通じ、日本人とミャンマー人との間には『 あたたかい関係』がありました。時には厳しい歴史に直面しながらも、様々な分野・場所で、両国の人々が交流し、幾層にも積み上げてきた関係性です。ミャンマーに大使として勤務していた当時私は、2つの国の人々がこの関係をさらに太いものとして次の世代にどの様につないでいくかを考えてきました。」 このように語る丸山氏は、なりふり構わず権力維持をしようとする軍事政権と、それに抵抗し身の危険を顧みずに民主化運動を展開するスー・チー氏の間に立ち、外交活動を展開してきた。 2021年には日本政府への支援を求め日本大使館前に集まったデモ隊から要請文を受け取り、ミャンマー語で直接対話したことでも知られる丸山氏。本書は、その外交官人生と日本の独自外交の舞台裏を綴った初の著書である。 -
資源マフィア
石油やレアアースを交渉の道具にして他国を支配する、これからの時代の「見えない戦争」 国際間の秩序、ルールを自分勝手に解釈し、行為を正当化する国家や組織的な機構、また人物を、本書ではあえて“資源マフィア”と呼ぶ。エネルギー資源の枯渇や利権の独占は“資源マフィア”の仕業であり、同時に国家間の対立を激化させる最大の火種である。石油、レアアースといった戦略資源だけではない。水や砂など生命資源が人質にされ、外交取引の政治的武器に使われている。彼らは一体何者なのか。黒幕は誰なのか。そして「資源貧国ニッポン」の生存戦略を考察する。電子オリジナルのノンフィクション作品。 はじめに――いま、なぜ“資源マフィア”なのか 第1章 石油 第2章 天然ガス 第3章 レアアース 第4章 半導体 第5章 水と砂 第6章 コメ 終章 資源貧国ニッポンの生存戦略 むすびに――「人間が、ワルイ」 ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)など著書多数。