小説の検索結果
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リイシリ
老境にさしかかった山口和彦は、道北の小都市で小学五年から中学二年まで暮らした少年時代の同窓会に初めて参加し、札幌で四十数年ぶりに初恋の佐川宏子と再会する。 同窓会の翌日から利尻島の利尻山に登り、かつて過ごした町を訪ねて、横浜に戻った和彦は、宏子にその旅の様子を手紙で送る。宏子と文通を続けるうちに、北の町で身近に起こった殺人事件や、小中学校での出来事、近況等を語り合うようになり、和彦は引っ越していった時の様子や、あふれる北海道の自然や風物詩、戦後の時代風景、学校時代の同級生のことなどを鮮明に思い出す。 二人は一年後開催される同窓会での再会を約束する。今は登山を楽しむ和彦は、宏子に南アルプス北岳のキタダケソウの写真を送ろうと白峰三山の縦走に向かうが・・・。 昭和や、道北、登山など数多くのエピソードが織り込まれ、人生の日暮れに向かう心境が語られる忘れがたい物語 -
冰の焔とそこにある恋と
朗読家・飯島晶子の北国恋愛短歌と、北京アラーキーと注目の写真家・洪十六の写真。緯度で結ばれた写真短歌集! 恋が人生を 深くしてくれる 恋歌と写真の コラージュ 甘美で刹那くて愛おしい想いが 胸にとどまっている。嵐のように あなたは今 大切な人に 「好きだから好き」と 素直に言えますか? 微風あり かざしてみたい青空に 花黙戀の 戀の秘めごと 風吹けば 君に逢いたい 花咲けば 君に逢いたい 嵐吹けば 君に逢いたい 星見れば 君に逢いたい 雪降れば 君に逢いたい 夢見れば 君に逢いたい なのになぜ 今 君は ここにいない? 人という字が、二人がより添っている形であるように、 人は一人では生きて行けない。 そして、 もう決して戀なんかしない! と思っているのに ほんのり甘くてでも酸っぱい時間を 反芻せずにいられない… 成就する戀 それは とっても素敵だけれど… それが 叶わぬ恋であっても 人生を深く優しくしてくれる… と、信じていられたら -
明日の恋をお知らせします 合本版
紗菜はテレビ局の裏方スタッフ。しかし前任者の降板により突如お天気おねえさんを務めることに。幼なじみの若手俳優のヒロトと懐かしの再会。すっかり大人の男性になったヒロトに紗菜はドキドキ。しかし幸せだったのは束の間。スキャンダルに巻き込まれ二人はピンチ。このままではヒロトの将来は潰されてしまう。紗菜のくだした決断に涙……。つらい別れの国内編。俳優ヒロトとのつらい別れ。単身でアメリカへ渡って修行する毎日。もう何年も昔のこと。ヒロトとのことはもう忘れようと努力していた矢先、配給会社社長ロディに気に入られ猛烈アタックされてしまう。もう二度と恋はしないと誓っていたのだが、猛烈なアプローチについに紗菜はロディの恋人に。しかし何という運命の皮肉なのか。ヒロトとの思わぬ再会。彼もまた紗菜を追ってアメリカで下積みから苦労してきたのだった。再びヒロトと紗菜は潰されてしまうのか。果たしてどうなる……一気に読める合本版。 -
エナジードリンク評論
エナジードリンクは、世間的に勘違いされていている飲み物だなと感じています。 その勘違いを解消出来るように、あらゆる情報を1冊にまとめました。 エナジードリンクが安全で美味しい飲み物だという事を、もっと広めたいというのを第一に思い、そして、効果的に飲むためのコツや、美味しく飲むためのコツなど、知っておいてお得な情報も満載です! エナジードリンクファンも、そうでない方でも満足出来る内容になっていると思います! 日本で手に入るエナジードリンクデーターベース・2016年版も収録! 【こんな人にオススメ】 エナジードリンクの事をもっと知りたいと思っている人から、今まで栄養ドリンクを飲んでいたけどエナジードリンクが気になっている人、美味しいドリンクを探している人まで色々な人に満足できる1冊となっています。 【著者プロフィール】 福田慎一郎 1985年、長崎県生まれ。 13年から「日本初のエナジードリンク評論家」として、情報サイト「エナジードリンク評論家」を運営。 雑誌、ラジオ、Twitter等で活動中。 2015年シャークエナジードリンクから「SHARK Ambassador」の称号を得る。 エナジードリンクを飲み色々な事に挑戦中! -
泉鏡花 現代語訳集18
【あらすじ】 参謀本部でドイツ語の翻訳官を勤める早瀬主税は、師であり恩人でもある文学士酒井俊蔵に秘して、お蔦という芸妓上がりの女と暮らしている。 それが露見する、あるいは既にしたのではないかという心配に加え、新たに生じた懸念は、友人河野英吉と酒井の一人娘妙子との縁談。一族の繁栄のため、娘たちを餌にして婿を釣るような家へなど、断じて妙子はやりたくない―というのである。 そんな鬱屈した気分で薬師の縁日をぶらついている時、早瀬は思いがけず師に出くわし、付いて来いと言われて酒井馴染みの芸者屋へ行った。 そこで恐れていたことが現実となり、娘の縁談を何故邪魔するのだ―という叱責とともに、女を捨てるか、それとも師を捨てるか―という選択を迫られたのであった… 早瀬と、彼を取り巻く女たちを中心に描き出される、絢爛たる人間絵巻の前編。 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし -
寄るべなき人々
稀代のストーリーテラー壺井栄が紡ぐ島の物語には、私たちがなくしてきた人の暮しが息づいている。 キクにはどういうからくりで世の中に景気や不景気がやってくるのか、知るすべがなかった。しかし、戦争のあとには必ずその不景気がめぐって来るのだということだけは分かった。 二度も夫をなくし、キクが十数年ぶりに娘が生んだ私生児の孫とともに島に戻って来た。住み込みで役場の小使いとして、雨風をしのげる小部屋をあてがわれ、孫を背負い遊ばせながら働けるのは、何もなくなったいまのキクには、誰に対しても有り難うござんすと、笑顔を向けなければならない境涯であった。 【著者】 壺井栄 小説家 1899年 - 1967年 香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。 坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。 1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。 1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。 『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。 1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
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