検索結果

  • ママ堂々としているよ~母と娘のふれあい学~
    -
    「人生八十年時代を迎えて親子関係にも締切りがある、ということを見据え、あの子なら手放しても安心、といえる子どもに育てること。それを軸に据えさえすれば、あとは自分の生きてきた人生の体重をかけて、自分流に育てればいい」(文庫版のためのまえがき)。親としてあるべき姿とは何かを探る、実体験を中心とした子育て論。
  • 親の出る幕~子どもへの「しめし」と「しつけ」~
    -
    「大人どうし」として、親子が向かい合う時間がめっきり長くなって、今、親たちはとまどいながら親と子の距離をはかり直し、親の自画像を描こうとしています。私もそんな中年親の一人。大人になりつつある子どもと悪戦苦闘しながら思いついたことを書いてみました(「あとがき」より)。十代の子を持つ親に勇気を与える本!
  • 女の子の育て方~「愛される」より「愛する」人に~
    -
    この本には、これからの“ふつうの女の子”を育てる方法が書かれている。つまり、社会を支え、自分自身の主人公として立ち、人を愛することができる、自立した女の子、である。──●母親のグチの効用●けんか上手●愛嬌のいい子●叱り方、ほめ方●容姿について●性の教育……婦人問題で活躍する著者が贈る愛情溢(あふ)れる教育書。
  • たった一度の女の人生
    -
    女の人生80年時代、“ついていく”だけでは女の人生は決して終わらない──ひとり歩きできる人間、一人でも楽しめる人間、一人でも困難を恐れぬ人間になったとき、夫や子どもを含めて、多くの人々の出会いはもっと豊かになるはずだ。自立とは孤立ではなく、連帯の母となるものだと思う(「あとがき」より)。
  • 恋する覚悟
    4.3
    あなたは心底、惚れたことがありますか。男に惚れることは男を育てること。女が男に惚れると、男に期待することなどすっかり忘れ、損得を考えない。その心が大切なのだ。この世は男と女しかいない。片方をダメにしてもう片方がのびることはあり得ない。 (はじめにより)惚れるとは、自分を無にすること。自分のためではなく、そのことに全身で立ち向かうこと。恋には覚悟がいるのである。
  • 孤独の作法
    4.0
    ほんとうの大人になるためには、「孤独の時間ともっとしっかり向き合っていかなければならない」と下重先生は教えてくれます。ひとりで過ごす時間こそが自分を成長させ、結果、周りの人との付き合いもうまくのでしょう。よりよい毎日を送るためにも、本書をきっかけに自分自身と向き合ってみませんか?
  • 85歳まだまだ不良 媚びず群れない
    3.5
    枠にはまらぬ自由な人間としての不良をすすめてきた著者。人生の締切りが見えたと感じた今、ますます世間に縛られず誇り高い不良で生きる信念がある。まずは、自分に関心を持って、自分を好きになればいい。そして「私」を掘り下げよう。すると、他人のこともよくわかるようになる。それは人を愛することに繋がっていくのだ――。目障りなやつでいい、「死んでから別れる」なんて無意味。不愉快な時間は生きているうちに減らせ! 不良をいかに愉しむか、どうすれば自由に生きられるかのヒント61条。
  • 老いの戒め
    5.0
    自分の年齢は、自分が決める。他人様から老いを見つけられてはならない。年齢を言い訳にせず、努力を始めよう。年をとったら、相手を包み込む度量、心の大きさ美しさを意識したい。自分の生き方に責任をもって、潔く老いるのだ。他人に期待せず、自分に期待して生きたい――。日常のおしゃれ、言葉遣い、しぐさから、この世を去る時の思いまで、自分を戒め器量よしになる43の提案。珠玉のエッセイ。
  • 自分に正直に生きる
    -
    年を重ねることは、より個性的になること。 ◎逆算をして生きるということ ◎やっておきたいことのリスト ◎生涯現役でいるために ◎夫とのほどよい距離 ◎趣味はこころのサプリメント ◎美しく暮らす工夫 ――命ある限り自分らしくありたい、そう願うあなたのためのエッセイ集。
  • 若者よ、猛省しなさい
    4.0
    家族の病理を鋭く描き出した『家族という病』がベストセラーとなった著者にとって、初めての「若者論」。「お金」「恋愛」「組織」「感性」「言葉」などの多様な観点から「若者とは何か」を考察すると共に、昨今の若者へ、元若者だった全ての人へ、自身の体験を交えながらエールを送る。また本書は「子離れできない親、親離れできない子」の問題を起点に、避けては通れない「若者との向き合い方」の指南にもなっている。我が子や部下が理解できないという親・上司世代にとっても目から鱗の一冊。【目次】第一章 若者よ、早く独り立ちしなさい/第二章 若者よ、個を強く持ちなさい/第三章 若者よ、出会いを大切にしなさい/第四章 若者よ、未来を掴みとりなさい/第五章 若者よ、感じる心を持ちなさい/第六章 若者よ、組織を知りなさい/少し長めのあとがき
  • この一句~108人の俳人たち
    -
    松尾芭蕉から現代俳人まで、日本を代表する総勢108名の俳句を編年体に並べて俳句の流れを総覧できる1冊
  • 24歳の心もよう 女20代、「いい女」「大人の女」になる生き方
    -
    こんなはずじゃなかったこと、他人にふりまわされてしまうこと、満たされない想いにせつなくなること……恋愛・結婚にゆれる心理、仕事の悩み等、20代が直面するさまざまな問題がここに集約されている。それらにどう対処すればよいか。どうすればもっと魅力的に生きられるか。20代こそ、何かがはじまる時期。自分の人生を開花させる生き方が見つかる本。
  • その介護離職、おまちなさい
    3.0
    1巻733円 (税込)
    ワークライフバランス、イクメン・イクボスの奨励、介護離職ゼロ作戦の政策化、育児・介護休業法の改正など、時代の変化に対応した「働きやすい環境づくり」が進んでいるように思える。しかし、平均寿命が延び続ける日本人は、やがて寿命100歳時代に直面する。その時、働く人たちは、親の介護とどう向き合えばよいのか。本人、家族、地域、制度、企業、住民あげての総力戦となるのは必至だが……。本書は、介護に直面するであろう人たちに向けた応援歌であり、処方箋である。「ながら介護」「トモニ介護」を取り入れ、100年ライフの大介護時代を豊かに生きるための知恵とヒントが満載の一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 祖母力 娘・嫁・息子を救い孫を守る愛の手
    -
    祖父母の無償の愛と献身があったからこそ、たくさんの娘・息子世帯とその子どもたちが守られてきた。現代の祖父母は長寿な曾祖父母世代の介護に追われ、娘・息子にも孫育てを頼られている。個人として幸福な老後を達成するにはそれでいいのだろうか。※本書は2006年9月、株式会社新水社より発行された『祖母力』を文庫化にあたり編集し直し、改題したものです。
  • 人間の品性(新潮新書)
    3.0
    人間としての正確な品性こそが、その人の土台となる――「臈(ろう)たけた」という古き良き表現から、日本ならではの品性を考察し、最後の朝鮮王朝皇太子妃・李方子、永六輔、小沢昭一、岸田今日子ら、品性ある人々との交流を振り返る。「デパートには行かない」「二日続けて同じ服は着ない」等、身だしなみのコツや日常の過ごし方、そして「恋」と「恋のようなもの」の大切さを説く。下重暁子の流儀のすべて。
  • 人生にとって挫折とは何か
    -
    女性トップアナウンサーからフリーのキャスターへ転身、文筆活動ではベストセラーを上梓。常勝街道を突き進んで来たかに見える人生は、しかし挫折の繰り返しであった……。失意、諦め、後悔。挫折に伴う痛みと無縁の者はいない。苦い思いは後を引き、老いてなお人生の後ろ髪を引く……。人生の終盤まで誰もが引きずりがちな挫折を克服し人生の彩りへと昇華する、著者ならではの極上の哲学を披歴する。
  • 自分勝手で生きなさい
    4.0
    緊急提言! 自分にとことん こだわる人だけが、 この時代を生き延びられる。 『家族という病』『極上の孤独』などで、 問題提起を重ねてきた下重暁子が、 「個」で生きることの重要性を改めて説きます。 自分勝手とは、 個として生きること。 自分で判断し、 自分らしく行動すること。 これからの時代を生き抜くための 「ぶれない強さ」を備えることである。 「個」でなければ生きられない 一人で買い物にいく。 一人で散歩にいく。 一人で行動し、人混みを避ける。 一人で過ごし、極力、人に会わない。 二〇二〇年、新型コロナウイルスの世界的大流行を受けて提唱された新しい生活様式は、言ってみれば「個のすすめ」だ。 これに対して、不自由だ、閉塞感がある、つらい、さびしい、といった不満の声が多々あるが、私は逆に良い機会だととらえている。 いや、むしろ「大いに結構」と感じている。 これまでの忙しい暮らしぶりでおざなりにしてきた「自分とのつき合い方」を学ぶ絶好のチャンスだと考えているのだ。 親や子がいようと、配偶者や友達がいようと、私たちは一人だ。 会社という組織に属していようと、家族の絆があろうと、それでも私たちは一人だ。 「おひとりさま」は、結婚していない一人暮らしの人だけを指す言葉ではない。 三世代の大家族で住んでも、夫婦二人で暮らしても、私たちは一人だ。 みんな、一人で生まれて、一人で死ぬ。 私たちが普段、棚上げにしていたこの事実を、新たな感染症によって、見つめ直すことができる。 いや、見つめ直さねばならない。 なぜ、個を見つめ直さなければならないのか? それは「感染予防の観点から、やむなく一人で行動することが強いられているから」ではない。 新型コロナウイルスは、きっかけに過ぎない。 個として感じ、考え、発言し、行動できなければ、生き延びることはできない。そんな時代が来ているからである。
  • 極上の孤独
    3.5
    現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは、まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。
  • 家族という病
    3.4
    日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には、家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家族」は美化されるのか。一方で、「家族」という幻想に取り憑かれ、口を開けば家族の話しかしない人もいる。そんな人達を著者は「家族のことしか話題がない人はつまらない」「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。家族の実態をえぐりつつ、「家族とは何か」を提起する一冊。
  • BB(貧乏ばあさん)の逆襲~働くハッピーばあさん(HB)になる、女、一生の働き方~
    4.5
    ずっと専業主婦、あるいは非正規雇用を余儀なくされてきた結果、気が付けば年金は雀の涙ほどももらえない……。日本女性の大半の老後は、貧乏になるようにできている。老いて直面する経済的な困難の多くは、社会の構造から生み出された理不尽にほかならない。この現実を跳ね返し、経済的困難=貧乏を乗り越えるための知恵、現実的な行動力を身につけるにはどうすればよいのか? おばあさん界の新スターである著者が直言する。(『女、一生の働き方』改題)
  • 夫婦という他人
    3.3
    「結婚する気がなかった」ベストセラー作家・下重暁子氏が、つれあいとの45年の結婚生活を経てたどりついた真実の「愛」とは──? 2040年には日本人の4割が一人暮らしの時代がやってきます。結婚してもしなくても、最後は一人。独身主義者、子供を作らない夫婦、熟年になってからの「おとな婚」……夫婦の形がゆらぎ、誰もが迷いの中にある中、実体験を元に本音で語る「結婚が時代遅れになる現代のあたらしい生き方」!
  • 年齢は捨てなさい
    3.5
    年齢を気にせず好きなことに没頭している人は、みな若くてイキイキしている。一方で「もう年だから」が口癖の人は総じて老け込み、わびしい人生を送っている。ことほどさように年齢を意識しすぎることは何の得にもならず、生き方を狭めてしまうだけである。「年齢を聞くことは品のない行為」「『還暦祝い』が嬉しい人はいるのか」「今日という日が人生で一番若い」「外見の若さを求め続けると、いつか破綻する」「年齢を自分で決めると楽になる」等々、年齢を超越し、充実した人生を送るヒントが詰まった一冊。
  • 死は最後で最大のときめき
    -
    いつまでも心のときめきを、育て続けよう。人は最期のときを前にして、最も個性的な花を咲かせる──。八十代半ばの人気エッセイストが、不安な時代の日常をみつめ、限りある命を美しく生き抜く心構えをつづる。豊かな感性があふれる極上の一冊。
  • 人生という作文
    -
    「書く事はすなわち、自分自身を見つける事だ」と著者は説く。それは、フロイトの提唱した精神療法に似ている。無意識下の自分を知り、まだ見ぬ自分にメスを入れる。それが「書く」事の持つ真の力だ。本書では「なぜ」「何を」「どう」書くのか、という点について、著者が二十年来続けているエッセイ教室などの例を挙げながら具体的に解説する。方法は、メールや日記、ブログでも、エッセイや旅行記でも良い。人間関係・仕事・家族・老い……。あらゆる悩みや迷いは「書く」事で乗り越えられる。単行本『最後はひとり』を大幅改訂した、書いて心を穏やかにする習慣の薦め。巻末に松本清張賞作家・山口恵以子氏との対談を収録。第一章 書くことで、人生の悩みを乗り越える 第二章 書いて自分を「発見」する 第三章 孤独を癒す「書く」事の力 第四章 人生の中で出合う一文が、支えてくれる 巻末対談 凛として一人生きる――書く事がその強さをくれた

    試し読み

    フォロー
  • 介護保険は崖っぷち 私たちのケア社会をつくるには
    5.0
    2000年に始まった介護保険制度は,改定のたびに後退を強いられ,複雑で使いにくいものになってしまった.さらにはヘルパー不足,事業所閉鎖が相次ぎ,現場は危機に瀕している.だが,欠陥を抱えながらも多くの利用者と家族が恩恵を受けており,もはや介護保険のない時代には戻れない.四半世紀の歩みを総点検し,変革を展望する.

    試し読み

    フォロー
  • 史上最悪の介護保険改定?!
    3.8
    自己負担が原則2割に? 要介護1・2を介護保険から外す? ケアプランが有料化? 福祉用具が買い取りに? 「史上最悪」とも言える介護保険改定案をケアの専門家たちが徹底批判.深刻化する人手不足や低賃金といった現場の実情,コロナ禍での苦闘を含め,2000年の制度開始以来切り崩され続けてきた介護保険の現実を伝える.

    試し読み

    フォロー
  • 明日死んでもいいための44のレッスン
    3.7
    「明日死ぬとして、やり残したことはないか」?そう問われて戸惑わない人はいないだろう。だが84歳の著者は自信をもって「ない」と言えるし、死という未知なる体験が楽しみですらあるという。どうすれば、そんな境地に達することができるのか? 本書では著者が日頃から実践し、明日死ぬと言われても穏やかに受け止められるという44のレッスンを初披露。自らの死について考えることは、よりよく生きることにつながる、と納得できる一冊。
  • 思へばこの世は仮の宿
    -
    嫁ぎ先の旧家での舅の強烈なしごき、姑と小姑たちの冷たい目、そして夫の女遊び。明治・大正・昭和の激動の三代をいかなるときも、自らの精神の飛翔を求めて生きた雪国の女の一生とは。まさに《日本の女》を描いた書き下ろしノンフィクション。
  • 人生の締め切りを前に 男と女、それぞれの作法
    4.5
    年を重ね自らの死を意識したとき、男と女で感じ方や備えはどこまで変わるのか。生き方の達人どうしが初対談。年々、夫や妻の気持ちがわからなくなるあなたに送る。 「妻を亡くし、もう生きていてもしょうがないと思って、青酸カリを手に入れようかと考えたこともありました」「僕は下重さんと違って、弱い人間なんです」……テレビで見せる姿と違い、87歳になってひとりで生きることの意味を見つめる田原氏。それに対し、老境を迎えた生き方について数々のベストセラーを執筆する85歳の下重氏はどう答えるか。  定年を迎えたサラリーマンの男たちはなぜ急に弱くなるのか、夫を喪った妻と妻を喪った夫の違い、生きているうちから死後の手続きを始めることの是非、理想の最後など、高齢化社会を生きる知恵と名言が満載です。 主な発言) 誰かに求められているという実感がなにより大切です(下重) 男は定年退職しても、「元○○」なんだ(田原) 断捨離は自分の生きてきた証を捨てるのと同じ(下重) 「朝生」の放送中に死ぬのが理想の最後です(田原) 検査結果が正常値から多少はみ出しても、それがどうした(下重) 僕は自殺した西部邁の気持ちがよくわかるんです(田原) 服に気を遣わないのは、その日を真剣に生きていない証拠(下重) やることがないっていうのは、探していないことの言い訳(田原) 開き直るのは女性より男性のほうが得意(下重) 僕は女房の骨をまだ自宅に置いてあるんです(田原) 損か得かという基準でものを考える人は、例外なくつまらない(下重) 男はね、70代になってもセックスしたいんです(田原) 人間は、昨日と今日で違う自分を見つけることもある(下重)ほか
  • 孤独のレッスン(インターナショナル新書)
    3.5
    少子高齢化や核家族化の進行、そして、2020年から猛威をふるう新型コロナウイルス。まさにいま日本社会においても孤独は「対処すべき問題」として注目されています。本書では孤独に向き合った作家の評論や、冒険、山小屋生活などで得た独自の孤独論など、総勢17名の著者が様々な孤独を語ります。何気ない日常の、騒がしい街中で不意に襲ってくるあの「孤独感」はなんなのか? 決してネガティブなだけではない孤独の持つ「孤高のしたたかな世界」に浸れる一冊です!
  • 天邪鬼のすすめ
    -
    「壮大なまわり道の中で研ぎ澄ました私の感性……頼れるものは、それしかない」 不安の時代を生き抜くヒントに富む、 ベストセラー作家の自伝的エッセイ 厳格な軍人家族に生まれた著者は、敗戦によってすべての価値観が根底から覆ってしまう。凛として「恥を知る」ことを説いた父が、戦後は見る影もなく落魄。そのくせ世の中が落ち着くと、徐々に昔の価値観に戻っていく……。そんな父と、暁子は確執を深める。家の中はぎくしゃくし、母とも心が通じなくなっていく。 また、結核を患ったせいで、幼い暁子は長期の入院を強いられた。外で遊ぶこともならず、彼女はおのずと自分自身に向き合うようになる。敗戦と結核、これが原点となった。 家族と離れて自由を謳歌した高校・大学時代。NHK入局後、野際陽子との出会いで悟った「私は私」という境地。そして、ある音楽家の男性との運命的な出会いと大失恋。さらに、パートナーを得た後にも暁子に影を落とす父と母の存在……。 波瀾万丈の来し方を振り返りながら、著者はあるヒントを投げかける。「天邪鬼」であること。そして「おめでたさ」を失わないことの大切さ。挫折と思えたものを逆転してこられたのは、天邪鬼とおめでたさがあったからこそ。 自分で考え、反骨を忘れない。自分で食べる。自分で決める……その大原則さえ守っていれば、人は自由に生きることができる。切れ味鋭く、かつ滋味深い著者の言葉は、不透明な時代を生き抜くための力を与えてくれる。
  • 自分をまるごと愛する7つのルール(小学館新書)
    -
    生きづらさから解消される魔法のルール。 「今、世界はかつてない時代に突入している。SNSとやらのおかげで世界中の誰とでもつながる事が可能になり、見たくないもの知りたくない事まで可視化されるようになってしまった。つながっているのに、それはどこか空虚で苦しい。いつも誰かの視線を気にし他人と比べ、つながらなければという強迫観念にかられる」―― そんな時代が生んだストレス、不寛容のなかで生きづらさを感じる私たちに孤独を愛する著者が送るのは「自分をまるごと愛する」というメッセージ。 「自己を見つめ、どんな時に喜び、悲しみ、苦しみ、嫉妬し、不安を感じるか。それらすべてを受け入れ、赦し、愛することで、他人を理解し共感できるようになる。他人を気にせず、許容できることで生きづらさが解消されるのだ」 年を重ね、社会に適合しようとするにつれ失ってしまう、自分らしさ。 その自分らしさを取り戻すことこそ、豊かな人生が待っている。 いつからでも、今からでも決して遅くはない、“自分らしい人生”を送る魔法のルールを実践しよう。 (底本 2021年4月発行作品)
  • 結婚しても一人~自分の人生を生ききる~
    4.0
    しょせん、夫婦は他人――。女性が結婚し専業主婦になることが当然だった時代にNHKのアナウンサーとして活躍。結婚願望などまるでないまま、36歳で「つい」「うっかり」結婚したと語る著者が自らの87年の人生を振り返り、50年も続いてきた結婚生活を徹底検証。夫婦が互いにストレスなく暮らしていくための秘訣を綴る。
  • うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツ
    3.8
    「老いの達人」が初タッグ!  ヨタヘロの「老いの実況中継」を通して、読者に励ましや乗り越えるコツを伝える樋口恵子さん御年91歳。 対談相手の和田秀樹先生は、高齢者専門の精神科医として、耐える高齢者ではなく、人生を満喫する生き方や実践方法を説いて、大きな支持を受けています。 「うまく老いる」にはどうしたらいいでしょうか。 本書で、樋口さんと和田先生が、具体的に教えてくれます。 【健康面でのコツ】 ・健康寿命を延ばしたければ病気を見つけるな ・ピンピンコロリの前にヨタヘロ期があると知る ・70代と80代で「老い」への対策は変わる ・老いは「意欲の低下」から始まる ・老人性うつを早めに見つけるポイント ほか 【いい医療の見分け方】 ・いい医者かどうか見分ける5つのポイント ・80歳過ぎたら健診は受けないほうがいい ・先進国で日本だけがん死が増えているわけ ・真似したい健康長寿の長野県方式 ほか 【樋口さんと和田先生の生きるヒント】 ・高齢期は、自由に私らしく生きるチャンス ・心をご機嫌にする魔法の言葉 ・「ひとり老い」のほうが元気で長生き ・長生きをして、何をしたらいいか ・リビング・ウイルを書くと生き方が変わる ・老いを生きやすくする性格とは?  ・男のおしゃべりは寿命を延ばす? ・幸齢者になる10の秘訣 ほか 老いを怖い、つらいとすごすより、高齢期を自分らしく自由に生きるチャンス到来と頭を切り替えたいものです。 60代、70代、80代と、樋口先生の赤裸々で痛快な老いの実況中継に、6000人以上の高齢者を診てきた和田先生が、心と体の両面から「幸せになる」秘訣を解説。本書は幸齢者になるための一冊なのです。
  • ロミは鳥になった
    -
    子供のいない夫婦と最愛のネコとの心温まる日々、ふとしたことから二人の生活に入り込んだ手のひらに乗るほどの小さな命は、すぐにかけがえのない存在となり、〈3人暮らし〉の甘美なる日々が続く。しかし、蜜月の日々に予期せぬ不幸が。突然に死が訪れた。 ●私と夫と、それぞれが暮らしているなかにロミがいる。 それまではなかった家のなかの共通の話題と関心事が、いやおうなくできたのだ。 ―― いつしか私と夫とのあいだも、話題はロミしかなくなってきている。 言い換えれば、私と夫との絆はロミということになる。 「子供は夫婦の絆」という人々を笑うことはできない。子供なら成長して離れていくが、猫はずっといる。いつまでも2人の愛情の対象のまま変わらない。 ―― 「もし、ロミがいなくなったら」と考えるだけで気が狂いそうだ。いなかったときには考えもしなかったのに、ロミのいない生活なんて、いまでは考えることができない。 かつては完全に平行線の暮らしが2つあったが、ロミをあいだにはさむことで、どこかで交差し、形態が変わってきている。 ―― 本文より抜粋
  • 老人をなめるな
    3.3
    仕事部屋を借りようとした著者は、86歳という年齢を言うと立て続けに断られ、啞然としたという。日本の高齢者は、収入があっても部屋すら借りられないのか、と。最近では終末期の医療費を減らすために、「高齢者の延命治療は必要ない」という議論もある。だが著者は、高齢者本人の意思を無視して一緒くたにし、命を軽視することに異議を唱え、さらに「少子化でこれから否応なく年寄りが社会の担い手になるのに、年寄りが生きにくい世の中にしてどうする!」と喝破。高齢化ニッポンが抱える難題の打開策を提言する。
  • 愛しきは老い 文学の中の老人たち
    -
    人間誰しも、だんだん年を重ねるにつれて、老い方の情報を求めるようになる。この本は、文学に名を借りているが、文芸評論ではなく、文学を材料に現在の老人問題を生き方のうえで考え直す一冊。文学に見る老人たちは、一人一人個性ある老い方をしている。立派すぎて近寄りがたい老人もいれば、ああはなりたくないという老人もいる。老いのもたらす生理的、社会的制約は共通しているとしても、それを受け止める老人の性格や人生の歴史が一人一人異なるため、それぞれの人生の集約点として老いには個性があふれている。
  • 母を葬る(新潮新書)
    5.0
    「母の母性が私を平凡から遠ざけ、母の信条を大胆に裏切る土台が出来上がってしまった」(秋吉)。「30年以上、一度も母の夢を見たことがない」(下重)。過剰とも思える愛情を注がれて育ったものの、理想の娘にはなれなかった……看取ってから年月が過ぎても未だ「母を葬る」ことができないのはなぜなのか。“家族という名の呪縛”に囚われたすべての人に贈る、女優・秋吉久美子と作家・下重暁子による特別対談。
  • 哀しみがあるから人生は面白い
    5.0
    人間は好きなことをやるために生きている! 人間は我慢するためではなく、楽しむために生きている! 人生のゴールは死。笑ってゴールできたらそれでいい。 80代と70代の著者が、老化や骨折、死に方さえも楽しもうと、貪欲に語り尽くす。 二人にかかると、ボケも老化も骨折も介護も死さえも、すべてが楽しみに変換される。 曰く「老化もボケも成長の過程」、「骨折は人に優しくされて嬉しい」、「介護は互いを知りあう最後の時間」、「死に方は生き方。笑ってゴールできればいい」などなど。 「でも人生、そんな楽しいことばかりのはずはない」という反論が聞こえてきそう。 そんな反論も一瞬で吹き飛ばす、愉快で痛快な老いの奥義です。 読めば必ず元気が湧いてきます。
  • 孤独の飼い方
    4.0
    自分を知るためには、ひとりの時間が欠かせない。ひとりの時間の中で自分の心の声を聞くことで、やっと自分のことや、これまで見えなかったことが見えてくる。淋しい、いやだと思われがちな「孤独」と向き合ったときにこそ、新たな自分に出逢えるはず――。孤独を通して、自分らしく生きる方法を説く一冊。 ※2003年刊行の『ひとりを“思うまま”楽しみつくすルール』を再編集し、新書化しております。
  • 怖い日本語
    3.0
    アナウンサー、作家として88歳の現在まで「言葉」と関わり続けてきた著者が警告する、「今どきの日本語」の中に潜む危うさとは? ★★★「今どきの日本語」への警告★★★ ●「絆」という言葉の危険性 ●「おとうさん、おかあさん」の不思議な使い方 ●「~かな」を文末につけてしまう心理 ●元気や勇気は「与える」ものではない ●「過剰コンプラ」で言葉は貧しくなる 目次 1章 新しい言葉も、古い言葉も楽しい 2章 不快な敬語と正しい敬語 3章 「主人」と「つれあい」 4章 政治家の言葉、官僚の言葉 5章 危険な「絆」 6章 アナウンサーとの言葉と生きた言葉 7章 言葉の「自主規制」で失われるもの 【著者プロフィール】 下重暁子(しもじゅう・あきこ) 1959年、早稲田大学教育学部国語国文科卒業。 同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後、1968年にフリーとなる。 民放キャスターを経て、文筆活動に入る。 公益財団法人JKA(旧:日本自転車振興会)会長、日本ペンクラブ副会長などを歴任。 現在、日本旅行作家協会会長。 『家族という病』、『極上の孤独』(ともに幻冬舎)、『鋼の女 最後の瞽女・小林ハル』(集英社)、『人間の品性』(新潮社)、『孤独を抱きしめて 下重暁子の言葉』(宝島社)、『ひとりになったら、ひとりにふさわしく  私の清少納言考』(草思社)など著書多数。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • 最期はひとり 80歳からの人生のやめどき(マガジンハウス新書)
    3.0
    家族をやめてつきあいをやめて自分をおりて…… さいごは身ひとつで見果てぬ夢を見続ける。 これ、良き人生。          上野「74で人生初の腰椎圧迫骨折」 樋口「ほぼ90で全身麻酔手術」 I 家族のやめどき II つきあいのやめどき III 自分のおりどき ・墓に入るか否かが最後の終活 ・夫婦のやめどき ・二世代住宅のやめどき ・子どもへの依存のやめどき ・87歳のクラス会は人生の彩り ・悪口、恨み、つらみのやめどき ・自分の悪口を言いそうな人より長く生きる ・感謝は早めに伝える ・ふるまいじまい、義理じまい ・音楽会のやめどきは ・80歳で最後の海外、北欧ツアー ・白髪染め・メイク・おしゃれのやめどき ・自主定年の設定 ・84歳で調理定年 ・食べ収めは永遠にしない ・最期まで自己決定するために ・「ありがとう」が出てきたらそろそろ……etc.
  • 老いてはネコに従え
    3.8
    人生は一切なりゆき、行きがかり―― ネコの虜、85歳と86歳が「自分勝手」の極意を語る 下重 私たちはどうして、これほどまでにネコに惹かれるんでしょうね。 養老 人間と違って、ものをいわないからじゃないですか。ものをいったら憎たらしくなることもあるかもしれない(笑)。 現在80代半ば。 敗戦によって、「世の中の正義」が一夜にしてひっくり返る理不尽・不条理を目の当たりにし、 社会が押しつけてくる「ものさし」を根底から疑うようになった、養老孟司さんと下重暁子さん。 「社会性などまるでないネコのほうが、よほど信頼できる」と養老さんは語ります。 本書は、「90歳の壁」を目の前にしたお二人が、それぞれのネコ愛を基軸に、 老いや病、日本社会が抱える歪(ひず)みなどについて縦横無尽に語る対談企画。 しなやかに生き、素直に死んでいくネコたちの後ろ姿から、 「生き物として、ラクなあり方」のヒントを素描する一冊です。 【目次】 まえがきにかえて 養老孟司 第一章 ネコと暮らせば 養老さん、危機一髪 「独立した人格」をもっていた、まる 気がつけばそこにまるがいた 「鳥」になった最愛の猫・ロミ ものいわぬ猫たち、それゆえの魅力 媚び猫なんてみたくない 「血統書つき」には信用を置かない モグラが部屋を走り回っていた朝 猫は体の声を聞く 生き物としてお粗末な人間 八五歳を過ぎて、まるの気持ちがよくわかるように 無駄な抵抗はしない 第二章 ヒトという病 「ともあろうものが」という呪縛 小言や説教を聞き流す力 北朝鮮のマスゲームをみると今でもゾッとする 飲兵衛は本音で喋るからいい 邪魔にならない相手と一緒にいるだけ 放っておけば子は育つ 死に集中すると生を見失う 「産めよ殖やせよ」なんて余計なお世話 原理研の学生が抱えていた心の闇 日本型の秩序は必ず「暴力支配」になる オレオレ詐欺、恐るるに足らず 日本は自然災害でしか変われない 「意味を求める病」とは まるみたいに、成り行き任せが一番いい 第三章 90歳の壁 「まだ生きていたんですね!」 予定調和で死を迎えたくない ICUのベッドで「お地蔵さんのお迎え」 散り際には、きれいな眼をした猫を抱いて 亡くなった人たちの背後霊が乗っている 故人への「思い」を出すから「思い出」 目下の心配は「標本の壁」を越えられるかどうか 死への歩みも「インシャ・アッラー」 一夜にして世界のみえ方が一変した 縛られていたほうが楽である 社会を無視して生きていくことはできない 敗戦時、母に渡された白い薬包 社会は「と思ってる、と思ってる」の連鎖で出来ている 養老先生、大学を去る 象牙の塔、その終わりの始まり ポリコレ合戦に堕した学生運動 ネットフリックスで「ニュー・トリックス」を楽しむ 英国式ユーモアを培った、陰鬱な自然環境 一生懸命遊ぶために仕事をしている 第四章 まるに始まり、まるに終わる 教育が子どもの「好き」を削ぐ 唯一の友達は蜘蛛だった 養老さんが嫌いな虫 ヨーロッパの連中はろくなことを考えない 一番のSDGsは人を減らすこと 「地震待ち」の理由とは 腐臭漂う、日本の「残りかすの残りかす」 「アメリカ世」から「中国世」へ 時代が悪くなることで人が輝く 日本人の感性の根っこにあるのは「自然の強さ」 「日本人は清潔病です」 自然の側が虚を突かれた 一夜にして消えたタケノコ 犬をつないでおくという不自然 子どもは一日にして慣れる 生きる力を取り戻せ まるのようになれたら あとがきにかえて 下重暁子
  • 恋する人生
    -
    恋のない人生とは、なんと貧しいことか。恋することで人は深みを増す。既刊『物語の女たち』(くもん出版)初出の10篇に、「情熱の歌人・与謝野晶子」など書き下ろしを加え、歴史上の人物や文学作品のヒロインの恋について、人気作家の下重暁子が語る。
  • 母の恋文
    4.0
    著者は大学を出て活字の仕事を望みながら女子の就職先がなく放送という現場で時間に追われるうちに、 両親との距離が開き、四つ年上で中学のときに東京へ行ってしまった兄と話す機会も失われた。 家族のことをあまりに知らなかったことに気付いて、つながる方法を模索し、三人に手紙を書くことを思いついた。 それが『家族という病』の最後に掲載している手紙であり、 『家族という病』を書くことは、著者が家族とつながるための方法だったのである。 さらに、著者は自分の母の死んだ年令に近づきつつあり、自分はどこへ行くのかとしきりに考えていた。 それを知るためには、どうやって自分という生命がこの世に来たのかを知りたいといつしか思うようになっていた。 そんな矢先、夏を過ごしていた軽井沢の山荘で、母親の遺品が何箱かあることに気付く。 恐る恐る開けてみると、著者が子供の頃書いた日記などにまじって、たくさんの手紙らしきものが見つかった。 何気なくその一枚を手にして著者は驚く。 それは、結婚前に母が父に送った手紙だった。 それを読むと、二人共再婚で、二年間百通近い手紙のやり取りをして結婚に至ったらしい。 母は生地の上越、父は今の中国の旅順と海をはさんで結婚まで、一度もあったことがなかったのだ。 読み進むうちに、著者の知らない事実が明らかになり、想像もできない情熱的な母を発見することになった。 著者が母親の強い意志のもとに生まれたことも。
  • 最後はひとり
    -
    人はひとりで生まれてひとりで死ぬ。たくさんの家族や友人知人に囲まれていても、「最後はひとり」なのである。最近、友人を見送る機会が増えてきた著者は、生きてきた間の自分を見つめる機会を持つ事として、書く事を推奨している。自分史を書くのもいい、短歌、俳句に思いを託すのでも構わない。歳を重ねたからこそ、ひとりの準備にとりかかりたいという。書く事は自分を掘ること。エッセイ教室で常に言っている言葉だ。人に見せなくてもいいから、書いてみる。今まで見えなかった自分が見え、気がつかなかった事柄、感性に出合う。老いと孤独を乗り越えるために、書く事を進める所以だ。「最後はひとり」の時間を有効にすることは、豊かな人生の締めくくりを迎えるヒントを見つけ出すことにつながる。一生に一度、「人生の作文」書く事を勧め、人生の最高の締め切りを迎えようとする著者の意気込みが伝わる本。

    試し読み

    フォロー
  • 文藝春秋2026年1月号
    NEW
    -
    ■■■高市総理の対中戦略■■■ ◎3つの処方箋 垂秀夫 前駐中国大使が渾身の緊急提言!「問われているのは“国家のあり方”だ」 ◎片山さつき財務相インタビュー 取材・構成 森健 「財務官僚のマインドをリセットします」 ◎鈴木憲和農相インタビュー 取材・構成 奥野修司 「農業は稼げてなんぼでしょ、というのが総理の考えです」 ◎高市首相を支える60人 出身校・仕事ぶり・実績……霞が関コンフィデンシャル名鑑【似顔絵付き】 ◎米国の敗北を直視して核武装せよ E・トッド×佐藤優 ◎中国には核保有も選択肢だ 用田和仁×神保謙×小黒一正 高市首相「持ち込ませず」見直しでは甘い 【復活拡大版27組 僕の、わたしのオヤジとおふくろ】 ◎ファザコン娘の父自慢 吉田羊 ◎ご両親は共産党ですか 斎藤幸平 ◎休日のおでかけ 新井紀子 ◎死ぬならみんな一緒に 森本毅郎 ◎陸軍経理学校卒 林原めぐみ ◎数字と睨めっこ 伊達美和子 ◎父の病院の小さな増築 藤本壮介 ◎大関で終わるなよ 湊川親方 ◎実家のスーパーストアー 神谷宗幣 ◎アンマーとおっかあ 玉城デニー ◎鬱を隠していた母 村山斉 ◎母とのキャッチボール 和田一浩 ◎母が読んだら大変だ 小川哲 ◎糸井アナが心配だわ~ 河崎秋子 ◎献身の人 藤崎忍 ◎四〇冊以上の育児絵日記 矢部太郎 ◎殿に土下座した母 玉袋筋太郎 ◎男がピアノなんて 反田恭平 ◎父富十郎の教育論 中村鷹之資 ◎二つの人格を持った父 EPO ◎阪神電鉄の踏切で 浅野ゆう子 ◎この、下手くそ 一龍斎貞鏡 ◎父と母の術中にはまる 光浦靖子 ◎母が飾ってくれた作品 日比野克彦 ◎過剰な母と曲者の父 山口真由 ◎アニメ『白蛇伝』生みの親 山根一眞 ◎男は十年だ 北方謙三 ◎ニデック永守代表の落日 井上久男 指示は「執念を見せろ!」。不正は一千億円を超えていた ◎USスチール買収と日本の勝ち筋 橋本英二(日本製鉄会長)×齋藤ジン(投資コンサルタント) ◎南場さん、現場のミスはどう注意しますか 南場智子×宮本恒靖  ◎株主は企業を育てる資本家であれ! 石井光太郎×楠木建 ◎日本の顔インタビュー 藤田晋 ◎〔名古屋主婦殺害〕安福久美子の名が閃いた刑事との問答 小野一光 ◎〔戦後80年の新発見!〕「けものみち」モデル、伝説のフィクサー辻嘉六の遺言状 千本木啓文 ◎〔箱根駅伝〕早大×中大監督の「打倒青学」 花田勝彦×藤原正和 ◎「頭抜けた大傑作にやられた」年忘れ映画ベスト10 芝山幹郎×森直人 ◎仲代さん、叱ってくれてありがとう 役所広司 ◎〔伝統の芸 幇間〕お座敷遊びのコーディネーター 櫻川米七 ◎藤井六冠に勝ったと思った瞬間 伊藤匠 二冠奪取した最強ライバル・インタビュー ◎パリの日本人、人気ユーチューバーになる 井筒麻三子 ◎「入れ歯お治し達人」全国歯科医60人リスト 塩田芳享 ◎〔読書〕2025年「わたしのベスト3」 BOOK倶楽部特別篇 【連載】 ◎〔最終回〕秀吉と秀長 磯田道史 豊臣兄弟流 もてなしの極意 ◎〔新連載〕飲食バカ一代!3 松浦達也 ◎〔新連載〕大成建設の天皇、大いに語る3 森功 ◎ディープな地経学7 マット・ポッティンジャー ◎ゴルフ春秋11 ◎言霊のもちぐされ15 山田詠美  ◎地図を持たない旅人21 大栗博司 ◎成田悠輔対談10 椎名林檎 ◎有働由美子対談84 清水ミチコ ……ほか

    試し読み

    フォロー
  • しがらみを捨ててこれからを楽しむ 人生のやめどき
    3.8
    家族、人間関係、仕事、趣味…… 歳を重ねるとごとに、人生の荷物をひとつずつ下ろす やめどきは、始まりのときをふりかえることでもある。女にとって激動の時代を、少しの時差で生きたふたりの女には、尽きない話のタネがあった――。 丁々発止、笑いに涙、樋口おネエさまと16歳年下の赤髪のチコちゃんの二人が、人生にまつわるあらゆる「やめどき」について語り合いました。意見を同じくするところ、まったく噛み合わないところ……それぞれに生きるヒントが隠されています。あらゆるしがらみを捨てて、すっきり毎日を送るためのヒントが満載の1冊です。 親戚づきあい、近所づきあい、クラス会、法事……。私全部やってません!――上野千鶴子 長生きすると未練も深く長くなる――樋口恵子 1章 家族のやめどき/2章 人間関係のやめどき/3章 家事のやめどき/4章 自立のやめどき/5章 人生のやめどき
  • 年を重ねて、今がいちばん(大和出版)
    -
    いくつになっても人生を楽しむことはやめられない! もたれ合わない家族のあり方や生き方を描いて著名なベストセラー作家が説く“60代からの人生”。「60代や70代を人生の黄昏時と考えるのはやめよう。ほんとうにやりたかったことをやり、やらねばならぬことにとり組もう。そう考えると勇気凛々、楽しくなってくる」と自身の経験を通して述べる。趣味に打ち込むのもよし、旅に出るのもよし。人生100年時代の今、自分の可能性を信じ、輝いて生きる極意。
  • 女30代 決断のとき(大和出版) 結婚していても、していなくても
    4.0
    30代は“自分の生き方”を見つける適齢期。卒業、就職、恋愛……とあわただしく過ごしてきた20代とは変わって、内なる声に耳を澄まし、自分らしい人生に出発しよう。NHKアナウンサーとして20代は順風であった著者は、30代での挫折から、「いったい自分はこれでいいのかしら」「自分の人生って何かしら」と内省を重ね、作家・エッセイストとして大きく踏み出した。その経験から、結婚した人も、一人で生きている人も、内なる声に耳を澄ます時期の大切さを主張する。仕事、家事、夫やパートナーとの関係、自分の時間の使い方など、30代が抱える問題点を通して説かれる「自分で選び、自分で決断し、責任を持つ」生き方。

    試し読み

    フォロー
  • 女20代 「私」を信じる(大和出版) 自分らしい人生へのヒント
    4.0
    「早くオバサンになる人」「いつまでも若々しい人」、その違いは20代で決まる。取り戻しの効かないこの時期に何をしておくべきか。若さは「年齢」ではなく「生き方」だと言い、「自分で考え、自分で決め、自分で責任を取る」を実践してきた著者が説く、後悔しない「恋・仕事・結婚」の方法。

    試し読み

    フォロー
  • 女10代 自分を始める(大和出版) 今やっておくべきこと、今しかできないこと
    3.0
    【この10年をどう過ごすかで一生が決まる!】*一生つきあえる友だちづくり *自分の才能を伸ばす勉強法 *今身につけておきたい読書の習慣 *持てる個性をつぶさない学校生活の方法 *10代だからできる恋のかたち *親とのいい距離のとり方 *兄弟姉妹とのいい関係 *後悔しない進路の決め方 *失敗や挫折の乗り越え方――等々、人生の基礎をつくる上で欠かせないポイントから説く。さあ、先延ばしにせずに「したいこと」「好きなこと」をやっておこう。それが一味違う魅力的な大人になる秘訣なのだ!

    試し読み

    フォロー
  • 鋼の女
    5.0
    母との別れ、孤独の旅、娘の死、光なき世界を凛として生き抜く女の美しさ。そして修行と戒律。雪国に唄う最後の瞽女(ごぜ)・小林ハルの凄絶なまでの生き様を描き、生命本来の力強さと輝きを訴える感動のノンフィクション。 ●私の知ったハルさんは、瞽女という職業を通して、見事な生活者であった。そこには哀愁や感傷の入りこむ余地のない、ぎりぎりの厳しさがあった。いつも崖っぷちに立っているからこそ、潔く、外からは、突きぬけた明るささえ感じてしまう。(中略) 打たれれば打たれるほど、はね返す力を身につけ、逆境をも明るさに転嫁させてしまうエネルギー……。かつての女たちは、みなそれを持っていた。そうしなければ生きられないほど、とりまく環境が厳しかった証拠でもあるが、その中で磨きぬかれた美しさがあった。彼女たちを支えたものは何なのだろう。それは私の大きなテーマでもある。そうした女たちの典型を、私は小林ハルさんにみた。瞽女という苛酷な条件の下で、ハルさんは見事に花を開かせた。(あとがきより抜粋)
  • 大介護時代を生きる ―長生きを心から喜べる社会へ
    4.5
    1巻1,232円 (税込)
    超高齢化少子社会の道を走り続ける日本。誰もが介護にかかわる時代がやってくる。まさに「大介護時代」の到来であり、ケアも総力戦となる。本書は、重厚長大化する介護の現状について考察するとともに、地域の取り組み例なども紹介し“介護のある暮らし”をどう支えるかを考える。
  • 女50代 美しさの極意(大和出版) いま、自分らしく個性的に生きる
    -
    そろそろ別の生き方、次のこと……。たっぷりの自分の時間をどう使いましょうか? 少女の頃に夢見ていたこと、子供が手離れしたらやろうと思っていたこと、家事の中でいちばん好きなこと、そんなことをヒントに、自分のために何かをはじめてみませんか。結婚、仕事、子育てと懸命に生きてきた人に「いくつになっても素敵」で、もっとドキドキできる“生き方のコツ”をお教えします。50代は自分らしく生きられる最後のチャンスです。さあ、あなたも“個性的な人生”をはじめましょう。

    試し読み

    フォロー
  • 女40代 いま始める(大和出版) 人生のターニングポイントの過ごし方
    3.6
    10年後どんな顔になっていたいですか? 40歳を過ぎていい顔になる人は、自分なりの生き方をしてきた人だ。どんな美人でも、自分の道のない人はどこかつまらない顔になります。子どもも夫も自分の世界をもっているのに、私は何をしたらいいの? と、悩んでいる場合ではありません。まだまだ若い! やっと今、“自分の時間”がもてたのです。何か新しいことを始めてみましょう。それが、“これから”を自信をもって生きる糧になります。40代は自分の生き方を意識的に創ることのできるラスト・チャンス。家族と、自分自身を見つめ直し、妻でも母でもない“もう一人”の自分を取り戻すこと――。本書のヒントが、充実の40代と、豊かで幸せな50代以降を約束します。

    試し読み

    フォロー
  • 純愛 エセルと陸奥廣吉
    -
    17年間、互いに待ち続けたエリート外交官と英国女性との大ロマン! 日清日露の戦争、関東大震災、大きくうねる歴史を背景にした大絵巻!! 明治の中ごろに外相になった元勲・陸奥宗光(むつむねみつ)は有名だが、その長男の廣吉(ひろきち)のことはあまり知られていない。宗光の外相就任の少し前に、廣吉は英国に留学した。1887年のことである。その翌年、彼は一人の女性に出会う。エセル・パッシングハムという、一つ年上の女性だった。廣吉は20歳である。交際が始まり、二人は互いに憎からず思うようになる。帯英中のある時期から、廣吉は日記を英語でつけた。毎日欠かさず克明に書き続けた。 ●桜の花の咲く頃、一人の女がイギリスから日本に着いた。ケンブリッジに留学した一人の男との約束を守って。知りあってから二十年近い歳月が流れている。電話も飛行機もない時代、二人を結びつけたのは、愛をまっとうする強い意志の力だった。死にいたるまでその意志は続く。一瞬の間に燃え上がる恋も、偶然の出会いに忘れがたい愛もある。しかし、もっとも難しいのは、意志を持続することだ。「ある恋の物語」はいくらでもあるが、自分の生き方を懸けた愛に出会うことは少ない。「純愛」という言葉には、一筋の思いがあり、意志がある。そこには私たちが忘れてしまった夢がある。 ――「はじめに」より
  • 人生「散りぎわ」がおもしろい
    4.0
    「束の間の人生、だからこそ散る時が一番美しくありたい」 ベストセラー作家・下重暁子が「人生の散りぎわ」について綴った渾身のエッセイ。 日々を悔いなく味わうためのさまざまな提言とともに、池上彰氏、野田聖子氏との対談も収録。「サンデー毎日」の人気連載、待望の書籍化! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • わたしが子どもをもたない理由(わけ)
    4.0
    産みたくない人がいて、産みたい人がいて、それでいい。 少し前に、女優の山口智子さんが「子どもをつくらない人生を選択した。夫婦2人の生活はほんとうに幸せで、一片の悔いもない」と発言したことがニュースになりましたが、女性にとっては、「子どもをつくる・つくらない」は、社会からの無言の圧力になっているのではないでしょうか。 「自分のために生きる」と言うと「身勝手」と感じられるのかもしれませんが、人生の道筋を決めるのも、責任をとるのも、結局は自分自身。 「子どものいない人生を、責任をもって生きていく」と決めたなら、あとは自分の選択した人生をまっとうするだけ。他人にどう言われても、どう思われても、気にする必要はありません。 本書は、子どもをもたない選択をしながら輝く人生を送ってきた著者が、「子どものいない生きかた」についてまとめたもの。 結婚しても・しなくても、子どもをもっても・もたなくても、選択と決断の多い女性の人生。どんな生き方であっても、悩みは尽きません。 さまざまな悩みを抱える女性たちへ、前を向く力がもらえる1冊です。
  • 90前後で、女性はこう変わる
    3.0
    抱腹絶倒! “老い”の実況中継 女性は75歳が老いの分かれ目! いつまでもワクワクできるための習慣とは!? 歳を重ねると、予想もしていなかったような変化が心と体に訪れます。 「運動をして筋肉を落とさないようにするほうがいい」 わかっていても、簡単にできないのが人間です。 そこで本書では、92歳の樋口恵子さんと、88歳の下重暁子さんに、心と体の変化について実況中継をしてもらいました。 心と体の変化を笑いに変え、歳をとることを楽しくするには? もう少し早めに手を打っておいたほうがよかったと思うことは? これは絶対におすすめできる! ということは? 対談を通して見えてくるのは人間は経験を重ねるほど、面白みが増すということ。 それでは、抱腹絶倒の対談をお楽しみくださいませ。
  • 93歳、あとは楽しげに生きる ヨタヘロな私の心得69
    -
    「これが最後の本と思って書きました~」 ヒグチさんの赤裸々で痛快な「老いの実況中継」で、多くの読者がヨタヘロのいばら道を乗り越えるパワーがもらっています。 御年93歳のヒグチさん、80代より「今が幸せ」と言える秘訣を69の心得としてまとめました。 たとえば、「楽しげに生きる」はヒグチさんの自分との約束です。「楽しげに生きると決めると、いいことが始まる」からです。 この本には、ほかにも幸せを呼び寄せるヒントが満載! 第1章 老いの幸せ、知らずに死ぬのはもったいない 第2章 ヨタヘロ七転八倒、賢いローバはタダでは起きない 第3章 高齢者こそ夢あるプランでもうひと花! 第4章 93歳、楽しげに日々のホホホなたくらみ 第5章 人は、人とつながってナンボです 第6章 ヒグチさんの後始末、これでオシマイ! 第7章 この年になったからこそわかる「老いる意味」 [心得より] ・老いの初心者よ、「ま、いっか」でやりすごせ  ・あきらめの悪さが意外や「幸齢者」の共通点  ・90歳は80歳より幸福探しがうまくなる  ・転倒予防のキモは手すりとクスリです  ・人生設計シートで、「年をとったらどう生きるか?」考える  ・70代からの仕事はだれかの役に立つ私デビュー  ・ウキヨの義理を使って、「億劫」の沼から抜け出す  ・気分が上がる! おしゃれ好きでよかった  ・モノの生前整理、私はやらないと決めちゃった  ・ローバを狙う悪の手に、ヒグチ流お断り法 ・かわいいおばあちゃんでなくていい。私たち、もっと怒っていい  ・少女時代も今も、ユーモアが私を強くしてくれる  ・諦めることが増えるから、欲ばりばあさんを目指す  ・思い出話をすると脳が若返るんですって  ・自画自賛、解禁! 自分の思い出の写真を飾りましょう  ・長生きローバに、他人と仲良くするワザあり   ・他人の不愉快な仕打ちは「感情より勘定」で乗りきる  ・虚栄心や競争心が老いた背中をシャンとさせます  ・会いたい人にはすぐに会いに行くのが鉄則  ・ヨタヘロ期になったら夫婦の関係が軽やかになった  ・超高齢・母vs.初老・娘の過激なコミュニケーション  ・89歳で乳がん。生きるのがおもしろいからまだ死ねない  ・病気になっても、病人にはならないコツ  ・夫の死が教えてくれた「おまかせデス」ではなく「私のデス」  ・ご先祖様の墓じまい、私が娘にできること  ・戦争経験者が生き残ったから、命の尊さが伝えられた  ・「ばっかり人生」では人生100年の間が持ちません
  • 老~い、どん!
    3.6
    1~2巻1,485~1,540円 (税込)
    『明日の友』の人気連載「人生100年学のすすめ」が、書き下ろしを加えて1冊に。超高齢社会への提言を続ける88歳の著者が、自身の“ヨタヘロ”の現実を、ユーモラスに綴る渾身のエッセイ! 健康寿命と平均寿命の間のおよそ10年を「ヨタヘロ期」と命名。痛いところだらけで「ヨタヨタ・ヘロヘロ」とよろめきながらも直進していると、自分を明るく表現。 ・著者のヨタヘロ体験の一例 調理がおっくう、食欲もわかず、中流型栄養失調症に! 84歳での建て替え引越しで、金欠ウツに 近くの駅まで歩くと息切れ、街角にベンチがほしい 樋口恵子(ひぐちけいこ) 1932年東京都生まれ。評論家、NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長、東京家政大学名誉教授、同大学女性未来研究所所長。『明日の友』の特集記事で、暮らしの工夫をたびたび公開。連載中の「人生百年学のすすめ」で、自身のヨタヘロぶりを綴り、老いの現実と覚悟を伝え続ける。 咢堂(がくどう)ブックオブザイヤー2020 相馬雪香特別賞 を受賞しました。 公益社団法人 読書推進運動協議会「読書週間2020 敬老の日 読書のすすめ」に選ばれました。

    試し読み

    フォロー
  • 92歳、毎日楽しく老いてます
    3.5
    92歳になった樋口さんは、4匹のネコとおだやかに過ごしています。 トシの割には元気です! 毎日楽しく老いてます!! これぞ、一家に一冊おきたい「老いのバイブル」。 超高齢化社会への提言を数々おこなってきた 樋口さんだからこそ書けた愉快でためになるお話が満載!
  • 老いの玉手箱 痛快! 心地よく生きるヒント100
    3.7
    人生100年時代、お金、家族、介護、生きがい……などの悩みに、 人生の達人・ヒグチさん(90歳)が真摯に答えます。 泣いて笑ってスッキリ解決! ≪お悩みの例≫ ◆お金に余裕がなく、長生きがこわい ◆親の加齢臭が気になる ◆夫が「姑化」して口うるさい ◆義母の介護がつらい ◆息子のお小遣いが少ない ◆冷たい子どもの態度 ◆四十九日の連絡にもやもや ◆年金生活だが生きがいがほしい・・・ほか “言葉の妙薬”=「生きるヒント」が満載、読むほどに勇気をもらえる1冊です。
  • 老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88
    3.6
    老年よ、大志を抱け、サイフも抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から、お金、働き方、人づきあい、介護、終活問題まで、人生100年時代を生きる人に勇気を与える「知恵とユーモア」がつまったエッセイ。 「見果てぬ夢を見るのは、老人の特権です。 未来を夢見て、夢を語れば、きっとその夢を継いでくれる人が現れます。 自分たちの子や孫、そのまた子どもたちがより幸福に生きられるように。 老人たちよ、おおいに夢を見ようではありませんか」 ――樋口恵子
  • そうだ! ヒグチさんに聞いてみよう 92歳に学ぶ老いを楽しく生きるコツ
    -
    シニアライフの悩みを解決するコツについて、37のクエスチョンをヒグチさんに答えていただく書籍です。90代でもシニアライフを生き生きと楽しくすごすには、どのようなコツがあるのでしょうか。社会生活、住まい、家族、お金、病気、怪我、介護、終活など92歳になったヒグチさんなら、これまでの人生経験から体得した知恵で、読者のさまざまな悩みをたちどころに解決することができます。 【目次】 第1章 ヨタヘロでも、つながりたいんです 第2章 おうちを楽しく 第3章 家族といい感じで暮らす 第4章 お財布はやっぱり基本 第5章 病気もケガも受け入れて 第6章 上手に介護を受け入れよう 第7章 考えておかなきゃ、葬儀とお墓 【著者について】 1932年生まれ、東京都出身。東京大学文学部卒業。時事通信社、学習研究社勤務などを経て、評論活動に入る。東京家政大学名誉教授。同大学女性未来研究所名誉所長。NPO法人高齢社会をよくする女性の会名誉理事長。内閣府男女共同参画局の「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」会長、厚生労働省社会保障審議会委員、地方分権推進委員会委員、消費者庁参与などを歴任。『大介護時代を生きる』(中央法規出版)、『どっこい生きてる90歳 老~い、どん! 2』(婦人之友社)、『老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88』(中央公論新社)など著書多数。
  • 老いの上機嫌 90代! 笑う門には福来る
    4.0
    ヒグチさん(91歳)が愉快な日常を実況中継!  ふわっところんで顔面5色事件、まさかのがん治療、役立つ食卓メモ術、お転婆少女時代の思い出……。ヨタヘロ期をご機嫌に生きるヒントがつまった痛快エッセイ。≪黒井千次氏との同級生対談収録≫ ==ベストセラー『老いの福袋』の著者、待望の最新作==
  • 老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます
    3.3
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 脳科学者も絶賛! 91歳、ボケを恐れすぎない樋口恵子さんの暮らし方、考えグセなど老いのトップランナーの生きざまを綴る。 「老いの地平線」には何があると思いますか?  老いのトップランナー・91歳の評論家 樋口恵子さん。 脳科学者・瀧靖之教授(東北大学加齢医学研究所)から「樋口さんの生活・習慣は、脳によいことばかりです!」と絶賛された暮らしとは?「いやいや、自信をもっていいます、年齢なりにボケてますよ」 「老いても老いても、果てがない。何歳になっても老いは続く」とは樋口さんの談。 2人の夫を見送り、80代で家を建て替え、超高齢期に2度目の乳がんの手術をし、91歳の今なおヒット本を連発。 月刊誌で新連載もはじまった。介護保険制度の改正や、ヤングケアラー問題へも目を光らせる。 認知症と老後貧乏・孤独への不安、超高齢期に多少ボケても、自分の美点や尊厳を失わずに生き続けたいと願う人へ、 樋口さんの暮らしグラビアや痛快エッセイは、必ずよき老いへのヒントをくれるはず。 ボケるのが怖い人、老後の暮らしを心配している人、まだまだ夢をもって超高齢期を迎えたい人、 親や祖父母世代が認知症になったらどうしようと悩む若い人、 どんな世代にでも、男女差なく読んでいただきたい本です。 猫と暮らす樋口恵子さんの普段の暮らし、考え方、人生のなかから「ボケにくい8の習慣」を紹介。 その習慣とは、 『モノは捨てない・おしゃれ心を忘れない・たわいもない話をする&筆まめに・ 猫を愛する・社会に関心を持ち続ける・花を愛でる・なるべく自力で歩く・いつまでも食いしん坊』。 ほかに巻頭グラビアで、「91歳が安心して住める家実例」「100歳へ向けて 人生アルバム」を紹介。 また、「老い方、ボケ方、人生いろいろ」「多病息災 百歳確実」 「91歳、本当はひとりでも大丈夫じゃない」など痛快新作エッセイも多数掲載。 樋口さんのように生きれば、「老いの地平線」=最晩年まで脳を育て続け、ボケすぎずに社会とつながり、 大夢を画(えが)き、自分の長所を残したまま、笑って生きられる! 上野千鶴子さん(社会学者)との「貧乏ばあさんの生きる道対談」、脳科学者・瀧靖之さんとの「ボケにくい!健脳対談」も収録。 樋口 恵子(ヒグチケイコ):1932年生まれ、東京出身。東京大学文学部卒業。時事通信社、学習研究社勤務などを経て、評論活動に入る。東京家政大学名誉教授。同大学女性未来研究所名誉所長。NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長。内閣府男女共同参画局の「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」会長、厚生労働省社会保障審議会委員、地方分権推進委員会委員、消費者庁参与などを歴任。『大介護時代を生きる』『老~い、どん!(2) どっこい生きてる90歳』『老いの玉手箱』『BB(貧乏ばあさん)の逆襲』など著書多数。

    試し読み

    フォロー
  • 90歳、老いてますます日々新た
    3.0
    手術も乗り越え、ますます元気な90歳の樋口恵子さんが、娘世代の岸本葉子さんを相手に、自称・ヨタヘロ最前線の研究者として、ヨタヘロ期(ヨタヨタヘロヘロしながらなんとか自立して暮らしている時期)の現実や、90代での発見、毎日を愉快に生きるコツ、万が一の備え、そして、若い世代へ抱く希望などをユーモアたっぷりに語ります。 話題は、これからの社会-家族のいない単身世帯が急激に広がるファミレス社会(ファミリーがいない社会)-を、どのようなしくみならうまく支えていけるかまで。 90歳の樋口さんと、その娘世代の岸本さんの対談は、人生100年時代を愉快痛快に、そして、安心して生き抜いていくための、知恵と勇気と希望を与えてくれます!  今、自身の老いに直面しているシニア世代も、年老いた両親のことを気にかけている50代、60代も必読の一冊です。 ■目次 1章 90歳になっての発見は? 90代は「未知との遭遇」/70歳の手術と90歳の手術は大違い!/「ヨタヘロ」は、日々新た! ほか 2章 ヨタヘロでも愉快に生きる。その秘訣は? 年を取ったら、体育会系!/コロナ禍で再認識した、人間関係の大切さ/人生100年時代の初代だからこそ、おもしろい ほか 3章 調理定年。日々の暮らしをどう維持する? 高齢女性は、栄養不足に注意して/80歳を過ぎたら、安否確認のシステムづくりを ほか 4章 いざというときのため、備えるべきことは? 延命治療の意思を伝えるリビング・ウイル/墓じまい、やってみたら意外にスムーズ ほか 5章 ファミレス社会をどう生きる? 人に心も家も開放して「ケアされ上手」に/これからはワーク・ライフ・ケア・バランス社会 ほか 6章 人生100年を幸せに生きるために 高齢期を生き抜くために「65歳の義務教育」を/ヨタへロ期だって町へ出よう!/一人暮らしだろうが家族がいようが幸せに生きていける社会に ほか ■著者プロフィール 樋口恵子<ひぐち・けいこ> 1932年東京都生まれ。東京家政大学名誉教授。同大学女性未来研究所名誉所長。NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長。東京大学文学部卒業後、通信社、出版社勤務などを経て、評論活動に入る。内閣府男女共同参画会議の「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」会長、厚生労働省社会保障審議会委員、地方分権推進委員会委員、消費者庁参与などを歴任。近著に『老いの玉手箱』(中央公論新社)、『90歳になっても、楽しく生きる』(大和書房)、『老~い、どん!2 どっこい生きてる90歳』(婦人之友社)など。 岸本葉子<きしもと・ようこ> 1961年神奈川県生まれ。エッセイスト。東京大学教養学部卒業後、会社勤務、中国留学を経て執筆活動に入る。心地よい暮らしや年齢の重ね方、旅、俳句など、さまざまなテーマについて、鋭い視点とユーモアあふれる文章で多くのエッセイを発表。また、自らの闘病体験を綴った『がんから始まる』(文春文庫)が大きな反響を呼ぶ。近著に『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『楽しみ上手は老い上手』(中公文庫)、 『60 歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『ひとり老後、賢く楽しむ』(だいわ文庫)など。

    試し読み

    フォロー
  • 愛蔵版 くちずさみたくなる名詩
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    繰り返し読みたい美しい日本語の詩(うた)。心を潤す大人の教養、必読45選! ベストセラー作家、下重暁子が思わずくちずさみたくなる名詩を厳選。それぞれの詩に「ひとことエッセイ」を加え、抒情豊かな言葉の世界をより深く鑑賞することができます。

最近チェックした作品からのおすすめ