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日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には、家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家族」は美化されるのか。一方で、「家族」という幻想に取り憑かれ、口を開けば家族の話しかしない人もいる。そんな人達を著者は「家族のことしか話題がない人はつまらない」「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。家族の実態をえぐりつつ、「家族とは何か」を提起する一冊。
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Posted by ブクログ
読んだのは2回目。
暗黙の了解で誰も言ってはいけない「理想の家族像」への批判を気持ち良いくらいにハッキリと述べているのが作者らしく好感がもてた。
たぶん理想の家族を築いている大方の日本人にはなかなか理解されない内容かも。典型的な日本の家族である私の親兄弟も、きっと共感できないかなと思う。
日本人は枠の中にはめておけば安心、家族を持てない人は何かしら問題がある、と決めつける節があるように思う。
愛がないなら家族ではないし、家族だからって語らずとも全部分かり合えるわけではない。わかりあう、愛を与えようと努力することで初めて家族が成り立つ。
それらができないならもはや家族ではない、という主旨には同感したし、私はこれから築くかもしれない家族になる人たちとはこの教訓を胸に接していきたいと思う。
ちょっと逸れるけど、生前の祖母が家族に対してたぶん無礼を働いた?わたしに「親しき者にも礼儀ありよ」と言っていたことをふと思い出した。
家族だからってなんでもかんでも許されるわけではない。
敬意と愛情をもって接することが大切。
2022.08.14
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