orangさんのレビュー一覧
レビュアー
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浮津社長と佐後君の恋模様はもちろん、彼らを取り巻く魅力的なサブキャラクターたちの存在感が光る最高の一冊!
特に運転手の八木君が最高すぎます。
浮津社長と佐後君の双方からそれぞれ相談を受けるという絶妙すぎる立ち位置で、二人の不器用な恋路を支える(そして翻弄される)姿には
愛しさしかありません。
食堂の明子さんの温かさや、浮津社長のお兄さんたちの存在も物語に奥行きを与えていて、作品全体がとても愛おしい空気感に包まれています。
そして何より、佐後君の可愛さが限界突破!
浮津社長への溢れる想いに耐えきれず、トイレの便座と壁の狭い隙間に挟まってもじもじ悶絶する姿は、
思わず抱きしめたくなるほどのキュートさでした。
周りの温かい人々に囲まれながら、不器用だけど真っ直ぐに愛を育む二人が愛おしくなる満足度100%の2巻です! -
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焦れったさと溺愛が大幅増量⁉
晴れて結ばれた塩野と多古井のその後を描く待望の『アゲイン』。
遠距離という壁や、新たに登場する伊達ジョージの存在が、素直になりきれない多古井の焦燥感や嫉妬を絶妙に引き出しています。
ちなみにこの伊達、非オタでありながら仕事も気遣いも完璧という圧倒的な大人男子で、個人的に大好きなキャラクターになりました。
そして何かと巻き込まれる居酒屋の大将には心の中で「おつかれさまです……!」と手を合わせたくなります。
コミカルな掛け合いのテンポの良さはそのままに、恋の温度がぐっと上がった満足感たっぷりの続編。
メインの二人はもちろんだが、周りを囲むキャラクターの表情豊かな魅力に、最後までニヤニヤが止まりません! -
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過去の痛みに囚われ、固く心を閉ざしていた清見が、静かにその解凍を迎える下巻。
二人の恋のゆくえはもちろんのこと、彼を取り巻く人々のまなざしの温もりが、胸の奥深くに沁み入る逸品であった。
とりわけ印象深いのは、清見を温かく迎え入れた社長との出会い、そしてその深い慈愛である。
居場所を失いかけていた清見を見出し、包み込むように居場所を与えてくれた社長。
彼がふと漏らした「ただこのコが この先 少しでも傷を負わずにいられたら—— と願った」という言葉には、
親心にも似た無償のやさしさが溢れており、思わず胸が熱くなった。
傷つくことを恐れて歩みを止めていた清見にとって、その温かな居場所と、樹のどこまでも揺るぎない一途な想いは、
どれほど深く心を救う光となったことだろう。
溢れ出る切なさと、傷を包み込む柔らかな愛。
月村先生の紡ぐ繊細な言葉と間の表現が美しく、二人が積み重ねた時間の愛おしさに、静かで心地よい余韻がいつまでも残る作品である。 -
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凄まじい緊張感!!
『In These Words』5巻読了。相変わらず作画の美しさと緊張感が凄まじい。
今回は浅野に関わる新たな人物が3人加わり、それぞれが抱える過去のトラウマを孕みながら、ヒリヒリするような心理戦が繰り広げられる。最後まで息を呑む展開から目が離せなかった。
官能的でありながら、まるで極上のサスペンス映画を観ているかのような深い満足感。この唯一無二の世界観は、本当に癖になる。
また、小説「undertow」1〜3章、そして「秘密」のパートも圧巻だ。その圧倒的な表現力とゾクゾクするほど繊細な描写力に、すっかり魅了された。 -
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感情を激しく揺さぶられる!
3巻も相変わらず感情を激しく揺さぶられた。
登場人物たちの複雑な心情や言葉遣いが刺さりまくる。
特に書き下ろしの「愛している」という言葉がない時代のシーンが本当に大好きで、言葉を使わないからこそ滲み出る溢れんばかりの情愛に胸がキュッとなった、こふで先生の描く表情や空気感の魅力を改めて実感。一読の価値ありです!
また、江戸の威勢の良さ、「口に油がべったり塗ってある人に教えるもんですか!」
「だぁれが口を滑らすだって⁈」
粋な軽口をさらりと言い合える関係や、そうした一瞬の言葉遊びを楽しめる感性も見どころの一つだ。 -
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第3巻も期待を裏切らない、本当に温かく深みのある素晴らしい物語だ。
今巻はなんと、雀さんの部屋にいるぬいぐるみ「すず子さん」の目線から物語が始まる。この演出がとても秀逸で、これまでの流れが自然とおさらいできるだけでなく、雀さんの暮らしの空気感や温もりが一気に伝わってくる。
マミタ先生の作品は言葉の選び方、物語の流れ、絵の綺麗さ、表紙のこだわりまで本当に大好きだ。比較的大人を題材にしているからこそ話に深みがあり、心にじんわりと温かい余韻が残る。
マミタ先生ご自身も巻末で「アラフォーが愛されるBL大好き」とお話しされていますが、まさに大人の男性の恋愛が好きな方にこそ読んでほしい一冊だ。落ち着いた大人だからこその葛藤や甘さが丁寧に描かれていて、今回も心から大満足の読後感だった。 -
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大満足の第2巻
待望の第2巻、期待を遙かに超えてきた!
今作では二人の関係性がさらに一歩踏み込み、外的な葛藤や二人の内面的な成長が丁寧に描かれている。
「特級α」ゆえの執着や愛の深さは相変わらず最高ですが、それを受けるΩ側の覚悟と強さも印象的だ。
礼が参加した、特級α達が集うサマースクール。そこで出会ったテムルとコール——二人のやり取りや海外生活のひとコマを垣間見ることができ、作品の世界観がより一層深まった。
単なる甘いオメガバースにとどまらず、ドラマとして非常に見応えがある。絵の美しさ、エロティシズム、そしてストーリー展開のバランスが完璧で、何度も読み返したくなる最高のシリーズだ! -
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丁寧に
昨今、映画やコミックでも熱い注目を集める競技ダンス。同性ペアがフロアで放つエネルギー、特に男性同士によるパソドブレやタンゴの迫力は、まさに圧巻の一言だ。
しかし、今作品はそうした外向きの熱量とは一線を画している。むしろ「浸透する」「染み入る」「揺らぐ」といった言葉が、静かに、そして深く寄り添うような読後感を与えてくれる。
物語の中で放たれる「一人じゃできないことができるって、最高に楽しい」という言葉。それは単なる技術の向上を指すのではない。パートナーは常に「後退のステップ」という不安を抱えている。進行方向が見えないまま背後へ踏み出す恐怖は、まるで人生そのものの頼りなさと重なるようだ。けれど、信頼できるリードがあるからこそ、その不安は「ジェットコースターのような楽しさ」へと反転する。誰かに身を委ねることで、一人では到達できない景色が見える——その眩しさが、繊細な筆致で描かれている。
本作が描くのは、フロアの上の出来事だけではない。
「男の人と付き合っている。孫は無理かも……」とうつむく背中に浸透していく、父の「愛してるよ。俺も、母さんも」という全肯定の言葉。早くに世を去った母への想いと共に、親から子へ、時を超えて受け継がれる愛の深さに胸が熱くなる。
一方で、物語は大人と青年の間で揺れ動く「好意の境界」を容赦なく、かつ優しく突きつける。
「性的指向が対象外なら、その子とセックスはできないって話だろ」という友人の言葉に象徴される、大人ゆえの割り切りと戸惑。職場、家族、友人……それぞれの立場で「どうか誰も傷つかなければいい」と願う大人の逡巡に対し、青年は、責任が取れないことをしたくないと言う相手の意思表示を無視せずに「あの人にも俺を選んでほしい」と、誠実さを見せる。
大人と青年。交互に切り取られる画面がそれぞれの回想を映し出し、ダンスという身体的な繋がりと、心という不可侵な領域の間で、彼らは懸命に自分の居場所を探していく。
ダンスを通じて他者と繋がること、そして「共に在ること」の尊さ。それらが春の光のように混ざり合い、読者の心に静かに溶け込んでいく。技術や勝敗、そして性別の枠さえも超えた先にある、人間愛の本質を教えてくれる一冊だ。
ラスト20ページにも及ぶ『愛』のシーン。
『優しさ』、『嬉しさ』、『いたわり』 周りの音が一切聞こえなくなるほど入り込んだ。
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コミュニケーションに感動
本編15巻という長い旅路を完結まで並走してきた。だからこそ、この外伝『エトランジェの宝箱(トレジャー・ボックス)』は、単なる番外編ではなく、リチャードと正義が紡いできた時間の「結晶」として胸に響く。
「メラビアンの法則」を文面で超越する筆力には心を射抜かれる。
コミュニケーションにおいて言語情報はわずか7%と言われる。しかし、辻村七子氏の文章はその「残り93%」である視覚や聴覚の情報を、読者の脳内に直接流し込んでくる。
宝石の輝き、風の温度、リチャードのわずかな視線や仕草。
本来なら「見なければわからない」はずの、作中にも出てくるが、リチャードと正義のやり取り、ノンバーバルな情報が、言葉の選び方ひとつで、まるで目の前で起きているかのようなリアリティを持って迫ってくる。作者の言葉選びは、緻密で妥協のない美しさに満ちている。
スリランカを離れ、新天地へと向かう章。作者は、最後の最後まで地名を明かさない。
夜間の外出を危ぶむ必要はない、たくさんの十字架の並ぶ墓地、歴史ある洋館レストラン、ローズガーデン、汽笛の音、コンテナをつるすクレーン……。正義の隣を歩きながら、異国のようでもあり、どこか懐かしくもある風景を五感で追いかけることになる。
そして最後に現れる、海をまっすぐに横切る、天国へ続くような白い橋。横浜ベイブリッジ。
「今日から俺の暮らす街だ」という一言で締めくくられる。本当に綺麗な描写と表現、私はこの章が特に好きだ。
一つ一つの章が本編と繋がり、正義、リチャード、そして彼らに関わってきた家族や親友たちの成長を、この一冊で改めて噛み締めることができる。雪広うたこ氏による表紙・挿絵によっての二人の表情や服装の移り変わりが、物語の深まりを一層雄弁に物語っている。視覚的にも彼らの変化を愛おしく感じさせてくれる。
もう一度、あの始まりの場所『銀座 エトランジェ』から彼らの物語を読み直そうと思う。
宝石商リチャード氏の謎鑑定 順番
宝石商リチャード氏の謎鑑定
エメラルドは踊る
天使のアクアマリン
導きのラピスラズリ
祝福のペリドット
転生のタンザナイト
紅宝石(ルビー)の女王と裏切りの海
夏の庭と黄金(ドール)の愛
邂逅の珊瑚(サーンウー)
ほう久遠の琥珀
輝きのかけら
少年と螺鈿箪笥
ガラスの仮面舞踏会
再会のインコンパラブル
比翼のマグル・ガル
エトランジェの宝箱(トレジャー・ボックス)
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「物」として扱われる
10歳の鬼道が、薬も効かない熱の中で、母の手を想い描きながら「自分の手で自分の頭を撫でる」シーン。この数ページに凝縮された孤独の痛み、自分を愛し、慈しむことすら、自分一人で完結させるしかなかった少年の絶望。
薬が一切効かない鬼道にとって、ドナーである吉野の身体だけが唯一の「薬」であるという設定は、あまりに切なく、官能的だ。
鬼道の剥き出しのわがままも、暴力的なほどの執着も、その内側に抱える深い暗闇も。吉野はそのすべてを静かに、深い包容力で受け入れる。
「守るものが何もないというお前を、俺は守りたいんだから」
そう言い切る吉野の覚悟。
対して、鬼道は吉野を傷つけたくないと願い、ドナー契約の解消を望む。しかし、その条件は「俺が死ぬか、あいつが死ぬか」。逃れられない運命の中で、chapter5の表紙に描かれる「白い大きな獣」となった鬼道が吉野を抱え込む姿は、吉野を傷つけるものすべてを拒絶し、睨みを利かせ守っている姿に見えた。
吉野から「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」を知り、「好き」を知り、そして「明日」を知った鬼道。自分一人で完結していた孤独な手が、ようやく誰かとの未来を思い描く。
上下巻を読み終えたとき、二人の間に流れる静かな体温が、読んでいるこちらの心まで満たしてくれた。 -
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勝手な「分別」
人間は簡単に「物」を「ゴミ」に変える。そして一度“汚れ(けがれ)たもの”と見なせば、二度と価値を見出すことはない。その残酷な選別は、恐ろしいことに「人間」に対しても……。
スラムに閉じ込められた人々は“族民”と呼ばれ、高い塀で隔絶されている。そして犯罪を犯せば、ゴミともども、悪臭が漂い肺を蝕む空気が満ちる、文字通りのゴミ捨て場“奈落”へと捨てられる。その光景は、現実にある巨大なゴミ山のスラム街を彷彿とさせ、胸が締め付けられる。
そんな理不尽な世界で、主人公ルドは叫ぶ。
「どいっつもこいつも、ゴミだの族民だの、上だの下だのぉ‼ お前らの都合で勝手に分別してんじゃねエエ‼」
長い時間物を大切に扱えばそこに魂や思念が宿る「大切なものを大切にし続ける」という、本来当たり前で尊い感情だ。言葉こそ乱暴で怒りに満ちているが、裏那圭先生の緻密な線と晏童秀吉先生の鋭いデザインが相まって、そのストレートな言葉は驚くほど純粋に心に突き刺さる。
現在17巻まで続く物語だが、この1巻だけで「価値とは何か」を深く考えさせられ、涙が出そうになるほどグッとくる。巻が進むごとに、怒りを力に変えて成長していくルドの姿には、言葉にできないほど感極まるものがある。 -
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可憐な少年が紡ぐ残酷!!
女の子と見紛うほど愛らしく、可憐な顔立ちをした少年・終(おわる)。 しかし、その口から放たれるのは「呪言師」の一族・神門(みかど)家としての、あまりに冷酷で容赦のない宣告。
「呪い殺すなら一千万かかります」 「自分の頭蓋骨が砕ける音を聞きたくなければ……」
このギャップが凄まじい。可愛らしい外見のまま、事務的に、かつ圧倒的な迫力で死を突きつける終の姿には、読者を一瞬で物語の深淵へ引きずり込む力がある。
本作の魅力は、その強烈なキャラクターだけでは無い。呪いの術を操る「厄神」としての不思議な力や、神門一族にまつわる緻密な設定が、物語の土台をどっしりと支えている。 各話ごとに区切りはあるものの、背景にある設定が非常に細かく練り込まれているため、一度読んだ後に改めて深く読み返すと、より一層その世界観の虜になるはずだ。
また、作画における表現力も白眉。基本は無表情で淡々としている終が、時折見せるわずかな感情の機微、変化する表情。日高トラ子先生が描くその一瞬の美しさと迫力は、まさに必見と言える。
全8巻で完結を迎える本作。 この先、彼がどのような因縁を刻み、どのような結末へ向かうのか。 一度ページを捲れば、神門一族が操る「呪い」の術式に、読者自身も囚われてしまうこと間違いなしの一冊だ。 -
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10年目のちらし寿司
同期で同い年、趣味も近い。そんな二人のルームシェアも気づけば10年。毎年、仁の誕生日に秋貴が作る「ちらし寿司」が、二人の積み重ねてきた 時間の象徴。
仁に女性の影が見えた時、「お前がいなくなっても一人でこれを作る羽目になるんだ」と騒ぐ秋貴の寂しさが切なくて。でも、想いが通じ合った後の秋貴が想像以上に可愛くて。ライブでの恋人繋ぎや、「汗臭いから」と言いながら「好きな匂い」と笑う仁の圧倒的な彼氏力……。二人のやり取りが本当に幸せそうで、読んでいて自然と口角が上がる。
20万円のオーブンレンジを共同購入して「一生使いたい」と笑い合う。熟年夫婦のような安定感がありつつ、さらっと交わされる言葉のひとつひとつが優しくて暖かい。「特別いつもと変わらないのがいい」という二人の日常が、何よりの宝物だと感じさせてくれる多幸感あふれる一冊だ。
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美味し,優しい、愛おしい
料理上手で家族思いの男子高校生・良と、彼を「飯バイト」として雇った32歳デザイナー・四十住。混雑した電車での「いい匂い」という偶然の出会いから、二人の物語は始まる。
弟たちのために腕を磨いた料理を、今度は四十住さんの「美味しい」という笑顔のために。そんな良くんの健気さが愛おしくて、読みながら胸が熱くなった。広いお風呂で無邪気に喜び、ゲームの勝ち負けにむきになる。そんな「まだガキだな」と余裕ぶっていた大人の理性が、良くんの真っ直ぐな瞳にどんどん溶かされていくカウントダウンがたまらない。
「一人の男として見ている」と誠実に向き合い、卒業まで一線を越えないと決めた四十住さん。だからこそ、卒業した瞬間に「もう我慢無理」と独占欲が溢れ出す甘々っぷりは最高だ!家族のキスと恋人のキスの違いに戸惑い、惹かれ合う二人の姿に、歳の差BLの醍醐味が凝縮された一冊だ。 -
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死にたがりの人生
この作品の主人公・センセーは、常に「死」を望み、世の中から逃げ出そうとしているように見える、しかし、彼が時折放つ言葉には、本質を突く強さがある。
「どう生きてゆくべきかの選択を、他人に委ねたことはない」
のらりくらりと自虐的な態度を取りながらも、彼は自分自身を絶対に手放さない。「自分はどうあるべきか」を自分だけで決め続けている。その姿は、一見すると破滅的に見えて、実は究極の「自己の確立」ではないだろうか。
弱くて、情けなくて、それなのに誰よりも気高い。 原作を手掛けた 野田宏さんの言葉選び 作画の若松貞宏さんの構成のアイデア 目次前の1ページ。完の後の1ページ。お二人のセンスに感服です。
自分も「自分の選択」に迷わず 誇りを持って歩んでいこう、と思わせる 魂を揺さぶる一冊です。
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言葉の輝き
この作品の最大の魅力は、二人の対照的な「言葉」にあると感じた。
感情をそのままストレートにぶつける正義の「真っ直ぐな言葉」と、美しい比喩を幾重にも重ね、多くの語彙で真実を包み込むリチャードの「饒舌な言葉」。
特に痺れたのは、ロイヤルミルクティーを巡るリチャードの台詞。「これが本物のロイヤルミルクティーです。後は本物ではない」――。
自分の認めたものへの強いこだわり、そして、それ以外は鮮やかに切り捨てる、そのイギリス人らしい誇りと美学!作者の卓越した言語センスを感じる。
コミック版の美しい作画によって、その言葉を発するリチャードの表情がさらに説得力を増しており、読んでいるこちらも背筋が伸びるような思いだ。
丁寧に入れたお茶を飲みながら、自分にとっての「本物」とは何かを考えたくなる。そんな贅沢な一冊だ。 -
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お腹すくぅ~
とにかくお腹が空く。
このシリーズを読むと、どうにもお腹が空いてくる。今巻も「何を食べて、どのお酒を合わせるか」というジルクの美学とこだわりが爆発していて、ヒラメや生ハム、相変わらずのコーヒー。具体的な食材が出てくるたびに、自分の献立まで考え始めてしまう。
バー『ICE ROCK』でのエルシーさんとの粋なやり取りも健在。今回新婚のエイト達が混ざる、ジルクにとっては迷惑この上ない。「生息地が被っているんだから出くわすだろ」と冒険者らしい正論で突っ込まれるジルクには、思わずくすっとしてしまう。
家族との距離感も、利用しているようでいて実は縮まっているような……?
さあって!何を食べようか!?お酒も当然セットだ よし!!買い物行こぉ~。
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月夜に完成する 旋律
何年たっても成長が止まった美少年のように浮世離れした美しさを放ち続ける緒方軍医。その「止まった時間」は小節線のないサティの『グノシエンヌ』の旋律そのものだ。
懸想相手であり義兄の吉良は 緒方にとって「太陽」だった、「女にはなれない体 不完全なこの男の体をいっそ焼き尽くしてはくれないだろうか。」
1923年 関東大震災 緒方は姉を亡くす 家が『2人の家』になる
シベリアへ発つ直前、吉良は短刀を自身の懐からだし「朔、貴様の手で消えない証をつけて欲しい」と乞う。腹部に刻まれたその傷を、極寒の地でいとおし気に撫でる吉良。この場面を彩る『リーベストラウム(愛の夢)』は。、墓の前で後悔せぬよう「愛しうる限り愛せ」と説く。肉体を超えた自己犠牲の祈りが、血の通った「証」として二人の魂を一つに繋いだ。
吉良少佐はシベリアで、売春を行っている少女との出会い、彼女に過去の自分を重ねる回想シーン、静謐なる『ジムノペディ』が流れるなか、吉良は異郷の地に散ることなる。 緒方はそれを母国で電報という形で受け取った。
「男性の体」という枷を解き放つ。おしろいを叩き、紅をひき、吉良の香水を纏う。姉が仕立ててくれたワンピースに身を包み、胸元のリボンに口付けを落とす。高いヒールを履き、姿勢を正す。彼の中に蘇ったのは、ずっと求めていた「少女でいられた頃」の全能感だった。
「あなたは女性だから。女性にしか見えません」
精神と肉体が一つになる、彼はようやく自分自身になれた。「吉良さん、この僕でまた逢ってくれますか」
『クレール・ド・ルナ(月光)』の冷たくも美しい光に包まれ、月へと堂々と歩みを進める後ろ姿。
ページをめくると『完』の文字 すべての音が止まった瞬間、不完全だった 緒方 朔 の人生は美しい「完成」をみた。
contentsとして楽曲名を使っている、1巻のepisode‐0から始まり3巻までで11曲 作品の背景に曲の背景を合わせて(意味、聴く)楽しんだ
BLのくくりになっているが 私のイメージするBLとは全く異なる。史学、文学、社会学の方がしっくりくる 内容がとても濃く読み返すたびに新しい知識、感情が得られる。
何度も読み返している、大好きな、素晴らし作品だ。
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独占から共鳴へ
ドイツ・ドレスデンでの学内で行った年越しコンサート 伊月はトップオーケストラも集う余興でガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』。榊のタクトに寄り添われ伊月が「楽しい、もっと!……終わってほしくない」と心で叫びながらピアノを弾くシーンは,2人が一つに溶け合った、圧巻の共鳴だった。
しかし ドラマ主題曲の制作以来 テーマは「無償の愛」『愛とは与えられるものではない、奪い、刻み,独占するもの』と考える榊は創作の苦悩に追い詰められ、寄り添おうとした伊月に対して「伊月にはわからないよ」と言う拒絶の言葉
そんな2人の断絶を溶かしたのは 皮肉にも榊の身体を襲った激しい熱。混沌とした意識の中子供のように「伊月」の名を呼び続ける榊。
「伊月は俺にないものたくさん持っているね。だからいつもまぶしい」
目を覚ました榊が口にしたこの言葉は、そして
静かに告げられた「ありがとう」。
一巻から続いて来た歪な執着が互いの信頼と感謝を伴う愛へと昇華されるまさに『crese.(だんだん強く)』
ラスト 新たな人物も現れ 続く3巻も楽しみだ。
エロ ★★★★☆ -
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声を上げる
α/太陽神と言われているクロ Ω/村の加護を得るために嫁入り(生贄)ルカ
ルカの言葉に「泣き喚ける性分だったら、誰かが助けてくれたんだろうか」
クロの「声殺すな 聞こえなきゃ助けられない」
二人の、「助けたり、助けられたりを繰り返し、何かを育む、しかし、人を頼るのは難しい」その思いから、二人は長らく「沈黙」を生きる術としてきた。しかし、出会いにより互いの孤独の深さを見 共鳴しついに彼らの心を動かした。
クロは、長きにわたり村に尽くす中で、与えることしか知らなかった。しかし、ルカが彼に助けを求めた。クロの長寿の心に、これまで感じたことのない「受け取る」という温もりが灯った。それは、「与える」の対価として求められるのではなく、純粋な信頼によって差し出された、初めての助けだった。
彼らは、「頼る」ということが「迷惑をかける」となる恐れを抱いていた。 しかし、実は頼るということは「信頼し合う」ということなのだと学んだ。
そして、互いの間で小さな助け合いが繰り返されるたびに、彼らの心から、過去の絶望的な思いが和らいでいく。
「頼ることは弱さではない」と互いに証明し合う、人間的な強さと、壊れない愛。
互いの声を聞き取り、助け合いながら、孤独を乗り越え 新しい日かりとなる。
最も孤独な二人が、最も強い繋がりを育むという 柔らかな暖かい話だ。
エロ ★★★☆☆ -
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同情…?/どうしたら安心…?
近づくだけで欲してしまう… 気持ちが重すぎて憲剛が離れてしまったらどうしよう
刀麻は俺を好きすぎる… 刀麻を安心させてやるにはどうすればいいか
刀麻からのキスマーク 舎弟の伴田君に "やだっ はずかしい‼” と言われながらも隠すことなく組で過ごす憲剛
そこに昔 憲剛が毎日側に置き自分の背中を見せていた若者が10年ぶりに訪ねてくる 当時 恐喝、暴行、詐欺に窃盗 他の組が匙を投げた若者だ
「黒井さん俺と寝てみねぇ?」「俺はずっと白樺さんをうぜぇと思ってたよ」
憲剛の目の傷の起こり 憲剛の刀麻への心愛 刀麻の憲剛への真愛 心奪われるシーンが沢山ある
その時々の二人の表情にも注目だ!
また 相変わらず多々ある"『喫煙』"のシーンはどれも エロいっ‼かっこいい!
電子限定かきおろし漫画 お互いの思いが短いストーリーに ぎゅ~っっ‼と 詰められていて 幸せ溢る素敵な とても素敵な一場面‼
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若頭/弁護士 慈しみ/執着
37年越し三日違いだ同じ産婦人科で生まれた弁護士・白樺刀麻 黒々組若頭・黒井憲剛
幼馴染として組に出入りし愛の告白をする刀麻
「黒井君 僕とデートしませんか僕は貴方と友達のままま落ち着くつもりはないですから」「しねーよ 刀麻 お前一回結婚しといて言うセリフかよ」
舎弟の伴田君 坪井さん わきを固めている?二人 絶妙なやり取りが素敵
右手の甲で刀麻のほほを叩くシーン。 「俺の隣に居させてやるよ 刀麻 頑張ったなぁ お前」 これらのシーンは 一時停止でのリバース。
電子限定下記下ろし漫画 憲剛ドキ?ドキ?ドキ?ドキ? 可愛くて好き!
刀麻 憧れ→守りたい→触りたい(執着) 憲剛 側にいたい(安心)→救いを求める→慈しみ 感情の変化をメインとして出すのではなく言葉の節々に出してくる 粋だなぁ。
そして度々出てくるこのシーンもリバース ”『喫煙の仕草』” 手元・口元が 超~っっエロい‼ -
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ラストの更にラストまで…
52ヘルツ この52Hzとは 比喩表現で「届かない声」「孤独」「理解されない存在」とされている 何故52Hzがこのような比喩表現をされるようになったのか。
作中にも出てくるが(このドキュメンタリー映画だと思う)映画『Tha Loneliest Whale: The Search for 52』(2021/7 アメリカで公開) くじら界ではあり得ない高い周波数 故に他のクジラとコミュニケーションを取っている様子が一度も観察されていない 一人で声を出し続けているその声は
1989年から観測されている。
52ヘルツの共振 α・Ω 清成・白根
作画表現の美しさは言葉を失うほどだ
相手を感じ取る エコーの波長 水に小石を落としたかの波紋
興奮した相手を静かになだめる 「ぽんっ」「トントントン」それらの画は周りの音を消してしまうほどの錯覚をもおこす。
かとおもえば 同じ波長 波紋の表現でも、お互いに 熱望し興奮する そういった場面では 震動を感じるほどの勢いがある。
作画の表現、ストーリーとても素晴らしい 特に 最終話の冒頭の言葉のない3コマ 電子書店限定描き下ろし 私は大好きだ。 -
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綺麗なお話、終わり方
「こまどりは、夜の帳㊤㊦」「こまどりは今際の目醒㊤㊦」続けてのお話し、とうとうラストを迎えた。
橘 紀人・慎仁兄弟 卜部 慶臣・三輪兄弟のそれぞれの関係、 紀人・慶臣 三輪・慎仁のそれぞれの深み…
この下巻では、紀人・慎仁の父親がキーマンになっている。
作中の慎仁が紀人に対しての言葉に『また親父も全部知ってたのかよ⁉』『お前ら仲いいのか悪いのかどっちなんだよ』
紀人にとっては父親であり 同じ警察組織の一員 親子関係の在り方ここでも慎仁の口からちらっと洩れる
そう‼この巻の見どころは事件後の人間関係 二組の兄弟達 紀人・慎仁の両親 親子関係からそれぞれのプライベート
後半、和やかで微笑ましいお話で〆ている。
全ての巻を読み終えとても優しい気持ちになり とても満足している。
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新たなる展開!
「こまどりは、夜の帳㊤㊦」から続く物語 そして 新たなる事件が起こる。
自身に対し呪いをかけた三輪は昏睡状態に陥る。その三輪が覚醒!
同棲中の慶臣・紀人、そして紀人の弟 慎仁、今作品、はとくに慎仁が控えめだがとてもよい役割を見せてくれている。
今作は『人魚』
舞台は海、孤島、洞窟 霊泉 行方不明になっていく霊能者……
崇高されている神 例えば 七福神などは神社・仏閣などを回る 「七福神めぐり」など各地で行われている。
ただ、独自の文化での信仰上の神となれば話は別 加えて『人魚』ともなればおもしろいに決まっている!
参考文献として「ものと人間の文化史109・漁撈伝承」「神なき時代の民俗学」「世界の奇習と奇祭150の不思議な伝承行事から命がけの通過儀礼まで」
ミステリーとしてとても読みごたえがある。
しかぁぁ~し‼ ここはBL‼ BL要素はしっっかり!紀人と慶臣のイチャぶりに歯止めがかからない‼
また 紀人と慎仁兄弟の掛け合いも歯止め⁉が効かない⁉
この後下巻に続く 下巻表紙の慶臣の涙 表情 納得の作品になっている。 -
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少年から青年へ
少女から女性に 現実は青年に
宴会で女装 他軍師はその姿に欲情しかし発せられる言葉は「君は良き男だ」
女の子でいたい 女性でいたい しかし
男らしくねばならない…
1巻同様魅力的なタイトル
表題はピアノ曲の曲名
自身の見解でコメントしてみたいと思う
ラ・カンパネラ(リスト)
原曲はバイオリン協奏曲(パガニーニ)
同じ旋律で異なる楽器 身体は1つ しかし心も体もそれぞれ別々
意味「鐘」
ロマンス(グルリット)
彼の「ロマンス」はピアノ連弾で演奏される事が多い
2人で同じ曲を奏でる 素敵な展開を表題だけからも想像できる
意味「情愛 性愛」
ノクトュルヌ(リスト)
ノクトュルヌはフランス語「愛の夢」3つのノクターンと言う副題が付いている
意味「夜の」
ノクターン(ショパン)夜想曲第2番変ホ長調
彼はピアノの詩人とも言われる
曲風をロマンチックに仕上げるのが得意
この2巻のこの章も曲風同様 ロマンチックな章になっている
少年の頃出会い じゃれ合った少年 再び青年となり顔を合わせ あの頃の甘酸っぱいにおいから青年のそれに変わっている 側に居たい思いが一層募る
また3巻での コメントも 近々書かせていただきます
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購入済み
内容が濃い
じっくり ゆっくり読みたい本だ。
エピソードのタイトルからして意味をもたせ想像を膨らませる
私の勝手な見解だが
エピソードタイトルは 全てピアノ曲
トロイメライ(シューマン)「子供の情景」第7曲
意味「夢想」
アラベスク(ドビュッシー)2つのアラベスク 意味「芸術のあらゆるモードの根底である装飾」
コンソラシオン(リスト)第3番 意味「慰め」
女の子として 男の子のそばにいたい
振袖に袖を通し包まれる安堵感
しかし精通 胸のない身体 現実を突きつけられる
軍服も正解に描かれているよう 巻末に軍事法規研究会による解説がある
3巻まで自身の電子書籍として揃っている
2巻は2巻でまたコメントを書きたいと思っている -
購入済み
あーあ
「幸せと思える日がくるなんて微塵も思ってなかった だから俺は、今の毎日が少し怖い」
前作の「俺と上司のかくしごと」から
なんだか作風が変わったように思う
言葉に深み 重みが加わっていると感じた
時折り出てくる「…あーあ」
諦めの「…あーあ」 嫉妬が勘違いの「あーあ」
好き 大好き、でも 叶わない いつか思い出に…ネガティブな「あーあ」
好き 大好き,分割で少しずつ伝えていく…
話の上げ下げがとても上手く 素晴らしい
それも言葉だけでは無く 絵からもしっかり伝わってくる
そして 場面の切り替えにも しっかりとした工夫が見られ
ラストに至っては
とてもキレイに優しく穏やかにまとめている
大好きな作品だ。 -
購入済み
丁寧 綺麗 そして濃い
内容 絵 とても濃い
まずざーっと読み 2度目はじっくり そして3度目4度目…
繰り返し読むたびに違った感情が芽生え 絵の見る目の行きどころも変わってくる
とても丁寧に描かれている作品だ
医師とヤクザ 生と死 日本語と東アジアの言葉
太平洋側と日本海側 北九州工場地帯の眩しい灯と町の静かな灯……陽と陰
対になる言葉や風景が読み込むほど出てくる
それらはそれぞれに意味を成し心に響き深く考えさせられる
そして作者の織り成す言葉には感情を揺さぶるのとは別に 情景もを言葉によって目に浮かばせる そのうえ素晴らしく丁寧に描かれた人物 風景
より一層鮮明に美しく写しだされる
最高の作品に出会った
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購入済み
かわいい を数えたら!?
冒頭から、原さんの薫くんに対しての、かわいい連発連打、確かに薫くんかわいい
酔っぱらった薫くん「きらい 原さんはぁおれよりトイレのがいいんでしょ 原さんなんかもう知らないんだから」ソファーでペンギン(これも原さんと一緒に買ったもの)抱えて怒る これはたまらない
赤い糸が見える、またそれを切る事も出来る薫くんにとって辛い思いも多い、ただ、原さんがブレずに大事にしてくれているからこそ 最後は奇麗に かわいい!!!で終わります
ちなみに「赤い糸の執行猶予」「叶わぬ恋の結び方」「紡いだ恋の叶え方」「紡いだ恋の伝え方」の順番で発売中です
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