山口透析鉄さんのレビュー一覧

家政婦さんにしては……

秘書とかならわかりますが、世界的な俳優が家政婦さんを募集するにしては、やたらハイスペックを要求していたのって何か理由があるのでしょうか。
主人公のミワさん、家で年間1500本くらいは映画を見るようで、今だったら配信サービスのヘビーユーザーでしょうか。
ただ、彼女レベルの詳しい人間にとっては、配信サービスでは、見たい映画はあまりないかな。
入れ替わる理由が割とあっさりで、ちょっと露見しそう。章題は映画の題名ですねー。

一応「模型部」もの？

プラモデルを頭の上に乗せている3人娘がゆるい活動(ただし、ちゃんとした部活動らしい描写はほぼない)をするギャグマンガでした。ほぼ、そのままです。

引き続きバトル中

この巻ではなぜか？華代さんと奈子さんの対決がメインになってしまいました。TV中継で出てくる流さんは奈子さんをボインと呼び、華代さんは脳パイと呼でいて、奈子さん、巨乳娘です。これはまだまだバトルが続きそうな勢いですねー。

適任、なのか？

華代さん、お勉強はできるし縦ロールですが、タバコ・チェリーを吸ってばかりのヤンキー娘で、異様に強いです。どうも本人が持っている強力な負のエネルギーで、宇宙中の悪が彼女の許に集結してしまっているようです。
無駄に描き込みも多いしパンチラも多いし、変身時に不必要に全裸になったりで、かなりギャグタッチです。
巻末では別の優等生娘が魔法少女化し、彼女と戦うハメに。
余談ですが、確かに私も、何でもかんでもスマートフォンで撮影しているだけの有象無象にはなりたくないです。

少年合唱団と天使と

ウィーン少年合唱団的なコーラス隊のようですが、真に上手な少年は「天使」に祀られて現世では死を迎えてしまう、という不穏な設定です。
往年の少女マンガの雰囲気です。近所にいる女の子とかも出てきますが、基本、寄宿舎ものですし。
対照的な2人の少年、ガブリエルとラザロでがメインで、いわゆる文盲状態のところから文字を学んだり。母から届いた手紙の内容を綺麗にして読み替えたりで、家庭の事情もあり、色々あって寄宿舎入りしたことが伺えます。
天使の歌声とはどんなものでしょうか。

女の子たちが非常に可愛らしくて

前作「キスハグ」(コアマガジン社)と共に読みました。
うぶな男の子とかも出てきて、巨乳の可愛らしい女の子(成人女性等もいますが)とイチャコラ性交するので、基本、純愛ものといって良いのでしょう。
ただ、このGTO社の短編集では育児中ではないのに、妙にやたら母乳が出る娘が出てきていて、その辺は作者のシュミだったのでしょうかね？この辺はファンタジーだよな、ということで良いのでしょうが……。
短編集としても普通に良い作品でした。読んでみても良いと思いますし、画力もかなり高くてけっこう気に入ったので、作者にはファンレター、出しておきました。

最後は純愛ものでした

休暇で真鍋さんたち、ビーチに行って、ビーチバレーも。作者が以前描かれていた作品を思い出します。全裸スパイクを打って奮闘したり。こんな騒動は相変わらずです。
ライバル会社と立雄さんの奪い合い等もありますが、真鍋さん、人間に恋しちゃったので退職してしまい……ただ彼女の田舎まで、立雄さんが追いかけてきてくれたので、最後は無事、めでたしめでたしでした。

題名通りです

幼女に転生した主人公はもともと動物好きだったのでしょう。ホワイトタイガーっぽい動物やドラゴンとも仲良くなるのが上手です。可愛らしくてほっこりする話ではありました。

綾女さんが健気

性犯罪に巻き込まれそうになっていたところを主人公(エロゲー大好き)に助けられたので、綾女さん、今まではヤンキー娘っぽい格好だったのを一生懸命に変えたりして、かなり健気です。ゲーム以外の女の子には興味がないようですが、結構ぐいぐいこられたら動きそう。
彼女を更生して欲しいという教師の依頼も、どうなりますやら。
作画は可愛らしいので、全20巻で完結でも不思議ではなさそうです。

ちょっと痴女っぽい

たかねさん、ありがちな完璧美少女っぽいですが、なんだかんだ白田君は好いているっぽいです。下着を脱ぐことで事象を塗り替えられるという特殊能力の持ち主らしいんです。
なんか川中康嗣氏の神手君を彷彿とさせる作品です。性少年の妄想っぽい作品ですが、これはまぁ、これで良いのでしょう、多分。

かなり熱烈な短編集

連作で出てくる若いカップルとかも激しく愛し合っていて、作品の完成度がとても高いです。komifloの載るようになってまだそんなに時間も経過していない筈ですが、成人マンガとしての完成度がとても高く、エッチです。上手な方ですので、今後にも大いに期待したいです。

情報戦とか

ヤノハさんはアカメさんの能力を駆使して情報操作に長けていて、この辺も兵法家に近いです。追放されたヒルメさんの前に現れたのは、後半に出てくる鬼の関係者とかでしょうか。
タケル王、やはり偽物というか、本人の能力不足でこれもトンカラリンに追放され、あえなく最期を迎えてしまいました。
日本神話の里とおぼしき千穂も出てきて、今度は鬼退治？が気になります。

結果的に真のヒミコに

元々の地域も豊富で、幻覚作用をもたらすケシの知識などもあるようで、ヤノハさんの活躍が目覚ましいです。各国の思惑が交錯してかなりのピンチだったはずですが、ヌカデやアカメの活躍もあり、結果的にヤノハさんが女王になりそう。
諸星大二郎氏の作品とかだったらまた全然違う話になりそうですが、これはこれで興味深いです。

古代史ものとして

当然、想像で構成したストーリーでしょうが、登場人物が有機的に噛み合っています。トンカラリン自体はそんなに昔からあるものでもないようで、とある小説家のアイディアを流用した設定だったようです。
ヤノハさんの知識は広範にわたるので、シノビの彼女も有効活用できそうです。
諸国の思惑は錯綜する中、卑弥呼らしい動きをするヤノハさん、悪知恵？は働きます。

ヤノハを中心に

謎に満ちた邪馬台国の話は好きです。ただ、この作品は殺戮が多いです。
シャーマンとしてのモモハ、あっさり突き落とされて転落死したりで、ヤノハ、手段を選ばず、自分は生き延びようとしています。言い寄って来ていた男も刺し殺していますし。
ヤノハにはシャーマン的な能力まではないので、続きは気になります……。

確かに銭ゲバです

当然、医は算術でもあるんでしょうが、医療ものってもっと社会性がある作品でないと広く読まれないような。
作品の着眼点はユニークっぽいんですが、思ったほど内容がついてきていないかな……正直いってあまり魅力を感じるストーリーではありませんでした。
医療従事者にも職業選択の自由は当然、あるんですが、コンサルタントの類、転職メインも含め、現実にはロクなのもいませんし、中抜き、は広告代理店とかの得意技ですから、主人公の銭ゲバ行動もそこに収束しそうで、この作品には惹かれませんでした。

陸上競技・駅伝もので

作者の出身大学も箱根駅伝で有名になって、それはそれで良いのですが、率直にいって箱根駅伝はTV中継があるので、必要以上に注目されているようです。
だいぶ衰えたとはいえ、マスメディア、TVの力って未だにあるのでしょう。長距離走、特にマラソンの現状等も考えるとあまり現状が良いとは思えないです。
ただ、本編は主人公がずっと1人で走り続けていたところから陸上競技で再び奮闘しようという王道展開です。作者の手腕自体は確かです。

不穏さばかり……

冒頭、主人公が見る悪夢がこの作品を象徴しているのでしょうか。この巻を読んだだけではまだ詳細は見えないです。無職でずっと引きこもっている兄が執着している女の人も。
不穏さばかりです。マンガワンで読めるようですが、正直、二の足を踏むというところはありました。

これだけでは判断がしづらいです

4コママンガっぽいテンポで軽快に進んではいますが、悪人を痛めつけて情報を引き出す拷問、という設定だけでは判断しづらいです。
登場人物のやり取りや作画等は悪くはないのですが……

もしもボックスとか

もしもボックスも万能タイプのひみつ道具で、映画にも時折、出てきます。魔法の世界に行く話とかも好きでした。
タイムパラドックスになりそうな話も。あのマンガ、ドラえもんも言っていたように、本当の作者が
は？？となっています。ありがちなパターンというか、ドラえもんがそういうのを広めたというか。
石ころ帽子の話もちょっと見につまされるエピソードで、こういうのも良くあります。
のび太君が子孫に会いに行く話も、割とあります。

ちょっと怖い話とかも

ドラえもんのひみつ道具を余計な使い方をしてのび太君が窮地に陥る、という王道パターンの話が出てきます。影を切り取って自分の代わりにこき使うとか、どくさいスイッチみたいな危険な道具って結構、出てきます。
巻末のお断り、手塚治虫全集等にも出ていますし、どんな優れた作者でも過ち等はあるので、注釈等は必要にしても、変に修正したり、はしない方が良いです。

懐かしく再読

ドラえもんの単行本、子どもの頃に一定、読んでいましたし、VHSを借りて学生時代に映画も観ていました。とはいってもほとんど大山のぶ代さん時代の作品までです。
冒頭の話は連載第1話で、タケコプターのつけ方もちょっと異なりますし、ドラえもんの体型もずんぐりむっくりです(後に二頭身になる)。ここではお餅を食べていて、まだどら焼きではないですし。
ガリバートンネル等、有名な道具も出てきて、やはりちょっと懐かしいです。

題名通りでした

進撃のえろ子さん、とも作品は繋がっているようです。住み込みで働くことになった主人公の勤務先はいわゆる何でも屋で、社長の千子さん、確かにちょっと変わっています。
割と下ネタもあって、箸でつまむのはちょっと……
作者の作品、マンガparkでちびちび読みたいとは思います。

システムエンジニアもの

主人公、社長さんとはちょっと意外なかたちで再会しますが、この辺はフィクションの良さでしょう。
私も某損保でシステム部門にずっとおりました。仕様をどうするか、が極めて重要なので、折衝・調整業務が多かったものです。
あと、どちらかといえばドキュメント(仕様の詳細をまとめた資料)の整理が極めて重要という。
一応COBOLの研修とかは受けましたが、実際のコーディング等は協力会社に依頼していました。
どういう製品を作るにしても、開発までは簡単な道のりではないので、これはこれで良いと思います。

こちらもかなり熱いです

本編では将棋連盟会長職にあるお方の、若い頃の話。
ここで言われているバケモノって、大山康晴十五世名人級の大名人でしょうか。
神宮寺氏は18歳でA級入りですので、経歴的にはひふみん氏に近いっぽいです。
作画等々、かなり本家に寄せていて、これはこれで良いです。棋譜、実際の記録員は算用数字でしか書かない筈なので、こちらもちょっと間違いっぽいです。本とかでは7六歩、とか表記しますが。
チキンラーメンや三ツ矢サイダー等もそのまま出てきますねー。

闘い続ける棋士の日常とか

風邪でダウンした零君を心配して押しかけてくる川本姉妹が良いです。年末年始を過ごしたりして、獅子王戦(内容は竜王戦っぽいですが開催時期は秋ではなく冬)の予選で対戦する予定の棋士の棋譜を集めますが、この辺、今だったらPCと将棋AI活用でしょう。
あえなく島田八段に敗れ、研究会入りを。これ、島研がモデルでしょうか。
獅子王戦の挑戦者決定3番勝負も死闘で、相入玉から島田八段が勝って挑戦者に。かつて永世七冠氏(今は将棋連盟会長)が1局で3kg痩せるといっていたのも誇張ではないでしょう。
巻末のあとがきや先崎氏のコラムも相変わらず好調でした。

棋士の悲喜交々

宗谷冬二名人、他の登場人物とはタッチが違い、風貌等からしてあの永世七冠は入っていそうです。
一方、零君が対局するベテラン棋士、うな重が好き、といえば言わずと知れたひふみん氏も彷彿とさせますが、もっと強いですし。
先ちゃんのコラムと棋譜等の監修、この対局は確かに大変だったでしょう。穴熊戦法で玉がまた出てくる対局って普通、まず見ませんので。
香子さん、それにしても危うい女性です。交際相手もいるようですが、零君とも何かあったらしいと示唆されていますし。
ひなちゃんと高橋勇介君の関係も甘酸っぱいです。既に野球選手としてプロを目指す、と決めているようですし。
零君、対局後の絶叫も身に染みます。弱いから負...続きを読むける、は事実でしょうし、自分は中学生プロとして期待されてそれに応えようと必死なのに、というのが読者にも伝わるからです。
やはり作者の作品は内面描写が卓越しています。いわゆる少女マンガの特性を青年マンガで有効活用しているようで、マンガ家としての総合力は非常に高いお方です。
多分「ハチミツとクローバー」のはぐちゃんみたいな能力もあるのではないでしょうか⁇

将棋の中学生プロ

本編はマンガparkで以前、通読していました。本だと、やはり先ちゃんのコラム等が期待通り、良いです。
零君、この時点ではまだまだこれからのようなので、過去の事例でいうと、10代の渡辺明九段に近いような。今の藤井聡太八冠、が史上5人目の中学生プロにしても、正真正銘に異次元の強さなのです。
川本姉妹の絡むエピソードが如何にも羽海野チカさんの作品で、身に沁みます。あと、義姉・香子さんとの関係も……。
ライバル・二海堂君の表情が能條純一さんの「月下の棋士」になるところとかも好きです。あの作品にも村山聖九段とそっくりな棋士が出てきていました。
私と同級生でしたが、29歳で夭逝しています。

危ういバランスの上に

貧困問題、社会問題全般に通じるような作品で、シンプルなタッチの線で今どきの女子大生の苦境や日常なども描いています。
自己責任厨はこういう作品、読まないでしょうし。
主人公にお金を支払うおじさんたちの描写、意図的なものはあるのでしょう。要は搾取する側が良いわけがないです。
ノートを貸してくれた青年とかとも近しくなって欲しいものです。内容の割に、そもそも大学の学費が高いんで……

女の子ばかり

これもちょっと妙な作品世界で、天使の娘も紛れ込んでいて、妙なことになっているような。可愛らしい絵柄ですが、おもらしをしてしまう女の子もいましたし、ちょっと形容に困りました。先日読んだ作者の他作品も、そんな感じでしたし。

さらに増えて

高校を見学に来た響さん、黒髪ショートで可愛らしく、小雪先生の姪っ子らしいです。この子は如何にもおとなしそうでした。
一宮さんがヤキモチを妬く場面は多いような。彼女以外は皆さん、なんか妙にスタイルが良いです。

国彦先生のモテ期？

最初に出てくる黒髪お下げ＆白衣メガネの一宮(かずみや)さんがメインなのでしょうが、国語教師に好意を寄せる高校生の女の子が割と次から次へと出てきます。
女子校の男性教諭とかなら対象になりやすそうですが、まぁこの辺はフィクションでもあるのでしょうし。
栗原さん以下、あと同僚の女性教師とかも、皆悪くはない感じで、この雰囲気、もっと続けて欲しいような……巻末にさらにもう1人、追加投入？されるようなので波乱含みになりそうです。

お嬢様も参戦したり

政宗君のお母さんも、反則といえば反則で、やたら若いです。小十郎君はアホの子担当？なのでしょうか。
転校してきたお嬢様っぽい藤ノ宮さんも、何か企んではいるのでしょうね。
よしのさん、かなり黒幕っぽいです。

逆転の発想

主人公のリヒト、死者を蘇らせるという特殊能力を持っています。なのでパーティメンバーは安心して危険な任務を次々とこなしていましたが、彼の能力の危険性を王の方に密告したメンバーがいて、あっさり崖から突き落とされる処刑になります。
が、自らの身体にもその蘇られる能力は適応され、裏切りにウンザリしたリヒトは魔王側につきます。
自分と同様の能力を持った魔族(なぜか皆、女性タイプです)を蘇らせ、かつてのパーティメンバーをあっさり撃退するんで……人類の恐怖として大活躍しそうです。

陰謀しかなさそうです

凶暴なゴブリンを隔離したはず、が特定の騎士団が警備している場所で連続して性犯罪に巻き込まれる被害者が出るので……主人公の騎士・アリシアさんが調査に向かいます。
案の定というべきか、凶暴なゴブリン側も彼女の名前は知っていて、さっそく襲ってきているので、これ当然、別の騎士団が背後にいるのでしょう……。

鶸村先生、相変わらず^ ^

写真部の面々が夏休みにそれなりに色々していて、いわゆる少年誌的なサービスシーンが多いです。鶸村先生の気持ちは「お母さん」なのでしょうか？
2学期になって、風紀医院の柄永(えなが)さん、案の定、風紀を乱すけしからん格好で襲来したりですが、この彼女もポンコツ娘です。
阿比倉君のチャイナドレス等はかなりお似合いでしたよ。
この作品、最終的にはどの辺に着地するのでしょうか……。

題名通りです

宇宙人だったり鬼とか、珍妙な発明で増えたコピー(クローン？)の娘さんとか、あるいは探検先にいた植物人間等々、バリエーション豊富です。スポーツのようにSEXを楽しんでいる娘さんが多いです。阿修羅像は腕が多いので、それを有効活用しています。
絵柄もソフトで、そんなにハードではない作品集でした。

カインさんの方が良さそうな

主人公の娘さんは作中、色々と言われていますが、結構きちんと努力して結果を出したりしているのに、どうも妬まれたりです。アーネスト様よりカイン様に乗り換えちゃった方が良さそうな……全般的に、ちょっともうひとつでした。

ふと授かった特殊能力

神隠し伝説のある場所を取材したからか、主人公の漫画家さん、自分の存在を消したり、人を消したりできるようになったようです。
慕ってくれている少年ともどもに行動に移っていくのですが、これ、やはり最終的には破滅しそうです。

世界の終末と天使と

主人公の少年、典型的な宗教2世で、それもあってイジメ等で痛めつけられていたようです。母が完全におかしくなってしまっています。
が、そこに天使らしき美女が現れ、何の予兆もなく、唐突に世界は終末を迎えます。
街がガレキに埋もれる中、小学校の担任だった先生とも再会しますが、彼女も割とすぐいなくなってしまい、不穏さばかりです。
天使は主人公と結婚して新婚生活を送るので、飯田ぽちさんの「姉なるもの」も連想します。
不穏な作品ですが、結構好きですよ。

大学の擬人化？

妙なアイディアをマンガにしたものだとは思います。ふんわりした柔らかい絵柄で、六大学等、首都圏の有名大学が女の子になってふんわり日常生活を送っているようです。
いわゆる出オチ、だったような……全2巻みたいなのも致し方なさそうです。

これはこれで良いのでは？

つかささん、家庭環境のせいで妙にこじれたのでしょうか。男性経験豊富な女性だからちょっと……とするのも今時ナンですし。
やり取り等がもう少しイキイキしていた方が良いのでしょうが、作画等々は良いと思います。

これも復讐譚

自死した姉の仇を、とトトキさん、妖と契約するのは古典的なモチーフです。
彼女はかなりの癖っ毛なので、それでも疎んじられたのでしょう。
木原さんの作品も、もっと読んでみたいです。

妙なメイドロボ

どうも「恥ずかしくて妊娠してしまいそうです」という、妙なメイドロボ・雫さんが活躍？してはいるのですが、あまり惹かれるほどの作品ではありませんでした……。

お好みで

サンデーうぇぶりでも本編は概ね読めます。私は一応、作者陣の応援のために別途、本は買いました。
割と自由度は高いので、合う作品、あるかと思います。

やはり綺麗です

アベツカサ氏の確かな画力が堪能できそうです。電子版より、こういう本はやはり大型本が良さそうです。
初連載でこの完成度はかなりのものではないでしょうか。

夏祭りやらお泊まりやら

夏祭りとかは3人とも優君と一緒で楽しそうでした。亡母と帝乃さんの繋がりってどんなものなのでしょうか。
優君、またお弁当作りで頑張ったりですが、お父さんとはどうもそりが合わなさそうです。
お祭りの後は、割と定番っぽいホテル同室に宿泊イベントも。
お父さんのエリート意識、良い方向に出れば良いのですが、果たしてどうでしょうか。単に鼻持ちならない人となりになりそうなので、居候君がそこはバランスを取りそうです。
最後の事故チュー、も割とテッパンでした。

ドキドキ⁇同居もの

主人公の少年、この作品でも唯一の肉親だった女優の母を失い、紆余曲折を経て帝乃さんの家に居候？するように。
美人三姉妹が出てきますが、どうやら作者のシュミ全開な盛り盛り設定のようで、それぞれの得意な分野での能力は抜きん出ているようですが、家事その他は皆、不得手なようです。
なので早速、台所等々の掃除を。料理のバランスも色々と考慮してあげたりで、ちょっと専業主夫というか、極主夫道とかも連想します。
もっとラブコメっぽい要素も出てくるのかな？と思いましたが、1巻では家族になりましょう、というところくらいまででした。

初出動その他

初勤務で高層ビル火災で現場に急行、と聞いて、タワリングインフェルノみたいになるのかと思ったら、幸いここはボヤで済みました。最短経路で消防車を飛ばしてきたので、ちょっと拍子抜けというか。
まひろ君の過去も少し。9歳で両親が交通事故死して、親戚をたらい回しされ……自分で何とかしなきゃ、と育つ訳です。
後半には本格的な火災が発生し、他のチームともども、消化活動にあたります。迷路のイベントをしている寺院の中に取り残された子どもをまひろ君が何とか救助し、仏像等は別チームが。強力伝、でした。

消防士ものでしたか

作者の名前は現連載作品で知りました。
主人公の少年、プロゲーマーになるべく色々してきて契約寸前にまでなっていたようですが、上京時に受験生とかと一緒にホテル火災に巻き込まれ……このおんぼろホテル、ちょっとかのホテルニュージャパンを彷彿とさせるものがありました。
取り残されて死を覚悟しつつ……レスキュー隊に助けられて九死に一生を得たものの、隊員は殉職し、幽霊として主人公にまとわりついていて……本人も結局、高校卒業後に消防士になるというのは少年マンガの王道展開です。
レスキュー隊、オレンジの制服が勲章でしょうが、実際は後方支援部隊等々も重要でしょう。永田町消防署のレスキュー隊隊長・高野甲子雄さんが、...続きを読むNHK「プロジェクトX」でもそんな話をされていましたよ。(ホテルニュージャパン火災で実際に人命救助した部隊)