山口透析鉄さんのレビュー一覧
レビュアー
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フランス革命もの
作中のは割と残忍な貴族と復讐の鬼と化す主人公周りの対比になっていて、フランス革命の、一端は確実に描写されていそうです。
この時期、欧州も小氷河期になっていて、それもフランス革命の引き金の1つにもなっていたのでしょうし。
実際は、この後も混乱が続いて多くの人が粛清されたりで、政治経済、簡単には落ち着かないし、フランスもずっと植民地支配の総本山の1つだったのでしょうが。 -
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見事にすれ違いつつも
きっかけは消しゴムを借りただけなんですが、作者陣が巧みなのでしょう、ちゃんとした恋愛ものになっていて、別に同性愛者でなくてもこれならきちんと整理している作品でした。
井田君も青木君も、これで目覚めたのかも知れませんし、別に異性愛者でも同性が好きになったり、はあるんで……コメディタッチの作品としての完成度は高いです。
青木君のシンデラレ姫はお似合いだったような…… -
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オーディション!
マヤさんの稽古場として別荘を提供する紫のバラの人、役作り中で目隠し&耳に粘土を詰めているマヤさんと遭遇し、抱きつかれて思わず抱きしめていました。それにしても桜小路君はもう出て来ないんでしょうか?
別荘、かなり荒らされてしまったので、管理人さん、後片付けが大変そうでした。まぁ実際は耳栓をしても音は一定、聞こえるのでしょうが……
ヘレン・ケラーの役作りでボランティアする亜弓さんも良いです。ここでも例によっていじめる雑魚な輩が。同じ高校演劇部の金谷さんも良いです。
オーディション、三次試験の途中までなので、やはり続きも読みたくなります。どハマりする、というほどでもないんですが、なるほど、超絶有名作品 -
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ツートップ共演とか
作品の題名に関するセリフ、この巻でようやく出てきました。
マヤさんのお母様、この連載当時でも肺結核は割とさすがに珍しいような。行方不明と判明し、さすがのマヤさんも上演中に涙が。すかさず月影先生の叱責が飛びます。
謹慎、と言われつつも代役で急遽、亜弓さんと共演し、ここでもまた例によっていじめを受けて……こういう雑魚キャラは良く出てきます。これは亜弓さんの機転と瞬発力と、それに対応できるマヤさんの凄さが遺憾なく発揮されたエピソードでした。
今度は大作「奇跡の人」オーディションに。マヤさんも亜弓さんも割と背水の陣で臨んでいますので、どうなるんでしょうか?
まんが喫茶で読んだのも20年くらい前ですので -
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見覚えのある竹製ギプスや小劇場
嵐が丘の演技自体は良くてもバランスを鑑みるとこれ以上は……というのも分かります。それもあってか、月影先生、今度はマヤさんにセリフ・動作なしの人形の役を与え、アンサンブルの重要性を気付かせつつ、紅天女を演じる上での心構え等も教えたのでしょう。
桜小路君、共演者にすっかり妬いていました。あしながおじさん、なかなかマヤさんには正体を見せませんね^ ^;
作中のオリジナル演劇作品、実際に見たくもなるのがこの作品の良さです。 -
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伝説の始まり
この作品は以前、マンガ喫茶の類で10巻くらいまで読んでいます。言わずと知れた超絶有名作ですので、BSマンガ夜話にも出てきていましたし、BSの特番等も見ています。
優れた音楽家が一回聴いた曲を覚えるのと一緒で、マヤさんの天分、間違いなく相当なものがあるのでしょうね。
昔懐かしい王道少女マンガの絵柄で、担当編集者氏も完璧な第1話、直すところなどなしと特番で言われてだけのものはありました。
TVアニメはともかく、これをTVドラマでも放送したというのは凄いです。 -
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夫婦もの・家族もの
妻公認で彼女(夫持ち子持ち)がいて、夜の夫婦生活も2年ほどなくて、といった夫婦の日常。
結婚記念日にお泊まりで温泉に行っても事に及ばず、でもこういう夫婦、いくらでもいそうです。そういう意味ではリアルなタッチなのでしょうか。
歳上の世代が老害っぽいというか、言うことがズレていそうで……世の変化、見えないでしょうし、異聞の視野の及ぶ範囲って実際は狭いのに、それで全てを見通しているかのように勘違いしたまま加齢だけしているのかも知れません。
主人公いちこさんの実家も、亡父に問題があったようで、老いた母親に対する感情も簡単なものではなさそうでした。 -
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相変わらずでした
原作者の後藤さん、こういう作品を探すのは大変だったでしょうね。苦労?がしのばれます。アルバイト先で一緒になる松井さんも良かったです。
紹介されている作品、一応、サンプルは見てみたりしましたよ。
連載、お疲れ様でした。 -
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友情あり、でも……
普通に友人宅に行ってラーメンを一緒に食べたり。クラスメイトと親しくなっていて、なおかつ風早君とも……というのが徐々に出てきていて。
行事も一緒に色々過ごしていたら、仲も進展するでしょうし。
くるみさん、ちょっとワケありそう、でした。
TVアニメ等はNetflixでも配信されているようで、さもありなんとは思います。 -
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悩みつつも
何かしらかの悩みを抱えた登場人物が倫理の教師に関わってくる連作自体は1巻と一緒ですが、今度は犯罪に絡んでくるようなエピソードも。
やはりSNSと承認欲求に関連するようなエピソード、どうしても出てくるでしょうね……。
高柳先生も解決策をきっちり持っている訳でもないのでしょうし。でもその方が等身大でしょうね。 -
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小さなお供とかも
1巻ラストで現れたのは解毒僧を慕っている利休君で、10歳の女の子の出てくるエピソードでの反応を見るに、7歳時のメダカ君みたいでした。
恋の悩み以外の話も入れ得つつも、足ツボメインの連作ではあって、ただ、足以外のツボも出てきます。
進路に悩む高校生の女の子や、会社員になってちょっと疲れたモナさんっぽい娘さんとかも出てくるんです、この作品も今の連載作品と重なって見える部分はあります。
見開き、はやめたみたいです。
1巻で温泉旅行に行っていたお2人が再登場して完結でしたが、これももう少し読みたかった思いはしました。 -
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良質な連作集
解毒僧、悟りを開いて出家したメダカ君のその後ではないでしょうか^_^;:
時系列的にはこちらの方が昔の作品みたいなので、僧侶というか、寺の息子、自作にまた出したい、というのはあったのかも知れません。
謎の風来坊たる解毒僧が旅先で遭遇する男女の、主に恋の悩みを解決してくれる連作です。
テーマ的には足ツボが絡んできていますし、マガポケの小手指君ともかぶるような部分もありますが、かなり的確なアドバイスも授けてくれるので、そこらの葬式仏教専科の生臭坊主よりずっと良いです。
見開き、カラーだったらもっと良いのかも知れませんが、このくらいの加減がベストかも(小手指君は連載は唐突にカラーになるのに、単行本は -
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題名通りですね
試し読みなのであまり読んだページ数もありません。対象的なお2人が共通の趣味を見つけて意気投合する王道展開でしたし、これはこれで良いです。ルーズソックス装備のギャルがお人形遊びも好き、というのはテッパンでしたし、途中から参戦する教師も良かったですよ。
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良質な短編でした
ちょうど表題作だけ読めました。単行本は短編集みたいです。
主人公が購入した派手な柄の下着から過去の恋と今のそれが交錯する構成になっていて、等身大の作品で、良かったですよ。オチもキッチリついていましたし。
やはり合う人、が良いのでしょうね。そこはそういうものだろうと、私の僅かな経験からも思います。 -
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作者の性癖全開みたいです
まぁ、ああいう細マッチョがお好きなのはよく分かりました。
日比さんのフェチから始まる恋、多分うまくいきそう。
まぁ講談社のマンガアプリで読んでも良いです。 -
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体育祭や合宿やら
スポーツものではあっても、高校っぽい学校行事もちゃんと出てきて、体育祭では野球部のエース(2年生)がマイナーネタスポーツと挑発したりで、旧体育館の使用権を巡る熾烈な?争いで騎馬戦を盛り上げていました。
カバディの選抜組の絆、作中ではかなり強く、高校は別でもつながりが強いようです。
合同合宿は強豪も含めたもので、西武秩父線らしき鉄道も出てきていましたし、モデルにした場所がありそうです。
色んな選手が矢継ぎ早に出てきての切磋琢磨も王道展開ですね。
あとがき、ちょっと出来すぎでしたが…… -
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着実に進みつつ
練習試合、かなりの善戦ではありました。やはり部長が突出しています。惜敗は悔しいでしょうし、負けん気が強くないとダメなのはスポーツに限った話でもなさそうです。
新入部員も増えて、公式戦の人数も揃ったのは大きいでしょう。今回は2年生組の過去のいきさつや、部長との練習場面がかなり長かったです。
他校でも他のスポーツから転向していた身体能力の高い選手が出てきたりで、いずれ公式戦でもまた再戦しそうです。 -
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意外に?王道のスポーツマンガ
主人公は暑苦しくて汗臭いのは嫌っているようですが、心技体、かなりのもの(特にフィジカル)を持っているようです。
嫌々ながらも仕方なく続けているうちに、というのは正に王道展開そのものです。
実際の高校だと自由の森学園にカバディ部、あるようです。この作品の影響等で増えると良いですね。 -
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2人の少年少女は
名前を色に揃えているのにも意味があるのでしょうか。
理不尽に一家を刺殺する旧友、前作と同様、鬱屈して世を逆恨みしていたような。
この作品もある種の特殊能力がテーマになっていて、こちらも全5巻で最近、完結しているようです。前作よりは良さそうです。
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