あらすじ
仮面ライダーW正統続編第3巻!
仮面ライダーの活躍により平和が訪れたはずの風都で
不気味に蠢動する新たなる悪の組織の影。
謎のオーロラ・ドーパントが探し求める
「ハイドープ」とは何か?
街を泣かせる新たなる危機に、
私立探偵・左翔太郎とフィリップは
仮面ライダーWに変身して立ち向かう!!
そして、街を守るもう一人の仮面ライダーも、また…
単行本1・2巻は発売と同時に重版続々!
原作ファンも納得のコミカライズ第3弾!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
冬の雪山で遭難しかけて、事件に巻き込まれるパターン。翔太郎とフィリップが避難した雪の山荘で事件が起きるというミステリー⁈一人目の被害者が出て、そこにはアルコール・ドーパントが…。だれがアルコール・ドーパントなのかを推理していくと、ガイアメモリによるドーパントへの変身が鍵となる意外な結末が待っていた。
ミステリー仕立てになっていながら、サイクロンジョーカーエクストリームやアクセルトライアルが登場して、万灯雪侍オーロラ・ドーパント、スクリーム、ブラキオサウルスが絡んで、盛り上がりを見せている。次へと繋がる展開と共に事件をきちんと終わらせて、関係者の広がる未来を期待させるのが心地よい。
まだまだ謎ばかり、ハイドープとは?次を読もう!
ありそうでなかったクローズドサークル…推理ものらしいシチュエーションで面白かったです。
アクセルや敵幹部も本格登場し、どんどん面白くなっていきます。
Posted by ブクログ
もう、ホントに仮面ライダーって、漫画になってもカッコいいなぁ
佐藤先生に作画を依頼し、受諾してもらった担当編集者さんには、改めて、お礼を言いたい、何度でも
アクションシーンもそうだが、推理シーンや人間ドラマの部分も、佐藤先生だからこそ出せる良さがある
ライトノベルのコミカライズや、名作のスピンオフ、パロディにも同じ事が言えるけど、やはり、原作の良さを引き出せるのは、作画担当の漫画家さんに、原作への強い愛があるからに他ならない
前巻でも感じた事だが、佐藤先生は、幾度も、テレビ本編を見直して、どうやったら、キャラクターたちの魅力を漫画って形で引き出せるか、苦心し、努力してくれているんだろう
真面目に感謝したい、仮面ライダーWのファンとしても、漫画読みとしても
この(3)では、とある冬山で遭難した翔太郎とフィリップが、豪奢な山荘に招かれ、九死に一生を得た事から、連続殺人事件が始まっている
お約束の展開に、ドーパントと言う、人外の存在が絡む事で、事件は一層に複雑となり、翔太郎の直感は研ぎ澄まされ、フィリップの知識が冴え渡り、二人で一人の探偵の推理が炸裂する
一体、誰が真犯人だったのか、それは伏せるが、そこに至るまでの経緯は、テレビ本編にも劣っていない
何よりも、最大の魅力である戦闘シーン、これがもう、最高と言うより他ない
冗談抜きで、戦闘音が聞こえるほどの迫力だ
痛覚無効と言う特性持ちゆえに手強いアルコールドーパントに対し、仮面ライダーWは、ついに奥の手を出す
そう、変身するのだ、サイクロンジョーカーエクストリームに
強いだけでなく、甘いってのも、Wの魅力。ドーパントに変貌した犯人すら救おうとする翔太郎の性格、私は嫌いじゃない
しかも、この(3)では、風都のもう一人の守護者にして戦士である、仮面ライダーアクセルも大活躍ってんだから、テンションはフルスロットル
退屈や、「つまらない」なんて感想、音速で振り切ってるぜ!!
スクリームドーパントとのタイマンも凄かったけど、バイクに変形したアクセルにときめが驚くシーンにゃ、つい思わず、噴き出してしまった
巻末には、照井竜役の木ノ本嶺浩さんのインタビューも掲載されており、読み応えがあった
ファンとしちゃ我儘が過ぎるかもしれないけど、木ノ本さん、『仮面ライダージオウ』に出てくれないかなぁ、と思っている
仮面ライダーWの力を得るパートじゃなく、ジオウ、ゲイツに次ぐ、第三もしくは第四のライダーとして
大人の渋みで、若い故に悩むジオウとゲイツを救う、先輩かつ実力派の仮面ライダーを、今の木ノ本さんなら出来るはずだ
ミュージアムに代わる、新たな敵組織も次第に動きを活発にし始めたし、これから、二人の仮面ライダーの戦いは、ますます苛烈さを極めていくだろう
今度は、どんな怪事件の解決に向けて奮闘するのか、キャラ達の関係に変化は生じるのか、漫画だけの新フォームが登場するんだろうか、ワクワクが止まらない
この台詞を引用に選んだのは、翔太郎とフィリップの絆の強さを再確認できるものなので
お互いに足りない部分を認め合い、力を合わせられる、簡単なようで難しい
この二人も様々なトラブルを乗り越えてきたからこそ、これほど強い絆で結ばれているんだろう
そして、これから、もっともっと、絆の強さは増していくに違いない
古典的なミステリータッチ
雪山で迷い込んだお屋敷では旧家の花嫁選びらしき奇妙な儀式がされていて、悪天候で外界とも連絡が取れない中、殺人事件が起こる……古典的な舞台のエピソードがメインでした。
ちょっと意外なかたちで話が進み、巻末のインタビュー記事等ともうまい具合にリンクされていましたよ。
照井竜!
アニメ化されていた話で既視感はあるがそれなりに楽しめた。照井竜が活躍するのも良い。最後におまけで照井竜の役者さんのインタビューがあるのもポイント高い。ただ絵は綺麗なのに描き込みすぎなのか白黒のせいなのか見にくいことがしばしば。。。
もしかしたら、、、
新たに出てきた新要素(なんのことかは読んでからのお楽しみ)、この作品を見てから本編を見直してみると「もしかしたらあれもそうだったのだろうか?」と思うようになりました。
Posted by ブクログ
まさかのクローズドサークル殺人事件もの。そうか、ニチアサではやれなかった題材ではあるな。
雑誌では良いものの、単行本で読むとコマが小さく、情報量は多いもののエクストリームの活躍シーンとかは手狭に感じてしまうなぁ。
しかしアクセルの変形シーンは上手いw 物凄く懐かしい構図に思いっきり笑ってしまった。
Posted by ブクログ
本物の原作(脚本)三条さんの手によるシナリオで描かれる新たな「仮面ライダーW」の物語、ついに3巻。雪山で遭難した2人が迷い込んだ奇妙な祝宴、そして起きるガイアメモリによる事件。2巻までで登場した謎の男(2人は初対面)がなんとその館に滞在しているという不可解な状況。外部と連絡も取れず、謎の事件に対峙する2人。渦巻く邪念と嫉妬と野望の中で意外な真実が明らかになります。重厚なストーリー運びはさすがに三条さん。今回も納得の面白さでした。そして、遂に登場する"サイクロンジョーカーエクストリーム"!変身音声が聴こえてくるようで、テンション上がりました。
そうそう、本作は満を持して仮面ライダーアクセル・照井竜が活躍する回でもあります。「ウチの旦那はバイクになります!」という亜樹子の説明に驚愕するときめちゃんの姿がユーモラス。
照井竜を演じられた木ノ本嶺浩さんのロングインタビューが巻末に載っていて、お得感満載。
例の「よその町」の住人、現時点でのボスである"オーロラ"を含む3人が勢揃いして、これからどうなるのか(ときめちゃんとも深い関係がありそう)ますますハラハラします。4巻早く…。そして、オリジナルで登場した印象深いキャラもどんどん出て欲しいなあ。