感情タグBEST3
しばらく欧風?王宮ファンタジー系ばかり読んでいたせいか、とても新鮮で、同時に懐かしい感じがしました。
着物を巡る人と人でないもの?の出会いとか想い出とか...日本にも良いものがあったし、今もそういうものを大切にしている人がいるんだなぁ...。
まぼろし?を見るとテキトーな言い訳を
取ってつける人がいるのですが
子供に尻尾が…
今時の子供はしっぽぐらいあるよね
無害でテキトー感のあるこのキャラが好きです
表紙の絵柄からしてわたしには
既に魅力的な本に見えます
アンティークで八重桜(?)
黒の羽織に表は雀、
羽裏はな...続きを読むんでしょう?
最近、波津彬子先生を知りました。ハマっています。このふるぎぬや〜から過去作を読み漁っている最中です。とにかく、世界観が素敵で、絵も合っています!
ファンタジーでも、ほんの少しだけブラックというか…でもほんのちょっとですけど。これからも読んでいくつもりです。主人公のロマンス的なものも入ってくるのかな...続きを読む。期待しています。
空気感が違うんですよね。その時代を生きている人にしか描けない何か。それも、良い意味で。その何かが描かれている作品だと思います。
今を生きる私が言葉にするとレトロになるのでしょうけど、この当時はリアルだったのだろうと思います。
この方の作品は、全て好きです。絵が美しい、浪漫がある、やさしい。そしてオカルトっぽい(恐くない)。
このシリーズもたくさん続いてほしいです。
Posted by ブクログ 2015年08月01日
いつ読んでも本当に絵と物語が美しい。
特に着物好きにとっては大変ワクワクする。
昔から着物の絵もとっても素敵だったので、これをきっかけでまた過去の作品を読み返しているが、気持ちがほっこりして幸せになれる。
実家の母から祖母の和服が送られてきて、これにちなんだちょっと不思議な事件が起こる連作集です。人ならざる妖怪的な登場人物や故人等も出てきます。行こうとしても道順等を覚えられない不思議なお店です。アイディア等、良質な作品です。
店員さんたちの正体、気になります……。
Posted by ブクログ 2017年06月08日
祖母が残した着物を処分しようとしたら、不思議なふるぎぬやに導かれて…。
着物にまつわる因縁の短編集。
例によって(ww)店主は、めっちゃいい男です。
雨柳堂より、年がいってるので私的はこちらの方が…。
雨柳堂もそうだけど、物にはそれぞれ作った人使った人の思いがあって、その思いの一...続きを読むつ一つはかけがえのないものであると、これも根本はそういうことです。
まぁそれは普遍的なことなのだけど、それをどう見せるかということが大切であって。
語り部になる女性が、ほどよく現代っ子ででしゃばらず、かといって消極的でもない。
いいバランスで盛り上げていると思う。
あくまで、主役はふるぎぬであるというスタンスが潔いと思う。
もっとも店主には謎があるみたいで、それはこの先のお楽しみみたい。
次巻が楽しみです。