【感想・ネタバレ】ふるぎぬや紋様帳 4のレビュー

あらすじ

ふるぎぬやの店主・青砥の若き日の出会い

着物に宿る想いと人を繋ぐ、ふしぎな店「ふるぎぬや」。
その店の謎めいた店主・青砥の若き日に起きた出来事とは――!?

“ふるぎぬや”をめぐる物語が深まってゆく、和の幻想浪漫 第4巻!
(第20~25話を収録)

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Posted by ブクログ

 店主がなぜ店主となったかがちょこっとだけでてくる。
 って、相当無理矢理なんだけど。
 それを受け入れるに至った、というか、受け入れてしまう店主の性格というか気質がいかに形成されたか、むしろそこが知りたいです。

 そして、相変わらず色んなものに振り回されている主人公。
 が、どうやら、それはそれで理由があるらしい。
 もっとも、主人公には心当たりが全くないみたいだけど。

 花嫁衣裳の話がよかった。
 うん。
 着物の自分の役目をちゃんと果たしたいよね。
 つか、それがレーゾンデーテルというものであろう。

 ああ、所以を探す物語なのかな、と唐突に思う。
 そこにやってくるふるぎぬも、それをまとう人も、所以があってそこにいる。
 そういう物語なのだろう。

0
2019年10月25日

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