越前敏弥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「哀惜」の後ろの広告で見て。
どうして人は、特殊な才能を持つ人間に引き付けられるのだろう。
ミレニアムのリスベットしかり、
「ストーンサークルの殺人」のティリーしかり。
いや、キャロル・オコンネルのマロリーや
ジェフリー・ディーヴァーのキャサリン・ダンスには、
それほど惹かれないので、
この作品のイーヴィの魅力はそれだけではないらしい。
イーヴィは嘘を見破る少女。
ある民家の隠し部屋に隠れていたのを発見され、
エンジェル・フェイスと名付けられた。
いろいろな調査にもかかわらず、身元は特定できず、
問題のある子供たちの養護施設で自称18歳を迎えようとしていた。
もう一人の主人公のサイラスも、
兄によって両親と双子の妹たちを殺された壮絶な過去を持つの臨床心理士。
イーヴィがいる養護施設で職員をしている大学時代の同級生に頼まれ、
彼女に会う。
サイラスは警察の捜査にも協力していて、
アイススケートのチャンピオンの女子中学生が殺された事件も追っていく。
(下巻へ続く) -
Posted by ブクログ
中巻にて少し間延びした印象があったが。
流石のダンブラウンであり、下巻にはこのストーリーの秘密を全て詰め込んだ。
物語は起承転結が重要だと言われるが、結びのスピード感が重要で、怒涛の如く回収されていく謎に驚くばかりだった。
この作品は大きく3っつの線があり、 ○エドモンドカーシュが発見したものは何か
○エドモンドカーシュを殺害し、全てを指示していた「宰輔」とは何者か
○スペイン王家の不穏な動きの理由は
であり、これらを軸に話は進んでいくが、そこにAIウィンストンの力をかりてラングドンとアンブラが謎に挑むわけだが、ストーリーの完成度はもちろん、人間の人間らしさ、AIの無機質な判断を最後まで表現し尽くした傑作だと思う。 -
Posted by ブクログ
人を溺れさせる仕組み
「金と権力」。この物語は検事、警察、FBIが結託し、現金輸送強奪襲撃事件の真相証拠書類を改竄、不利となる確たる証拠を隠滅させ莫大な金を奪い取ったミステリー事件だ。その裏には大金を隠し持ったという嘘を仕立てられ犠牲者(犯罪者)となり10年の投獄を科せらる。だが、最後の日の前日に脱獄する。背景には家族と金が絡む。人は時代が変わっても「金と権力」には弱い。現代、世を創る、守る側がその一端に加担するケースが多く、世間に告発する者がいない限り闇の中だ。政治家を含め暗黒の世界に足を入れた者は永遠に安楽な夢は見ることができないだろう。