越前敏弥のレビュー一覧
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ネタバレダン・ブラウン作品あるあるだけど、
ラングドン教授のウンチクが面白すぎてつい脱線してそのウンチクが出てきた場所とかを調べ始めてしまうという。だから面白くて早く続きを読みたいのになかなか進まないもどかしさ!
今回一番驚いたのがラングドン教授に恋人が出来とるやん!と言う笑
毎度面白いテーマで作品が出るけど、人間の意識がテーマと言うかなり奥深いテーマだなと思った。
人間が死ぬと消滅するのではなく、さらにそこからの続きと意識の解放があると言うのはかなり興味深い。
前回のオリジンの様にこの作品の内容が数年後どうなっているかが気になる。
あと、かなり厳しい環境でダン・ブラウンの作品を翻訳して下さった方々に -
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ネタバレここまで読んだライツヴィルシリーズの中で一番面白かった。
十日間のうち、八日目の最後まで殺人が起きない。それまでは、伏線なんだろうとは思いつつもこれがどう繋がってくるんだろうと思うような出来事が色々と発生する。エラリーの心の声が別フォントで表記されておりそれがツッコミみたいになってて(特に三日目)面白かったんだけど、結末を知るとこの心の声の部分でエラリーが犯人の狙い通り考え動いてたということがより明らかになっている…。
途中サリーとハワードの無計画な感じにもそれに協力してしまうエラリーにも若干イライラしたが、そういうイライラも回収してくれる結末になっていた。
犯人がエラリーのファンであることな -
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「ロンドン・アイの謎」の続編。
夏休み、美術館内で火事騒動が起き、煙が晴れると名画が何者かによって盗まれていた。少年テッドは推理で容疑者を絞りこんでいく。
シヴォーン・ダウドの持っていたテーマや視点を引き継いで、まるで最初からその人が描いたかのような物語として成立させている、ロビン・スティーヴンス、すごすぎる…!
しかも単に設定を使うだけではなく、空気感まで完全に再現されていて、読み始めてすぐ、また彼らに会えた!という喜びが湧き上がってきた(*ˊ ˋ*)♡
前作のおさらいがあったのも嬉しいポイント✧*。
テッドの語り口にも成長が見られ…どうやら比喩を覚えた様子。
比喩、暗喩、直喩を使 -
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ネタバレ第一部の終盤までエラリーは登場しないが、そのエラリー登場までの流れが良い。追い詰められたデイヴィーとリンダのもとに満を持しての登場にワクワクする。
事件自体は十二年前のもので、再検証という形で進み新たに殺人事件が発生したりすることはないため、そういう意味では地味になりそうなものだが、最後まで面白かった。ジェシカの自殺オチだったらガッカリだったけど、ハッピーエンドと見せかけて重い結末。序盤はこの登場人物たちにとって日本は敵か…と仕方ないことながらなんともいえない気持ちにもなったが、全体的な雰囲気も好みだった。
途中の窃盗事件の解決も鮮やかだったし、水差しに毒が入っていなかったことでベイヤードの無 -
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『ロバート・ラングドンだ。あのハーヴァード大学の教授は、だれも暴かれることを望んでいない秘密を暴くことで有名だ。』(p.83)
『きみは危険にきわどく近接する奇天烈な奇人だからな』(p.345)
・教授職ゆえ世界のあちこちに行く機会があり
・陰謀論的な極めて重要でアンタッチャブルな事件にいきなり巻き込まれ
・訳ありの哀れな異形の変態がいたりいなかったり
・たいてい才色兼備な現地妻(マドンナ)がいて
・逃げる、走る、滑る、潜る、隠れる、燃やす、ぶん殴られる、吹き飛ばされる
・それでもタフなフィジカルと明晰な頭脳で事件を解決に導き、およそ大団円となる
シリーズどの作品も、だいたいこんな感じの安 -
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キャサリンとラングドン教授が真実に近づいていく。CIAの界域を生み出すプロジェクトと、キャサリンの出版物をなんとしても止めようとし、命まで狙っている狙いと背景が明らかになっていく。大使館、キャサリンとラングドン、CIAそして、サーシャとその庇護者であるゴーレム。ゴーレムの正体が、実は複数の意識を持つ多重人格であったことがキーとなり、すべての謎が一つになっていく。CIAの陰謀、野望と、サーシャ。アメリカに行きたいという映画を見ていたストーリーなど、伏線も回収しながらマンハッタンのシーンで終わりに向かって収束する壮大なストーリー。シークレットオブシークレッツ、秘密の中の秘密。
文中で何度か交差する -
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収録されている短編のうち「魔女のパン」がいい。テーマは、小さな親切、大きなお世話、だろう。
主人公ミス・マーサは、善意を施した相手に迷惑だと怒鳴り込まれ、善意の自分像をあっさり捨てられた女性だ。その姿勢は健全だ。ともすれば、いったん芽生えた善意を取り下げられない人は、実に多いからだ。行き過ぎた善意の押し付けと、それに対する反発は、今日に至るまで社会の対立軸としてあちこちで見かけるもので、読後に得られる教訓に古さを感じない。
説教じみていないところもいい。マーサの場合、その善意は相手から好かれたいという下心でもあった。宗教的な隣人愛ではなく、少し下世話で、妄想の様子は少女マンガ的でもある。 -
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圧倒されました。息つく間もないくらいの目まぐるしい展開に一気読み必至。うまく行きすぎでは、、と思える場面もありはしたけれど、ストーリーの勢い上不可欠。最後まで楽しめました。6作目にしてまだ新しい世界を見せてくれるダンブラウン氏の力量に感服せざるを得ません。この先何を見せてくれるのか、生きている限り見届けるべく元気で意識保って新作を待つ決意です。終活考える世代に近づきつつある年代としては、死に対する考え方が少し変わり肩の力がやや弱まりました。アカデミックな部分が読み飛ばせないほど充実していて、メモとりまくり。GABAというワードは決して忘れません。
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『シークレット・オブ・シークレッツ』を読み終え、心地よい高揚感に包まれている。
息を呑むような逃走劇、キャサリンの遺した未発表原稿の謎、そして暗躍する組織と「ゴーレム」の正体。
重層的なプロットに、一気に物語の深淵へと引き込まれた。
この小説の真の魅力は、物語の中に散りばめられた膨大な知見にある。作中に登場する研究結果や哲学、歴史的背景に触れるたび、自ら調べ、画像を検索する手が止まらなかった。
それはまるで、プラハの街を実際に歩き、歴史の息吹を感じる「知の旅」をしているかのようだった。
ダン・ブラウンの鋭い先見性が示す未来は、今はまだフィクションの域を出ないかもしれない