越前敏弥のレビュー一覧
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ネタバレラングドンシリーズは、いくつか読んできたが、久しぶり。
喩えは悪いが、池井戸潤作品を読んでいるような感じがする。もの凄く、ビジュアルを意識していると言うか、書いているときにすでに映画化を考えているような。
ダヴィンチコードやインフェルノもそうだった。
とても読みやすく、場面切り替えが映画やドラマのようで飽きさせないエンターテインメント作品であるのはいつもの通り。挑む謎が、意識という難しさ。キャサリンという新恋人の登場も、ひと味違うが、あまりの荒唐無稽さに辟易する向きもあるだろう。死んでも意識が残る。CIAが莫大な資金力でこれを研究している、等々。これは、どんなに知的な言葉がちりばめられていると -
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ネタバレ9人も被害者がいる(エラリーが捜査に加わる時点ですでに5人が被害に遭っている)こともあり、かなり展開はあったので最後まで面白く読めた。
犯人に関してはそもそも候補者が少ないので想定内ではあったが、被害者の繋がりが判明する部分は納得のいく説明がされていてとても面白かった。
事件そのものも面白いんだけど、それによって街や市民たちの間に不安とか恐怖が漂う様子が不気味。残りページ数とか雰囲気でまだ何かあるんだろうなとは思いつつ、犯人が逮捕されいったん解決したかのような描写が入ってからの真相パートが良かった。エラリーが苦悩しているのは少し辛いけど、締めくくりとしては前向きなものだと感じた。
ジミーが失礼 -
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ネタバレ前作『オリジン』ではもうこのシリーズもダメになったなぁと落胆していたが、今新作はずーっと面白いモチベーションのまま最後まで読み進められたなぁと安堵した。惜しむらくは『変な~』シリーズの後半と同じで文中にどうでもいいような挿絵(マーク)が多発して気分を盛り下げてくれたことかな。『天使と悪魔』のどちらから読んでも同じ言葉のロゴとかは感心したが、今回のはまさにどうでもよくてページ稼ぎかよって思ってしまった。
後半でいよいよ本拠地決戦になるんだけど、ゴーレムの成り立ちや歴史も知ることができたのと、本のタイトルがなるほどここに到着するのかって腑に落ちた。ダン・ブラウン氏の資料集めもすごいもので、専門分野 -
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たぶん初クイーン。他のシリーズ作品を読んでいない(記憶に無い)ので、これが「シリーズ最高傑作」と言われても比較しようがないのだけど、シンプルなトリックかつ人間心理の深層がよく描かれていて、確かに面白かった。エラリー・クイーン氏のチャラすぎる描写だけはマイナスポイントにせざるを得ないけど、時代を感じさせない古典ミステリの傑作だと思う。
作品の主題とは少しずれるけど、村八分とか空気を読むとかの言葉に代表されるように、集団同調圧力が強いのは日本特有の現象なのかと思っていたんだけど、本作を読んでいてアメリカでもあんまり変わらないんだなというのが個人的に印象深かった。 -
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傷を持つ私立探偵マクナイトは、タフとはいえず繊細なところがある。ハミルトンの世界に一作目から入ってみた。
私立探偵小説コンテスト最優秀作・アメリカ探偵作家クラブ賞・アメリカ私立探偵作家クラブ賞受賞作
と沢山受賞している私立探偵が主人公。他力本願ながら何かの受賞作なら初めて読んでも安心かなと買ってきた。
ハミルトンもデビュー作からと思いながら読み始めたが、面白かった。
警官であるからには覚悟はしていただろうが、やはり撃たれたショックは大きい。立ち直れないでいるが人生は続いていく。マクナイト、彼の弱さも含めて魅力的だ。
シリーズが三冊出ているらしいので、これもリストアップ、そのうち続きを読んで -
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ダン・ブラウンのラングドンシリーズ最新刊だ。天使と悪魔から読み始め、このシリーズも長くなったなぁと感じながらもその内容は全然衰えない。そればかりか、今回扱われる内容がまたまた衝撃的過ぎてよくこんな題材思いつくなぁと感心した。相当な資料集めと事前勉強が必要だったと思う。インディー映画さながらに次々にトラブルが襲い掛かりなんだかんだこの上巻だけで話がほぼ終わってしまうんじゃないかってくらいにスピーディーに展開し、あれ、下巻であと何書くの?って思ってしまったけれど、全然核心にも近づいてない。それくらい上巻だけで満足してしまえるまとめ方だけど、いざ、ひと段落つくとそこからが恐ろしい展開が待ち受けている