越前敏弥のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
今回はプラハが舞台で、相変わらず1日程度の時間軸で、一気にラングストン教授が事件に巻き込まれ、かつ解決して行く。
そして、もう一つの大きな特徴が、出てくる組織や様々なエピソードは全て実話、ということで、これがダン・ブラウン作品の大きな魅力となっている。
今回のタイトルは「秘密中の秘密」(原題)となっているが、これは同時にベストセラーともなった自己啓発系の「シークレット」をも想像させる。
CIAの有名な超能力者の開発計画「スター・ゲイト」等とも絡み、ポリティカルサスペンスの側面もある。
緻密な取材に、興味深いテーマ、テンポの早い展開に、練り込まれたキャラたちの動きもあって今回も楽しめた。
-
Posted by ブクログ
ラングドンシリーズ。純粋知性科学者のキャサリンとともにプラハを訪れたラングドン。キャサリンが講演を終えた夜、彼女は不吉な悪夢に脅かされ、翌朝に姿を消してしまう。そして彼女を探すラングドンは彼女の告げた悪夢とまったく同じ光景を目にした。いったい何が起こっているのか。キャサリンの書いた本を巡って繰り広げられる陰謀の正体は何なのか。
しょっぱなから不可思議でスリリングこの上ない展開に引き込まれます。狙われるキャサリンと彼女の原稿、謎の殺人者ゴーレム、各国の機関も入り乱れ、次々襲い来る危機にぐいぐい引っ張られっぱなし。その中心にあるのは「人間の意識」に関する問題なのですが、これってあまり意識したことは -
Posted by ブクログ
ようやくキャサリンと再会したラングドンはアメリカ大使ネーゲルから詳細を知らされることになる。しかし誰を信じればいいのか、まだまだ油断のできない展開。キャサリンの原稿に書かれていた重大事項は何なのか。そして「最大の謎」の答えは。
観念的な視点と科学的な視点、どちらからしてもやはり「意識」の問題って深すぎます。GABAって聞いたことはあるけれど、そんなにすごいのか! そして誰もがその答えをいずれは知ることになるのか……どうなのでしょう。
数々の事件の真相については意外とシンプル。そしてとんでもない怪物のように思える「ゴーレム」だけれど、彼の目的がただサーシャを救うことだけなのもシンプルです。ゴーレ -
Posted by ブクログ
「ロンドン・アイの謎」の続編
テッドはママとテッドの姉カットと3人で、ニューヨークに引っ越したグロリアおばさんとその息子
サリムに会いに行きます。
グロリアおばさんはグッゲンハイム美術館の主任学芸員になっていて休館中の美術館を案内してもらうことになり、、
そこで館内に煙が上がって騒ぎになっている間に
カディンスキーの(黒い正方形のなかに)という絵が盗まれてグロリアおばさんが捕まってしまいます。
テッドとカットとサリムが犯人を探します。
テッドが犯人を導く過程がとても面白いです♪
前作よりも彼らが成長している様子も良いです。
この作品は「ロンドン・アイの謎」の作者が刊行
から数か月後に癌で亡くな -
Posted by ブクログ
ネタバレおそらくどこかの巻末広告で見て。
父親を殺した男が、漂流していた大型ヨットで七つの遺体を発見した。
対立していた上院議員候補が二人、連邦検事が一人、
議員候補の側近、兄、船長に乗組員。
だが、話は政治的な方向には向かわない。
造船所もロブスター漁も失い、経済的に沈みつつある島で、
男は事件の前から州警察の刑事とその秘密を暴こうとしていた。
男の叔父は保安官補だが、男を犯人扱いする一方、
取引を持ち掛ける私立探偵があらわれる。
隣の島では、空き家に怪我をした若い女が入り込んでいた。
彼女を助ける少年の家庭では、母親は失踪、父親が暴力をふるっていた。
彼女は何者なのか。事件と関係があるのか。
-
Posted by ブクログ
ダン・ブラウンの作品は全て読んでますが、やっぱり面白い!あとがきで、作品作りに掛けている膨大な調査と時間に感服しました。これだけの内容を描こうとすると当然これだけの時間が掛かる事を改めて認識しました。作品数が少ないのも当然かと思いますが、それだけ濃い内容の物語ばかりです。
今回のテーマとなった”人間の意識”についても今までの作品同様に現在の科学技術等に則った現実の延長上にある様な話で、肉体と意識が別々に存在していて脳が意識の受信機としての役割を持っていると言うストーリー展開が本当であれば、解離性同一性障害についても納得がいく物語でした。
輪廻転生、幽体離脱などまだまだ現代では解明されてない事が -
Posted by ブクログ
書店で「グッゲンハイムの謎」という文庫本を手に取り興味をもちました。どうやら第一弾があるみたい、、、それが「ロンドン・アイの謎」この本でした。
主人公のテッドは特別な頭脳の12歳の少年で何とは書かれていませんが訳者のあとがきにおそらく
アスペルガー症候群と推察と書かれています。
テッドのいとこサリムが巨大観覧車ロンドン・アイに乗ったはずなのに降りて来なくて行方不明になってしまいます。
テッドの姉カットと2人でサリムを一生懸命探します。
テッドが9つの仮説を推理していくところは面白いです。
カットは時々テッドに意地悪を言ったりするけれど
テッドを思いやるところもあるし、テッドの姉でいることが大変 -
Posted by ブクログ
ネタバレ国名シリーズのエラリーとはだいぶ印象が違う。クイーン警視が登場しないせいか、あまり積極的に捜査してる感じはしない。そういえばエラリーって作家だったなと思い出した。とはいえ最後の推理パートはさすがの謎解きで面白かった。
あとがきにも書いてあったが、事件そのもの以外の人物描写なども多く、読み応えがあった。
田舎の社会の嫌な感じがジムやノーラを始めライト一家を苦しめるところは息苦しさを感じる。この舞台に部外者としてエラリーが身分を隠して訪れるという設定が面白いなぁと思った。裁判のシーンも面白かった。
最後の謎解きを始める直前、エラリーの「真実とは不快なものだ」というセリフが印象に残った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレフィレンツェとアメリカを舞台にした、意識とは何か、死とは何かという題材で相変わらずの歴史に関わる情報知識の多さとそれに関連づけたストーリー構成、それがカーチェイスのように目まぐるしく展開していく、ダンブラウンといったらこれこれ!という内容で、上下巻だいぶ量はあるものののめり込んで読み進めることができた。
ラングドンが見た夢がそのまま現実になり、このまま夢の通りだとホテルが爆発する…併せてキャサリンの出版予定だった本のデータが何者かに奪われる…
最初からワクワクする展開。そのワクワク展開の先を知るためには少し難しい知識、情報も理解しながら読み進めないといけないため、どんどん読み込んでしまう魅了が