小川高義のレビュー一覧

  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    前にもO・ヘンリーの短編集は読んだことがあるのですが、その時は半分以上の作品が難しく感じました。

    本書は新訳のおかげもあってか、非常に読みやすくおもしろかったです(それでも中にはオチが今いちわからないものもあった)。

    特におもしろかったのは『賢者の贈り物』『春はアラカルト』『赤い酋長の身代金』『この世は相身互い』『車を待たせて』です。

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    2025年08月19日
  • 私の名前はルーシー・バートン

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    静謐な小説。様々な時期の出来事が、時系列にとらわれず浮かんでは消えていく。一人の女性の思考を一緒に慈しんでいる気分。

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    2025年05月27日
  • ねじの回転(新潮文庫)

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    ネタバレ

    難解な本だった。
    全て家庭教師視点で書かれているから、何が本当のことなのやら

    家庭教師にしか幽霊が見えていなかったとしたら、彼女が経験した恐怖と孤独感はかなりのもの
    もし幽霊が家庭教師の妄想だったら、家庭教師の恐怖よりも周辺の人が感じた恐怖の方が強烈かもしれない
    幽霊も怖いが幽霊がいると1人騒ぎ立てる家庭教師の方がもっと怖い

    私にはフローラとマイルズが理想の子供でなくなったから追い出したり、(私の理想の)マイルズは死んだみたいな表現したりと、身勝手な振る舞いをしてるように感じてしまう

    どう解釈すればいいのか

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    2025年03月28日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    100年以上前のアメリカの作家による短編計16篇。

    どの短編も、貧富の差を超えた愛や人間くささを、時にロマンスたっぷりに、時にユーモラスに描いたような話が続く。そしてどこか古き映画的。
    当時のアメリカ社会や人間模様の風味を味わえる。

    クリスマスプレゼントで貰い、スキマ時間に少しずつ楽しみました。

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    2025年03月09日
  • 私の名前はルーシー・バートン

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    私の母が愛しているという言葉を口に出せない人だったことを、読者にはわかってもらえないかもしれない。それでもよかったということを、わかってもらえないかもしれない。

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    2025年02月23日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    ネタバレ

    黒猫は正直よくわからん。理性と本能?みたいな話だったかな?

    モルグ街の殺人は面白かった!デュパンが考えていることをさささっと当ててしまうところ(このエピソード、モルグ街だったよね?)にすごく感心して、それに、動物が犯人だという、世界初の探偵小説なのに展開も斬新すぎてめちゃくちゃ記憶に残ってる

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    2025年02月07日
  • 老人と海

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    ネタバレ

    有名な作品で物語自体は知っていたが、初めて読んだ。
    物語自体はシンプルだし、わかりやすいが、無常観や虚しさなど複数のテーマが上手く詰め込まれている。

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    2025年01月10日
  • この道の先に、いつもの赤毛

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    ルーティンワークにこだわりの強い
    40代の独身中年マイカの物語。
    決まりきった日常を愛しているのに
    ある日なんだか彼女とギクシャクしはじめて
    元カノの子供が家出してきて転がり込み
    結婚する親戚の顔合わせにも呼ばれ…。

    管理人として住み込むアパートの住人にも
    ITレスキューの顧客たちにも
    さりげなく優しいマイカ。
    なんかいい。
    基本的に「人が好い」んだよ。
    深読みできないから彼女怒らせたけど
    やりなおしたいと思ったり
    でもそんな悪いことしたっけって思ったり。

    あと、全然性格の違う親戚たちの
    ホームパーティのシーンがおもしろかったです。

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    2024年12月31日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    自分には少し難しい話もあった。
    「早すぎた埋葬」は自分がその立場になったらと想像するだけで怖かった。

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    2024年12月05日
  • アウルクリーク橋の出来事/豹の眼

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    「悪魔の辞典」で有名なビアスの短編集。
    小説は初めてと思いながら読み始めたが、冒頭の表題作「アウルクリーク橋の出来事」は出色の出来だけあって、何かの短篇集で読んだことがあった。いわゆる「走馬灯オチ」だが、(再読なのに)最後の一文を読むまでそれと気付かせない(思い出させない)自然な筆致だった。

    もうひとつの表題作「豹の眼」と、「良心の問題」も印象深い作品だ。

    後者は、見張り中に居眠りした兵を、捕虜が脱走せずに見張り交代時に起こしてあげた逸話の後日談。軍律と良心の両方に忠実であろうとするとこの結末がしかないのかもしれないが、何とも後味が悪い。かといって処刑だけで終わるともっと後味が悪い。う〜ん

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    2024年10月22日
  • デイジー・ミラー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「ねじの回転」で有名なヘンリー・ジェームスの作品。

    奔放な女性と、その女性に淡い恋心を抱く青年との交流が描かれる。
    アメリカとヨーロッパの文化や男女観の違いを交えながら、二人の恋の行末が描かれる。

    のだけど。
    男性側からしたら、最初はその気にさせておいて、違う男と仲良くなる姿を延々と見せられる、結構な地獄という笑
    男女観も古くて違和感しかないし。

    そして何よりも。
    帯の「誰が彼女を殺したか」は、本当にその文句でいいのかという。。。ミステリ要素皆無だし。。。

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    2024年09月28日
  • ねじの回転(新潮文庫)

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    イギリス郊外の貴族屋敷に家庭教師として雇われた「私」は、両親を亡くした眉目秀麗な兄妹と出会う。大切な教え子たちを謎の幽霊から守ろうとする「私」だが……

    怖い……色んな意味で→

    帯に「ホラー小説の先駆け」とあったのでポーの「黒猫」系かな、と思っていたら、ちょっと違った。
    「怖いものがある」怖さもだけど「怖いものがわからない」怖さ、むしろ「怖くないはずのものが」の怖さなんだ、ろうな……。
    いや、違うのか?解釈によって色んな読み方ができそう。

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    2024年07月15日
  • 緋文字

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    罪の象徴の緋文字が、やがてはその元々の目的が薄まっていく。
    不倫の罪を裁かれ、緋文字を生涯付けることを余儀なくされたヘスター・プリン。彼女は誰が相手かを決して口外することなく、人々の冷たい視線も受け入れて、毅然と生きていく。不倫によって生まれた娘パールを育てながら。

    よほどの理由があったにせよ、自分が犯した罪は罪として受け入れる。でも、それに押しつぶされないで、黙々と、毅然と生きていく。それはいいのだが、もう少し、ヘスターと牧師のことを掘り下げて書いて欲しかったと思う。

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    2024年06月23日
  • 老人と海

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    一度は読んでみたいと思って手に取ってみた名作

    簡単に言えば釣りの話

    カジキを釣り上げ、持ち帰るまでの経過が書かれています

    カジキと老人、そして鮫

    老人が海と共に生きてきた、それが釣りという行動によって表現されています
    老人と海との関係性
    お互いに生きるための行動ですよね

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    2024年06月09日
  • アッシャー家の崩壊/黄金虫

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    ポーー!

    一瞬これでレビュー終わらそうと思いました
    一瞬です

    はい、光文社古典新訳文庫シリーズ、エドガー・アラン・ポーの短編集ですよ!

    いやぁ、読み辛かったw
    もう延々と情景描写が続くのでつらい
    「恐怖」を醸成してるってのはわかるんですけどね
    ホラー映画なんかでよくあるじゃないですか
    ずーっと風景だけを映してるシーン
    例えば薄暗い森を静かに延々映しておいて
    あれ?今端っこの方でなんか動いた?
    …気のせいか……ギャーーーーッ!!ってやつね
    あれと一緒だと思うんですね
    なんていうか雰囲気づくりといいましょうか
    静かに静かにゆっくりと不気味さを整えていく
    で、確かな技法で完璧にそこに持って行っ

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    2024年04月25日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

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    表題の「魔が差したパン」から読み始める。
    訳がうまいのか、スラスラ読み進める。
    最後にクスッと上質な笑いが沸き起こる。
    外国人が登場人物なのでカタカナ表記となるが、これが覚えにくい。
    中には、よくわからない短編もある。
    なので総合点で3にした。

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    2024年04月07日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

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    ネタバレ

    なかなか良かったです。O・ヘンリー短編の中でも傑作選3冊のうちの3冊目。
    東工大名誉教授の小川氏による傑作選・翻訳。

    ・・・
    O・ヘンリーは久しぶりです。もう20年以上ぶりかも。この短編集のうち数編は何だか読んだ気がします。

    洒脱な雰囲気を漂わせつつ、労働者階級の悲哀や小さな喜びを描くところがいいですね。最後にくすっと笑顔をさせてくれます。

    ニューヨークはマンハッタンに生きる賃借人、あるいはテキサスなど南部のメキシコ国境沿いで生活にあえぐ労働者など。偶然というスパイスを取り混ぜることで、ちょっとした幸せを彼らに運ぶ、というハッピーエンド系のお話が多い気がします。いわゆる感動ポルノ的な大が

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    2024年03月25日
  • オリーヴ・キタリッジ、ふたたび

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    「わからないことは、わからないままに受け止めて、心静かに耐えること」

    どろり、じとり、とした読後感

    1作目から歳をとったけど、オリーブはオリーブだった

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    2024年03月11日
  • 老人と海

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    難しかった。ひとことで言えば、運に見放された老人の闘漁記。三日間もカジキと闘った老人の必死さや強さが映像で伝わってくるほど描写が素晴らしかった。30年後に読めば、もう少し面白いと思えるはず。

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    2024年03月02日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    公文の英語に「賢者の贈り物」の話がでてきて、他の作品も気になって小学生のときに購入した本!20歳になっても読むたびにほっこりします!クリスマス前になると読み返したくなる(^^)

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    2023年12月22日