小川高義のレビュー一覧

  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    ネタバレ

    謎解きミステリーにどんでん返しは私の大好物。

    本作におさめられている「モルグ街の殺人」から始まった推理小説の歴史。

    まさに原点となる作品をようやく手にしました。

    本書は「モルグ街の殺人」以外にも「黒猫」「本能vs.理性ーー黒い猫について」「アンモティリャードの樽」「告げ口心臓」「邪鬼」「ウィリアム・ウィルソン」「早すぎた埋葬」の計8作からなる短編集。

    「モルグ街の殺人」も60p弱の作品なので、サクッと読み終えました。

    まるで詰将棋。

    作者が決めた答えに導いていく思考は、今の時代の何気ない日常の中でも使える思考法で、作品の舞台裏を覗き見たような感覚を味わいました。

    本作で謎解きをす

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    2021年11月27日
  • ねじの回転(新潮文庫)

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    ある田舎の屋敷に家庭教師として雇われた
    若い女教師が体験した夢か幻のかの様な
    美しい子供達との遭遇と亡霊に悩まされ
    何とかこの美しい子供達を亡霊から
    救おうとするが、彼女の見た幽霊達は
    本当に居たのかどうか最後までハッキリ分からず仕舞い。解説をよんでやっと時系列が分かった。
    解説を読まないと分かりにくいが、読んでいる内に
    幽霊の謎に引き込まれる。

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    2021年11月06日
  • デイジー・ミラー(新潮文庫)

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    ちょっと不思議な感覚な物語だった。
    世間知らずの主人公青年がぶっ飛び美女に気があり追いかけ回すものの、そのぶっ飛び美女にはその気がないという、特にどうということがない展開であり(笑)、登場人物たちの心情のうつろいや性格描写が限定的でいまひとつ物語に入り込めなかったことが大きいかもしれない。
    また、物語の終息が唐突であり、ちょっと意外だったこともあるかもしれない。

    物語はスイスのヴェーヴェーが舞台の出会い編とイタリアのローマが舞台の袖にされる編の大きく2つに分けられる。
    スイスのヴェーヴェーでは雄大な自然と古城が開放的な気分の舞台装置としてはぴったりで、イタリアのローマの街並みと古代遺跡の重み

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    2021年08月13日
  • デイジー・ミラー(新潮文庫)

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    旧訳では読んでいるのだけれど、このほど新訳にて。

    うーん、まあ、なんというか。ちょっとホリー・ゴライトリーを連想したり。

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    2021年05月26日
  • 何があってもおかしくない

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    私の名前はルーシーバートンの続編というか、2部の本の半分という 本。おかしな人たちがでてきて、貧困に育つということについて考えることになる。

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    2021年06月08日
  • オリーヴ・キタリッジ、ふたたび

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    数学教師をしていたオリーヴ・キタリッジの続編。オリーヴを中心にした短編集という書き方は前作と同じ。中年のオリーヴは老年となり、夫に先立たれ再婚し、再婚の夫も先立つ。本作のテーマは「老い」といってよいであろう。かつての教え子たちも相応に年を取っていく。読みながら、年月を経ることについて考えていた。

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    2021年04月03日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

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    理不尽にさらされる度に、表題作を思い出す。
    誰も悪くなくたって、最悪の結末が訪れることはある。それが人生。

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    2020年12月20日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    推理小説にはまってから約20年経って初めて手にしたエドガー・アラン・ポーの短編集。

    幾度となくタイトルだけは目にして知っていた「モルグ街の殺人」が推理小説の元祖(と名高い)という驚きと、そもそも推理小説と呼べるような作品が「モルグ街の殺人」のみだったことへの驚き。

    他は、内なる恐怖を「世にも奇妙な物語」仕立てに描かれていて、謎解きでもなんでもなかったけれど、1篇自体が短いのもあって読みやすかったし楽しめた。

    日本に黒船が来る前に書かれた作品ってだけでも驚き。

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    2020年10月24日
  • 変わったタイプ

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    面白くないわけがない。

    俳優としてあれだけの役をこなした上、監督や制作でも才能を見せつけて、足りないのは「時間」だけ。
    有名であるが為、最初から高いハードルがある。何もしなくても既に名声を得ており、その分やや損しているにもかかわらず…。

    とにかく、読み進めていくと登場人物がどんどん映像化されていく。
    『ようこそマーズへ』や『特別な週末』は、そのままで「少年の成長」ドラマのエピソードとなり、『ヘトヘトの三週間』『アランビーン、ほか四名』『スティーヴ・ウォンは、パーフェクト』は「おかしな四人のオシャレな生活」となる。
    『クリスマスイヴ・一九五三年』は映画『プライベートライアン』のようなドラマに

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    2020年09月22日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    「モルグ街の殺人」は、探偵小説として楽しめたが、ミステリーとしては少し納得が行かない。
    「黒猫」がポーの真骨頂なのかと感じる。矛盾したドス黒い感情がありありと伝わってきて面白かった。自分がどんどん暗い方向へ変わっていくのは一種のホラーで恐ろしいものなのか、それとも変化している自分にはそれはわからないのか。

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    2020年07月28日
  • アッシャー家の崩壊/黄金虫

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    幻想的なものから、論理的なものまで幅広い内容の短編集。推理小説によくある、変わり者だけど頭の切れる友人に振り回される物語の語り手という設定のルーツはポーだったのか!
    この中では、ダイナミックで緻密な描写から映像が目に浮かぶような「大渦巻への下降」が一番好き、というか怖い!

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    2020年07月19日
  • 若者はみな悲しい

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    お坊ちゃん のアンソンは、なにか見たことかある人物。
    冬の夢 のデクスターの方が可愛い。

    でもいずれもまさに若者の物語で、なんともあまっちろい。

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    2020年01月28日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    短編の名手O・ヘンリー。「賢者の贈りもの」はあらすじだけ知っているけど、初めてまともに読んだ。イイ話系が多いのかと思いきや、ちょっと切ない話やツッコミたくなるような話もあり、どの話にも意外なオチがある。個人的には「ハーヴレーヴスの一人二役」「二十年後」が好き。全体的にユーモアがあって、著者が読者に語るようなスタイルが多く、訳者あとがきの「落語家タイプ」という表現がしっくりくる。

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    2020年01月12日
  • 緋文字

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    作品は1850年に発表されたものだが、舞台はさらに200年も遡ったアメリカのニューイングランド。
    そこはピューリタンの町で、当然ながら厳格な信仰が守られているコミュニティだ。
    タイトルの緋文字とは、そこで姦通の罪を犯した女性への罰として、その衣服の胸のところに常に着けるように定められた緋色のAの文字のこと。
    その女性は、町で尊敬を集めている牧師と関係を持ち子をなしてしまうが、彼女には夫がいたため、罪とされた。一方牧師の方はその関係がバレずにいた。
    後から町にやってきた夫は、医師に身をやつし町の中で一定の位置に居座るようになるが、二人に執拗に復讐をしようとしていく。

    キリスト教をベースにしてい

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    2019年12月29日
  • 変わったタイプ

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    こういう短編すごく好き。Oヘンリーと似てるという紹介文を見かけたけど、私はそうとは思わなかったな。audibleは本人の声みたいなので、音声でも読んでみたい。

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    2019年10月23日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    行けるかな?と思ってる読書会の課題本。

    犯人私きのう撮影した!!!

    まさかあの。
    レスパネー親子は、まさかあいつが窓から入ってくるなんて想像もできなかっただろうな。
    まさかね。

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    2019年07月18日
  • 変わったタイプ

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    あのトム・ハンクスが書いた小説、という事で読んでみた。450ページの中に17篇のショートストーリーが盛り込まれている。読み始めは、ごくごくありきたりな日常の風景に退屈に思ったが、読み進めるうち、いつの間にか夢中になっていた。恋愛、SF、ノスタルジックなものまで、作風も様々。登場人物も生き生きと描かれていた。映画の世界での活躍がここに見えた気がした。

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    2019年05月01日
  • 変わったタイプ

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    あの名優トム・ハンクスの小説デビュー作。トム・ハンクスが小説を書いたというだけで、ファンとしては「ワオ!」なのだけど、17の短編がそれぞれ中々に味わいのある仕上がりになっている。心のどこかに残り続けて、何かの折に「そういえばあんな小説読んだな」と思い出されるたぐいの小説だと思う。

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    2019年04月30日
  • 変わったタイプ

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    あのトムハンクスの小説だと思って、興味があったが、外国の小説に多い情景描写は今ひとつ。トムハンクスだからこそのものとは何だったのかはよくわからなかった。

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    2019年03月16日
  • ねじの回転(新潮文庫)

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    随分前に岩波版を読んで、よくわからないわーとなり、新潮の新訳ならわかりやすかろうと手に取ってはみたものの、やはり難解。
    私は家庭教師の妄想派ですが、みなさんはどうですか?

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    2019年01月22日