小川高義のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ表紙のジョン・シンガー・サージェントの絵に惹かれて、完全にジャケ買い。
元々海外文学に苦手意識があったため少し迷ったが、あらすじの内容と帯の「誰が彼女を殺したのか?」という文句に心を奪われ購入を決めた。
結果、読みやすくはあった。
時代や文化背景を知らなすぎることを痛感はしたが、そういうのなしにしても楽しめた。
彼女が何を思っていたのか、結局最後まで彼女の口から語られることはなかった。それでも、ウィンターボーンには伝わったのだろうと思う。
失ってから気付く、本質が見えるという典型的なパターンのように思えるが、単純に悲劇だとは言えないような気もする。
難しい。
これを機に、海外文学にどんどん挑 -
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Posted by ブクログ
面白くないわけがない。
俳優としてあれだけの役をこなした上、監督や制作でも才能を見せつけて、足りないのは「時間」だけ。
有名であるが為、最初から高いハードルがある。何もしなくても既に名声を得ており、その分やや損しているにもかかわらず…。
とにかく、読み進めていくと登場人物がどんどん映像化されていく。
『ようこそマーズへ』や『特別な週末』は、そのままで「少年の成長」ドラマのエピソードとなり、『ヘトヘトの三週間』『アランビーン、ほか四名』『スティーヴ・ウォンは、パーフェクト』は「おかしな四人のオシャレな生活」となる。
『クリスマスイヴ・一九五三年』は映画『プライベートライアン』のようなドラマに -
Posted by ブクログ
作品は1850年に発表されたものだが、舞台はさらに200年も遡ったアメリカのニューイングランド。
そこはピューリタンの町で、当然ながら厳格な信仰が守られているコミュニティだ。
タイトルの緋文字とは、そこで姦通の罪を犯した女性への罰として、その衣服の胸のところに常に着けるように定められた緋色のAの文字のこと。
その女性は、町で尊敬を集めている牧師と関係を持ち子をなしてしまうが、彼女には夫がいたため、罪とされた。一方牧師の方はその関係がバレずにいた。
後から町にやってきた夫は、医師に身をやつし町の中で一定の位置に居座るようになるが、二人に執拗に復讐をしようとしていく。
キリスト教をベースにしてい -