デイジー・ミラー(新潮文庫)

デイジー・ミラー(新潮文庫)

青年はレマン湖畔の美しい町で運命の美女デイジーと出会い、一目で恋に落ちる。その奔放なふるまいは、保守的で狭量な人々からは嫌われていたが、青年は彼女のあとを追うようにして、マラリアの猖獗するローマへと向かう。婚約者と思しき男を紹介され、さらに翻弄されるが、二人の恋路は思いもしない衝撃的な結末を迎えるのだった――。ジェイムズの名声を高めた傑作中編、待望の新訳版。

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デイジー・ミラー(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    新潮文庫の新訳版。訳者は小川高義さん。
    O.ヘンリーの訳の時も感じたが、クセがあるけどなんか食べたくなっちゃうセロリ、みたいな翻訳だなぁと。すきです。

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    Posted by ブクログ 2022年03月04日

    アメリカ人の青年がスイスの保養地で一目惚れしたアメリカ娘を再びローマで出会う。彼女は当時の常識から逸脱した奔放さで現地の伊達男と付き合い、青年をやきもきさせる。青春期をそっと吹き抜けていった風のような淡い体験。2022.3.4

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    Posted by ブクログ 2021年08月13日

    ちょっと不思議な感覚な物語だった。
    世間知らずの主人公青年がぶっ飛び美女に気があり追いかけ回すものの、そのぶっ飛び美女にはその気がないという、特にどうということがない展開であり(笑)、登場人物たちの心情のうつろいや性格描写が限定的でいまひとつ物語に入り込めなかったことが大きいかもしれない。
    また、物...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月26日

    旧訳では読んでいるのだけれど、このほど新訳にて。

    うーん、まあ、なんというか。ちょっとホリー・ゴライトリーを連想したり。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年07月06日

    表紙のジョン・シンガー・サージェントの絵に惹かれて、完全にジャケ買い。
    元々海外文学に苦手意識があったため少し迷ったが、あらすじの内容と帯の「誰が彼女を殺したのか?」という文句に心を奪われ購入を決めた。
    結果、読みやすくはあった。
    時代や文化背景を知らなすぎることを痛感はしたが、そういうのなしにして...続きを読む

    0

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