福田恆存のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「あらし」
「アントーニオとセバスティアンには最初はそのような意図はなかったのです。それはアロンゾーとゴンザーローの上に投げ掛けられた魔法の眠りによって暗示されました。しかし彼らは、他の人々が言った事に対して状況も年齢も考慮せず、あざけり罵倒する人物――どんなに素晴らしい真実を教えてもらっても感激することなく、悪意に満ちた非社交的な感情に身を任せていて、他人の言うことには何でも耳を傾けるけれども、それは他人の経験や知識からなにか自分のためになるものを得ようとするのではなく、相手が自分よりも劣っていると信じ込んで、虚栄心や利己心を満足させてくれるものを聞き出すために過ぎないような人物として登場し -
Posted by ブクログ
私の恋愛観 ※ 恋愛と人生 恋愛の聖化 美的恋愛 恋愛への逃避 恋愛感情の混乱 恋愛の意味づけ 性の科学 性の露出化 結論 ※現代人は愛しうるかロレンスの恋愛観性的好奇心について恋愛の幻滅 ※誤れる女性解放論日本家庭論恋愛狂時代 ※あとがき以上が目次です。解説は「恋愛はするものであって語るものではありません」(中野翠)。底本は1959年新潮社刊。解説にあるように「決して読みやすい本ではない。スラスラスイスイ読み流せる本ではない」。もちろん刊行当時からかなりの年月が過ぎていることを勘案して読まねばならぬ点も。でも、まず最初の数頁でぐい、と胸ぐら掴まれた思いです。スラスラスイスイではな
-
-
-
-
-
-