福田恆存のレビュー一覧

  • ロミオとジュリエット

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    お互いに大きな犠牲を負うまで、自分達の「非」に気がつけない人間の悲しさや愚かさがよく表現された作品だった。ロミオやジュリエット、その他の登場人物の言動を見ると、あまりに感情的で、慎重味に欠ける節が多々見られた。そういった、冷静さのない行動が悲劇を招いたように見えたので、私も落ち着いた行動をとるように心がけたい。

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    2021年11月13日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    今さらシェイクスピアの第二弾。

    全く知らない作品だったが、「夏の夜の夢」は初期の喜劇として有名らしい。イタズラ妖精が結婚前の男女を振り回す、という内容的には面白くも何ともないのだが、一度では分からない味があるのか。
    後半の「あらし」こちらは晩年の喜劇らしい。これも妖精が出てくるが、主人公が陥れられて島流しされた王で、今の王族復讐するという少し重い話で、目新しくはないが面白かった。
    喜劇なので、もっとコミカルなやり取りがあると思ったが、そういうことではなく、ハッピーエンドかバッドエンドか、という分類ということだ。この歳まで知らなかった。

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    2021年10月09日
  • リア王

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    最後ほとんどみんな死ぬのか、、
    人間を殺してまでそんなに地位や名誉が大事かな。
    欲のままに生きると人間愚かになる。

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    2021年09月05日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    シェイクスピアははじめて読んだ。予想よりずっと面白い。

    「夏の夜の夢」
    三組のキャラクターたちの群像劇。三谷幸喜作品みたいにわちゃわちゃしていて楽しく読める。
    パックは「俺様、何が楽しいといって、万事めちゃめちゃのこんぐらかりくらい、お気に召すことはないのさ」とひどい。妖精らしい。
    オーベロンも従者に対して「気違い小僧」と口が悪い。そもそもオーベロンとタイターニアは仲がいいわけじゃないんだなあ。

    「あらし」
    プロスペローはエーリアルこき使いすぎだ。
    目の前の人参のように「これが終わったら自由にするから」を多用するので、本当に果たされるのかハラハラした。
    エピローグが観客を劇に参加させる作り

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    2021年09月05日
  • ヴェニスの商人

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    金貸しのユダヤ人は人に酷いことされすぎて、自分の性格までひどくなってしまったのかなあ。
    お金は自分に正直な人についてくるという事が分かるような話だった。

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    2021年09月02日
  • リア王

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    ネタバレ

    時々、残酷な描写が出てくる。
    気性の激しいおじいちゃん王が、周りに翻弄されて破滅していくまで。
    心優しい末娘まで犠牲になってしまったのが悲しかった。

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    2021年08月31日
  • ヴェニスの商人

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    ユダヤ人だから、というのが理由になるのかどうかも含めて学びたい。なんとも痛快なストーリー。いつか劇として見たい。

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    2021年07月26日
  • ヴェニスの商人

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     何度読んでも面白く構成も単純な痛快喜劇。日本で言うと一休さんのような話。ユダヤ人への差別自体はもちろんあってはならないが、当時の時代背景であり、シャイロックの悪役としての構成において重要な要素でもあると思うので、純粋に喜劇として楽しんだ。
     それにしても友人のために借金を肩代わりした上、死んでもいいと思えるアントーニオーが聖人君子すぎて理解できない。

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    2021年07月21日
  • オセロー

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     貞淑で誠実な妻より奸計をめぐらす旗手を信じてしまった哀れな男オセローの物語。イアーゴーのことを「誠実な男」「忠臣」と何度も呼び、読者である私は何故この男の言葉はあっさり信じるのか、と呆れてしまう。
     やったことを証明するより、やっていないことを証明する方が難しいもので、デズデモーナもその例に洩れず殺されてしまう。
     四大悲劇はどれもマクベスを除き、罪のない女性の死が主人公の死よりやるせない。

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    2021年07月21日
  • ロミオとジュリエット

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     有名すぎるストーリーなだけに訳本を読むのは初めて。私はディカプリオの映画で初めてこの作品に触れたが、映画を観る前からストーリーは知っていたし、ほとんどの人が知らぬ間にあらすじくらいは頭に刷り込まれているはず。
     今まで読んできた新潮文庫の他のシェイクスピア作品よりも読みにくかった。そろそろ新訳出しても良いのでは。英語の韻踏みなど無理して日本語に訳さずとも注釈付けてくれる方が良かった。
     あと勝手に高尚なイメージを持っていたが、下ネタがやたらと多かった。パリス伯爵がただただ不憫。

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    2021年07月21日
  • ヴェニスの商人

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    勧善懲悪の物語。

    金銀鉛の三つの箱を選ばせる、という方法で結婚相手を決める古典的な流れが好き。
    また、裁判での見事などんでん返し。
    童話のような、シンプルにデフォルメされた物語が、洒落のきいたセリフで展開するのが、シェイクスピア作品の魅力。

    シェイクスピアを読んでいると、ドラクエを思い出します。

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    2021年06月10日
  • オセロー

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    人を信じることは非常に難しい。まさか裏切るとは思わぬ全幅の信頼を置いている人でさえも、永遠に信用できるものではない。何とも悲しい結末であった。

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    2021年03月16日
  • サロメ

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    サロメをあんなにまで執着させるヨナカーンに興味が湧いた。誰もを魅了する美しさをもつサロメが美しいと思う青年、預言者ヨナカーン。。妖しい描写がビアズリーの挿絵とマッチし過ぎて怖ろしくなりました。

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    2021年01月03日
  • オセロー

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    正直、解題で福田恆存さんがこの『オセロー』の材料として紹介して下さった物語の方が筋に納得でき、わかりやすい。

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    2021年01月02日
  • ロミオとジュリエット

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    世界的に有名な話だけど、内容知らなかったので読んでみた。愛情の比喩表現が面白かった。自分ではこんな浮かばないし、外人特有の感性かと思うと、海外で生活して文化を吸収したいと思った。

    人の恨みが人の命を奪う、それが顕著にわかる作品。

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    2020年12月20日
  • ロミオとジュリエット

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    世界的に有名なシェイクスピアの代表作だが、歴史的背景や知識がなかったので、本書だけ読んでも内容が素直に入ってこなかった。できれば、舞台などを鑑賞して理解を深めたい。

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    2020年10月25日
  • サロメ

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    サロメ
    (和書)2009年05月05日 22:45
    2000 岩波書店 ワイルド, Wilde, 福田 恒存


    短いけど、とても印象に残る作品だった。サロメを殺す最後のシーンはとても美しく感じました。

    一気に読める作品です。

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    2020年09月25日
  • じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ

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    じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ
    (和書)2009年03月20日 21:00
    1972 新潮社 シェイクスピア, 福田 恒存


    喜劇だけど人間の設定が入りくんでいるところが多くてシェイクスピアの作品の中では分かりにくい方だと思いました。

    人間の諸関係の吟味を可能にしてそれを覆してしまうのはやはり無条件的命令(マルクス)の姿勢を感じさせるものだと思いました。

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    2020年09月25日
  • ヴェニスの商人

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    ヴェニスの商人
    (和書)2009年03月07日 17:43
    1967 新潮社 シェイクスピア, 福田 恒存


    シャイロックとアントーニオーの人肉裁判でのやりとりが福音書にあるイエスの裁判と重なりとても興味深かった。

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    2020年09月25日
  • オセロー

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    オセロー
    (和書)2009年03月05日 19:16
    1973 新潮社 シェイクスピア, 福田 恒存


    嫉妬の炎に身を委ねてしまったオセローはその情念の発生する諸関係を最後の死の場面になってようやくくつがえしたのかもしれない。
    しかしそれは諸関係に敗北したと言うことなのだろうか?
    無条件的命令が死であってはいけないと強く思う。ただ死であっても別の何かであることはありえると思う。

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    2020年09月25日