福田恆存のレビュー一覧

  • リア王

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    シェイクスピアから一冊入れたいと思って、なんとなくリア王になりました。
    信じるべき人を信じられず、口先だけの相手にたぶらかされるリア王が、人間くさくておもしろい。

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    2019年07月07日
  • サロメ

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    元祖School Days、というわけじゃないですが、パートナーの首を切って所有するというのは、時代を超えた愛の表現なのでしょうか。
    首を愛するとういうのは、相手の身体性と同期するような快感がありますね。

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    2019年07月07日
  • リア王

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    四大悲劇中最高傑作かな。

    "運の女神に見放され、この世の最低の境涯に身を置けば、常に、在るのは希望だけ、不安の種は何も無い。人生の悲哀は天辺からの転落にある、どん底を極めれば笑いに還るほかは無い。"

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    2019年04月19日
  • リア王

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    因果応報と理不尽とが入り乱れるまごうことなき悲劇。
    多層的な過失・悪意の連鎖がやがてカタストロフィに達する過程で、どこに共感しどこに憤懣を抱くか、恐らく人によって異なるのだろう。
    同時代の常識で眺めたらどう感じるのだろうか。

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    2019年01月12日
  • オセロー

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    初めてシェイクスピアを読んだ。戯曲のリズム感や言葉遣いに最初は戸惑い、なかなか読み進まなかったが、馴れると問題なし。面白かった!
    高い地位に立つと、様々な思惑を持った人が近づいてくるし、敵も多くなろう。どんなに高潔で武勇があるオセローといえども、イアーゴーの罠にあっさりとかかる。リーダーとは、周りの意見を取り入れ組織を動かしていかなければいけないが、その意見が正しいのか、別の見方があるのかを冷静に判断していかなければならないということだろう。

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    2018年10月31日
  • サロメ

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    最初はビアズリーの挿絵付きの英語版を手に入れましたが、当時は英語が苦手で読めなかったため、戯曲の内容はこちらの日本語訳で読みました。
    神もご照覧あれ!あの有名な洗礼者ヨハネのエピソードが、世紀末の寵児ワイルドの手で見事なまでにイカれたストーリーに生まれ変わりました。是非ともビアズリーの挿画と一緒にご堪能ください。

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    2018年09月17日
  • アントニーとクレオパトラ

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    クレオパトラ 今のは嘘だとお言い、そうしたら、領地をやろう、よい身分に引き立ててやろう。痛い目に合わせた代りに、私を怒らせた罪は帳消しにしてあげる、それどころか、何でもよい、身の程を弁えた望みなら、必ず叶えてあげよう。
    使者 御結婚の話は嘘ではございませぬ、女王様。
    2015/07/24-07/30

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    2015年08月08日
  • ジュリアス・シーザー

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    ローマの専制君主シーザーを殺害するブルータスたち。
    しかし、アントニーが演説によって民衆の心をつかみ、ブルータスを追い詰めてゆく…

    解説でも触れられていた、登場人物たちの交わす「愛情」や「友情」を楽しんで読んだ。
    政治の話だし、権力争いの話だし、普通はもっとドロドロすると思うんだけど、びっくりするくらいに爽やか。

    「ブルータス、お前もか!」は有名なセリフだけど、その直後のセリフが面白い。
    みんな潔く死ぬから爽やかなのか、でも現実ではあんなに潔く死ねないよな…と思った。

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    2015年07月14日
  • ジュリアス・シーザー

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    「ブルータス、お前もか」で有名なカエサル暗殺。
    タイトルはジュリアス・シーザーとなっているが、シーザーによる、ブルータスのための劇のように感じる。
    『ハムレット』『マクベス』『オセロ―』『ロミオとジュリエット』など、シェイクスピアの悲劇はたくさんあるが、このジュリアス・シーザーはそれらとは一線を画する。
    たしかに、役一人あたりの発言量は多い。それはどの悲劇でも大抵そうだ。だが、他の悲劇とは違って、ジュリアス・シーザーでは、すべての発言が重みをもって迫ってくる。歯切れのいい洒落や猥談は全くない。
    そして、振る舞いによる対比が見られない。多くの悲劇では、身分が低い場合には、とことん猥雑な振る舞いで

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    2014年11月21日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    (レビュー・感想というより、読むに至った経緯)
    夏の夜の夢
    一言でいうと、ハチャメチャ喜劇的ラブストーリー

    あらし
    一言でいうと、人間同士の和解にいたる物語

    どっちも妖精が出てくるにも関わらず、
    それほどファンタジー要素を感じないような。
    ・・・
    本格的にシェイクスピアも学べば良かったと、
    今更後悔している。

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    2014年09月28日
  • 夏の夜の夢・あらし

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    フルート シスビーっていうのは、なんだ? 武者修行の騎士か?
    クィンス お姫様だ、ピラマスが恋する相手だ。
    フルート いやだよ、女形はごめんだ、ひげが生えかかっているのでな。
    2014/03/24-04/03

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    2014年04月05日
  • サロメ

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    うーん、艶美!
    すごく好みドストライク。今はワイルドがツボだな。

    痛覚と悦楽が紙一重であるように、美と醜悪もまた根本は同じなのかもしれない。
    私の指先は若きシリア人の血を踏みしめ、ぱりぱりと銀にきらめく空気を吸い、欲望にまみれた王の視線を全身に浴びた。
    未だに内臓の奥がエロティック。

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    2018年06月08日
  • ジュリアス・シーザー

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    ネタバレ

    悪人らしい悪人が誰もいないのに、国を守るという大義のために高潔の士が次々と死んでいく。現代に生きる者にはどうしてそうなってしまうのか分かりにくい。
     シーザーが暗殺されたのは暴君だったからではなく、“暴君になるかもしれないから”。予防としての暗殺。どんな立派な人間をも変貌させうる権力の魔力。一人の人間へ権力が集中することへの恐怖。
     その恐怖プラス、嫉妬も少なからずあったはず。一人の英雄が称賛されることへの不満は必ず出てくる。真面目なブルータスの心に芽生えたそのモヤモヤに、言葉巧みなキャシアスがつけこんだようにも見えた。

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    2013年10月12日
  • お気に召すまま

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    タッチストーン こちとらも同じだ、忘れもしない、ある女に惚れて夢中になり、剣を石に叩きつけてへし折って、やい、恋敵め、今夜俺のジェーン・スマイルの所へ忍び込んで来やがったら、これ、このとおり、と怒鳴ったものだ、それから、その娘の使う砧にも、皹の入ったかわいらしい手で絞った牛の乳首にも接吻したものだ、まだある、畠の豌豆をその娘に見立てて口説いた事があったっけ、その蔓から莢を二つ捥ぎ取って、それを女に、いや、蔓に返し、泣きの涙で「これを俺だと思って肌身離さず」と搔きくどいたものさ……まことの恋をする者は呆れた狂態を演じて恥じないが、この世の在りとあらゆるものはあすをも知れぬ定め、同様、恋の定めはあ

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    2013年06月07日
  • お気に召すまま

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    ロザリンド 本当にね、さすがの「自然」もとても適わない、「運命」ときたら、「自然」の造った阿呆をよこして、「自然」の造った智慧の邪魔をするのですもの。

    シーリア もしかしたら、これも「運命」の企みではなくて「自然」の仕業かも知れない、「自然」から授かった私たちの鈍い智慧では、こんな女神論など戦わせる柄ではないと見て取って、そういう私たちの智慧を磨く砥石にと、「自然」がこの阿呆を送ってよこしたのに違いない、阿呆の愚かしさというのはいつでも智慧の砥石になってくれるのですもの……ところで、お利口さん!何をうろうろしているの?

    タッチストーン お嬢様、お父様の所へおいでを。

    シーリア お前は間者

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    2013年05月05日
  • オセロー

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    シェイクスピア四大悲劇。
    ハムレットとは違い、こちらの悲劇は人間による人間だけの悲劇。凝った情景描写や心理描写は戯曲のためないのにもかかわらず、これほどまでにひとの心を描き出せるのは、やはり文学にはない演劇の魅力なのだと思う。
    愛はなんて淡い夢なのか。あれほど強く約束しても、ちょっとしたことですぐにすれ違う。通じ合っていたものが投げ合いに変わる。永遠の愛なんてどうやって信じればいいのだろうか。それにひとは裏切るもの。

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    2014年09月29日
  • ジュリアス・シーザー

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    結局、善人などいないのだ。シーザー、ブルータス、アントニー、それぞれの信念は理屈が通っているのに、どこかに決定的な弱さがある。もし、シーザーが決然と王冠を退けていたら、ブルータスはキャシアスの唆しには乗らなかったろうし、また身内と政治を決然と分けていたら、ブルータスは暗殺に乗り出さなかっただろう。アントニーは弁舌の巧みさを押し隠して、民衆を煽動する。いずれ、勝者たる彼も敗者に転じる。強さの中の一点の弱さが人間の破滅を呼ぶ。

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    2013年04月29日
  • リチャード三世

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    表紙の絵がえっらい美男子で、これ・・・?これがリチャード3世なの・・・??とイメージの再構築を迫られます(笑)
    シェークスピアん中ではすごく読みやすくて理解しやすいなあ、と思う。
    むかーし、立て続けにシェークスピア読んだことあったんだけど
    ・ハムレット⇒父親の亡霊出てくるのがなんともコミカルで、そのコミカルさに今一つついてけなかった
    ・ベニスの商人⇒シャイロックかわいそすぎるだろ・・・。借金しといて踏み倒す二人組怖すぎ
    ・ロミジュリ⇒若さと言ったら一言で済むが、さんざっぱら女と遊びまくってた男が、いきなり清純派に惚れて心中て・・・ねえ・・・あと一週間ぐらい考えようよ、とつい思っちゃう。短気な人

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    2013年05月12日
  • ジュリアス・シーザー

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    セリフが有名なシーザーの最期をはじめ、死を予期していないあっけない別れ、友情を確かめ合ったあとの爽やかな別れ、部下との信頼にあふれる別れなど、人と人とが別れるシーンが印象的な作品。

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    2013年02月23日
  • リチャード三世

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    ネタバレ

    薔薇戦争末期。エドワード4世の統治下のイングランド。自らの容貌にコンプレックスを持ち野心を膨らませるエドワード4世の弟グロスター公リチャード。兄であるクラレンス公ジョージを罠にはめ殺害し周囲の人間たちを徐々に殺害していく。ヘンリー6世の息子の妻であったアンへの求婚。ジョージの遺児たちの殺害。王位に上り詰めたグロスター公リチャード。リチャード3世となったグロスター公に反旗を翻す諸侯たち。薔薇戦争の終結。

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    2012年08月24日