富野由悠季のレビュー一覧

  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

    Posted by ブクログ

    映画を観ていて耐えきれなくてネタバレを踏んでいたのですが、読んでよかった。

    ブライトとハサウェイの関係だけがフォーカスされて、ケネスの葛藤なんて記載されていなかったから。

    やりきれないよ....
    私的には結末は変えてほしくないな。

    0
    2026年10月23日
  • 機動戦士ガンダム アグレッサー 25

    購入済み

    MS戦闘が熱い

    他の作品でも観た事がないぐらい狭い通路での戦闘
    大剣使い同士のチャンバラの中で脚での格闘攻撃やビームサーベルといったサブウェポンでの駆け引き
    他のガンダム作品では観られないアクションを癌と闘病しながら決死で彩られている名作

    #ドキドキハラハラ #切ない #カッコいい

    0
    2026年10月18日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    富野由悠季の著作の中で最高傑作は『リーンの翼』だと思っていたが、本作かもしれない。

    たしかに読んだ記憶があるのだが、記憶にある結末と本書の結末が違う。結末を捏造するほどななめになって読んでいたのだろうか。
    Ξガンダムがバリアで堕ちて、マフティーが銃殺されて終わる。なんの余韻もない結末だと記憶していた。実際には、余韻に溢れている。

    読んでいなかったのかもしれない。どこかであらすじを目にして読んだ気になっていたのかも。

    再読?の本題は、映像版との違いを見出すことだったが、それは果たせた。

    0
    2026年10月17日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(中)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    p.11 "それが、その夜の三人の居場所だった。"
     思うところはあれど、富野由悠季の小説を読むのをやめられない理由がここにある。

    p.32 “モビルスーツの主要部分は、水深数百メートルの圧力に耐えるほどのものでなければならないのは、これが白兵戦用の兵器であって、航空機などと根本的にちがうところだった。”


    劇場版逆シャアの続きのつもりで読んでいたが、どうも違うらしい。クエスを自ら手にかけたと、本巻で語っている。調べてみると『ベルトーチカ・チルドレン』の後段という位置づけらしい。これを知って、映像版『閃光のハサウェイ』に対する違和感も拭えた。劇中のハサウェイが抱えるトラウマは、劇場版逆シャアからは読み取れないものだったからだ。
    なお、逆シャアの小説版はいずれも今に至るまで未読である。

    p.200 ミノフスキー粒子の影響下では2km程度の距離でも電波障害が起る。

    原作小説はほとんど記憶になかったが、映像版の味わいがあまりに違うので原作小説を読み直すことにしたわけだが。
    映像版が、「特定世代の日本人が抱く権力との闘争」を強化しすぎ、ケリア・デースを掘り下げすぎであることはわかった。そういうの、富野節じゃないんだよね。

    0
    2026年10月15日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    p.262 "使いつづけていたのではなく、パックされていたものをひきだした"
     作中で連邦軍が運用し、撃沈された250年前の潜水艦について。「パック」が保管されていたの意味だとしても特別な措置を講じたように聞こえる。月光蝶につながる技術はすでに確立していたということだろうか。にしても、現役でない兵器が緊急時に運用できるものなのか。

    p.274 "身構えている時には、死神は来ない。それも戦場の摂理なのだ。"
     アムロのセリフにしたのは、このフレーズを使いたかったからだろうか。

    初読は高校生の頃か大学生の頃か。斜めになりながら読んだことは覚えている。逆シャアの記憶も新しかった当時、ハサウェイを嫌う気持ちが先に立っていた。
    ハサウェイはおろか、ガンダムに対する熱もだいぶ冷めた今、そんな作品が滅法面白い。

    0
    2026年10月13日
  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 18

    Posted by ブクログ

    いつもながらキャラクターに感情移入してしまいがちになるストーリーがすごいと思う。今回は、ビリーが主役だった。ゲームに登場するというMSのザニーも知らなかったが、それにビリーが装備がないまま乗り込み、サイド6に逃げ込む南洋宗難民の艦を守るために連邦軍と戦う。連邦が悪役に見えるのが仕方がないと納得してしまう。ビリー絶体絶命というときにダリル登場には感激した。どちらに正義があるのかわからないほど生きたキャラが動いている。イオとダリルの対決が待ち遠しい。

    0
    2026年09月25日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)

    Posted by ブクログ

    ガンダムというと、ロボットアニメと早合点する人が多いが、ロボットが戦うだけが、ガンダムではないということは認知して頂きたい。

    本書は元々、映像化不可能、と言われるまでのストーリーの複雑さと、メカニックデザインの細かさ、人物描写の難解さであった。また、主人公がテロリスト、ということも倫理的に危なかったのかもしれない。

    一番の面白みはやはり、人物どうしのセリフの掛け合いであろう。youtubeでもアップロードされて、既に映像化されている、ケネスとギギの政治的なセリフ。その中でも「子どもの論理は時に正しいことがある。しかしそれは現実を見なさすぎで、事件や事故は社会の潤滑油。だがそう評価するのは"パターン"だ」というような掛け合いがある。
    ここは自分も凄く好きなところで、客観的に見て、評価し、「子どもじみている」と嘲笑するのは簡単でそっから現実の大人の思想と、どう止揚するのか、というようなメッセージが込められていると、勝手ながら推測している。
    個人とは、組織とは、社会とは。そういった哲学的メッセージが込められている一作である。

    0
    2026年08月29日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(7)

    Posted by ブクログ

    空前絶後唯一無二のもはや兵器の性能などなんの意味もないサスペンスホラーMS戦。ゴッグvs旧ザクvsザクマリンタイプvs謎のガンダム?(カバーイラストの機体。ここでは正体は伏せるが、というか……結局なんだったのか何一つわからない機体。ただ、数あるガンダムのスピンオフでは、オリジナルのガンダムより強そうな密かに製造されたテスト機ガンダムが次から次にどこからか湧いてきてうんざりもしているので、この謎機体はとてもよかった)
    ガンダム史に残したい鬼気迫るすごい描写だった……。その後も精神を削る展開が容赦なく続き、正常な思考の生きてる(←重要)人間がフラナガン・ブーンくらいしかいない……。

    北極編ラストエピソードでジェーバーの録画にスポットライトが当たっていたのは、後々起きるなにかの事件の伏線?とも思ったが、宇宙世紀史実でのフラナガン・ブーンのこの後の結末を考えたらこの動画が何か影響することなんて無いよなあ……

    それにしてもこの巻のカバーイラスト(&デザイン)はなぜこんなにも静謐で美しいのか……(描かれているものはなかなかヤバいけど)

    0
    2026年08月19日
  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17

    Posted by ブクログ

    イオとリリーのパーフェクトジオングも凄かったが、戦争というものをあらためて実感させられた。まさかビビのサイコ・ザクを含め3機がすべて殲滅されるとは思わなかった。
    サイコ・ザクのパイロット候補として水上都市リグから南洋同盟へと逃れたビビには、家族のアレックス、フィッシャーがいる。その家族のためか、レヴァン・フウ僧正のためなのか。ビビのサイコ・ザクはパーフェクトジオングのイオとリリーに、ハンクやエイプリルのサイコ・ザクもアトラスガンダムのビアンカ達によって倒される。一方、イオはサイコ・ザク3機を殲滅した成果を仲間達と喜び合っている。
    連邦と南洋同盟のどちらにも家族や仲間がいるということを感じさせる今巻の終わり方だった。喜びと悲しみが戦争によって対照的に描かれ、登場人物が確かに生きている物語になっている。クリードとソニアのガンタンクコンビの活躍もその一つだ。イオとダリルの対決が待ち遠しい。

    0
    2026年08月19日
  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 16

    Posted by ブクログ

    ダリルのルナツー潜入作戦、開始。ザクを換装して、ガンダムで突入するなんて。頭部は、まるっきり交換だからわかるけど、フレームはずいぶん違うと思う。動力パイプが出たまま、それもパーフェクト・ガンダムと呼称する。少し無理があるけど、すごい。対するはブルG、頭部はGP02サイサリスに似ているような気がした。ガンダム同士の対決も見事。
    ルナツー潜入作戦の目的は、ブラウ・ブロの奪取だった。ブラウ・ブロックといえば、ジオンのニュータイプ専用MA。ダリルのパーフェクト・ガンダムと合体して動き、連邦の艦船を撃破。Iフィールドを展開し、メガ粒子砲によるオールレンジ攻撃ができるダリルは、もうニュータイプじゃないか。
    一方、イオは連邦マークのジオングに乗る。ガンダムとジオングがまるで反対になっている。やはりガンダム対ジオングになるのか。2人の対決はいつになるのか楽しみ。
    そういえば、ガンダムと合体したブラウ・ブロは、ジークアクスに登場するキケロガみたいだった。こちらが先だけど。ガンダムというのは、本当に多種多様だ。サンダーボルトの作者太田垣康男も、もちろんすごい。

    0
    2026年07月27日
  • 機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-(2)

    購入済み

    良かった

    カイとウォンとの会話のあたりなどは若干何を言っているのか、というところもあったけれども、イベントの準備を通して一年を見直すというアイデアに脱帽。

    0
    2026年07月13日
  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 15

    Posted by ブクログ

    クローディアを死なせたことで廃人となったイオ。このままで終われるわけがない。サンダーボルト宙域で地獄を見たコーネリアスがレヴァン・フウに洗脳され、クローディアまで南洋宗の信徒になった経緯を知ったイオ。双子のおかげで死の寸前から戻ってきた。レヴァン・フウの目的のためにイオ、クローディア、コーネリアス、3人の友情が悲しい結果に終わったが、イオはさらなる決意で立ち上がる。もうイオとダリルだけの対決だけにとどまらなくなってきた。
    ニュータイプの実験体クローンとして生まれてきたレヴァン・フウも残り少ない寿命の中でサイコ・ザクのデータを得たことでアナハイム・エレクトロニクス社への復讐を実行することを決意し、ダリルを利用してきたことがカーラとの対話で分かった。
    それぞれが宇宙へ上がる準備を整え、イオ、ダリルが再び対決することを期待させ、次巻へ。こうなっては、イオの方に感情が移入してしてしまう。これからさらに宇宙(そら)での死闘が10巻以上展開していくとはすごい。

    0
    2026年07月10日
  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝 3

    Posted by ブクログ

    サンダーボルト5巻に載った外伝「砂鼠ショーン」がとてもよかったので、続きがフルカラーで読めたのはとても嬉しかった。本編とは違って砂漠で生きる砂鼠達のたくましさが描かれ、生き生きとした様子がフルカラーとマッチしていていい。
    MSを表現した作者のタッチはもちろん荒々しく素敵だが、巻末の対談でも語られているようにウメグラフィックスのカラーリングによってより動きが増したものになって、激しいストーリーを描き出している。ショーンとモニカのコンビが最高。砂鼠達のこれからをもっともっと見たいと思った。

    0
    2026年07月08日
  • 機動戦士ガンダム ラストホライズン 7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いよいよ本格的にシャアが絡んできたが、めちゃくちゃ独り言が多く、とてもシャアらしくて良いです(独り言全部CV池田秀一に脳内で変換して読んでる。あと、マ・クベもか)
    そのシャアが今回搭乗するのは意外な機体、意外な色。後半はシャアとレミアによる迫力ある市街戦が繰り広げられ、そして衝撃的な引き……正史と密接にリンクしてきた分、最後はどう整合性をつけるか気になってはいたけれども……次巻いよいよクライマックスか

    ところで、ガンダムは反戦作品というのがこのところよく取り沙汰されていますが、この作品も明確に作劇でその思想を受け継いでいますね。

    0
    2026年06月21日
  • 機動戦士ガンダム 黒衣の狩人

    購入済み

    たった1秒

    ソロモンでドズルが負けた直後の時系列の物語
    既に主戦場はア・バオア・クーへ移った中、地球の上という取り残された戦場で
    ヅダを押し付けられてしまったエースパイロットが連邦と人知れず戦いを繰り広げる
    ガンダムにはまだ噛める隙間がいくらでも残っているという事を証明する一冊

    #カッコいい #ダーク #ドキドキハラハラ

    0
    2026年06月21日
  • 機動戦士ガンダム アグレッサー 24

    購入済み

    アムロ・レイVSドズル・ザビ

    アムロのガンダムとドズルのビグザム
    その戦いが終わった後で行われるソロモン制圧戦の話
    宇宙世紀のテクノロジーで行われる白兵戦と、原作アニメではそれぞれが微細な点として見えなかった兵士たちにフォーカスする事で宇宙世紀の解像度が増していく作品
    1年戦争の影にあったガンダムのカメラに映っていない戦い
    とても豪華な漫画だと思う

    #カッコいい #アツい #ドキドキハラハラ

    0
    2026年06月20日
  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 14

    Posted by ブクログ

    地球での戦闘は、こんな形で終わるのか。予想もしていなかった展開でショックだ。イオとダリルの間でクローディアが…。
    ダリルのサイコ・ザク マークIIはすごいの一言に尽きる。スパルタンが沈み、人々の運命は今後どうなっていくのか。これからの展開は、もっと壮絶なものになっていく予感がした。宇宙での再々戦で本当の決着が着くのだろうが、それぞれの人生が少しでも前に進んでいくことに期待したい。悲惨な結果しか残らないのはもう見たくない。

    0
    2026年06月20日
  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 13

    Posted by ブクログ

    イオとダリルの再対決、最高潮に!作者の腱鞘炎のために、この巻の途中から作風が変わってしまったが、それが逆に迫力ある光景を描き出している。これまでの緻密な描写も好きだったが、荒々しい筆致が予想以上に迫力を生み出し、イオとダリルの対決を盛り上げている。これはこれでアリと感じた。作者の思うような描写ができなくても、勢いのある良い効果で地上戦の最終対決が描かれ、宇宙へと引き継がれるのではないかと感じた。誰が死に誰が生き延びるのか、思い描きながら次巻へと期待できるおもしろさがある。どのキャラもホントに生き生きと描かれているために死んでほしくないと感情移入してばかりだった。

    0
    2026年06月09日
  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 12

    Posted by ブクログ

    イオとダリル、どちらに感情移入するか迷うほど面白い。というか、どの人物も丁寧に描かれてあるから、それぞれの人物の気持ちがよくわかる。敵味方が入り乱れて、この巻では怪しいと疑っていた南洋同盟のスパイの正体が判明。両者の対決にどう左右していくのかが楽しみ。久しぶりにダリルのビッグガンが見れた。装甲なしで剥き出しのサイコ・ザクでもやはり凄い。対決の行方は、宇宙でも展開するのか、まだ15巻残っているのでいろいろな展開が待っているのだろう。イオ、ダリル、カーラ、クローディア、ビアンカ、コーネリアス、リリーとイースの双子、それぞれの運命が交錯するのがたまらない。

    0
    2026年06月04日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

    Posted by ブクログ

    アニメ版を全話視聴してから読書開始。本格的なSF小説で、出だしの重厚な作風にまず面食らいました。かつてソノラマ文庫で出ていたファーストガンダムの改稿前のものに近いです。モビルスーツや戦艦の詳細な描写はそれ以上です。主人公のバナージのエピソードもアニメのものよりも分量が多くなり、その心情についても事細かに描かれています。バナージのクラスメイトが一瞬で爆撃で死亡する場面の凄惨なあたりは、特に秀逸です。

    0
    2026年05月14日